JP3235719U - 樹脂製封筒及び樹脂製封筒セット - Google Patents
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Abstract
【課題】インデックスシールを用いることなく書類等を簡単且つ確実に整理することが可能な樹脂製封筒及び樹脂製封筒セットを提供する。
【解決手段】樹脂製封筒1は、透明又は半透明の樹脂製である長方形状の第1、第2シート10、20を重ね合わせ、第1、第2シート10、20の左右の側縁部10L、20Lと10R、20R及び下縁部同士が接続されて上部が開口した袋状に形成される樹脂製封筒である。そして、第1シート10及び第2シート20は、外面の所定位置に筆記受理インクで印刷されたインデックス部として、右インデックス部11、21、中央インデックス部12、22及び上インデックス部13を備える。この構成によれば、鉛筆やボールペン等の筆記具を用いて樹脂製封筒1の第1シート10における右インデックス部11に書類等を識別するための文字を直接書き込むことができる。
【選択図】図3
【解決手段】樹脂製封筒1は、透明又は半透明の樹脂製である長方形状の第1、第2シート10、20を重ね合わせ、第1、第2シート10、20の左右の側縁部10L、20Lと10R、20R及び下縁部同士が接続されて上部が開口した袋状に形成される樹脂製封筒である。そして、第1シート10及び第2シート20は、外面の所定位置に筆記受理インクで印刷されたインデックス部として、右インデックス部11、21、中央インデックス部12、22及び上インデックス部13を備える。この構成によれば、鉛筆やボールペン等の筆記具を用いて樹脂製封筒1の第1シート10における右インデックス部11に書類等を識別するための文字を直接書き込むことができる。
【選択図】図3
Description
本考案は、透明又は半透明の樹脂からなる樹脂製封筒及び樹脂製封筒セットに関する。
従来、OPP封筒、DM封筒等と称される透明又は半透明の樹脂からなる樹脂製封筒が広く用いられている。(例えば、特許文献1等参照)。
このような樹脂製封筒は、ダイレクトメール、カタログ等、主として印刷物を収容するために用いられている。また、樹脂製封筒は、ダイレクトメールの発送等の用途以外に、資料を分類して保管する用途にも用いられており、簡単に資料を探すことができるように、側縁にインデックスシールを貼り付けて使用される場合がある。
しかしながら、インデックスシールを各封筒の側縁に一枚ずつ貼り付けるのは、作業に手間がかかるという問題がある。また、インデックスシールの一部がめくれて他の封筒や鞄等に貼り付き、封筒から剥がれて分類が不明となるという不具合が生じる問題がある。
本考案は、インデックスシールを用いることなく書類等を簡単且つ確実に整理することが可能な樹脂製封筒及び樹脂製封筒セットを提供することを目的とする。
(1)本考案に係る樹脂製封筒は、透明又は半透明の樹脂製である長方形状の第1、第2シートを重ね合わせ、前記第1、第2シートの左右の側縁部及び下縁部同士が接続されて上部が開口した袋状に形成される、樹脂製封筒であって、前記第1シート及び前記第2シートの少なくとも一方は、外面の所定位置に筆記受理インクで印刷されたインデックス部を備える。
この構成によれば、第1シート及び第2シートの少なくとも一方は、外面に筆記受理インクで印刷されたインデックス部を備えるので、鉛筆やボールペン等の筆記具を用いて樹脂製封筒のインデックス部に書類等を分類するための文字を直接書き込むことができる。このため、封筒内に書類等を収容した状態で、インデックス部を視認して書類等を識別することができる。よって、インデックスシールを封筒に貼り付ける等の作業に手間をかける必要が無く、インデックスシールが封筒から剥がれて書類の分類が不明となる不具合も生じない。よって、インデックスシールを用いることなく書類等を簡単に識別して整理することができるという効果を奏する。
(2)前記第1シート及び前記第2シートは、互いに整合する位置に前記インデックス部をそれぞれ備える。
