JP3233898U - インク浸透式多色スタンプ - Google Patents
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Abstract
【課題】これまでのインク浸透式スタンプは1色のインクで捺印されており、色の変化に乏しかった。これまでにも多色スタンプは考案されているが、何れも手間がかかり生産性が悪いため、価格が高く、販売されているものがほとんど無い状況である。一度に多色が捺せ、デザインの自由度が高いインク浸透式多色スタンプを提供する。【解決手段】インクを含んだスタンプ材相互の間隔を空けてスタンプホルダ5に接着することでインクの混ざり合いを防ぐ構造とした。これにより、スタンプを多色化して製造することが簡易になるため、生産性が高まり安価に提供出来るようになる。【選択図】図1
Description
本考案は、複数の色が一度に捺せるインク浸透式スタンプに関するものである。
現在作られているスタンプはスタンプ台を使用するゴム印やインキ浸透式スタンプでも黒や赤などの色インキを使った単色のものがほとんどである。僅かに2色に色分けしたインク浸透式スタンプがあるが色分割位置が定められておりデザインの自由度が低かった。
過去考案の多色スタンプもあるが、構造が複雑であったり色が混ざり合わないように隔壁を設ける構造であったりするため大きな手間がかかり、一個一個違うデザインで作るスタンプには適しておらず販売もほとんどされていなかった。
過去考案の多色スタンプもあるが、構造が複雑であったり色が混ざり合わないように隔壁を設ける構造であったりするため大きな手間がかかり、一個一個違うデザインで作るスタンプには適しておらず販売もほとんどされていなかった。
一度に多色が捺せ、デザインの自由度が高いスタンプを簡易につくるための製造方法を提供する。
本考案のスタンプは、デザインに合わせて色別に切り分けた多孔質スタンプ材にインクを浸透させ、色別のスタンプ材相互の間隔をインクが混ざり合わないように1mm程空けてスタンプホルダに接着することを特徴とする。
本考案のスタンプでは、隣り合うインクが混ざり合うのを防ぐための隔壁や、隣接部を加熱シールしてインク止めにするなどの加工が必要なく、隣り合う色のスタンプ材との間隔を空けることでインクの混ざり合いが防げるので、必要な設備や材料が不要となり製造が容易で、納期短縮とコストの低減が図れる。さらに、従来の考案では色分けは直線で区切っていたが、この製法では曲線や円弧などで区切ることもできるのでデザインの自由度が高いスタンプを提供することができる。
フラッシュ光により発熱硬化する多孔質のスタンプ材を使用して、スタンプデザイン例8を4色に色分けする場合、それぞれの文字・図柄が色別になるように、スタンプ材1と、スタンプ材2と、スタンプ材3とスタンプ材4とに分かれるように、それぞれ図形の中間位置6で切り分ける。
切り分けたスタンプ材に、スタンプデザイン8をプリントしたフィルム9を重ね、フラッシュ光12を当てることで、文字・図柄以外の場所が発熱・硬化して印面を形成する。
印面が焼き付けられたスタンプ材1A、2A、3A、4Aにインクを浸透させ、スタンプホルダ5に接着する。この時、互いのスタンプ材が接触しないように1mm以上の空間7を空けて接着する。
ここでは4色に色分けする例を示したが、同様の方法で色分割数の増減が出来る。
スタンプ材の切り分けは直線カッターや超音波カッターなどを使うことで、複雑な形状でも切り分けることが出来る。
切り分けたスタンプ材に、スタンプデザイン8をプリントしたフィルム9を重ね、フラッシュ光12を当てることで、文字・図柄以外の場所が発熱・硬化して印面を形成する。
印面が焼き付けられたスタンプ材1A、2A、3A、4Aにインクを浸透させ、スタンプホルダ5に接着する。この時、互いのスタンプ材が接触しないように1mm以上の空間7を空けて接着する。
ここでは4色に色分けする例を示したが、同様の方法で色分割数の増減が出来る。
スタンプ材の切り分けは直線カッターや超音波カッターなどを使うことで、複雑な形状でも切り分けることが出来る。
以下、添付図面に従って実施例を説明する。
図1は、スタンプホルダ5に、インクを浸透させ色別に切り分けたスタンプ材1Bとスタンプ材2Bと、スタンプ材3Bとスタンプ材4Bが接着されている状態を表す。
図2は、作製しようとするスタンプのデザイン例8で、8a、8b、8c、8d、の4色に色分けする。
図3は、デザインに合わせて切り分けたスタンプ材1、2、3、4と、その上に重ねて置くためのデザインをプリントしたフィルム9を表す。
図4は、スタンプ材の上にフィルム9を重ね、上からフラッシュランプ11で、フラッシュ光12を当てる状態を表す。文字・図柄10以外の部分を通過したフラッシュ光12は、スタンプ材1、4の表面で発熱し表面を溶かし膜面が形成される。
図5は、文字・図柄以外のところに膜面が形成された状態を表す。
図6は、スタンプホルダ5に、色別にインクを浸透させたスタンプ材1B、2B、3B、4Bを接着した状態を表す正面図。このとき、各スタンプ材はスタンプ材隣接空間7を1mm以上空けて接着する。
図7は、側面図で、スタンプホルダ5に、スタンプ材1Bとスタンプ材4Bが、スタンプ材隣接空間7を空けて接着されている。この隣接空間があることで、スタンプ材1Bと、スタンプ材4Bが接触しないのでのインクが混ざり合うことが無い。
