JP3236089B2 - 自動車用エンジンの遠隔始動装置 - Google Patents

自動車用エンジンの遠隔始動装置

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JP3236089B2
JP3236089B2 JP30979392A JP30979392A JP3236089B2 JP 3236089 B2 JP3236089 B2 JP 3236089B2 JP 30979392 A JP30979392 A JP 30979392A JP 30979392 A JP30979392 A JP 30979392A JP 3236089 B2 JP3236089 B2 JP 3236089B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明に係る自動車用エンジン
の遠隔始動装置は、駐車場等、屋外に置かれた自動車の
エンジンを、屋内から始動する為に利用する。
【0002】
【従来の技術】冬期等の寒冷時に、屋外に置かれた自動
車のエンジンを屋内から始動させる、自動車用エンジン
の遠隔始動装置が、例えば実開平2−42102号公報
に記載されている様に従来から知られており、一部で実
際に使用されている。
【0003】遠隔始動装置を利用して自動車用エンジン
を始動する場合には、持ち運び自在な送信器を操作する
事で無線信号を発する。この無線信号は、自動車側に設
けられた受信器により受けられて制御器に送られる。そ
してこの制御器は、上記受信器が上記送信器からの無線
信号を受け、且つ安全等の条件が満たされた場合にの
み、始動指令信号を出す。この始動指令信号に基づい
て、始動装置を構成するイグニッションスイッチが閉じ
られ、セルモータが起動して、エンジンが始動される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の自動車用エン
ジンの遠隔始動装置は、装置を複雑化、大型化する事な
く、配線を正しく行なわれているか否かをチェックする
機能(セルフチェック機能)を持たせるものである。
【0005】本発明の対象となる自動車用エンジンの遠
隔始動装置は、自動車販売店(ディーラー)や部品販売
店で取り付けたり、或はユーザー自身が取り付ける場合
が多い為、何らかの対策を施さない限り、配線ミスをし
た状態のまま、使用される恐れがある。配線ミスをした
状態のまま使用すると、安全確認がされないまま、遠隔
操作によりエンジンが始動したりする可能性が生じる
為、好ましくない。
【0006】この為、遠隔始動装置を構成する制御器内
にセルフチェック用の回路を内蔵し、制御器に付設した
発光ダイオードを発光させる事で、配線が正しく行なわ
れているか否かを判定する事が考えられている。
【0007】ところが、発光ダイオードを発光させる事
で配線チェックを行なう場合、発光ダイオード並びにこ
の発光ダイオードを発光させる為の駆動回路が必要にな
り、その分、制御器が大型化、複雑化する事が避けられ
ない。又、チェック作業時に作業者は、制御器に組み込
まれた発光ダイオードを目視出来る場所にいなければな
らず、制御器の組み付け場所が限定されたり、或はチェ
ック作業を二人で行なわなければならない等の面倒が生
じる事も考えられる。
【0008】本発明の自動車用エンジンの遠隔始動装置
は、上述の様な事情に鑑みて発明されたものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の自動車用エンジ
ンの遠隔始動装置は、前記実開平2−42102号公報
等に記載された従来装置と同様に、少なくともエンジン
の始動を指示する為の無線信号を発する送信器と、この
送信器からの無線信号を受信する受信器と、この受信器
が無線信号を受け、且つエンジンを始動出来る条件が揃
った場合に始動指令信号を出す制御器と、この始動指令
信号に基づいてエンジンを始動させる始動装置と、エン
ジンが始動出来る条件を検出し、その検出信号を上記制
御器に送る検出素子とを備えている。
【0010】特に、本発明の自動車用エンジンの遠隔始
動装置に於いては、上記制御器は、エンジンの始動制御
を行なう事なく配線の接続状態の正誤を判定する配線チ
ェック制御状態と、エンジンの始動を指示する為の信号
を受けた場合にエンジンを始動出来る条件が揃っている
か否かを判定し、この条件が揃っている事を判定した場
