JP3234860B2 - 計算機システム - Google Patents

計算機システム

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JP3234860B2
JP3234860B2 JP01911496A JP1911496A JP3234860B2 JP 3234860 B2 JP3234860 B2 JP 3234860B2 JP 01911496 A JP01911496 A JP 01911496A JP 1911496 A JP1911496 A JP 1911496A JP 3234860 B2 JP3234860 B2 JP 3234860B2
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秀樹 岩尾
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    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K7/00Constructional details common to different types of electric apparatus
    • H05K7/14Mounting supporting structure in casing or on frame or rack
    • H05K7/1485Servers; Data center rooms, e.g. 19-inch computer racks
    • H05K7/1488Cabinets therefor, e.g. chassis or racks or mechanical interfaces between blades and support structures
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F1/00Details not covered by groups G06F3/00 - G06F13/00 and G06F21/00
    • G06F1/16Constructional details or arrangements
    • G06F1/18Packaging or power distribution
    • G06F1/181Enclosures

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、計算機システムに
係り、特に、既存のパーソナルコンピュータ(以下、パ
ソコンという)、ワークステーション、ディスク装置等
によるファイル装置、外部接続制御用通信装置、無停電
電源装置等を収納し、これらを一体的に結合して構成し
た金融機関用サーバ等の計算機システム関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば、金融機関等で使用される
サーバ等の計算機システムは、箱型に形成された1つの
筐体の内部に、そのシステムを構成するために必要な、
例えば、中央処理装置、ファイル装置、外部接続制御用
通信装置、システム制御装置、電源装置等の各種機能装
置を収納して構成されているのが一般的である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前述したような従来技
術による計算機システムは、筐体の内部に組み込む各種
の機能装置を、そのシステムの使用目的に合わせて専用
に設計する必要がある。
【0004】このため、この種のシステムは、開発のた
めに長時間を要し、多様なニーズ、例えば、クライアン
ト兼用サーバ、ファイルサーバ、小規模店サーバ等への
迅速な対応が困難であり、しかも、開発費が増大して低
価格化が困難であるという問題点を有している。また、
従来技術によるこの種のシステムは、設置後の機能アッ
プを行うことが困難であり、長期にわたる所要の機能維
持と信頼性の確保が困難であるという問題点を有してい
る。
【0005】本発明の目的は、既存のパソコン、ワーク
ステーション、ファイル装置、外部接続制御用通信装
置、無停電電源装置等を収納し、これらを一体的に結合
して1つの計算機システムを構成することを可能にし、
これにより、前述した従来技術の問題点を解決した計算
機システムを提供することにある。
【0006】また、本発明の目的は、前述により、計算
機システムの多様なニーズへの対応、低価格化、設置後
の機能アップを容易に行うことを可能にし、長期にわた
る所要の機能維持と信頼性の確保とを図ることができる
計算機システムを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明によれば前記目的
は、複数の機能機器と、これらの機能機器を収納する筐
体とにより構成される計算機システムにおいて、前記筐
体を、前記機能機器を内部に収納するための複数のサブ
筐体を積み重ねて構成し、前記サブ筐体の後面部には、
それぞれ上下のサブ筐体相互間の電気的接続を行うため
のコネクタを設けることにより達成される。また、前記
目的は、前記上下のサブ筐体に設けられるコネクタ相互
間を、コネクタと配線とを持つコネクタボックスにより
接続することにより、あるいは、前記サブ筐体の後面部
に設けられるコネクタを斜め、あるいは、横方向取り付
け、上下のサブ筐体に設けられるコネクタ相互間を、コ
ネクタケーブルにより接続することにより達成される。
