JP3234259B2 - レーザー装置の製造方法 - Google Patents
レーザー装置の製造方法Info
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- JP3234259B2 JP3234259B2 JP28888791A JP28888791A JP3234259B2 JP 3234259 B2 JP3234259 B2 JP 3234259B2 JP 28888791 A JP28888791 A JP 28888791A JP 28888791 A JP28888791 A JP 28888791A JP 3234259 B2 JP3234259 B2 JP 3234259B2
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、光情報処理に使用さ
れるレーザー装置を製造するレーザー装置の製造方法に
関するもので、特に、半導体レーザーにより固体レーザ
ー材料を励起し、発生した光を波長変換材料で例えば2
分の1の波長に変換するタイプの小型軽量のレーザー装
置の製造方法に係る。
れるレーザー装置を製造するレーザー装置の製造方法に
関するもので、特に、半導体レーザーにより固体レーザ
ー材料を励起し、発生した光を波長変換材料で例えば2
分の1の波長に変換するタイプの小型軽量のレーザー装
置の製造方法に係る。
【0002】
【従来の技術】従来から固体レーザーによるレーザー発
振と非線形光学効果による波長変換とを利用して青色か
ら緑色の光を発生させるレーザー光源が開発されてい
る。以下、従来のレーザー光源について説明する。図4
は従来の半導体レーザー励起によるレーザー光源の側面
図を示す。図4において、21は一面に平面反射ミラー
22が形成された例えばNdドープYAG(イットリウ
ム・アルミニウム・ガーネット)結晶からなる板状の固
体レーザー材料、23は例えばKTP(KTiOP
O4 )結晶からなる板状の波長変換材料、24は球面反
射ミラーであり、光学ガラス(例えばBK7)等の透明
体25で保持されている。26は励起用の半導体レーザ
ー、27はレーザー光である。
振と非線形光学効果による波長変換とを利用して青色か
ら緑色の光を発生させるレーザー光源が開発されてい
る。以下、従来のレーザー光源について説明する。図4
は従来の半導体レーザー励起によるレーザー光源の側面
図を示す。図4において、21は一面に平面反射ミラー
22が形成された例えばNdドープYAG(イットリウ
ム・アルミニウム・ガーネット)結晶からなる板状の固
体レーザー材料、23は例えばKTP(KTiOP
O4 )結晶からなる板状の波長変換材料、24は球面反
射ミラーであり、光学ガラス(例えばBK7)等の透明
体25で保持されている。26は励起用の半導体レーザ
ー、27はレーザー光である。
【0003】以上のような構成のレーザー光源は、半導
体レーザー26のレーザー光を固体レーザー材料21に
照射して固体レーザー材料21を励起することにより、
平面反射ミラー22と球面反射ミラー24の間でレーザ
ー発振させ、波長変換材料23で波長を半分に変換し
て、緑色のレーザー光27を発生させる。
体レーザー26のレーザー光を固体レーザー材料21に
照射して固体レーザー材料21を励起することにより、
平面反射ミラー22と球面反射ミラー24の間でレーザ
ー発振させ、波長変換材料23で波長を半分に変換し
て、緑色のレーザー光27を発生させる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
従来例の構成では、平面反射ミラー22を形成した固体
レーザー材料21と波長変換材料23と球面反射ミラー
24を形成した透明体25とが別部品として作成されて
おり、この3部品の光学精密調整が不可欠であるため
に、量産化が難しく低コスト化が困難であるという問題
があった。
従来例の構成では、平面反射ミラー22を形成した固体
レーザー材料21と波長変換材料23と球面反射ミラー
24を形成した透明体25とが別部品として作成されて
おり、この3部品の光学精密調整が不可欠であるため
に、量産化が難しく低コスト化が困難であるという問題
があった。
【0005】この発明の目的は、光学精密調整を不要に
することができ、量産化が容易で低コスト化を達成する
ことができるレーザー装置の製造方法を提供することで
ある。
することができ、量産化が容易で低コスト化を達成する
ことができるレーザー装置の製造方法を提供することで
ある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
【0007】 この発明のレーザー装置の製造方法は、一
