JP3235064B2 - 透析器接続用無菌カプラ - Google Patents

透析器接続用無菌カプラ

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JP3235064B2 JP2000348091A JP2000348091A JP3235064B2 JP 3235064 B2 JP3235064 B2 JP 3235064B2 JP 2000348091 A JP2000348091 A JP 2000348091A JP 2000348091 A JP2000348091 A JP 2000348091A JP 3235064 B2 JP3235064 B2 JP 3235064B2
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【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、人工透析治療を行
う透析器の接続口に接続するカプラの無菌消毒を行い、
このカプラを透析器の接続口に挿着する際の汚染を完全
に防止するようにした透析器接続用無菌カプラに関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】人工透析治療においては、患者を細菌汚
染から保護するために、回路中の透析液を無菌状態で透
析器(ダイアライザ)に供給する必要がある。このた
め、従来から透析治療後に透析液回路内を洗浄消毒する
ことにより、回路の無菌性を確保することが行われてい
る。
【0003】図17は、従来のカプラ50を洗浄装置6
0の接続口61に挿着した状況を示すものである。カプ
ラ50は、図17に示すように一端を開口した挿着口5
1と回路チューブ52を挿着する連結口53とが内部通
路54を介して連通され、挿着口51の内方側に設けら
れた内周溝51bにはリング55が装着され、挿着口5
1の開口端近傍に設けられた内周溝51aには複数個の
固定用ボール56、56…が嵌合されている。
【0004】また、挿着口51の外周に摺動自在に設け
られたグリップ57の内周にはスプリング58を収容し
た環状凹部59が形成されている。
【0005】また、図17に示すように、洗浄装置60
のパネル60aに固定された接続口61はその外周に上
記のカプラ50の挿着口51を挿着するものであり、接
続口61の前端外周には環状段部62が形成され、内方
の外周には環状凹部63が形成され、洗浄装置60の内
方には接続口61に連通した連結口64が形成され、こ
の連結口64の外周にチューブ65が挿着されている。
【0006】このような構成において、カプラ50のグ
リップ57をスプリング58の弾性力に抗して内方(図
17の右方向)へ移動してボール56の外周を解放状態
にし、カプラ50の挿着口51を洗浄装置60の接続口
61の外周に押し込むと、カプラ50のボール56が挿
着口51の環状凹部63に嵌合され、また接続口61の
環状段部62がカプラ50のリング55に圧着されてシ
ーリングを行う。
【0007】さらに、グリップ57をその弾性力によっ
て自然状態に復帰すると、グリップ57がボール56の
外周を抑え付けることにより、洗浄装置60の接続口6
1に対するカプラ50の挿着口51の挿着状態が固定的
に係止される。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記の挿着
状態において洗浄液または消毒液を流通すると、カプラ
50の内部通路と洗浄装置60の接続口61の内部通路
を流通して消毒または洗浄が行われる。
【0009】このような洗浄消毒操作においては、図1
8に示すように、カプラ50のリング55を境とする内
方が洗浄域となるが、Oリングを境とする外方(二点鎖
線の斜線で示す部分)は洗浄液または消毒液が流通しな
い汚染帯域となり、透析治療において流通した体液や外
部からの埃が付着したままとなる。
【0010】特に、ボール56の周りの内周溝51a、
スプリング58の周りの環状凹部59は、体液中の細菌
や埃等が堆積したまま繁殖するという極めて汚染度の高
い帯域となる。
