JP3236586U - 液体による消火機能装備の携帯灰皿 - Google Patents

Abstract

【課題】消火機能の装備と吸い殻の収納が可能で、蓋の開閉が簡易で、周囲の空気環境を汚染することなく衛生的に吸い殻の処理が可能な携帯灰皿を提供する。【解決手段】吸い殻収納容器に消火用水器を組み合わせた携帯灰皿であって、不燃性吸水材を装備し、吸い殻を液体にて消火する事により開閉、消火、収納、廃棄の際に発生する残灰を空気中に拡散することなく処理が可能となり、煙草ケース本体に携帯灰皿を貼付し一体化させる事で携帯灰皿の不携帯を防止し、吸い殻の衛生的な処理が簡易に可能となる。【選択図】図１

Description

本考案は、吸煙後の煙草の吸い殻を消火、収納、廃棄する際、空気中に拡散される残灰と吸い殻の衛生的な処理により、マナー遵守の簡易な推進方法を提供する携帯灰皿である。

吸煙後に押しつぶす事で消火した吸い殻と容器には乾燥した灰が残っており開閉、収納、廃棄する際に空気中に拡散され環境上不衛生である。この残灰は吸煙後に吸い殻を液体により消火することにより空気中への拡散を防止できる。煙草ケース本体と液体による消火機能装備の携帯灰皿を一体化することにより、残灰の拡散防止と吸い殻の消火、収納、廃棄が公衆衛生的かつ簡易に可能な携帯灰皿を自身の考案として数々の方法にて試作した。

現状の携帯灰皿は吸い殻を押しつぶす事により消火しているが、開閉、消火、収納、廃棄の際に吸い殻の残灰が空気中に拡散され公衆的に不衛生である。まれに、携帯灰皿を不携帯の場合などは吸い殻の消火目的でない器等を利用するしかなく、廃棄にも炎焼の危険性をともなう事態となる。また、携帯灰皿を携帯していても吸い殻処理時の残灰の拡散は環境上不衛生であり、周囲へのエチケットおよびマナーの遵守が困難である。

不燃性吸水材を装備し、吸い殻を液体にて消火する事により開閉、消火、収納、廃棄の際に発生する残灰を空気中に拡散することなく処理が可能となり、煙草ケース本体にこの携帯灰皿を貼付し一体化させる事で、携帯灰皿の不携帯を防止し、吸い殻の衛生的な処理が簡易に可能となる。

煙草ケース本体前面の幅に消火機能の装備と吸い殻の収納が可能であり、煙草ケース本体の側面のわずか１／３程度の薄いスペースで、１０本程の吸い殻が収納可能である。蓋の開閉もワンタッチで簡易に可能な仕様であり、不燃性吸水材の装備による液体での消火で、周囲の空気環境を汚染することもなく衛生的に吸い殻の処理が可能となった。

正面図、煙草ケース本体の幅に消火機能の装備と吸い殻が収納可能 側面図、煙草ケース本体側面の１／３程度の幅で１０本程の吸い殻が収納可能

携帯灰皿本体内側は熱硬化性樹脂等による耐火材を使用する。

吸い殻消火用のスペースに液体を含有した不燃性吸水材を装備する。

蓋はワンタッチで簡易に開閉可能な仕様を採用する。

本体前面の表面に煙草ケース本体と携帯灰皿の一体化を簡易に可能とする貼付材を使用する。

試作製品を試用したところ、公衆へのエチケット、マナー遵守の配慮に心配がなくなり、残灰による周囲への環境汚染問題も解消された。そもそも、喫煙による残灰の拡散と吸い殻の不衛生な処理自体が重視されてこなかった為、液体による消火および残灰、吸い殻の処理方法は画期的な発見であり、本考案の企画起案となった。

喫煙者へのエチケット、マナー遵守促進の訴求効果が期待される。
エチケット、マナー遵守喫煙者の環境配慮をサポートする。

１ 液体を含有した不燃性吸水材を装備した消火スペース
２ 本体内側は熱硬化性樹脂等による耐火材を使用した吸い殻の収納スペース
３ ワンタッチで簡易に開閉可能な仕様の蓋
４ 煙草ケース本体と携帯灰皿を一体化する貼付材

Claims (1)

1. 不燃性吸水材の装備で液体により吸い殻を消火する事で煙草の残灰を空気中に散布する事無く、吸い殻の消火、収納、廃棄が可能となる。また、携帯灰皿を煙草ケース本体に貼付一体化する事で携帯灰皿の不携帯を防止可能となる。これによる公衆でのエチケット及びマナー遵守の推進を目的とする液体による消火機能装備の携帯灰皿

Images