合に上記始動装置に始動指令信号を出す通常制御状態と
を切り換える為の切換スイッチと、ホーンを鳴らす為の
駆動端子とを有する。そして、配線チェック制御への切
り換え時に上記制御器は、上記エンジン始動の可否を決
定する条件を表す信号のうちから選択される所定の信号
を入力された場合で、当該所定の信号を伝達する部分の
配線の接続が正しく行なわれている事をこの配線の通電
状態により判定した場合に、上記駆動端子に通電し、上
記ホーンを鳴らす事を特徴としている。
【0011】
【作用】上述の様に構成される本発明の自動車用エンジ
ンの遠隔始動装置によれば、配線チェックをホーンによ
り行なえる為、チェック作業を行なう者が制御器を目視
する必要はなく、制御器を何れの位置に設置した場合で
も、一人でチェック作業を行なえる。
【0012】
【実施例】図1〜13は本発明の実施例を示している。
本発明の自動車用エンジンの遠隔始動装置は、図1に示
す様に、エンジンの始動を指示する為の無線信号を発す
る送信器1と、この送信器1からの無線信号を受信する
受信器2と、この受信器2が無線信号を受け、且つ安全
等の条件が満たされた場合にのみ、始動指令信号を出す
制御器3とを備えている。上記制御器3は、同図に示す
様に、ユーザー毎に定まるIDコードの整合性を判断す
るID判断回路4と、複数のAND回路5a〜5dと、
タイマー6とから構成され、イグニッションスイッチ
(IGN)をONする為のIGN端子7と、スタータモ
ータをONさせる為のST端子8とを有する。
【0013】又、この様に構成される制御器3には、図
1〜2に示す様に、上記受信器2からの信号の他、バッ
テリー電源9の電圧を示す信号と、パーキングブレーキ
10が作動しているか否かを示す信号(実際には、図2
に示す様に、ダッシュボード裏のブレーキ表示灯16部
分から信号を取り出す。)と、変速機のレバーがパーキ
ング位置(Pポジション)又はニュートラル位置(Nポ
ジション)にある事を検知するリレー11の信号(自動
変速機の場合のみ。実際には、図2に示す様に、ダッシ
ュボード裏のパーキング位置表示灯17部分から信号を
取り出す。)と、ボンネットの開閉状態を検知する為の
ボンネットスイッチ12(遠隔始動装置用として、新た
に組み付ける。)からの信号と、ドアの開閉状態を検知
するドアスイッチ13からの信号(実際には、図2に示
す様に、ダッシュボード裏の半ドア警告灯18部分から
信号を取り出す。)と、オルタネータ19が発電する電
圧を測定自在なL端子14からの信号とを入力してい
る。
【0014】そして上記制御器3は、受信器2が送信器
1からの無線信号を受けてIDコードが一致し、且つバ
ッテリー電源9の電圧が十分で、しかもパーキングブレ
ーキ10が引かれ、変速機のレバーがPポジション又は
Nポジションにあり、ボンネット及びドアが閉じられて
いる場合にのみ、タイマー6が定める一定時間のみ、上
記IGN端子7及びST端子8に通電する。
【0015】又、制御器3の側面には、図3〜4に示す
様な切換スイッチ15a〜15eを設け、各切換スイッ
チ15a〜15eの切り換えに基づき、制御状態の変更
を自在としている。先ず、図4左端の切換スイッチ15
aは、盗難防止制御を行なうか否かを切り換える為のも
ので、ON位置に切り換えた場合にのみ、後述する盗難
防止制御が行なわれる。
【0016】次の切換スイッチ15bは、タイマー6
(のアイドリングタイマー)の設定時間を切り換える為
のもので、ON位置の場合、遠隔操作により始動したエ
ンジンは20分後に自動停止し、OFF位置の場合には
10分後に停止する。
【0017】中央の切換スイッチ15cは、パーキング
ブレーキ10が引かれているか否かで、エンジンの遠隔
始動を可能とするか否かを切り換える為のもので、冬
季、パーキングブレーキが凍り付く恐れがある場合には
ON位置として、パーキングブレーキが引かれていなく
ても遠隔操作による始動を可能とし、夏季にはOFF位
置として、パーキングブレーキが引かれていない限り、
遠隔操作による始動を不能とする。
【0018】次の切換スイッチ15dは、自動変速機の
レバーがPポジションにあるか否かにより、エンジンの
遠隔始動を可能とするか否かを切り換える為のもので、
OFFの場合には、上記レバーがPポジションにある場
合にのみ、遠隔操作による始動を可能とし、反対にON
位置にある場合には、上記レバーがPポジションかNポ
