JP3234495U - 磁気針の構造 - Google Patents

Abstract

【課題】異なるツボに対するマッサージを組み合わせることで、人体の血管拡張、血流量の増加がもたらされ、血液循環が促進される磁気針の構造を提供する。
【解決手段】磁気針の構造は、透磁性の金属材質からなる針本体１と、針本体に結合される磁性部材２を含む。針本体は、底端付近に、第１ストッパ部１１と、第１ストッパ部と適切な距離を隔てる第２ストッパ部１２が設けられる。第２ストッパ部の下方に覆設部位１３が形成され、第１ストッパ部と第２ストッパ部の間に嵌設部位１４が形成される。磁性部材には、針本体に位置決めされている覆設部位を貫通させて、第２ストッパ部と磁気的に結合するための貫通孔が設けられる。複数の針本体が、嵌設部位を利用してヘアブラシやマッサージ器等の物品に固定される。物品を使用すると、磁性部材の磁力によって血液中の陰陽のイオンが調整されて、血液循環が加速し、血液中の酸素含有量が増加する。
【選択図】図２

Description

本考案は、磁気針の構造に関し、特に、ヘアブラシやマッサージ器等の物品に応用可能とすることで、適当な磁気作用を構成して、磁力で血液中の陰陽のイオンを調整し、血液循環を加速する結果、血液中の酸素含有量を増加させ、人体の血管拡張や血流量の増加をもたらし、更には血液循環を促進する磁気針の構造に関する。

現在の市場には、パッチや磁気リング等の多くの磁気関連製品が存在している。これらの製品は、微妙な循環磁界を発生させて、人体における各種の異なる部位に流すことが可能であり、磁気作用によって磁気の流れのバランスを回復させる。また、これと同時に、人体の細胞に適切な帯電を取り戻させて、人体の血管拡張、血流量の増加をもたらすことで、血液循環を良好とし、強張った筋肉も弛緩させる。

通常、上記の磁気製品は、静的に貼ったり掛けたりするものであり、人体の血液循環にとって有益な可能性がある。しかし、周知のように、人体の各種部位には多くのツボが存在する（特に、頭皮部分）。そのため、磁力によって人体に微妙な循環磁界を発生させながら、ツボを適切にマッサージできれば、磁気作用を高めることが可能となる。この点に鑑みて、出願人は、継続的な研究及び実験を通じて、ヘアブラシやマッサージ器等の物品に応用されるものであって、磁力によって血液中の陰陽のイオンを調整し、血液循環を加速することで、血液中の酸素含有量を増加させる磁気針の構造の設計に着手した。

本考案の主たる目的は、ヘアブラシやマッサージ器等の物品に応用される磁気針の構造を提供することである。前記磁気針の構造により、これらの物品は、適当な磁気作用を構成しつつ、適切なマッサージ力を組み合わせることで、磁力によって血液中の陰陽のイオンを調整し、血液循環を加速して、血液中の酸素含有量を増加させる。

前記磁気針の構造は、針本体と、前記針本体に結合される磁性部材を含む。前記針本体は、底端付近に、第１ストッパ部と、第１ストッパ部と適切な距離を隔てる第２ストッパ部が設けられている。これにより、第２ストッパ部の下方に覆設部位が形成され、且つ、第１ストッパ部と第２ストッパ部の間に嵌設部位が形成される。前記磁性部材には、針本体に位置決めされている覆設部位を貫通させて、第２ストッパ部と磁気的に結合するための貫通孔が設けられている。複数の針本体は、嵌設部位を利用してヘアブラシやマッサージ器等の物品に固定する。また、これらの物品を使用する際には、磁性部材の磁力によって血液中の陰陽のイオンが調整されて、血液循環が加速することで、血液中の酸素含有量が増加する。且つ、これらの針本体が適当な磁気作用を構成しているときに、異なるツボに対するマッサージを組み合わせることで、人体の血管拡張、血流量の増加がもたらされる結果、血液循環が促進される。