この構成によれば、封筒の表裏の整合する位置にインデックス部が設けられているので、表裏のどちら側からも容易にインデックス部を視認でき、効率的に書類等を識別して整理を行うことができる。
(3)前記インデックス部は、前記第1シート及び前記第2シートの各々の外面における左右の少なくとも一方の側縁部近傍に設けられる。
この構成によれば、一般的にインデックスシールが貼り付けられる封筒の側縁部近傍にインデックス部が設けられているので、書類の分類等を直接記入することができると共に、インデックスシールを貼り付けたのと略同様の感覚で封筒を左又は右からめくるだけでインデックス部を視認でき、効率的に書類等を識別し整理を行うことができる。
(4)前記インデックス部は、第1シート及び前記第2シートの各々の外面における左右方向中央に設けられる。
この構成によれば、第1シート及び前記第2シートの各々の外面における左右方向中央に設けられたインデックス部に書類のタイトルやコメント等を直接記入することができ、効率的に書類等を識別し整理を行うことができる。
(5)前記インデックス部は、第1シート及び前記第2シートの各々の外面における上部に設けられる。
この構成によれば、第1シート及び第2シートの各々の外面における上部に設けられたインデックス部に日付等を直接記入することができると共に、封筒を上からめくるだけでインデックス部を視認でき、効率的に書類等を識別し整理を行うことができる。
(6)前記インデックス部は、少なくとも一部に所定色に着色された着色部が設けられる。
この構成によれば、インデックス部に記載された文字に加えて、着色部の色で書類等の分類を識別することができ、より簡単に書類等の整理を行うことができる。
(7)前記第1シートは、前記開口より上方に延設されて前記第2シートの上部外面側へ折り返される蓋部を備え、前記蓋部の内面又は前記第2シートの外面上部のいずれか一方に粘着剤が塗布されると共に、前記粘着剤の表面に剥離テープが貼着されている。
この構成によれば、剥離テープを剥がして蓋部を第2シートの上部外面側へ折り返すことで、容易に封緘することができる。
(8)前記インデックス部は、前記第1シートの本体上部から前記蓋部に跨がって設けられる。
この構成によれば、インデックス部が第1シートの本体上部から蓋部に跨がって設けられているので、封筒の表側からだけでなく、上側や裏側からもインデックス部を視認することができ、効率的に書類等を識別し整理を行うことができる。
(9)上記(1)乃至(8)の何れかに記載の樹脂製封筒を複数備えてなる樹脂製封筒セットであって、前記各樹脂製封筒のそれぞれ対応する前記各インデックス部は、互いにずらして配置されている。
この構成によれば、複数の樹脂製封筒を重ねたときに、各々のインデックス部が互いにずれているので、各樹脂製封筒のインデックス部を容易に視認することができ、効率的に書類等を整理したり、迅速に目的の書類等を探したりすることができる。
(10)前記各樹脂製封筒のそれぞれ対応する前記各インデックス部は、互いに異なる所定色に着色された着色部が設けられる。
この構成によれば、インデックス部に記載された文字に加えて、インデックス部の色で書類等の分類を識別でき、より効率的に書類等を整理したり、より迅速に目的の書類等を探したりすることができる。
以下、本考案を適用した樹脂製封筒及び樹脂製封筒セットの一実施形態について図面を参照しつつ説明する。
<第1実施例の樹脂製封筒1の構成>
まず、本実施形態に係る第1実施例の樹脂製封筒1の構成について、図1乃至図4を参照しつつ説明する。図1は第1実施例の樹脂製封筒1を示す正面図、図2は背面図である。図3は、樹脂製封筒1において左右の側縁部同士を溶着する前の状態を示す展開図である。
まず、本実施形態に係る第1実施例の樹脂製封筒1の構成について、図1乃至図4を参照しつつ説明する。図1は第1実施例の樹脂製封筒1を示す正面図、図2は背面図である。図3は、樹脂製封筒1において左右の側縁部同士を溶着する前の状態を示す展開図である。