【0011】ところが、上記のカプラ50をカプラ60
の接続口61から抜き出した後、図19に示すように透
析器30の接続口31に挿着すると、その挿着操作の際
に、上記の汚染帯域が透析器30の接続口31の端部等
に当たって汚染物質を付着するという事態が生じる。
【0012】そして、図20に示すように、透析器30
の接続口31にカプラ50を挿着した状態で透析液を流
通すると、透析器30の接続口31に付着した汚染物質
が透析器30内に入るため、これが患者に対する細菌感
染の原因となり、このカプラ50では完全な無菌接続を
行うことができないという問題があった。
【0013】また、この従来のカプラ50は、複数の固
定用ボール56、56…の他に、スプリング58、リン
グ55等の諸部品を必要とするため、コスト高になると
いう欠点があった。
【0014】本発明は、上記のような従来の問題点を解
消するために成されたもので、人工透析治療を行う透析
器の接続口に接続するカプラの無菌消毒を実施し、この
カプラを透析器の接続口に挿着する際の汚染を完全に防
止すると共にカプラの挿着操作を容易且つ確実に行い、
さらには安価な透析器接続用無菌カプラを提供すること
を目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めには、透析器接続用無菌カプラーを透析器に設けられ
た透析液回路の接続口の外周に挿着する一方、洗浄装置
の接続口の内周に挿着するカプラにおいて、該カプラは
弾性樹脂材料によって形成された挿着口を有すると共に
該挿着口の反対側端部に内部通路によって連通されたチ
ューブ接続口が設けられ、前記挿着口の外周には先端付
近に形成された液流環状溝を介して液止環状突起が形成
され、該液止環状突起は洗浄装置の接続口の内周面に密
着する外径を有し、該液止環状突起から前記挿着口の内
方へ離間した外周に本体側大径部が形成されると共に、
前記液止環状突起と前記本体側大径部間の前記挿着口の
外周に装着された弾性のOリングバンドが用手で転動す
るに伴って内径側が外径側に回動して前記挿着口の外周
を転動した部位への締付け力を維持するようにできる。
【0016】また、前記カプラの挿着口を前記透析器の
接続口の外周に挿着した際、前記Oリングバンドを前記
挿着口の液止環状突起に当接するまで転動して締付けら
れることによって内方へ突出変形された部位が前記透析
器の接続口に形成された環状凹部に嵌着されることによ
って前記カプラの抜止めを行うことができる。
【0017】さらに、前記洗浄装置の接続口の内径が内
奥に進むに従って縮小するテーパ状に形成され、前記洗
浄装置の回路側通路に上方に開放通路を有する仕切部が
形成されると共に該仕切部の前面下部に凹溝流路が形成
されたことにより、前記カプラの挿着口を前記洗浄装置
の接続口の内周に挿着したとき、前記洗浄装置の回路側
通路と前記仕切部の上方の開放通路と前記カプラの挿着
口の液流環状溝と前記洗浄装置の凹溝流路と前記カプラ
の挿着口の内部通路とが連通することによって液流を可
能とする一方、前記洗浄装置の接続口の開口端内周の所
要部に引掛片が形成されたことにより前記カプラの挿着
口の前記本体側大径部に係止された前記Oリングバンド
が前記引掛片に係止されることにより該カプラの抜止め
を行うようにできる。
【0018】そして、上記課題を解決するために本発明
における請求項の透析器接続用無菌カプラは、透析器
の接続口の外周に挿着する一方、洗浄装置の接続口の内
周に挿着するようにした弾性樹脂材料から成るカプラに
形成された挿着口の外周に弾性のOリングバンドが装着
されると共に、前記カプラに形成された本体側大径部の
外周を前後方向に摺動自在に嵌合する環状体と該環状体
の前側周部に複数の縦割り形状を前記カプラの挿着口の
外周に延長して成る押え部とを有するスライドグリップ
が構成され、前記押え部の内周に形成された収嵌溝に前
記挿着口の外周に装着されたOリングバンドを嵌め込ん
で前記スライドグリップを用手で前後に移動することに
よって前記Oリングバンドの全周を均等に移動させるこ
とができるようにしたことを特徴とする。
【0019】また、本発明における請求項の透析器接
