JP3236389B2 - インクジェット記録装置 - Google Patents
インクジェット記録装置Info
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- JP3236389B2 JP3236389B2 JP1598393A JP1598393A JP3236389B2 JP 3236389 B2 JP3236389 B2 JP 3236389B2 JP 1598393 A JP1598393 A JP 1598393A JP 1598393 A JP1598393 A JP 1598393A JP 3236389 B2 JP3236389 B2 JP 3236389B2
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- Japan
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- tube
- tube holder
- ink
- ink supply
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、インクジェット記録装
置、より詳細には、シリアルインクジェットプリンタに
おけるインク噴射ヘッドに供給するインクを導くインク
供給チューブを保持するチューブホルダーに関する。
置、より詳細には、シリアルインクジェットプリンタに
おけるインク噴射ヘッドに供給するインクを導くインク
供給チューブを保持するチューブホルダーに関する。
【0002】
【従来の技術】シリアル型のインクジェットプリンタに
おいては、キャリッジ上に搭載されたインク噴射ヘッド
に、印字信号を与えるフレキシブルケーブルやインク供
給を与えるインク供給チューブが接続され、キャリッジ
走査に伴い、円孤を描く形で屈曲する。
おいては、キャリッジ上に搭載されたインク噴射ヘッド
に、印字信号を与えるフレキシブルケーブルやインク供
給を与えるインク供給チューブが接続され、キャリッジ
走査に伴い、円孤を描く形で屈曲する。
【0003】図7は、シリアル型インクジェットプリン
タの概略斜視図で、図中、101は記録ヘッドで、キャ
リッジ101に搭載されている。キャリッジ102は平
行配設されたキャリッジ軸103に摺動自在に装着さ
れ、キャリッジモータ(図示せず)の駆動によりタイミ
ングベルト(図示せず)を介し、キャリッジ軸103上
を記録媒体に対向しながら往復移動する。記録ヘッド1
01には記録媒体104に向けて、インク滴を吐出する
ノズル(図示せず)が設けられている。このノズルに
は、インクタンク105からインク残量検出器(図示せ
ず)、インク供給チューブ106(図では、2色イン
ク、2ヘッドに対応して2本)、キャリッジ102上に
設けられたサブタンク107を介してインクが供給され
ている。
タの概略斜視図で、図中、101は記録ヘッドで、キャ
リッジ101に搭載されている。キャリッジ102は平
行配設されたキャリッジ軸103に摺動自在に装着さ
れ、キャリッジモータ(図示せず)の駆動によりタイミ
ングベルト(図示せず)を介し、キャリッジ軸103上
を記録媒体に対向しながら往復移動する。記録ヘッド1
01には記録媒体104に向けて、インク滴を吐出する
ノズル(図示せず)が設けられている。このノズルに
は、インクタンク105からインク残量検出器(図示せ
ず)、インク供給チューブ106(図では、2色イン
ク、2ヘッドに対応して2本)、キャリッジ102上に
設けられたサブタンク107を介してインクが供給され
ている。
【0004】キャリッジ102に設けられたドライブ回
路(図示せず)が、ヘッドに内蔵され、ノズルに供給さ
れたインクをインク滴として記録媒体に吐出させるイン
ク吐出装置(図示せず)を駆動する。図示しない回路が
出力するインク吐出信号を信号線108を介して入力
し、記録が実行される。チューブホルダー109にガイ
ドされたインク供給チューブおよび信号線は、キャリッ
ジの移動方向に伸び、その一部がこれらチューブホルダ
ーおよび信号線が沿うアンダーガイド110上に固定部
材(図示せず)によって係止されている。
路(図示せず)が、ヘッドに内蔵され、ノズルに供給さ
れたインクをインク滴として記録媒体に吐出させるイン
ク吐出装置(図示せず)を駆動する。図示しない回路が
出力するインク吐出信号を信号線108を介して入力
し、記録が実行される。チューブホルダー109にガイ
ドされたインク供給チューブおよび信号線は、キャリッ
ジの移動方向に伸び、その一部がこれらチューブホルダ
ーおよび信号線が沿うアンダーガイド110上に固定部
材(図示せず)によって係止されている。
【0005】ここでインク供給チューブをガイドするチ