樹脂製封筒1は、図1,図2に示すように、透明又は半透明の樹脂製である長方形状の第1シート10と第2シート20とを重ね合わせ、第1、第2シート10,20の左側縁部10L,20L同士、右側縁部10R,20R同士及び下縁部10B,20B同士が接続されて袋状に形成されている。第1、第2シート10,20は、具体的には、透明又は半透明の合成樹脂からなるシート、例えば二軸延伸ポリプロピレン(OPP)が好適に用いられる。樹脂製封筒1は、例えば、図3の展開図に示されるような一端から他端へ長尺状をなす1枚のシートを、長手方向の中央よりやや他端寄りの位置で折曲げて下端(下縁部10B,20B)とし、表側の第1シート10及び折曲げた裏側の第2シート20における左側縁部10L,20L同士及び右側縁部10R,20R同士をそれぞれ溶着することにより、上部に開口Kを有する袋状に形成したものである。樹脂製封筒1は、例えば、A4用紙を収容可能な寸法(すなわちA4判より一回り大きい寸法)に設定されるが、用途に応じて如何なる寸法の封筒としてもよい。
第1シート10は、開口Kより上方に延設されて第2シート20の上部外面側へ折り返される蓋部10Fを備えている。一方、第2シート20の外面上部には、粘着剤が左右に延びる帯状に塗布されると共に、粘着剤の表面に剥離テープ30が貼着されている。従って、剥離テープ30を剥がし、蓋部10Fを第2シート20の上部外面側へ折り返して手で押さえることで、開口Kを簡単に閉塞(すなわち、封緘)することができる。
また、第1シート10は、外面の右側縁部10R近傍における上部の第1位置P1に筆記受理インクで印刷された右インデックス部11を備える。筆記受理インクは、印刷した際に表面にザラつきが形成される公知の特殊インクである。例えば、特開平11-85025号公報等には、筆記受理インクに関して記載されている。右インデックス部11は、市販のインデックスシールを模した縦50mm程度、横2mm程度の縦長の略長方形状である。使用者は、鉛筆、ボールペン、マジック等の筆記具を用いて、右インデックス部11に文字を書き込むことができる。インデックス部11は、例えば書類等の収容物を分類するための文字が記入される。例えば、「PTA関係」、「レシート」、「お手紙」、「割引券」、「チラシ」などである。
右インデックス部11は、上下及び左右方向端部側の周縁に所定幅で所定の着色が施された着色部11Cを有している。インデックス部11の着色部11Cは、例えば、赤色に着色されている。
一方、第2シート20は、外面の右側縁部20R近傍における上部において、第1シート10における第1位置P1と整合する第1位置P1’に、右インデックス部11と同一態様(形状及び寸法が同一。以下、同様。)の右インデックス部21を備える。従って、第1の樹脂製封筒1を正面視すると、図1に示すように、右インデックス部21が右インデックス部11の裏側に隠れるため、右インデックス部11のみが視認される。反対に、第1の樹脂製封筒1を背面視すると、図2に示すように、右インデックス部11が右インデックス部21の裏側に隠れるため、右インデックス部21のみが視認される。
また、第1シート10は、外面の左右方向中央且つ上下方向中央よりやや上に、右インデックス部11と同様の筆記受理インクで印刷された中央インデックス部12を備える。中央インデックス部12は、縦30mm程度、横80mm程度の横長の略長方形状である。中央インデックス部12は、例えば書類等のタイトルを表す文字が記入される。例えば、「令和3年度PTA総会資料」などである。
中央インデックス部12は、周縁に沿った長方形状の外枠12aが印刷されると共に、外枠内には5mm間隔で方眼線12bが印刷されている。外枠12a及び方眼線12bは、インデックス部11の着色部11Cと同一の所定色、例えば、赤色に着色されている。
