JP3234195U - おむつ - Google Patents

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Abstract

【課題】寝たきりの人や身体の不自由な人のし尿処理を効果的に行うおむつを提供する。【解決手段】開口部が設けられた股下領域、腹部領域、および背部領域を有する本体12と、腹部領域の裏面に取り外し可能に配置されたV形横断面の主部14aを有する吸収体14とを備え、主部の裏面の側が耐水性被覆材14bで覆われ、耐水性被覆材の下部分が、主部の下端を超えて開口部まで延びており、主部の左右端に、主部の上端から下端に向かって主部の方へ徐々に接近するように傾斜付けするための傾斜部がそれぞれ設けられている。【選択図】図4

Description

本考案は一般に、おむつに関する。より詳細には、本考案は、寝たきりの人や身体の不自由な人のし尿処理を効果的に行うおむつに関する。
寝たきりの人や身体の不自由な人のし尿処理は、本人にとっても介護者にとっても昼夜を問わず日常的に発生する切実な問題である。従来、寝たきりの人や身体の不自由な人のし尿処理は、おむつを常時装着することによって行われている。
しかしながら、従来のおむつは、排泄されたし尿を一定時間(おむつを交換するまで)おむつ内に保持するように構成されているため、おむつ装着者に不快感を抱かせるとともに、皮膚炎の原因にもなり得るという課題があった。
本考案は、このような状況に鑑みて開発されたものであって、寝たきりの人や身体の不自由な人のし尿処理を効果的に行うおむつを提供することを目的としている。
本願請求項1に記載のおむつは、開口部が設けられた股下領域、腹部領域、および背部領域を有する本体と、前記本体の前記腹部領域の裏面に取り外し可能に配置されたV形横断面の主部を有する吸収体とを備え、前記吸収体の前記主部の前記裏面の側が耐水性被覆材で覆われ、前記耐水性被覆材の下部分が、前記主部の下端を超えて前記開口部まで延びており、前記主部の左右端に、前記主部の上端から下端に向かって前記主部の方へ徐々に接近するように傾斜付けするための傾斜部がそれぞれ設けられていることを特徴とするものである。
本願請求項2に記載のおむつは、本願請求項1のおむつにおいて、上端が開放し、下端が閉鎖した筒状のし尿収容袋をさらに備え、前記し尿処理袋の前記上端が前記本体の前記開口部に取り外し可能に取り付けられていることを特徴とするものである。
本考案のおむつによれば、外面が耐水性被覆材で覆われ、左右端に傾斜部を設けた主部を有する吸収体を設けたことにより、尿が外部に漏れる可能性を最小限にしつつ、重力により尿を徐々に下降させて、し尿収容袋に導くように構成されているため、使用者に与える不快感を極力抑えることが可能になる。また、取り外し可能な、し尿処理袋を設けることにより、おむつの本体を繰り返し使用することが可能になる。
本考案の好ましい実施の形態に係るおむつが展開されている状態を示した平面図である。 吸収体を示した一連の図であって、図2(a)は、吸収体の斜視図、図2(b)は、吸収体の平面図、図2(c)は、吸収体を線2c‐2cの方向から見た図、図2(d)は、吸収体を線2d‐2dの方向から見た図、図2(e)は、図2(d)の線2e‐2eに沿って見た図である。 吸収体に取り付けられた傾斜部を示した図であって、図3(a)は、傾斜部が取り付けられた吸収体の上部を示した拡大斜視図、図3(b)は、図3(a)の線3b‐3bに沿って見た図、図3(c)は、おむつの使用時における吸収体を示した模式図である。 本体に吸収体が設置されている状態を示した展開図である。 本考案のおむつの使用例を示した模式図である。
次に、図面を参照して、本考案の好ましい実施の形態に係るおむつについて詳細に説明する。図1は、本考案の好ましい実施の形態に係るおむつが展開されている状態を示した平面図(図面の明瞭化のため、後述する吸収体14を図示せず)である。図1において全体として参照符号10で示されるおむつは、本体12を備えている。
本体12は、図1に示されるように、使用者の腹部から股間部を通って背部に延びる縦方向Xと、縦方向Xと直交する横方向Yとを有する。本体12は、おむつ10の使用時に使用者の股間部に位置する股下領域12bと、股下領域12bから腹部の側に位置する腹部領域12aと、股下領域12bから背部の側に位置する背部領域12cとの3つの領域に大別される。
本体12は、縦方向Xの中央部において横方向Yの内方にくびれた平面形状を有する(換言すると、股下領域12bは、腹部領域12aおよび背部領域12cよりも幅狭に形成されている)。本体12の背部領域12cの側縁部12c1には,ファスニングテープ12dが取り付けられている。腹部領域12aの外面(装着者の皮膚に接触しない側の面)には、ファスニングテープ12dを接着させるためのランディングテープ(図示せず)が配置されている。
股下領域12bには、便をし尿収容袋18に通すための開口部12eが設けられている。
腹部領域12aと背部領域12cは、おむつ10の装着時に、ファスニングテープ12dを対応するランディングテープに接触させることによって互いに接着され、一体になって使用者の腰回りに位置決めされることになる。
本体12の以上のような構成は、開口部12eが設けられている点を除いて、公知のおむつの構成と同様である。なお、本体12は、布や紙などの所望の材料で形成されている。
おむつ10はまた、吸収体14を備えている。図2は、吸収体14を示した一連の図である。吸収体14は、V形横断面で一定長さLの主部14aを有する。主部14aは、吸水性材料(例えば、吸水性の速乾性スポンジ)で形成されている。