ューブホルダーとしては、図8に示すように、チューブ
保持部201とチューブ保持部を連結する連結部202
を有し、断面形状が略めがね型を有しており、その各々
の内径がインク供給チューブの外形より大きく、チュー
ブホルダーの内部を供給チューブが貫通し、各々のチュ
ーブをまとめている。チューブホルダーの材質はシリコ
ンゴムで、キャリッジの移動につれて内部のインク供給
チューブと共に円孤を描く形で屈曲し、その屈曲部の曲
率半径はキャリッジの移動に伴い変化する。図8は供給
チューブが2本に対応するチューブホルダーを示してい
る。
ューブホルダーとしては、図8に示すように、チューブ
保持部201とチューブ保持部を連結する連結部202
を有し、断面形状が略めがね型を有しており、その各々
の内径がインク供給チューブの外形より大きく、チュー
ブホルダーの内部を供給チューブが貫通し、各々のチュ
ーブをまとめている。チューブホルダーの材質はシリコ
ンゴムで、キャリッジの移動につれて内部のインク供給
チューブと共に円孤を描く形で屈曲し、その屈曲部の曲
率半径はキャリッジの移動に伴い変化する。図8は供給
チューブが2本に対応するチューブホルダーを示してい
る。
【0006】また、図9は、チューブ保持部を直接接続
したもの(チューブホルダーと供給チューブが一体とな
っている)を、また、図10は、チューブの連結部30
2を立体空間を形成するようにして接続したものを示
す。これらのチューブガイドの目的は、供給チューブの
重みや、慣性力、曲げぐせ等により発生するたわみやた
るみ、また、キャリッジ走行時のねじれ時の発生を防止
することにある。これによって、インク供給チューブが
外装内壁やプリンタ各部に接触することで生じるキャリ
ッジにかかる負荷の変動や、チューブ内のインク圧の急
激な変動、さらには、インク供給チューブの損傷を防止
する。
したもの(チューブホルダーと供給チューブが一体とな
っている)を、また、図10は、チューブの連結部30
2を立体空間を形成するようにして接続したものを示
す。これらのチューブガイドの目的は、供給チューブの
重みや、慣性力、曲げぐせ等により発生するたわみやた
るみ、また、キャリッジ走行時のねじれ時の発生を防止
することにある。これによって、インク供給チューブが
外装内壁やプリンタ各部に接触することで生じるキャリ
ッジにかかる負荷の変動や、チューブ内のインク圧の急
激な変動、さらには、インク供給チューブの損傷を防止
する。
【0007】
【目的】本発明は、上述したチューブホルダーをより簡
易に作成可能にするとともに、チューブホルダー自体に
他の機能を付加させることを目的としてなされたもので
ある。
易に作成可能にするとともに、チューブホルダー自体に
他の機能を付加させることを目的としてなされたもので
ある。
【0008】
【構成】本発明は、上記目的を達成するために、(1)
往復移動可能なキャリッジと、該キャリッジ上に配設さ
れた複数個の記録ヘッドおよびサブタンクと、該サブタ
ンクにインクタンクからインクを供給する複数本のイン
ク供給チューブと、該インク供給チューブが内部に貫通
するようにしたチューブホルダーとを有し、該チューブ
ホルダーは前記キャリッジの往復移動方向に延びて円孤
を描く曲率部を形成し、前記チューブホルダーは、樹脂
材料を主としたフィルム材を、前記複数の各々の供給チ
ューブ間および端面の位置において、貼りあわせること
によってチューブ外径より大きいチューブホールド径を
形成し、前記チューブホルダーの前記インク供給チュー
ブを保持するホールド長をL 4 、前記チューブホルダー
の長さをL 3 としたとき、(L 3 −L 4 )>2πr(ただ
し、rはチューブの半径)としたこと、更には、(2)
前記チューブホルダーにおいて、前記インク供給チュー
ブを装填する開口面の少なくとも一方を、貼りあわせる
フィルム材の端面位置を異ならせるとともに、貼りあわ
せる位置をフィルム材端面の内側にずらしたこと、更に
は、(3)複数の各々のインク供給チューブを保持する
チューブホールド径が、同一の形状のインク供給チュー
ブの保持に対して異なる径に形成されていること、更に
は、(4)前記チューブホルダーは、フィルム材として
積層フィルムを用い、その少なくとも1層がガス透過防
止層であるとともに、最外層の少なくとも一方が熱融着
層であり、該熱融着層で互いに熱融着することにより貼
りあわせてなること、更には、(5)前記チューブホル
ダーは、記録ヘッドを駆動する信号線を、該チューブホ
ルダーの内部に挿入できる信号線保持部を有することを
特徴としたものである。
往復移動可能なキャリッジと、該キャリッジ上に配設さ
れた複数個の記録ヘッドおよびサブタンクと、該サブタ
ンクにインクタンクからインクを供給する複数本のイン
