JP3236760U - し尿処理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】寝たきりの人や身体の不自由な人のし尿処理を清潔な環境下で容易に行うことができるし尿処理装置を提供する。【解決手段】し尿処理装置10は、一対の対向する長手方向側壁12a、12b、一対の対向する横断方向側壁12c、12d、頂壁12e、及び底壁12fからなる平面視でほぼ矩形の袋状の形状を有するゴム製の本体12と、本体に隣接して設置され、本体と連通する側壁を有し、し尿処理作業時に生ずる汚水を貯めるための汚水受け槽16とを備え、本体の頂壁に、汚水受け槽に向かう傾斜が付けられており、本体内に空気を流入させると、本体及び本体と連通する側壁が萎んだ状態から膨張状態になるように構成されている。【選択図】図1

Description

本考案は一般に、し尿処理装置に関する。より詳細には、本考案は、寝たきりの人や身体の不自由な人のし尿処理を清潔な環境下で容易に行うことができるし尿処理装置に関する。
寝たきりの人や身体の不自由な人のし尿処理は、本人にとっても介護者にとっても昼夜を問わず日常的に発生する切実な問題である。従来、寝たきりの人や身体の不自由な人(以下、「使用者」という)のし尿処理は、おむつを常時装着することによって行われている。
しかしながら、おむつの交換に際して、交換し易いように使用者の体勢を変えなければならないため、これらの作業は、介護者にとって重労働であった。また、交換作業が清潔に行われないと、使用者に不快感を抱かせるとともに、皮膚炎の原因にもなり得るという課題があった。
本考案は、このような状況に鑑みて開発されたものであって、寝たきりの人や身体の不自由な人のし尿処理を清潔な環境下で容易に行うことができるし尿処理装置を提供することを目的としている。
本願請求項1に記載のし尿処理装置は、一対の対向する長手方向側壁、一対の対向する横断方向側壁、頂壁、及び底壁からなる平面視でほぼ矩形の袋状の形状を有するゴム製の本体と、前記本体に隣接して設置され、前記本体と連通する側壁を有し、し尿処理作業時に生ずる汚水を貯めるための汚水受け槽とを備え、前記本体の前記頂壁に、前記汚水受け槽に向かう傾斜が付けられており、前記本体内に空気を流入させると、前記本体及び前記本体と連通する前記側壁が萎んだ状態から膨張状態になるように構成されていることを特徴とするものである。
本願請求項2に記載のし尿処理装置は、本願請求項1の置において、前記本体の前記頂壁のほぼ中央に、し尿処理作業時に汚水を前記汚水受け槽に導くための導水溝が設けられていることを特徴とするものである。
本考案のし尿処理装置によれば、介護者が使用者を抱え上げる等の動作が不要になり、処理作業が容易になる。また、本体12の頂壁12eに汚水受け槽16に向かう傾斜が付けられているので、汚水が汚水受け槽16内に流れ落ちやすくなる。また、導水溝12e1が設けられている場合には、汚水が汚水受け槽16により流れ落ちやすくなる。また、し尿処理装置10は、処理作業時以外は萎んだ状態にすることができるので、保管スペースを節減することができ、保管が容易である。本考案のし尿処理装置は、介護者にとっては良好な作業環境を、使用者にとっては清潔で安楽な使用環境を、比較的安価なコストで提供することができる。
本考案の好ましい実施の形態に係るし尿処理装置を示した斜視図である。 図1のし尿処理装置の平面図である。 図1の線3‐3に沿って見た側面図である。 図1の線4‐4に沿って見た側面図である。 図2の線5‐5に沿って見た断面図である。
次に、図面を参照して、本考案の好ましい実施の形態に係るし尿処理装置について詳細に説明する。図1は、本考案の好ましい実施の形態に係るし尿処理装置を示した斜視図である。図1において全体として参照符号10で示されるし尿処理装置は、本体12を備えている。
本体12は、図1に示されるように、一対の対向する長手方向側壁12a、12bと、一対の対向する横断方向側壁12c、12dと、頂壁12eと、底壁12fとからなる平面視でほぼ矩形の袋状の形状を有している。本体12は、ゴム(合成ゴム又は天然ゴム)で形成されている。これは、処理作業に際して水を使用するため、耐水性を考慮したためである。
好ましくは、本体12の頂壁12eと長手方向側壁12a、12bとの境界部は、図1に示されるように、丸みを帯びるように、形作られている。これは、処理作業時に使用者が頂壁12e上に臀部を載せるため、使用勝手がよいようにしたためである。
好ましくは、本体12の頂壁12eは、処理作業時に水が後述する汚水受け槽16に流入しやすいように、一方の横断方向側壁12cから他方の横断方向側壁12dに向かって傾斜が付けられている。また、好ましくは、本体12の頂壁12eのほぼ中央には、処理作業時に水が汚水受け槽16に流入しやすいように、導水溝12e1が設けられている。
本体12には、本体12内に空気を流入させるための空気流入口14が設けられている。これにより、空気源(図示せず)から空気流入口14を介して本体12内に空気を流入させることにより、本体12が萎んだ状態から膨張状態に移行するようになっている。
