JP3235592B2 - 観覧席 - Google Patents

観覧席

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JP3235592B2 JP12471499A JP12471499A JP3235592B2 JP 3235592 B2 JP3235592 B2 JP 3235592B2 JP 12471499 A JP12471499 A JP 12471499A JP 12471499 A JP12471499 A JP 12471499A JP 3235592 B2 JP3235592 B2 JP 3235592B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、仮設スタンド等と
して好適に利用可能な観覧席に関するものである。
【0002】
【従来の技術】観覧席は、段床を雛壇状に形成し、その
段床に座席を形成することによって構成されるものであ
り、各段床間の段差は観覧に適した高低差となる寸法に
設定されているのが通例である。つまり、各段床は文字
通りその段に着座する者にとって床に相当し、座席はそ
の床の後半部において、着座し易い高さ位置にまで上方
へ突出させて形成されている。また、一部の座席列の側
方は、座席とせずに開放され、この開放された部分に上
下方向に連続した階段状の昇降路を形成するようにして
いる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このように
各段床毎に座席を設定し、段床間の段差を観覧に適した
高低差に設定すると、次のような種々の不具合が生じ
る。先ず、段床を側方から見たときに、各段床はその起
立壁の下端と水平壁の後端とを結ぶ基準斜面上に突出し
て位置することになるが、このような基準斜面上にある
段床を鋼板の折曲加工によって構成しようとした場合、
観覧に適した高低差に相当する起立壁の長さと、座席及
び足場を含めた奥行寸法に対応する水平壁の長さとが必
要になる。このため、折曲加工のみでは所要強度を得る
ことが難しく、適宜補強対策を講じなければならないと
いう不具合が生ずる。一方、前述した基準斜面上に位置
する段床をコンクリートの打設によって構成しようとし
た場合、段床の体積に相当する大量のコンクリートが必
要になるという不都合がある。すなわち、段床の基準斜
面からの突出量が大きいことは、段床を種々の手法によ
って構成する際に不利なものである。
【0004】また、前述した階段状をなす昇降路の段差
は、段床間の段差そのものであり、観覧には適した高低
差ではあっても、昇降歩行には大きすぎる。このため、
従来より昇降路において各段の後方に次段への足掛かり
となる補助ステップを形成して、昇降路では段差ピッチ
が半分となるようにしており、余分な施工が必要になる
という不具合がある。
【0005】更に、前述したように従来の観覧席は、各
段床毎に後半部を座席とし、前半部を足場とするもので
あり、座席は着座し易い高さ位置にまで段床から上方へ
突出させた位置に形成しなければならないため、そのた
めの脚等が嵩高いものになるという不具合がある。そし
て、以上の種々の不具合は、観覧席全体の工期短縮やロ
ーコストを阻む大きな要因となり、特に仮設スタンド等
としての利用可能性を低からしめているものである。
【0006】本発明は、このような不具合を解消するこ
とを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明では、このような
目的を達成するために、次のような手段を講じたもので
ある。すなわち、前述のような観覧席において、段床
を、観覧席としての適正な状態と、昇降歩行に適する高
低差とが自然に確保させるような構成を採用することと
している。
【0008】
【発明の実施の形態】そのために、本発明に係る観覧席
は、昇降歩行に適した段差の下に形成される複数段の段
床と、1段おき若しくは数段おきに各段床に形成される
座席とを具備し、その座席に着座した者が座席が設けら
れていない前段側の段床を足場として利用し得るように
するとともに、一部の座席列の側方に位置する段床
席を設けることなく開放し、その部位を上下方向に連続
する昇降路としていることを特徴とする。
【0009】このような構成のものであれば、段床自体
は基準斜面からの突出量が昇降歩行に適した段差となる
ような小さいものになり、しかも、1段おき若しくは数