【0008】また、前記目的は、複数の機能機器と、こ
れらの機能機器を収納する筐体とにより構成される計算
機システムにおいて、前記筐体を、前記機能機器を内部
に収納するための複数のサブ筐体を積み重ねて構成し、
その下面及び上面のそれぞれに、サブ筐体結合用爪及び
サブ筐体結合用穴を設け、サブ筐体を積み重ねたとき、
上下のサブ筐体を、前記サブ筐体結合用爪及びサブ筐体
結合用穴により結合することにより、あるいは、サブ筐
体の上面にサブ筐体結合用切欠きまたは切欠き穴を、下
面に前記切欠きまたは切欠き穴の切欠き部分に対応する
形状の足部を設け、サブ筐体を積み重ねたとき、上下の
サブ筐体を、前記サブ筐体結合用切欠きまたは切欠き穴
と、足部とにより結合することにより達成される。
【0009】さらに、前記目的は、前記サブ筐体に、取
り外し可能な前面蓋を備え、該前面蓋には、吸気口を、
穴状、スリット状にその前面及び下面に設け、後面には
排気口を設けことにより、また、前記サブ筐体のうち最
上段に積み重ねられるサブ筐体に、上方に回動可能に取
り付けた前面蓋を備え、操作パネル及びそれに付随する
機能論理部を収納することにより達成される。
【0010】また、前記目的は、前記サブ筐体のうち最
上段に積み重ねられるサブ筐体以外のサブ筐体の内部に
汎用の電子機器を収納することにより達成される。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明による計算機システ
ムの実施形態を図面により詳細に説明する。
【0012】図1は本発明の一実施形態による計算機シ
ステムの全体の構造を示す斜視図、図2は図1の背面構
造を説明する分解斜視図、図3は1つのサブ筐体の底面
の構造及び前面蓋の構造を説明する斜視図、図4はサブ
筐体相互を結合する構造を説明する図、図5は前面蓋の
取付構造を説明する図である。図1〜図5において、1
は筐体、2、3はサブ筐体、4は台部、5は前面蓋、6
は汎用の電子機器、21はサブ筐体結合用爪、22はサ
ブ筐体結合用穴、23はサブ筐体結合用金具、24、2
5はコネクタ、26はコネクタボックス、27は上側
桟、28は下側桟、29は側面板、30は底面板、31
は裏蓋、32は裏面板、33は補強用桟、34は前面蓋
取付爪、35は取付爪受け部、36は吸気口である。
【0013】本発明の一実施形態による計算機システム
は、図1に示すように、高さ寸法の異なる複数種のサブ
筐体2、3を台部4上に複数個積み重ねて構成される筐
体1に収納されて構成される。そして、各サブ筐体2、
3は、取り外し可能な前面蓋5を備えている。本発明に
おいては、各サブ筐体2、3の内部に、汎用の電子機
器、例えば、パソコン、ワークステーション、増設ディ
スク/ディスクアレイ、端末接続装置(ICS インテ
グレーテッド・コミュニケーション・サーバ)、無停電
電源装置等を収納するものであるため、各サブ筐体2、
3の縦、横、高さの各寸法は、内部に収納する電子機器
に合わせた大きさとなる。一般には、汎用の電子機器
は、その縦、横、高さの寸法が、規格により定められて
いる。このため、各サブ筐体は、これらの汎用の電子機
器を収納可能な寸法に構成すればよい。一般的には、幅
寸法を480mm、奥行き寸法を500mm〜800m
mに、筐体の外側寸法を設定すればよい。但し、高さ寸
法に関しては、規格により定められた最小寸法の整数倍
の寸法が使用可能であり、本発明の一実施形態において
も、各サブ筐体の高さ寸法は、収納する電子機器に合わ
せて設定される。一般的には、この高さ寸法は、基本と
なるある定められた寸法25mmあるいは50mmの整
数倍に設定される。
【0014】各サブ筐体2、3は、図2に示すように、
2枚の側面板29と、2枚の側面板29を結合するサブ
筐体2、3の前面側と後面側との上下に設けられる上側
桟27及び下側桟28と、裏面側の両側に設けられる裏
面板32と、底面板30とにより、箱状に構成されてい
る。前述のように構成されるサブ筐体2、3のうち最上
段に積み重ねられるサブ筐体2にのみ天井板20が設け
られる。
【0015】そして、各サブ筐体の下面に設けられる底
面板30には、下側となるサブ筐体との結合のためのサ
ブ筐体結合用爪21がサブ筐体の隅部に少なくとも4個
設けられ、また、最上段となるサブ筐体以外のサブ筐体
の上側桟27には、サブ筐体結合用爪21により上下の
サブ筐体を結合するためのサブ筐体結合用穴22が設け
られている。また、このサブ筐体結合用爪21とサブ筐
体結合用穴22とにより上下のサブ筐体が結合された、
上側及び下側のサブ筐体の下側桟28と上側桟27と
は、サブ筐体結合用金具23を用いてビス等により積み
重ねられたサブ筐体がずれないように結合される。な
お、前述したサブ筐体結合用爪21の形状と、このサブ
筐体結合用爪21によりサブ筐体結合用穴22を介して
上下のサブ筐体を結合する方法の詳細は後述する。
【0016】また、各サブ筐体2、3の裏面の両側に設
けられる裏面板32のそれぞれには、そのサブ筐体と、
その上下に位置するサブ筐体との間を信号線、電源線等
により接続するためのコネクタ24が2個(最上段及び
最下段のサブ筐体では1個)設けられている。このコネ
クタ24は、コネクタボックス26内に配線と共に設け
られるコネクタ25により接続されて、そのサブ筐体内
の機器と上下に位置するサブ筐体内の機器とを接続す
る。この場合、左右側のそれぞれに配置されるコネクタ
24、25による接続を、例えば、左側を電源系、右側
を電源以外の信号系として使い分けることにより、信号
系の配線対する電源系の配線からのノイズ等による影響
