JP3236290U - 屋外倉庫 - Google Patents

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Abstract

【課題】利便性の高いユニットタイプの屋外倉庫を提供する。【解決手段】ユニットタイプの屋外倉庫1において、屋根18上には、太陽電池パネル26を配置し、また、収納空間内には、太陽電池パネル26からの充電用接続端子と電池出力用接続端子とを設け、また、収納空間外には、電池出力用接続端子に接続された出力端子55aを設けた構成とした。屋外倉庫1としてだけの使用時には、収納空間内には、太陽電池パネル26からの充電用接続端子と電池出力用接続端子を設けているだけで、倉庫としての収納空間は十分に広く確保できている。【選択図】図1

Description

本考案は、工事現場、学校、公園、観光施設、港湾施設等に設置される屋外倉庫に関するものである。
このような屋外倉庫は、管理すべき物品を雨、風、太陽光などから保護するために広く普及している。
また、このような屋外倉庫は、近年、例えば工事現場で活用される工事現場用ハウスの近傍にも、工事用資材の保管用として併設されることもある。
具体的には、前記工事現場用ハウスとしては、ユニットタイプのハウスの屋根に太陽電池パネルを配置し、この太陽電池パネルで発電した電気を、ハウス内の電池に溜め、この電池の電気をDC/ACインバータでAC電源に変換し、ハウス内のエアコン、照明などに活用する構成となっている(これに類似する先行文献としては下記特許文献1)。
この工事現場用ハウスは、商用送電設備の整っていない工事現場でも、設置した後、直ちに、照明、エアコンなどを使用することが出来、現場関係者からの評価は極めて高いものである。
しかも、電池には太陽電池パネルで発電された電気が充電されるので、例え、雨、曇りなどで太陽電池パネルによる発電量が少なくても、数日間は、前記照明、エアコンなどを使い続けることができ、この点からも、現場関係者からの評価が極めて高いものとなっている。
しかしながら、例えば、エアコンや照明、その他の電気機器の1日における使用量を多くした場合や、太陽電池パネルによる発電量が長らく少ない状態が続いた場合には、前記ハウス内の電池だけでは、それらの使用を継続することが出来なくなることもある。
そこで、工事現場用ハウスの近傍に、ユニットタイプの補助電源ハウスが設置されることもある。
この補助電源ハウスは、屋根に太陽電池パネルを配置し、この太陽電池パネルで発電した電気を、補助電源ハウス内の電池に溜め、この電池の電気をDC/ACインバータでAC電源に変換し、上記工事現場用ハウスに供給する構成となっている(これに類似する先行文献としては下記特許文献2)。
特開2016-35724号公報 特開2017-208915号公報
上記工事現場用ハウスは上述のごとく、商用送電設備が整っていない場所でも、設置後ただちに照明やエアコンが活用されるので、工事関係者などから絶大なる支持を得ている。
しかしながら、工事現場用ハウスにおける電力使用量が増大した場合や、雨天などの影響でハウスの屋根に設置した太陽電池パネルの発電量が長らく減少状態となった場合には、照明やエアコンの使用も継続できなくなり、その時には快適性が損なわれることになる。
そこで、予め工事現場用ハウス上記補助電源ハウスを併設することもある。
しかしながら、補助電源ハウスは、補助電源としての機能に特化したものであり、ハウス内を建築資材などの置き場として活用することは難しい。
一方では、例えば工事現場においては、資材置き場用としての屋外倉庫の必要性も高く、ユニットタイプの屋外倉庫が、上記工事現場用ハウスに併設されることも多い。
つまり、工事現場によっては、工事現場用ハウス、補助電源ハウス、屋外倉庫を設置することもあり、現場が煩雑になり、また、設置費用も高価なものになる。
そこで、本考案は、設置者の利便性を高めることを目的とするものである。