段おきに座席が形成され、その座席の前段側の段床が着
座者の足場となることから、観覧席としての適正な機能
も確保することができる。このため、例えば鋼板からな
る折曲加工された段床を使用すれば、段床のピッチが小
さくなる分だけ起立壁及び水平壁を小さくすることがで
き、かつ折曲げ回数が増えることで撓み、歪み等の発生
し難い強度のある段床を容易に構成することができる。
また、鋼板に代えてコンクリートを打設することにより
段床を形成する場合にも、段床の突出量が小さいと、段
床の体積に相当するコンクリートの使用量が少なくて済
み、コスト削減や工期短縮を図ることができる。さら
に、段床の突出量が小さくなり、段床のピッチが小さく
なると、足場となる段床の後段側の段床の起立壁を座席
の脚代わりとして使用できるため、従来のように座席の
脚を、足場となる段床の水平壁の位置から観覧に適した
高さ位置近傍まで突出させる必要がなくなり、座席の脚
の寸法を短くすることができる。その上、本発明では昇
降歩行に適した段差にして段床を形成しており、この段
床の一部をそのまま昇降路として使用できるため、各段
床毎に次段への足掛かりとなる補助ステップを設ける必
要もなくなる。
【0010】観覧席としての機能に無駄がなく、かつ昇
降路としても適切な歩行を可能とするためには、複数段
の段床が概ね同一ピッチで形成されるとともに、座席が
1段おきに段床に形成され、段床が2段で観覧に適した
高低差となるように設定されていることが好ましい。段
床を構成する際の一実施態様としては、起立壁及び水平
壁をなすように鋼板を折曲加工したものを使用するもの
が挙げられる。
【0011】その際、施工を簡便に行い得るようにする
には、各段床を、個々に独立した鋼板を用いて略アング
ル状に折曲加工したものとし、下段側の段床の水平壁の
後端に後段側の段床の起立壁の前端に設定した取付片を
上方から重合させて所定角度に傾斜させた基準斜面上に
共締めするようにしているものが好ましい。特に、施工
状態を確実なものにするためには、各段床の水平壁の後
端に、後段側の段床の起立壁と前後方向に重合する取付
片を設けていることが有効である。
【0012】基準斜面としては、強度があり、施工が容
易な構造体に支持させたH型鋼によって形成されている
ことが望ましい。段床は、コンクリートを打設すること
によって構成されるものであってもよい。
【0013】
【実施例】以下、本発明の一実施例について図1〜図8
を参照して説明する。本実施例における観覧席は、図1
に示すように、サッカー等が開催されるスタジアムSに
おいて臨時に敷設される仮設スタンド4として好適に利
用される。スタジアムSは、主にメインスタンド1、バ
ックスタンド2、サイドスタンド3及び仮設スタンド4
から構成され、何れの席においても十分にサッカー等を
観覧し得るように、所定の傾斜に沿って雛壇状となるよ
うに形成されている。このうち、メインスタンド1、バ
ックスタンド2及びサイドスタンド3は固定のものであ
り、他方、仮設スタンド4は、収容人数が上回りそうな
催しの時に、一定期間臨時に敷設されるものである。
【0014】仮設スタンド4は、図1に示すように、平
面視略矩形状をなし、両サイドスタンド3の後方側に設
置される。この仮設スタンド4の基礎をなす構造体41
は、図2に側面図として示すように、地盤からサイドス
タンド3の高さ位置まで、マトリックス状となるように
所定の間隔をもって強度のある構造要素41aを架設す
ることによって構成され、サイドスタンド3の高さより
上方は、段床5が設置される斜面、すなわち基準斜面4
2を支持するように前記構造要素41aを延出させ、さ
らに適宜部位が筋かい41bによって補強されている。
【0015】基準斜面42は、図2に示すように、後述
する段床5を、昇降歩行に適した段差を確保しつつ雛壇
状となるように形成したときにその段床5が連設する方
向に合致した傾斜となるように、前記構造体41に支持
させたH型鋼42aの上面に設定されている。そして、
この基準斜面42上に段床5を形成して、座席6を配設
するようにしている。
【0016】各段床5は、図2に示すように、個々に独
立した鋼板を起立壁51及び水平壁52をなすように略
アングル状に折曲加工して、仮設スタンド4の基準斜面
42上に連設されるものである。そして、その際に、こ
の段床5には、図3及び図4に示すように、後段側の段
床5と前段側の段床5とを重合させるために、段床5の