続用無菌カプラは、請求項1において、前記スライドグ
リップの押え部の外周には部分的に引掛爪が形成され、
該引掛爪が前記洗浄装置の接続口の先端外周に部分的に
形成された引掛片の間を挿通させた接合状態としてから
前記スライドグリップを回動することにより、前記押え
部の引掛爪を前記洗浄装置の掛止片に係止させることに
よって該洗浄装置に接続した前記カプラの抜止めを行う
ようにしたことを特徴とする。
【0020】また、本発明における請求項の透析器接
続用無菌カプラは、請求項1において、前記スライドグ
リップと前記洗浄装置とに1対の位置センサーが設けら
れ、前記洗浄装置の接続口に前記カプラを挿着する際に
前記位置センサー同士が互いに合致した信号によって前
記洗浄装置のON動作を可能としたことを特徴とする。
【0021】さらに、本発明における請求項の透析器
接続用無菌カプラは、請求項1において、前記洗浄装置
の接続口に前記カプラを挿着する際の適正位置を記した
マークを前記洗浄装置と前記カプラとの対向箇所に設け
たことを特徴とする。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例について図
面を参照しながら説明する。
【0023】(実施例1)本実施例は、図2及び図3に
示すように、透析器1に設けられた透析液回路の接続口
2の外周に挿着すると共に洗浄装置3の接続口4の内周
に挿着する透析器接続用無菌カプラ5を構成したもので
ある。
【0024】その構成について説明すると、図1におい
て、カプラ5の本体は耐薬品性及び耐熱性に優れた弾性
樹脂材料、例えばやや軟質のシリコンラバー或はウレタ
ンラバー等によって形成され、その挿着口6は本体と一
体形成されると共に挿着口6の流路の反対側端部に回路
チューブ7を接続するチューブ接続口8が設けられ、図
2に示すように、チューブ接続口8と挿着口6とが内部
通路9によって連通されている。
【0025】なお、チューブ接続口8は挿着口6から略
直角に折曲された形状を有することによって挿着口6を
透析器1の接続口2或は洗浄装置3の接続口4に水平に
挿着したとき、チューブ接続口8に接続される回路チュ
ーブ7を下方に垂下して該回路チューブ7の折れ曲がり
を防止するようにしている。
【0026】また、図2に示すように、チューブ接続口
8には外周に螺旋状の突起10aが形成されたアダプタ
ー10を介して回路チューブ7を接着剤等により固定状
態に接続することによって回路チューブ7の抜け出しを
防止している。
【0027】カプラ5の挿着口6は円筒形を有し、その
先端外周部に先端環状部12が形成されると共にその内
方(図2の右方)外周に形成された液流環状溝13を介
して前記先端環状部12よりも大径の液止環状突起14
が形成されている。この液止環状突起14は、後述する
ように洗浄装置3の接続口4の内周面に密着する外径を
有し、この液止環状突起14から挿着口6の内方へ所定
幅だけ離間した外周には本体側大径部15が形成されて
いる。
【0028】上記のように構成された挿着口6には、図
1に示すように、液止環状突起14と本体側大径部15
との間に挿着口6の外周を転動可能に締付けて該締付部
を内周側へ突出変形させる断面円形のOリングバンド1
6が装着されている。
【0029】このOリングバンド16としては、挿着口
6の外周に装着したOリングバンド16を用手で転動さ
せるに伴って該挿着口6の外周に密着した内径側が外径
側に回動する変形性の弾性部材が用いられている。従っ
て、挿着口6の外周に挿着したOリングバンド16を用
手で移動すると挿着口6の外周に摺動摩擦を生じること
なく転動することによって内方への締付力を維持し得る
ものである。
【0030】このようなOリングバンド16の形態とし
ては、図1〜3に示すように断面円形の弾性力のある軟
質性ゴム材料または樹脂材料をリング状に形成したほ
か、図5(a) に示すように弾性力のある軟質性ゴム材料
または樹脂材料をリング状に形成すると共にその外周に
多数の環状突起を一体形成してなるもの、図5(b
1)、(b2)に示すようにコイル状の弾性金属線をリ
ング状に形成したもの、さらには、図5(c1)、(c
2)に示すようにシリコンラバーチューブの中空にリン
