JP3236206U - 長芋類の包装材 - Google Patents
長芋類の包装材 Download PDFInfo
- Publication number
- JP3236206U JP3236206U JP2021004648U JP2021004648U JP3236206U JP 3236206 U JP3236206 U JP 3236206U JP 2021004648 U JP2021004648 U JP 2021004648U JP 2021004648 U JP2021004648 U JP 2021004648U JP 3236206 U JP3236206 U JP 3236206U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- weed
- string
- stem
- preferable
- stalks
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02W—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
- Y02W90/00—Enabling technologies or technologies with a potential or indirect contribution to greenhouse gas [GHG] emissions mitigation
- Y02W90/10—Bio-packaging, e.g. packing containers made from renewable resources or bio-plastics
Landscapes
- Catching Or Destruction (AREA)
Abstract
Description
本考案は、やまいもや自然薯などの出荷,輸送,販売等に好適に使用できる長芋類の包装材に関する。
一般に長芋類は極めて折れ易いものであり、折損すると商品価値が激減してしまう。このため、長芋類の折れを防止するために補強材を添えたり、或いは包装用容器の中に収納したりしていた。前記包装用容器としては、特開2010-13151号などが提案されている。この構造は、熱可塑性樹脂シートから一体に形成され、根菜類(長芋類)を収容するための横断面半円形で長溝状の収納凹部が形成されてなり、収納凹部は、長手方向の所定間隔毎に凹部内方に膨出する同心半円状の凸条リブが形成されることにより長手方向に蛇腹状をなしており、収納凹部の長手方向両端側の端縁部に、外箱に収納する際の当接用のフラップが裏面側へ折曲可能に連接され、該フラップには、折曲状態において収納凹部の長手方向端壁部と対向する部位に、該端壁部に当接し得る緩衝用の凸部が設けられたものである。
しかしながら、特開2010-13151号は、構造が複雑で、多種少量生産に不向きであると共に、嵩張り、且つ、コストダウンが難しいものであった。しかも、使用後の分別廃棄作業の手間や処理コストが掛ると共に、焼却処分すると有害ガスが発生し、或いは有害物質が残存し、自然環境にやさしくないものであった。
本考案は、やまいもや自然薯などの出荷,輸送,販売等に好適に使用できると共に、主な材料費が殆ど掛らず、販売展示時には、同系色であるため、天然らしさを強調したディスプレーが可能である長芋類の包装材を提供することを目的する。
本考案は、上記問題点に鑑み、これを解消するものであり、複数本の雑草の茎と、該雑草の茎を上下方向で平行に並べると共に雑草の茎をすだれ状に形成するための紐と、から構成する。また雑草の茎として、セイタカアワダチ草を用いるのが好ましく、紐として、麻紐を用いるのが良い。更に雑草の茎として、イネ科或いはキク科のものを用い、且つ、その太さとして0.5mm~1.2mmの範囲のものを用いるのが良い。
請求項1のように複数本の雑草の茎(1)と、該雑草の茎(1)を上下方向で平行に並べると共に雑草の茎(1)をすだれ状に形成するための紐(2)と、から構成すると共に、商品の中身が見えるように長芋類(4)の下半分を本考案品で包むことにより、長芋類(4)の折れを防ぎ、出荷,輸送,販売等に好適に使用できると共に、主な材料費が殆ど掛らず、販売展示時には、同系色であるため、天然らしさを強調したディスプレーが可能である。また雑草の茎(1)は外部が固いが、内部は柔軟な略綿状であるので、軽量で緩衝性が良く、且つ、土が付いていても違和感がない。しかも、雑草の茎(1)は身近で容易に採集でき、使用後も土に戻るので環境にやさしいものとなる。
請求項2のように雑草の茎(1)として、セイタカアワダチ草を用いることにより、丁度良い太さのものが容易に手に入り、長芋類(4)を安定して保護できる状態で陳列出来る。しかも天然素材であるので、見た目にやさしく、商品価値が上がるものとなる。更に、野外に繁殖しているセイタカアワダチ草は増え易く、空き地等が野生化され易いため、駆除すべき雑草であるが、本考案品の素材として有効に利用することが可能となると共に、セイタカアワダチ草が多く採集されるので、空き地等がきれいに維持可能となる。
請求項3に示すように紐(2)として、麻紐を用いることにより、安価に手に入ると共に、使用後に土に戻るので環境にやさしいものとなる。
請求項4に示すように雑草の茎(1)として、イネ科或いはキク科を用いることにより、請求項2と同様に天然素材であるので、見た目にやさしく、商品価値が上がるものとなる。又、その太さを0.5mm~1.2mmのものを用いることにより、長芋類(4)の折損を防ぐ強度が確保されると共に緩衝性も得られる。
