JP3234933U - 循環型社会対応型の紙製ゴミ入れ袋および樹脂製繰返し使用ゴミ出し袋 - Google Patents

Abstract

【課題】樹脂製のゴミ袋を紙製のゴミ袋に変え、使い捨ての樹脂製のゴミ出し袋を繰り返し使用のゴミ出し袋に変えることにより、樹脂製のゴミ入れ袋の焼却量を減少する。そして、循環型社会に対応したゴミ問題解消の協力体制を整備する。【解決手段】封筒型紙袋の下部に底部平面部６を形成し、その左右両端部に三角形の形状の張り出し耳部７を形成した紙製ゴミ入れ袋ＫＡ１を提供する。また、従来の一般的な樹脂製封筒型ゴミ袋の下部に掴み用耳部を形成した樹脂製繰返し使用ゴミ出し袋を提供する。そして、ゴミの各排出元が樹脂製繰返し使用ゴミ出し袋に、ゴミの入った紙製ゴミ入れ袋を詰めてゴミ集積場に排出し、ゴミの入った紙製ゴミ入れ袋だけを清掃工場で焼却する。そして、空になった樹脂製繰返し使用ゴミ出し袋を各排出元が繰返し使用する。【選択図】図５

Description

本考案は、循環型社会対応型の紙製ゴミ入れ袋および樹脂製繰返し使用ゴミ出し袋に関するものである。

現状に於いては、樹脂製のゴミ入れ袋などに入れた大小数十個のゴミ入り袋が、無造作に各ゴミ集積所に山積みの状態で排出されている。そして、これらのゴミの入った樹脂製のゴミ袋は、そのままの状態でゴミ収集車に積み込まれ、清掃工場で樹脂製のゴミ袋とゴミが一緒に焼却されている。

これらの現況に於いて、樹脂製のゴミ袋の材質を紙製のゴミ袋に変えること。また、使い捨てのゴミ出し袋を繰り返し使用のゴミ出し袋に変えること。また、各ゴミの排出元が循環型社会に協力するゴミの排出をすること。など、循環型社会に対応したゴミ問題解消の協力体制を整備することによって、樹脂製ゴミ入れ袋の焼却量の減少を促進して、環境保全を促進することが必要となっている。

そこで、これらの現状のゴミ問題を解消するための手段の第一の手順として、従来の樹脂製のゴミ袋に代わって、本考案の紙製ゴミ入れ袋を提供する。これにより現状の樹脂製のゴミ袋を減少する。
そして、第二の手順として、従来の使い捨ての樹脂製ゴミ袋に代わって、本考案の樹脂製繰返し使用ゴミ出し袋を提供する。これにより現状の使い捨ての樹脂製のゴミ袋を減少する。

そして、第三の手順として、ゴミの各排出者が、紙製ゴミ入れ袋に入れたゴミを袋ごと樹脂製繰返し使用ゴミ出し袋に詰めてゴミ集積所にきちんと並べて置く。
そして、第四の手順として、ゴミ収集車の作業員が、樹脂製繰返し使用ゴミ出し袋に詰められた紙製ゴミ入り袋を繰返し使用ゴミ出し袋の開口部から出してゴミの入った紙製ゴミ入り袋だけをゴミ収集車に積み込む。
そして、第五の手順として、ゴミ収集車に排出投入されて空になった樹脂製繰返し使用ゴミ出し袋を各排出者がゴミ集積場から引き取って繰返し使用する。
そして、第六手順として、清掃工場でゴミの入った紙製ゴミ入り袋だけを焼却する。

そして、第七の手順として、循環型社会に対応したゴミ問題解消の協力体制を整備する。そして、樹脂製ゴミ入れ袋の焼却量の減少を促進する。そして、環境保全を促進することを目的とする。

矩形の紙シート材を第一の方向に向かって折り曲げ、該折り曲げの重ね合わせ部を所定の寸法で接合して筒状体を形成し、該筒状体の一方を他方に向かって第二の方向に折り曲げ、該折り曲げの重ね合わせ部を所定の寸法で接合して封筒型紙袋を形成し、該封筒型紙袋の下端部から所定の高さの寸法だけ離れた前記下端部に平行の折り目筋を形成し、前記封筒型紙袋を開き、前記折り目筋の両端部を前記封筒型紙袋の下端部の方向に向かって押し付けることによって、前記所定の高さの２倍の寸法幅の底部平面部を形成すると共に、該底部平面部の左右両端部に前記底部平面部の幅寸法を底辺部とする三角形の形状の張り出し耳部を形成した、ことを特徴とする紙製ゴミ入れ袋を提供する。