グ形のコイル状弾性金属線を収納したもの等がある。い
ずれも挿着口6の外周に装着した状態で縮小した内径側
が挿着口6の外周に密着し、これを用手で転動すると内
径側が外径側へと伸長しつつ回動することによって挿着
口6の外周を転がりながら移動して締付力を維持するこ
とができる。
【0031】また、このOリングバンド16は、図2に
示すように、その外径は液止環状突起14の外径よりも
大径とされ、その内径は挿着口6の液止環状突起14の
内方部位を締付けることによって該締付部位が挿着口6
の内周側へ突出変形されるものであり、この締付部位の
突出変形(内周突部17)を透析器1の接続口2に形成
された環状凹部2aに嵌合させることによって引っ掛か
りをつくり、これによってカプラ5の抜止めを行うよう
にしている。
【0032】また、図2において、カプラ5の挿着口6
を透析器1の接続口2から抜き出すときは、Oリングバ
ンド16を用手で手前側に引き出すと、該Oリングバン
ド16は挿着口6の外周面を転動して挿着口6の液止環
状突起14の内方部位から脱出して本体側大径部15に
当接するまで移動し、これによって透析器1の接続口2
の環状凹部2aに対する圧着が解除されるため、カプラ
5の挿着口6を容易に抜き出すことができる。
【0033】一方、図3に示すように、洗浄装置3の接
続口4はパネル18にネジ18aで固定され、接続口4
の開口部4aがパネル18の前面に突出されると共にパ
ネル18の背後側に回路側通路19を形成している。
【0034】この洗浄装置3の接続口4はその内径が内
奥に進むに従って縮小するテーパ状の開口部4aを有
し、洗浄装置3の回路側通路19と開口部4aとの間に
上方に開放通路20を有する仕切部21が形成され、図
4(a) に示すように、仕切部21の下部前面には挿着口
6の液流環状溝13を巡って開口部4aに流通する凹溝
流路22が形成されている。
【0035】一方、図3または図4(b) に示すように、
洗浄装置3の接続口4におけるテーパ状の開口部4aの
先端内周には所要部(図4(b) においては3カ所)に引
掛片23、23…が形成されている。従って、この接続
口4の開口部4aに上記のカプラ5の挿着口6を挿着す
る際には、挿着口6の液止環状突起14がテーパ状の開
口部4aに接触してその径を縮小しつつ内奥に挿入され
て密着力を増す一方、接続口4の引掛片23、23…に
Oリングバンド16が引掛かる状態となるが、挿着口6
のOリングバンド16が引掛片23、23…の一つ一つ
を個別的に乗り越えるようにカプラ5を左右に傾けなが
ら押し込むと、Oリングバンド16が引掛片23、23
…の全てを越して接続口4の内方に進入し、全ての引掛
片23、23…の内周に係合された状態に嵌め込むこと
ができる。この嵌め込み状態においては、挿着口6の内
部を流通する液の圧力に抗してカプラ5の挿着口6の抜
け出しが防止され、液の継続的かつ安全な流通を確保す
ることができる。
【0036】また、洗浄装置3の接続口4からカプラ5
の挿着口6を抜き出すときは、上記の嵌め込む時とは逆
にOリングバンド16が引掛片23、23…の一つ一つ
を個別的に乗り越えるようにカプラ5を左右に傾けなが
ら引き抜くことによって容易に離脱させることができ
る。
【0037】なお、カプラ5の挿着口6の長さは、まず
透析器1の既成の接続口2の長さによって規定される。
即ち、図2に示すように、カプラ5の挿着口6の外周に
挿着されるOリングバンド16が液止環状突起14に当
接された部位と透析器1の接続口2の環状凹部2aとが
合致するように位置合わせし、Oリングバンド16が透
析器1の接続口2の先端小径部2bの外周に相当する部
位で係止されるように本体側大径部15の形成部位をと
ってカプラ5の挿着口6の長さを規定する。
【0038】また、図3に示すように、カプラ5の挿着
口6の本体側大径部15に係止されたOリングバンド1
6が洗浄装置3の接続口4の掛止片23、23…の内側
に係止された状態でカプラ5の挿着口6の先端が洗浄装
置3の接続口4の仕切部21の前面と多少の隙間24を
あけて該隙間24に液流が生じる程度となるように規定
する。
