JP3234921U - マイクロスコープ - Google Patents
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Abstract
【課題】異なる波長の光で落射観察と透過観察とを行うことができるマイクロスコープを提供する。【解決手段】観察対象物Sの上方から観察対象物Sに向けて照明光を照射する落射照明と、観察対象物Sの下方から観察対象物Sを透過させるように照射する透過照明とを備えるマイクロスコープ1Aであって、落射照明用の第一光源111と、透過照明用の面光源122とが別個に設けられ、第一光源111の波長を変更する操作パネル113を備えるものとし、観察対象物Sが載置される載置部22に面光源122が組み込まれる構成とする。【選択図】図4
Description
本考案は、落射照明と透過照明とを備えるマイクロスコープに関する。
微小物体等を拡大して表示するマイクロスコープとして、落射観察と透過観察とを観察内容や目的に応じて切り換えることができるようにしたものがある(例えば、特許文献1を参照。)。このマイクロスコープは、落射照明、透過照明、及びこれらの照明の光源を備えている。
特許文献1に係るマイクロスコープにおいては、光源からの光が第一照明光と第二照明光とに分岐され、第一照明光が落射照明に用いられ、第二照明光が透過照明に用いられている。
落射照明は、光を観察対象物の上から照射し、表面から反射した光がレンズを通し屈折することで拡大する手法である。一方、透過照明は、照明の光を透明な観察対象物を通してレンズで屈折させることで拡大する手法である。
落射照明には、同軸落射照明と側射照明とがある。同軸落射照明は、レンズの光軸と同じ方向から光をあてる手法であり、明視野観察ができる。側射照明は、レンズの横から斜めに光をあてる手法であり、凹凸による陰影ができるので、輪郭をはっきりと捉えることができる。
特許文献1に係るマイクロスコープでは、落射照明と透過照明とが同一の光源である。このため、落射観察と透過観察とが同一の波長の光によって行われることになる。従って、落射観察及び透過観察のそれぞれにおいて、決まった波長の光で観察対象物を観察することは可能であるが、異なる波長の光で観察対象物を観察することはできない。
本考案は、上記の課題に鑑みてなされたものであり、異なる波長の光で落射観察と透過観察とを行うことができるマイクロスコープを提供することを目的とする。
上記課題を解決するための本考案に係るマイクロスコープの特徴構成は、
観察対象物の上方から観察対象物に向けて照明光を照射する落射照明と、
観察対象物の下方から観察対象物を透過させるように照射する透過照明と、
を備えるマイクロスコープであって、
前記落射照明用の第一光源と、前記透過照明用の第二光源とが別個に設けられることにある。
観察対象物の上方から観察対象物に向けて照明光を照射する落射照明と、
観察対象物の下方から観察対象物を透過させるように照射する透過照明と、
を備えるマイクロスコープであって、
前記落射照明用の第一光源と、前記透過照明用の第二光源とが別個に設けられることにある。
本構成のマイクロスコープによれば、落射照明用の第一光源と、透過照明用の第二光源とが別個に設けられる。このような構成により、落射照明用の第一光源の波長と、透過照明用の第二光源の波長とを異ならせることが可能となる。従って、第一光源の波長と第二光源の波長とを異ならせることにより、異なる波長の光で落射観察と透過観察とを行うことができ、同一波長を用いた場合とは異なる形態の画像により観察対象物を観察することができる。
本考案に係るマイクロスコープにおいて、
前記第一光源、及び/又は前記第二光源の波長を変更する波長変更手段を備えることが好ましい。
前記第一光源、及び/又は前記第二光源の波長を変更する波長変更手段を備えることが好ましい。
本構成のマイクロスコープによれば、第一光源、及び/又は第二光源の波長を変更する波長変更手段を備える構成とされるので、使用する照明光の波長を波長変更手段によって容易に変更することができる。
本考案に係るマイクロスコープにおいて、
前記第二光源は、観察対象物が載置される載置部に組み込まれる面光源であることが好ましい。
前記第二光源は、観察対象物が載置される載置部に組み込まれる面光源であることが好ましい。
本構成のマイクロスコープによれば、観察対象物が載置される載置部に組み込まれる面光源によって透過照明用の第二光源が構成される。これにより、透過照明の光強度のばらつきを低減したり、発光パターンを変化させる等の高度な制御が可能になるとともに、マイクロスコープのコンパクト化を図ることができる。
本考案に係るマイクロスコープにおいて、
落射観察と透過微分干渉観察とを切換可能に構成してあることが好ましい。
落射観察と透過微分干渉観察とを切換可能に構成してあることが好ましい。
本構成のマイクロスコープによれば、落射観察と透過微分干渉観察とが切換可能とされているので、一つのマイクロスコープで落射観察と透過微分干渉観察との両方を行うことができる。
以下、本考案について、図1〜図10を参照しながら説明する。ただし、本考案は、以下に説明する実施形態や図面に記載される構成に限定されることは意図しない。
〔第一実施形態〕
図1は、本考案の第一実施形態に係るマイクロスコープの全体構成を示す斜視図である。
図1は、本考案の第一実施形態に係るマイクロスコープの全体構成を示す斜視図である。
<全体構成>
図1に示されるマイクロスコープ1Aは、撮像装置10と、第一光源装置11と、第二光源装置12と、パーソナルコンピュータ(以下、「PC」と称する。)13とを備えている。
図1に示されるマイクロスコープ1Aは、撮像装置10と、第一光源装置11と、第二光源装置12と、パーソナルコンピュータ(以下、「PC」と称する。)13とを備えている。
<撮像装置>
撮像装置10は、ベース21と、ベース21上に設置される載置部22と、載置部22の上方に配されるヘッド部23と、ヘッド部23に付設される照明部24とを備えている。ベース21上には、載置部22及びヘッド部23の近傍に位置するように支柱25が固定されている。支柱25には、ブラケット26が固定されている。ブラケット26とヘッド部23との間には、昇降機構27が介設されている。撮像装置10においては、昇降機構27の所定の操作により、載置部22に対しヘッド部23を上下方向に相対移動させることができるようになっている。
撮像装置10は、ベース21と、ベース21上に設置される載置部22と、載置部22の上方に配されるヘッド部23と、ヘッド部23に付設される照明部24とを備えている。ベース21上には、載置部22及びヘッド部23の近傍に位置するように支柱25が固定されている。支柱25には、ブラケット26が固定されている。ブラケット26とヘッド部23との間には、昇降機構27が介設されている。撮像装置10においては、昇降機構27の所定の操作により、載置部22に対しヘッド部23を上下方向に相対移動させることができるようになっている。
[載置部]
載置部22は、主に、テーブル31、X−Yステージ32及び昇降ステージ33により構成されている。
載置部22は、主に、テーブル31、X−Yステージ32及び昇降ステージ33により構成されている。