を排除することができる。
【0017】すでに説明したように、各サブ筐体は、そ
の高さ寸法として複数種類のものが使用されるが、コネ
クタボックス26は、これらの種類の組み合わせに応じ
て、コネクタボックス26内の2つのコネクタ25の間
隔の異なるものを複数種類用意しておく。これにより、
コネクタボックス26内のコネクタ25を、サブ筐体に
設けられるコネクタ24に合わせて、コネクタボックス
26ごと勘合させることにより、コネクタ24、25の
接続を行い機器相互間の接続を行うことができる。な
お、このコネクタ24、25の相互の位置合わせと勘合
についての詳細は後述する。
【0018】裏蓋31は、通風用の多数の穴を設けて構
成され、前述したようにサブ筐体相互間を接続するコネ
クタボックス26が取り付けられた後に、コネクタボッ
クス26にビス等により取り付けられる。
【0019】この裏蓋31は、各サブ筐体の後端との間
に空間を作り、この空間が、本発明の一実施形態による
計算機システムと、他の装置とを接続する際に必要とな
るコネクタケーブルを格納するケーブルダクトとして使
用される。前述した裏蓋31をコネクタボックス26に
取り付けるという構造と、コネクタボックス26により
サブ筐体相互間を接続するという構造とにより、本発明
の一実施形態による計算機システムは、コネクタボック
ス26を差し込んだ状態で稼働可能であり、裏蓋31を
取り外せば、システムを稼働させたままで、他の装置と
の接続を行うコネクタケーブルの接続、取外し、接続変
えを容易に行うことができる。
【0020】また、裏蓋31は、通風のための多数の穴
が設けられるので、その面積が大きいほどよく、このた
め、サブ筐体の裏面板32は、その幅をできるだけ狭
く、すなわち、コネクタ24を取り付けるに充分な大き
さで、できるだけ狭く構成される。
【0021】次に、図3〜図5を参照して、サブ筐体
2、3の底面の構造とサブ筐体結合用爪21の構造、前
面蓋5の構造とその取付構造について説明する。
【0022】図3に示すように、各サブ筐体の底面に
は、サブ筐体の両側部のそれぞれの側に設けられる底面
板30のサブ筐体の中心側にその奥行き方向にL字型に
形成された補強用桟33が設けられている。そして、サ
ブ筐体内に収納される汎用の機器は、底面板30を介し
てビス等により固定される。この補強用桟33は、サブ
筐体内に汎用の機器が収納されて、単体の状態で床面等
に置かれる場合に、汎用の機器を取り付けているビス等
の頭により床面を傷つけないように、また、底面板30
に取り付けられているサブ筐体結合用爪21を変形させ
ないような高さを持って構成されている。
【0023】また、底面板30に取り付けられているサ
ブ筐体結合用爪21は、L字型に底面板30より突き出
して構成されており、突き出した筐体結合用爪21を下
側に位置するサブ筐体の上側桟27に設けられているサ
ブ筐体結合用穴22に落とし込み、上側のサブ筐体を前
面方向にスライドさせることにより、図4に示すよう
に、筐体結合用爪21が下側に位置するサブ筐体の上側
桟27に係合して、上下のサブ筐体を相互に結合するこ
とができる。
【0024】前面蓋5は、前述までに説明したサブ筐体
が金属材料により構成されていたのに対して樹脂等によ
り構成され、図3に示すように、強度を保持するため、
また、視覚補正等のデザイン的な観点から前面が緩い円
弧状に形成され、また、スリット状、四角穴状等の吸気
口36が設けられて構成されている。そして、この前面
蓋5は、取付用爪34を有し、この取付用爪34をサブ
筐体側に設けられる取付用爪受け部35と結合させるこ
とにより、サブ筐体に取り付けられる。サブ筐体側に設
けられる取付用爪受け部35は、図5に示すように、金
属、プラスチック等によるバネにより、取付用爪34を
挾んで保持するよく知られている構成のものでよい。な
お、前述した前面蓋5の吸気口36の位置、形状等は、
その機能とデザイン的な観点から決められ、その詳細は
後述する。
【0025】なお、図3から判るように、サブ筐体内に
収納される汎用の電子機器6は、前面蓋5を取り外した
状態でサブ筐体の前面から出し入れすることが可能であ
る。
【0026】前述までに本発明の一実施形態による計算
機用筐体の全体の構造を説明したので、次に、さらに、
種々の細かい点の構造について図面を参照して説明す
る。
【0027】図6はコネクタボックスの詳細な構造を示
す斜視図、図7は筐体側のコネクタの取付構造を説明す
る図、図8は筐体側及びコネクタボックス側のコネクタ
の構造例を示す図である。図6〜図8において、60は
本体部、61は板バネ、62は取付ビス、63はビス用
スリット、64は裏面板取付耳部、65はコネクタ取付
板、71はビス穴、72は板バネ嵌入穴、81はガイド
穴、82はガイド棒、83はコネクタピン部であり、他
の符号は図2の場合と同一である。
【0028】コネクタボックス26は、図6に示すよう
に、本体部60に設けられる4枚の板バネ61とコネク
タ取付板65と、裏面蓋取付耳部64とにより構成さ
れ、コネクタ取付板65には、取付ビス62により2個
のコネクタ25が取り付けられている。そして、本体部
60内のコネクタ取付板65の裏面側に、2つのコネク
タ25を相互に接続する配線が設けられている。
【0029】コネクタ25は、コネクタ取付板65に設
けられるビス用スリット63を介して取付ビス62によ
りコネクタ取付板65に取り付けられている。そして、
コネクタ25は、ビス用スリット63に沿って移動する
ことができるように取り付けられる。また、サブ筐体側
