JP3236731U - 模擬ゴルフ用トレーラー - Google Patents
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Abstract
【課題】利き手によらず、模擬ゴルフを実施できる、模擬ゴルフ用トレーラーの提供。【解決手段】自動車でけん引することにより移動できるトレーラーハウスと、トレーラーハウス内の床面上に設置されたフィールド部304と、フィールド部304の後方に配置されたティーイングエリア部305と、ティーイングエリア部305内に、トレーラーハウスの幅方向の略中央に配置された打席301と、打席301の幅方向の両側にそれぞれ隣接して配置された右打ち用ティー302と、左打ち用ティー303と、フィールド部304の前方に配置され、打球の跳ね返りを抑制する打球受け止め体308と、打席301の近傍に配置され、プレーヤのスイング、及び、打球のインパクトに関する情報を検知するセンサ309と、を有する。【選択図】図3
Description
実用新案法第11条において準用する特許法第30条第2項適用申請有り (1)ウェブサイトへの掲載による公開 令和3年7月13日に以下アドレスにて掲載 https://www.atpress.ne.jp/news/266986 (2)ウェブサイトへの掲載による公開 令和3年10月28日に以下アドレスにて掲載 https://www.atpress.ne.jp/news/282471 (3)ウェブサイトへの掲載による公開 令和3年10月15日に以下アドレスにて掲載 https://co2230922.wixsite.com/my-site-1 (4)ウェブサイトへの掲載による公開 令和3年10月26日に以下アドレスにて掲載 https://innovativetrail.wixsite.com/website (5)ウェブサイトへの掲載による公開 令和3年7月9日に以下アドレスにて掲載 https://www.instagram.com/golf_trail/ (6)刊行物への発表による公開 令和3年10月28日に月刊レジャー産業資料2021年11月号にて掲載 (7)刊行物への発表による公開 令和3年12月21日に月刊ゴルフダイジェスト2月号にて掲載
本考案は、模擬ゴルフ用トレーラーに関する。
近年、「ゴルフシミュレータ」等と呼ばれる模擬的にゴルフプレー、及び/又は、練習を行うためのシステムが提案されている。「ゴルフシミュレータ」は、一般的に、プレーヤの動作を検知するセンサと、プレーヤの前方に配置されたスクリーンと、スクリーンに映像を投影するプロジェクタ等によって構成されている。
スクリーンには、センサにより検知されたプレーヤの動作、例えば、ドライバーショットに応じて、コンピュータ画像が投影され、プレーヤはあたかもフィールド上で実際にゴルフをプレイしているかのような感覚を得ることができる。
このような「ゴルフシミュレータ」を自動車でけん引して移動可能な工作物(一般に、「トレーラー」、「トレーラーハウス」、「モービルホーム」、及び、「トレーラーホーム」等と呼ばれる)に収容した、模擬ゴルフ用トレーラーが知られている。
このような模擬ゴルフ用トレーラーとしては、特許文献1に「自動車で牽引することにより任意の場所に移動可能であり、全体方体に形成されたトレーラーハウスの車室内に設置され、上記トレーラーハウスの車室内の床面上に配置されたフィールド部と、上記フィールド部の前方端部から上方に向かって立ち上がって形成され、ゲーム画面が投影される投影壁面部と、上記フィールド部の後方端部に設けられたティーショット部と、上記ティーショット部の近傍に配設され、プレーヤーのスイング速度、及びボールへのインパクト状態を検知するセンサー装置とを備え、上記フィールド部は平面平行四辺形に形成され、上記フィールド部の一対の幅方向辺は上記トレーラーハウスの幅方向に対して所定角度傾斜して形成されていることを特徴とするゴルフシミュレーションゲーム装置。」が記載されている。
特許文献1に記載のゴルフシミュレーションゲーム装置は、トレーラーハウス内の限られた面積において模擬ゴルフが実施できるものの、右打ち用ティーが設置されているのみであり、左打ちのプレーヤによるプレイが考慮されていなかった。
そこで、本考案は、利き手によらず、模擬ゴルフを実施できる、模擬ゴルフ用トレーラーを提供することを課題とする。
そこで、本考案は、利き手によらず、模擬ゴルフを実施できる、模擬ゴルフ用トレーラーを提供することを課題とする。