ク供給チューブと、該インク供給チューブが内部に貫通
するようにしたチューブホルダーとを有し、該チューブ
ホルダーは前記キャリッジの往復移動方向に延びて円孤
を描く曲率部を形成し、前記チューブホルダーは、樹脂
材料を主としたフィルム材を、前記複数の各々の供給チ
ューブ間および端面の位置において、貼りあわせること
によってチューブ外径より大きいチューブホールド径を
形成し、前記チューブホルダーの前記インク供給チュー
ブを保持するホールド長をL 4 、前記チューブホルダー
の長さをL 3 としたとき、(L 3 −L 4 )>2πr(ただ
し、rはチューブの半径)としたこと、更には、(2)
前記チューブホルダーにおいて、前記インク供給チュー
ブを装填する開口面の少なくとも一方を、貼りあわせる
フィルム材の端面位置を異ならせるとともに、貼りあわ
せる位置をフィルム材端面の内側にずらしたこと、更に
は、(3)複数の各々のインク供給チューブを保持する
チューブホールド径が、同一の形状のインク供給チュー
ブの保持に対して異なる径に形成されていること、更に
は、(4)前記チューブホルダーは、フィルム材として
積層フィルムを用い、その少なくとも1層がガス透過防
止層であるとともに、最外層の少なくとも一方が熱融着
層であり、該熱融着層で互いに熱融着することにより貼
りあわせてなること、更には、(5)前記チューブホル
ダーは、記録ヘッドを駆動する信号線を、該チューブホ
ルダーの内部に挿入できる信号線保持部を有することを
特徴としたものである。
【0009】
【実施例】図1は、本発明によるチューブホルダーの一
実施例を説明するための図で、図(a)は非使用状態を
示す図、図(b)は使用状態を示す図で、図示のよう
に、本発明によるチューブホルダー500は、2枚の樹
脂フィルム材料501,502を貼りあわせることによ
り内部に供給チューブを貫通して保持できるチューブ保
持部504を形成する。貼りあわせはチューブ保持部
間、および端面の位置503でおこなわれる。貼りあわ
せの方法は、熱融着(ヒートシール)、溶着(溶剤接
合)、接着(接着剤接合)、超音波接合などがあげられ
るが、簡便性、信頼性等を考慮するとヒートシール法に
より熱融着をおこなうのがよい。
実施例を説明するための図で、図(a)は非使用状態を
示す図、図(b)は使用状態を示す図で、図示のよう
に、本発明によるチューブホルダー500は、2枚の樹
脂フィルム材料501,502を貼りあわせることによ
り内部に供給チューブを貫通して保持できるチューブ保
持部504を形成する。貼りあわせはチューブ保持部
間、および端面の位置503でおこなわれる。貼りあわ
せの方法は、熱融着(ヒートシール)、溶着(溶剤接
合)、接着(接着剤接合)、超音波接合などがあげられ
るが、簡便性、信頼性等を考慮するとヒートシール法に
より熱融着をおこなうのがよい。
【0010】樹脂フィルム材料は、ポリエチレン、ナイ
ロン、EVOH等の単層材料(厚み:50μm〜200
μm程度)でも良いが、多層化した積層フィルムを用い
ることで、多機能をもたせることができる。例えば、ポ
リエチレン/PVDC/ポリエチレン/ナイロンとした
構成や、ポリエチレン/アルミ/ポリエチレン/ナイロ
ンとした積層フィルムによりガスバリアー性、水蒸気透
過防止性を付与することができる。この構成よりなるチ
ューブホルダーを使用すると、供給チューブ内のインク
からの水蒸気の透過蒸発や、供給チューブ内のインクへ
外部の気体が透過して溶存化することを抑止することが
できる。なお、フィルムの厚みは、剛性を考慮すると、
50〜200μm程度が適当である。
ロン、EVOH等の単層材料(厚み:50μm〜200
μm程度)でも良いが、多層化した積層フィルムを用い
ることで、多機能をもたせることができる。例えば、ポ
リエチレン/PVDC/ポリエチレン/ナイロンとした
構成や、ポリエチレン/アルミ/ポリエチレン/ナイロ
ンとした積層フィルムによりガスバリアー性、水蒸気透
過防止性を付与することができる。この構成よりなるチ
ューブホルダーを使用すると、供給チューブ内のインク
からの水蒸気の透過蒸発や、供給チューブ内のインクへ
外部の気体が透過して溶存化することを抑止することが
できる。なお、フィルムの厚みは、剛性を考慮すると、
50〜200μm程度が適当である。
【0011】前述の積層フィルムでは、このガスバリア
ー性、水蒸気透過防止性の機能は、主にPVDC層やア
ルミ層(蒸着やラミネート)が持つことになる。また、
ポリエチレンは互いに接合する面(内側)で熱融着層と
して好適であり、ナイロン層は最外層にあってフィルム
材の保護層として有効である。また、貼りあわせに際し
ては実質的に2枚のフィルム材料を貼りあわせればよ
く、或いは、図2のようにしてもよい。図2(a)は1