この目的を達成するために本考案の屋外倉庫は、屋根と、この屋根の下方において収納空間を形成する外周壁、および、床とを備え、前記外周壁に設けた開口部を扉で開閉自在に覆った構成となったユニットタイプの屋外倉庫において、前記屋根上には、太陽電池パネルを配置し、前記床上の一部には、前記開口部から収納空間に搬入される可搬式補助電源装置の設置エリアを設け、前記収納空間内には、前記太陽電池パネルから前記可搬式補助電源装置への充電用接続端子と、前記可搬式補助電源装置の出力側に接続される電池出力用接続端子とを設け、前記収納空間外には、前記電池出力用接続端子に接続された第1の出力端子を設けた構成とした。
また、本考案の屋外倉庫における前記収納空間における外周壁の内面、または床面、または天井面には、内部分電盤を設け、この内部分電盤には、前記太陽電池パネルに接続された太陽電池出力端子および前記充電用接続端子と、前記電池出力用接続端子とが接続された構成とした。
さらに、本考案の屋外倉庫は、前記内部分電盤の太陽電池出力端子に、前記収納空間外に配置した第2の出力端子を接続した構成とした。
また、本考案の屋外倉庫における前記充電用接続端子と、前記電池出力用接続端子の少なくとも一つは、前記内部分電盤から収納空間側に引き出された屈曲可能状態の配線を介して配置された構成とした。
さらに、本考案の屋外倉庫における前記可搬式補助電源装置の設置エリアに対応する外周壁内面部分には、可搬式補助電源装置の移動拘束手段を配置した構成とした。
また、本考案の屋外倉庫は、前記可搬式補助電源装置を前記開口部から収納空間内に押し込む登りスロープを設けた構成とした。
さらに、本考案の屋外倉庫における前記登りスロープの登り上部側には、前記可搬式補助電源装置の押し込み方向に伸び、その後、下方に折れ曲がるフックを配置し、前記開口部近傍の床面には、前記フックの先端側を挿入する貫通孔を設けた構成とした。
また、本考案の屋外倉庫における前記床面の開口部側には、開口部下辺側を横切る補強フレームを設け、この補強フレームの上辺よりも床面の上面を下方とするとともに、前記登りスロープのフックを床面の貫通孔に挿入した状態で、この登りスロープの登り端部の高さは、補強フレームの上辺よりも高くした構成とした。
さらに、本考案の屋外倉庫は、前記設置エリアに、可搬式補助電源装置を配置した構成とした。
以上のように本考案は、ユニットタイプの屋外倉庫において、前記屋根上には、太陽電池パネルを配置し、また、収納空間内には、前記太陽電池パネルからの充電用接続端子と電池出力用接続端子とを設け、また、前記収納空間外には、前記電池出力用接続端子に接続された第1の出力端子を設けた構成とした。
つまり、倉庫としてだけの使用時には、収納空間内には太陽電池パネルからの充電用接続端子と電池出力用接続端子を設けているだけで、倉庫としての収納空間は十分に広く確保できている。
このため、収納空間内のスペースを十分に活かし、例えば、工事現場資材などを効果的に保管することが出来るので、利便性の高いものとなる。
また、例えば、エアコンや照明等を備えた工事現場用ハウスで電源不足が心配される場合や、電源設備を持たない倉庫に電気機器を設置し、電源供給が必要になった場合などには、この屋外倉庫の扉を開け、開口部から可搬式補助電源装置を搬入し、設置エリアに設置し、この可搬式補助電源装置に、前記充電用接続端子と電池出力用接続端子とを接続すれば、収納空間外の第1の出力端子から、例えば、工事現場用ハウスや、電源設備を持たない倉庫等への電源供給が行えるようになり、極めて利便性の高いものとなる。
本考案の一実施形態にかかる屋外倉庫を工事現場用ハウスに併設した正面図 同平面図 同平面断面図 同屋外装置に搬入される可搬式補助電源装置の斜視図 同可搬式補助電源装置の正面図 同可搬式補助電源装置の背面図 同可搬式補助電源装置に対向する屋外倉庫の外周壁内面部分を示す拡大正面図 同屋外倉庫の開口部の一部分を示す拡大斜視図 同屋外倉庫の開口部の一部分を示す拡大断面図 同屋外倉庫の開口部に装着される登りスロープを示す平面図 同登りスロープの側面図 同登りスロープを屋外倉庫の開口部に装着した状態を示す断面図 同屋外倉庫の一使用状態を示す回路図
以下、本考案の一実施形態を、添付図面を用いて説明する。
図1~図3において、1は屋外倉庫で、工事現場用ハウス2の近傍に配置されている。