水平壁52の後端と起立壁51の前端とに、各々取付片
52a、51aを設けている。
【0017】起立壁51は、図2及び図6に示すよう
に、地面に対して略垂直に起立する方向に昇降歩行に適
した高さとなるように、且つ段床5が2段で観覧に適し
た高低差を構成するように形成する。その高さ寸法は、
例えば450mm程度に設定される。水平壁52は、図
4に示すように、地面に対して平行に、後述する座席6
を設置するのに十分な奥行きとなるように形成する。そ
の奥行寸法は、例えば800mm程度に設定される。
【0018】取付片52aは、図3に示すように、少な
くとも段床5同士が前後方向に安定して重合できる程度
の大きさにして、段床5の水平壁52の後端より起立方
向に略直角に折曲げて一体的に形成されている。取付片
51aは、図3に示すように、取付片52aと略同等の
大きさにして、起立壁51の下端より水平前方に略直角
に折曲げて一体的に形成されている。
【0019】一方、座席6は、図4に示すように、椅子
61と脚部62から構成される。椅子61は、図4及び
図5に示すように、背もたれ61aと座61bとを、一
体的に有したもので、座61bの裏面の両端近傍には、
脚部62に連結するための取付部61b1 が凹陥させて
形成されている。脚部62は、図4、図5及び図7に示
すように、座席6を水平壁52に設置したときに、座席
6が設けられていない前段側の段床5を足場Aとして十
分に活用できるような高さ寸法に設定されているもの
で、上端部に椅子61を取り付けるためのブラケット6
2aを有し、下端部に該脚部62を段床5に固定するた
めのブラケット62bを有している。
【0020】次に、こうした構成からなる仮設スタンド
4の敷設方法について詳述する。敷設には、図6に示す
ように、仮設スタンド4の基準斜面42上に取付ブロッ
ク42bを介して段床5を連設し、図4及び図7に示す
ように、座席6を、1段おきに段床5に形成していく。
先ず、基準斜面42上に段床5を敷設するには、図3及
び図6に示すように、前段側の段床5の水平壁52の後
端に形成された取付片52aの前面と後段側の段床5の
起立壁51の背面とを前後方向に重合させ、かつ前者の
水平壁52の後端の上面と後者の起立壁51の前端に形
成された取付片51aの下面とが上下方向に重合するよ
うに、つまり、相隣接する段床5の略直角に折曲げた部
分同士が重合するように、順次、前段の段床5の上方か
ら後段の段床5を重合させてゆき、その重合の都度、基
準斜面42上に予め設置した取付ブロック42bにねじ
N1を用いて共締めする。
【0021】この取付ブロック42bは、図3及び図6
に示すように、上面に開口するねじ挿通孔42b1 を有
したもので、起立壁51の前端に設定された取付片51
aの下方位置となる基準斜面42上に設置される。設置
に際しては、取付ブロック42bの起立壁の下端と基準
斜面42とが接する部分を溶接継手Yを介して固定する
ことにより行う。取付ブロック42bとしては、溶接可
能な鋳物等からなるものが挙げられる。段床5の水平壁
52の後端部及び取付片51aの各対応位置には、前記
共締めのためのねじ挿通孔N2,N3が予め設けてあ
る。
【0022】次に、こうして雛段状に形成された段床5
に、1段おきに座席6を設定するには、図4及び図7に
示すように、段床5の幅方向に沿ってその水平壁52に
脚部62をブラケット62bを介して取り付け、この脚
部62のブラケット62aに椅子61の取付部61b1
を支持させる。これらの取り付けは、本実施例の場合、
ねじN4、N5により行う。その際、一部の座席列の側
方を開放して、上下方向に連続する昇降路Kとする。す
なわち、各段床5の一部がそのまま昇降路Kとして利用
される。
【0023】以上のようにして、仮設スタンド4に好適
な観覧席を形成することができる。このように、本実施
例では、各段床5を、昇降歩行に適した段差ピッチにす
るとともに、1段おきに座席6を形成し、その座席6の
前段側の段床5を着座する者の足場Aにしているため、
観覧席としての適正な状態を確保した上で、基準斜面4
2からの段床5の突出量を小さくすることができる。そ
れに対して、従来は、段床5を、図8に示すように、観
覧に適した段差で連設し、尚且つ座席6と足場Aとを各
段床5毎に設定するようにしていたため、基準斜面42
からの段床5の突出量が図6に想像線Xで示す領域分だ
け大きくなるものであった。このため、本実施例では、
鋼板を略アングル状に折曲加工した段床5を使用するに