本考案者らは、上記課題を達成すべく鋭意検討した結果、以下の構成により上記課題を達成することができることを見出した。
[1] 自動車でけん引することにより移動できるトレーラーハウスと、上記トレーラーハウス内の床面上に設置されたフィールド部と、上記フィールドの後方に配置されたティーイングエリア部と、上記ティーイングエリア部内に、上記トレーラーハウスの幅方向の略中央に配置された打席と、上記打席の上記幅方向の両側にそれぞれ隣接して配置された右打ち用ティーと、左打ち用ティーと、上記フィールドの前方に配置され、打球の跳ね返りを抑制する打球受け止め体と、上記打席の近傍に配置され、プレーヤのスイング、及び、打球のインパクトに関する情報を検知するセンサと、を有する模擬ゴルフ用トレーラー。
[2] 上記床面から上記トレーラーハウスの天井までの高さが、上記打席が配置された部分において最も高い、[1]に記載の模擬ゴルフ用トレーラー。
[3] 上記トレーラーハウスが更に、カードキー式の入退室口と、上記トレーラーハウス内に配置された、カードキーを差し込み可能なカードキーホルダと、上記トレーラーハウス内の照明、及び、空調機からなる群より選択される少なくとも1種の電気機器を制御する電源制御装置と、を備え、上記制御装置は、上記カードキーホルダへのカードキーの挿入を検知して、上記電気機器を使用可能にする、[1]又は[2]に記載の模擬ゴルフ用トレーラー。
[4] 上記フィールド部の後方端と、上記ティーイングエリア部の前方端とが、上記ティーイングエリア部の方が高くなるよう、段差を介して接続されている、[1]~[3]のいずれかに記載の模擬ゴルフ用トレーラー。
[5] 上記フィールド部が、前方から後方に向かって傾斜している、[1]~[4]のいずれかに記載の模擬ゴルフ用トレーラー。
[6] 上記右打ち用ティー、及び、上記左打ち用ティーからなる群より選択される少なくとも一方の前方に、上記ティーイングエリア部の前方端から、上記ティーイングエリア部と略同じ高さで延出する張り出し部を有する、[4]又は[5]に記載の模擬ゴルフ用トレーラー。
[7] 上記張り出し部の先端が上記フィールド部と略段差なく接続している[6]に記載の模擬ゴルフ用トレーラー。
[8] 更に、上記床面上に移動清掃装置が配置されている[7]に記載の模擬ゴルフ用トレーラー。
[9] 上記打球受け止め体がスクリーンであり、上記スクリーンにシミュレーション画面が投影される、[1]~[8]のいずれかに記載の模擬ゴルフ用トレーラー。
[2] 上記床面から上記トレーラーハウスの天井までの高さが、上記打席が配置された部分において最も高い、[1]に記載の模擬ゴルフ用トレーラー。
[3] 上記トレーラーハウスが更に、カードキー式の入退室口と、上記トレーラーハウス内に配置された、カードキーを差し込み可能なカードキーホルダと、上記トレーラーハウス内の照明、及び、空調機からなる群より選択される少なくとも1種の電気機器を制御する電源制御装置と、を備え、上記制御装置は、上記カードキーホルダへのカードキーの挿入を検知して、上記電気機器を使用可能にする、[1]又は[2]に記載の模擬ゴルフ用トレーラー。
[4] 上記フィールド部の後方端と、上記ティーイングエリア部の前方端とが、上記ティーイングエリア部の方が高くなるよう、段差を介して接続されている、[1]~[3]のいずれかに記載の模擬ゴルフ用トレーラー。
[5] 上記フィールド部が、前方から後方に向かって傾斜している、[1]~[4]のいずれかに記載の模擬ゴルフ用トレーラー。
[6] 上記右打ち用ティー、及び、上記左打ち用ティーからなる群より選択される少なくとも一方の前方に、上記ティーイングエリア部の前方端から、上記ティーイングエリア部と略同じ高さで延出する張り出し部を有する、[4]又は[5]に記載の模擬ゴルフ用トレーラー。
[7] 上記張り出し部の先端が上記フィールド部と略段差なく接続している[6]に記載の模擬ゴルフ用トレーラー。
[8] 更に、上記床面上に移動清掃装置が配置されている[7]に記載の模擬ゴルフ用トレーラー。
[9] 上記打球受け止め体がスクリーンであり、上記スクリーンにシミュレーション画面が投影される、[1]~[8]のいずれかに記載の模擬ゴルフ用トレーラー。
本考案によれば、利き手によらず、模擬ゴルフを実施できる、模擬ゴルフ用トレーラーを提供できる。
以下、本考案について詳細に説明する。
以下に記載する構成要件の説明は、本考案の代表的な実施形態に基づいてなされることがあるが、本考案はそのような実施形態に制限されるものではない。
