JP3234263B2 - 電気集塵機 - Google Patents
電気集塵機Info
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- JP3234263B2 JP3234263B2 JP33109791A JP33109791A JP3234263B2 JP 3234263 B2 JP3234263 B2 JP 3234263B2 JP 33109791 A JP33109791 A JP 33109791A JP 33109791 A JP33109791 A JP 33109791A JP 3234263 B2 JP3234263 B2 JP 3234263B2
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- Japan
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- anode plate
- voltage
- dust
- metal foil
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は家庭用、自動車用、クリ
ーンルーム用等に用いられる電気集塵機(電気式空気清
浄器)に関するものである。
ーンルーム用等に用いられる電気集塵機(電気式空気清
浄器)に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】金属箔を薄い絶縁性膜を以てコーティン
グした陽極板と、波形に屈曲又は凸起を多数有する金属
箔の陰極板とを重ね合わせて一組として円形又は楕円形
に巻くことにより集塵部を形成した電気集塵機は、実公
昭47-1514号公報等によって公知である。このような形
の電気集塵機では、通常絶縁性膜でコーティングした陽
極板に電圧を印加するため、陽極板の巻き終わり部の端
部において、絶縁性膜７の一部を剥離して金属箔をむき
出しにし、その金属箔をむき出しにした部をもって陽極
板に電圧を印加する電極端子とする必要があり、困難な
作業をしていた。
グした陽極板と、波形に屈曲又は凸起を多数有する金属
箔の陰極板とを重ね合わせて一組として円形又は楕円形
に巻くことにより集塵部を形成した電気集塵機は、実公
昭47-1514号公報等によって公知である。このような形
の電気集塵機では、通常絶縁性膜でコーティングした陽
極板に電圧を印加するため、陽極板の巻き終わり部の端
部において、絶縁性膜７の一部を剥離して金属箔をむき
出しにし、その金属箔をむき出しにした部をもって陽極
板に電圧を印加する電極端子とする必要があり、困難な
作業をしていた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】このように、陽極板端
部に電極端子を形成することは、困難な作業となってお
り、その改善が強く望まれている。このような問題に対
処するため、十分陽極板に電圧を印加することが可能で
あり、しかも簡単な手法で量産が可能な構造と成し得る
電極端子処理を提供すべく、本発明は成されたものであ
る。
部に電極端子を形成することは、困難な作業となってお
り、その改善が強く望まれている。このような問題に対
処するため、十分陽極板に電圧を印加することが可能で
あり、しかも簡単な手法で量産が可能な構造と成し得る
電極端子処理を提供すべく、本発明は成されたものであ
る。
【０００４】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の解決手段は、図１に示すように、金属箔を
薄い絶縁性膜をもってコーティングした陽極板１と、波
形に屈曲又は凸起を多数有する金属箔の陰極板２とを重
ね合わせて一組として円形又は楕円形に巻くことにより
集塵部を形成した電気集塵機において、陽極板１に楔状
の金属片４を打ち込むことにより、陽極板１に電圧を印
加できる電極端子を形成した構成が請求項１の発明であ
る。前記の楔状の金属片４をネジ５に代えて陽極板に電
圧を印加できる電極端子を形成してもよい。また、請求
項１の集塵機において、陽極板に打ち込んだ楔状の金属
片４をネジ５により集塵部容器に固定することにより、
陽極板に電圧を印加できる電極端子を形成してもよい。
め、本発明の解決手段は、図１に示すように、金属箔を
薄い絶縁性膜をもってコーティングした陽極板１と、波
形に屈曲又は凸起を多数有する金属箔の陰極板２とを重
ね合わせて一組として円形又は楕円形に巻くことにより
集塵部を形成した電気集塵機において、陽極板１に楔状
の金属片４を打ち込むことにより、陽極板１に電圧を印
加できる電極端子を形成した構成が請求項１の発明であ
る。前記の楔状の金属片４をネジ５に代えて陽極板に電
圧を印加できる電極端子を形成してもよい。また、請求
項１の集塵機において、陽極板に打ち込んだ楔状の金属
片４をネジ５により集塵部容器に固定することにより、
陽極板に電圧を印加できる電極端子を形成してもよい。
【０００５】
【作用】このことにより、本発明品では陽極板１上に電
圧印加用の電極端子を容易に形成しうる。
圧印加用の電極端子を容易に形成しうる。
【０００６】
【実施例】以下、本発明の実施例を添附図面に基づき詳
細に説明する。図１、図２及び図４は、本発明の一例に
係る集塵部の要部構造を示している。集塵部は、絶縁性
膜７によりコーティングされた陽極板１と、波状に屈曲
又は凸起を多数有する陰極板２とを一組として円形又は
楕円形に巻いており、例えば陽極板１には3500Ｖの直流
電圧を印加し、陰極板２は接地することによって陽極板
１と陰極板２の間に電界を作り、その電界の作用によ
り、イオン化部(図示せず)で帯電した粒子を補集する。
前記集塵部において、陽極板１の端部には、陽極板１に
3500Ｖの電圧を印加するために電極端子を設けている。
図５に示すように、この電極端子は、楔状の金属片４が
陽極板１を貫通するように打ち込まれ、陽極板１の中の
金属箔６に接して形成しており、このことにより金属箔
６に3500Ｖの電圧が印加することができる。また、図７
の実施例を示している。ネジ５は、陽極板１を貫通する
ようにねじ込まれて陽極板１の中の金属箔６に接してお
り、このネジ５により金属箔６に3500Ｖの電圧が印加さ