これら屋外倉庫1、工事現場用ハウス2は直方体形状をしており、工場で組み立てられ、トラックで搬入すると、直ちに、屋外倉庫1、工事現場用ハウス2として使用することが出来るものである。
先ず、工事現場用ハウス2は既に市場で評価されているものであるので簡単に説明すると、角型鋼管3で骨組し、屋根4と外周壁5と床6を装着することで事務所空間7を形成している。
事務所空間7にはエアコン室内機8、照明灯9などが配置されている。
また、外周壁5の外側にはエアコン室外機10、外周壁5の前面側には開口部11と、開口部11を開閉自在に覆う扉12が配置されている。
さらに、屋根4上には太陽電池パネル13が6枚設置されている。
この太陽電池パネル13は、1枚当たり、最大で400Whの発電量となっているので、最大で2.4kWhの発電量が期待できる。
この太陽電池パネル13による発電した電気は、図13の様に、事務所空間7内の電池14に溜め、この電池14の電気をDC/ACインバータ15でAC電源に変換し、エアコン室内機8、照明灯9、エアコン室外機10等で使用する。
なお、図13の16は太陽電池パネル13による電池14への充放電をコントロールする充放電コントローラである。
このような構成の工事現場用ハウス2は、商用送電設備の整っていない工事現場でも、この工事現場用ハウス2を設置した後、直ちに、照明、エアコンなどを使用することが出来、現場関係者から大きな評価を得ている。
このような工事現場において工事現場用ハウス2の近傍に、本実施形態の屋外倉庫1が設置されている。
屋外倉庫1は、角型鋼管17で骨組し、屋根18と外周壁19と床20を装着することで、屋根18の下方において収納空間21を形成している。
また、外周壁19に設けた開口部22を、シャッタタイプの扉23で開閉自在に覆った構成となっている。
具体的には、図1、図2、図8に示すように開口部22上部で、外周壁19の外側にはシャッターボックス24が配置され、また、開口部22の縦方向両内側には扉23を上下に摺動案内させるためのレール溝25が設けられている。
このため、シャッタタイプの扉23は、レール溝25で上下に摺動案内され、これにより開口部22は扉23によって開閉自在に覆われた構成となる。
また、屋根18上には、4枚の太陽電池パネル26が設置されている。
この太陽電池パネル26は、1枚当たり、最大で400Whの発電量となっているので、最大で1.6kWhの発電量が期待できる。
また、図3に示すように、前記床20上の一部には、図4~図6に示す可搬式補助電源装置27が、開口部22から収納空間21に搬入された場合の設置エリア28が設けられている。
この設置エリア28は、床20上に、例えば白枠表示を設けることによって形成され、白枠内に白文字で「補助電源設置エリア」と表示もなされている。
可搬式補助電源装置27は、図4~図6、および図13に示す構成となっており、直方体形状の本体ケース29と、この本体ケース29内に配置したリチウムイオンタイプの電池30と、この電池30への充電経路に介在させた充放電コントローラ31と、この充放電コントローラ31への充電上流側に接続した充電端子32と、前記電池30の出力経路に接続したDC/ACインバータ33と、このDC/ACインバータ33からの出力側に接続した出力端子34とを備えている。
また、電池30には制御部35が接続され、制御部35にメモリ36と通信部37が接続されている。
また、通信部37にはアンテナ端子38が接続され、アンテナ端子38には、図7に示す外周壁19内面部分に配置されたアンテナ端子39が接続される。
また、このアンテナ端子39には、図1、図2に示す外周壁19外面に配置したアンテナ40が接続されている。
つまり、上記特許文献1(特開2016-35724号公報)にも類似した技術が記載されているが、例えば、電池30の状態を監視し、メモリ36に記録し、定期的に通信部37、アンテナ端子38、39を介し、アンテナ40から外部に情報伝達がなされるのである。
このような接続状態をスムーズに行うために可搬式補助電源装置27の充電端子32、出力端子34、アンテナ端子38は、本体ケース29の背面側において、本体ケース29の外方に突出、露出した状態となっている。