請求項１において、折り目筋の両端部に所定の寸法の切抜き孔を形成した、ことを特徴とする紙製ゴミ入れ袋を提供する。

請求項１、または、請求項２に記載の紙製ゴミ入れ袋の矩形の紙シート材が、使用済みの新聞紙、または、使用済みのチラシ、または、使用済みの書物やカタログ、または、使用済みのカレンダー、または、使用済みの書類入れ封筒のいずれかである、ことを特徴とする紙製ゴミ入れ袋を提供する。

請求項１、または、請求項２、または、請求項３に記載の紙製ゴミ入れ袋にゴミを入れた、複数個の紙製ゴミ入れ袋を詰め込んで排出するための樹脂製繰返し使用ゴミ出し用袋であって、規格化された所定の寸法の樹脂製封筒型袋を利用し、該樹脂製封筒型袋の下端部から所定の高さ寸法部位に、前記下端部に平行の複数条の線状電着部を形成した掴み用耳部を形成し、該掴み用耳部を掴んで逆さにした状態で前記ゴミを入れた複数個の紙製ゴミ入れ袋を前記樹脂製繰返し使用ゴミ出し用袋の開口部から排出できるようにした、ことを特徴とする樹脂製繰返し使用ゴミ出し袋を提供する。

本考案の紙製ゴミ入れ袋により、従来のレジ袋等の樹脂製のゴミ袋の焼却量を減少できる。また、本考案の樹脂製繰返し使用ゴミ出し袋により、従来の使い捨ての樹脂製ゴミ出し袋の焼却量を減少できる。

また、本考案の樹脂製繰返し使用ゴミ出し袋に、ゴミを入れた紙製ゴミ入れ袋を複数個まとめて詰めてゴミ集積所にきちんと並べて置くことにより、樹脂製のゴミ袋の山積みの量を減らし、美観も良くなり、カラス問題も減少できる。また、ゴミ収集車作業員の積込み作業の省力化もできる。

また、ゴミ収集車の作業員が、ゴミを入れた紙製ゴミ入れ袋だけをゴミ収集車に積込み、そのあと、空になった樹脂製繰返し使用ゴミ出し袋を各排出元が引き取り、繰返し使用することにより、樹脂製のゴミ入れ袋の焼却量を減少できる。

また、本考案の容器併用型の紙製ゴミ入れ袋に於いては、紙材を再利用した紙製ゴミ入れ袋を必要な時に必要な場所で簡単に紙袋ゴミ入れ袋兼紙製ゴミ容器として利用することができる。また、使用しない場合は、小さく折り畳んで保管して置くことができる。これにより、従来の樹脂製のゴミ容器を低減することができる。

また、本考案の紙製ゴミ入れ袋に於いては、従来はゴミとして排出されている使用済みの書類入れ封筒を再利用して、底面平面部を形成した容器併用型、または、容器内底部載置型の紙製ゴミ入れ袋を簡単に作ることができる。これにより、特に使用済みの書類入れ封筒の廃材が多く出る職場などにおいて、レジ袋などの樹脂製のゴミ袋を低減することができる。

また、本考案の容器併用型の紙製ゴミ入れ袋に於いては、容器併用型の紙製ゴミ入れ袋を２個揃えて並べ開口部を市販の洗濯ハサミで結合することにより、ゴミを投げ入れても倒れを生じることなく安定した状態でゴミを入れることができる。これにより、従来の樹脂製のゴミ容器を低減することができる。

また、本考案の樹脂製繰返し使用ゴミ出し袋は、紙製ゴミ入れ袋に入れたゴミを袋ごと樹脂製繰返し使用ゴミ出し袋に入れて排出するので、袋を汚すことなく繰返し使用ができる。また、繰返し使用ゴミ出し袋の開口部を閉じないでゴミ集積所に排出するので、樹脂製繰返し使用ゴミ出し袋の開口部から、紙袋ゴミ入れ袋に入れたゴミを袋ごと簡単にゴミ収集車に排出することができる。これにより、樹脂製のゴミ袋を低減できる。

