JP3235087B2 - マイクロプロセッサ用のクロック発生装置 - Google Patents

マイクロプロセッサ用のクロック発生装置

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    • H03L7/06Automatic control of frequency or phase; Synchronisation using a reference signal applied to a frequency- or phase-locked loop
    • H03L7/16Indirect frequency synthesis, i.e. generating a desired one of a number of predetermined frequencies using a frequency- or phase-locked loop
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は総括的に、集積回路
技術に関し、詳細にいえば、集積回路マイクロプロセッ
サで使用されるクロック発生装置の設計に関する。詳細
にいえば、本発明はCMOSマイクロプロセッサ集積回
路で利用されるクロック発生装置に関する。さらに詳細
にいえば、本発明は差動SAW(表面弾性波)発振器ま
たは通常の水晶発振器をクロック周波数源として利用
し、ジッタが無視できるほどであり、サイクル時間が改
善され、しかも本来主としてディジタルであるクロック
発生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】雑音の多いマイクロプロセッサCMOS
チップのモノリシックPLL(位相ロック・ループ)設
計で得られるものよりもジッタが少ないクロック発生設
計は、集積回路設計者が求めている目標である。PLL
は基準信号との特定の位相関係に出力信号を維持するた
めにフィードバックを使用するシステムである。PLL
は信号の周波数もしくは位相を制御するために、電子機
器の多くの分野で使用されている。これらの用途には、
周波数同期装置、アナログおよびディジタル変調器およ
び復調器、ならびにクロック回復回路が含まれている。
【0003】動的回路を利用した集積マイクロプロセッ
サ回路の設計においては、ジッタの低い回路を用いるこ
とがきわめて望ましい。ジッタは所与の信号における何
らかの振動ないし変動である。テレビジョンおよびコン
ピュータ・モニタにおいて、たとえば、ジッタはしばし
ば走査線と同じ太さの水平線で目で見ることができる。
集積回路デバイスにおいては、ジッタはしばしば電源ノ
イズおよび基板ノイズの結果である。PLL設計を利用
した高解像度グラフィックス・ディスプレイ・デバイス
においては、PLLのジッタ性能がシステム性能を制限
する。電源ノイズ・カップリングは、特に低電源電圧の
場合、および同一デバイス状に複数のクロック同期装置
がある場合に、PLLジッタ問題の主な原因となる。
【0004】マイクロプロセッサのクロック発生にPL
Lを使用することは、集積回路の分野で周知である。高
性能マイクロプロセッサと同じチップ上にあるPLLの
場合、ディジタル回路の電源スイッチング・ノイズ(す
なわち、電源電圧の10%)が出力ジッタの主な雑音源
である。ジッタを減らすには、PLL内のアナログ回路
の電源雑音排除を最大化しなければならない。低電力P
LLの場合、第2のジッタ源はVCO(電圧制御発振
器)におけるMOSデバイスの固有ノイズである。VC
Oは周波数が入力制御電圧に比例しているAC出力信号
を発生する。このノイズは電力消費量を増やすことによ
り、減らすことができる。
【0005】低電圧アナログ回路を得るには、MOSデ
バイスの飽和電圧を幅の広いデバイスを使用して低くす
る必要がある。これは電源電圧とアナログ・ノードとの
間に大きい寄生キャパシタンスをもたらし、同じ電流消
費に対する電源雑音排除を低下させる。マイクロプロセ
ッサのクロック発生にPLLを使用する際の課題は、限
定されたジッタ、低電圧電源および低電流消費を組み合
わせたPLLを設計することである。PLLベースのシ
ステムにおけるジッタを減らすという改善があるにも関
わらず、最新のPLLベースのシステムは200−30
0ps(ピコ秒)の範囲でのジッタとスキューの合計を
管理するだけである。厳密にPLLベースのシステムの
代替策は、このようなPLLベースのシステムにSAW
(表面弾性は発振器)を追加することである。