本実施形態で特徴的なのは、可搬式補助電源装置27を稼働させるために、本体ケース29の下面に、自由可動のキャスター41を設けた事である。
これにより、可搬式補助電源装置27は、必要に応じ、図1~図3に示す屋外倉庫1の開口部22から、収納空間21の設置エリア28へと押し込むことが出来る。
なお、屋外倉庫1は、上述のごとく工場で組み立てられたユニットタイプのものであり、トラックで運搬後、工事現場などの設置場所に、図9のごとくブロック42を置き、その上にのせる状態で設置される。
このため、屋外倉庫1の開口部22は地面43から高くなった状態となる。
そこで、屋外倉庫1の開口部22には、図10、図11に示す登りスロープ44を、着脱自在に装着する構成とした。
この登りスロープ44は文字通り、開口部22に向けた登り傾斜が設けられ、登りスロープ44の登り上部両側には、前記可搬式補助電源装置27の押し込み方向(収納空間21側)に伸び、その後、下方に折れ曲がるフック45を配置した。
また、前記開口部22近傍の床20には、図9、図12に示すようにフック45の先端側を挿入する貫通孔46を設けた構成とした。
つまり、可搬式補助電源装置27の押し込み操作時に、登りスロープ44が不用意にずれ、可搬式補助電源装置27の押し込み操作に障害が発生するのを防止するために、登りスロープ44にはフック45、屋外倉庫1の開口部22近傍の床20にはフック45を係止する貫通孔46を設けたものである。
また、屋外倉庫1の開口部22近傍の床20に貫通孔46を設けると、例えば、雨天時に可搬式補助電源装置27の押し込み操作をすることで、本体ケース29に付着した雨が床20面に滴り落ちた場合でも、その水を貫通孔46から床20下に配水することもできる。
つまり、登りスロープ44は、可搬式補助電源装置27の搬入後、図12の状態から図9の状態へと取り外され、貫通孔46からフック45も抜き出された状態となるので、貫通孔46を利用して水や埃を簡単に、収納空間21外に排出することが出来る。
また、屋外倉庫1は、図12に示すように、前記床20面の開口部22側には、開口部22下辺側を横切る補強フレーム47を設けており、この補強フレーム47の上辺よりも床20面の上面が下方となっている。
このため、上記床20面の水や埃を掃き出すのは難しくなり、上記貫通孔46を利用して水や埃を収納空間21外に排出することは、有効な手段となるのである。
また、図12に示す如く、補強フレーム47が存在しても、登りスロープ44を利用し、可搬式補助電源装置27を屋外倉庫1の収納空間21に簡単に押し込むために、この登りスロープ44のフック45を床20の貫通孔46に挿入した状態で、この登りスロープ44の登り端部の高さが、補強フレーム47の上辺よりも高くなるようにしている。
また、可搬式補助電源装置27の本体ケース29で、押し込み側上部には、図4に示すように、図7の逆走抑制安全ベルト48の一端側が係止される装着部49を設けている。
逆走抑制安全ベルト48の他端側は、図7に示す屋外倉庫1の外周壁19内面に設けた装着部50に係止され、これにて安全ベルトの機能が発揮され、安全な可搬式補助電源装置27の搬送作業が行える。
屋外倉庫1の外周壁19内面に設けた装着部50は、図3に示すように、設置エリア28に可搬式補助電源装置27が設置された状態で、可搬式補助電源装置27の装着部49が近傍に存在する状態となっている。
このため、可搬式補助電源装置27の装着部49は、屋外倉庫1搬入後に、逆走抑制安全ベルト48を利用し、屋外倉庫1の外周壁19内面に設けた装着部50に固定する固定部としても兼用できる。つまり、装着部49は可搬式補助電源装置27の移動拘束手段としても活用することが出来る。
その場合、例えば、逆走抑制安全ベルト48の内方を結び、長さを短い状態にする。
こうしておけば、可搬式補助電源装置27を屋外倉庫1に搬出する際には、その結びを解き、安全ベルトとして活用することが出来る。
また、図4~図6に示すように、逆走抑制安全ベルト48の装着部49は、充電端子32、出力端子34とともに、本体ケース29の一面側に設けているので、装着部49側を固定すれば、本体ケース29の充電端子32、出力端子34側が大きく移動することがなく、配線外れなどの問題も発生しにくいものとなる。