ジション位置かの何れかにあれば、遠隔操作による始動
を可能とする。
【0019】更に、右端の切換スイッチ15eは、本発
明の特徴である配線チェックを行なう為のもので、チェ
ック作業時にはON位置とし、チェック作業終了後はO
FF位置としておく。この切換スイッチ15eのON、
OFFにより、制御器3が、エンジンの始動制御を行な
う事なく所定の配線の接続状態の正誤を判定する配線チ
ェック制御状態と、エンジンの始動を指示する為の信号
を受けた場合にエンジンを始動出来る条件が揃っている
か否かを判定し、この条件が揃っている事を判定した場
合に始動装置に始動指令信号を出す通常制御状態とを切
り換える事が出来る。
【0020】図5は、上述の様に構成される本発明の自
動車用エンジンの遠隔始動装置の基本動作を示すメイン
ルーチンである。自動車用エンジンの遠隔始動装置を起
動させると、制御器3(図1〜3)中に組み込まれたR
AMに記憶されている判断条件を制御器3の制御回路中
に移し込む、所謂初期設定が行なわれる。この初期設定
を行なった後、受信器2が送信器1からの無線信号を受
け、安全等の条件が満たされると、エンジンの遠隔始動
が行なわれる。
【0021】又、図5に示したメインルーチンの間に図
6に示した割込ルーチンを頻繁に割り込ませて、安全確
認が行なわれない限り、遠隔操作に基づくエンジンの始
動が行なわれない様にする。
【0022】即ち、上記送信器1から受信器2に、エン
ジンを始動すべき旨を指示する無線信号が送り込まれる
と制御器3は、エンジンを始動させるべき旨を表わす信
号(エンジン回転フラグ)を立ち上げ(ONし)、後述
する図8に示す様に、セルモータに通電させるべく、第
一、第二のイグニッション(IGN 1 、IGN 2 )リレー、
アクセサリー(ACC )リレー、第一、第二のスタータ
(ST 1、ST 2)リレーを順次ONする。この後は、図6
に示した安全等の確認が行なわれる事を条件に、上記セ
ルモータを一定時間回転させて、エンジンを始動させ
る。但し、イグニッションリレーとスタータリレーと
は、それぞれ1個ずつの場合も多い。
【0023】上記制御器3は、図6に示す様な動作を繰
り返し行なう事で、安全等が確認されない限り、上記エ
ンジン回転フラグがONされても、エンジンを始動させ
ない。即ち、前記制御器3の切換スイッチを通常の(切
換スイッチ15c、15dをOFFの)状態とすれば、
下記の(a)〜(d)の何れかに該当する場合には、エ
ンジン回転フラグ、IGN 1 、IGN 2 リレー、 ACCリレ
ー、ST 1、ST 2リレーを何れもOFFして、エンジンを
始動させない。
【0024】(a)ドアスイッチからの信号に基づき、
何れかのドアが開いていると判断される場合。 (b)パーキングブレーキが作動していない場合。 (c)オートマチック車の場合、セレクトレバーがPポ
ジションになっていない場合。 (d)ボンネットが閉じられていない場合。
【0025】又、図示の実施例の場合、上記(d)の場
合には、ボンネットが開いている事を示す信号(ボンネ
ットフラグ)を立ち上げ(ONし)てから、上記IGN 1
、IGN 2 リレー、 ACCリレー、ST 1、ST 2リレーをO
FFする。総てのドアが閉じられ、パーキングブレーキ
が作動し、オートマチック車のセレクトレバーがPポジ
ションになっており、ボンネットが閉じられている場合
には、上記ボンネットフラグがOFFか否かを判断す
る。
【0026】そして、ボンネットフラグがOFFである
場合には、上記IGN 1 、IGN 2 リレー、 ACCリレー、ST
1、ST 2リレーをOFFする事なく、そのまま図5に示
したメインルーチンに戻し、エンジンの始動を可能とす
る。反対に、ボンネットフラグがONされている場合に
は、ボンネットフラグがONされた後、ボンネットが閉
じられており、且つ、イグニッションスイッチが運転席
部分でのキー操作に基づき、1秒以上閉じられたか否か
を判断する。そして、ボンネットが閉じられていても、
イグニッションスイッチが1秒以上閉じられていないと
判断される場合には、ボンネットが開いていた場合と同
様に、上記IGN 1 、IGN 2 リレー、 ACCリレー、ST 1、
ST 2リレーをOFFする。
【0027】従って、1度ボンネットを開き、ボンネッ
トフラグがONされた後は、ボンネットが閉じられてお
り、且つ、イグニッションスイッチを運転席部分でのキ