枚のフィルム材料505を折り返して“2枚”とし貼り
あわせたもの、(b)は折り返し部に切断部506を入
れたものである。
ー性、水蒸気透過防止性の機能は、主にPVDC層やア
ルミ層(蒸着やラミネート)が持つことになる。また、
ポリエチレンは互いに接合する面(内側)で熱融着層と
して好適であり、ナイロン層は最外層にあってフィルム
材の保護層として有効である。また、貼りあわせに際し
ては実質的に2枚のフィルム材料を貼りあわせればよ
く、或いは、図2のようにしてもよい。図2(a)は1
枚のフィルム材料505を折り返して“2枚”とし貼り
あわせたもの、(b)は折り返し部に切断部506を入
れたものである。
【0012】図1において、(a)は貼りあわせ後の状
態、(b)はチューブ保持部504を拡げた状態である
が、チューブ保持部のホールド径(内径)は、インク供
給チューブの外径よりも大となっている。このときのホ
ールド径とインク供給チューブ外径との“ギャップ”は
インク供給チューブに適切な保持力を与えるために重要
であり、チューブ材料、形状(外径、内径)、チューブ
ホルダー材質等によって決定される。
態、(b)はチューブ保持部504を拡げた状態である
が、チューブ保持部のホールド径(内径)は、インク供
給チューブの外径よりも大となっている。このときのホ
ールド径とインク供給チューブ外径との“ギャップ”は
インク供給チューブに適切な保持力を与えるために重要
であり、チューブ材料、形状(外径、内径)、チューブ
ホルダー材質等によって決定される。
【0013】ところで、インク供給チューブをチューブ
ホルダー内に挿入する作業を考慮すると、ホールド径を
できるだけ大きくして、余裕をもって形成する方が有利
である。多数のインク供給チューブを収納するチューブ
ホルダーでは、全体として保持力を持たせるためには、
前述した最適な“ギャップ”を全部のチューブ保持部で
もたせる必要は必ずしもない。例えば、1本おきに最適
な“ギャップ”と少し大きめな“ギャップ”(一般に供
給チューブは同一品であることが望まれるためのホール
ド径を大きくすることになる)を配設したり、両端のみ
最適“ギャップ”とし、内側の保持部は、少し大きめな
“ギャップ”としてもよいし、その逆としても良い。
ホルダー内に挿入する作業を考慮すると、ホールド径を
できるだけ大きくして、余裕をもって形成する方が有利
である。多数のインク供給チューブを収納するチューブ
ホルダーでは、全体として保持力を持たせるためには、
前述した最適な“ギャップ”を全部のチューブ保持部で
もたせる必要は必ずしもない。例えば、1本おきに最適
な“ギャップ”と少し大きめな“ギャップ”(一般に供
給チューブは同一品であることが望まれるためのホール
ド径を大きくすることになる)を配設したり、両端のみ
最適“ギャップ”とし、内側の保持部は、少し大きめな
“ギャップ”としてもよいし、その逆としても良い。
【0014】上述のごとくすることにより、チューブホ
ルダー全体としての保持力を維持し、かつ、供給チュー
ブのチューブホルダー内への装填作業をより容易とする
ことができる。特に、多数(4本以上)の供給チューブ
に対応するチューブホルダーとしては、前述した両端の
み最適“ギャップ”として内側の保持部は全てより大き
い“ギャップ”とするのが好適となる。
ルダー全体としての保持力を維持し、かつ、供給チュー
ブのチューブホルダー内への装填作業をより容易とする
ことができる。特に、多数(4本以上)の供給チューブ
に対応するチューブホルダーとしては、前述した両端の
み最適“ギャップ”として内側の保持部は全てより大き
い“ギャップ”とするのが好適となる。
【0015】図3は、本発明の他の実施例を説明するた
めの図で、この実施例も前述した実施例と同様にインク
供給チューブをチューブホルダー内に挿入する作業を容
易にするのに非常に有効となる。図3(a)は、チュー
ブホルダー700にインク供給チューブ710の一部が
装填された要部斜視図、図3(b)は、インク供給チュ
ーブ710をチューブホルダー700に装填作業をする
ときの要部平面図で、チューブホルダー700は、供給
チューブを装填する開口面を貼りあわせるフィルム材の
両面位置を異ならせている。すなわち、図のフィルムの
上側と下側とでL1の差がある。貼りあわせ位置703
も端面より内側(L2もしくはL1+L2の位置)の位置
までとしてある。これによって、インク供給チューブを
チューブホルダーに装填する際、図(b)のように開口
部が充分大きく開き、装填を容易とすることができる
(図でL1部分を下に押し下げることが容易にでき
る)。この作業を容易とするためには、概略L1は供給
チューブ径の2倍以上、L2は0.5倍以上とればよい。
めの図で、この実施例も前述した実施例と同様にインク