し尿処理装置10はまた、汚水受け槽16を備えている。汚水受け槽16は、図1に示されるように、一対の対向する長手方向側壁16a、16bと、長手方向側壁16a、16bの一端同士を連結する横断方向側壁16cと、長手方向側壁16a、16b、および横断方向側壁16cによって形作られる「コ」字空間の底面に設けられる底壁16dとを有し、長手方向側壁16a、16bは、本体12の長手方向側壁12a、12bとそれぞれ連結している。これにより、処理作業時に使用した汚水が汚水受け槽16に流入するようになっている。なお、汚水受け槽16も、本体12と同様に、ゴム(合成ゴム又は天然ゴム)で形成されている。
好ましくは、汚水受け槽16の長手方向側壁16aは、本体12の長手方向側壁12aおよび汚水受け槽16の横断方向側壁16cと連通する袋状に形成され、汚水受け槽16の長手方向側壁16bは、本体12の長手方向側壁12bおよび汚水受け槽16の横断方向側壁16cと連通する袋状に形成されている。これにより、空気源(図示せず)から空気流入口14を介して本体12内に空気を流入させて本体12を膨張させると、汚水受け槽16の長手方向側壁16a、16b、及び横断方向側壁16cにも空気が流入して、汚水受け槽16が萎んだ状態から起立状態に移行するようになっている。
汚水受け槽16には、槽16内に貯まった汚水を排出するための排水口18が設けられている。これにより、槽16内に貯まった汚水が溢れそうになったときや処理作業が終了したとき等に汚水をし尿処理装置10外に排出できるようになっている。
好ましくは、本体12、汚水受け槽16のいずれか又は両方の適所(本体12の横断方向側壁12cと汚水受け槽16の横断方向側壁16cの計2個所に図示されているが、これに限定されるものではない)に、手すり20が設置されている。手すり20は、使用者が本体12上に腰を下ろすときや、介護者がし尿処理装置10を移動させるとき等に便利である。
以上のように構成されたし尿処理装置10の使用例について説明する。まず最初に、萎んだ状態のし尿処理装置10を、仰臥した使用者の臀部の下に置く。その際、使用者の両脚が汚水受け槽16の長手方向側壁16a、16bの外側にそれぞれ位置するように、本体12の頂壁12eの上に使用者の臀部が載るようにするのが望ましい。次いで、空気源(図示せず)から空気流入口14を介して本体12と汚水受け槽16の長手方向側壁16a、16b及び横断方向側壁16c内に空気を流入させる。すると、し尿処理装置10が膨張状態になり、使用者が膨張した本体12の上に跨った状態になる。
次いで、介護者が使用者の局部を水で洗浄する。その際、本体12の頂壁12eに横断方向側壁12cから横断方向側壁12dに向かって傾斜が付けられているので、洗浄に用いられた汚水の大半は、汚水受け槽16内に流れ落ちる。また、本体12の頂壁12eに導水溝12e1が設けられている場合には、処理作業時に汚水が汚水受け槽16に流入しやすくなる。
処理作業が終了すると、汚水受け槽16に溜まった汚水を排水口18から排水する。最後に、本体12と汚水受け槽16の長手方向側壁16a、16b及び横断方向側壁16cから空気を排気して、し尿処理装置10を萎ませる。萎ませたし尿処理装置10は、表面を清掃し水を拭って、所定の保管場所に保管する。
し尿処理装置10においては、萎んだ状態で使用者を装置10上に載せればよいので、介護者は、使用者を抱え上げる等の動作が不要になり、処理作業が容易になる。本体12の頂壁12eに汚水受け槽16に向かう傾斜が付けられているので、汚水が汚水受け槽16内に流れ落ちやすくなる。また、導水溝12e1が設けられている場合には、汚水が汚水受け槽16により流れ落ちやすくなる。し尿処理装置10は、処理作業時以外は萎んだ状態にすることができるので、保管スペースを節減することができ、保管が容易である。
本考案は、以上の考案の実施の形態に限定されることなく、実用新案登録請求の範囲に記載された考案の範囲内で、種々の変更が可能であり、それらも本考案の範囲内に包含されるものであることはいうまでもない。
例えば、図示されている構成要素(本体12、汚水受け槽16など)の寸法や細部の形状などは、単なる例示的なものであり、図示されているものに限定されるものではない。
10 し尿処理装置
12 本体
12a、12b 長手方向側壁
12c、12d 横断方向側壁
12e 頂壁
12e1 導水溝
12f 底壁
14 空気流入口
16 汚水受け槽
16a、16b 長手方向側壁
16c 横断方向側壁
16d 底壁
18 排水口
20 手すり

Claims (2)

  1. 寝たきりの人や身体の不自由な人のし尿処理を行うし尿処理装置であって、
    一対の対向する長手方向側壁、一対の対向する横断方向側壁、頂壁、及び底壁からなる平面視でほぼ矩形の袋状の形状を有するゴム製の本体と、
    前記本体に隣接して設置され、前記本体と連通する側壁を有し、し尿処理作業時に生ずる汚水を貯めるための汚水受け槽とを備え、
    前記本体の前記頂壁に、前記汚水受け槽に向かう傾斜が付けられており、
    前記本体内に空気を流入させると、前記本体及び前記本体と連通する前記側壁が萎んだ状態から膨張状態になるように構成されていることを特徴とする装置。
  2. 前記本体の前記頂壁のほぼ中央に、し尿処理作業時に汚水を前記汚水受け槽に導くための導水溝が設けられていることを特徴とする請求項1に記載された装置。
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