なお、本明細書において、「~」を用いて表される数値範囲は、「~」の前後に記載される数値を下限値及び上限値として含む範囲を意味する。
以下に記載する構成要件の説明は、本考案の代表的な実施形態に基づいてなされることがあるが、本考案はそのような実施形態に制限されるものではない。
なお、本明細書において、「~」を用いて表される数値範囲は、「~」の前後に記載される数値を下限値及び上限値として含む範囲を意味する。
図1は、本考案の模擬ゴルフ用トレーラーの側面図であり、図2は、本考案の模擬ゴルフ用トレーラーの背面図である。模擬ゴルフ用トレーラー100は、自動車でけん引することにより移動可能なトレーラーハウス110と、トレーラーハウス110内に設置された後述するゴルフシミュレータとによって構成されている。トレーラーハウス110は、車体101と、車体101の下部に配置されたベース105と、ベース105に回転自由に固定された車輪104とを有している。また、車体101の前方には、自動車でけん引するためのけん引具102が配置され、自動車側の金具(ヒッチメンバー)と接続することで、けん引して移動できるように構成されている。
模擬ゴルフ用トレーラー100は、使用時には、複数の支持構造体103により固定され、ステップ106によって、プレーヤが車体101内部に入場できるようになっている。
車体101は、天井201、壁面202、及び、床面203により区画された内部が略矩形状の空間を形成している。車体背面(後方側)には、ステップ106から車体101内部に入場するための扉205(入退室口)が設けられ、扉205には、カードキーを挿入する形式の錠206が設置されている。
なお、本模擬ゴルフ用トレーラーにおいては、扉205に、カードキー(挿入)式の錠206が配置されているが、本考案の模擬ゴルフ用トレーラーとしては上記に制限されず、他の方式の錠が設置されていてもよい。
なお、本模擬ゴルフ用トレーラーにおいては、扉205に、カードキー(挿入)式の錠206が配置されているが、本考案の模擬ゴルフ用トレーラーとしては上記に制限されず、他の方式の錠が設置されていてもよい。
車体101の後部の扉205の左側方には、窓207が配置されている。また、扉205とステップ106との間は、後述する図3に記載されたとおり、ポーチとなっており、このポーチの後方には転落防止のための柵204が配置されている。
なお、本模擬ゴルフ用トレーラーは、窓207、及び、柵204を有しているが、本考案の模擬ゴルフ用トレーラーとしては上記に制限されず、窓、及び、柵を有していなくてもよい。
なお、本模擬ゴルフ用トレーラーは、窓207、及び、柵204を有しているが、本考案の模擬ゴルフ用トレーラーとしては上記に制限されず、窓、及び、柵を有していなくてもよい。
図2は、本考案の模擬ゴルフ用トレーラーの高さ方向の一部断面図である。車体101内には、前方から中央にかけて、床面203上にフィールド部304が配置されている。フィールド部304は、フェアウェイを模したもので、人工芝敷きとされ、後述するとおり、前方から後方にかけて傾斜(前方が高く、後方が低い)している。
フィールド部304の後方、車体101の中央部の床面203上には、ティーイングエリア部305が配置されている。ティーイングエリア部305には、打略中央に打席301が配置され、その右側方には、右打ち用ティー302、左側方には、左打ち用ティー303がそれぞれ床面203の幅方向に隣接するように配置されている。
本模擬ゴルフ用トレーラーでは、打席301がティーイングエリア部305の略中央に配置されているため、両側方に、2つのティー(右打ち用、左打ち用)を配置することができ、プレーヤの利き手によらず、プレイすることができる。なお、ティーイングエリア部305にも人工芝が敷設されている。
本模擬ゴルフ用トレーラーでは、打席301がティーイングエリア部305の略中央に配置されているため、両側方に、2つのティー(右打ち用、左打ち用)を配置することができ、プレーヤの利き手によらず、プレイすることができる。なお、ティーイングエリア部305にも人工芝が敷設されている。
ティーイングエリア部305の打席301部分における床面203から天井201までの高さ320は最も高くなっており、スイングためのスペースが確保されている。
プレーヤは、ティーイングエリア部305の打席301に立ち、右打ち用ティー302、又は、左打ち用ティー303にボールを設置し、そのボールをインパクトする。打球は、車体101の前方に飛び、車体101の天井201から床面203にわたる前面一面を覆うように配置された打球受け止め体308により受け止められる(跳ね返りが抑制される)。