【0039】次に、本実施例のカプラ5を洗浄または消
毒する場合について述べると、図3に示すようにカプラ
5の挿着口6を洗浄装置3の接続口4に挿着した状態に
おいて、洗浄液または消毒液の液流(矢印の点線で示
す)は洗浄装置3の回路側通路19と仕切部21の上方
の開放通路20を経て上記の隙間24を流通すると共に
挿着口6の液流環状溝13を周状に巡り、凹溝流路22
を経てからカプラ5の挿着口6の内部通路9へと流動さ
れる。従って、このカプラ5において洗浄消毒が行われ
る帯域は、洗浄装置3の接続口4の内周に接する液止環
状突起14の頂点14aから挿着口6の液流環状溝13
の周部と先端環状部12を巡って挿着口6の内部通路9
の内周全面となる。
【0040】このように洗浄されたカプラ5の挿着口6
を図2の透析器1の接続口2に挿着する際には、透析器
1の接続口2の端部にカプラ5の挿着口6の先端周辺が
当たってもそこは洗浄された帯域であるため、透析器1
の接続口2に洗浄物質が侵入するおそれがなく、無菌消
毒されたカプラ5の挿着時の汚染を防止して無菌状態で
接続することが可能となる。
【0041】(実施例2)本実施例は、医療現場におい
て、透析器1の接続口2或は洗浄装置3の接続口4に上
記構成のカプラ5を挿着する際、このカプラ5の挿着口
6の外周に設けられたOリングバンド16を用手で押し
た場合にその全周を均等に移動することができるように
したものである。
【0042】そのため、本実施例においては、Oリング
バンド16の全周を均等に嵌合したスライドグリップ4
0を設け、該スライドグリップ40を用手で押すことに
よってOリングバンド16の全周に渡る均等な前後移動
を実現するようにしている。本実施例において、カプラ
5及びOリングバンド16は、上記実施例と同様の構成
及び材料から形成されている。
【0043】即ち、図6において、カプラ5の本体は耐
薬品性及び耐熱性に優れた弾性樹脂材料、例えばやや軟
質のシリコンラバー或はウレタンラバー等によって形成
され、その挿着口6は本体と一体形成されると共に挿着
口6の流路の反対側端部に回路チューブを接続するチュ
ーブ接続口8が設けられ、図9に示すように、チューブ
接続口8と挿着口6とが内部通路9によって連通されて
いる。
【0044】なお、本実施例のカプラ5の後端は内部通
路9が直状に形成された接続口8を有し、この接続口8
に回路チューブを接続するようにしている。
【0045】カプラ5の挿着口6は円筒形を有し、その
先端外周部に先端環状部12が形成されると共にその内
方外周に形成された液流環状溝13を介して前記先端環
状部12よりも大径の液止環状突起14が形成されてい
る。この液止環状突起14は、後述するように洗浄装置
3の接続口4の内周面に密着する外径を有し、この液止
環状突起14から挿着口6の内方へ所定幅だけ離間した
外周には本体側大径部15が形成されている。
【0046】上記のように構成された挿着口6には、液
止環状突起14と本体側大径部15との間に挿着口6の
外周を締付けて内周側へ突出変形させる断面円形のOリ
ングバンド16が装着されている。
【0047】Oリングバンド16の形態としては、コイ
ル状の弾性金属線をリング状に形成したもののほか、実
施例1のように断面円形の弾性力のある軟質性ゴム材料
または樹脂材料をリング状に形成したもの、さらにはシ
リコンラバーチューブの中空にリング形のコイル状弾性
金属線を収納したもの等を用いることができる。
【0048】また、本実施例において、スライドグリッ
プ40は、図6〜図8に示すように、カプラ5の本体側
大径部15の外周を前後方向に摺動自在に嵌合する環状
体41と該環状体41の前側周部に複数の縦割り形状を
前方に延長して成る押え部42とを有するものである。
【0049】即ち、図9に示すように、スライドグリッ
プ40の環状体41と押え部42は一体的に形成され、
環状体41の内径はカプラ5の本体側大径部15の外周
に遊嵌される大きさを有し、該環状体41の外周には滑
り止めのための外周突起43が形成されている。この環
状体41の前側周部に延長形成された押え部42は先端
が絞り形状44を有すると共に、該押え部42の内周に
て絞り形状44の後部にOリングバンド16を嵌め込む