面に第1の反射ミラーが形成される板状の固体レーザー
材料と一面に第2の反射ミラーが形成される板状の波長
変換材料との少なくとも一方の他面のレーザー発振領域
の外側位置に凹溝を形成し、この凹溝に硬化収縮性接着
剤を充填した後、前記固体レーザー材料および前記波長
変換材料の他面どうしを接触させ、前記硬化収縮性接着
剤を硬化させることを特徴とする。
面に第1の反射ミラーが形成される板状の固体レーザー
材料と一面に第2の反射ミラーが形成される板状の波長
変換材料との少なくとも一方の他面のレーザー発振領域
の外側位置に凹溝を形成し、この凹溝に硬化収縮性接着
剤を充填した後、前記固体レーザー材料および前記波長
変換材料の他面どうしを接触させ、前記硬化収縮性接着
剤を硬化させることを特徴とする。
【0008】
【作用】この発明によれば、固体レーザー材料の他面お
よび波長変換材料の他面の少なくとも一方のレーザー発
振領域の外側位置に設けた凹溝に硬化収縮性接着剤を充
填しているので、固体レーザー材料と波長変換材料とが
硬化収縮性接着剤の硬化収縮により互いに引き合った状
態に強固に接着一体化され、温度,機械振動などに対し
て安定で信頼性の高いレーザー装置を実現することがで
きる。また、固体レーザー材料と波長変換材料と第1お
よび第2の反射ミラーとが一体化されるので、レーザー
発振させる際の光学精密調整が不要であり、レーザー装
置の量産化が容易で低コスト化を達成することができ
る。
よび波長変換材料の他面の少なくとも一方のレーザー発
振領域の外側位置に設けた凹溝に硬化収縮性接着剤を充
填しているので、固体レーザー材料と波長変換材料とが
硬化収縮性接着剤の硬化収縮により互いに引き合った状
態に強固に接着一体化され、温度,機械振動などに対し
て安定で信頼性の高いレーザー装置を実現することがで
きる。また、固体レーザー材料と波長変換材料と第1お
よび第2の反射ミラーとが一体化されるので、レーザー
発振させる際の光学精密調整が不要であり、レーザー装
置の量産化が容易で低コスト化を達成することができ
る。
【0009】
【実施例】以下、この発明の実施例について、図面を参
照しながら説明する。図1は半導体レーザー励起による
レーザー光源の側面図を示す。このレーザー光源の構成
および動作を図1を参照しながら説明する。なお、レー
ザー装置とは、レーザー光源のうち、励起用半導体レー
ザーを除く構成をいう。図1において、1は例えばNd
ドープYVO4 結晶からなる板状の固体レーザー材料、
2は固体レーザー材料の一面に形成した平面反射ミラ
ー、3は例えばKTP結晶からなる板状の波長変換材
料、4は波長変換材料の一面に形成した平面反射ミラー
であり、固体レーザー材料1および波長変換材料3の他
面どうしを相互に接触させている。
照しながら説明する。図1は半導体レーザー励起による
レーザー光源の側面図を示す。このレーザー光源の構成
および動作を図1を参照しながら説明する。なお、レー
ザー装置とは、レーザー光源のうち、励起用半導体レー
ザーを除く構成をいう。図1において、1は例えばNd
ドープYVO4 結晶からなる板状の固体レーザー材料、
2は固体レーザー材料の一面に形成した平面反射ミラ
ー、3は例えばKTP結晶からなる板状の波長変換材
料、4は波長変換材料の一面に形成した平面反射ミラー
であり、固体レーザー材料1および波長変換材料3の他
面どうしを相互に接触させている。
【0010】5は固体レーザー材料の他面のレーザー発
振領域の両外側位置に形成した凹溝6に充填した紫外線
硬化型の硬化収縮性接着剤(例えば、スリーボンド社製
の3056等)であり、固体レーザー材料1と波長変換
材料3とを接着し、このときに収縮による引張力によっ
て固体レーザー材料1と波長変換材料3とを互いに引き
合った状態に強固に一体化し、固体レーザー材料1と波
長変換材料3の他面どうしを圧接させ、温度,機械振動
などに対して安定化させる。
振領域の両外側位置に形成した凹溝6に充填した紫外線
硬化型の硬化収縮性接着剤(例えば、スリーボンド社製
の3056等)であり、固体レーザー材料1と波長変換
材料3とを接着し、このときに収縮による引張力によっ
て固体レーザー材料1と波長変換材料3とを互いに引き
合った状態に強固に一体化し、固体レーザー材料1と波
長変換材料3の他面どうしを圧接させ、温度,機械振動
などに対して安定化させる。
【0011】7は励起用の半導体レーザー、8はレーザ
ー装置から出射するレーザー光である。以上のように構
成されたレーザー光源について、以下その動作を説明す
る。半導体レーザー7により励起された固体レーザー材
料1は、平面反射ミラー2,4の間でレーザー発振(波
長1064nm)し、その光は波長変換材料3で1/2
