JP3233824U - マスク開閉装置 - Google Patents

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憲一 宅間
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Abstract

【課題】マスクを装着したまま会食時等に、手動でマスクを開閉する作業が不要になるマスク開閉装置を提供する。【解決手段】マスク開閉装置は、着衣に固定するための胸元固定部3、マスク下部7を把持するマスク把持部1、胸元固定部3とマスク把持部1を連結し、マスク把持部1の位置を調整する自在アーム部2より構成され、マスクを装着したまま、マスクの下部7を把持し、把持する位置を固定する事により、飲食時の頭部の上下の動きでマスクのずり上げ、ずり下げを行い、飲食のための口回りを露出させる動作を自動的に行い、マスク会食を簡単に行うことができる。【選択図】図3

Description

本考案は、会食時等に、マスクを装着したまま、手動でマスクを開閉する作業が不要になるマスク開閉装置に関するものである。
感染症対策として、飲食時もマスク着用が推奨されている。実際マスクを着用して会食し、飲食時はマスクを外し、会話する際はマスクを付けるという作業は、感染症予防に有効とされている。
感染症対策として、マスク会食が推奨されてはいるが、実際マスクを付けたり外したりの会食を完ぺきにこなすのは困難である。
実登3229085
ここで特許文献1にこの問題を解決するためのマスクが考案されている。マスクの下部をめくり飲食し、手を離すと形状保持部の重さでマスクの下部が自動で元に戻るしくみである。こうすれば飲食する際はマスクをめくり、手を離せば元に戻るので、マスクを装着したまま会食できるので、マスクを付け外しする煩わしさは解消できるかもしれない。
しかし特許文献1にあるマスクであっても、手動でマスクをめくる作業は必要で、飲食をしながら、また飛沫が飛び交う状態で、素手でマスクをめくる動作は、感染予防上好ましくなく、マスクが外側にめくられるため、飛沫を付着させやすいという問題もあった。
本考案は、上述した技術が有する課題に鑑みなされたものであって、その目的として、手動でマスクを開閉する作業が不要になるマスク開閉装置を提供する事を目的とする。
本考案は、1から5の構成による。
1、 本装置を着衣の胸元に固定する胸元固定部、マスク下部を把持し、頭部の上下動によりマスクをずり上げ下げするマスク把持部、胸元固定部とマスク把持部を連結し、使用時にマスク把持部の位置を調節し固定するための自在アーム部を有するマスク開閉装置
2、 マスク下部に把持されたマスク把持部が、マスクを把持した垂直状態から顔面の外側に回転し水平状態で止まるようストッパーを有するマスク開閉装置
3、 マスク開閉装置が飲食の邪魔にならないよう左右利き手に合わせ自在アームの向きが変えられるマスク開閉装置
4、 装置を携帯するため、胸元固定部と自在アーム部が取り外しできるマスク開閉装置
5、 本装置が、体格に合わせマスク把持部の位置を調整できるように、自在なアーム部を有するマスク開閉装置
本考案によれば、手を使わずに飲食をするために頭部を上下動する動作で、マスクを開閉する事ができる。
図1は、マスク開閉装置の概要を示した図である。 図2は、マスク開閉装置を装着し頭部を水平にした状態である。 図3は、マスク開閉装置を装着し飲食の為に頭部を下方に向けた状態を示した図である。 図4は、マスク把持部の説明図である。 図5は、胸元固定部の説明図である。
本考案は、一般の不織布マスクの下部を、マスクを装着した状態で、頭部の上下動に合わせてずり上げ下げを行うことができるマスク開閉装置である。
以下、本考案に係るマスク開閉装置の実施形態について、図面を参照して詳細に説明する。
図1は本装置の概要を示した図であり、本装置が着衣に固定するため必要な胸元固定部3、マスク下部7を把持しマスクをずり上げ下げを行うマスク把持部1、胸元固定部3とマスク把持部1を連結し、マスク把持部1が頭部が水平状態のときにマスク把持部1を固定する位置を調整する為の自在アーム部2で構成されている