テーブル31は、観察対象物が載置される載置面31aを有している。テーブル31の載置面31a上には、当該テーブル31の横方向(左右方向)に所定間隔を存して一対の押え片35が配設されている。例えば、観察対象物が固定状態で保持された図示されないプレパラートを一対の押え片35とテーブル31との間に押し込むと、一対の押え片35によってプレパラートがテーブル31に押し付けられる。これにより、プレパラートは、テーブル31上で動かないように安定的に載置される。
X−Yステージ32は、テーブル31を下側から支持している。X−Yステージ32は、図示による詳細な説明は省略するが、X軸方向(テーブルの左右方向)のスライド機構と、Y軸方向(テーブルの前後方向)のスライド機構とが組み合わされて構成されている。テーブル31は、X−Yステージ32により、X軸方向及びY軸方向にそれぞれ移動可能とされている。
昇降ステージ33は、X−Yステージ32を介してテーブル31を昇降させる図示されない昇降機構が支持台36に内蔵されて構成されている。テーブル31は、X−Yステージ32によるX軸方向及びY軸方向の移動に加えて、昇降ステージ33により、上下方向(Z軸方向)に移動可能とされている。
[ヘッド部]
図2は、ヘッド部を示し、(a)は正面図、(b)は右側面図である。図2(a)及び(b)に示されるように、ヘッド部23は、その本体部分を構成する鏡胴40を備えている。鏡胴40の下部には、ズームレンズ機構41、第一ミラー部42及び対物レンズ部43が下方に向かって順に配設されている。鏡胴40の上端には、カメラマウント44を介してCCDカメラ45が設置されている。ズームレンズ機構41、第一ミラー部42、対物レンズ部43及びCCDカメラ45は、光軸を一致させるように一直線状に配置されている。
図2は、ヘッド部を示し、(a)は正面図、(b)は右側面図である。図2(a)及び(b)に示されるように、ヘッド部23は、その本体部分を構成する鏡胴40を備えている。鏡胴40の下部には、ズームレンズ機構41、第一ミラー部42及び対物レンズ部43が下方に向かって順に配設されている。鏡胴40の上端には、カメラマウント44を介してCCDカメラ45が設置されている。ズームレンズ機構41、第一ミラー部42、対物レンズ部43及びCCDカメラ45は、光軸を一致させるように一直線状に配置されている。
ズームレンズ機構41は、図示による詳細な説明は省略するが、レンズ群の外周にカム筒等の複数の円筒状部材を何重にも配置して構成されている。このような構成により、所定の操作によるズーミングによって連続的に焦点距離を変えることができ、その結果、画角を変化させることができる。
第一ミラー部42は、第一ミラーハウジング46の内部にハーフミラー50が組み込まれて構成されている。ハーフミラー50は、当該ハーフミラー50に入射された光の一部を、対物レンズ部43を通して観察対象物へと反射するとともに、観察対象物から対物レンズ部43を通して当該ハーフミラー50に入射された光の一部をCCDカメラ45に向けて透過させることができるように第一ミラーハウジング46内に配置されている。ここで、ハーフミラー50は、図示されないスライド機構の操作により、CCDカメラ45と対物レンズ部43との間の光路内に配される使用位置と、光路から外れた非使用位置とを切り換えることができるようになっている。
第一ミラーハウジング46の上面側には、ズームレンズ機構41との間に介在するように第一差込口付ハウジング51が配設されている。第一差込口付ハウジング51には、後述するアナライザユニット80が着脱自在に差し込まれる第一差込口51aが設けられている。一方、第一ミラーハウジング46の下面側には、第二差込口付ハウジング52が配設されている。第二差込口付ハウジング52には、後述するノマルスキープリズムユニット90や、可変絞りユニット100が着脱自在に差し込まれる第二差込口52aが設けられている。
対物レンズ部43は、観察対象物に最も近いレンズであり、対物レンズ部マウント47を介して第二差込口付ハウジング52に着脱自在に取り付けられている。対物レンズ部43は、観察対象物から反射した反射光、又は観察対象物を透過した透過光の光束を集光して実像を生成する。
[照明部]
照明部24は、主に、第二ミラー部48、及び第三差込口付ハウジング53により構成されている。
照明部24は、主に、第二ミラー部48、及び第三差込口付ハウジング53により構成されている。
第二ミラー部48は、第一ミラーハウジング46の右側方に配されている。第二ミラー部48は、第二ミラーハウジング49の内部に折返しミラー55が組み込まれて構成されている。折返しミラー55は、当該折返しミラー55に入射された光を、第一ミラーハウジング46内のハーフミラー50へと反射することができるように第二ミラーハウジング49内に配置されている。
第三差込口付ハウジング53は、第二ミラーハウジング49の上方に配されている。第三差込口付ハウジング53には、後述するポラライザユニット70や部分遮光ユニット60が着脱自在に差し込まれる第三差込口53aが設けられている。
第一ミラーハウジング46と第二ミラーハウジング49とは、第一接続コネクタ56によって接続されている。また、第二ミラーハウジング49と第三差込口付ハウジング53とは、第二接続コネクタ57によって接続されている。第三差込口付ハウジングの上面側には、第三接続コネクタ58が配設されている。
図3は、ヘッド部に組み込まれる各種ユニットの平面図を示し、(a)は部分遮光ユニット、(b)はポラライザユニット、(c)はアナライザユニット、(d)はノマルスキープリズムユニット、(e)は可変絞りユニットである。
[部分遮光ユニット]
図3(a)に示されるように、部分遮光ユニット60は、遮光板61とスライダ62とを備えている。遮光板61は、光源からの光の一部を遮断して斜め方向から照明とするための板である。スライダ62は、第三差込口付ハウジング53に設けられた第三差込口53aに抜き差し可能な形状で遮光板61及び調整ダイヤル63を保持する。部分遮光ユニット60においては、スライダ62を第三差込口53aに差し込んだときに、第三接続コネクタ58から折返しミラー55の間の光路の一部を遮断可能な位置に配されるように構成されている。また、調整ダイヤル63の回動操作により、遮光板61による遮光量を調整することができるようになっている。
図3(a)に示されるように、部分遮光ユニット60は、遮光板61とスライダ62とを備えている。遮光板61は、光源からの光の一部を遮断して斜め方向から照明とするための板である。スライダ62は、第三差込口付ハウジング53に設けられた第三差込口53aに抜き差し可能な形状で遮光板61及び調整ダイヤル63を保持する。部分遮光ユニット60においては、スライダ62を第三差込口53aに差し込んだときに、第三接続コネクタ58から折返しミラー55の間の光路の一部を遮断可能な位置に配されるように構成されている。また、調整ダイヤル63の回動操作により、遮光板61による遮光量を調整することができるようになっている。
[ポラライザユニット]
図3(b)に示されるように、ポラライザユニット70は、偏光板(ポラライザ)71とスライダ72とを備えている。偏光板71は、光源からの光を直線偏光とするための板であり、偏光子として機能する。スライダ72は、第三差込口付ハウジング53に設けられた第三差込口53aに抜き差し可能な形状で偏光板71及び調整ダイヤル73を保持する。ポラライザユニット70においては、スライダ72を第三差込口53aに差し込んだときに、第三接続コネクタ58から折返しミラー55の間の光軸上に偏光板71が位置するように構成されている。また、調整ダイヤル73の回動操作により、偏光板71による偏光量を調整することができるようになっている。