また、本考案の紙製ゴミ入れ袋は、使用済みの新聞紙、または、使用済みのチラシ、または、使用済みの書物やカタログ、または、使用済みのカレンダー、または、使用済みの書類入れ封筒のいずれかを利用できる。また、樹脂製繰返し使用ゴミ出し袋は、市販の規格化された一般的なゴミ袋を利用できる。これにより、コストパフォーマンスに優れた、紙材を再利用した紙製ゴミ入れ袋、および、樹脂製繰返し使用ゴミ出し袋を提供することができる。そして、樹脂製のゴミ袋を低減できる。

また、本考案の紙材を再利用した紙製ゴミ入れ袋、および、樹脂製繰返し使用ゴミ出し袋を地域の福祉事業所などで自主製品として製作および販売をすることにより、従来に於いての簡単な加工品の下請け業務などの収益効率の低い業務から新業務の自主製品の製作販売の業務に転換することができる。そして、これにより、地域の福祉事業所などの福祉の向上を促進できる。

本考案の実施形態に係る矩形の紙シート材の斜視図である。 本考案の実施形態に係る封筒型紙袋の斜視図である。 本考案の実施形態に係る封筒型紙袋に、折り目筋および四角形の切抜き孔を形成した紙製ゴミ入れ袋の斜視図である。 本考案の実施形態に係る紙製ゴミ入れ袋に底部平面部および張り出し耳部を形成した容器併用型および容器内底部載置型の紙製ゴミ入れ袋の斜視図である。 本考案の実施形態に係る容器併用型の紙製ゴミ入れ袋の（Ａ）は、容器併用型の紙製ゴミ入れ袋にゴミ類が溜まった状態の斜視図である。また、（Ｂ）は、ゴミ類が溜まった状態の容器併用型の紙製ゴミ入れ袋を洗濯ハサミで２個結合してゴミを入れる状態の斜視図である。 本考案の実施形態に係る容器併用型の紙製ゴミ入れ袋の（Ａ）は、別出願製品（実用新案登録第３２３１２１４）の、廃材を再利用した無底の折り畳み式ゴミ入れ内に、紙製ゴミ入れ袋の張り出し耳部を上方に折り曲げた容器内底部載置型の紙製ゴミ入れ袋をセットした状態の斜視図である。また、（Ｂ）は、従来の樹脂製のゴミ容器内に、紙製ゴミ入れ袋の張り出し耳部を上方に折り曲げた容器内底部載置型の紙製ゴミ入れ袋をセットした状態の斜視図である。 本考案の実施形態に係る樹脂製繰返し使用ゴミ出し袋の底部に掴み用耳部を形成した樹脂製繰返し使用ゴミ出し袋の斜視図である。 本考案の実施形態に係る樹脂製繰返し使用ゴミ出し袋に、紙製ゴミ入れ袋に溜まったゴミ類を紙製ゴミ入れ袋ごと詰め込んだ状態、および、樹脂製繰返し使用ゴミ出し袋の開口部を結ばないで垂らした状態の斜視図である。 本考案の実施形態に係る紙製ゴミ入れ袋に溜まったゴミ類を紙製ゴミ入れ袋ごと樹脂製繰返し使用ゴミ出し袋に入れてゴミ集積所にきちんと並べて置き、その上からネットを被せた状態の斜視図である。 本考案の実施形態に係る樹脂製繰返し使用型ゴミ出し袋を逆さにした状態で掴み用耳部を掴んで中身のゴミ入りの紙製ゴミ入れ袋を出してゴミ収集車に積み込む状態の斜視図である。