一方、第2シート20は、外面の左右方向中央且つ上下方向中央よりやや上に、中央インデックス部12と同一態様の中央インデックス部22を備える。中央インデックス部22は、第1シート10の中央インデックス部12と整合する位置関係にある。従って、第1の樹脂製封筒1を正面視すると、図1に示すように、中央インデックス部22が中央インデックス部12の裏側に隠れるため、中央インデックス部12のみが視認される。反対に、第1の樹脂製封筒1を背面視すると、図2に示すように、中央インデックス部12が中央インデックス部22の裏側に隠れるため、中央インデックス部22のみが視認される。
さらに、第1シート10は、蓋部10F以外である本体の外面左上部から蓋部10Fに跨がって、筆記受理インクで印刷された上インデックス部13を備える。上インデックス部13は、縦横40mm程度の略正方形状である。上インデックス部13は、例えば書類等の作成日や保管日等の年月日が記入される。例えば、「2021年5月10日」などである。
上インデックス部13は、左右の縁部に沿って5mm程度の幅で所定色に着色された着色部13Cを有する。着色部13Cは、インデックス部11の着色部11Cと同一色、例えば、赤色に着色されている。上インデックス部13は、第1シート10の本体部から蓋部10Fに跨がって印刷されているため、蓋部10Fを第2シート20側へ折り返すことで背面側からも視認される。さらに、第1の樹脂製封筒1を上方から視たとき、着色部13Cを視認することで色の判別が可能である。
<樹脂製封筒1の使用方法>
次に、樹脂製封筒1の使用方法について、図4乃至図6を参照しつつ説明する。図4は樹脂製封筒1へ書類を入れる様子を正面視にて示す説明図である。図5は樹脂製封筒1に書類を収容した状態を正面視にて示す説明図、図6は側面視にて示す説明図である。
次に、樹脂製封筒1の使用方法について、図4乃至図6を参照しつつ説明する。図4は樹脂製封筒1へ書類を入れる様子を正面視にて示す説明図である。図5は樹脂製封筒1に書類を収容した状態を正面視にて示す説明図、図6は側面視にて示す説明図である。
まず、図4に示すように、未封緘の樹脂製封筒1の右インデックス部11,21へ、収容する物(すなわち書類S)を分類するための文字を、手書きで鉛筆やボールペンを用いて記入する。例えば、「PTA関係」と記入する。また、中央インデックス部12,22へ書類Sのタイトルを表す文字を記入する。例えば、「令和3年度PTA総会資料」と記入する。さらに、上インデックス部13へ書類Sを作成した日付を記入する。例えば、「2021年5月10日」と記入する。
次に、樹脂製封筒1の上方から、収容したい物(書類S)を開口Kへ差し込んで樹脂製封筒1内へ入れる。続いて、剥離テープ30を第2シート20から剥がして蓋部10Fを第2シート20側へ折り返すことで、蓋部10Fの内面が粘着剤によって第2シート20の上部外面に貼り付く。これにより、樹脂製封筒1は、図5、図6に示すように、書類Sを内部に収容した状態で封緘される。書類Sを樹脂製封筒1から取り出したいときは、蓋部10Fを第2シート20の上部外面から剥がして開封すればよい。つまり、樹脂製封筒1は、粘着剤の粘着性が残っている限り、開封と封緘とを複数回に亘って繰り返すことが可能である。
<樹脂製封筒セット100の構成>
次に、本考案の実施形態に係る樹脂製封筒セット100の構成について説明する。樹脂製封筒セット100は、上述した第1実施例に係る樹脂製封筒1の他、第2~第5実施例に係る樹脂製封筒2~5を備えて構成される。
次に、本考案の実施形態に係る樹脂製封筒セット100の構成について説明する。樹脂製封筒セット100は、上述した第1実施例に係る樹脂製封筒1の他、第2~第5実施例に係る樹脂製封筒2~5を備えて構成される。
以下、第2~第5実施例に係る樹脂製封筒2~5の構成について、図7乃至図10を参照しつつ説明する。図7は、第2実施例の樹脂製封筒2を示す正面図、図8は第3の樹脂製封筒3を示す正面図、図9は第4の樹脂製封筒4を示す正面図、図10は第5の樹脂製封筒5を示す正面図である。尚、第1実施例と同一の構成については同一の符号を付し、それらについての詳細な説明を省略する。図11は、第1~第5実施例の樹脂製封筒1~5からなる樹脂製封筒セット100の使用例を正面視にて示す説明図である。