打球受け止め体308は典型的にはスクリーンであり、後述するプロジェクタ310からの映像(シミュレーション画面)が投影される。打球受け止め体308で受け止められたボールは、フィールド部304上に落ち、傾斜に従いフィールド部304の前方から後方へと転がって、ティーイングエリア部305側へと戻る。
車体101内には、図示しない制御装置と、センサ309と、プロジェクタ310とを有するゴルフシミュレータが配置されている。
センサ309は、ティーイングエリア部305の後方に配置されている。センサ309は、プレーヤのスイング、及び、打球のインパクトに関する情報を検知して、制御装置に送信する。
なお、上記ゴルフシミュレータは、右打ち用ティー302、左打ち用ティー303の後方にそれぞれ配置されたセンサ309を有しているが、センサの個数、及び、配置は上記に制限されず、3個以上のセンサを有していてもよいし、1個のセンサを有していてもよい。また、設置場所も、打席の前方でもよいし、上方でもよい。
なお、上記ゴルフシミュレータは、右打ち用ティー302、左打ち用ティー303の後方にそれぞれ配置されたセンサ309を有しているが、センサの個数、及び、配置は上記に制限されず、3個以上のセンサを有していてもよいし、1個のセンサを有していてもよい。また、設置場所も、打席の前方でもよいし、上方でもよい。
制御装置は典型的にはゴルフシミュレーションソフトウェアが組み込まれたコンピュータである。制御装置は、プレーヤの動き、及び、センサ309から入力された情報等をもとに、コンピュータ映像をプロジェクタ310を制御して、車体101の前方に配置された打球受け止め体308に投影する。
上記によって、プレーヤはあたかもゴルフコース等においてプレイしているような感覚を得ることができる。
上記によって、プレーヤはあたかもゴルフコース等においてプレイしているような感覚を得ることができる。
なお、ゴルフシミュレータは、更に、プレーヤからの入力を受け付ける入力装置、及び、各種情報を表示するための表示装置等を有していてもよく、典型的には入力装置と表示装置とを兼ねる、タッチパネル式のディスプレイを有していてもよい。
ティーイングエリア部305の後方には、床面203上に、ロビー部321が配置されている、ロビー部321は、プレーヤの休憩スペース等として利用することができる。なお、本模擬ゴルフ用トレーラーは、ロビー部321を有しているが、本考案に係る模擬ゴルフ用トレーラーとしては上記に制限されず、ロビー部321を有していなくてもよい。模擬ゴルフ用トレーラーがロビー部321を有していない場合は、車体101内の床面203上には、例えば、フィールド部304と、ティーイングエリア部305のみが配置されていてもよい。
ロビー部321の右側方、扉205の近傍の壁面202には、カードキーホルダ311が配置されている。プレーヤは、扉205の錠206の開錠に使用したカードキーをカードキーホルダ311に挿入することができる。
図7は、本考案の模擬ゴルフ用トレーラー100の電源制御システムのブロック図である。プレーヤがカードキー315をカードキーホルダ311に挿入すると、カードキーホルダ311内に配置された挿入検知センサ312によって、カードキーホルダ311の挿入が検知される。
電源制御装置313は、模擬ゴルフ用トレーラー100内の電気機器(空調機、及び、照明等)の電源ON/OFF(使用可否)を制御する装置である。電源制御装置313は、挿入検知センサ312からのカードキー315の挿入の検知信号によって、電気機器314の電源をON(使用可能)に制御する。一方、カードキー315が抜き取られると、当該検知信号によって、電気機器314の電源をOFFに制御する。
本考案の模擬ゴルフ用トレーラー100は電源制御システムを有しているため、プレーヤが入場した際に電気機器314の電源をONにし、プレーヤが退場した後は、電気機器314の電源をOFFにすることができる。そのため、管理者を配置しなくても、より省電力で稼働できる。
図4は、本考案の模擬ゴルフ用トレーラーのA-A′断面図である。上述のとおり、フィールド部304は、前方から後方に向かって傾斜している(前方が高く、後方が低い)。このフィールド部304の後方端は段差401を介して、ティーイングエリア部305の前方端と接続されている。ティーイングエリア部305の前方端は、フィールド部304の後方端よりも段差401の分、高くなっている。