供給チューブをチューブホルダー内に挿入する作業を容
易にするのに非常に有効となる。図3(a)は、チュー
ブホルダー700にインク供給チューブ710の一部が
装填された要部斜視図、図3(b)は、インク供給チュ
ーブ710をチューブホルダー700に装填作業をする
ときの要部平面図で、チューブホルダー700は、供給
チューブを装填する開口面を貼りあわせるフィルム材の
両面位置を異ならせている。すなわち、図のフィルムの
上側と下側とでL1の差がある。貼りあわせ位置703
も端面より内側(L2もしくはL1+L2の位置)の位置
までとしてある。これによって、インク供給チューブを
チューブホルダーに装填する際、図(b)のように開口
部が充分大きく開き、装填を容易とすることができる
(図でL1部分を下に押し下げることが容易にでき
る)。この作業を容易とするためには、概略L1は供給
チューブ径の2倍以上、L2は0.5倍以上とればよい。
【0016】図4は、本発明の更に他の実施例を説明す
るための図で、この実施例においては、チューブホルダ
ー800は、インク供給チューブ810を保持するホー
ルド長がチューブホルダー長よりも短くなっている。図
4(a)は、チューブホルダー800に供給チューブを
装填した状態でチューブホルダーの長さはL3となって
いる。この状態で、チューブホルダー800をジャバラ
にするように両端を押し込んだ状態が図(b)で、図
(b)のとき、インク供給チューブ810を保持できる
ホールド長は、L4となっていて、L3>L4である。
るための図で、この実施例においては、チューブホルダ
ー800は、インク供給チューブ810を保持するホー
ルド長がチューブホルダー長よりも短くなっている。図
4(a)は、チューブホルダー800に供給チューブを
装填した状態でチューブホルダーの長さはL3となって
いる。この状態で、チューブホルダー800をジャバラ
にするように両端を押し込んだ状態が図(b)で、図
(b)のとき、インク供給チューブ810を保持できる
ホールド長は、L4となっていて、L3>L4である。
【0017】チューブホルダー800は、図4(c)に
示すように、円孤を描きながら移動するが、チューブホ
ルダーの材質である樹脂フィルム材は、シリコンゴムの
ように自由に伸び縮みすることがしにくい。したがっ
て、図4(c)のように動作するときは、前述のよう
に、ジャバラに形成しておくと動きを防げることなくス
ムーズに移動が可能となる。このときのバャバラの形成
は前述したようにストレートに形成したものを供給チュ
ーブのホールド長をチューブホルダーの長さよりも短く
なるように両端を押し込めばよく、特別にジャバラ形状
に加工する必要はない。要は、移動時にチューブホルダ
ーが余裕をもって変形移動できればよい。
示すように、円孤を描きながら移動するが、チューブホ
ルダーの材質である樹脂フィルム材は、シリコンゴムの
ように自由に伸び縮みすることがしにくい。したがっ
て、図4(c)のように動作するときは、前述のよう
に、ジャバラに形成しておくと動きを防げることなくス
ムーズに移動が可能となる。このときのバャバラの形成
は前述したようにストレートに形成したものを供給チュ
ーブのホールド長をチューブホルダーの長さよりも短く
なるように両端を押し込めばよく、特別にジャバラ形状
に加工する必要はない。要は、移動時にチューブホルダ
ーが余裕をもって変形移動できればよい。
【0018】ここで、L3とL4の関係(ジャバラの余
裕)は、例えば、キャリッジ走査時の円孤Rを考える
と、図4(d)に示すように、チューブの半径をrとす
ると、チューブホルダーの外側が、π(R+r)、内側
がπ(R−r)となるため、(L3−L4)>π(R+
r)−π(R−r)、すなわち、(L3−L4)>2πr
となるようにL 3 を選べば十分である。
裕)は、例えば、キャリッジ走査時の円孤Rを考える
と、図4(d)に示すように、チューブの半径をrとす
ると、チューブホルダーの外側が、π(R+r)、内側
がπ(R−r)となるため、(L3−L4)>π(R+
r)−π(R−r)、すなわち、(L3−L4)>2πr
となるようにL 3 を選べば十分である。
【0019】図5は、本発明に更に他の実施例を説明す
るための図で、この実施例では、チューブホルダー90
0は、記録ヘッドを駆動する信号線をチューブホルダー
の内部に挿入できる信号線の保持部902を有してい
る。ここで、チューブホルダー900は、積層フィルム
層で作成されていて、内部にアルミ層ラミネート層など
の金属層を有している。チューブホルダー900は、図
7で説明したように、アンダーガイド110上に固定部
材によって係止されている。このとき、上述したチュー
ブホルダー900のアルミラミネート面は、金属ネジ、