【0006】レイリー波とも呼ばれるSAWは、SAW
エネルギーを表面の近傍に閉じ込める結合圧縮せん断波
で構成されている。圧電基板上のSAWには付随した静
電波もあり、これは変換器を介した電気音響結合を可能
とする。SAW技術の2つの主要な利点は、結晶表面に
おいて波に電気音響的にアクセスし、タップできること
と、電磁波の約10000分の一の波速である。SAW
デバイスには現在多数の材料が使用されている。もっと
も一般的な材料は石英、リチウム、ニオブ酸塩、および
リチウムタンタル酸塩である。
【0007】水晶発振器は現在、基準周波数をAC電源
から導いていないすべてのクロックの心臓部に入ってい
る。これらはカラー・テレビジョン・セットやパーソナ
ル・コンピュータにも使用されている。これらの用途に
おいては、少なくとも1個(または複数)の「水晶」が
周波数すなわち時間を制御しており、これが「quar
tz」というラベルが多くの掛け時計や腕時計に付され
ている理由である。
【0008】現在のSAW発振器のジッタ値は10−2
0ps(ピコ秒)であり、電源ノイズは200mvであ
る。ジッタを削減すると、システム・レベルにおいて2
つの主要な利点がもたらされる。ジッタを10分の一に
減らすと、システム性能が現在最良のPLLよりも向上
する。第2に、誤差の蓄積をもたらす電源または基板の
変動の関数としてのサイクル間ジッタの長期の蓄積が少
なくなり、長期のジッタが大きな要因となる迅速なチッ
プ間入出力転送が可能となる。これらの利点は多相クロ
ック・システムでは特に高くなる。
【0009】電子工業界で今日利用されている典型的な
SAW発振器はRF Monolithics, In
c.(RFM(R))が製造しているSC0017A 4
00MHz Differential−Sinewa
ve Clockである。この装置は石英ベースの発振
器であり、SAW周波数を安定させるものである。基本
固定周波数と、きわめて低いジッタおよび電力消費量が
この装置の顕著な特徴である。ディジタル・クロックは
高速CPUおよびディジタイザとともに使用されるよう
に設計されている。基本発振はSAW技術を利用するこ
とによって可能となる。現在のSAW発振器はコストを
最小限とするため、100ないし800MHzの範囲で
製造されている。これは現在のマイクロプロセッサのク
ロック周波数の範囲である。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】クロック発生装置を備
えたSAW発振器を利用する際の問題点は、このような
SAWベースの装置が従来のPLLシステムに置き換わ
らなければならないということである。従来のPLLシ
ステムは内部発振装置によって動作する。SAWベース
の装置は変動周波数を供給するために、システムの外部
のものとなる。要するに、PLLクロック発生回路は、
SAW発振器を念頭に置いて設計しなければならない。
【0011】PLLシステムは通常、CMOSマイクロ
プロセッサにおいて、マスタ基準クロックと同期して、
複数のプロセッサの追加を可能とし、かつ共通同期境界
を維持している。今日設計されているPLLシステムは
通常アナログ・ベースでもある。しかしながら、このよ
うなアナログ・デバイスは正負に関わりなく大量のジッ
タをもたらす。本来主としてディジタルであるディジタ
ルPLLクロック発生システムはジッタを少なくした
り、無視できるほどのものにすることが可能である。こ
のようなディジタル・システムは一般的なものではな
く、実施が困難である。外部SAW発振器を利用する、
ジッタが最小限または無視できるPLLベースのクロッ
ク発生回路を設計することが、望ましい設計目標であ
り、今日の集積電子回路の設計者によって求められてい
る。
【0012】したがって、本発明の目的は、集積回路マ
イクロプロセッサで使用されるクロック発生装置を提供
することである。
【0013】本発明の他の目的は、CMOSマイクロプ
ロセッサ集積回路で利用されるクロック発生装置を提供
することである。
【0014】本発明のさらに他の目的は、差動SAW発
振器を利用して、ジッタを無視できるものとし、かつサ
イクル時間の改善をさらにもたらすことのできるクロッ
ク発生装置を提供することである。
【0015】本発明のさらにまた他の目的は、本来主と
してディジタルであり、クロック周波数源として差動S
AW発振器を利用しているクロック発生装置を提供する
ことである。
【0016】
【課題を解決するための手段】上記およびその他の目的