ー操作に基づき、1秒以上閉じない限り、送信器1から
の信号に基づいてエンジンが始動される事がなくなる。
ボンネットフラグがONされているが、ボンネットフラ
グがONされた後、イグニッションスイッチが運転席部
分でのキー操作に基づき、1秒以上閉じられていると判
断される場合には、ボンネットフラグをOFFしてか
ら、そのまま図5に示したメインルーチンに戻し、エン
ジンの始動を可能とする。
【0028】従って、図示の実施例の場合、ボンネット
を開いてエンジンルーム内を点検中に作業者の身体がボ
ンネットスイッチに触れ、ボンネットが開いているにも
拘らずボンネットが閉じられている旨の信号が制御器3
に送られても、子供の悪戯等により過って送信器1の始
動スイッチが押され、エンジンが不意に始動する事を確
実に防止出来る。
【0029】図5のメインルーチンに示した初期設定後
に上記制御器3は、受信判断を行なう。この受信判断の
際に制御器3は、図7に示す様に、受信器2が送信器1
からの無線信号を受けているか否かを常に判定し、受信
器2が無線信号を受けていると判定される場合には、送
信器1固有のIDコードと制御器3固有のIDコードと
が一致するか否かを判定する。このIDコード判定は、
異なる送信器1からの信号により、過って関係のない自
動車のエンジンの遠隔始動が行なわれるのを防止する為
に行なう。
【0030】IDコードが一致した場合には、エンジン
を始動すべき信号が入力されているか否かを判定し、当
該信号が入力されていると判定される場合には、エンジ
ン始動フラグをONする。又、エンジンを始動すべき信
号が入力されていない場合には、エンジンを停止すべき
信号が入力されているか否かを判定し、当該信号が入力
されていると判定される場合には、エンジン停止フラグ
をONする。エンジン始動フラグ又はエンジン停止フラ
グがONされると、次述するエンジン始動停止制御によ
り、エンジンが始動又は停止させられる。
【0031】エンジンを始動させるべき旨の信号も、停
止させるべき旨の信号も入力されていない場合に制御器
3は、ドアをアンロック(開錠)すべき旨の信号が入力
されているか否かを判定し、当該信号が入力されている
と判定される場合には、ドアアンロックフラグをONす
る。又、ドアをアンロックすべき信号が入力されていな
い場合には、ドアをロック(施錠)すべき信号が入力さ
れているか否かを判定し、当該信号が入力されていると
判定される場合には、ドアロックフラグをONする。ド
アアンロックフラグ又はドアロックフラグがONされる
と、後述するドアロック制御により、ドアがアンロック
又はロックさせられる。
【0032】上記受信判断の結果、エンジン始動フラグ
又はエンジン停止フラグがONされると制御器3は、エ
ンジン始動停止制御を行なう。このエンジン始動停止制
御では、図8に示す様に、エンジン始動フラグがONさ
れており、前記オルタネータのL端子14(図1〜2)
部分の電圧が低く、且つイグニッションスイッチがOF
Fされている事を条件として、前記IGN 1 、IGN 2 リレ
ー、 ACCリレーをONし、前記タイマー6の第一タイマ
ー機能をスタートさせる。
【0033】イグニッションスイッチがONの場合、運
転席部分で、キーによるエンジン始動の準備がされてい
ると判定されるので、特に遠隔操作によりエンジン始動
を行なう事なく、上記IGN 1 、IGN 2 リレー、 ACCリレ
ーをOFFすると共に、エンジン始動フラグをOFFす
る。
【0034】一方、イグニッションスイッチがOFFの
場合には、上記第一タイマー機能により、5秒間だけ、
IGN 1 、IGN 2 リレー、 ACCリレーをONし、前記ST
1、ST2リレーをONしないままの状態に保持する。この
5秒間の間に、ディーゼルエンジン車の場合にはグロー
ランプを赤熱させ、ガソリンエンジン車の場合には燃圧
を上昇させる。
【0035】IGN 1 、IGN 2 リレー、 ACCリレーをON
してから5秒経過後、上記第一のタイマー機能をクリア
してから、IGN 2 リレーと ACCリレーとをOFFし、そ
れ迄OFF状態であったST 1、ST 2リレーをONすると
共に、上記タイマー6の第二タイマーをスタートさせ
る。ST 1、ST 2リレーがONされる結果、スタータモー
タに通電されて、エンジンの始動操作が行なわれる。
【0036】ST 1、ST 2リレーをONした後、前記L端