に波長変換され、波長532nmの緑色のレーザー光8
が発生する。
ー装置から出射するレーザー光である。以上のように構
成されたレーザー光源について、以下その動作を説明す
る。半導体レーザー7により励起された固体レーザー材
料1は、平面反射ミラー2,4の間でレーザー発振(波
長1064nm)し、その光は波長変換材料3で1/2
に波長変換され、波長532nmの緑色のレーザー光8
が発生する。
【0012】固体レーザー材料1であるNdドープYV
O4 および波長変換材料3であるKTPの屈折率は、各
々1.97,1.87であって異なる値であるために、接合
面において0.5%程度の反射が生ずる。このために、固
体レーザー材料1および波長変換材料3の接合面9は平
面反射ミラー2,4の反射面に対し例えば3度傾斜を付
けることによりレーザー発振への不要反射の影響を除去
している。
O4 および波長変換材料3であるKTPの屈折率は、各
々1.97,1.87であって異なる値であるために、接合
面において0.5%程度の反射が生ずる。このために、固
体レーザー材料1および波長変換材料3の接合面9は平
面反射ミラー2,4の反射面に対し例えば3度傾斜を付
けることによりレーザー発振への不要反射の影響を除去
している。
【0013】
【0014】 図2はこの発明のレーザー装置の製造方法
の一実施例を示す工程順断面図である。以下、図2を参
照しながらレーザー装置の製造方法を説明する。
の一実施例を示す工程順断面図である。以下、図2を参
照しながらレーザー装置の製造方法を説明する。
【0015】まず図2(a)に示すように、凹溝6が形
成された固体レーザー材料1に紫外線硬化型の硬化収縮
性接着剤5を塗布する。この後図2(b)に示すよう
に、波長変換材料3を圧着し、不要な硬化収縮性接着剤
5を除き、つぎに紫外線10を照射することにより凹溝
6内の硬化収縮性接着剤5を硬化反応させると、図2
(c)に示す状態となる。その後、接着した固体レーザ
ー材料1および波長変換材料3に平面反射ミラー2,4
がそれぞれ形成されてレーザー装置となる。この実施例
のレーザー装置の製造方法によれば、固体レーザー材料
1と波長変換材料3とが硬化収縮性接着剤5の紫外線照
射による硬化収縮により互いに引き合った状態に強固に
接着一体化され、温度,機械振動などに対して安定で信
頼性を高めることができる。 また、固体レーザー材料1
と波長変換材料3と反射ミラー2,4とが一体化される
ので、レーザー発振させる際の光学精密調整が不要であ
り、量産化が容易で低コスト化を達成することができ
る。 また、固体レーザー材料1と波長変換材料3と平面
反射ミラー2,4とが一体化されるので、固体レーザー
材料,波長変換材料および反射ミラーが別体である場合
に比べてレーザー装置の小型化を図ることができる。
成された固体レーザー材料1に紫外線硬化型の硬化収縮
性接着剤5を塗布する。この後図2(b)に示すよう
に、波長変換材料3を圧着し、不要な硬化収縮性接着剤
5を除き、つぎに紫外線10を照射することにより凹溝
6内の硬化収縮性接着剤5を硬化反応させると、図2
(c)に示す状態となる。その後、接着した固体レーザ
ー材料1および波長変換材料3に平面反射ミラー2,4
がそれぞれ形成されてレーザー装置となる。この実施例
のレーザー装置の製造方法によれば、固体レーザー材料
1と波長変換材料3とが硬化収縮性接着剤5の紫外線照
射による硬化収縮により互いに引き合った状態に強固に
接着一体化され、温度,機械振動などに対して安定で信
頼性を高めることができる。 また、固体レーザー材料1
と波長変換材料3と反射ミラー2,4とが一体化される
ので、レーザー発振させる際の光学精密調整が不要であ
り、量産化が容易で低コスト化を達成することができ
る。 また、固体レーザー材料1と波長変換材料3と平面
反射ミラー2,4とが一体化されるので、固体レーザー
材料,波長変換材料および反射ミラーが別体である場合
に比べてレーザー装置の小型化を図ることができる。
【0016】図3はこの発明のレーザー装置の製造方法
の他の実施例を示す工程順断面図である。この図3は、
複数のレーザー装置を同時に作成できることを示すもの
である。この製造方法では、図3(a)に示すように、
長尺の板状の固体レーザー材料1に対し、0.2mmから
0.5mmの間隔で長手方向に複数個の凹溝6を形成し、
この長尺の固体レーザー材料1と同じく長尺の波長変換
材料3とを硬化収縮型接着剤5によって接着一体化し、
接着一体化した固体レーザー材料1および波長変換材料
3を結晶切断器(図示せず)により破線11の位置で切
断することにより、図3(b)に示すように、複数個の
レーザー装置を同時に得る。