に設けられるコネクタ24は、図7に示すようにサブ筐
体の裏面板32に設けられたビス穴71を介して裏面板
32に取り付けられる。そして、この場合、ビス穴71
の径がビスの径より大きく形成されて、コネクタ24
は、この径の差の範囲で移動することができる。
【0030】また、サブ筐体の裏面板32には、コネク
タボックス26に設けられる4枚の板バネ61に対応す
る位置に板バネ61が嵌入する板バネ嵌入穴72が設け
られている。さらに、サブ筐体側に設けられるコネクタ
24とコネクタボックス26側に設けられるコネクタ2
5とには、図8に示すようなガイド穴81、ガイド棒8
2が設けられている。
【0031】前述したようなコネクタの取付構造と、コ
ネクタの構造を備えることにより、コネクタボックス2
6を持って、サブ筐体側に対してある程度の位置決めを
してコネクタボックス26をサブ筐体側に押しつけるこ
とにより、ガイドピン81、ガイド棒82に案内される
と共に、コネクタ24、25が移動して、コネクタ2
4、25のコネクタピン部83相互を確実に結合させる
ことができる。
【0032】図9は前面蓋に設けられる吸気口の位置と
構造とを説明する図であり、以下、図9を参照して、前
面蓋に設けられる吸気口について説明する。図9におい
て、91はドット状吸気口、92はスリット状吸気口、
93は溝、94は下部吸気口、95は吸気ピースであ
る。
【0033】前面蓋5には、四角穴状、スリット状等の
吸気口36が設けられているが、これらの吸気口36
は、図9(a)に示すように、ドット状吸気口91、ス
リット状吸気口92として構成される。前面蓋5は、そ
の幅方向を3分するように溝93が設けられて構成さ
れ、中央部になる前面部にドット状吸気口91が複数個
設けられ、また、溝93内にスリット状吸気口92が設
けられる。また、前面蓋5の3分された両側部側の下面
には、図9(b)に示すように、下面からの吸気を行う
ための下部吸気口94が溝93内に設けられるスリット
状吸気口92に連続するように設けられる。
【0034】さらに、溝93内に設けられるスリット状
吸気口93は、図9(c)に示すように、前面蓋5とは
別体として形成された吸気ピースを溝93内に嵌め込ん
で構成される。溝93の底部には、前面蓋5全体の強度
を落とすことがない程度でできるだけ大きく穴96が設
けられており、スリット状吸気口92を構成する吸気ピ
ース95のスリット底部に設けられる図示しない穴が前
面蓋5の穴96の位置に吸気口を形成する。
【0035】このスリット状吸気口93を形成する吸気
ピース95は、図9(d)の断面図に示すように、溝9
3が設けられる前面蓋5の表面から少なくとも16mm
程度窪んだ位置からスリットが形成されるように、ま
た、スリットの奥行き寸法がなるべく長く、例えば、前
記窪み深さ程度となるように形成される。なお、図9
(d)に参考となる数値を記しており、図示例では、溝
93の幅20mm、スリット及びスリットを形成するフ
ィンの幅をそれぞれ2mmとしている。
【0036】スリット状吸気口93を前述したように形
成することにより、吸気される空気流が乱れることな
く、外気が筐体の内部に流入することができ、筐体の内
部に収納される電子機器の充分な冷却を行うことができ
る。
【0037】前述した吸気口の前面蓋上の配置、スリッ
ト状吸気口を設ける溝の位置、それらの大きさは、内部
に収納する電子機器の冷却を充分に行うことが可能に、
また、デザイン的に見て、吸気口であることが明らかに
判らないように、しかも、全体として、デザイン的に優
れたものとなるように設定される。
【0038】図10はサブ筐体の前面蓋の取付構造の他
の例を説明する図であり、図10において、101はL
ED、102は切り換えスイッチ、103は時計、10
4はヒンジ、105は操作パネルである。
【0039】前述で説明した本発明の実施形態は、サブ
筐体の前面蓋5が取外し可能であるとして説明したが、
図3により説明したように、天井板20が設けられて最
上段に積み重ねられるサブ筐体2は、一般に、機器の切
り換えスイッチ、表示ランプ等が取り付けられ、また、
その内部に機器の切り換えのための僅かな制御基板が収
納されるだけのものであり、最も高さ寸法が小さく構成
されている。しかし、このサブ筐体は、機器の切り換え
スイッチ102等の操作部が設けられるため、前面蓋5
を取外し可能にすると、操作を行う都度前面蓋5を取外
さなければならず、操作性が悪くなる。
【0040】図10に示す例は、前述のような点を改善
したもので、最上段に積み重ねられるサブ筐体に適用し
て好適なものである。この例では、前述で説明した中段
に設けられるサブ筐体と異なり、そのサブ筐体は、前面
蓋5がヒンジ104により、サブ筐体に対して上方に回
動可能に取り付けられて構成されている。そして、前面
蓋5が上方に回動されたとき、サブ筐体の前面に設けら
れる操作パネル105が表れるようにサブ筐体が構成さ
れている。すなわち、このサブ筐体は、中段に設けられ
るサブ筐体の場合のように、その前面が開いた状態にな
っておらず、前面に操作パネル105が設けられて構成
される。
【0041】そして、この操作パネル105上には、動
作表示のためのLED、切り換えスイッチ、電源スイッ
チ等のスイッチ102、時計103等が設けられてい
る。切り換えスイッチは、例えば、本発明の実施形態に
よる計算機システムに接続される1または複数のディス
プレイ、1または複数のキーボード等をそれぞれ1台と
して使用するか、2台として使用するかの切り換えのた