座金等を介して、プリンタ本体のフレームグランドに電
気的に接続されている。これにより、信号線の周囲はチ
ューブホルダーによって電気的なシールドをなされてい
て外部ノイズの影響を受けにくくなっている。図5
(a)は、その一例で、チューブホルダー900の中央
部に信号線の保持部902を、その両側にチューブ保持
部901を配置してある。図5(b)は、断面図で示し
た図5(a)の要部斜視図で、図示のように、チューブ
ホルダー900にチューブ910、信号線920を装填
して保持している。
るための図で、この実施例では、チューブホルダー90
0は、記録ヘッドを駆動する信号線をチューブホルダー
の内部に挿入できる信号線の保持部902を有してい
る。ここで、チューブホルダー900は、積層フィルム
層で作成されていて、内部にアルミ層ラミネート層など
の金属層を有している。チューブホルダー900は、図
7で説明したように、アンダーガイド110上に固定部
材によって係止されている。このとき、上述したチュー
ブホルダー900のアルミラミネート面は、金属ネジ、
座金等を介して、プリンタ本体のフレームグランドに電
気的に接続されている。これにより、信号線の周囲はチ
ューブホルダーによって電気的なシールドをなされてい
て外部ノイズの影響を受けにくくなっている。図5
(a)は、その一例で、チューブホルダー900の中央
部に信号線の保持部902を、その両側にチューブ保持
部901を配置してある。図5(b)は、断面図で示し
た図5(a)の要部斜視図で、図示のように、チューブ
ホルダー900にチューブ910、信号線920を装填
して保持している。
【0020】図6は、本発明の更に他の実施例を説明す
るための図で、この実施例は、チューブホルダー900
が一体でありながら、チューブ保持部901と信号線の
保持部902を実質的に分割し、プリンタに配設する時
に2段重ね状としたものである。ここでは、インク供給
チューブや信号線を装填する開口部近傍のみで接続部9
03が設けられていて、チューブホルダーは一体である
が、プリンタでの使用時は実質的に分割されている。こ
れにより、プリンタでの装着時に必要とするスペースを
コンパクトにすることができる。なお、このときは、図
4に示した装着長との関係により、キャリッジ走査時に
描く円孤の外側に信号線保持部を、内側にチューブ保持
部を配置し、チューブ保持部にジャバラ状の余裕を与え
るのが適している。
るための図で、この実施例は、チューブホルダー900
が一体でありながら、チューブ保持部901と信号線の
保持部902を実質的に分割し、プリンタに配設する時
に2段重ね状としたものである。ここでは、インク供給
チューブや信号線を装填する開口部近傍のみで接続部9
03が設けられていて、チューブホルダーは一体である
が、プリンタでの使用時は実質的に分割されている。こ
れにより、プリンタでの装着時に必要とするスペースを
コンパクトにすることができる。なお、このときは、図
4に示した装着長との関係により、キャリッジ走査時に
描く円孤の外側に信号線保持部を、内側にチューブ保持
部を配置し、チューブ保持部にジャバラ状の余裕を与え
るのが適している。
【0021】これは、前述したように、金属層を有した
フィルムで電気的シールド効果を得るが、樹脂フィルム
のみを用い、シールド効果を得ない場合でも、インク供
給チューブと信号線が一体でホールドして取扱いできる
ので、取り廻しが容易となる。なお、ここで信号線とは
FPC、フラットケーブル等である。
フィルムで電気的シールド効果を得るが、樹脂フィルム
のみを用い、シールド効果を得ない場合でも、インク供
給チューブと信号線が一体でホールドして取扱いできる
ので、取り廻しが容易となる。なお、ここで信号線とは
FPC、フラットケーブル等である。
【0022】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によると、以下のような効果がある。 (1)請求項1に対応する効果:フィルム材料を貼りあ
わせてチューブホルダーを形成することができるので、
従来よりも簡易に作成できる。さらに、チューブホルダ
ーが余裕をもって変形移動できるので、キャリッジのス
ムーズな移動が可能となる。 (2)請求項2 に対応する効果:チューブホルダーへの
インク供給チューブの装填が非常に容易になり、作業効
率が向上できる。(3)請求項3 に対応する効果:チューブホルダーの全
体としての保持力を維持したまま、チューブホルダーへ
のインク供給チューブの装填作業を容易にできる。(4)請求項4 に対応する効果:チューブホルダーの作
成を容易に熱融着(ヒートシール)によって行なうこと
ができ、また、チューブホルダーにインク供給チューブ
内のインクに対するガスバリアー性,水蒸気透過防止性