際して、その起立壁51及び水平壁52を小さくするこ
とができ、これにより起立壁51及び水平壁52の撓
み、歪み等の発生を有効に防止して、段床5の強度を飛
躍的に向上させることができる。さらに、段床5の突出
量が小さくなり、段差ピッチが小さくなることで、足場
Aとなる段床5の後段側の段床5の起立壁51を椅子6
1の脚代わりとして使用できるため、従来のように椅子
61の脚部62を、図8に示すように、足場Aとなる段
床5の水平壁52の位置から観覧に適した椅子61の座
61bの位置近傍まで大きく突出させる必要がなくな
り、椅子61の脚部62の寸法を短くすることができ
る。その上、昇降路Kは、昇降歩行に適した段差にして
段床5を形成し、この段床5の一部をそのまま昇降路K
として使用できるため、図8に示す従来例のように各段
床5毎に次段への足掛かりとなる補助ステップHを設け
る必要もなくなる。
【0024】また、座席6が1段おきに段床5に形成さ
れ、段床5が2段で観覧に適した高低差となるように設
定されているので、観覧席としての構成に無駄を生じる
ことなく昇降路Kとしての適切な歩行を可能とすること
ができる。さらに、各段床5を連設するにあたり、下段
側の段床5の水平壁52の後端に、後段側の段床5の起
立壁51の前端に設定した取付片51aを、上方から重
合させ、尚且つ基準斜面42上に形成された取付ブロッ
ク42bに重合させて、これら各々に設定されているね
じ挿通孔N2、N3、42b1 に、ねじN1で螺合させ
共締めするようにしているので、段床5の裏に回り込ん
で作業する様な事が一切不要であり、簡便且つ有効な取
付構造とすることができる。
【0025】特に、各段床5の水平壁52の後端に、後
段側の段床5の起立壁51と前後方向に重合する取付片
52aを設けているので、その取付強度も効果的に高め
ることができる。なお、前記実施例においては、鋼板を
略アングル状に折曲加工したものを連設して段床5を形
成したが、段床5を、コンクリートを打設することによ
って構成する場合にも本発明は有効である。すなわち、
昇降路Kとしての最適な歩行を可能とするような段床5
を形成すべく、基準斜面42上に型枠を形成し、そこに
コンクリートを打設すると、段床5の突出量が小さい
分、段床5の体積に相当するコンクリートの使用量を少
なくすることができるため、コストの大幅な削減を見込
むことができる。
【0026】なお、各部の具体的な構成は、上述した実
施例に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱し
ない範囲で種々変形が可能である。
【0027】
【発明の効果】本発明は、以上説明したような形態で実
施され以下に記載されるような効果を奏する。すなわ
ち、本発明の観覧席は、昇降歩行に適した段差に準拠し
て段床を構成し、その段床の1段おき若しくは数段おき
に座席を形成して、座席への着座者が座席が前段側の段
床を足場として利用できるようにするとともに、一部の
座席列の側方に位置する段床を座席を設けることなく
放してそのまま昇降路としたものである。
【0028】したがって、観覧席としての適正な状態を
確保した上で、基準斜面からの段床の突出量を小さくす
ることができ、鋼板からなる折曲加工された段床を使用
すれば、段床の強度を飛躍的に向上させることができる
し、コンクリートを打設することにより段床を形成すれ
ば、段床の体積に相当するコンクリートの使用量を少な
くして、コストの大幅な削減を図ることができる。さら
に、足場となる段床の後段側の段床の起立壁を座席の脚
代わりとして使用できるため、座席の脚の寸法を短くす
ることができ、材料コストの低減にも繋がる。その上、
段床の一部をそのまま昇降路として使用でき、各段床毎
に次段への足掛かりとなる補助ステップを設ける必要も
なくなり、余分な施工を排除することができる。
【0029】上述のように、段床は昇降路としても利用
されるものであるから、複数段の段床が概ね同一ピッチ
で形成されていることが望ましいと言える。また、座席
段おきに段床に形成され、段床2段で観覧に適した
高低差となるように設定すれば、観覧席としての適正な
機能と昇降路としての適正な機能とを好適に両立させる
ことができる。さらに、各段床が鋼板によって簡易に構
成される場合に、該鋼板をアングル上に折曲加工して、
下段から上段に向かって順次に重合させて共締めし得る
ようにしておけば、施工の便を格段に向上させることが