プレーヤがインパクトした打球は、打球受け止め体308によって受け止められ、フィールド部304に落ちる。フィールド部304に落ちたボールは、傾斜に従い、フィールド部304前方から後方へと転がり、ティーイングエリア部305側に戻ってくる。
本模擬ゴルフ用トレーラー100においては、フィールド部304の後方端が、段差401を介してティーイングエリア部305と接続されているため、戻ってきたボールが、ティーイングエリア部305までは進入してこない。
そのため、プレーヤは足元に戻ってくるボールを気にせずに、プレイを続けることができる。
そのため、プレーヤは足元に戻ってくるボールを気にせずに、プレイを続けることができる。
図3に戻り、本模擬ゴルフ用トレーラー100は、右打ち用ティー302、及び、左打ち用ティー303の前方には、ティーイングエリア部305の前方端から、ティーイングエリア部305と略同じ高さで延出する張り出し部306が配置されている。
図5は、本考案の模擬ゴルフ用トレーラーのB-B′断面図である。図5から明らかなとおり、張り出し部306の先端は、フィールド部304と滑らかに(段差なく)接続されており、張り出し部306は、ティーイングエリア部305と略同じ高さとなっている(略段差なく接続されている)。
次に、張り出し部306の機能を説明する。図6は、本考案の模擬ゴルフ用トレーラーのティーイングエリア部、及び、張り出し部の斜視図である。
張り出し部306は、パッティングシミュレーションの際に用いられる。
一般に、ゴルフシミュレータによるパッティングシミュレーションにおいては、プレーヤによるインパクトの情報を検知することで、打球の軌跡を計算することができる。この場合、計算には、インパクト後の打球の実際の軌跡はシミュレーションには必要ない。
張り出し部306は、パッティングシミュレーションの際に用いられる。
一般に、ゴルフシミュレータによるパッティングシミュレーションにおいては、プレーヤによるインパクトの情報を検知することで、打球の軌跡を計算することができる。この場合、計算には、インパクト後の打球の実際の軌跡はシミュレーションには必要ない。
そのため、従来のゴルフシミュレータにおいては、パッティング後の打球の実際の軌跡をどのようにプレーヤに見せるかについては、考慮されていないことが多かった。更に、トレーラーハウス内にゴルフシミュレータを配置し、管理者を設置せず、原則としてプレーヤ1人で使用させようとした場合、使用したボールの回収を優先する必要があり、打球を遠方まで転がす(パッティングでも数m先にボールが転がる場合がある)のは、パッティング後の実際の打球の軌跡の見せ方は考慮されないことが多かった。
一方、模擬ゴルフ用トレーラー100は、ティーイングエリア部305と略同じ高さで前方端から延出する張り出し部306を有しているため、パッティング後のボール502の軌跡503がプレーヤから確認しやすい。
更に、模擬ゴルフ用トレーラー100は、前方から後方へと傾斜するフィールド部304と、その後方端の段差401とを有するため、パッティング後の打球505、及び、507がそれぞれ、軌跡506、及び、508によって、プレーヤ側に戻ってくる。
上記のように、模擬ゴルフ用トレーラー100は、パッティングによる打球の実際の軌跡を確認することができるうえ、ボールの回収も容易であるという利点を有する。
なお、ドライバーショットのシミュレーションでは、ティー501上にボールを載置し、ショットを行うことができる。
上記のように、模擬ゴルフ用トレーラー100は、パッティングによる打球の実際の軌跡を確認することができるうえ、ボールの回収も容易であるという利点を有する。
なお、ドライバーショットのシミュレーションでは、ティー501上にボールを載置し、ショットを行うことができる。
更に、張り出し部306とフィールド部304との間に段差が無いため、床面上に移動清掃装置を配置した場合も、この部分からフィールド部304、及び、ティーイングエリア部305の間を移動することができる。
以上のとおり、本考案のゴルフ用トレーラーによれば、利き手によらず、模擬ゴルフ(ゴルフシミュレーション)を実施できる、模擬ゴルフ用トレーラーが提供できる。
100 :模擬ゴルフ用トレーラー
101 :車体
102 :けん引具
103 :支持構造体
104 :車輪
105 :ベース
106 :ステップ
110 :トレーラーハウス
201 :天井
202 :壁面
203 :床面
204 :柵
205 :扉
206 :錠
207 :窓
301 :打席