図3(b)に示されるように、ポラライザユニット70は、偏光板(ポラライザ)71とスライダ72とを備えている。偏光板71は、光源からの光を直線偏光とするための板であり、偏光子として機能する。スライダ72は、第三差込口付ハウジング53に設けられた第三差込口53aに抜き差し可能な形状で偏光板71及び調整ダイヤル73を保持する。ポラライザユニット70においては、スライダ72を第三差込口53aに差し込んだときに、第三接続コネクタ58から折返しミラー55の間の光軸上に偏光板71が位置するように構成されている。また、調整ダイヤル73の回動操作により、偏光板71による偏光量を調整することができるようになっている。
[アナライザユニット]
図3(c)に示されるように、アナライザユニット80は、偏光板(アナライザ)81とスライダ82とを備えている。偏光板81は、特定方向に偏光、又は偏波した光だけに限って通過させる板である。偏光板81は、偏光子(ポラライザ)として機能する偏光板71の偏光振動面と90°になる角度で配置され、検光子として機能する。スライダ82は、第一差込口付ハウジング51に設けられた第一差込口51aに抜き差し可能な形状で偏光板81及び調整ダイヤル83を保持する。アナライザユニット80においては、スライダ82を第一差込口51aに差し込んだときに、CCDカメラ45と対物レンズ部43との間の光路上に偏光板81が位置するように構成されている。また、調整ダイヤル83の回動操作により、偏光板81による偏光量を調整することができるようになっている。
図3(c)に示されるように、アナライザユニット80は、偏光板(アナライザ)81とスライダ82とを備えている。偏光板81は、特定方向に偏光、又は偏波した光だけに限って通過させる板である。偏光板81は、偏光子(ポラライザ)として機能する偏光板71の偏光振動面と90°になる角度で配置され、検光子として機能する。スライダ82は、第一差込口付ハウジング51に設けられた第一差込口51aに抜き差し可能な形状で偏光板81及び調整ダイヤル83を保持する。アナライザユニット80においては、スライダ82を第一差込口51aに差し込んだときに、CCDカメラ45と対物レンズ部43との間の光路上に偏光板81が位置するように構成されている。また、調整ダイヤル83の回動操作により、偏光板81による偏光量を調整することができるようになっている。
[ノマルスキープリズムユニット]
図3(d)に示されるように、ノマルスキープリズムユニット90は、ノマルスキープリズム91とスライダ92とを備えている。ノマルスキープリズム91は、入射された光を互いに直交する振動面を持つ2つの偏光に分割する。スライダ92は、第二差込口付ハウジング52に設けられた第二差込口52aに抜き差し可能な形状でノマルスキープリズム91を保持する。ノマルスキープリズムユニット90においては、スライダ92を第二差込口52aに差し込んだときに、CCDカメラ45と対物レンズ部43との間の光路上にノマルスキープリズム91が位置するように構成されている。また、スライダ92に付設された調整摘み93の回動操作により、CCDカメラ45と対物レンズ部43との間の光路と直交する方向のノマルスキープリズム91の位置を変化させることができるようになっている。
図3(d)に示されるように、ノマルスキープリズムユニット90は、ノマルスキープリズム91とスライダ92とを備えている。ノマルスキープリズム91は、入射された光を互いに直交する振動面を持つ2つの偏光に分割する。スライダ92は、第二差込口付ハウジング52に設けられた第二差込口52aに抜き差し可能な形状でノマルスキープリズム91を保持する。ノマルスキープリズムユニット90においては、スライダ92を第二差込口52aに差し込んだときに、CCDカメラ45と対物レンズ部43との間の光路上にノマルスキープリズム91が位置するように構成されている。また、スライダ92に付設された調整摘み93の回動操作により、CCDカメラ45と対物レンズ部43との間の光路と直交する方向のノマルスキープリズム91の位置を変化させることができるようになっている。
[可変絞りユニット]
図3(e)に示されるように、可変絞りユニット100は、可変絞り機構101とスライダ102とを備えている。可変絞り機構101は、光路の径の大きさを所定範囲で変えるものである。スライダ102は、第二差込口付ハウジング52に設けられた第二差込口52aに抜き差し可能な形状で可変絞り機構101及び調整ダイヤル103を保持する。可変絞りユニット100においては、スライダ102を第二差込口52aに差し込んだときに、CCDカメラ45と対物レンズ部43との間の光路上に可変絞り機構101が位置するように構成されている。また、調整ダイヤル103の回動操作により、可変絞り機構101の絞り量を調整し、光路径の大きさを変化させることができるようになっている。
図3(e)に示されるように、可変絞りユニット100は、可変絞り機構101とスライダ102とを備えている。可変絞り機構101は、光路の径の大きさを所定範囲で変えるものである。スライダ102は、第二差込口付ハウジング52に設けられた第二差込口52aに抜き差し可能な形状で可変絞り機構101及び調整ダイヤル103を保持する。可変絞りユニット100においては、スライダ102を第二差込口52aに差し込んだときに、CCDカメラ45と対物レンズ部43との間の光路上に可変絞り機構101が位置するように構成されている。また、調整ダイヤル103の回動操作により、可変絞り機構101の絞り量を調整し、光路径の大きさを変化させることができるようになっている。
<第一光源装置>
次に、第一光源装置11について、図4を用いて説明する。図4は、第一光源装置による同軸落射照明を用いた落射観察を説明する模式図である。図4に示されるように、第一光源装置11は、装置本体110と、光ファイバーケーブル112とを備えている。光ファイバーケーブル112の一端側は、装置本体110に接続されている。光ファイバーケーブル112の他端側は、第三接続コネクタ58を介して照明部24に接続されている。
次に、第一光源装置11について、図4を用いて説明する。図4は、第一光源装置による同軸落射照明を用いた落射観察を説明する模式図である。図4に示されるように、第一光源装置11は、装置本体110と、光ファイバーケーブル112とを備えている。光ファイバーケーブル112の一端側は、装置本体110に接続されている。光ファイバーケーブル112の他端側は、第三接続コネクタ58を介して照明部24に接続されている。
装置本体110は、落射照明用の第一光源111を備えている。第一光源111としては、例えば、発光ダイオード(LED)や半導体レーザ(LD)といった複数の半導体発光素子を組み合わせて構成することができる。本実施形態では、赤色(R)の波長域を有するLED111rと、緑色(G)の波長域を有するLED111gと、青色(B)の波長域を有するLED111bとを組み合わせて第一光源111が構成されている。なお、第一光源111として、可視光以外に紫外光や赤外光を照射可能なLEDを光源として用いることもできる。