隙間をあけて内周突起45が形成されてなる収嵌溝46
が設けられ、該収嵌溝46に上記のOリングバンド16
を係止するようにしている。
【0050】さらに、上記構成の押え部42はその周囲
の前後方向に縦状のスリット42a、42a…を所定間
隔に複数形成して成る縦割り形状を設けたことによって
該押え部42を複数の弾性押え片42b、42b…で構
成し、押え部42の収嵌溝46に嵌合されたOリングバ
ンド16の径の変化に対応して該Oリングバンド16を
カプラ5の挿着口6を締付ける方向へ弾性付勢するよう
にしている。
【0051】上記構成により、例えばカプラ5を透析器
1の接続口2に挿着する際、図9に示すように、スライ
ドグリップ40を後退することによってカプラ5の挿着
口6からOリングバンド16の弾性力を解放し、この状
態でカプラ5を透析器1の接続口2の外周に挿着して、
図10に示すようにスライドグリップ40を用手で前方
に移動すると、Oリングバンド16がカプラ5の挿着口
6の内周突部17付近の外周を締付け方向に押圧するた
め、透析器1の接続口2の環状凹部2aに係止された内
周突部17が締め付けられ、カプラ5の抜け止めとな
る。
【0052】このようなOリングバンド16の移動にお
いては、スライドグリップ40を用手で移動することに
よってスライドグリップ40の収嵌溝46がOリングバ
ンド16の全周を均等に押し出すため、スライドグリッ
プ40のワンタッチ動作でOリングバンド16の均等な
移動が可能となる。
【0053】また、図6に示すように、スライドグリッ
プ40の押え部42の外周の対称位置には部分的に引掛
爪47、47が形成されている。一方、図11または図
14に示すように、洗浄装置3の接続口4の先端外周の
対称位置に引掛片23、23が部分的に形成され、スラ
イドグリップ40の引掛爪47、47を洗浄装置3の引
掛片23、23間に挿通させてから、図12のようにス
ライドグリップ40を回動することにより、押え部42
の引掛爪47、47を洗浄装置3の引掛片23、23に
係止させ、該洗浄装置3の接続口4に接続したカプラ5
の抜止めを行うことができる。
【0054】なお、本実施例のカプラ5を洗浄または消
毒する場合の洗浄液または消毒液の液流は、図12に示
すように実施例1と同様の流路を経るものであり、カプ
ラ5の挿着口6を洗浄装置3の接続口4に挿着した状態
において、洗浄液または消毒液は洗浄装置3の回路側通
路19と仕切部21の上方の開放通路20を経てカプラ
5の液流環状溝13を周状に巡り、凹溝流路22を経て
からカプラ5の挿着口6の内部通路9へと流入する。従
って、このカプラ5において洗浄消毒が行われる帯域
は、洗浄装置3の接続口4の内周に接する液止環状突起
14の頂点から挿着口6の液流環状溝13の周部と先端
環状部12を巡って挿着口6の内部通路9の内周全面と
なる。
【0055】また、本実施例においては、図11に示す
ように、スライドグリップ40と洗浄装置3とに1対の
位置センサーが設けられている。具体的には、スライド
グリップ40の本体側大径部15の外側に設けられた収
容部15aにダイオード48a(図13参照)が固設さ
れ、また洗浄装置3の接続口4の入口付近に設けられた
収容部4aに磁石48b(図14参照)が固設され、カ
プラ5を洗浄装置3の接続口4に挿着して回動した際に
両者のダイオード48aと磁石48bが合致したときを
適正嵌合とし、その際に発せられた信号で洗浄装置3の
スイッチのON動作を可能とするようにしている。
【0056】さらに、カプラ5を洗浄装置3の接続口4
に挿着する際、上記のようにカプラ5のスライドグリッ
プ40の引掛爪47、47を洗浄装置3の接続口4の引
掛片23、23間に挿通させる必要があるが、この際の
挿通操作における適正位置を記した図15の如きマーク
49(例えば、三角形状のマーク)を洗浄装置3とカプ
ラ5との対向箇所に設けたことによってカプラ5を洗浄
装置3の接続口4に挿着するスムーズな挿入操作を行う
ことができ、次いで図16に示すようにスライドグリッ
プ40を回動することによって上記のダイオード48a
と磁石48bによる位置センサーが合致して、洗浄装置