以下、本考案の実施形態を図面に基づいて説明する。(1)は複数本の雑草の茎であり、該雑草の茎(1)として、イネ科或いはキク科を用い、その太さとしては、0.5mm~1.2mmの範囲のものが良いが、好ましくは10mm前後のものを使用すると良い。また長さとしては、400mm~1400mmのものが良いが、長芋類の長さに合せて決定する。又、雑草の茎(1)の本数としては、5本~9本使用するのが好ましい。特に雑草の茎(1)としては、身近に多く繁殖し、採集し易いセイタカアワダチ草を用いるのが好ましい。またイネ科として、カヤ或いはススキなどを用いると良い。尚、ススキを用いる際は、太さ(強度)が確保できないので、葉の付いたものを用いることになり、葉が横からはみ出たりして嵩張るものとなり易く、また葉で手を切る恐れもあるので、取扱いに注意をする必要がある。又、前記雑草の茎(1)は乾燥したものを用いるのが好ましい。
(2)は複数本の雑草の茎(1)を上下方向で平行に並べると共に雑草の茎(1)をすだれ状に形成するための紐であり、該紐(2)としては、天然材料である麻紐を用いのが好ましい。(3)は麻糸の包装用紐であり、(4)は、やまいも,自然薯,ながいもなどの長芋類である。(5)は長芋類(4)を包装するための包装用透明袋であり、該包装用透明袋(5)には通気性を持たせたものを用いる。
次に本考案品の作り方について説明する。先ず始めに雑草の茎(1)であるセイタカアワダチ草を5本~9本用意する。この本数は雑草の茎(1)の太さや陳列する長芋類(4)の太さ及び本数によって決定される。例えば、図3に示すような長芋類(4)を2本包装する場合には、雑草の茎(1)の太さが10mm前後のもので、且つ、600mm前後の長さのものを、7本用意する。尚、雑草の茎(1)の本数は、長芋類(4)を包む本数や太さによって決定される。その後、雑草の茎(1)を図1に示すように上下方向で平行に並べる。そして、麻糸の紐(2)を用いて雑草の茎(1)をすだれ状に編んで形成させる。すだれ状に形成した際の幅としては、約70mm前後になる。尚、紐(2)の端部は結び付けておく。また紐(2)は雑草の茎(1)の両端と中央部を編むと、すだれ状に形成されるのである。
次に本考案の使用方法について説明する。先ず始めに本考案品を図1に示すように開き、その上に、包装用透明袋(5)で2本包装された長芋類(4)を置き(図3参照)、その両端と中央部を包装用紐(3)で、本考案品と2本包装された長芋類(4)が動かないように結び付ける(図2参照)。この時、長芋類(4)に土を付けておくと、干乾びにくくなる。尚、前記雑草の茎(1)を乾燥後、用いると茶色系になるため、長芋類(4)に土が付いていて気にならないものになる。
このように、本考案品を使用して長芋類(4)を包装すると、長芋類(4)は包装用透明袋(5)によって包装されているので、上半分が外側から見えるため、購入者は納得して良いものを選ぶことができる。また長芋類(4)の下半分が本考案品によって保護されているので、出荷時の取扱いが容易であり、輸送中も雑草の茎(1)で補強されており、輸送中の長芋類(4)の折損は殆どなくなる。更に、販売展示時には、長芋類(4)が新鮮に見えるディスプレーができ、商品価値が上がる。販売後、長芋類(4)を本考案品から取り出して、残ったものは廃材になるが、本考案品は天然材料で作られているので、焼却しても有害ガスが発生せず、且つ、有害物質が残らない。また本考案品を土に埋めれば、自然に土に戻るため、自然環境にやさしいものとなる。
1 雑草の茎
2 紐
2 紐
本考案は、上記問題点に鑑み、これを解消するものであり、複数本の雑草の茎と、該雑草の茎を上下方向で平行に並べると共に雑草の茎をすだれ状に形成するための紐と、から構成する。また雑草の茎として、セイタカアワダチ草を用いるのが好ましく、紐として、麻紐を用いるのが良い。更に雑草の茎として、イネ科或いはキク科のものを用い、且つ、その太さとして5mm~12mmの範囲のものを用いるのが良い。
請求項4に示すように雑草の茎(1)として、イネ科或いはキク科を用いることにより、請求項2と同様に天然素材であるので、見た目にやさしく、商品価値が上がるものとなる。又、その太さを5mm~12mmのものを用いることにより、長芋類(4)の折損を防ぐ強度が確保されると共に緩衝性も得られる。
以下、本考案の実施形態を図面に基づいて説明する。(1)は複数本の雑草の茎であり、該雑草の茎(1)として、イネ科或いはキク科を用い、その太さとしては、5mm~12mmの範囲のものが良いが、好ましくは10mm前後のものを使用すると良い。また長さとしては、400mm~1400mmのものが良いが、長芋類の長さに合せて決定する。又、雑草の茎(1)の本数としては、5本~9本使用するのが好ましい。特に雑草の茎(1)としては、身近に多く繁殖し、採集し易いセイタカアワダチ草を用いるのが好ましい。またイネ科として、カヤ或いはススキなどを用いると良い。尚、ススキを用いる際は、太さ(強度)が確保できないので、葉の付いたものを用いることになり、葉が横からはみ出たりして嵩張るものとなり易く、また葉で手を切る恐れもあるので、取扱いに注意をする必要がある。又、前記雑草の茎(1)は乾燥したものを用いるのが好ましい。
Claims (4)