めに使用される。そして、このサブ筐体の内部には、切
り換えスイッチに接続され機器の切り換えを制御する論
理パッケージが収納される。なお、このサブ筐体の後面
部は、中段に設けられる他のサブ筐体と同様に構成され
る。
【0042】前述したように、最上段のサブ筐体は、そ
の高さ寸法が僅かな寸法、例えば、30mm程度でよ
い。従って、この最上段のサブ筐体の高さ寸法と台部の
高さ寸法との和を、前述で説明した基本となるある定め
られた寸法の整数倍、例えば、150mmとすれば、図
1に示すように積み重ねられて構成される筐体の高さ
を、事務机の高さ寸法に合わせた高さ、あるいは、事務
机の下に入れることのできる高さとすることができる。
【0043】また、前述した本発明の実施形態では、全
体の筐体の構造として台部4を含んでいるが、本発明
は、台部4をなくし、最下段のサブ筐体を台部に兼用さ
せるようにすることができる。この場合、最下段のサブ
筐体に床上に設置するための足を設け、その足を含むサ
ブ筐体の高さ寸法を、前述した台部の高さ寸法とするこ
とにより、筐体全体として前述したような高さ寸法を得
ることができる。
【0044】前述したように構成される本発明の一実施
形態は、各サブ筐体内に市販される汎用の電子機器を収
納し、また、一部に専用に設計した機能機器を収納し、
それらを背面側でコネクタボックスにより接続するのみ
で、種々の機能を備えた計算機システムを構成すること
が可能である。以下、これらの実際的な組合せ例につい
て説明する。
【0045】前述した本発明の一実施形態計算機システ
ムは、複数のサブ筐体を使用して各種の機能を有する計
算機システムを構成するものであるが、このようにして
各種の機能を有する計算機システムを構成する場合、最
上段に置かれるサブ筐体は、前述したように構成され、
そのシステムに専用の機器として構成される。しかし、
この機器は、操作パネル等の簡単な機能を備えるだけで
よいため、構成の部分の機器を専用の機器として構成し
ても、システム全体としてそれほどのコストアップには
ならない。また、簡単な機能の機器であるため、異なる
種類のシステムに対して共通化することができ、汎用の
機器でなくても、システム全体のコストアップを招くこ
ともない。
【0046】また、最下段に置かれるサブ筐体には、構
成されるシステム全体への電源を供給するためのもので
あり、バッテリー及びインバータを備える汎用の無停電
電源装置が収納され、また、商用電源が断となった後、
所定時間(バッテリーでの給電可能時間)内に電源が回
復しない場合、システム全体の終了処理を行い、その後
に、商用電源が回復したときに、システムを起動する処
理を実行するシステム制御装置が収納される。
【0047】前述した本発明の実施形態による計算機シ
ステムは、筐体を構成する中間段のサブ筐体に収納され
る汎用の電子機器を選択することにより、種々の異なる
機能を実行させるシステムを構築するものである。例え
ば、中間段のサブ筐体に1台または複数台のパソコンを
収納することにより、APサーバ、センタバックアップ
システムを構築することができ、パソコンとディスク装
置とを収納することにより大容量ファイルシステムを構
築することができる。また、パソコンと複数台のICS
とを中間段のサブ筐体内に収納することにより、既設A
TMの監視系システム等の無人店自動監視システムを構
築することができる。
【0048】前述したように、本発明の一実施形態は、
サブ筐体のそれぞれに汎用の電子機器を収納し、一部に
専用に設計した機能機器を収納することにより、種々の
機能を行わせる計算機システムを構築することができる
が、その際に、収納する汎用の電子機器として、同一メ
ーカのものを使用する必要もなく、任意のメーカにより
生産された汎用の電子機器を使用して、システムを構築
することができる。
【0049】本発明の実施形態は、前述したように汎用
の電子機器を収納して計算機システムを構築するもので
あるから、例えば、収納するパソコン等を、その機能の
向上に伴って入れ替えていくことにより、システム全体
の機能アップを、システム構築後も容易に行うことがで
きる。
【0050】また、一般に、汎用の電子機器は、特に筐
体内に収納しなくても、他の機器からの電気的、電磁的
妨害を受けることがないように、また、他の機器に対し
て電気的、電磁的妨害を与えることがないように構成さ
れているので、本発明の一実施形態による計算機システ
ムは、収納する汎用の電子機器相互間の前述したような
妨害について配慮することなく作製することができる。
【0051】前述した本発明の一実施形態によれば、既
存のパソコン、ワークステーション、ファイル装置、外
部接続制御用通信装置、無停電電源装置等を収納し、こ
れらを一体的に結合して1つのシステムを構成すること
ができるので、多様なニーズに迅速に対応することが可
能となり、これにより、システムの開発費を抑えて低価
格化を図ることができ、設置後の機能アップを容易に行
うことを可能にし、長期にわたる所要の機能維持と信頼
性の確保とを図ることができる。
【0052】また、本発明の一実施形態は、最上段のサ
ブ筐体の下に位置するサブ筐体を引き出し可能な構造と
し、このサブ筐体の内部に、ブック型パソコン、ペンパ
ソコン等を収納することにより、この筐体に収納されて
いるブック型パソコン、ペンパソコン等を引き出して、
システムの運用管理のために使用することができる。
【0053】本発明は、前述で説明した実施形態だけで
なく、種々の変形が可能である。以下、それらの変形例
のいくつかを図面により簡単に説明する。