さらに、装置本体110は、波長変更手段としての操作パネル113を備えている。操作パネル113は、複数のLED111r,111g,111bの中から所望の波長域の発光素子を選択するための複数の選択ボタン113r,113g,113bを有している。操作パネル113は、複数のLED111r,111g,111bの中から選択ボタン113r,113g,113bによって選択された発光素子が点灯するように操作指令信号を第一光源111に送信する。第一光源111は、操作パネル113からの操作指令信号に応じて、複数のLED111r,111g,111bのうちの何れかを選択的に点灯させる。これにより、第一光源111における複数のLED111r,111g,111bのうちの何れかの照明光が、光ファイバーケーブル112を介して照明部24に導入され、観察対象物に照射される。こうして、異なる波長域の複数のLED111r,111g,111bの中から所望の波長域の発光素子を操作パネル113により選択し点灯させて照明光として照射することができる。なお、例えば赤外光発光素子や紫外光発光素子も備えることで、操作パネル113により、照明光を可視光のみならず赤外光、紫外光等に切り換えることができる。
<第二光源装置>
次に、第二光源装置12について説明する。図4に示されるように、第二光源装置12は、装置本体120と、電力供給ケーブル121と、面光源122(本考案の「第二光源」に相当する。)とを備えている。電力供給ケーブル121の一端側は、装置本体120に接続されている。電力供給ケーブル121の他端側は、面光源122に接続されている。
次に、第二光源装置12について説明する。図4に示されるように、第二光源装置12は、装置本体120と、電力供給ケーブル121と、面光源122(本考案の「第二光源」に相当する。)とを備えている。電力供給ケーブル121の一端側は、装置本体120に接続されている。電力供給ケーブル121の他端側は、面光源122に接続されている。
装置本体120は、操作パネル123と、発光パターン制御部124とを備えている。操作パネル123は、所望の発光パターンにするための所要の操作部125を有している。発光パターン制御部124は、操作部125の操作に応じて、面光源122の発光位置や発光範囲、明るさ等に関する発光パターンを制御する制御信号を面光源122へと送信する。こうして、操作パネル123の操作部125の操作により、面光源122の発光パターンを制御することができる。
[面光源]
面光源122は、載置部22におけるテーブル31の載置面31a側に上側表面を露出した状態で埋設されている。面光源122は、テーブル31の載置面に載置された観察対象物Sの下側から上方に向けて照明光を照射する。面光源122としては、複数の微小なLEDが二次元的に配列されてなるLEDアレイや、複数の画素が2次元的に配列されてなる液晶ディスプレイ等を用いることができる。本例では、複数の微小な白色のLEDが二次元的に配列されてなるLEDアレイによって面光源122が構成されている。
面光源122は、載置部22におけるテーブル31の載置面31a側に上側表面を露出した状態で埋設されている。面光源122は、テーブル31の載置面に載置された観察対象物Sの下側から上方に向けて照明光を照射する。面光源122としては、複数の微小なLEDが二次元的に配列されてなるLEDアレイや、複数の画素が2次元的に配列されてなる液晶ディスプレイ等を用いることができる。本例では、複数の微小な白色のLEDが二次元的に配列されてなるLEDアレイによって面光源122が構成されている。
<PC>
図1に示されるように、PC13は、映像信号を処理する専用ソフトウェアが組み込まれたPC本体13aと、PC本体13aにおいて専用ソフトウェアによる処理によって生成された画像データに基づく画像を表示するモニタ13bとを備えている。PC13とCCDカメラ45とは、PC本体13aに差し込まれたインターフェイス基板14及びCCDカメラケーブル15を介して接続されている。
図1に示されるように、PC13は、映像信号を処理する専用ソフトウェアが組み込まれたPC本体13aと、PC本体13aにおいて専用ソフトウェアによる処理によって生成された画像データに基づく画像を表示するモニタ13bとを備えている。PC13とCCDカメラ45とは、PC本体13aに差し込まれたインターフェイス基板14及びCCDカメラケーブル15を介して接続されている。
以上に述べたように構成されるマイクロスコープ1Aを用いた各種の観察について以下に説明する。
<同軸落射照明による落射観察>
図4は、第一光源装置による同軸落射照明を用いた落射観察を説明する模式図である。図4に示される落射観察を行う際には、ハーフミラー50を使用位置に配し、第一差込口51a(図中A矢印位置)に当該第一差込口51aを塞ぐ図示されないブランクプラグを差し込み、第二差込口52a(図中B矢印位置)に可変絞り機構101を有する可変絞りユニット100(図3(e)参照)を差し込み、第三差込口53a(図中C矢印位置)に当該第三差込口53aを塞ぐ図示されないブランクプラグを差し込む。一方、操作パネル113に設けられた複数の選択ボタン113r,113g,113bのうちの何れかを押して複数のLED111r,111g,111bの中から所望の波長域の発光素子を選択する。これにより、第一光源111における複数のLED111r,111g,111bのうちの選択された照明光が、光ファイバーケーブル112を介して照明部24に導入される。
図4は、第一光源装置による同軸落射照明を用いた落射観察を説明する模式図である。図4に示される落射観察を行う際には、ハーフミラー50を使用位置に配し、第一差込口51a(図中A矢印位置)に当該第一差込口51aを塞ぐ図示されないブランクプラグを差し込み、第二差込口52a(図中B矢印位置)に可変絞り機構101を有する可変絞りユニット100(図3(e)参照)を差し込み、第三差込口53a(図中C矢印位置)に当該第三差込口53aを塞ぐ図示されないブランクプラグを差し込む。一方、操作パネル113に設けられた複数の選択ボタン113r,113g,113bのうちの何れかを押して複数のLED111r,111g,111bの中から所望の波長域の発光素子を選択する。これにより、第一光源111における複数のLED111r,111g,111bのうちの選択された照明光が、光ファイバーケーブル112を介して照明部24に導入される。
照明部24に導入された照明光は、まず折返しミラー55で反射し、次いでハーフミラー50で反射して、可変絞り機構101及び対物レンズ部43をそれぞれ通過する。そして、対物レンズ部43を通過した照明光が観察対象物Sに照射される。観察対象物Sへの照明光の照射に伴い観察対象物Sで反射された光は、対物レンズ部43、可変絞り機構101、ハーフミラー50及びズームレンズ機構41をそれぞれ通過した後にCCDカメラ45の撮像素子45aに達する。
こうして、対物レンズ部43及びズームレンズ機構41で光学的に撮像された実像は、撮像素子45aで映像信号にリアルタイムに変換される。このようにして得られた映像信号は、図1に示されるCCDカメラケーブル15及びインターフェイス基板14を介してPC本体13aに取り込まれる。PC本体13aは、取り込んだ映像信号を専用ソフトウェアによりデジタル画像処理して画像データを生成する。そして、モニタ13bは、PC本体13aで生成された画像データに基づく画像を表示する。