の機能を付加することができる。(5)請求項5 に対応する効果:信号線を同時に保持す
ることができるので、取り廻しが容易となる。また、金
属層を含むフィルムでチューブホルダーを形成した場
合、信号線をチューブホルダー内に装填することで、電
気的シールド効果を得て、外部ノズルから守ることがで
きる。
によると、以下のような効果がある。 (1)請求項1に対応する効果:フィルム材料を貼りあ
わせてチューブホルダーを形成することができるので、
従来よりも簡易に作成できる。さらに、チューブホルダ
ーが余裕をもって変形移動できるので、キャリッジのス
ムーズな移動が可能となる。 (2)請求項2 に対応する効果:チューブホルダーへの
インク供給チューブの装填が非常に容易になり、作業効
率が向上できる。(3)請求項3 に対応する効果:チューブホルダーの全
体としての保持力を維持したまま、チューブホルダーへ
のインク供給チューブの装填作業を容易にできる。(4)請求項4 に対応する効果:チューブホルダーの作
成を容易に熱融着(ヒートシール)によって行なうこと
ができ、また、チューブホルダーにインク供給チューブ
内のインクに対するガスバリアー性,水蒸気透過防止性
の機能を付加することができる。(5)請求項5 に対応する効果:信号線を同時に保持す
ることができるので、取り廻しが容易となる。また、金
属層を含むフィルムでチューブホルダーを形成した場
合、信号線をチューブホルダー内に装填することで、電
気的シールド効果を得て、外部ノズルから守ることがで
きる。
【図1】 本発明によるチューブホルダーの一実施例を
説明するための図である。
説明するための図である。
【図2】 本発明によるチューブホルダーの他の実施例
を説明するための図である。
を説明するための図である。
【図3】 本発明によるチューブホルダーの更に他の実
施例を説明するための図である。
施例を説明するための図である。
【図4】 本発明によるチューブホルダーの更に他の実
施例を説明するための図である。
施例を説明するための図である。
【図5】 本発明によるチューブホルダーの更に他の実
施例を説明するための図である。
施例を説明するための図である。
【図6】 本発明によるチューブホルダーの更に他の実
施例を説明するための図である。
施例を説明するための図である。
【図7】 本発明によるチューブホルダーが使用される
一例としてのインクジェット記録装置の全体構成を示す
概略斜視図である。
一例としてのインクジェット記録装置の全体構成を示す
概略斜視図である。
【図8】 従来のチューブホルダーの例を示す図であ
る。
る。
【図9】 従来のチューブホルダーの他の例を示す図で
ある。
ある。
【図10】 従来のチューブホルダーの更に他の例を示
す図である。
す図である。
200,300,500,700,800,900…チ
ューブホルダー、501,502…樹脂フィルム材料、
503,703…貼り合せ部、504…チューブ保持
部、710,810,910…チューブ、920…信号
線。
ューブホルダー、501,502…樹脂フィルム材料、
503,703…貼り合せ部、504…チューブ保持
部、710,810,910…チューブ、920…信号
線。
Claims (5)
- 【請求項1】 往復移動可能なキャリッジと、該キャリ
ッジ上に配設された複数個の記録ヘッドおよびサブタン
クと、該サブタンクにインクタンクからインクを供給す
る複数本のインク供給チューブと、該インク供給チュー
ブが内部に貫通するようにしたチューブホルダーとを有
し、該チューブホルダーは前記キャリッジの往復移動方
向に延びて円孤を描く曲率部を形成し、前記チューブホ
ルダーは、樹脂材料を主としたフィルム材を、前記複数
の各々の供給チューブ間および端面の位置において、貼
りあわせることによってチューブ外径より大きいチュー
ブホールド径を形成し、前記チューブホルダーの前記イ
ンク供給チューブを保持するホールド長をL 4 、前記チ
ューブホルダーの長さをL 3 としたとき、(L 3 −L 4 )
>2πr(ただし、rはチューブの半径)としたことを
特徴とするインクジェット記録装置。 - 【請求項2】 前記チューブホルダーにおいて、前記イ
ンク供給チューブを装填する開口面の少なくとも一方
を、貼りあわせるフィルム材の端面位置を異ならせると
ともに、貼りあわせる位置をフィルム材端面の内側にず
らしたことを特徴とする請求項1に記載のインクジェッ
ト記録装置。 - 【請求項3】 複数の各々のインク供給チューブを保持
するチューブホールド径が、同一の形状のインク供給チ
ューブの保持に対して異なる径に形成されていることを
特徴とする請求項1に記載のインクジェット記録装置。 - 【請求項4】 前記チューブホルダーは、フィルム材と