の他の実施例を示す工程順断面図である。この図3は、
複数のレーザー装置を同時に作成できることを示すもの
である。この製造方法では、図3(a)に示すように、
長尺の板状の固体レーザー材料1に対し、0.2mmから
0.5mmの間隔で長手方向に複数個の凹溝6を形成し、
この長尺の固体レーザー材料1と同じく長尺の波長変換
材料3とを硬化収縮型接着剤5によって接着一体化し、
接着一体化した固体レーザー材料1および波長変換材料
3を結晶切断器(図示せず)により破線11の位置で切
断することにより、図3(b)に示すように、複数個の
レーザー装置を同時に得る。
【0017】この実施例の製造方法によれば、複数のレ
ーザー装置を同時に作製可能であり、従来方法では実現
が困難である量産プロセスによる低コスト化が可能であ
る。なお、上記実施例では、固体レーザー材料1とし
て、NdドープYVO4 結晶を用いたが、これに代え
て、NdドープYAG(イットリウムアルミニウムガー
ネット)結晶,NdドープYLF〔YLiF4 (イット
リウムリチウムフロライド)〕結晶、NYAB〔Ndx
Y1-x Al3 (BO3 )4 ,x=0.01〜0.05(ネオジウ
ムイットリウムアルミボレイト)〕結晶を使用してもよ
い。また、上記実施例では、波長変換材料3として、K
TP結晶を用いたが、これに代えて、KNbO3 結晶、
NYAB結晶、BBO〔β−BaB2 O4 (ベータ−バ
リウムボレイト)〕結晶、LBO〔LiB3 O5 (リチ
ウムボレイト)〕結晶を用いてもよい。
ーザー装置を同時に作製可能であり、従来方法では実現
が困難である量産プロセスによる低コスト化が可能であ
る。なお、上記実施例では、固体レーザー材料1とし
て、NdドープYVO4 結晶を用いたが、これに代え
て、NdドープYAG(イットリウムアルミニウムガー
ネット)結晶,NdドープYLF〔YLiF4 (イット
リウムリチウムフロライド)〕結晶、NYAB〔Ndx
Y1-x Al3 (BO3 )4 ,x=0.01〜0.05(ネオジウ
ムイットリウムアルミボレイト)〕結晶を使用してもよ
い。また、上記実施例では、波長変換材料3として、K
TP結晶を用いたが、これに代えて、KNbO3 結晶、
NYAB結晶、BBO〔β−BaB2 O4 (ベータ−バ
リウムボレイト)〕結晶、LBO〔LiB3 O5 (リチ
ウムボレイト)〕結晶を用いてもよい。
【0018】また、上記実施例では、凹溝6を固体レー
ザー材料1の他面に形成したが、もちろん波長変換材料
3の他面に形成してもよく、さらにその両方に形成して
もよい。また、上記実施例では、レーザー発振への不要
反射の影響を除去するために、固体レーザー材料1と波
長変換材料3の接合面は、反射ミラー2,4の反射面に
対して3度傾斜させていたが、この角度には限らない。
この傾斜角度は1度ないし10度程度の範囲に設定する
のが好ましい。これは、1度より小さいと不要反射の影
響を十分に除去できず、また10度より大きいとレーザ
ー発振が困難になるからである。
ザー材料1の他面に形成したが、もちろん波長変換材料
3の他面に形成してもよく、さらにその両方に形成して
もよい。また、上記実施例では、レーザー発振への不要
反射の影響を除去するために、固体レーザー材料1と波
長変換材料3の接合面は、反射ミラー2,4の反射面に
対して3度傾斜させていたが、この角度には限らない。
この傾斜角度は1度ないし10度程度の範囲に設定する
のが好ましい。これは、1度より小さいと不要反射の影
響を十分に除去できず、また10度より大きいとレーザ
ー発振が困難になるからである。
【0019】
【発明の効果】この発明のレーザー装置の製造方法によ
れば、固体レーザー材料と波長変換材料とが硬化収縮性
接着剤の硬化収縮により互いに引き合った状態に強固に
接着一体化され、温度,機械振動などに対して安定で信
頼性の高いレーザー装置を実現することができる。ま
た、固体レーザー材料と波長変換材料と第1および第2
の反射ミラーとが一体化されるので、レーザー発振させ
る際の光学精密調整が不要であり、レーザー装置の量産
化が容易で低コスト化を達成することができる。
れば、固体レーザー材料と波長変換材料とが硬化収縮性
接着剤の硬化収縮により互いに引き合った状態に強固に
接着一体化され、温度,機械振動などに対して安定で信
頼性の高いレーザー装置を実現することができる。ま
た、固体レーザー材料と波長変換材料と第1および第2
の反射ミラーとが一体化されるので、レーザー発振させ
る際の光学精密調整が不要であり、レーザー装置の量産
化が容易で低コスト化を達成することができる。
【0020】また、固体レーザー材料と波長変換材料と
第1および第2の反射ミラーとが一体化されるので、固