図1は、スタンプホルダ5に、インクを浸透させ色別に切り分けたスタンプ材1Bとスタンプ材2Bと、スタンプ材3Bとスタンプ材4Bが接着されている状態を表す。
図2は、作製しようとするスタンプのデザイン例8で、8a、8b、8c、8d、の4色に色分けする。
図3は、デザインに合わせて切り分けたスタンプ材1、2、3、4と、その上に重ねて置くためのデザインをプリントしたフィルム9を表す。
図4は、スタンプ材の上にフィルム9を重ね、上からフラッシュランプ11で、フラッシュ光12を当てる状態を表す。文字・図柄10以外の部分を通過したフラッシュ光12は、スタンプ材1、4の表面で発熱し表面を溶かし膜面が形成される。
図5は、文字・図柄以外のところに膜面が形成された状態を表す。
図6は、スタンプホルダ5に、色別にインクを浸透させたスタンプ材1B、2B、3B、4Bを接着した状態を表す正面図。このとき、各スタンプ材はスタンプ材隣接空間7を1mm以上空けて接着する。
図7は、側面図で、スタンプホルダ5に、スタンプ材1Bとスタンプ材4Bが、スタンプ材隣接空間7を空けて接着されている。この隣接空間があることで、スタンプ材1Bと、スタンプ材4Bが接触しないのでのインクが混ざり合うことが無い。
1 スタンプ材 A
1A 文字・図柄焼付けスタンプ材 A
1B インク浸透済みスタンプ材 A
2 スタンプ材 B
2A 文字・図柄焼付けスタンプ材 B
2B インク浸透済みスタンプ材 B
3 スタンプ材 C
3A 文字・図柄焼付けスタンプ材 C
3B インク浸透済みスタンプ材 C
4 スタンプ材 D
4A 文字・図柄焼付けスタンプ材 D
4B インク浸透済みスタンプ材 D
5 スタンプホルダ
6 スタンプ材切り分け位置
7 スタンプ材隣接空間
8 スタンプデザイン例
8a スタンプデザイン a色
8b スタンプデザイン b色
8c スタンプデザイン c色
8d スタンプデザイン d色
9 スタンプデザインをプリントしたフィルム
10 文字・図柄
11 フラッシュランプ
12 フラッシュ光
1A 文字・図柄焼付けスタンプ材 A
1B インク浸透済みスタンプ材 A
2 スタンプ材 B
2A 文字・図柄焼付けスタンプ材 B
2B インク浸透済みスタンプ材 B
3 スタンプ材 C
3A 文字・図柄焼付けスタンプ材 C
3B インク浸透済みスタンプ材 C
4 スタンプ材 D
4A 文字・図柄焼付けスタンプ材 D
4B インク浸透済みスタンプ材 D
5 スタンプホルダ
6 スタンプ材切り分け位置
7 スタンプ材隣接空間
8 スタンプデザイン例
8a スタンプデザイン a色
8b スタンプデザイン b色
8c スタンプデザイン c色
8d スタンプデザイン d色
9 スタンプデザインをプリントしたフィルム
10 文字・図柄
11 フラッシュランプ
12 フラッシュ光
Claims (2)
- 色別にインクを浸透させた多孔質スタンプ材を、隣り合う別の色のスタンプ材との間隔を1mm程空けてスタンプ材支持具に接着することで、異なる色のインクが混ざり合うことがなく、一度に複数の色で捺印できることを特徴とするスタンプ。
- 前記スタンプは、フラッシュ光の熱で文字や図形を焼き付ける多孔質スタンプ材を使用して作成し、焼き付け後にデザインに合わせて色別に切り分けることと、焼き付け前に切り分けることが選択できることを特徴とする請求項1に記載のスタンプ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2021002537U JP3233898U (ja) | 2021-06-30 | 2021-06-30 | インク浸透式多色スタンプ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2021002537U JP3233898U (ja) | 2021-06-30 | 2021-06-30 | インク浸透式多色スタンプ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3233898U true JP3233898U (ja) | 2021-09-09 |
Family
ID=77549779
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2021002537U Active JP3233898U (ja) | 2021-06-30 | 2021-06-30 | インク浸透式多色スタンプ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3233898U (ja) |
-
2021
- 2021-06-30 JP JP2021002537U patent/JP3233898U/ja active Active
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R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
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