【0054】図11はコネクタの取付形態を変形した例
を説明する図である。この例は、前述迄に説明したよう
にコネクタボックスを用いて機器相互間を接続するので
はなく、コネクタケーブルにより機器相互間を接続する
ようにしたものである。そして、この例は、図11
(a)の上面図、図11(b)の背面図に示すように、
各サブ筐体の背面の中央部側にコネクタ取付基板111
及びカバー112を設け、コネクタ取付基板111にサ
ブ筐体側のコネクタ24を斜め、あるいは、横向きに設
けるようにしたものである。このように、サブ筐体側の
コネクタ24を斜め、あるいは、横向きに設けることに
より、電子機器相互間を接続するコネクタケーブル11
3のケーブル曲げによる筐体の奥行き寸法の増加を抑え
ることができ、また、前述した本発明の実施形態のよう
なコネクタボックスを用いる場合に比較しても、筐体の
奥行き寸法の増加を抑えることができる。
【0055】なお、この例では、コネクタ取付基板11
1の左右側のサブ筐体の平面部が排気孔エリアとして使
用される。また、コネクタ取付基板111の左右側に設
けられるコネクタは、電源系とそれ以外の信号系とのも
のに分けられて使用され、カバー112のデザイン、色
等により区別できるようにされる。
【0056】図12はサブ筐体の積み重ね形態を変形し
た例を説明する図である。この例は、図12(a)に示
すように、サブ筐体の上面の4隅に切欠部121を設
け、底面に切欠部121の切り欠いた部分の形状と同一
形状の足部122を設けたものである。このような切欠
部121と足部122とを有するサブ筐体は、それらを
積み重ねることにより、上下のサブ筐体の足部122と
切欠部121とが係合して図12(b)に示すような一
体的な筐体を構成することができる。
【0057】図12に示す例では、側面板123を通風
孔を有するものとして、側面板123を介して内部に収
納される電子機器の冷却を行うようにしている。しか
し、この例の場合にも、前述で説明した実施形態の場合
と同様に、前面蓋5と裏蓋31との間で通風を図るよう
にしてもよい。また、前面蓋5は、前述した本発明の実
施形態のように、取外し可能に取り付けてもよいが、サ
ブ筐体の前面の下部にヒンジを設けて、図12(a)に
示すように、下方に開くように構成してもよい。なお、
サブ筐体の後部のコネクタの配置等は、前述で説明した
本発明の実施形態のようにコネクタボックスを使用する
ものでもよく、あるいは、図11により説明したコネク
タケーブルを使用するものでもよい。
【0058】図13はサブ筐体の積み重ね形態を変形し
た他の例を説明する図である。この例は、図13(a)
に示すように、サブ筐体の上面の4隅に近い位置に切欠
穴131を設け、底面の切欠穴131の位置と同一の位
置に、切欠穴の切り欠いた部分の形状と同一形状の足部
132を設けたものである。このような切欠穴131と
足部132とを有するサブ筐体は、それらを積み重ねる
ことにより、上下のサブ筐体の足部132と切欠穴13
1とが係合して図13(b)に示すような一体的な筐体
を構成することができる。その他の構成は、図12によ
り説明したものと同様でよい。
【0059】なお、図12、図13により説明した例の
場合、図示していないが、サブ筐体の上面と下面とに必
要数のコネクタを設け、サブ筐体の積み重ねと同時に、
コネクタの結合を行って、電子機器相互間の接続を行う
ようにすることもできる。
【0060】図14はサブ筐体の側面板の形態、取付構
造を変形した例を説明する図である。この例は、サブ筐
体の高さ寸法にかかわらず、同一の高さ寸法を有する側
面板を使用することを可能にしたものである。
【0061】この例に例によるサブ筐体は、図14
(a)に示すように、その4隅にそのサブ筐体の高さ寸
法と同一の高さを有し、板材をL字状に形成した支柱1
41を設けて、この支柱141にモジュール化された側
面板142を取り付けるものである。この側面板142
の高さ寸法は、例えば、25mm、50mm等であって
よい。側面板142をこのような高さ寸法とすることに
より、この側面板142を複数枚用いることにより、所
望の高さ寸法を有するサブ筐体を構成することができ
る。そして、側面板142は、図14(b)に示すよう
に、その上辺と下辺とに、側面板142を積み重ねたと
きにお互いに係合することのできる突起部143、階段
状部144が設けられて構成される。
【0062】前述のように構成されるサブ筐体は、これ
らを積み重ねることにより、図14(c)に示すように
な一体的な筐体を構成することができる。図14(c)
から判るように、このように構成される筐体は、前面側
から見たとき、各サブ筐体の高さ寸法の相違を知ること
ができるが、側面側から見たとき、全体が一体に構成さ
れているようにも、また、高さ寸法の小さい多数のサブ
筐体が積み重ねられて構成されているようにも見え、全
体として、デザイン的に優れた形状を有するものとな
る。
【0063】なお、サブ筐体の積み重ねのための構造、
サブ筐体相互間の電気的な接続構造、冷却のための通気
構造等の他の構造は、これまで説明してきた例のいずれ
かと同様なものであってよい。
【0064】図15はサブ筐体の側面板の形態、取付構
造を変形した他の例を説明する図である。この例は、図
14により説明した側面板の結合構造を変更し、側面板
を下方に回動可能にして、側面板を開くことができるよ
うにしたものである。このため、図14で説明したと同
様な支柱151の下部にヒンジを構成する孔153を設
け、モジュール化された側面板152の最下端に位置す