302 :右打ち用ティー
303 :左打ち用ティー
304 :フィールド部
305 :ティーイングエリア部
306 :張り出し部
308 :打球受け止め体
309 :センサ
310 :プロジェクタ
311 :カードキーホルダ
312 :挿入検知センサ
313 :電源制御装置
314 :電気機器
315 :カードキー
321 :ロビー部
401 :段差
501 :ティー
502 :ボール
505 :打球
101 :車体
102 :けん引具
103 :支持構造体
104 :車輪
105 :ベース
106 :ステップ
110 :トレーラーハウス
201 :天井
202 :壁面
203 :床面
204 :柵
205 :扉
206 :錠
207 :窓
301 :打席
302 :右打ち用ティー
303 :左打ち用ティー
304 :フィールド部
305 :ティーイングエリア部
306 :張り出し部
308 :打球受け止め体
309 :センサ
310 :プロジェクタ
311 :カードキーホルダ
312 :挿入検知センサ
313 :電源制御装置
314 :電気機器
315 :カードキー
321 :ロビー部
401 :段差
501 :ティー
502 :ボール
505 :打球
Claims (9)
- 自動車でけん引することにより移動できるトレーラーハウスと、
前記トレーラーハウス内の床面上に設置されたフィールド部と、
前記フィールド部の後方に配置されたティーイングエリア部と、
前記ティーイングエリア部内に、前記トレーラーハウスの幅方向の略中央に配置された打席と、
前記打席の前記幅方向の両側にそれぞれ隣接して配置された右打ち用ティーと、左打ち用ティーと、
前記フィールド部の前方に配置され、打球の跳ね返りを抑制する打球受け止め体と、
前記打席の近傍に配置され、プレーヤのスイング、及び、打球のインパクトに関する情報を検知するセンサと、を有する模擬ゴルフ用トレーラー。 - 前記床面から前記トレーラーハウスの天井までの高さが、前記打席が配置された部分において最も高い、請求項1に記載の模擬ゴルフ用トレーラー。
- 前記トレーラーハウスが更に、カードキー式の入退室口と、
前記トレーラーハウス内に配置された、カードキーを差し込み可能なカードキーホルダと、
前記トレーラーハウス内の照明、及び、空調機からなる群より選択される少なくとも1種の電気機器を制御する電源制御装置と、を備え、
前記電源制御装置は、前記カードキーホルダへのカードキーの挿入を検知して、前記電気機器を使用可能にする、請求項1又は2に記載の模擬ゴルフ用トレーラー。 - 前記フィールド部の後方端と、前記ティーイングエリア部の前方端とが、前記ティーイングエリア部の方が高くなるよう、段差を介して接続されている、請求項1~3のいずれか1項に記載の模擬ゴルフ用トレーラー。
- 前記フィールド部が、前方から後方に向かって傾斜している、請求項1~4のいずれか1項に記載の模擬ゴルフ用トレーラー。
- 前記右打ち用ティー、及び、前記左打ち用ティーからなる群より選択される少なくとも一方の前方に、前記ティーイングエリア部の前方端から、前記ティーイングエリア部と略同じ高さで延出する張り出し部を有する、請求項4又は5に記載の模擬ゴルフ用トレーラー。
- 前記張り出し部の先端が前記フィールド部と略段差なく接続している請求項6に記載の模擬ゴルフ用トレーラー。
- 更に、前記床面上に移動清掃装置が配置されている、請求項7に記載の模擬ゴルフ用トレーラー。
- 前記打球受け止め体がスクリーンであり、前記スクリーンにシミュレーション画面が投影される、請求項1~8のいずれか1項に記載の模擬ゴルフ用トレーラー。
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---|---|---|---|
JP2022000083U JP3236731U (ja) | 2022-01-14 | 2022-01-14 | 模擬ゴルフ用トレーラー |
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JP2022000083U Active JP3236731U (ja) | 2022-01-14 | 2022-01-14 | 模擬ゴルフ用トレーラー |
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Legal Events
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