子14部分の電圧が上昇した場合には、スタータモータ
の回転によりエンジンが始動したと判断される為、前記
タイマー6に内蔵したアイドリングタイマー(IDタイ
マー)をクリアしてからスタートさせると共に、エンジ
ン回転フラグをONし、上記ST 1、ST 2リレーをOFF
し、上記IGN 2 リレーと ACCリレーとをONする。この
状態でエンジンの暖気運転が開始される。
【0037】このIDタイマーの設定時間は、前記切換
スイッチ15bの切り換えにより、10分又は20分に
設定される。例えば切換スイッチ15bをOFF位置と
し、設定時間を10分とした場合、遠隔操作によるエン
ジン始動後10分経過した時点で、上記IDタイマーを
クリアーしてから、上記IGN 1 、IGN 2 リレー、 ACCリ
レーをOFFしてエンジンを停止させると共に、エンジ
ン始動フラグ並びにエンジン回転フラグをOFFする。
【0038】ST 1、ST 2リレーをONし、スタータモー
タに通電しているにも拘らず、L端子14部分の電圧が
上昇せず、前記第二タイマーが5秒間経過した場合に
は、エンジン始動を再度試みるべく、一度第二タイマー
をクリアしてから、上記ST 1、ST 2リレーをOFFす
る。同時に、始動を試みた回数をカウントする始動カウ
ンタのカウント数を、1ずつ増加させる。
【0039】遠隔操作によるエンジンの始動の試みは、
送信器1からの始動すべき無線信号が1回送られる毎
に、3回を限度として、繰り返し行なわれる。そこで、
上記始動カウントの数が3に達した場合には、それ以上
始動を試みる事なく、IGN 1 とエンジン始動フラグとを
OFFすると共に、始動カウンタをクリアする。
【0040】上記始動カウントの数が3に満たない場合
には、前記タイマー6に内蔵された第三タイマーをスタ
ートさせる。この第三タイマーは、エンジン始動を失敗
した後、再び試みる迄のインターバルとして、設定時間
を3秒とされている。そして、この3秒間が経過した後
は、上記第三タイマーをクリアしてから、再びIGN 2リ
レーと ACCリレーとをOFFし、それ迄OFF状態であ
ったST 1、ST 2リレーをONすると共に、上記タイマー
6の第二タイマーをスタートさせて、エンジンの始動操
作を行なう。
【0041】一方、前記エンジン始動フラグがONされ
ているにも拘らず、上記L端子14部分の電圧が高い場
合には、既にエンジンが始動しており、オルタネータ1
9がエンジンにより駆動されていると考えられるので、
エンジン回転フラグがONされているかを判定する。こ
のエンジン回転フラグは、遠隔操作によりエンジンが始
動するのに伴なってONされるもので、このエンジン回
転フラグがONされている場合、既にエンジンが遠隔操
作により始動していると判定される。そこでこの場合に
は、短時間(例えば80msec)だけ、ホーンリレー20
(図2)に通電すると共に、上記エンジン始動フラグを
OFFする。ホーンリレー20への通電に伴なってホー
ン21(図2)が短時間だけ鳴るので、自動車から離れ
た場所で送信器1を操作している者は、エンジンが既に
始動している事を知る事が出来る。反対に、L端子14
部分の電圧が高いにも拘らず、エンジン回転フラグがO
FFの場合は、運転席部分でのキー操作により、エンジ
ンが既に始動していると判定されるので、エンジン始動
フラグをOFFしてから、エンジン始動停止制御を終了
する。
【0042】更に、エンジン始動フラグがOFFで、エ
ンジン停止フラグがONの場合には、前記IGN 1 、IGN
2 リレー、 ACCリレー、ST 1、ST 2リレーを何れもOF
Fしてエンジンを停止させると共に、エンジン回転フラ
グとエンジン停止フラグとをOFFする。エンジン始動
フラグ、エンジン停止フラグの何れもがOFFの場合に
は、エンジンの始動、停止に関する指令が出ていないと
判定されるので、そのままエンジン始動停止制御を終了
する。
【0043】又、前記制御器3は、ドアのロック或はア
ンロックを遠隔操作で行なうべく、図9に示す様なドア
ロック制御を行なう。先ず、ドアロックフラグがONさ
れていると判定される場合には、ドアロック用のアクチ
ュエータ22(図2)に付属した、ドアロック用のリレ
ーを880msecだけONし、ドアをロックした後、ドア
ロックフラグをOFFする。
【0044】又、ドアロックフラグはOFFであるが、
ドアアンロックフラグがONされていると判定される場