は以下で説明するようにして達成される。マイクロプロ
セッサ集積回路に対するクロック信号を発生するクロッ
ク発生装置および方法を検討する。クロック発生装置は
基準周波数を発生する装置と、基準周波数よりも若干速
い発振周波数を有する音波発振器と、音波発振器の出力
に応じて周波数坦持信号を発生する、音波発振器に結合
された回路構成とを含んでいる。周波数坦持信号に含ま
れるジッタは無視できる。回路構成はクロックの位相を
制御する直角位相ローテータと、クロック信号をマイク
ロプロセッサ集積回路へ効率よく分散するためのクロッ
ク分配器と、基準周波数と位相整合したフィードバック
・クロック信号をもたらすバス分割器と、バス・クロッ
ク信号とフィードバック・クロック信号の位相差を検出
する位相検出器と、位相検出器に応答するディジタル・
フィルタとを含んでいる。
【0017】
【発明の実施の形態】図面、特に図1を参照すると、本
発明にしたがって利用できるクロック発生器10の略図
が示されている。クロック発生器10はSAW発振器
(図示せず)からの入力18を受け取る直角位相ローテ
ータ12を含んでいる。信号13はクロック分配ネット
ワーク14を介して、クロック分配ネットワーク14が
組み込まれたマイクロプロセッサ集積回路(図示せず)
へ送られる。クロック分配ネットワーク14を介して送
られる信号はクロック分配ネットワークからバス分割器
24へ出力として与えられる。
【0018】バス分割器24はフィードバック・クロッ
ク信号28を位相検出器22に結合している。位相検出
器22は2つの信号、すなわちフィードバック・クロッ
ク信号28とバス・クロック信号26を受け取る。位相
検出器22はディジタル(すなわち、「1」および
「0」の状態に基づく)の出力電圧を発生する。たとえ
ば、バス・クロック信号26とフィードバック・クロッ
ク信号28の位相差を位相検出器22が検出した場合、
出力電圧「高」すなわち「1」が位相検出器22によっ
て発生する。位相検出器22からの出力はディジタル・
フィルタ20への入力に結合される。ディジタル・フィ
ルタ20からの出力は直角位相ローテータ12に送ら
れ、マイクロプロセッサ集積回路からのフィードバック
が組み込まれるフィードバック回路を完成する。フィー
ドバック・クロック28はバス・クロック信号26と位
相が合っており、このバス・クロック信号はクロック発
生器10に対する基準クロックとして作用する。
【0019】図1の実施の形態は信号の完全性の理由
(たとえば、伝送線の設計を単純化するために)からプ
ロセッサあたり1つのSAW発振器を必要とする。たと
えば、SAW発振器が1つの場合、短いワイヤ長および
スタブ効果の削減が達成される。プロセッサごとに1つ
のSAW発振器を設けると、マルチプロセッサ環境に対
する同期境界が導入される。SAW発振器は一般に、±
200ppmという中心周波数の変動に合わせて設計さ
れる。たとえば、400MHzのクロックの場合、±2
00ppmという中心周波数の変動は160kHz、ま
たは時間でいって1pc/サイクルの平均差をもたら
す。
【0020】SAW発振器はその発振周波数が基準クロ
ック(すなわち、バス・クロック26)によって与えら
れる基準周波数よりも若干速いものであるように選択さ
れる。この境界条件は、システムを同期させるために、
位相補償を行わなければならず、かつバス・クロック
(すなわち、バス分割器24によって乗算された)とS
AW発振器の精度およびこれらの小さな周波数差のた
め、このような補償がマイクロプロセッサのクロック・
サイクル時間を延ばすように作用するだけであり、しか
も時折作用するだけであるようにする。他の実施の形態
では、さまざまな整数乗数が可能であり、好ましい実施
の形態の乗数の値に限定されるものでないことに留意さ
れたい。それ故、上述の技法はサイクル短縮ジッタを、
10ps程度であり、ジッタ値が無視できる、SAW発
振器固有のジッタのみに制限する。図1の構成がクロッ
ク式システムであるため、サイクル・スリップ・ジッタ
ないしストレッチングが内部タイミングの問題を引き起
こすことはない。
【0021】クロック発生器10はディジタル・ロック
・ループであり、これはPLLのディジタル実施形であ
る。通常、PLLは本来アナログであり、周波数逓倍機
能とPLL機能を備えている。PLLは内部PLL周波
数を調整して、バス・クロック(すなわち、基準)周波
数と整合させ、正負のジッタを発生させる。PLLは通
常局部発振器を有している。図1の構成は外部発振器
(すなわち、ループ外部の)を利用している。図1にお