必要に応じて、モニタ13bに表示されている画像を確認しながら観察対象物Sとヘッド部23との間の距離を昇降機構27の操作により調整して焦点を合わせる。また、観察対象物Sの凹凸にあわせて、可変絞りユニット100における調整ダイヤル103(図3(e)参照)を回動操作し、可変絞り機構101の絞り量を調整して、被写界深度の調整を行う。なお、これらの調整作業は、後述する側射照明による落射観察や、透過照明による透過観察、偏光照明による落射観察、同軸落射照明による微分干渉観察、透過照明による微分干渉観察においても行われる。
第一光源111における複数のLED111r,111g,111bのうちの何れかの照明光による同軸落射照明によれば、平面に微細な凹凸や模様のある観察対象物に対して明暗を付け、観察映像を立体的に見せる効果ある。
<部分遮光照明による落射観察>
上記の同軸落射照明による落射観察において、第三差込口53a(図中C矢印位置)に部分遮光ユニット60(図3(a)参照)を差し込み、第一光源111からの光の一部を遮光板61で遮断して斜め方向から部分遮光照明により落射観察を行うようにしてもよい。これにより、観察対象物Sに対して明暗と凹凸とをさらに強調させ、組織の境界等を浮き立たせ、映像を立体的に見せる効果がある。
上記の同軸落射照明による落射観察において、第三差込口53a(図中C矢印位置)に部分遮光ユニット60(図3(a)参照)を差し込み、第一光源111からの光の一部を遮光板61で遮断して斜め方向から部分遮光照明により落射観察を行うようにしてもよい。これにより、観察対象物Sに対して明暗と凹凸とをさらに強調させ、組織の境界等を浮き立たせ、映像を立体的に見せる効果がある。
<側射照明による落射観察>
図5は、第一光源装置による側射照明を用いた落射観察を説明する模式図である。図5に示される落射観察を行う際には、ハーフミラー50を非使用位置(図示省略)に配し、第一差込口51a(図中A矢印位置)に当該第一差込口51aを塞ぐ図示されないブランクプラグを差し込み、第二差込口52a(図中B矢印位置)に可変絞り機構101を有する可変絞りユニット100(図3(e)参照)を差し込み、第三差込口53a(図中C矢印位置)に当該第三差込口53aを塞ぐ図示されないブランクプラグを差し込む。また、対物レンズ部43の外周にリング状の照明光を照射するためのリング照明具130を装着するとともに、リング照明具130と第一光源装置11の装置本体110とを光ファイバーケーブル131によって接続する。そして、操作パネル113に設けられた複数の選択ボタン113r,113g,113bのうちの何れかを押して複数のLED111r,111g,111bの中から所望の波長域の発光素子を選択する。これにより、第一光源111における複数のLED111r,111g,111bのうちの選択された照明光が、光ファイバーケーブル131を介してリング照明具130に導入される。
図5は、第一光源装置による側射照明を用いた落射観察を説明する模式図である。図5に示される落射観察を行う際には、ハーフミラー50を非使用位置(図示省略)に配し、第一差込口51a(図中A矢印位置)に当該第一差込口51aを塞ぐ図示されないブランクプラグを差し込み、第二差込口52a(図中B矢印位置)に可変絞り機構101を有する可変絞りユニット100(図3(e)参照)を差し込み、第三差込口53a(図中C矢印位置)に当該第三差込口53aを塞ぐ図示されないブランクプラグを差し込む。また、対物レンズ部43の外周にリング状の照明光を照射するためのリング照明具130を装着するとともに、リング照明具130と第一光源装置11の装置本体110とを光ファイバーケーブル131によって接続する。そして、操作パネル113に設けられた複数の選択ボタン113r,113g,113bのうちの何れかを押して複数のLED111r,111g,111bの中から所望の波長域の発光素子を選択する。これにより、第一光源111における複数のLED111r,111g,111bのうちの選択された照明光が、光ファイバーケーブル131を介してリング照明具130に導入される。
リング照明具130に導入された照明光は、対物レンズ部43の周りの360°に広がる。これにより、対物レンズ部43の周りの360°からリング照明具130の照明光が観察対象物Sに照射される。観察対象物Sへの照明光の照射に伴い観察対象物Sで反射された光は、対物レンズ部43、可変絞り機構101及びズームレンズ機構41をそれぞれ通過した後にCCDカメラ45の撮像素子45aに達する。そして、対物レンズ部43及びズームレンズ機構41で光学的に撮像された実像は、前述したデジタル画像処理を経てPC13のモニタ13bに映し出される。
第一光源111における複数のLED111r,111g,111bのうちの何れかの照明光による側射照明によれば、光の吸収性が高い観察対象物に対して立体的に見せる効果ある。
<透過照明による透過観察>
図6は、第二光源装置による透過照明を用いた透過観察を説明する模式図である。図6に示される透過観察を行う際には、ハーフミラー50を非使用位置(図示省略)に配し、第一差込口51a(図中A矢印位置)に当該第一差込口51aを塞ぐ図示されないブランクプラグを差し込み、第二差込口52a(図中B矢印位置)に可変絞り機構101を有する可変絞りユニット100(図3(e)参照)を差し込み、第三差込口53a(図中C矢印位置)に当該第三差込口53aを塞ぐ図示されないブランクプラグを差し込む。一方、操作パネル123に設けられた操作部125の操作により、面光源122の発光位置や発光範囲、明るさ等を変更して、面光源122が所望の発光パターンとなるように調整する。
図6は、第二光源装置による透過照明を用いた透過観察を説明する模式図である。図6に示される透過観察を行う際には、ハーフミラー50を非使用位置(図示省略)に配し、第一差込口51a(図中A矢印位置)に当該第一差込口51aを塞ぐ図示されないブランクプラグを差し込み、第二差込口52a(図中B矢印位置)に可変絞り機構101を有する可変絞りユニット100(図3(e)参照)を差し込み、第三差込口53a(図中C矢印位置)に当該第三差込口53aを塞ぐ図示されないブランクプラグを差し込む。一方、操作パネル123に設けられた操作部125の操作により、面光源122の発光位置や発光範囲、明るさ等を変更して、面光源122が所望の発光パターンとなるように調整する。
面光源122からの照明光は、観察対象物Sを透過し、透過光は、対物レンズ部43、可変絞り機構101をそれぞれ通過した後にCCDカメラ45の撮像素子45aに達する。そして、対物レンズ部43及びズームレンズ機構41で光学的に撮像された実像は、前述したデジタル画像処理を経てPC13のモニタ13bに映し出される。
面光源122による透過照明によれば、透過性が高い観察対象物Sの内部状態を観察することができる。
<偏光照明による落射観察>
図7は、第一光源装置による偏光照明を用いた落射観察を説明する模式図である。図7に示される落射観察を行う際には、ハーフミラー50を使用位置に配し、第一差込口51a(図中A矢印位置)に偏光板(アナライザ)81を有するアナライザユニット80(図3(c)参照)を差し込み、第二差込口52a(図中B位置)に可変絞り機構101を有する可変絞りユニット(図3(e)参照)を差し込み、第三差込口53a(図中C位置)に偏光板(ポラライザ)71を有するポラライザユニット70(図3(b)参照)を差し込む。さらに、対物レンズ部43の観察対象物S側にλ/4板135等の位相遅延素子を配置する。一方、操作パネル113に設けられた複数の選択ボタン113r,113g,113bのうちの何れかを押して複数のLED111r,111g,111bの中から所望の波長域の発光素子を選択する。これにより、第一光源111における複数のLED111r,111g,111bのうちの選択された照明光が、光ファイバーケーブル112を介して照明部24に導入される。