る作面板に前述の孔153と係合する突起154を設け
る。また、側面板152相互の連結のために、上側とな
る突起154を持たない側面板152の下の部分に結合
用の爪155が設けられている。さらに、最上段となる
側面板152の上側にはエンドピース156が取り付け
られる。なお、このエンドピース156は、最上段とな
る側面板152と一体に形成してもよい。
【0065】図示例では、サブ筐体の高さ寸法を150
mmとし、モジュール化された側面板の高さ寸法を50
mmとしているが、複数種の高さの支柱を用意しておく
ことにより、モジュール化された側面板の使用枚数を変
えることにより、種々の高さ寸法を持つサブ筐体を作製
することができる。なお、モジュール化された側面板の
高さ寸法は、側面板相互間に隙間を持たせたい場合、僅
かに狭いものとすればよい。そして、この例の場合に
も、サブ筐体を積み重ねた場合に、前述した図14で説
明したと同様な効果を得ることができる。さらに、図1
4、図15により説明した例のモジュール化した側面板
を通風のための通気孔を設けたものとすることにより、
側面板を介して内部に収納した機器の冷却を行うことが
できる。
【0066】図16は図14、図15により説明したモ
ジュール化された側面板の組立て構造の他の例を説明す
る図である。この例は、モジュール化された側面板16
2を組み付けるための引き抜き材等によるフレーム16
1を用いて、このフレーム161にモジュール化された
側面板162を組み付けて各サブ筐体の側面板とするも
のである。そして、このように構成された側面板は、図
14、図15により説明したように、サブ筐体の4隅に
設けた支柱に固定して取り付けられ、あるいは、回動さ
せて開くことが可能に取り付けられてもよい。
【0067】前述では、側面板として、モジュール化さ
れた高さ寸法の小さいものを複数個用いるとした例を説
明したが、このような手法は、前面蓋に対しても適用す
ることができる。
【0068】図17は前面蓋を高さ寸法の狭い複数のモ
ジュール板により構成した場合のサブ筐体の外観を示す
斜視図である。この例では、前面蓋5が高さ寸法25m
mのモジュール板171を8枚使用して、200mmの
高さのサブ筐体を構成している。そして、側面板は、高
さ寸法50mmの通風口を有するモジュール化した側面
板により構成している。図示例では、前面蓋の各モジュ
ール板に模様を付け、この模様の連なりにより前面蓋全
体が1枚で構成されているようにみえる。これは、多数
のサブ筐体が積み重ねられた場合にも同様で、筐体全体
を一体に見せることができる。
【0069】前述までに説明した本発明の実施形態は、
複数のサブ筐体を積み重ねて、全体として1つの筐体と
して計算機システムを構成するものであったが、本発明
は、全体を1つの筐体として纏めるために、積み重ねら
れて構成された筐体全体に対して支柱を組み合わせるこ
とにより、さらに一体感を感じさせるよう筐体を構成す
ることができる。
【0070】図18は本発明の他の実施形態による計算
機システムの全体の構造を示す斜視図である。この例
は、サブ筐体2、3を積み重ねて構成した筐体全体の一
体感を感じさせることがでるものであり、各サブ筐体の
4隅に切欠部を設けておき、必要な段数のサブ筐体2、
3を積み重ねた後、筐体全体の高さに見合う寸法の支柱
181を、サブ筐体2、3の4隅に設けた切欠部に取り
付けるものである。
【0071】前述したように、サブ筐体2、3を積み重
ねた後に支柱181を取り付けると、支柱181を構造
材として使用することができないが、支柱181を構造
材として使用するために、本発明は、サブ筐体2、3を
前面蓋、側面板なしで構成し、このようなサブ筐体を積
み重ねながらサブ筐体と支柱とを結合していき、その後
に、前面蓋、側面板等を支柱181に組み付けるように
することができる。
【0072】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、既
存のパソコン、ワークステーション、ファイル装置、外
部接続制御用通信装置、無停電電源装置等を収納し、こ
れらを一体的に結合して1つのシステムを構成すること
ができるので、多様なニーズに迅速に対応することが可
能となり、これにより、システムの開発費を抑えて低価
格化を図ることができ、設置後の機能アップを容易に行
うことを可能にし、長期にわたる所要の機能維持と信頼
性の確保とを図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態による計算機システムの全
体の構造を示す斜視図である。
【図2】図1の背面構造を説明する分解斜視図である。
【図3】1つのサブ筐体の底面の構造及び前面蓋の構造
を説明する斜視図である。
【図4】サブ筐体相互を結合する構造を説明する図であ
る。
【図5】前面蓋の取付構造を説明する図である。
【図6】コネクタボックスの詳細な構造を示す斜視図で
ある。
【図7】筐体側のコネクタの取付構造を説明する図であ
る。
【図8】筐体側及びコネクタボックス側のコネクタの構
造例を示す図である。
【図9】前面蓋に設けられる吸気口の位置と構造とを説
明する図である。
【図10】サブ筐体の前面蓋の取付構造の他の例を説明
する図である。
【図11】コネクタの取付形態を変形した例を説明する
図である。
【図12】サブ筐体の積み重ね形態を変形した例を説明
する図である。
【図13】サブ筐体の積み重ね形態を変形した他の例を
説明する図である。
【図14】サブ筐体の側面板の形態、取付構造を変形し
た例を説明する図である。