いて、SAW発振器は基準周波数よりも若干高い周波数
をもたらす。たとえば、周波数が804MHzのSAW
発振器を、200MHzの基準周波数に対して選択する
ことができ、この場合、バス分割器24は乗算機能(す
なわち、4の乗算)を備えている。200MHzに4を
乗じると、800MHzになる。それ故、SAW発振器
によって与えられる804MHzは800MHzよりも
若干大きいだけである。他の値を選択することもでき
る。
【0022】典型的なPLLジッタはサイクル時間の約
10%である。それ故、SAW発振器の周波数は、図1
のバス分割器24によって与えられる乗算機能を考慮し
て基準周波数の値の10%を超えてはならない。それ
故、基準信号(これも水晶発振器によって与えられる)
の周波数範囲と、SAW発振器の周波数範囲は、それら
の基準周波数の分離よりも小さくなければならない。従
来のPLLは局部発振器を調整し、したがって、必然的
に正負のジッタを与える。負のジッタは利用可能なプロ
セッサ時間を短くするため、望ましくない。図1に示す
構成は若干高い周波数を有する外部SAW発振器を使用
しており、周波数の引き下げのみが必要とされるため、
正のジッタのみによる位相調整を達成する。このような
構成が適正に達成されるのは、SAW発振器およびバス
・クロック26の両方に必要な精度が、本発明における
ように、利用できる場合だけである。
【0023】図2は図1の構成よりも詳細な構成であ
る。図2のクロック発生器30は直角位相ローテータ3
2を含んでおり、その出力はクロック分配ネットワーク
33に送られる。直角位相ローテータ32は3つの主要
ブロック、すなわちローテータ31、シフト論理35お
よび「ワン・ショット」マルチバイブレータ45を含ん
でいる。図2の破線は直角位相ローテータ32を構成す
る回路の領域をほぼ示している。ローテータ31内に
は、4つのクロックがある。クロックの各々は約50%
のデューティ・サイクルを有しており、立上りエッジは
N=0度、N+1=90度、N+2=180度、および
N+3=270度で生じる。任意の時点で、ローテータ
31はN、N+1、N+2またはN+3になる。ローテ
ータ31がNになっている場合、利用可能な次のシフト
はN+1になり、その後N+3まで続く。N+3はNへ
シフトする。これが「ローテーション」を形成する。
「ワン・ショット」マルチバイブレータ45は電子工学
分野で周知のパルス発生器であり、ディジタル・フィル
タ38からの信号を受け取り、「シングル・ショット」
のパルスをシフト論理35へ転送する。シフト論理35
および「ワン・ショット」マルチバイブレータ45は協
働して直角位相ローテータ32に対するローテータ制御
部として働く。
【0024】クロック分配ネットワーク33からの出力
をバス分割器36が受け取り、バス分割器36は次い
で、ディジタル・フィルタ38および位相検出器34に
結合されるフィードバック・クロック信号37を発生す
る。位相検出器34からの出力は可変シフト・レジスタ
40に結合される。位相検出器34はバス・クロック6
6およびフィードバック・クロック37から入力を受け
取り、図1の位相検出器22と同じ機能を果たす。ディ
ジタル・フィルタ38は可変深さシフト・レジスタ40
と、Nよりも大きい値を検出する「N」超検出器42と
を含んでいる。「N」超検出器42は比較機能を果た
す。2つの数の比較は一方の数が他方の数よりも大きい
か、小さいか、等しいかを決定する操作である。「N」
超検出器42は論理比較器であり、入力値が値Nよりも
大きい場合に出力変化をもたらす。それ故、「N」超検
出器42はフィルタとして作用する。フリップフロップ
47は「N」超検出器42およびフィードバック・クロ
ック37から入力を受け取る。フリップフロップ47は
D(データ)およびC(クロック)入力をQ(状態)出
力とともに備えているDフリップフロップである。Dフ
リップフロップは一般に集積回路チップ上で占めるスペ
ースが小さいため、クロック発生回路に使用するのに理
想的なものである。
【0025】フリップフロップ47からの出力は可変深
さシフト・レジスタ40のリセット・ピンへ入力として
戻されると同時に、「ワン・ショット」マルチバイブレ
ータ45を介して、直角位相ローテータ32を援助する
シフト論理35と結合されている。シフト論理35から
の出力をローテータ31および4つのクロックの1つ
(すなわち、0度、90度、180度または270度)
が受け取って、フィードバック・ループを完成する。可
変深さシフト・レジスタ40は「隠れビット」制御用の