図7は、第一光源装置による偏光照明を用いた落射観察を説明する模式図である。図7に示される落射観察を行う際には、ハーフミラー50を使用位置に配し、第一差込口51a(図中A矢印位置)に偏光板(アナライザ)81を有するアナライザユニット80(図3(c)参照)を差し込み、第二差込口52a(図中B位置)に可変絞り機構101を有する可変絞りユニット(図3(e)参照)を差し込み、第三差込口53a(図中C位置)に偏光板(ポラライザ)71を有するポラライザユニット70(図3(b)参照)を差し込む。さらに、対物レンズ部43の観察対象物S側にλ/4板135等の位相遅延素子を配置する。一方、操作パネル113に設けられた複数の選択ボタン113r,113g,113bのうちの何れかを押して複数のLED111r,111g,111bの中から所望の波長域の発光素子を選択する。これにより、第一光源111における複数のLED111r,111g,111bのうちの選択された照明光が、光ファイバーケーブル112を介して照明部24に導入される。
照明部24に導入された照明光は、偏光板(ポラライザ)71を通過した後に折返しミラー55で反射し、次いでハーフミラー50で反射して、可変絞り機構101、対物レンズ部43及びλ/4板135をそれぞれ通過する。そして、λ/4板135を通過した照明光が観察対象物Sに照射される。観察対象物Sへの照明光の照射に伴い観察対象物Sで反射された光は、λ/4板135、対物レンズ部43、可変絞り機構101、ハーフミラー50、偏光板(アナライザ)81及びズームレンズ機構41をそれぞれ通過した後にCCDカメラ45の撮像素子45aに達する。そして、対物レンズ部43及びズームレンズ機構41で光学的に撮像された実像は、前述したデジタル画像処理を経てPC13のモニタ13bに映し出される。
第一光源111における複数のLED111r,111g,111bのうちの何れかの照明光による偏光照明によれば、偏光をかける照明法であるため、鉱物、結晶等から動物、植物で複屈折性を持つ標本の観察に適し、どの度合も干渉色によるカラーコントラストとして観察することができる。
この偏光照明においては、撮像光学系に直線偏光板71,81が二箇所配置され、さらに対物レンズ部43の観察対象物側にλ/4板135が配置されている。ここで、偏光板(ポラライザ)71では、例えば、縦方向の光のみを透過させるようにする。偏光板(ポラライザ)71が縦方向の光のみを透過させると、この偏光板(ポラライザ)71を透過した同軸落射照明光はハーフミラー50で反射されて、対物レンズ部43に入射される。この対物レンズ部43の観察対象物S側には、λ/4板135が配置されている。この位置にあるλ/4板135の遅相軸が直線偏光の向きに対し45°となるように配置することで、対物レンズ部43を通過して観察対象物Sに照射される際、及び観察対象物Sで反射されて対物レンズ部43に再度入射される際の合計2回、照明光がλ/4板135を透過することになる。λ/4板135を2度透過した照明光は、偏光方向が90°回転することになる。90°回転された照明光は、ハーフミラー50及び偏光板(アナライザ)81を通過して撮像素子45aへと向かう。
ここで、偏光板(アナライザ)81では、偏光板(ポラライザ)71と直交する偏光のみを透過させるようにする(この例では横方向の光のみを透過させる)。この結果、対物レンズ部43から出射されて観察対象物Sで反射された照明光は、λ/4板135を合計2回通過したことで90°回転されているので、偏光板(アナライザ)81を通過することができ、撮像素子45aに到達する。
一方、対物レンズ部43のレンズ境界面で反射された図7中点線矢印で示される照明光は、λ/4板135を通過していないため、偏光板(ポラライザ)71を透過した縦方向の光成分のみであることから、偏光板(アナライザ)81を透過することができず、遮断される。この結果、対物レンズ部43のレンズ境界面で反射された図7中点線矢印で示される照明光(観察対象物の情報を含まない光)の成分を除去することができるため、フレアを防止することが可能となり、フレアを除去した鮮明な画像とすることができ、精細な観察が可能となる。
<同軸落射照明による微分干渉観察>
図8は、第一光源装置による同軸落射照明を用いた微分干渉観察を説明する模式図である。図8に示される微分干渉観察を行う際には、ハーフミラー50を使用位置に配し、第一差込口51a(図中A矢印位置)に偏光板(アナライザ)81を有するアナライザユニット80(図3(c)参照)を差し込み、第二差込口52a(図中B矢印位置)にノマルスキープリズム91を有するノマルスキープリズムユニット90(図3(d)参照)を差し込み、第三差込口53a(図中C矢印位置)に偏光板(ポラライザ)71を有するポラライザユニット70(図3(b)参照)を差し込む。一方、操作パネル113に設けられた複数の選択ボタン113r,113g,113bのうちの何れかを押して複数のLED111r,111g,111bの中から所望の波長域の発光素子を選択する。これにより、第一光源111における複数のLED111r,111g,111bのうちの選択された照明光が、光ファイバーケーブル112を介して照明部24に導入される。
図8は、第一光源装置による同軸落射照明を用いた微分干渉観察を説明する模式図である。図8に示される微分干渉観察を行う際には、ハーフミラー50を使用位置に配し、第一差込口51a(図中A矢印位置)に偏光板(アナライザ)81を有するアナライザユニット80(図3(c)参照)を差し込み、第二差込口52a(図中B矢印位置)にノマルスキープリズム91を有するノマルスキープリズムユニット90(図3(d)参照)を差し込み、第三差込口53a(図中C矢印位置)に偏光板(ポラライザ)71を有するポラライザユニット70(図3(b)参照)を差し込む。一方、操作パネル113に設けられた複数の選択ボタン113r,113g,113bのうちの何れかを押して複数のLED111r,111g,111bの中から所望の波長域の発光素子を選択する。これにより、第一光源111における複数のLED111r,111g,111bのうちの選択された照明光が、光ファイバーケーブル112を介して照明部24に導入される。
照明部24に導入された照明光は、偏光板(ポラライザ)71を通過した後に折返しミラー55で反射し、次いでハーフミラー50で反射して、ノマルスキープリズム91、及び対物レンズ部43をそれぞれ通過する。そして、対物レンズ部43を通過した照明光が観察対象物Sに照射される。観察対象物Sへの照明光の照射に伴い観察対象物Sで反射された光は、対物レンズ部43、ノマルスキープリズム91、ハーフミラー50、偏光板(アナライザ)81及びズームレンズ機構41をそれぞれ通過した後にCCDカメラ45の撮像素子45aに達する。そして、対物レンズ部43及びズームレンズ機構41で光学的に撮像された実像は、前述したデジタル画像処理を経てPC13のモニタ13bに映し出される。