合には、前記受信器2が受ける無線信号の電界強度が所
定値(+40μV/m)以上であるか否かを判定する。
電界強度が所定値以上の場合には、ドアロック用のアク
チュエータ22に付属した、ドアアンロック用のリレー
を880msecだけONし、ドアをアンロックした後、ド
アアンロックフラグをOFFする。電界強度が所定値以
下の場合には、ドアアンロック用のリレーをONする事
なく、直ちにドアアンロックフラグをOFFする。
【0045】例えば、運転者が送信器を、アンテナを折
り畳んだ状態で尻のポケットに入れようとしてドアアン
ロック用の釦が意に反して押され、過ってドアをアンロ
ックすべき無線信号が出た場合、この無線信号の電界強
度は弱い(+40μV/m未満)ものとなる。そこで、
図示の実施例に於いては、この様な場合にドアが過って
アンロックされるのを防止して、安全性の向上を図って
いる。
【0046】又、前記制御器3は、前記切換スイッチ1
5a(図4)がON位置に切り換えられている事を条件
に、図10に示す様な盗難防止制御を行なう。この盗難
防止制御の際に制御器3は、先ず警報フラグがOFFで
あるか否かを判定する。
【0047】警報フラグがOFFの場合、盗難警報モー
ドであるか否か(上記切換スイッチ15aがONされて
いるか否か)を判定する。盗難警報モードの場合、ドア
並びにボンネットが閉じられているか否かを判定し、何
れも閉じられている場合には、ドアロックが遠隔操作に
より行なわれたか否かを判定する。そして、遠隔操作に
よりドアロックが行なわれた場合には、警報フラグをO
Nする。警報フラグがONされる事により、ドア及びボ
ンネットを開く際、所定の手順を踏まない限り、警報が
発せられる(ホーン21(図2)が鳴る)。
【0048】即ち、警報フラグがONされている場合に
は、ドアのアンロックが遠隔操作により行なわれたか否
かを判定する。ドアのアンロックが、前記送信器1から
の無線信号に基づき、遠隔操作により行なわれた場合に
は、アンロックが正規の手順で行なわれたと考えられる
ので、警報を発する事なく、上記警報フラグをOFFす
る。
【0049】一方、ドアが遠隔操作によりアンロックさ
れる事なく、ドアとボンネットとの少なくとも一方が開
かれた場合には、図11に示す様なパターンで前記ホー
ンリレー20(図2)に通電する事により、盗難警報を
発する。
【0050】即ち、遠隔操作によらずに、ドア又はボン
ネットが開かれた場合、開かれた瞬間に上記ホーンリレ
ー20に、0.1秒間だけ通電する。この結果前記ホー
ン21が、ユーザーに注意を促す意味で、少しだけ鳴
る。一度鳴り出した警報は、運転席に設けられたイグニ
ッションスイッチがキーによりONされない限り、繰り
返される。キー操作によりイグニッションスイッチをO
Nした後は、警報を解除(上記ホーンリレー20への通
電を停止)し、警報フラグをOFFする。
【0051】又、前記制御器3は、配線が正しく行なわ
れたか否かを判定すべく、図12に示す様な配線チェッ
ク制御を行なう。即ち、前記切換スイッチ15e(図
4)がONされ、配線チェックをする為のテストモード
になっている場合には、配線の正誤の自己診断を完了し
た旨を表わす、セルフチェックフラグがONされている
か否かを判定する。
【0052】上記制御器3は、セルフチェックフラグが
OFFの場合、ドア並びにボンネットが閉じられ、パー
キングブレーキが引かれ、変速機のレバーがパーキング
位置にあり、エンジンが回転してオルタネータ19のL
端子14(図1〜2)部分の電圧が高い事を条件とし
て、前記ホーンリレー20に短時間だけ通電する機能を
有する。従って、前記図1〜2に示したバッテリー電源
9、パーキングブレーキ10、変速機のレバーがPポジ
ション又はNポジションにある事を検知するリレー1
1、ドアスイッチ13、ボンネットスイッチ12、L端
子14の配線接続が正しく行なわれていれば、エンジン
を始動させた瞬間に、上記ホーンリレー20への通電に
基づきホーン21が短時間鳴る。勿論、配線が間違って
いればホーン21は鳴らないので、ホーンを聞いて配線
が正しく行なわれた事を知る事が出来る。
【0053】配線が正しく行なわれ、且つ上記各条件を
揃えてホーン21を鳴らすと、セルフチェックフラグが
ONされる。
【0054】セルフチェックがONされている場合、或
は上記各条件の内の何れかが欠けた場合には、送信器1
(図1)から受信器2に送り込まれるIDコードが更新