ライン41を含んでいる。クロック発生器30のループ
応答時間は、これらの隠れビット(すなわち、予約ビッ
ト)によって設定でき、ドリフト仕様が大幅に異なる状
況で回路を利用しなければならない場合のループ応答時
間の調整が可能となる。
【0026】位相検出器34は特にフィードバック・ク
ロック37がバス・クロック66よりも位相が早い場合
にディジタル「1」をもたらし、これはフィードバック
・クロック37が長時間にわたってバス・クロック66
よりも速い状況に対応している。可変深さシフト・レジ
スタ40は位相検出器24がディジタルの「1」をもた
らす場合はいつでも、クロック・パルスをカウントす
る。「N」超検出器42は十分大きいカウントを超えた
場合に、フリップフロップ47(すなわち、ラッチ)を
セットするように作用する。それ故、位相調節を行うに
は、多くの位相検出が必要であり、位相検出器34およ
びその電源からの雑音のフィルタリングが行われる。フ
リップフロップ47がディジタル「1」になると、「ワ
ン・ショット」マルチバイブレータ45がシフト・レジ
スタ35を活動化して、ローテータ31をNからN+1
へ、またはN+1からN+2へ、またはN+2からN+
3へ、またはN+3からNへ進める。このようにしてロ
ーテータを進めると、出力50が90度の位相だけ遅
れ、フィードバック・クロック37を遅くする。
【0027】直角位相ローテータ32はSAW発振器か
らの信号に応答する。SAW発振器は804MHzの差
動正弦波を生じる。SAW発振器は水晶SAW周波数安
定性および基本固定周波数を備えている任意のタイプの
SAW発振器でよい。このタイプのSAW発振器はジッ
タおよび電力消費量がきわめて低く、頑強であり、小型
の表面実装ケースを備えている。このようなSAW発振
器は、表面弾性波(SAW)技術によって基本発振が可
能となる高速なCPUおよびディジタイザで使用するよ
うに設計されている。
【0028】図3は2種類の位相イベントのタイミング
図であり、直角位相ローテータ32の動作によってもた
らされる位相関係を示している。既知の位相関係を維持
するために、Dクロック70およびIクロック72の次
の立上りエッジを90度、すなわち400MHzにおい
て625ps遅らせる必要がある。図3はこの遅れを図
示したものである。Dクロック70およびIクロック7
2は直角位相ローテータ32などの4クロック・ローテ
ータによって発生する。シフトが90度のDクロックを
図3の74で、シフトが90度のIクロックを76で示
す。
【0029】位相検出器34は図3に示す位相関係を担
っている。上述したように、フィードバック・クロック
37よりも若干遅い図2のバス・クロック66は、クロ
ック発生器30で使用するために慎重に選択される。こ
のような周波数値を有するクロック66を選択すると、
単方向の位相補正を確実とする。時間がたつと、フィー
ドバック・クロック37の位相はバス・クロック66の
位相に追いつき、追い越す。フィードバック・クロック
37の位相がバス・クロック66の位相を追い越す最初
の時期に引き続き、同期化が開始される。
【0030】図4はこれらのイベントのタイミング図で
あり、特に3つの位相イベントを示している。図4に
は、このイベントの3つの「スナップショット」が示さ
れている。第1のタイミング図112は図2のバス・ク
ロック66の位相80、図2のフィードバック・クロッ
ク37の位相82、ならびに進み位相84および遅れ位
相86を示している。第2のタイミング図114および
第3のタイミング図116は、第1のタイミング図11
2よりもあとの、それぞれの位相80、82、84およ
び86のイベントを示している。図4のタイミング図に
示すように、時間がたつと、フィードバック・クロック
37の位相82はバス・クロック66の位相80に追い
つき、追い越す。図4に示すシーケンスはバス・クロッ
ク66の位相に対してフィードバック・クロック37の
位相をそろえておくために繰り返される。
【0031】図4の特定の場合に、定義されている位相
関係は1/4サイクルの細分性、すなわち400MHz
で約2500/4=625psである。バス・クロック
66に関してフィードバック・クロック37によって生
じる長期のジッタは625psである。図4を調べる
と、不確定性の範囲が位相のジャンプによって画定され
ることが明らかとなる。特に、タイミング図114およ
び116を考えてみる。タイミング図116において、
フィードバック・クロック37の位相82は625ps