この同軸落射照明による微分干渉観察においては、ハーフミラー50で反射された照明光がノマルスキープリズム91を通過すると、直交する二方向に振動する二つの図8中点線矢印で示される直線偏光に変換される。二つの直線偏光は、観察対象物Sで反射される。この際、観察対象物Sの厚さが変化している部分で二つの直線偏光に光路差が生じる。この光路差が生じた二つの直線偏光は、対物レンズ部43によって当該対物レンズ部43の焦点面に集光され、ノマルスキープリズム91において互いの光路が重ね合わされて一つの光に統合される。そして、統合された光は、干渉できるように偏光板(アナライザ)81で振動方向を揃えられてから撮像素子45aへと入射される。
同軸落射照明による微分干渉観察によれば、斜めになった部分や段差の部分、性質が変化する境界の部分が強調されることになり、まるで縁取りしたかのように、又は縁取られた部分が大きく浮き上がっているかのように、くっきりと観察することができる。例えば、観察対象物Sが細胞の場合、細胞の斜め上方から光を当てたように細胞の縁に影が付き、立体的に見えるようになる。
以上に述べた第一実施形態のマイクロスコープ1Aによれば、落射照明用の第一光源111と、透過照明用の面光源122とが別個に設けられる。このような構成により、第一光源111の波長は、赤色、緑色及び青色の三色のLED111r,111g,111bの切り換えにより、三パターンに切り換えることができる。一方、面光源122の波長は、当該面光源122を構成する白色のLEDの波長に固定される。このように、落射照明用の第一光源111の波長と、透過照明用の面光源122の波長とを異ならせることが可能となるため、異なる波長の光で落射観察と透過観察とを行うことができ、同一波長を用いた場合とは異なる形態の画像により観察することができる。
また、第一実施形態のマイクロスコープ1Aによれば、第一光源111の波長を操作パネル113に設けられた複数の選択ボタン113r,113g,113bの選択により、使用する照明光の波長を容易に変更することができる。
また、第一実施形態のマイクロスコープ1Aによれば、観察対象物Sが載置される載置部22に組み込まれる面光源122によって透過照明用の第二光源が構成されるので、透過照明のコンパクト化を図ることができる。
〔第二実施形態〕
図9は、本考案の第二実施形態に係るマイクロスコープの第二光源装置による透過照明を用いた透過観察を説明する模式図である。なお、第二実施形態において、先の第一実施形態と同一又は同様のものについては、図に同一符号を付すに留めてその詳細な説明を省略することとし、以下においては、第二実施形態に特有の部分を中心に説明することとする。
図9は、本考案の第二実施形態に係るマイクロスコープの第二光源装置による透過照明を用いた透過観察を説明する模式図である。なお、第二実施形態において、先の第一実施形態と同一又は同様のものについては、図に同一符号を付すに留めてその詳細な説明を省略することとし、以下においては、第二実施形態に特有の部分を中心に説明することとする。
第二実施形態に係るマイクロスコープ1Bにおいて、載置部22におけるテーブル31には、第一実施形態における面光源122に代えて透明ガラス板140が埋設されている。また、載置部22における支持台36の内部には、透明ガラス板140の下方に向けて、コンデンサレンズ141及び折返しミラー142が順に配設されている。さらに、第二光源装置212の装置本体220としては、第一光源装置11の装置本体110と同様のものが用いられており、複数のLED222r,222g,222bが組み合わされて構成される第二光源222を備えている。
第二光源装置212の装置本体220と支持台36とは、光ファイバーケーブル224によって接続されている。そして、操作パネル223に設けられた複数の選択ボタン223r,223g,223bのうちの何れかを押して複数のLED222r,222g,222bの中から所望の波長域の発光素子を選択すると、第二光源222における複数のLED222r,222g,222bのうちの選択された照明光が、光ファイバーケーブル224を介して支持台36の内部に導入されるようになっている。
<透過照明による透過観察>
図9に示される透過観察を行う際には、ハーフミラー50を非使用位置(図示省略)に配し、第一差込口51a(図中A矢印位置)に当該第一差込口51aを塞ぐ図示されないブランクプラグを差し込み、第二差込口52a(図中B矢印位置)に可変絞り機構101を有する可変絞りユニット100(図3(e)参照)を差し込み、第三差込口53a(図中C矢印位置)に当該第三差込口53aを塞ぐ図示されないブランクプラグを差し込む。一方、第二光源装置212における操作パネル223に設けられた複数の選択ボタン223r,223g,223bのうちの何れかを押して複数のLED222r,222g,222bの中から所望の波長域の発光素子を選択する。これにより、第二光源222における複数のLED222r,222g,222bのうちの選択された照明光が、光ファイバーケーブル224を介して支持台36の内部に導入される。
図9に示される透過観察を行う際には、ハーフミラー50を非使用位置(図示省略)に配し、第一差込口51a(図中A矢印位置)に当該第一差込口51aを塞ぐ図示されないブランクプラグを差し込み、第二差込口52a(図中B矢印位置)に可変絞り機構101を有する可変絞りユニット100(図3(e)参照)を差し込み、第三差込口53a(図中C矢印位置)に当該第三差込口53aを塞ぐ図示されないブランクプラグを差し込む。一方、第二光源装置212における操作パネル223に設けられた複数の選択ボタン223r,223g,223bのうちの何れかを押して複数のLED222r,222g,222bの中から所望の波長域の発光素子を選択する。これにより、第二光源222における複数のLED222r,222g,222bのうちの選択された照明光が、光ファイバーケーブル224を介して支持台36の内部に導入される。
支持台36の内部に導入された照明光は、折返しミラー142で反射した後、コンデンサレンズ141、透明ガラス板140及び観察対象物Sを通過する。観察対象物Sを通過した照明光は、対物レンズ部43、可変絞り機構101及びズームレンズ機構41をそれぞれ通過した後にCCDカメラ45の撮像素子45aに達する。そして、対物レンズ部43及びズームレンズ機構41で光学的に撮像された実像は、前述したデジタル画像処理を経てPC13のモニタ13bに映し出される。
第二実施形態のマイクロスコープ1Bによっても、第一実施形態のマイクロスコープ1Aと同様の作用効果を得ることができる。
第一実施形態のマイクロスコープ1Aでは、第一光源111が3種類の波長の発光素子からなり、面光源122は1種類の波長の発光素子からなるものであるので、3パターンの波長の組み合わせによる観察しかできないのに対し、第二実施形態のマイクロスコープ1Bでは、第一光源111及び第二光源222がそれぞれ3種類の波長の発光素子からなるものであるため、9パターンの波長の組み合わせによる多彩な観察を行うことができる。
〔第三実施形態〕
図10は、本考案の第三実施形態に係るマイクロスコープの第二光源装置による透過照明を用いた微分干渉観察を説明する模式図である。なお、第三実施形態において、先の第二実施形態と同一又は同様のものについては、図に同一符号を付すに留めてその詳細な説明を省略することとし、以下においては、第三実施形態に特有の部分を中心に説明することとする。
図10は、本考案の第三実施形態に係るマイクロスコープの第二光源装置による透過照明を用いた微分干渉観察を説明する模式図である。なお、第三実施形態において、先の第二実施形態と同一又は同様のものについては、図に同一符号を付すに留めてその詳細な説明を省略することとし、以下においては、第三実施形態に特有の部分を中心に説明することとする。