第2実施例の樹脂製封筒2は、図7に示すように、第1シート10外面の右側縁部10R近傍における第1位置P1の下側に隣接する第2位置P2に右インデックス部11を備える。尚、図示しないが、第2シート20外面には、第1実施例と同様に、右インデックス部11と整合する位置に右インデックス部21を備えている(第3~第5実施例も同様)。また、樹脂製封筒2は、第1シート10外面の上部における第1位置Q1の右側に隣接する第2位置Q2に上インデックス部13を備える。また、右インデックス部11の着色部11C及び上インデックス部13の着色部13Cは、それぞれ黄色に着色されている。
第3実施例の樹脂製封筒3は、図8に示すように、第1シート10外面の右側縁部10R近傍における第2位置P2の下側に隣接する第3位置P3に右インデックス部11を備える。また、樹脂製封筒3は、第1シート10外面の上部における第2位置Q2の右側に隣接する第3位置Q3に上インデックス部13を備える。また、右インデックス部11の着色部11C及び上インデックス部13の着色部13Cは、それぞれ緑色に着色されている。
第4実施例の樹脂製封筒4は、図9に示すように、第1シート10外面の右側縁部10R近傍における第3位置P3の下側に隣接する第4位置P4に右インデックス部11を備える。また、樹脂製封筒4は、第1シート10外面の上部における第3位置Q3の右側に隣接する第4位置Q4に上インデックス部13を備える。また、右インデックス部11の着色部11C及び上インデックス部13の着色部13Cは、それぞれ青色に着色されている。
第5実施例の樹脂製封筒5は、図10に示すように、第1シート10外面の右側縁部10R近傍における第4位置P4の下側に隣接する第5位置P5に右インデックス部11を備える。また、樹脂製封筒5は、第1シート10外面の上部における第4位置Q4の右側に隣接する第5位置Q5に上インデックス部13を備える。また、右インデックス部11の着色部11C及び上インデックス部13の着色部13Cは、それぞれ紫色に着色されている。
そして、第1~第5実施例の樹脂製封筒1~5からなる樹脂製封筒セット100は、図11に示すように、各樹脂製封筒1~5のそれぞれ対応する右インデックス部11、上インデックス部13が互いにずらして配置されている。
よって、樹脂製封筒1~5を揃えて重ねたときに、各々の右インデックス部11、上インデックス部13が互いにずれているので、各樹脂製封筒1~5の右インデックス部11、上インデックス部13を容易に視認することができ、効率的に書類等を整理したり、迅速に目的の書類等を探したりすることができる。
また、各樹脂製封筒1~5のそれぞれ対応する右インデックス部11、上インデックス部13は、互いに異なる所定色に着色された着色部11C,13C等が設けられるので、右インデックス部11、上インデックス部13に記入された文字に加えて、着色部11C,13C等の色で書類等の分類を識別でき、より効率的に書類等を整理したり、より迅速に目的の書類等を探したりすることができる。
より具体的な使用方法としては、例えば、樹脂製封筒1~5を本棚やデスク上のブックエンド等に縦置きする場合、右インデックス部11に収容物である書類の分類等を記入し、上インデックス部13に日付を記入する使用方法が考えられる。樹脂製封筒1~5をボックスに棚に平積みにする場合も同様の使用方法が考えられる。これらの使用方法では、樹脂製封筒1~5の横方向から右インデックス部11を視認して書類等の分類を識別することができる。
或いは、樹脂製封筒1~5を整理ボックス内に縦置きに保管する場合、上インデックス部13に書類の分類等を記入し、右インデックス部11に日付を記入する使用方法が考えられる。樹脂製封筒1~5を棚やデスクの上に平積みにする場合も同様の使用方法が考えられる。この使用方法では、この使用方法では、樹脂製封筒1~5の上部方向から上インデックス部13を視認して書類等の分類を識別することができる。