して積層フィルムを用い、その少なくとも1層がガス透
過防止層であるとともに、最外層の少なくとも一方が熱
融着層であり、該熱融着層で互いに熱融着することによ
り貼りあわせてなることを特徴とする請求項1に記載の
インクジェット記録装置。 - 【請求項5】 前記チューブホルダーは、記録ヘッドを
駆動する信号線を、該チューブホルダーの内部に挿入で
きる信号線保持部を有することを特徴とする請求項1に
記載のインクジェット記録装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1598393A JP3236389B2 (ja) | 1993-01-05 | 1993-01-05 | インクジェット記録装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1598393A JP3236389B2 (ja) | 1993-01-05 | 1993-01-05 | インクジェット記録装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06198903A JPH06198903A (ja) | 1994-07-19 |
JP3236389B2 true JP3236389B2 (ja) | 2001-12-10 |
Family
ID=11903915
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1598393A Expired - Fee Related JP3236389B2 (ja) | 1993-01-05 | 1993-01-05 | インクジェット記録装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3236389B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7988268B2 (en) | 2006-08-23 | 2011-08-02 | Ricoh Company, Ltd. | Ink tube non-contact image forming apparatus |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7370949B2 (en) | 2002-02-28 | 2008-05-13 | Seiko Epson Corporation | Liquid supplying member, method of manufacturing the same, and liquid ejection apparatus incorporating the same |
US7201475B2 (en) | 2002-02-28 | 2007-04-10 | Seiko Epson Corporation | Liquid supplying member, method of manufacturing the same, and liquid ejection apparatus incorporating the same |
US7273271B2 (en) | 2002-02-28 | 2007-09-25 | Seiko Epson Corporation | Liquid supplying member, method of manufacturing the same, and liquid ejection apparatus incorporating the same |
CN1292908C (zh) * | 2003-02-03 | 2007-01-03 | 精工爱普生株式会社 | 液体供给部件及其制造方法、以及含有所述部件的液体喷射装置 |
JP5664912B2 (ja) * | 2011-02-24 | 2015-02-04 | 株式会社ミマキエンジニアリング | 液体吐出装置 |
-
1993
- 1993-01-05 JP JP1598393A patent/JP3236389B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7988268B2 (en) | 2006-08-23 | 2011-08-02 | Ricoh Company, Ltd. | Ink tube non-contact image forming apparatus |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH06198903A (ja) | 1994-07-19 |
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