だけ前方へ押される。フィードバック・クロック37お
よびバス・クロック66がマイクロプロセッサの周波数
の0.1で動作しているものと想定すると、マイクロプ
ロセッサ・サイクルの位相シフトが1ps/サイクル、
すなわち10サイクルで10psである場合、10マイ
クロプロセッサ・サイクルがフィードバック・クロック
37の位相82の次の立上りエッジによって生じる。
【0032】本明細書で提示した本発明の好ましい実施
の形態は200−300ps(すなわち、本PLL装置
におけるように)から約10−20psまでの高周波数
クロック発生路においてジッタの減少をもたらす。SA
W発振器を有する800MHzシステムに対して804
MHzを選択すると、サイクル時間が6ps、すなわち
0.5%少なくなる。本明細書に記載した直角位相ロー
テータの手法、および図2の位相検出器34を使用する
と、位相ロック・ループがもたらされる。
【0033】上述の構成はPLLを利用しているマルチ
プロセッサ環境において有用である。また、この構成に
付随した負の高周波ジッタのみがSAWジッタ(これは
無視できる)から生じるため、付加的な量子化誤差ない
しアナログPLLホワイト・ノイズまたはループ動的ジ
ッタが高周波のマイクロプロセッサ・クロックに付加さ
れることはない。ただし、正のジッタすなわちエッジ遅
れは付加されるが、公称予測スリップ率またはそれより
悪い予測スリップ率よりも高いSAW中心周波数を選択
することによって、マイクロプロセッサのスループット
はこの遅れに対して補償される。本明細書記載の構成は
従来のオンチップPLL設計よりも高いマイクロプロセ
ッサ性能ももたらす。さらに、この構成を利用するディ
ジタルないし差動回路設計の場合、敏感なアナログ・ノ
ードは必要とされない。
【0034】本発明を好ましい実施の形態を参照して詳
細に図示説明してきたが、当分野の技術者には、形態お
よび細部における各種の変更を、本発明の精神および範
囲から逸脱することなく行えることが理解されよう。
【0035】まとめとして、本発明の構成に関して以下
の事項を開示する。
【0036】(1)基準周波数を発生する手段と、前記
基準周波数よりも高い発振周波数を有する音波発振器
と、前記音波発振器の出力に応じて周波数坦持信号を発
生する、前記音波発振器に結合された手段とを備えてい
るマイクロプロセッサ集積回路用に複数のクロック信号
を発生する装置。 (2)前記音波発振器の出力に応じて周波数坦持信号を
発生する、前記音波発振器に結合された前記手段が前記
音波発振器に結合され、クロック位相を制御するローテ
ータ手段と、前記ローテータ手段に結合され、前記マイ
クロプロセッサ集積回路に前記複数のクロック信号を供
給するクロック分配手段と、前記クロック分配手段に結
合されて、前記基準周波数と位相整合されたフィードバ
ック・クロック信号を与えるバス分割器と、前記バス分
割器に結合され、バス・クロック信号と前記フィードバ
ック・クロック信号の位相差を検出する位相検出器と、
前記位相検出器に結合され、前記位相検出器の出力をフ
ィルタして前記ローテータ手段に供給するディジタル・
フィルタとを備えていることを特徴とする、上記(1)
に記載のクロック発生装置。 (3)前記ディジタル・フィルタが、前記フィードバッ
ク・クロック信号および前記位相検出手段の出力に応答
して、一時に一桁データを移動するシフト・レジスタ
と、前記シフト・レジスタに結合されており、所与の値
よりも大きい値を有する少なくとも1つの信号を検出す
る手段と、前記フィードバック・クロック信号および前
記検出する手段の出力に応答してセットされ、前記シフ
ト・レジスタをリセットする双安定素子とを備えてお
り、前記ローテータ手段が、前記シフト・レジスタをリ
セットする前記リセット手段に結合され、かつ前記双安
定素子に結合されておりパルス信号を発生するパルス信
号発生手段であって、前記ディジタル・フィルタに応答
するパルス信号発生手段と、クロック位相を制御するに
あたり前記ローテータ手段を援助するシフト論理手段で
あって、パルス信号を発生する前記手段に応答する、パ
ルス信号を発生する前記手段に結合されたクロック位相
を制御するにあたり前記ローテータ手段を援助するシフ
ト論理手段と、クロック位相を制御するにあたり前記ロ
ーテータ手段を援助するシフト論理手段に結合され、ク
ロック位相を制御するにあたり前記ローテータ手段を援
助するシフト論理手段に応答する、少なくとも4つのク
ロック位相の周波数を制御するローテータ手段とをさら
に備えていることを特徴とする、上記(2)に記載のク