図2は、実際にマスク開閉装置を装着した状態である。マスク自体は市販の不織布マスク等で、マスクを装着した状態で本装置の胸元固定部3を胸元の着衣のシャツ等にはさみ固定する。
胸元に固定された本装置は、自在アーム部2によりマスク把持部1が、頭部が自然にまっすぐ前を向いた状態でマスクの下部端7にマスク把持部1がマスク下端部7を把持し、8部が上を向く形で垂直状態になる位置になるよう調整し。本装置が装着される。
図3は、本装置が稼働しマスクをずり上げる状態を示したものである。
図2により本装置が装着した状態で、飲食するため頭部が顎を引いた状態で下を向くと、マスク把持部1がマスク下部端7を把持した状態で顔面の外側にマスク把持部の8部を支点に90度程度回転し、マスク下端部7をずり上げ、飲食の為の口回りが鼻下程度まで露出し飲食できるようになる。
図2、図3の状態を繰り返すことにより、頭部が飲食の為下を向くとマスクがずり上がり、会話の為頭部を水平にするとマスクが戻り、手を使うことなく自動的にマスクが開閉される事になる。
図4は、マスク把持部1の詳細図面である。2枚の板状のものが、11を支点に稼働するように連結されており、ばねにより8部が閉じるようにテンションがかかっており9と4を手指でつかむと8部が開く構造になっており、マスク下部7を把持できるようになっている。
マスク把持部1は、図のようにチューブ10がありそのチューブ10に自在アーム部の端部が挿入され、アーム端部とマスク把持部1は稼働するようになっている。
またマスク把持部1は、チューブ10の両側にマスク把持部1が移動しないようにストッパー12、4がついており、ストッパー4は手指で取り外し可能で、形状が穴がある部分から片側に腕部が伸びており、マスク把持部1が回転するのを制御できるようになっており、マスク7を把持して回転する際マスクが裏返らないよう90度以内で止める役割を果たす。
図5は、胸元固定部3の詳細図面である。2枚の板状のものがC状のばね13により連結されており、16部側にテンションがかかっており、14と15を手指で挟むと16部が開く構造になっており、開襟シャツ、Tシャツ等の胸元に挟み固定できる。
中心部分には自在アーム部2の端部を固定するための穴6があり、穴6の直角側に貫通するねじ山が設けられており、ねじ5を締めることにより自在アーム部2を固定する事ができる。ねじ5を緩めることにより、自在アーム部2が取り外され、携帯しやすいようになる。
また胸元固定部3には、両側に図のような穴18が開いており、ハイネックな着衣で胸元に挟めない場合、安全ピン等で固定できるようになっている。
本考案のマスク開閉装置は、飲食産業における開発現場、調理現場の作業時の使用も想定される。
1 マスク把持部
2 自在アーム部
3 胸元固定部
図4は、マスク把持部1の詳細図面である。2枚の板状のものが、11を支点に稼働するように連結されており、ねじりばね19により8部が閉じるようにテンションがかかっており9と17を手指でつかむと8部が開く構造になっており、マスク下部7を把持できるようになっている。

Claims (5)

  1. 本装置を着衣の胸元に固定する胸元固定部、マスク下部を把持し、頭部の上下動によりマスクをずり上げ下げするマスク把持部、胸元固定部とマスク把持部を連結し、使用時にマスク把持部の位置を調節し固定するための自在アーム部を有するマスク開閉装置
  2. マスク下部に把持されたマスク把持部が、マスクを把持した垂直状態から顔面の外側に回転し水平状態で止まるようストッパーを有するマスク開閉装置
  3. マスク開閉装置が飲食の邪魔にならないよう左右利き手に合わせ自在アームの向きが変えられるマスク開閉装置
  4. 装置を携帯するため、胸元固定部と自在アーム部が取り外しできるマスク開閉装置
  5. 本装置が、体格に合わせマスク把持部の位置を調整できるように、自在なアーム部を有するマスク開閉装置
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7174368B1 (ja) * 2022-01-07 2022-11-17 伊東 聖行貴 フェイスガード

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