第三実施形態に係るマイクロスコープ1Cにおいて、載置部22における支持台36の内部には、コンデンサレンズ141と折返しミラー142との間に、ノマルスキープリズム145及び偏光板(ポラライザ)146が上下に順に配設されている。
<透過照明による微分干渉観察>
図10に示されるマイクロスコープ1Cを用いて微分干渉観察を行う際には、ハーフミラー50を非使用位置(図示省略)に配し、第一差込口51a(図中A矢印位置)に偏光板(アナライザ)81を有するアナライザユニット80(図3(c)参照)を差し込み、第二差込口52a(図中B矢印位置)にノマルスキープリズム91を有するノマルスキープリズムユニット90(図3(d)参照)を差し込み、第三差込口53a(図中C矢印位置)に当該第三差込口53aを塞ぐ図示されないブランクプラグを差し込む。一方、第二光源装置212における操作パネル223に設けられた複数の選択ボタン223r,223g,223bのうちの何れかを押して複数のLED222r,222g,222bの中から所望の波長域の発光素子を選択する。これにより、第二光源222における複数のLED222r,222g,222bのうちの選択された照明光が、光ファイバーケーブル224を介して支持台36の内部に導入される。
図10に示されるマイクロスコープ1Cを用いて微分干渉観察を行う際には、ハーフミラー50を非使用位置(図示省略)に配し、第一差込口51a(図中A矢印位置)に偏光板(アナライザ)81を有するアナライザユニット80(図3(c)参照)を差し込み、第二差込口52a(図中B矢印位置)にノマルスキープリズム91を有するノマルスキープリズムユニット90(図3(d)参照)を差し込み、第三差込口53a(図中C矢印位置)に当該第三差込口53aを塞ぐ図示されないブランクプラグを差し込む。一方、第二光源装置212における操作パネル223に設けられた複数の選択ボタン223r,223g,223bのうちの何れかを押して複数のLED222r,222g,222bの中から所望の波長域の発光素子を選択する。これにより、第二光源222における複数のLED222r,222g,222bのうちの選択された照明光が、光ファイバーケーブル224を介して支持台36の内部に導入される。
支持台36の内部に導入された照明光は、折返しミラー142で反射した後、偏光板(ポラライザ)146、ノマルスキープリズム145、コンデンサレンズ141、透明ガラス板140及び観察対象物Sを通過する。観察対象物Sを通過した照明光は、対物レンズ部43、ノマルスキープリズム91、偏光板(アナライザ)81及びズームレンズ機構41をそれぞれ通過した後にCCDカメラ45の撮像素子45aに達する。そして、対物レンズ部43及びズームレンズ機構41で光学的に撮像された実像は、前述したデジタル画像処理を経てPC13のモニタ13bに映し出される。
この透過照明による微分干渉観察においては、支持台36内の偏光板(ポラライザ)146を通過した照明光が支持台36内のノマルスキープリズム145を通過すると、直交する二方向に振動する二つの図10中点線矢印で示される直線偏光に変換される。二つの直線偏光は、コンデンサレンズ141を介して観察対象物Sに対し裏面から入射される。この際、観察対象物Sの厚さが変化している部分で二つの直線偏光に光路差が生じる。この光路差が生じた二つの直線偏光は、対物レンズ部43によって当該対物レンズ部43の焦点面に集光され、ノマルスキープリズム91において互いの光路が重ね合わされて一つの光に統合される。そして、統合された光は、干渉できるように偏光板(アナライザ)81で振動方向を揃えられてから撮像素子45aへと入射される。
第三実施形態のマイクロスコープ1Cを用いた透過照明による微分干渉観察によれば、同軸落射照明による微分干渉観察と同様に、段差の部分や斜面で微分干渉像を観察することができ、透過性が高い観察対象物の内部状態を立体的に観察することができる。また、第三実施形態のマイクロスコープ1Cによれば、同軸落射観察と透過微分干渉観察とが切換可能とされているので、一つのマイクロスコープで同軸落射観察と透過微分干渉観察との両方を行うことができる。
以上、本考案のマイクロスコープについて、複数の実施形態に基づいて説明したが、本考案は上記実施形態に記載した構成に限定されるものではなく、各実施形態に記載した構成を適宜組み合わせる等、その趣旨を逸脱しない範囲において適宜その構成を変更することができるものである。
本考案のマイクロスコープは、観察対象物に対し多彩な観察法にて拡大観察を行う用途において好適に利用可能である。
1A,1B,1C マイクロスコープ
22 載置部
111 第一光源
113,223 操作パネル(波長変更手段)
122 面光源(第二光源)
222 第二光源
22 載置部
111 第一光源
113,223 操作パネル(波長変更手段)
122 面光源(第二光源)
222 第二光源
Claims (4)
- 観察対象物の上方から観察対象物に向けて照明光を照射する落射照明と、
観察対象物の下方から観察対象物を透過させるように照射する透過照明と、
を備えるマイクロスコープであって、
前記落射照明用の第一光源と、前記透過照明用の第二光源とが別個に設けられるマイクロスコープ。 - 前記第一光源、及び/又は前記第二光源の波長を変更する波長変更手段を備える請求項1に記載のマイクロスコープ。
- 前記第二光源は、観察対象物が載置される載置部に組み込まれる面光源である請求項1又は2に記載のマイクロスコープ。
- 落射観察と透過微分干渉観察とを切換可能に構成してある請求項1〜3の何れか一項に記載のマイクロスコープ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2021003426U JP3234921U (ja) | 2021-09-03 | 2021-09-03 | マイクロスコープ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2020017914A Continuation JP2021124601A (ja) | 2020-02-05 | 2020-02-05 | マイクロスコープ |
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JP3234921U true JP3234921U (ja) | 2021-11-11 |
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Family Applications (1)
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JP2021003426U Active JP3234921U (ja) | 2021-09-03 | 2021-09-03 | マイクロスコープ |
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2021
- 2021-09-03 JP JP2021003426U patent/JP3234921U/ja active Active
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