ロック装置。
【図面の簡単な説明】
【図1】SAW装置を利用したクロック発生器の略図で
ある。
【図2】SAW装置を利用したクロック発生器の詳細な
略図である。
【図3】2種類の位相イベントのタイミング図である。
【図4】3種類の位相イベントのタイミング図である。
【符号の説明】
10 クロック発生器 12 直角位相ローテータ 14 クロック分配ネットワーク 20 ディジタル・フィルタ 22 位相検出器 24 バス分割器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ロバート・ピィー・マスレイド アメリカ合衆国78758 テキサス州オー スチン ドウンズバリィ・ドライブ 1400 (72)発明者 ジョン・エス・ミューヒ アメリカ合衆国78731 テキサス州オー スチン スピンネーカー・コーブ 4203 (56)参考文献 特開 昭53−33038(JP,A) 特開 平5−199089(JP,A) 特開 平8−191237(JP,A) 特開 平8−251149(JP,A) 特開 平7−84665(JP,A) 特開 平6−216730(JP,A) 実開 平3−116424(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06F 1/10 G06F 1/04

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】基準周波数を発生する手段と、 前記基準周波数よりも高い発振周波数を有する音波発振
    器と、前記音波発振器に結合され、クロック位相を制御するロ
    ーテータ手段と前記ローテータ手段に結合され、前記マイクロプロセッ
    サ集積回路に前記複数のクロック信号を供給するクロッ
    ク分配手段と、 前記クロック分配手段に結合されて、前記基準周波数と
    位相整合された第1のクロッ ク信号のフィードバック・
    クロック信号を与えるバス分割器と、前記バス分割器に結合され、前記基準周波数を発生する
    手段からのバス・クロック信号と前記フィードバック・
    クロック信号の位相差を検出する位相検出器と、 前記位相検出器に結合され、前記位相検出器の出力をフ
    ィルタして前記ローテータ手段に供給するディジタル・
    フィルタとを備え、 ここで、前記フィードバック・クロック信号の位相は前
    記バス・クロック信号の位相よりも早く、且つ、該位相
    の差は時間と伴に増加し、該時間が所定の時間を超える
    と、前記ディジタル・フィルタが前記ローテータ手段に
    信号を供給し、該信号に応答して、前記ローテータ手段
    が所定の位相分遅い第2のクロック信号を供給する、 ことを特徴とする、マイクロプロセッサ集積回路用に複
    数のクロック信号を発生する装置。
  2. 【請求項2】前記ディジタル・フィルタが、 前記フィードバック・クロック信号および前記位相検出
    手段の出力に応答して、一時に一桁データを移動するシ
    フト・レジスタと、 前記シフト・レジスタに結合されており、所与の値より
    も大きい値を有する少なくとも1つの信号を検出する手
    段と、 前記フィードバック・クロック信号および前記検出する
    手段の出力に応答してセットされ、前記シフト・レジス
    タをリセットする双安定素子とを備えており、前記ロー
    テータ手段が、 前記シフト・レジスタをリセットする前記リセット手段
    に結合され、かつ前記双安定素子に結合されておりパル
    ス信号を発生するパルス信号発生手段であって、前記デ
    ィジタル・フィルタに応答するパルス信号発生手段と、 クロック位相を制御するにあたり前記ローテータ手段を
    援助するシフト論理手段であって、パルス信号を発生す
    る前記手段に応答する、パルス信号を発生する前記手段
    に結合されたクロック位相を制御するにあたり前記ロー
    テータ手段を援助するシフト論理手段と、 クロック位相を制御するにあたり前記ローテータ手段を
    援助するシフト論理手段に結合され、クロック位相を制
    御するにあたり前記ローテータ手段を援助するシフト論
    理手段に応答する、少なくとも4つのクロック位相の周
    波数を制御するローテータ手段とをさらに備えているこ
    とを特徴とする、請求項1に記載のクロック装置。
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