すべきコードであるか否かを判定する。
【0055】即ち、ユーザーが送信器1を紛失したり、
或は破損した場合、従来は制御器3のID判定部分毎交
換しなければならなかったが、図示の実施例の場合、送
信器1をメーカーから取り寄せれば、ユーザーが新たな
送信器を使用出来る様に構成して、ユーザーの負担軽減
を図っている。即ち、それ迄の送信器1を使用出来なく
なった場合にユーザーは、制御器3の側面に書いたID
コードを指示して、メーカーから新たな送信器1を取り
寄せる。
【0056】この新たな送信器1から送り出される無線
信号のIDコードは、使用出来なくなったIDコードと
同じであるが、送信器1毎に個別のコードが異なってい
る。本発明の場合、配線チェックの為のテストモードに
切り換えると共に、イグニッションスイッチをONした
状態で、上記新たな送信器1から無線信号を送れば、上
記IDコードが一致している限り、上記個別のコードが
更新される様にしている。この様にしてコードが更新さ
れた後は、上記新たな送信器1による遠隔操作が可能と
なる。更新後、紛失した古い送信器1が見付かった場合
は、再び古い送信器を使用して更新作業を行なわない限
り、古い送信器を使用出来なくなる。即ち、新しい送信
器と古い送信器とを同時に使用する事は出来ない。
【0057】コードの更新を行なわない場合には、次述
する各部毎の配線チェックに移る。即ち、図示の実施例
の場合、各部の配線が正しく行なわれているかを一挙に
検査する機能の他、各部毎に検査出来る機能を有する。
【0058】先ず、ドアを遠隔操作でロックする信号を
入力した場合、ホーン21が鳴る。そして、この状態か
らドアを開けばホーンが鳴り、閉じれば再びホーンが鳴
る。尚、半ドア警告灯18並びにホーン21に関する配
線が正しく行なわれていれば、制御器3がテストモード
にあり、イグニッションキーがONされている限り、ド
アを遠隔操作でロックする信号の入力により、ドアの開
閉に応じてホーン21が鳴る。
【0059】この様に、信号の入力によりドアの開閉の
度にホーンが鳴る状態は、制御器3のテストモード状態
を解除する(前記切換スイッチ15eをOFFする)
か、イグニッションスイッチを切る迄続く。
【0060】この様な配線チェックは、図12に示す様
に、ボンネットスイッチの配線、パーキングブレーキの
配線、パーキング位置の配線、L端子の配線に就いても
行なえる。従って、全体の配線を一挙に検査した場合に
配線ミスの存在が解った場合、個別の検査を行なう事に
より、配線ミスの場所を知る事が出来る。即ち、配線チ
ェック制御への切り換え時に、制御器3は、ドアやボン
ネットの開閉状態や、パーキングブレーキの作動状態
等、エンジン始動の可否を決定する条件を表す信号のう
ちから選択される所定の信号を入力された場合で、当該
所定の信号を伝達する部分の配線の接続が正しく行なわ
れている事をこの配線の通電状態により判定した場合
に、上記ホーンリレー20へ通電して、上記ホーン21
を鳴らす。このホーン21が鳴らなかった場合には、上
記所定の信号を伝達する部分の配線の接続が誤っている
事を知る事が出来る。
【0061】更に、節電モード制御は、自動車を長期間
使用しなかった場合に、前記受信器2及び制御器3によ
る電力消費を節約するもので、図13に示す様に機能す
る。即ち、上記制御器3は上記節電モード制御の際、上
記受信器2が送信器1からの無線信号を受けるか否か、
並びにイグニッションスイッチがONされたか否かを見
張る。そして、受信器2が無線信号を受けず、イグニッ
ションスイッチがONされない場合には、内蔵したタイ
マー(前記タイマー6に内蔵の第四タイマー、或はタイ
マー6とは独立したタイマー)による節電カウントを開
始する。
【0062】そして、この節電カウントは、受信器2が
送信器1からの無線信号を受けるか、或はイグニッショ
ンスイッチがONされない限り、15日間経過する迄行
なわれる。15日間としたのは、日曜日のみ運転するド
ライバー(所謂サンデードライバー)が多い現状に鑑み
て、日曜日に運転した後自動車を使用せず、次の日曜日
に使用しなかった場合でも、その次の日曜日(2週間
後)には未だ遠隔始動を行なえる様にする為である。
【0063】15日間に亙って上記受信器2が無線信号
を受信せず、且つ上記イグニッションスイッチが操作さ
れない場合に上記制御器3は、待期モードから上記節電
モードに切り換わる。節電モードに切り換わった状態で