前記磁気針の構造において、第１ストッパ部及び第２ストッパ部は、針本体よりもやや大きなリング状の仕切り部である。

前記磁気針の構造において、針本体は、各種の異なる製品に適用するために、異なる長さや太さとすることが可能である。

前記磁気針の構造において、針本体は透磁性の金属材質からなり、円形としてもよいし、四角形、六角形、水滴形状又はその他の幾何学形状としてもよい。

前記磁気針の構造において、磁性部材は、永久磁性を有する磁石又はマグネットである。

図１は、本考案の分解斜視図である。 図２は、本考案の斜視図である。 図３は、本考案の断面図である。 図４は、本考案をヘアブラシに応用した場合の斜視図である。 図５は、本考案の組立断面図である。 図６は、本考案をマッサージ器に応用した場合の斜視図である。

図１及び図２を参照するとともに、図３を組み合わせる。これらの図面は、本考案における分解斜視図、斜視図及び断面図である。図示するように、本考案は、針本体１と、前記針本体１に組み合わされる磁性部材２を含む。前記針本体１は、底端付近に、第１ストッパ部１１と、前記第１ストッパ部１１と適切な距離を隔てる第２ストッパ部１２が設けられている。これにより、第２ストッパ部１２の下方に覆設部位１３が形成され、且つ、第１ストッパ部１１と第２ストッパ部１２の間に嵌設部位１４が形成される。本実施例において、前記針本体１は透磁性の金属材質からなり、円形としてもよいし、四角形、六角形、水滴形状又はその他の幾何学形状としてもよい。

前記針本体１は、各種の異なる製品に適用するために、異なる長さや太さとすることが可能である。且つ、前記第１ストッパ部１１及び第２ストッパ部１２は、針本体１よりもやや大きなリング状の仕切り部である。

前記磁性部材２には、針本体１に位置決めされている覆設部位１３を貫通させて、第２ストッパ部１２と磁気的に結合する（磁力により前記磁性部材２を第２ストッパ部１２に磁気吸着させて、前記覆設部位１３に堅固に位置決めする）ための貫通孔２１が設けられている。本実施例において、前記磁性部材２は、永久磁性を有する磁石又はマグネットであり、第２ストッパ部１２よりもやや大きく設定すればよい。本実施例において、前記磁性部材２は、円形、四角形、六角形、水滴形状又はその他の幾何学形状とすることができる。

上記の部材から磁気針Ａが構成される。応用時には、嵌設部位１４を利用して、複数の磁気針Ａの針本体１をヘアブラシやマッサージ器等の物品に固定する。また、これらの物品を使用する際には、磁性部材２の磁力によって血液中の陰陽のイオンが調整されて、血液循環が加速することで、血液中の酸素含有量が増加する。且つ、これらの針本体１が適当な磁気作用を構成しているときに、異なるツボに対するマッサージを組み合わせることで、人体の血管拡張、血流量の増加がもたらされる結果、血液循環が促進される。

本考案をヘアブラシに応用した場合の斜視図及び組立断面図である図４及び図５を合わせて参照する。図示するように、本考案をヘアブラシに応用する場合には、ヘアブラシ３に軟性材質の固定部材４が設けられており、前記固定部材４に複数の貫通孔４１が設けられている。これらの貫通孔４１に同数の磁気針Ａの針本体１を挿通すると、前記針本体１の嵌設部位１４が固定部材４に嵌設されて、上方の第１ストッパ部１１と下方の第２ストッパ部１２により位置決めが構成される。続いて、前記固定部材４をヘアブラシ３の表面に固定することで、複数の磁気針Ａを備えるヘアブラシ３が構成される。髪をブラッシングする際には、磁性部材２の磁力によって血液中の陰陽のイオンが調整されて、血液循環が加速することで、血液中の酸素含有量が増加する。且つ、これらの針本体１が適当な磁気作用を構成しているときに、異なるツボに対するマッサージを組み合わせることで、人体の血管拡張、血流量の増加がもたらされる結果、血液循環が促進される。

上述した本考案で製造されるヘアブラシ３は、前記磁気針Ａの針本体１が軟性材質の固定部材４に固定されているため、これらの針本体１が適切な弾性を構成可能となる。よって、使用者が髪をブラッシングする際には、これらの針本体１が頭の形状に合わせて起伏することで、頭皮全体に密着可能となる。その結果、頭皮の異なるツボを全面的にマッサージすることが可能となり、血液循環の促進効果が向上する。

本考案をマッサージ器に応用した場合の斜視図である図６を参照する。図示するように、本考案は、上記のヘアブラシに応用可能なだけでなく、マッサージ器５に応用することも可能である。この場合も同様に、複数の磁気針Ａの針本体１を軟性材質の固定部材４に固定したあと、固定部材４をマッサージ器５に固定する。これにより、使用者はマッサージ器５を手で持って、人体の異なる部位に対するマッサージ作用を構成可能となる。マッサージ過程では、磁性部材２の磁力によって血液中の陰陽のイオンが調整されて、血液循環が加速することで、血液中の酸素含有量が増加する。且つ、これらの針本体１が適当な磁気作用を構成しているときに、異なるツボに対するマッサージを組み合わせることで、人体の血管拡張、血流量の増加がもたらされる結果、人体の各部位における血液循環が促進される。

上記の実施例は本考案の好ましい実施形態を説明したものにすぎず、本考案の範囲を制限するものではない。わずかな補足や変更が加えられたとしても、本考案の要点が失われていないものは、いずれも本考案の精神の範囲を逸脱していない。

以上述べたように、本考案は、嵌設部位及び覆設部位が設けられた針本体に、覆設部位に覆設される磁性部材を組み合わせることで、磁気針の構造を構成している。これをヘアブラシやマッサージ器等の物品に応用することで、これらの物品は、適当な磁気作用を構成しつつ、適切なマッサージを組み合わせて、人体の血管拡張、血流量の増加をもたらすとともに、更に血液循環を促進する。本考案は実用的な設計であり、まさに新規性を有する創作に属するため、法に基づき出願する。審査の上、早期に権利を許可していただければ幸甚である。

１ 針本体
１１ 第１ストッパ部
１２ 第２ストッパ部
１３ 覆設部位
１４ 嵌設部位
２ 磁性部材
２１ 貫通孔
３ ヘアブラシ
４ 固定部材
４１ 貫通孔
５ マッサージ器
Ａ 磁気針

Claims (6)

1. 透磁性の金属材質からなり、底端付近に、第１ストッパ部と、前記第１ストッパ部と適切な距離を隔てる第２ストッパ部が設けられており、前記第２ストッパ部の下方に覆設部位が形成されており、且つ、前記第１ストッパ部と前記第２ストッパ部との間に嵌設部位が形成されている針本体と、
   前記針本体に位置決めされている覆設部位を貫通させて、前記第２ストッパ部と磁気的に結合するための貫通孔が設けられている磁性部材と、を含み、
   前記嵌設部位を利用して複数の前記針本体をヘアブラシやマッサージ器等の物品に固定し、これらの物品を使用した場合には、これらの磁性部材の磁力によって血液中の陰陽のイオンが調整されて、血液循環が加速することで、血液中の酸素含有量が増加し、且つ、これらの針本体が適当な磁気作用を構成しているときに、異なるツボに対するマッサージを組み合わせることで、人体の血管拡張、血流量の増加がもたらされる結果、血液循環が促進される磁気針の構造。
2. 前記第１ストッパ部及び前記第２ストッパ部は、前記針本体よりもやや大きなリング状の仕切り部である請求項１に記載の磁気針の構造。
3. 前記針本体は、各種の異なる製品に適用するために、異なる長さや太さとすることが可能である請求項１に記載の磁気針の構造。
4. 前記針本体は、円形、四角形、六角形、水滴形状又はその他の幾何学形状とすることができる請求項１に記載の磁気針の構造。
5. 前記磁性部材は、永久磁性を有する磁石又はマグネットである請求項１に記載の磁気針の構造。
6. 前記磁性部材は、円形、四角形、六角形、水滴形状又はその他の幾何学形状とすることができる請求項１又は５に記載の磁気針の構造。

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