- 複数本の雑草の茎(1)と、該雑草の茎(1)を上下方向で平行に並べると共に前記雑草の茎(1)をすだれ状に形成するための紐(2)と、から構成したことを特徴とする長芋類の包装材。
- 前記雑草の茎(1)が、セイタカアワダチ草である請求項1記載の長芋類の包装材。
- 前記紐(2)が、麻紐である請求項1記載の長芋類の包装材。
- 前記雑草の茎(1)が、イネ科或いはキク科であり、且つ、その太さが0.5mm~1.2mmである請求項1記載の長芋類の包装材。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2021004648U JP3236206U (ja) | 2021-12-06 | 2021-12-06 | 長芋類の包装材 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2021004648U JP3236206U (ja) | 2021-12-06 | 2021-12-06 | 長芋類の包装材 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3236206U true JP3236206U (ja) | 2022-02-03 |
Family
ID=80124019
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2021004648U Active JP3236206U (ja) | 2021-12-06 | 2021-12-06 | 長芋類の包装材 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3236206U (ja) |
-
2021
- 2021-12-06 JP JP2021004648U patent/JP3236206U/ja active Active
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US6516558B1 (en) | Insect trap and assembly for capturing and monitoring insects | |
Walters | Local management of mangrove forests in the Philippines: successful conservation or efficient resource exploitation? | |
US2260230A (en) | Container | |
WO2015087158A2 (en) | Packaging | |
JP3236206U (ja) | 長芋類の包装材 | |
JP2013136413A (ja) | 鉢植え植物用のラッピングシート | |
Were | On the materials of mats: thinking through design in a Melanesian society | |
US404585A (en) | Wilbur l | |
US20120118901A1 (en) | Biodegradable Produce Enclosure | |
CA2702840C (en) | Containers particularly for agricultural products | |
JP3133709U (ja) | 鶏卵包装用容器 | |
US2204118A (en) | Merchandising package | |
JP7284964B2 (ja) | 植物保持用紐及び植物保持用紐集合体 | |
EP1764312A1 (en) | Fruit and vegetable produce packaging | |
EP2113465A1 (en) | Packaging for food products | |
EP1787911B1 (de) | Verfahren zur Herstellung von mit Bananen gefüllten Verpackungen und Verpackung zum Transport und zur Präsentation von Bananen | |
KR101165394B1 (ko) | 외떡잎 식물의 줄기를 이용한 친환경 펜스 | |
BE1024839B1 (nl) | Houder en werkwijze voor het groeien, opslaan, vervoeren, en/of verkopen van planten of paddenstoelen; houder met verzegelde opening | |
KR20090000631U (ko) | 과일상자. | |
KR200404458Y1 (ko) | 생육 및 보호를 위한 열매 포장 봉지 | |
KR100609660B1 (ko) | 생육 및 보호를 위한 열매 포장 봉지 | |
JP4972663B2 (ja) | 園芸用タグ | |
WO2021163779A1 (pt) | Embalagem com visor transparente para acondicionar alimentos agrícolas | |
AU2004289067A2 (en) | Plant protection device | |
US994816A (en) | Basket for growing plants. |