さらに、樹脂製封筒1~5において、剥離テープ30を剥がし、第2シート20上部背面の粘着剤により冷蔵庫等に直接貼り付けて使用する方法も考えられる。従来、樹脂製封筒を冷蔵庫に止めるためにマグネット(磁石)が必要であったが、本実施形態に係る樹脂製封筒1~5ではマグネットが不要である。
<まとめ>
以上詳述したことから明らかなように、本実施形態の樹脂製封筒1~5は、透明又は半透明の樹脂製である長方形状の第1、第2シート10,20を重ね合わせ、第1、第2シート10,20の左右の側縁部10L,20Lと10R,20R及び下縁部10B,20B同士が接続されて上部が開口した袋状に形成される樹脂製封筒である。そして、第1シート10及び第2シート10は、外面の所定位置に筆記受理インクで印刷されたインデックス部として、右インデックス部11,中央インデックス部12及び上インデックス部13をそれぞれ備える。
以上詳述したことから明らかなように、本実施形態の樹脂製封筒1~5は、透明又は半透明の樹脂製である長方形状の第1、第2シート10,20を重ね合わせ、第1、第2シート10,20の左右の側縁部10L,20Lと10R,20R及び下縁部10B,20B同士が接続されて上部が開口した袋状に形成される樹脂製封筒である。そして、第1シート10及び第2シート10は、外面の所定位置に筆記受理インクで印刷されたインデックス部として、右インデックス部11,中央インデックス部12及び上インデックス部13をそれぞれ備える。
この構成によれば、第1シート10及び第2シート20は、外面に筆記受理インクで印刷された右インデックス部11等を備えるので、鉛筆やボールペン等の筆記具を用いて樹脂製封筒1等の右インデックス部11等に書類等を分類するための文字を直接書き込むことができる。このため、封筒内に書類等を収容した状態で、右インデックス部11等を視認して書類等を識別することができる。よって、インデックスシールを封筒に貼り付ける等の作業に手間をかける必要が無く、インデックスシールが封筒から剥がれて書類の分類が不明となる不具合も生じない。よって、インデックスシールを用いることなく書類等を簡単に識別して整理することができるという効果を奏する。
また、第1シート10及び第2シート20は、互いに整合する位置に右インデックス部11等をそれぞれ備える。
この構成によれば、封筒の表裏の整合する位置に右インデックス部11等が設けられているので、表裏のどちら側からも容易に右インデックス部11等を視認でき、効率的に書類等を識別して整理を行うことができる。
また、右インデックス部11は、第1シート10及び第2シート20の各々の外面における右側の側縁部近傍に設けられる。
この構成によれば、一般的にインデックスシールが貼り付けられる封筒の右側の側縁部近傍に右インデックス部11が設けられているので、書類の分類等を直接記入することができると共に、インデックスシールを貼り付けたのと略同様の感覚で封筒を右からめくるだけで右インデックス部11を視認でき、効率的に書類等を識別し整理を行うことができる。
また、中央インデックス部12は、第1シート10及び第2シート20の各々の外面における左右方向中央に設けられる。
この構成によれば、第1シート10及び第2シート20の各々の外面における左右方向中央に設けられた中央インデックス部12に書類のタイトルやコメント等を直接記入することができ、効率的に書類等を識別し整理を行うことができる。
また、上インデックス部13は、第1シート10及び第2シート20の各々の外面における上部に設けられる。
この構成によれば、第1シート10及び第2シート20の各々の外面における上部に設けられた上インデックス部13に日付等を直接記入することができると共に、封筒を上からめくるだけで上インデックス部13を視認でき、効率的に書類等を識別し整理を行うことができる。
また、右インデックス部11、中央インデックス部12及び上インデックス部13等は、所定色に着色された着色部11C,12C,13C等が設けられる。
この構成によれば、右インデックス部11等に記載された文字に加えて、着色部11C等の色で書類等の分類を識別することができ、より簡単に書類等の整理を行うことができる。