【図15】サブ筐体の側面板の形態、取付構造を変形し
た他の例を説明する図である。
【図16】図14、図15により説明したモジュール化
された側面板の組立て構造の他の例を説明する図であ
る。
【図17】前面蓋を高さ寸法の狭い複数のモジュール板
により構成した場合のサブ筐体の外観を示す斜視図であ
る。
【図18】本発明の他の実施形態による計算機システム
の全体の構造を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 筐体 2、3 サブ筐体 4 台部 5 前面蓋 6 汎用の電子機器 21 サブ筐体結合用爪 22 サブ筐体結合用穴 23 サブ筐体結合用金具 24、25 コネクタ 26 コネクタボックス 27 上側桟 28 下側桟 29 側面板 30 底面板 31 裏蓋 32 裏面板 33 補強用桟 34 前面蓋取付爪 35 取付爪受け部 36 吸気口 60 本体部 61 板バネ 62 取付ビス 63 ビス用スリット 64 裏面板取付耳部 65 コネクタ取付板 71 ビス穴 72 板バネ嵌入穴 81 ガイド穴 82 ガイド棒 83 コネクタピン部 91 ドット状吸気口 92 スリット状吸気口 93 溝 94 下部吸気口 95 吸気ピース 101 LED 102 切り換えスイッチ 103 時計 104 ヒンジ 105 操作パネル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 東原 徹 東京都国分寺市東恋ケ窪一丁目280番地 株式会社 日立製作所 デザイン研究 所内 (72)発明者 岩尾 秀樹 愛知県尾張旭市晴丘町池上1番地 株式 会社 日立製作所 オフィスシステム事 業部内 (72)発明者 浅野 一郎 愛知県尾張旭市晴丘町池上1番地 株式 会社 日立製作所 オフィスシステム事 業部内 (56)参考文献 特開 平8−221154(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06F 1/16

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の機能機器と、これらの機能機器を
    収納する筐体とにより構成される計算機システムにおい
    て、前記筐体を、前記機能機器を内部に収納するための
    複数のサブ筐体を積み重ねて構成し、前記サブ筐体の後
    面部には、それぞれ上下のサブ筐体相互間の電気的接続
    を行うためのコネクタと、コネクタ相互間を接続するコ
    ネクタと配線とを持つコネクタボックスと、前記サブ筐
    体の後端部との間に空間を形成するように前記コネクタ
    ボックスに取り付けられた裏蓋とを設けたことを特徴と
    する計算機システム。
  2. 【請求項2】 複数の機能機器と、これらの機能機器を
    収納する筐体とにより構成される計算機システムにおい
    て、前記筐体を、前記機能機器を内部に収納するための
    複数のサブ筐体を積み重ねて構成し、前記サブ筐体の後
    面部の両側には、それぞれ上下のサブ筐体相互間の電気
    的接続を行うためのコネクタと、コネクタ相互間を接続
    するコネクタと配線とを持つコネクタボックスとが設け
    られ、前記サブ筐体の後端部との間に空間を形成するよ
    うに前記サブ筐体の両側に設けたコネクタボックスに取
    り付けられた裏蓋を設けたことを特徴とする計算機シス
    テム。
  3. 【請求項3】 前記サブ筐体の後面部の両側に設けられ
    たコネクタとコネクタボックスとは、一方の側が信号系
    として、他方の側が電源系として使用されることを特徴
    とする請求項2記載の計算機システム。
  4. 【請求項4】 前記複数のサブ筐体の下面及び上面のそ
    れぞれに、サブ筐体結合用爪及びサブ筐体結合用穴を設
    け、サブ筐体を積み重ねたとき、上下のサブ筐体が、前
    記サブ筐体結合用爪及びサブ筐体結合用穴により結合さ
    れることを特徴とする請求項1、2または3記載の計算
    機システム。
  5. 【請求項5】 前記複数のサブ筐体の上面にサブ筐体結
    合用切欠きまたは切欠き穴を、下面に前記切欠きまたは
    切欠き穴の切欠き部分に対応する形状の足部を設け、サ
    ブ筐体を積み重ねたとき、上下のサブ筐体が、前記サブ
    筐体結合用切欠きまたは切欠き穴と、足部とにより結合
    されることを特徴とする請求項1、2または3記載の計
    算機システム。
  6. 【請求項6】 前記サブ筐体は、取り外し可能な前面蓋
    を備え、該前面蓋には、吸気口が、穴状、スリット状に
    その前面及び下面に設けられており、後面には排気口が
    設けられていることを特徴とする請求項1ないし5のう
    ち1記載の計算機システム。
  7. 【請求項7】 前記サブ筐体のうち最上段に積み重ねら
    れるサブ筐体は、上方に回動可能に取り付けられた前面
    蓋を備え、操作パネル及びそれに付随する機能論理部を
    収納することを特徴とする請求項1ないし6のうち1記
    載の計算機システム。
  8. 【請求項8】 前記サブ筐体のうち最上段に積み重ねら
    れるサブ筐体以外のサブ筐体は、その内部に汎用の電子
    機器を収納することを特徴とする請求項1ないし6のう
    ち1記載の計算機システム。
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