れる電極端子を形成できる。また、図８の実施例では、
金属片４は陽極板１を貫通するように打ち込まれ、また
金属片４にネジが通る穴があけられており、その穴より
ネジ５をねじ込み、集塵部容器に電極端子４と陽極板１
を固定し、かつこのネジ５又は金属片４のいずれかによ
り金属箔６に3500Ｖの電圧印加される電極端子を形成す
ることができる。
細に説明する。図１、図２及び図４は、本発明の一例に
係る集塵部の要部構造を示している。集塵部は、絶縁性
膜７によりコーティングされた陽極板１と、波状に屈曲
又は凸起を多数有する陰極板２とを一組として円形又は
楕円形に巻いており、例えば陽極板１には3500Ｖの直流
電圧を印加し、陰極板２は接地することによって陽極板
１と陰極板２の間に電界を作り、その電界の作用によ
り、イオン化部(図示せず)で帯電した粒子を補集する。
前記集塵部において、陽極板１の端部には、陽極板１に
3500Ｖの電圧を印加するために電極端子を設けている。
図５に示すように、この電極端子は、楔状の金属片４が
陽極板１を貫通するように打ち込まれ、陽極板１の中の
金属箔６に接して形成しており、このことにより金属箔
６に3500Ｖの電圧が印加することができる。また、図７
の実施例を示している。ネジ５は、陽極板１を貫通する
ようにねじ込まれて陽極板１の中の金属箔６に接してお
り、このネジ５により金属箔６に3500Ｖの電圧が印加さ
れる電極端子を形成できる。また、図８の実施例では、
金属片４は陽極板１を貫通するように打ち込まれ、また
金属片４にネジが通る穴があけられており、その穴より
ネジ５をねじ込み、集塵部容器に電極端子４と陽極板１
を固定し、かつこのネジ５又は金属片４のいずれかによ
り金属箔６に3500Ｖの電圧印加される電極端子を形成す
ることができる。
【０００７】
【発明の効果】以上説明してきたように、本発明の電気
集塵機によれば、陽極板１に楔状の金属片４を打ち込む
ことにより、容易に陽極板１上に電圧印加のための電極
端子を形成できる利点を有す。
集塵機によれば、陽極板１に楔状の金属片４を打ち込む
ことにより、容易に陽極板１上に電圧印加のための電極
端子を形成できる利点を有す。
【図１】本発明の実施例の平面図である。
【図２】図１の側面図である。
【図３】従来例の平面図である。
【図４】本発明電極端子部斜視図である。
【図５】図４のＡ−Ａ断面図である。
【図６】楔状電極の打ち込み前の形状の１例を示す斜視
図である。
図である。
【図７】請求項２の実施例を示す断面図である。
【図８】請求項３の実施例を示す断面図である。
１ 陽極板 ２ 陰極板 ３ 集塵部容器 ４ 電極端子 ５ ネジ ６ 金属箔 ７ 絶縁性膜
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 田口 文和 岡山県浅口郡鴨方町本庄1651 (72)発明者 石井 淳二 岡山県浅口郡船穂町船穂5485 (72)発明者 大月 俊一 岡山市今５丁目９−29 (72)発明者 三宅 正晃 倉敷市北畝１丁目20−41 (72)発明者 川上 芳教 岡山県小田郡矢掛町里山田1710 (56)参考文献 特開 平２−164468（ＪＰ，Ａ) (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) B03C 3/00 - 3/88
Claims (1)
- 【請求項１】 金属箔を薄い絶縁性膜を以てコーティン
グした陽極板と、波形に屈曲又は凸起を多数有する金属
箔の陰極板とを重ね合わせて一組として円形又は楕円形
に巻き、これをその外形に合せた形状の容器に収め、こ
の容器の軸方向に容器表面より裏面へ集塵用の空気を送
り、また前記各電極板に異極の直流電圧を印加するよう
形成した集塵部を有する電気集塵機において、楔状の金
属片を陽極板に打ち込み、該金属片をネジにより集塵部
容器に固定して、該ネジ及び金属片により陽極板に電圧
印加できる電極端子を形成した集塵部を有する電気集塵
機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP33109791A JP3234263B2 (ja) | 1991-10-14 | 1991-10-14 | 電気集塵機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP33109791A JP3234263B2 (ja) | 1991-10-14 | 1991-10-14 | 電気集塵機 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0899050A JPH0899050A (ja) | 1996-04-16 |
| JP3234263B2 true JP3234263B2 (ja) | 2001-12-04 |
Family
ID=18239824
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP33109791A Expired - Fee Related JP3234263B2 (ja) | 1991-10-14 | 1991-10-14 | 電気集塵機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3234263B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN100346839C (zh) * | 2003-10-07 | 2007-11-07 | 陈锦星 | 等离子纳米催化消毒净化器 |
-
1991
- 1991-10-14 JP JP33109791A patent/JP3234263B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0899050A (ja) | 1996-04-16 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
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| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |