JP3234476U - 配線ダクトカッター - Google Patents

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Abstract

【課題】大きな面積の引出口を形成できる配線ダクトカッターを提供する。
【解決手段】配線ダクトの一部を切除して引出口の面積を拡げるための配線ダクトカッターは、雄型10と、雌型20と、雄型と雌型のいずれか一方に形成される刃12と、雄型を雌型の方に移動させる移動機構30とを備えており、刃は上部が開口したコ字状であり、雄型と雌型の間に引出口の下部を位置させた状態で、移動機構により雄型を雌型の方に移動させることでせん断力により引出口の下部をコ字状に切断する。配線ダクトカッターは引出口の下部を切断・除去するので引出口の面積を更に拡げることができる。
【選択図】図2

Description

本考案は、配線ダクトの壁を切断して引出口を大きくするための配線ダクトカッターに関する。
一般的な配線ダクトは上部が開口した断面コ字状で、左右の壁には電線を引き出すための引出口が前後方向に等間隔で設けられている。また、上部の開口は着脱自在の蓋で覆われていることが多い。
電線を分岐させる等の目的で配線ダクトカッターを使用して左右の壁の柱を切断・除去し、引出口の面積を拡げることがある。
例えば特許文献1にはペンチの先端の対向する位置に刃を備える配線ダクトカッターが開示されている。作業者はカッターを上部開口側から移動させ、両刃の間に壁の柱を位置させて、両刃を噛合せることで柱を切断・除去し、引出口の面積を拡げる。
実全昭63−071876号公報
しかし、上記特許文献1に開示された技術では柱の上下を切断するに過ぎないため、更に引出口の面積を大きくしたいというニーズには対応できない。
本考案は、このような問題を考慮して、大きな面積の引出口を形成できる配線ダクトカッターを提供することを課題とする。
本考案の配線ダクトカッターは、配線ダクトの一部を切除して引出口の面積を拡げるための配線ダクトカッターにおいて、雄型と、雌型と、前記雄型と前記雌型のいずれか一方に形成される刃と、前記雄型を前記雌型の方に移動させる移動機構とを備えており、前記刃は上部が開口したコ字状であり、前記雄型と前記雌型の間に前記引出口の下部を位置させた状態で、前記移動機構により前記雄型を前記雌型の方に移動させることでせん断力により前記引出口の下部をコ字状に切断することを特徴とする。
また、前記雄型が下方に開口した開口部を備えており、前記刃が前記開口部に形成されており、前記開口部に前記引出口の下部を挿入した状態で、前記移動機構により前記雄型を前記雌型の方に移動させることでせん断力により前記引出口の下部をコ字状に切断することを特徴とする。
本考案の配線ダクトカッターは雄型又は雌型に上部が開口したコ字状の刃を備える。雄型と雌型の間に引出口の下部を位置させた状態で、雄型を雌型の方に移動させることでせん断力により引出口の下部がコ字状に切断される。従来の配線ダクトカッターは柱を切断・除去するのみだったが、本考案の配線ダクトカッターは引出口の下部を切断・除去するので引出口の面積を更に拡げることができる。
また、刃がコ字状なので雄型を雌型の方に移動させる一度の作業で引出口の下部を切断・除去でき、作業性を向上させることができる。
配線ダクトカッターの側面図(a)及び(b) 配線ダクトカッターの内部構造を示す平面図と側面図(a)及び(b) 雄型の側面図(a)、平面図(b)、正面図(c)及び連結構造を示す平面図及び側面図(d) 雌型及び上部グリップの側面図(a)、平面図(b)、正面図(c)及び連結構造を示す平面図及び側面図(d) 第1パーツの側面図(a)、平面図(b)、正面図(c)、圧縮コイルばねを取り付けた状態の側面図(d)及び連結構造を示す平面図及び側面図(e) 第2パーツの側面図(a)、平面図(b)、正面図(c)、圧縮コイルばねを取り付けた状態の側面図(d)及び連結構造を示す平面図及び側面図(e) 連結パーツの側面図(a)、平面図(b)、正面図(c)及び連結構造を示す平面図及び側面図(d) 下部グリップの側面図(a)、平面図(b)及び正面図(c) 配線ダクトの斜視図(a)〜(c) 配線ダクトカッターの使用方法を説明するための図(a)〜(d)
本考案の配線ダクトカッターの実施の形態について説明する。
図1及び図2に示すように、配線ダクトカッター1は雄型10、雌型20、移動機構30、上部グリップ40及び下部グリップ50から概略構成されている。図1(a)中に矢印で示すように配線ダクトカッターは作業者が下部グリップ50を握ることで移動機構30を介して図1(b)に示すように雄型10が雌型20の内部に引き込まれる仕組みになっている。
図3に示すように雄型10は上部が開口したコ字状の部材である。雄型10の前部には下方に開口した開口部11が形成されており、開口部11の前側の側面に上部が開口したコ字状の刃12が形成されている。雄型10の後部の左右には貫通穴13が形成されており、この左右の貫通穴に第1軸60が架け渡されている。雌型20に刃12を形成することにしてもよい。
図4に示すように雌型20は断面が四角枠状の部材であり、雌型20の内部に雄型10の後部が収容される。雌型20の後部の左右の側面には貫通穴21が形成されており、この左右の貫通穴に第2軸61が架け渡されている。雌型20の後端部から後方に上部グリップ40が接合される。
移動機構30は雄型10を雌型20の方(後方)に移動させるための機構であり、第1パーツ31、第2パーツ32、連結パーツ33及び圧縮コイルばね34から構成される。
図5に示すように第1パーツ31は連結部31aと、連結部31aから後方にのびる挿入部31bから構成される板状の部材である。連結部31aは貫通穴31cを備えており、この貫通穴31cを第1軸60に通すことで第1パーツ31は雌型20の内部に軸支される。図5(e)に示すように挿入部31bは圧縮コイルばね34の内部に通される。圧縮コイルばね34の前端は連結部31aに接触している。
図6に示すように第2パーツ32は連結部32aと、連結部32aから前方にのびる挿入部32bから構成される板状の部材である。連結部32aは貫通穴32cを備えており、この貫通穴32cを第2軸61に通すことで第2パーツ32は雌型20の内部に軸支される。挿入部32bは圧縮コイルばね34の内部に通される。圧縮コイルばね34の後端は連結部32aに接触している。
図7に示すように連結パーツ33は前後の端部に貫通穴33a,33bを備える板状の部材である。連結パーツ33は左側と右側の2つ存在する。各連結パーツ33の前側の貫通穴33aは第1軸60に支持され、後側の貫通穴33bは下部グリップ50の第3軸62に支持される。
図8に示すように下部グリップ50は左右2枚の板材51を連結板52で連結して成り、前部の上下に貫通穴53,54を備える。上側の左右の貫通穴53は第2軸61に通されており、これにより下部グリップ50は第2軸61を中心にして回転自在に軸支される。下側の左右の貫通穴54に第3軸62が架け渡されており、この第3軸62に連結パーツ33の後側の貫通穴33bが通されている。
次に、配線ダクトカッター1の動作について説明する。
図2(a)に示す下部グリップ50を開いた状態から、作業者が上部グリップ40及び下部グリップ50を掴んで下部グリップ50を握ると、下部グリップ50は第2軸61に軸支された箇所を中心にして時計回りに移動する。これにともない下部グリップ50と第3軸62を介して連結されている連結パーツ33が後方へ移動し、同時に雄型10も後方へ移動する。雄型10の後方への移動にともない、第1軸60を介して連結されている第1パーツ31が後方へ移動する。圧縮コイルばね34は第1パーツ31の連結部31aに押されることで圧縮されて短くなる。
作業者が下部グリップ50を握り終えた状態では図2(b)に示すとおり開口部11及び刃12は雌型20の内部に収容された状態になる。
作業者が下部グリップ50を離すと、圧縮コイルばね34が伸展し、第1パーツ31が前方に移動する。これにともない雄型10及び連結パーツ33が前方に移動し、下部グリップ50は反時計回りに移動して図2(a)に示す状態に戻る。
次に、配線ダクトの一部を切除して引出口の面積を拡げる方法について説明する。
作業者はまず図9(a)に示す配線ダクト100の柱101の上下(破線箇所L)を周知の配線ダクトカッターを用いて切断し、図9(b)に示す状態にしておく。そして、本考案の配線ダクトカッターを用いて図9(b)に示すように引出口102の下部の破線箇所Lをコ字状に切断し、図9(c)に示す状態にする。
具体的には図10(a)に示すように配線ダクト100の柱101の上下を切断した状態から、図10(b)に示すように雄型10の開口部11に引出口102の下部を挿入し、下部グリップ50を握って雄型10を雌型20の方に移動させる。これにより図10(c)に示すようにせん断力により引出口102の下部をコ字状に切断し、図9(c)及び図10(d)に示すように引出口102の面積を拡げる。引出口102の面積が拡がることで図9(b)の状態と比較して引出口102を通して分岐させる電線の本数を増やすことができる。
本考案は、大きな面積の引出口を形成できる配線ダクトカッターであり、産業上の利用可能性を有する。
L 破線箇所
1 配線ダクトカッター
10 雄型
11 開口部
12 刃
13 貫通穴
20 雌型
21 貫通穴
30 移動機構
31 第1パーツ
31a 連結部
31b 挿入部
31c 貫通穴
32 第2パーツ
32a 連結部
32b 挿入部
32c 貫通穴
33 連結パーツ
33a 貫通穴
33b 貫通穴
34 圧縮コイルばね
40 上部グリップ
50 下部グリップ
51 板材
52 連結板
53 貫通穴
54 貫通穴
60 第1軸
61 第2軸
62 第3軸
100 配線ダクト
101 柱
102 引出口

Claims (2)

  1. 配線ダクトの一部を切除して引出口の面積を拡げるための配線ダクトカッターにおいて、
    雄型と、雌型と、前記雄型と前記雌型のいずれか一方に形成される刃と、前記雄型を前記雌型の方に移動させる移動機構とを備えており、
    前記刃は上部が開口したコ字状であり、
    前記雄型と前記雌型の間に前記引出口の下部を位置させた状態で、前記移動機構により前記雄型を前記雌型の方に移動させることでせん断力により前記引出口の下部をコ字状に切断することを特徴とする配線ダクトカッター。
  2. 前記雄型が下方に開口した開口部を備えており、
    前記刃が前記開口部に形成されており、
    前記開口部に前記引出口の下部を挿入した状態で、前記移動機構により前記雄型を前記雌型の方に移動させることでせん断力により前記引出口の下部をコ字状に切断することを特徴とする請求項1に記載の配線ダクトカッター。

JP2021002986U 2021-08-02 2021-08-02 配線ダクトカッター Active JP3234476U (ja)

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