できる。その際、前後の段床同士を前後方向にも重合さ
せ得るように構成すれば、施工状態をより確実なものに
することができる。更に、H型鋼を用いれば、上記基準
斜面を簡単かつ有効に形成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を適用したスタジアムを示す
平面図。
【図2】同実施例の段床を連設した状態の一部を示す側
面図。
【図3】同実施例の段床同士を重合させた状態を示す要
部拡大図
【図4】同実施例の段床に座席を形成した状態の一部を
示す側断面図。
【図5】同平面図。
【図6】図2の一部を拡大して示す側断面図。
【図7】同実施例の一部を拡大して示す斜視図。
【図8】従来例の一部を拡大して示す斜視図。
【符号の説明】
5…段床 6…座席 41…構造体 42…基準斜面 42a…H型鋼 51…起立壁 52…水平壁 51a…取付片 52a…取付片 A…足場 K…昇降路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E04H 3/12 A47C 1/12

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】昇降歩行に適した段差の下に形成される複
    数段の段床と、1段おき若しくは数段おきに各段床に形
    成される座席とを具備し、その座席に着座した者が座席
    が設けられていない前段側の段床を足場として利用し得
    るようにするとともに、一部の座席列の側方に位置する
    段床座席を設けることなく開放し、その部位を上下方
    向に連続する昇降路としていることを特徴とする観覧
    席。
  2. 【請求項2】昇降歩行に適した段差の下に、概ね同一ピ
    ッチで形成される複数段の段床と、1段おき若しくは数
    段おきに各段床に形成される座席とを具備し、その座席
    に着座した者が座席が設けられていない前段側の段床を
    足場として利用し得るようにするとともに、一部の座席
    列の側方を開放し、その部位を上下方向に連続する昇降
    路としていることを特徴とする観覧席。
  3. 【請求項3】段床が、起立壁及び水平壁をなすように鋼
    板を折曲加工したものであることを特徴とする請求項1
    又は2記載の観覧席。
  4. 【請求項4】昇降歩行に適した段差の下に形成される複
    数段の段床と、1段おき若しくは数段おきに各段床に形
    成される座席とを具備し、その座席に着座した者が座席
    が設けられていない前段側の段床を足場として利用し得
    るようにするとともに、一部の座席列の側方を開放し、
    その部位を上下方向に連続する昇降路としており、前記
    段床が、起立壁及び水平壁をなすように鋼板を折曲加工
    したものである観覧席であって、 各段床が、個々に独立した鋼板を用いて略アングル状に
    折曲加工したものであり、下段側の段床の水平壁の後端
    に後段側の段床の起立壁の前端に設定した取付片を上方
    から重合させて所定角度に傾斜させた基準斜面上に共締
    めするようにしていることを特徴とする観覧席
  5. 【請求項5】各段床の水平壁の後端に、後段側の段床の
    起立壁と前後方向に重合する取付片を設けていることを
    特徴とする請求項4記載の観覧席。
  6. 【請求項6】基準斜面が、構造体に支持させたH型鋼に
    よって形成されていることを特徴とする請求項4又は5
    記載の観覧席。
  7. 【請求項7】段床が、コンクリートを打設することによ
    って構成されるものであることを特徴とする請求項1又
    は2記載の観覧席。
  8. 【請求項8】座席が1段おきに段床に形成され、段床が
    2段で観覧に適した高低差となるように設定されている
    ことを特徴とする請求項1、2、3、4、5、6又は7
    記載の観覧席。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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「ドーム建築のすべて」(P.108〜113「つどーむ」(特にP.113「観客席」参照)1997年11月20日、日経BP社発行)

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