また、第1シート10は、開口Kより上方に延設されて第2シート20の上部外面側へ折り返される蓋部10Fを備え、第2シート20の外面上部に粘着剤が塗布されると共に、粘着剤の表面に剥離テープ30が貼着されている。
この構成によれば、剥離テープ30を剥がして蓋部10Fを第2シート20の上部外面側へ折り返すことで、容易に封緘することができる。
また、上インデックス部13は、第1シート10の本体上部から蓋部10Fに跨がって設けられる。
この構成によれば、上インデックス部13が第1シート10の本体上部から蓋部10Fに跨がって設けられているので、封筒の表側からだけでなく、上側や裏側からも上インデックス部13を視認することができ、効率的に書類等を識別し整理を行うことができる。
また、樹脂製封筒セット100は、複数の樹脂製封筒1~5を備えてなり、各樹脂製封筒1~5のそれぞれ対応する右インデックス部11、上インデックス部13は、互いにずらして配置されている。
この構成によれば、複数の樹脂製封筒1~5を揃えて重ねたときに、各々の右インデックス部11、上インデックス部13が互いにずれているので、各樹脂製封筒1~5の右インデックス部11、上インデックス部13を容易に視認することができ、効率的に書類等を整理したり、迅速に目的の書類等を探したりすることができる。
各樹脂製封筒1~5のそれぞれ対応する右インデックス部11、上インデックス部13は、互いに異なる所定色に着色された着色部11C,13C等が設けられる。
この構成によれば、右インデックス部11、上インデックス部13に記載された文字に加えて、着色部11C,13C等の色で書類等の分類を識別でき、より効率的に書類等を整理したり、より迅速に目的の書類等を探したりすることができる。
<変形例>
本考案は、上述した実施の形態に限定されるものではなく、本考案の主旨を逸脱しない範囲で種々に変更を施すことが可能である。例えば、上記各実施例では、右インデックス部11,21、中央インデックス部12,22及び上インデックス部13を設ける構成としたが、これらのうち、いずれか二つ又は一つのみを設ける構成としてもよいし、さらに別のインデックス部を設ける構成としてもよい。例えば、右インデックス部11に代えて又は加えて、第1シート10の左側の側縁部近傍に左インデックス部を設ける構成としてもよい。また、右インデックス部11,21、中央インデックス部12,22及び上インデックス部13における記入内容は任意であり、いずれのインデックス部に書類の分類、書類のタイトル、日付、その他の内容を記入しても構わない。
本考案は、上述した実施の形態に限定されるものではなく、本考案の主旨を逸脱しない範囲で種々に変更を施すことが可能である。例えば、上記各実施例では、右インデックス部11,21、中央インデックス部12,22及び上インデックス部13を設ける構成としたが、これらのうち、いずれか二つ又は一つのみを設ける構成としてもよいし、さらに別のインデックス部を設ける構成としてもよい。例えば、右インデックス部11に代えて又は加えて、第1シート10の左側の側縁部近傍に左インデックス部を設ける構成としてもよい。また、右インデックス部11,21、中央インデックス部12,22及び上インデックス部13における記入内容は任意であり、いずれのインデックス部に書類の分類、書類のタイトル、日付、その他の内容を記入しても構わない。
1 樹脂製封筒(第1実施例)
2 樹脂製封筒(第2実施例)
3 樹脂製封筒(第3実施例)
4 樹脂製封筒(第4実施例)
5 樹脂製封筒(第5実施例)
10 第1シート
11 右インデックス部(インデックス部)
11C 着色部
12 中央インデックス部(インデックス部)
12C 着色部
13 上インデックス部(インデックス部)
13C 着色部
20 第2シート
21 右インデックス部(インデックス部)
21C 着色部
22 中央インデックス部(インデックス部)
22C 着色部
30 剥離テープ
100 樹脂製封筒セット
K 開口
2 樹脂製封筒(第2実施例)
3 樹脂製封筒(第3実施例)
4 樹脂製封筒(第4実施例)