本考案の実施形態に係る紙製ゴミ入れ袋ＫＡ、および、樹脂製繰返し使用ゴミ出し袋ＫＵを、図面を参照して説明する。
先ず図１および図２に示すように、紙製ゴミ入れ袋ＫＡは、矩形の紙シート材を第一の方向に向かって折り曲げ、該折り曲げの重ね合わせ部を所定の寸法で接合して筒状体を形成し、該筒状体の一方を他方に向かって第二の方向に折り曲げ、該折り曲げの重ね合わせ部を所定の寸法で接合して封筒型紙袋を形成し、該封筒型紙袋の下端部から所定の高さの寸法だけ離れた前記下端部に平行の折り目筋を形成し、前記封筒型紙袋を開き、前記折り目筋の両端部を前記封筒型紙袋の下端部の方向に向かって押し付けることによって、前記所定の高さＨ１の２倍の寸法幅の底部平面部を形成すると共に、該底部平面部の左右両端部に前記底部平面部の幅寸法Ｗ１を底辺部とする三角形の形状の張り出し耳部７を形成した紙製ゴミ入れ袋ＫＡを形成する。
そして、矩形の紙シート材１の側端縁部３および下端縁部４の重ね合わせ部位を１０〜２０ミリほどの寸法で重ねて接合する。そして、重ね合わせの接合部を重ね合わせ部詳細のＡ、または、Ｂに示すように巻き込む。

ここで、重ね合わせ部詳細のＡは、例えば市販の書類入れ封筒のように一枚の紙シート材１の折り曲げ部を糊剤で接合する接合部詳細を示すものである。また、重ね合わせ部詳細のＢは、例えば二枚の使用済みの新聞紙などのシート材１の巻込み折り曲げ部をホッチキス止めにより接合する接合部詳細を示すものである。そして、図２に示すように、その重ね合わせ部位の側端縁部３および下端縁部４の接合により、封筒型紙袋ＨＵを形成する。
ここで、例えば二枚の使用済みの新聞紙などのシート材１の巻込み折り曲げ部をホッチキス止めにより接合することにより、封筒型紙袋ＨＵを簡単に形成することができる。

つぎに、図３に示すように、封筒型紙袋ＨＵの下端縁から３０〜１００ミリ程の高さ部位Ｈ１に平行に折り目筋５を形成する。そして、折り目筋５の左右両端部に５〜１０ミリ角の寸法の四角形の切抜き孔５ａを形成する。そして、底部平面部６の左右両端部に三角形の形状の張り出し耳部７を形成した、紙製ゴミ入れ袋ＫＡを形成する。

そして、図４に示すように、紙製ゴミ入れ袋ＫＡを開いた状態で、切抜き孔５ａを紙製ゴミ入れ袋ＫＡの下端部の方向に向かって押し付けて、所定の高さＨ１の２倍の寸法幅の寸法幅Ｗ１の底部平面部６を形成する。そして、底部平面部６の左右両端部に、底部平面部６の幅寸法Ｗ１の底辺部と高さ寸法Ｈ１の三角形の形状の張り出し耳部７を形成する。
ここで、折り目筋５の左右両端部の切抜き孔５ａの形成については、左右両端部の折り目による角状の剛性を持つ部分に切抜き孔を形成し、下端部の方向に向かって押し付けることにより、所定の高さＨ１の２倍の寸法幅の寸法幅Ｗ１の底部平面部６を容易に形成すること、および、底部平面部６の幅寸法Ｗ１の底辺部と高さ寸法Ｈ１の三角形の形状の張り出し耳部７を容易に形成すること、また、切抜き孔５ａの形成部分に指先を当てて下端部の方向に向かって容易に押し付けることが容易にできるものとしている。

そして、図４に示すように、紙製ゴミ入れ袋ＫＡの底面の形状が六角形である、容器併用型の紙製ゴミ入れ袋ＫＡ１および容器内底部載置型の紙製ゴミ入れ袋ＫＡ２を形成する。
ここで、紙製ゴミ入れ袋ＫＡおよび容器併用型の紙製ゴミ入れ袋ＫＡ１および容器内底部載置型の紙製ゴミ入れ袋ＫＡ２の標準サイズとしては、第一のサイズとして、新聞紙の見開きサイズの、幅寸法８１２×高さ寸法５４５を２枚重ねて二つ折りし、巻込み折り曲げ部をホッチキス止めした、幅寸法３４０×高さ寸法５００の紙製ゴミ入れ袋とする。
また、第二のサイズとして、新聞紙の１ページサイズのブランケット判の、幅寸法４０６×高さ寸法５４５を二つ折りし、巻込み折り曲げ部をホッチキス止めした、幅寸法２２５×高さ寸法３７５の紙製ゴミ入れ袋とする。または、チラシ広告を再利用して幅寸法４０６×高さ寸法５４５を二つ折りにした紙製ゴミ入れ袋とする。また、第三のサイズとして、新聞紙の１ページの半分のサイズのタブロイド判、または、チラシ広告を再利用したタブロイド判の幅寸法２７０×高さ寸法４００を二つ折りし、巻込み折り曲げ部をホッチキス止め、または、接着接合した、幅寸法１８０×高さ寸法２５０ほどの紙製ゴミ入れ袋とする。