のスイッチのON動作に移行することができる。
【0057】
【発明の効果】以上説明したように、透析器の接続口の
外周に挿着する本発明のカプラは弾性樹脂材料によって
形成された挿着口の外周に液流環状溝と液止環状突起と
本体側大径部とを備え、この挿着口の外周をOリングバ
ンドで締付けて係止させる簡単な構成とされているた
め、従来のカプラに比べて安価に製造することができ
る。
【0058】しかも、Oリングバンドは挿着口の先端付
近の外周に形成された液止環状突起と内方部の外周に形
成された本体側大径部との間を摺動摩擦を生じることな
く用手によって転動させることができ、このような簡単
な操作性によって移動させたOリングバンドの締付けに
よって挿着口の内周側へ突出変形部位を形成し、該突出
変形部位を透析器の接続口に形成された環状凹部に嵌合
係止させることによりカプラの抜止めを確実に行うこと
ができる。
【0059】また、本発明のカプラは洗浄装置の接続口
にワンタッチで挿着することが容易であり、この挿着状
態において、洗浄装置の接続口の先端内周要部に形成さ
れた引掛片がカプラの挿着口のOリングバンドを係止し
て該カプラの抜止めとすることができる。
【0060】しかも、この洗浄装置において洗浄消毒さ
れる帯域は液止環状突起の頂点から挿着口の内部通路の
内周全面に及ぶため、このように洗浄されたカプラを透
析器の接続口に挿着する際にカプラの挿着口の先端周辺
が透析器の接続口の端部に当たっても透析器に汚染物質
が侵入することなく接続することができ、さらには透析
器の接続口にカプラを接続した状態で洗浄、消毒、洗浄
を行う待機時の汚染を防止して衛生管理上の安全性を万
全にすることができる。
【0061】また、本発明において、カプラの挿着口の
外周にスライドグリップが設けられ、該スライドグリッ
プの内周の収嵌溝にOリングバンドを嵌め込んだ構成と
することにより、スライドグリップを用手で移動する
と、Oリングバンドの全周が均等に押し出されるため、
スライドグリップのワンタッチ動作でOリングバンドの
均等な移動操作が可能となる。
【0062】さらに、カプラを挿着する際の適正位置を
記したマークを洗浄装置とカプラとの対向箇所に設けた
ことによってスムーズな挿着操作が可能となり、この挿
着後にスライドグリップを回動すると、スライドグリッ
プに形成された引掛爪が洗浄装置の引掛片と係合するこ
とによってカプラの抜け止めが行われ、さらにスライド
グリップと洗浄装置とに設けられた1対の位置センサー
同士が互いに合致した信号によって洗浄装置のON動作
を可能として、洗浄液または消毒液の適正な流路形成の
もとでカプラの無菌消毒を遂行することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による実施例1の透析器接続用無菌カプ
ラの斜視図である。
【図2】本発明による実施例1の透析器接続用無菌カプ
ラを透析器の接続口に挿着した状態を示す縦断面図であ
る。
【図3】本発明による実施例1の透析器接続用無菌カプ
ラを洗浄装置の接続口に挿着した状態を示す縦断面図で
ある。
【図4】(a) は図3のA−A矢示線に沿う断面図であ
り、(b) は図3のB−B矢示線に沿う断面図である。
【図5】(a)、(b1)、(b2)、(c1)、(c
2)は本発明に用いるOリングバンドの各種形態を示す
正面図及び部分断面図であり、(b2)は(b1)のC
−C矢示線に沿う幅の部分断面図、(c2)は(c1)
のD−D矢示線に沿う幅の部分断面図である。
【図6】本発明による実施例2の透析器接続用無菌カプ
ラの斜視図である。
【図7】本発明による実施例2の透析器接続用無菌カプ
ラの側面図であり、スライドグリップを後退した状態を
示す。
【図8】本発明による実施例2の透析器接続用無菌カプ
ラの側面図であり、スライドグリップを前進した状態を
示す。
【図9】本発明による実施例2の透析器接続用無菌カプ
ラの断面図である。
【図10】本発明による実施例2の透析器接続用無菌カ
プラを洗浄装置の接続口に接続した状況を示す縦断面図
である。
【図11】本発明による実施例2の透析器接続用無菌カ
プラを洗浄装置の接続口に接続する前の状態を示す部分
断面図である。
【図12】本発明による実施例2の透析器接続用無菌カ
プラを洗浄装置の接続口に接続した状態を示す部分断面
図である。
【図13】本発明による実施例2の透析器接続用無菌カ
プラのスライドグリップを正面から見た図である。
【図14】本発明による実施例2の透析器接続用無菌カ
プラに対応した洗浄装置の接続口を正面から見た図であ
る。
【図15】本発明による実施例2の透析器接続用無菌カ
プラを洗浄装置に挿着する際の適正位置を示すマークの
表示例を示す側面図である。
【図16】本発明による実施例2の透析器接続用無菌カ
プラを洗浄装置に挿着して位置センサーの合致位置まで
回動した状況を示す側面図である。
【図17】従来のカプラを洗浄装置の接続口に挿着した
状態を示す縦断面図である。
【図18】従来のカプラの汚染帯域を示す縦断面図であ
る。
【図19】従来のカプラを透析器の接続口に直面させた
状態を示す縦断面図である。
【図20】従来のカプラを透析器の接続口に挿着した状
況を示す縦断面図である。
【符号の説明】
1…透析器、2…透析器の接続口、3…洗浄装置、4…
洗浄装置の接続口、5…カプラ、6…挿着口、7…回路
チューブ、8…チューブ接続口、9…内部通路、10…
アダプター、10a…突起、12…先端環状部、13…
液流環状溝、14…液止環状突起、15…本体側大径
部、16…Oリングバンド、17…内周突部、19…回
路側通路、20…開放通路、21…仕切部、22…凹溝
流路、23…引掛片、40…スライドグリップ、41…
環状体、42…押え部、42a…スリット、43…外周
突起、44…絞り形状、45…内周突起、46…収嵌
溝、47…引掛爪、48a…ダイオード、48b…磁
石、49…マーク。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A61M 1/14,5/14 F16L 21/00,33/00

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】透析器の接続口の外周に挿着する一方、洗
    浄装置の接続口の内周に挿着するようにした弾性樹脂材
    料から成るカプラに形成された挿着口の外周に弾性のO
    リングバンドが装着されると共に、前記カプラに形成さ
    れた本体側大径部の外周を前後方向に摺動自在に嵌合す
    る環状体と該環状体の前側周部に複数の縦割り形状を前
    記カプラの挿着口の外周に延長して成る押え部とを有す
    るスライドグリップが構成され、前記押え部の内周に形
    成された収嵌溝に前記挿着口の外周に装着されたOリン
    グバンドを嵌め込んで前記スライドグリップを用手で前
    後に移動することによって前記Oリングバンドの全周を
    均等に移動させることができるようにしたことを特徴と
    する透析器接続用無菌カプラ。
  2. 【請求項2】前記スライドグリップの押え部の外周には
    部分的に引掛爪が形成され、該引掛爪が前記洗浄装置の
    接続口の先端外周に部分的に形成された引掛片の間を挿
    通させた接合状態としてから前記スライドグリップを回
    動することにより、前記押え部の引掛爪を前記洗浄装置
    の掛止片に係止させることによって該洗浄装置に接続し
    た前記カプラの抜止めを行うようにしたことを特徴とす
    る請求項1記載の透析器接続用無菌カプラ。
  3. 【請求項3】前記スライドグリップと前記洗浄装置とに
    1対の位置センサーが設けられ、前記洗浄装置の接続口
    に前記カプラを挿着する際に前記位置センサー同士が互
    いに合致した信号によって前記洗浄装置のON動作を可
    能としたことを特徴とする請求項1記載の透析器接続用
    無菌カプラ。
  4. 【請求項4】前記洗浄装置の接続口に前記カプラを挿着
    する際の適正位置を記したマークを前記洗浄装置と前記
    カプラとの対向箇所に設けたことを特徴とする請求項1
    記載の透析器接続用無菌カプラ。
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