JP3234629B2 - データ駆動型プロセッサ - Google Patents

データ駆動型プロセッサ

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JP3234629B2 JP11740692A JP11740692A JP3234629B2 JP 3234629 B2 JP3234629 B2 JP 3234629B2 JP 11740692 A JP11740692 A JP 11740692A JP 11740692 A JP11740692 A JP 11740692A JP 3234629 B2 JP3234629 B2 JP 3234629B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、データ駆動型プロセ
ッサの接続方法に関し、特に複数のデータ駆動型プロセ
ッサをマルチネットワーク状に接続する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】データ駆動型プロセッサは、プログラム
カウンタによる逐次的な命令の実行という概念を持たな
い非ノイマン型計算機の一種で、演算の対象となるデー
タが揃い次第命令の実行が可能となり、データによって
複数の命令が並列的に実行されるため、演算の実行時間
が短縮するとみなされている。また、データフローグラ
フにより容易にプログラムを分割することができるの
で、データ駆動型プロセッサを複数個使用することによ
り、さらに高速処理ができることになる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記のように、データ
駆動型プロセッサは、複数個接続することができる。し
かし、データ駆動型プロセッサの使用個数や最適な接続
方法が決まっている場合は問題がないが、決まっていな
い場合には、どう接続すれば最適であるかがわからな
い。また、データ駆動型プロセッサの個数が増えれば増
えるほど、データ駆動型プロセッサの接続についての組
合せは幾通りにも考えられ、そのたびに接続をし直すの
は労力が大きくなる。
【0004】それゆえに、この発明の目的は、データ駆
動型プロセッサ間の論理的な接続を配線の組替えを行な
うことなく変更できるデータ駆動型プロセッサの接続方
法を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明は、複数個の入
力と複数個の出力を有し、データパケットを処理すべき
プロセッサを指定するプロセッサ情報と、内部行先情報
と、命令情報と、データパケットをプロセッサ内部また
は外部の何れに出力するかを指定する外行き情報とを含
むデータパケットを伝送することによりデータを処理す
るデータ駆動型プロセッサであって、前記プロセッサ情
報に基づいて、入力されたデータパケットが自己に与え
られたデータパケットであるか否かを判別し、入力デー
タパケットが自己に与えられたデータパケットでないと
判別した場合には、該データパケットを外部に出力し、
入力データパケットが自己に与えられたデータパケット
であると判別した場合には、該データパケットを内部出
力する第1の分岐部と、複数組の前記プロセッサ情報、
内部行先情報、命令情報および外行き情報を含むデータ
フロープログラムを記憶し、内部出力されたデータパケ
ットの内部行先情報に基づくアドレス指定により、次位
のプロセッサ情報、内部行先情報、命令情報および外行
き情報を読み出し、該情報によって、当該データパケッ
トの内容を更新して作成した新たなデータパケットを出
力するプログラム記憶部と、該プログラム記憶部より出
力されるデータパケットの待合せを行い、同じ内部行先
情報を有する2つのデータパケットを検出して、一方の
データパケットのオペランドデータを他方のデータパケ
ットのデータフィールドに格納して、該他方のデータパ
ケットを出力する対データ検出部と、該対データ検出部
より出力されたデータパケットの命令情報を解読して、
その2つのオペランドデータに対して、所定の演算処理
を施し、その結果をデータパケットのデータフィールド
に格納して、出力する演算処理部と、前記所定の演算処
理が実行されたデータパケットであって、その外行き情
報が内部出力を指定するデータパケットを内部出力し、
前記所定の演算処理が実行されたデータパケットであっ