体レーザー材料,波長変換材料および反射ミラーが別体
である場合に比べてレーザー装置の小型化を図ることが
できる。
第1および第2の反射ミラーとが一体化されるので、固
体レーザー材料,波長変換材料および反射ミラーが別体
である場合に比べてレーザー装置の小型化を図ることが
できる。
【図1】この発明の一実施例のレーザー装置の構成を示
す概略側面図である。
す概略側面図である。
【図2】図1のレーザー装置の製造方法を示す工程順側
面図である。
面図である。
【図3】図1のレーザー装置の製造方法を示す工程順側
面図である。
面図である。
【図4】従来例のレーザー装置の構成例を示す側面図で
ある。
ある。
1 固体レーザー材料 2 平面反射ミラー 3 波長変換材料 4 平面反射ミラー 5 硬化収縮性接着剤 6 凹溝 7 半導体レーザー 9 接合面
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−311076(JP,A) 特開 平4−320078(JP,A) 特開 平3−256383(JP,A) 特開 昭64−82683(JP,A) 実開 昭62−43316(JP,U) 実開 平1−166301(JP,U) 特公 昭43−6576(JP,B1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01S 3/108 - 3/109 G02F 1/37 H01S 3/08
Claims (1)
- 【請求項1】 一面に第1の反射ミラーが形成される板
状の固体レーザー材料と一面に第2の反射ミラーが形成
される板状の波長変換材料との少なくとも一方の他面の
レーザー発振領域の外側位置に凹溝を形成し、この凹溝
に硬化収縮性接着剤を充填した後、前記固体レーザー材
料および前記波長変換材料の他面どうしを接触させ、前
記硬化収縮性接着剤を硬化させることを特徴とするレー
ザー装置の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28888791A JP3234259B2 (ja) | 1991-11-05 | 1991-11-05 | レーザー装置の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28888791A JP3234259B2 (ja) | 1991-11-05 | 1991-11-05 | レーザー装置の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05129699A JPH05129699A (ja) | 1993-05-25 |
JP3234259B2 true JP3234259B2 (ja) | 2001-12-04 |
Family
ID=17736063
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP28888791A Expired - Fee Related JP3234259B2 (ja) | 1991-11-05 | 1991-11-05 | レーザー装置の製造方法 |
Country Status (1)
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---|---|
JP (1) | JP3234259B2 (ja) |
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---|---|---|---|---|
JP4099573B2 (ja) * | 2002-06-26 | 2008-06-11 | ソニー株式会社 | 光学素子、光出射装置及び光学素子の製造方法 |
JP2010032568A (ja) * | 2008-07-25 | 2010-02-12 | Shimadzu Corp | 光学素子および光学素子の製造方法 |
WO2011074215A1 (ja) * | 2009-12-14 | 2011-06-23 | パナソニック株式会社 | 波長変換レーザ光源、光学素子及び画像表示装置 |
-
1991
- 1991-11-05 JP JP28888791A patent/JP3234259B2/ja not_active Expired - Fee Related
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---|---|
JPH05129699A (ja) | 1993-05-25 |
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