つまり、屋外倉庫1の収納空間21内で、設置エリア28に対向する部分には、図7に示すように、前記太陽電池パネル26から可搬式補助電源装置27への充電用接続端子51と、前記可搬式補助電源装置27の出力側に接続される電池出力用接続端子52と、アンテナ端子39が設けられている。
これらの充電用接続端子51と、電池出力用接続端子52と、アンテナ端子39は、収納空間21の外周壁19の内面に設けた内部分電盤53部分に配置されている。
そして、充電用接続端子51、電池出力用接続端子52、アンテナ端子39は、いずれも、この内部分電盤53から収納空間21側に屈曲可能状態の配線を介して配置された構成となっているので、充電用接続端子51を可搬式補助電源装置27の充電端子32に接続し、電池出力用接続端子52を可搬式補助電源装置27の出力端子34に接続し、アンテナ端子39を可搬式補助電源装置27のアンテナ端子38に接続する作業は、それぞれ簡単に行うことが出来る。
なお、図13における2a部分は、この実施形態では、工事現場用ハウス2において、エアコン室内機8、照明灯9、エアコン室外機10以外に大きな電力消費を必要とする電気機器(例えば、電子レンジ、電気オーブン、ドライヤーなどの加熱機器)54を新設した場合の一例の配線を示している。
この場合では、電池出力用接続端子52から収納空間21外の出力端子55a、工事現場用ハウス2の入力端子56を介して電気機器54に電力供給が行える。出力端子55aは、第1の出力端子の一例である。
また、この実施形態のように工事現場用ハウス2が電池14を備えたものである場合に、図13に示すように内部分電盤53に設けた太陽電池出力端子57に接続された出力端子55bと、工事現場用ハウス2の充電側に設けた端子58を接続し、屋外倉庫1の太陽電池パネル26の発電電気を、工事現場用ハウス2の電池14に供給するようにしても良い。
その場合は、端子58から電池14までの充電経路に充放電コントローラ59を設ける必要がある。
なお、図13に示す太陽電池出力端子57は、出力端子55bを介して、必要に応じ、工事現場用ハウス2の端子58に接続されるものである。ここでの出力端子55bは、第2の出力端子の一例である。
つまり、太陽電池出力端子57は、設置エリア28に配置される可搬式補助電源装置27に接続されるものではないので、この太陽電池出力端子57は、図7に破線で示すように内部分電盤53の背面側に配置され、この内部分電盤53の背面側に配置した太陽電池出力端子57に接続された配線は、屋外倉庫1の収納空間21を経由し、屋外に配置された出力端子55bに接続されている。
また、この図13において、2a部分が、電池14を備えていない工事現場用ハウスや倉庫などであった場合には、これらの物にも電力供給が行える、極めて有益なものとなる。
なお、上記実施形態では内部分電盤53を、屋外倉庫1の外周壁19内面に設けたが、床20面、または天井面に設けても良い。
以上のように本実施形態は、ユニットタイプの屋外倉庫1において、前記屋根18上には、太陽電池パネル26を配置し、また、収納空間21内には、太陽電池パネル26からの充電用接続端子51と電池出力用接続端子52とを設け、また、前記収納空間21外には、電池出力用接続端子52に接続された出力端子55aを設けた構成とした。
また、内部分電盤53の背面に設けた太陽電池出力端子57には、屋外の出力端子55bを接続した。
つまり、屋外倉庫1としてだけの使用時には、収納空間21内には、太陽電池パネル26からの充電用接続端子51と電池出力用接続端子52を設けているだけで、倉庫としての収納空間は十分に広く確保できている。
このため、収納空間21内のスペースを十分に活かし、例えば、工事現場資材などを効果的に保管することが出来る利便性の高いものとなる。
また、例えば、エアコンや照明を備えた工事現場用ハウスで電源不足が心配される場合や、電源設備を持たない倉庫に電気機器を設置し、電源供給が必要になった場合などには、この屋外倉庫1の扉23を開け、開口部22から可搬式補助電源装置27を搬入し、設置エリア28に設置し、この可搬式補助電源装置27に、前記充電用接続端子51と電池出力用接続端子52とを接続すれば、収納空間21外の出力端子55a、55bから、例えば、工事現場用ハウス2や、電源設備を持たない倉庫への電源供給が行えるようになり、極めて利便性の高いものとなる。
1 屋外倉庫
2 工事現場用ハウス
3 角型鋼管
4 屋根
5 外周壁
6 床
7 事務所空間
8 エアコン室内機
9 照明灯
10 エアコン室外機
11 開口部
12 扉
13 太陽電池パネル
14 電池
15 DC/ACインバータ
16 充放電コントローラ
17 角型鋼管
18 屋根
19 外周壁
20 床
21 収納空間
22 開口部
23 扉
24 シャッターボックス
25 レール溝
26 太陽電池パネル
27 可搬式補助電源装置
28 設置エリア
29 本体ケース
30 電池
31 充放電コントローラ
32 充電端子
33 DC/ACインバータ
34 出力端子
35 制御部
36 メモリ
37 通信部
38 アンテナ端子
39 アンテナ端子
40 アンテナ
41 キャスター
42 ブロック
43 地面
44 登りスロープ
45 フック
46 貫通孔
47 補強フレーム
48 逆走抑制安全ベルト
49 装着部
50 装着部
51 充電用接続端子
52 電池出力用接続端子
53 内部分電盤
54 電気機器
55a 出力端子
55b 出力端子
56 入力端子
57 太陽電池出力端子
58 端子
59 充放電コントローラ

Claims (9)

  1. 屋根と、この屋根の下方において収納空間を形成する外周壁、および、床とを備え、前記外周壁に設けた開口部を扉で開閉自在に覆った構成となったユニットタイプの屋外倉庫において、
    前記屋根上には、太陽電池パネルを配置し、
    前記床上の一部には、前記開口部から収納空間に搬入される可搬式補助電源装置の設置エリアを設け、
    前記収納空間内には、前記太陽電池パネルから前記可搬式補助電源装置への充電用接続端子と、前記可搬式補助電源装置の出力側に接続される電池出力用接続端子と、を設け、
    前記収納空間外には、前記電池出力用接続端子に接続された第1の出力端子を設けた屋外倉庫。
  2. 前記収納空間における外周壁の内面、または床面、または天井面には、内部分電盤を設け、この内部分電盤には、前記太陽電池パネルに接続された太陽電池出力端子および前記充電用接続端子と、前記電池出力用接続端子とが接続された構成とした請求項1に記載の屋外倉庫。
  3. 前記内部分電盤の太陽電池出力端子には、前記収納空間外に配置した第2の出力端子を接続した構成とした請求項2に記載の屋外倉庫。
  4. 前記充電用接続端子と、前記電池出力用接続端子の少なくとも一つは、前記内部分電盤から収納空間側に引き出された屈曲可能状態の配線を介して配置された請求項2または3に記載の屋外倉庫。
  5. 前記可搬式補助電源装置の設置エリアに対応する外周壁内面部分には、可搬式補助電源装置の移動拘束手段を配置した請求項1から4のいずれか一つに記載の屋外倉庫。
  6. 前記可搬式補助電源装置を前記開口部から収納空間内に押し込む登りスロープを設けた請求項1から5のいずれか一つに記載の屋外倉庫。
  7. 前記登りスロープの登り上部側には、前記可搬式補助電源装置の押し込み方向に伸び、その後、下方に折れ曲がるフックを配置し、
    前記開口部近傍の床面には、前記フックの先端側を挿入する貫通孔を設けた請求項6に記載の屋外倉庫。
  8. 前記床面の開口部側には、開口部下辺側を横切る補強フレームを設け、この補強フレームの上辺よりも床面の上面を下方とするとともに、前記登りスロープのフックを床面の貫通孔に挿入した状態で、この登りスロープの登り端部の高さは、補強フレームの上辺よりも高くした請求項6、または7に記載の屋外倉庫。
  9. 前記設置エリアに、可搬式補助電源装置を配置した請求項1から8のいずれか一つに記載の屋外倉庫。

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