上記制御器3の消費電流は、待期モードの場合(9mA/h
程度)に比べて遥かに少なく(例えば1.5mA/h程度)
なる。
【0064】そして、節電モードに切り換わった後は、
イグニッションスイッチがONされない限り、上記節電
モードを継続する。節電モード時には、前述した各制御
が行なわれないが、消費電力を抑える事により、バッテ
リーが放電し切る可能性を低く抑えて、エンジンを始動
出来なくなる危険性を少なく出来る。
【0065】上記制御器3が節電モードに切り換わった
後は、イグニッションスイッチをONする事により、上
記節電モードが解除され、前記待期モードに復帰する。
復帰後は、前述した各制御が行なわれる。
【0066】
【発明の効果】本発明の自動車用エンジンの遠隔始動装
置は、以上に述べた通り構成され作用する為、装置を複
雑化したり大型化したりする事なく、配線を正しく行な
えたか否かの確認作業を、一人で、しかも容易に行なえ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を示すブロック図。
【図2】同配線図。
【図3】制御器の外観を示す斜視図。
【図4】切換スイッチを示す、図3のA矢視図。
【図5】メインルーチンを示すフローチャート。
【図6】割込ルーチンを示すフローチャート。
【図7】受信判断のフローチャート。
【図8】エンジン始動停止制御のフローチャート。
【図9】ドアロック制御のフローチャート。
【図10】盗難防止制御のフローチャート。
【図11】警報発生のパターンを示す線図。
【図12】配線チェック制御のフローチャート。
【図13】節電モード制御のフローチャート。
【符号の説明】
1 送信器 2 受信器 3 制御器 4 ID判断回路 5a、5b、5c、5d AND回路 6 タイマー 7 IGN端子 8 ST端子 9 バッテリー電源 10 パーキングブレーキ 11 リレー 12 ボンネットスイッチ 13 ドアスイッチ 14 L端子 15a、15b、15c、15d、15e 切換スイッ
チ 16 ブレーキ表示灯 17 パーキング位置表示灯 18 半ドア警告灯 19 オルタネータ 20 ホーンリレー 21 ホーン 22 アクチュエータ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 青木 隆季 長野県松本市井川城1丁目6番29号 株 式会社サーキットデザイン内 (56)参考文献 特開 昭54−142430(JP,A) 実開 平2−42102(JP,U) 実開 昭54−133227(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F02N 11/08

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくともエンジンの始動を指示する為
    の無線信号を発する送信器と、この送信器からの無線信
    号を受信する受信器と、この受信器が無線信号を受け、
    且つエンジンを始動出来る条件が揃った場合に始動指令
    信号を出す制御器と、この始動指令信号に基づいてエン
    ジンを始動させる始動装置と、エンジンが始動出来る条
    件を検出し、その検出信号を上記制御器に送る検出素子
    とを備えた自動車用エンジンの遠隔始動装置に於いて、
    上記制御器は、エンジンの始動制御を行なう事なく配線
    の接続状態の正誤を判定する配線チェック制御状態と
    エンジンの始動を指示する為の信号を受けた場合にエン
    ジンを始動出来る条件が揃っているか否かを判定し、こ
    の条件が揃っている事を判定した場合に上記始動装置に
    始動指令信号を出す通常制御状態とを切り換える為の切
    換スイッチと、ホーンを鳴らす為の駆動端子とを有し、
    配線チェック制御への切り換え時に上記制御器は、上記
    エンジン始動の可否を決定する条件を表す信号のうちか
    ら選択される所定の信号を入力された場合で、当該所定
    の信号を伝達する部分の配線の接続が正しく行なわれて
    いる事をこの配線の通電状態により判定した場合に、
    記駆動端子に通電し、上記ホーンを鳴らす事を特徴とす
    る自動車用エンジンの遠隔始動装置。
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