て、その外行き情報が外部出力を指定するデータパケッ
トを外部に出力する第2の分岐部と、前記第1の分岐部
及び前記第2の分岐部で外部に出力するとされたデータ
パケットを複数個の出力の一つに選択的に出力する第3
の分岐部とを備えたデータ駆動型プロセッサにおいて、
前記データパケットは、前記複数個の出力の何れかを指
定する分岐情報を、更 に含み、前記プログラム記憶部
は、複数組の前記プロセッサ情報、内部行先情報、命令
情報、外行き情報および前記分岐情報を含むデータフロ
ープログラムを記憶し、前記第3の分岐部は、前記分岐
情報の値に基づいて、外部に出力するデータパケットを
複数個の出力の一つに選択的に出力する。
【0006】
【作用】以上のこの発明に係るデータ駆動型プロセッ
では、データパケットを入力されたデータ駆動型プロセ
ッサは、自己が処理すべきデータパケットに対しては、
その内部行先情報に基づいて、データフロープログラム
から次位のプロセッサ情報、内部行先情報、命令情報、
ならびに、次位の外行き情報および分岐情報を読み出
す。そして、同じ内部行先情報を有する複数のデータパ
ケットに対して、その命令情報に基づく処理を実行し、
処理した結果と読み出した次位の外行き情報および分岐
情報とを含むデータパケットと、他のプロセッサが処理
すべきデータパケットについて、それらの外行き情報
と、分岐情報とに基づいて、自己の内部または複数個の
出力の一つに選択的に出力する。それにより複数のデー
タ駆動型プロセッサの物理的な接続を一定に保ちなが
ら、データ駆動型プロセッサに記憶させておく外行き情
報および分岐情報をプログラムすることによって、デー
タ駆動型プロセッサの論理的な接続を種々変更すること
ができる。
【0007】このように、処理結果のデータパケット
を、その外行き情報と分岐情報とに基づいて、当該デー
タ駆動型プロセッサ内部またはその複数個の出力の一つ
に選択的に出力できる。したがって予めデータ駆動型プ
ロセッサに記憶されるデータフロープログラムの外行き
情報と分岐情報とを適切にプログラムしておくことによ
り、データ駆動型プロセッサ間の物理的な配線を変更す
ることなく、プログラマブルにデータ駆動型プロセッサ
間の論理的な接続を変更することができる。
【0008】
【実施例】図1は、この発明に係るデータ駆動型プロセ
ッサの接続方法を実施するための装置を示すブロック図
である。
【0009】この装置は、ホストコンピュータ1と、マ
ルチネットワーク構成2を含む。ホストコンピュータ1
は、マルチネットワーク構成2にデータフロープログラ
ムのロードを行ない、かつ実行パケットの投入を行な
う。ホストコンピュータ1は、その入力に合流分岐部1
0を備え、合流分岐部10は、入力されたデータパケッ
トがホストコンピュータ1への演算結果であるかどうか
を判別し、ホストコンピュータ1への演算結果である場
合には、入力されたデータパケットを取り込む。それ以
外のデータパケットである場合には、入力IN1および
IN2を通してマルチネットワーク構成2に出力され
る。
【0010】マルチネットワーク構成2は、データ駆動
型プロセッサ3、4、5および6を備える。マルチネッ
トワーク構成2は、2入力2出力構成となっている。各
データ駆動型プロセッサ3ないし6は、2つの入力A,
Bと、2つの出力C,Dを有する。図1にはデータ駆動
型プロセッサ間の配線例の一例が示される。データ駆動
型プロセッサ3は、その一方の入力Aがホストコンピュ
ータ1からのデータパケットIN1を受けるように接続
され、その他方の入力Bは、データ駆動型プロセッサ4
の出力Dからのデータパケットを受けるように接続さ
れ、その出力Cがデータ駆動型プロセッサ4の一方の入
力Aに接続され、その出力Dがデータ駆動型プロセッサ
5の入力Aに接続される。データ駆動型プロセッサ4
は、その入力Bがデータ駆動型プロセッサ6の出力D
に、その出力Cがホストコンピュータ1に接続される。
データ駆動型プロセッサ5は、その入力Bがデータ駆動
型プロセッサ6の出力Cに、その出力Cがホストコンピ
ュータ1からのデータパケットIN2を受けるように接
続され、その出力Dがデータ駆動型プロセッサ6の入力
Bに接続される。データ駆動型プロセッサ6は、その入
力Aがホストコンピュータ1からのデータパケットIN
2を受けるように接続される。
【0011】動作において、各データ駆動型プロセッサ
3ないし6は、2つの入力A,Bに与えられたデータパ
ケットを合流し、合流したデータパケットを並列的に処
理し、処理した結果を2つの出力C,Dのうちいずれか
一方へ出力する。この2つの出力C,Dの選択の仕方に
より、データ駆動型プロセッサ間の配線を変更すること
なくデータの流れる経路を変更することができる。すな
わち、実質的にデータ駆動型プロセッサ間の接続を変更
することができる。
【0012】図2は、図1に示したデータ駆動型プロセ
ッサのうちの1つの構成を示すブロック図である。
【0013】図3は、データ駆動型プロセッサにより処
理されるデータパケットのフィールド構成を示す図であ
る。図3に示されるデータパケットは、外行きフィール
ド31、分岐フィールド32、行先フィールド33、命
令フィールド34およびデータフィールド35からな
る。外行きフィールド31には、他のデータ駆動型プロ
セッサに行くかどうかの識別子(外行き情報)が格納さ
れている。分岐フィールド32には、他のデータ駆動型
プロセッサに行くときの分岐が出力C,D(図2)の2
つのうちどちらであるかを示す識別子(分岐情報)が格
納されている。行先フィールド33には、プロセッサ番
(プロセッサ情報)33aおよび、内部行先情報であ
ノード番号33bが格納されている。より、具体的に
は、プロセッサ番号33aは、データ駆動型プロセッサ
のプロセッサ番号の情報である。内部行先情報である
ード番号33bは、データフロープログラムを読み出す
際のアドレス指定に用いられる情報である。命令フィー
ルド34には、命令コード(命令情報)が格納され、デ
ータフィールド35にはオペランドデータが格納され
る。
【0014】図2において、合流部20は、入力A,B
からのデータパケットを合流して先着順に分岐部21に
出力する。分岐部21は、入ってきたデータパケットの
行先フィールド31のプロセッサ番号33aがそのデー
タ駆動型プロセッサに与えられたプロセッサ番号と一致
するか否かを検出する。入力データパケットのプロセッ
サ番号とそのデータ駆動型プロセッサのプロセッサ番号
とが一致した場合には、そのデータパケットは合流部2
2を通ってプログラム記憶部23に入力される。一方、
プロセッサ番号が一致していない場合には、そのデータ
パケットは、合流部28、分岐部29を通ってデータ駆
動型プロセッサから出力される。
【0015】プログラム記憶部23は、図4に示すよう
に、複数組の内部行先情報、命令情報、外行き情報およ
び分岐情報からなるデータフロープログラムが記憶され
ている。データフロープログラムのうち、外行き情報と
分岐情報とが外部行先情報となる。プログラム記憶部2
3は、入力されたデータパケットの行先フィールド33
のノード情報に基づくアドレス指定によってデータフィ
ールドから外行き情報、分岐情報、内部行先情報および
命令情報を読出し、それらの情報をデータパケットの外
行きフィールド31、分岐フィールド32、行先フィー
ルド33および命令フィールド34に格納し、そのデー
タパケットを出力する。
【0016】対データ検出部24は、プログラム記憶部
23から出力されるデータパケットの待合せを行なう。
すなわち、対データ検出部24は、同じ行先情報を有す
る2つのデータパケットを検出し、一方のデータパケッ
トのオペランドデータを他方のデータパケットの所定の
データフィールドに格納し、その他方のデータパケット
を出力する。
【0017】演算処理部25は、対データ検出部24か
ら出力されるデータパケットの命令情報を解読し、2つ
のオペランドデータに対して演算処理を施し、その結果
をデータパケットのデータフィールドに格納し、出力す
る。
【0018】分岐部26は、演算処理部25から出力さ
れたデータパケットの外行き情報に基づいて内部データ
バッファ27または合流部28に出力する。
【0019】内部データバッファ27は、先着順にデー
タパケットを合流部22に出力する。合流部22は、何
も処理せずにデータパケットをプログラム記憶部23に
出力する。合流部28も、何も処理せずにデータパケッ
トを分岐部29に出力する。
【0020】分岐部29は、入力されたデータパケット
の分岐情報に基づいてC側に出力するか、D側に出力す
るかを選別する。
【0021】データ駆動型プロセッサは、データパケッ
トがプログラム記憶部23に記憶されたプログラムに基
づいて、対データ検出部24、演算処理部25、分岐部
26、内部データバッファ部27、合流部22およびプ
ログラム記憶部23を順に回り続けることにより処理さ
れる。
【0022】そして、データ駆動型プロセッサの分岐部
29から外部に出力されたデータパケットは、次位のデ
ータ駆動プロセッサに入力され、同様の処理を行なう。
【0023】最後に、演算結果のデータパケットはホス
トコンピュータ1に返される。このようにして、マルチ
プロセッサとしての実行処理が行なわれる。
【0024】図1ないし図4に示した装置であればデー
タ駆動型プロセッサ間をいろいろな態様で接続すること
ができる。
【0025】まず、データ駆動型プロセッサ3−5−6
−4−3とデータが流れる直列パスを構成しかつ処理し
たデータをホストコンピュータ1に与える場合には、す
べてのデータ駆動型プロセッサ3〜6のプログラム記憶
部23に記憶しているデータフロープログラムを次のよ
うに設定する。すなわち、分岐情報としてホストコンピ
ュータ1に対応するプロセッサ番号を記憶させ、ホスト
コンピュータ1に行くデータパケットのみが出力Cのほ
うに分岐させるようにする。それにより、データ駆動型
プロセッサ3の入力Bに与えられたデータパケットIN
1は、データ駆動型プロセッサ3−データ駆動型プロセ
ッサ5−データ駆動型プロセッサ6−データ駆動型プロ
セッサ4−データ駆動型プロセッサ3に行くという直列
に接続したマルチネットワークを構成することができ
る。また、データ駆動型プロセッサ3での分岐条件をデ
ータ駆動型プロセッサ4に行くパケットのみを出力Cに
分岐させ、データ駆動型プロセッサ6での分岐条件をデ
ータ駆動型プロセッサ5に行くパケットのみを出力Cに
分岐させるようにデータフロープログラムを作成する
と、シャッフルネットと呼ばれている構成になる。
【0026】さらにマルチネットワーク構成2を5つの
プロセッサにより構成したい場合には、データ駆動型プ
ロセッサ6に対応するプロセッサ番号を使用せず、デー
タ駆動型プロセッサ3、4および5に対応するプロセッ
サ番号のみを用いる。
【0027】また、マルチネットワーク構成を2プロセ
ッサで構成したいときはデータ駆動型プロセッサ5およ
び6に対応するプロセッサ番号を使用せず、データ駆動
型プロセッサ3および4にのみ対応するプロセッサ番号
を用いる。また、この構成において、プログラムの割付
けをデータ駆動型プロセッサ3に対応するプロセッサ番
号のみに割付けると、1プロセッサ構成そのものにな
り、シングルプロセッサにも対応させることができる。
【0028】マルチネットワーク構成を5プロセッサ以
上で構成したいときには、2入力2出力のマルチネット
ワーク構成2を複数使用することによって対応すること
ができる。以上のようにこの実施例によれば、データフ
ロープログラムの外部行先情報を設定することにより、
配線を変更することなくデータ駆動型プロセッサ間の論
理的な接続を変更することができ、データの流れる経路
を目的のシステムに対応させた経路にすることができ
る。その結果、目的のシステムを構成する場合に、デー
タ駆動型プロセッサの最適な使用個数や接続方法を決定
するのが容易になる。
【0029】
【発明の効果】以上のこの発明によれば、データフロー
プログラムの外行き情報および分岐情報を適切に設定す
ることにより、複数の出力の一つに選択的にデータパケ
ットを出力できる。その結果、配線を変更することなく
データ駆動型プロセッサ間の論理的な接続を変更するこ
とができ、データの流れる経路を目的のシステムに対応
させたものにすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係るデータ駆動型プロセッサの接続
方法を実施するための装置を示すブロック図である。
【図2】図1に示したデータ駆動型プロセッサの構成を
示すブロック図である。
【図3】データ駆動型プロセッサにより処理されるデー
タパケットのフィールド構成を示す図である。
【図4】データフロープログラムを説明するための図で
ある。
【符号の説明】
1 ホストコンピュータ 2 マルチネットワーク構成 3〜6 データ駆動型プロセッサ 20 合流部 21 分岐部 22 合流部 23 プログラム記憶部 24 対データ検出部 25 演算処理部 26 分岐部 27 内部データバッファ部 28 合流部 29 分岐部 31 外行きフィールド 32 分岐フィールド 33 行先フィールド