5 樹脂製封筒(第5実施例)
10 第1シート
11 右インデックス部(インデックス部)
11C 着色部
12 中央インデックス部(インデックス部)
12C 着色部
13 上インデックス部(インデックス部)
13C 着色部
20 第2シート
21 右インデックス部(インデックス部)
21C 着色部
22 中央インデックス部(インデックス部)
22C 着色部
30 剥離テープ
100 樹脂製封筒セット
K 開口
Claims (10)
- 透明又は半透明の樹脂製である長方形状の第1、第2シートを重ね合わせ、前記第1、第2シートの左右の側縁部及び下縁部同士が接続されて上部が開口した袋状に形成される、樹脂製封筒であって、
前記第1シート及び前記第2シートの少なくとも一方は、外面の所定位置に筆記受理インクで印刷されたインデックス部を備える、樹脂製封筒。 - 前記第1シート及び前記第2シートは、互いに整合する位置に前記インデックス部をそれぞれ備える、請求項1に記載の樹脂製封筒。
- 前記インデックス部は、前記第1シート及び前記第2シートの各々の外面における左右の少なくとも一方の側縁部近傍に設けられる、請求項2に記載の樹脂製封筒。
- 前記インデックス部は、第1シート及び前記第2シートの各々の外面における左右方向中央に設けられる、請求項2に記載の樹脂製封筒。
- 前記インデックス部は、第1シート及び前記第2シートの各々の外面における上部に設けられる、請求項2に記載の樹脂製封筒。
- 前記インデックス部は、所定色に着色された着色部が設けられる、請求項1乃至5の何れか一項に記載の樹脂製封筒。
- 前記第1シートは、前記開口より上方に延設されて前記第2シートの上部外面側へ折り返される蓋部を備え、
前記蓋部の内面又は前記第2シートの外面上部のいずれか一方に粘着剤が塗布されると共に、前記粘着剤の表面に剥離テープが貼着されている、請求項1乃至6の何れか一項に記載の樹脂製封筒。 - 前記インデックス部は、前記第1シートの本体上部から前記蓋部に跨がって設けられる、請求項7に記載の樹脂製封筒。
- 請求項1乃至8の何れか一項に記載の樹脂製封筒を複数備えてなる樹脂製封筒セットであって、
前記各樹脂製封筒のそれぞれ対応する前記各インデックス部は、互いにずらして配置されている、樹脂製封筒セット。 - 前記各樹脂製封筒のそれぞれ対応する前記各インデックス部は、互いに異なる所定色に着色された着色部が設けられる、請求項9に記載の樹脂製封筒セット。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2021004170U JP3235719U (ja) | 2021-10-28 | 2021-10-28 | 樹脂製封筒及び樹脂製封筒セット |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2021004170U JP3235719U (ja) | 2021-10-28 | 2021-10-28 | 樹脂製封筒及び樹脂製封筒セット |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3235719U true JP3235719U (ja) | 2022-01-12 |
Family
ID=80081315
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2021004170U Active JP3235719U (ja) | 2021-10-28 | 2021-10-28 | 樹脂製封筒及び樹脂製封筒セット |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3235719U (ja) |
-
2021
- 2021-10-28 JP JP2021004170U patent/JP3235719U/ja active Active
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