JP3233940U - 蚊用防除具 - Google Patents
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Abstract
【課題】銅イオンを十分に溶出でき、かつ簡単に設置できる蚊用防除具を提供する。【解決手段】 蚊用防除具は、屋外の水たまりに設置され、銅パイプ1を渦巻状に形成してなる。初期状態の銅パイプ1は平面的な渦巻状とされ、渦巻の中心側に位置する銅パイプ1の一端2を高さ方向に変位させると、立体的な渦巻状となる。防除具を雨水枡5の底に置くだけで設置できる。防除具は水に浸かり、銅パイプ1の外表面および内表面に水が接触する。銅イオンが多く溶出して、水中のボウフラが死滅する。【選択図】図4
Description
本考案は、雨水桝のような屋外の水たまりに発生するボウフラを駆除するための蚊用防除具に関する。
家の周りには、雨水桝などのような水たまりが存在する。このような屋外の水たまりには、ボウフラが生息し、蚊が発生する。蚊の防除のために、銅の抗菌作用を利用して、ボウフラを駆除することが行われている。特許文献1には、雨水桝に板、網、棒、管などの形状の銅部材が着脱可能に設けられた防除具が記載されている。銅部材が水に浸漬されることにより、銅イオンが溶出し、水中のボウフラが死滅する。
上記の銅部材の形状では、雨水桝で使用できる大きさが限定され、水に接触する表面積が銅イオンによる抗菌作用の効果を十分に発揮させることができない。また、銅部材の取付も困難である。そこで、本考案は、上記に鑑み、銅イオンを十分に溶出でき、かつ簡単に設置できる蚊用防除具の提供を目的とする。
本考案の蚊用防除具は、屋外の水たまりに設置され、銅パイプを渦巻状に形成してなるものである。そして、渦巻の中心側に位置する銅パイプの一端が高さ方向に変位可能とされ、初期状態の銅パイプは平面的な渦巻状とされる。
銅パイプの一端を高さ方向に変位させると、立体的な渦巻状となり、深い水たまりの底に置くだけで、設置が容易となる。そして、防除具は水に浸かり、銅イオンが溶出して、水中のボウフラが死滅する。
本考案によると、防除具を渦巻状の銅パイプから形成することにより、水との接触面積が増え、銅イオンの溶出量が増え、抗菌作用を高めることができる。
本考案に係る蚊用防除具の実施形態を図1、2に示す。蚊用防除具は、銅パイプ1を渦巻状に形成したものであり、屋外の水たまりに設置される。銅パイプ1は、銅製あるいは銅合金製の直径6〜16mm、孔径4〜14mmのパイプであり、旋回するにつれて中心から遠ざかるように銅パイプ1の一端から曲げ加工されて、銅パイプ1の他端が外周にくる渦巻状に形成される。
この防除具は、図2に示すように、初期状態では平面的な渦巻状とされる。このとき、渦巻の中心側にある銅パイプ1の一端2が高さ方向に変位可能とされる。このように扁平な防除具は嵩張らないので、持ち運びが容易であり、積み重ねて保管することが可能である。
そして、銅パイプ1の一端2を引き上げて、一端2を高さ方向に変位させると、図3に示すように、一端2が上側、他端3が下側に位置する立体的な渦巻状になる。このような下側が大径となる防除具を水たまりに置くので、安定して設置でき、水が流入してきても、水たまり内を移動するだけで、倒れることはない。したがって、一度設置すれば、長く抗菌作用を発揮させることができる。
図4に示すように、水たまりの一つである雨水桝5内に防除具を設置する。図中、6は流入口、7は排出口、8は蓋である。このように、防除具を雨水桝5の底に置くだけで、簡単に設置できる。銅パイプ1の一端2を持って置くことにより、深い所でも設置が容易となる。防除具は、雨水桝5に溜まっている水に浸かる。銅パイプ1から銅イオンが溶出し、抗菌作用が発揮され、ボウフラを死滅させることができる。
そして、銅パイプ1を使用することにより、外表面だけでなく内表面も水に浸かるので、水との接触面積が増える。しかも、防除具を渦巻状に形成しているので、雨水桝5に入れた場合、直線状のものに比べて、水との接触面積を増やすことができる。したがって、銅イオンの溶出量が多くなり、抗菌作用が高まる。
ところで、雨水枡5に土砂などの沈殿物が溜まってくると、防除具の下部が覆われる。しかし、防除具の上端が排水口7よりも上側に位置していると、防除具の上部は沈殿物に覆われず、水に浸かる。そこで、排水口7の位置に応じて銅パイプ1の一端を変位させ、防除具の上端が排水口7よりも上側に位置させる。したがって、防除具は必ず水に浸かり、銅パイプ1から銅イオンが溶出して、ボウフラを死滅させることができる。
なお、本考案は、上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の範囲内で上記実施形態に多くの修正および変更を加え得ることは勿論である。防除具を設置できる水たまりとして、雨水桝以外に手水鉢、バケツ、タンクなどがある。植木鉢の皿のような底が浅い水たまりに設置する場合、初期状態の防除具、すなわち扁平な防除具を水たまりに設置すればよい。防除具全体が水に浸かる。
1 銅パイプ
2 一端
3 他端
5 雨水枡
6 流入口
7 排水口
8 蓋
2 一端
3 他端
5 雨水枡
6 流入口
7 排水口
8 蓋
Claims (3)
- 屋外の水たまりに設置される蚊用防除具であって、銅パイプを渦巻状に形成してなることを特徴とする蚊用防除具。
- 渦巻の中心側に位置する銅パイプの一端が高さ方向に変位可能とされたことを特徴とする請求項1記載の蚊用防除具。
- 初期状態の銅パイプは平面的な渦巻状とされることを特徴とする請求項1または2記載の蚊用防除具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2021002569U JP3233940U (ja) | 2021-07-01 | 2021-07-01 | 蚊用防除具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2021002569U JP3233940U (ja) | 2021-07-01 | 2021-07-01 | 蚊用防除具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3233940U true JP3233940U (ja) | 2021-09-09 |
Family
ID=77549826
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2021002569U Active JP3233940U (ja) | 2021-07-01 | 2021-07-01 | 蚊用防除具 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3233940U (ja) |
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2021
- 2021-07-01 JP JP2021002569U patent/JP3233940U/ja active Active
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Legal Events
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