フロントページの続き (56)参考文献 嶋憲司外10「データ駆動形プロセッサ Q−Pの実行制御方式」電子通信学会技 術研究報告 Vol.86 No.225 pp.85−92(CPSY86−49)(1986 年) 浅野一外6「データ駆動形プロセッサ Q−Pの構成」情報処理学会第32回(昭 和61年前期)全国大会講演論文集(▲I ▼)P.215−216(1986年) 小守外6「データ駆動形プロセッサQ −Pの転送系」情報処理学会第32回(昭 和61年前期)全国大会講演論文集(▲I ▼)P.217−218(1986年)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数個の入力と複数個の出力を有し、デ
    ータパケットを処理すべきプロセッサを指定するプロセ
    ッサ情報と、内部行先情報と、命令情報と、データパケ
    ットをプロセッサ内部または外部の何れに出力するかを
    指定する外行き情報とを含むデータパケットを伝送する
    ことによりデータを処理するデータ駆動型プロセッサで
    あって、 前記プロセッサ情報に基づいて、入力されたデータパケ
    ットが自己に与えられたデータパケットであるか否かを
    判別し、入力データパケットが自己に与えられたデータ
    パケットでないと判別した場合には、該データパケット
    を外部に出力し、入力データパケットが自己に与えられ
    たデータパケットであると判別した場合には、該データ
    パケットを内部出力する第1の分岐部と、 複数組の前記プロセッサ情報、内部行先情報、命令情報
    および外行き情報を含むデータフロープログラムを記憶
    し、内部出力されたデータパケットの内部行先情報に基
    づくアドレス指定により、次位のプロセッサ情報、内部
    行先情報、命令情報および外行き情報を読み出し、該情
    報によって、当該データパケットの内容を更新して作成
    した新たなデータパケットを出力するプログラム記憶部
    と、 該プログラム記憶部より出力されるデータパケットの待
    合せを行い、同じ内部行先情報を有する2つのデータパ
    ケットを検出して、一方のデータパケットのオペランド
    データを他方のデータパケットのデータフィールドに格
    納して、該他方のデータパケットを出力する対データ検
    出部と、 該対データ検出部より出力されたデータパケットの命令
    情報を解読して、その2つのオペランドデータに対し
    て、所定の演算処理を施し、その結果をデータパケット
    のデータフィールドに格納して、出力する演算処理部
    と、 前記所定の演算処理が実行されたデータパケットであっ
    て、その外行き情報が内部出力を指定するデータパケッ
    トを内部出力し、前記所定の演算処理が実行されたデー
    タパケットであって、その外行き情報が外部出力を指定
    するデータパケットを外部に出力する第2の分岐部と、 前記第1の分岐部及び前記第2の分岐部で外部に出力す
    るとされたデータパケットを複数個の出力の一つに選択
    的に出力する第3の分岐部とを備えたデータ駆 動型プロ
    セッサにおいて、 前記データパケットは、前記複数個の出力の何れかを指
    定する分岐情報を、更に含み、 前記プログラム記憶部は、複数組の前記プロセッサ情
    報、内部行先情報、命令情報、外行き情報および前記分
    岐情報を含むデータフロープログラムを記憶し、 前記第3の分岐部は、前記分岐情報の値に基づいて、外
    部に出力するデータパケットを複数個の出力の一つに選
    択的に出力することを特徴とするデータ駆動型プロセッ
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小守外6「データ駆動形プロセッサQ−Pの転送系」情報処理学会第32回(昭和61年前期)全国大会講演論文集(▲I▼)P.217−218(1986年)
嶋憲司外10「データ駆動形プロセッサQ−Pの実行制御方式」電子通信学会技術研究報告 Vol.86 No.225 pp.85−92(CPSY86−49)(1986年)
浅野一外6「データ駆動形プロセッサQ−Pの構成」情報処理学会第32回(昭和61年前期)全国大会講演論文集(▲I▼)P.215−216(1986年)

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