主部14aの外面(装着者の皮膚に接触しない側の面)の全体は、耐水性被覆材14bで覆われている。より詳細に説明すると、耐水性被覆材14bは、上端14b1が主部14aの上端14a1とほぼ同じ個所に位置し、下端14b2が主部14aの下端14a2を超えた個所に位置し、左右端14b3が主部14aの左右端14a3を超えて、折り返し(14b4)た個所に位置するような大きさを有している。これにより、耐水性被覆材14bの下部分は、主部14aの外面に接触していないことになる(図2(e)参照)。耐水性被覆材14bとしては、公知の軟質プラスチック材料(いわゆるビニル材料)を使用してよい。
おむつ10はさらに、主部14aの左右端14a3に傾斜を設けるための傾斜部16を備えている。すなわち、傾斜部16は、図3(a)に示されるように、主部14aと実質的に同じ厚みを有し、主部14aの左右端14a3に、上端14a1から下端14a2に向かって主部14aの方へ徐々に接近する傾斜が設けられるような形状を有している。傾斜部16は、詳細には後述するように、主部14aに含まれた尿をし尿収容袋18に導く役目を果たす。傾斜部16は、主部14aと同じ材料で形成してよい。なお、し尿収容袋18は、上端が開放し、下端が閉鎖した筒状の形状を有しており、耐水性被覆材14bと同様の公知の軟質プラスチック材料(いわゆるビニル材料)で形成されている。
図4は、本体12に吸収体14が設置されている状態を示した展開図である。おむつ10は、本体12の腹部領域12aの裏面の適所に、耐水性被覆材14bの少なくとも下端14b2(好ましくは、耐水性被覆材14bの下部分)が開口部12e内に位置するように吸収体14の主部14aの外面を接触させて貼付することによって、使用時の状態になる。なお、吸収体14の主部14aの本体12への貼付は、ファスニングテープ/ランディングテープや両面感圧接着テープ(図示せず)などの公知の手段によって行われる。
以上のように構成されたおむつ10の使用例について説明する。図5は、おむつ10の使用例を示した模式図である。使用者の腹部に本体12の腹部領域12aを、使用者の背部に本体12の背部領域12cをあてがった状態で、ファスニングテープ12dを対応するランディングテープに接触させることによって、おむつ10を使用者の腰回りに装着する。その際、吸収体14の耐水性被覆材14bの少なくとも下端14b2が本体12の開口部12e内に位置するように注意する。そして、予め準備したし尿収容袋18の上端を本体12の開口部12eに取り外し可能な手段(たとえば、両面感圧接着テープ)によって取り付ける。一方、敷布団、マットレスなどの寝具(図示せず)に開口を設け、この開口に受け箱20を設置し、し尿収容袋18の下端を受け箱20に接続する。以上により、おむつ10の使用環境が整うことになる。
上記のような使用環境下において排尿されると、尿は吸収体14の主部14aに吸収される。その際、主部14aが耐水性被覆材14bで外面が覆われたV形横断面を有しているため、尿が主部14aの外部に漏れることは少なく、本体12が尿で汚れる可能性を最小限にすることができる。おむつ10の使用時には使用者が仰臥しているため、吸収体14は使用者の脚部の方へ下向きに傾斜している状態になる(図3(c)参照。図3(c)において、線B‐Bは使用者の身体の上面を表している)。これにより、主部14aに吸収された尿は、重力により徐々に下降して(図3(c)の白抜き矢印参照)、し尿収容袋18に至ることになる。
一方、上記のような使用環境下において排便されると、便は、本体12の開口部12eからし尿収容袋18に落下する。
し尿が収容されたし尿収容袋18は、定期的に本体12から取り外して廃棄され、本体12には新しいし尿収容袋18が取り付けられる。このようにして常時清潔な状態を保つことにより、使用者に快適な環境を提供することができる。
本考案は、以上の考案の実施の形態に限定されることなく、実用新案登録請求の範囲に記載された考案の範囲内で、種々の変更が可能であり、それらも本考案の範囲内に包含されるものであることはいうまでもない。
例えば、図示されている構成要素(本体12、吸収体14など)の寸法や細部の形状などは、単なる例示的なものであり、図示されているものに限定されるものではない。
10 おむつ
12 本体
12a 腹部領域
12b 股下領域
12c 背部領域
12d ファスニングテープ
12e 開口部
14 吸収体
14a 主部
14a1 上端
14a2 下端
14a3 左右端
14b 耐水性被覆材
14b1 上端
14b2 下端
14b3 左右端
14b4 折り返し
16 傾斜部
18 し尿収容袋
20 受け箱

Claims (2)

  1. 開口部が設けられた股下領域、腹部領域、および背部領域を有する本体と、
    前記本体の前記腹部領域の裏面に取り外し可能に配置されたV形横断面の主部を有する吸収体とを備え、
    前記吸収体の前記主部の前記裏面の側が耐水性被覆材で覆われ、前記耐水性被覆材の下部分が、前記主部の下端を超えて前記開口部まで延びており、
    前記主部の左右端に、前記主部の上端から下端に向かって前記主部の方へ徐々に接近するように傾斜付けするための傾斜部がそれぞれ設けられている
    ことを特徴とするおむつ。
  2. 上端が開放し、下端が閉鎖した筒状のし尿収容袋をさらに備え、
    前記し尿処理袋の前記上端が前記本体の前記開口部に取り外し可能に取り付けられていることを特徴とする請求項1に記載されたおむつ。
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