つぎに、図５の（Ａ）に示すように、容器併用型の紙製ゴミ入れ袋ＫＡ１にゴミ８を入れて、ゴミ入れとして利用する。または、ゴミ入れとして利用したままの状態で、図７に示すような樹脂製繰返し使用ゴミ出し袋ＫＵに入れることができる紙製ゴミ入れ袋ＫＡ１として利用する。

また、図５の（Ｂ）に示すように、容器併用型の紙製ゴミ入れ袋ＫＡ１を２個揃えて並べ、開口部を市販の洗濯ハサミＳで結合することにより、ゴミを投げ入れても倒れを生じることなく安定した状態でゴミを入れることができる容器併用型の紙製ゴミ入れ袋ＫＡ１として利用する。

つぎに、図６の（Ａ）に示すように、別出願製品（実用新案登録第３２３１２１４）の、廃材を再利用した無底の折り畳み式ゴミ入れＭＵ内に、紙製ゴミ入れ袋ＫＡの張り出し耳部７を上方に折り曲げた容器内底部載置型の紙製ゴミ入れ袋ＫＡ２をセットする。
また、図６の（Ｂ）に示すように、従来の樹脂製のゴミ容器ＹＯ内に、同じく紙製ゴミ入れ袋ＫＡの張り出し耳部７を上方に折り曲げた容器内底部載置型の紙製ゴミ入れ袋ＫＡ２をセットする。ここで、無底の折り畳み式ゴミ入れＭＵのメリットとして、紙製ゴミ入れ袋ＫＡを必要な時に必要な場所で簡単にセットして紙製ゴミ入れ容器として利用することができる。また、使わない時には折り畳んで置くことができる。

つぎに、図７に示すように、市販の３０〜９０リットルの一般的な樹脂製封筒型ゴミ袋９を利用し、下端縁から５０〜１２０ミリ程の高さ寸法部位Ｈ２にシーラー機により下端縁に平行の複数条の線状電着部１０ａを形成した掴み用耳部１０を形成する。そして、この掴み用耳部１０を手で掴んでゴミを入れた複数個の紙製ゴミ入れ袋ＫＡを逆さにした状態で排出するための掴み用耳部１０を形成した、樹脂製繰返し使用ゴミ出し袋ＫＵを形成する。

つぎに、図８に示すように、繰返し使用ゴミ出し袋ＫＵの中に、ゴミ８を入れた紙製ゴミ入れ袋ＫＡ１、または、ＫＡ２を複数個入れる。そして、複数個入れた繰返し使用ゴミ出し袋ＫＵの開口部を結ばないで開口部から１００〜３００ミリほど垂れ下げて折り曲げた折曲げ部ＫＵａを形成する。ここで、ゴミの排出元が繰返し使用ゴミ出し袋ＫＵの中に、ゴミ８を入れた紙製ゴミ入れ袋ＫＡ１、または、ＫＡ２を複数個きちんと入れる。そして、繰返し使用ゴミ出し袋ＫＵの開口部を結ばないで垂れ下げる。

つぎに、図９に示すように、ゴミの各排出元が繰返し使用ゴミ出し袋ＫＵの開口部を結ばないで垂れ下げて折り曲げた状態できちんと並べてゴミの集積場に置く。そして、その上からゴミネットＧをきちんと被せる。

つぎに、図１０に示すように、樹脂製繰返し使用ゴミ出し袋ＫＵを逆さにした状態でゴミ入りの紙製ゴミ入れ袋ＫＡを出してゴミ収集車に積み込む。そして、空になった樹脂製繰返し使用ゴミ出し袋ＫＵを各排出元が引き取って繰返し使用する。

１ 紙製ゴミ入れ袋ＫＡの矩形の紙シート材
２ 封筒型紙袋ＨＵの側端縁部
３ 封筒型紙袋ＨＵの中央部の折り曲げの重ね合わせ部
４ 封筒型紙袋ＨＵの下端縁部の折り曲げの重ね合わせ部
５ 紙製ゴミ入れ袋ＫＡの下端縁に平行の折り目筋
５ａ 折り目筋の両端部の四角形の切抜き孔部
６ 紙製ゴミ入れ袋ＫＡの底部平面部
７ 底部平面部６の両端部の張り出し耳部
８ 紙製ゴミ入れ袋ＫＡに入れたゴミ
９ 一般的な規格化された市販の樹脂製封筒型ゴミ袋
１０ 繰返し使用ゴミ出し袋ＫＵの掴み用耳部
１０ａ 掴み用耳部の複数条の線状電着部
ＫＡ 紙製ゴミ入れ袋
ＫＡ１ 容器併用型の紙製ゴミ入れ袋
ＫＡ２ 容器内底部載置型の紙製ゴミ入れ袋
ＫＵ 樹脂製繰返し使用ゴミ出し袋
ＫＵａ 樹脂製繰返し使用ゴミ出し袋の開口部の垂れ下げ折曲げ部
ＨＵ 封筒型紙袋
Ｈ１ 封筒型紙袋ＨＵの下端縁からの折り目筋５までの高さ
Ｈ２ 樹脂製繰返し使用ゴミ出し袋ＫＵの下端部の掴み用耳部１０の高さ寸法
Ｗ１ 紙製ゴミ入れ袋の下部のＨ１の高さ寸法の２倍の幅寸法の底部平面部の寸法
ＭＵ 別出願製品（実用新案登録第３２３１２１４）の無底の折り畳み式ゴミ入れ
ＹＯ 従来の樹脂製のゴミ容器
Ｓ 容器併用型の紙製ゴミ入れ袋２個の開口部を結合するための洗濯ハサミ
Ｇ ゴミ集積場のゴミネット

Claims (4)

1. 矩形の紙シート材を第一の方向に向かって折り曲げ、該折り曲げの重ね合わせ部を所定の寸法で接合して筒状体を形成し、
   該筒状体の一方を他方に向かって第二の方向に折り曲げ、該折り曲げの重ね合わせ部を所定の寸法で接合して封筒型紙袋を形成し、
   該封筒型紙袋の下端部から所定の高さの寸法だけ離れた前記下端部に平行の折り目筋を形成し、
   前記封筒型紙袋を開き、前記折り目筋の両端部を前記封筒型紙袋の下端部の方向に向かって押し付けることによって、前記所定の高さの２倍の寸法幅の底部平面部を形成すると共に、該底部平面部の左右両端部に前記底部平面部の幅寸法を底辺部とする三角形の形状の張り出し耳部を形成した、ことを特徴とする紙製ゴミ入れ袋。
2. 請求項１において、折り目筋の両端部に所定の寸法の切抜き孔を形成した、ことを特徴とする紙製ゴミ入れ袋。
3. 請求項１、または、請求項２に記載の紙製ゴミ入れ袋の矩形の紙シート材が、使用済みの新聞紙、または、使用済みのチラシ、または、使用済みの書物やカタログ、または、使用済みのカレンダー、または、使用済みの書類入れ封筒のいずれかである、ことを特徴とする紙製ゴミ入れ袋。
4. 請求項１、または、請求項２、または、請求項３に記載の紙製ゴミ入れ袋にゴミを入れた、複数個の紙製ゴミ入れ袋を詰め込んで排出するための樹脂製繰返し使用ゴミ出し用袋であって、
   規格化された所定の寸法の樹脂製封筒型袋を利用し、
   該樹脂製封筒型袋の下端部から所定の高さ寸法部位に、前記下端部に平行の複数条の線状電着部を形成した掴み用耳部を形成し、
   該掴み用耳部を掴んで逆さにした状態で前記ゴミを入れた複数個の紙製ゴミ入れ袋を前記樹脂製繰返し使用ゴミ出し用袋の開口部から排出できるようにした、ことを特徴とする樹脂製繰返し使用ゴミ出し袋。

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