JP3233701U - 固定具 - Google Patents

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啓豐 曾
啓豐 曾
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▲シン▼群企業股▲ふん▼有限公司
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Abstract

【課題】初期に発生する補助的ドリル切削作用を利用し、螺設時のドリル切削の抵抗とトルクを減らし、螺設スピードを高め、固定効果を大幅に高める固定具を提供する。【解決手段】ネジ頭部31から延びる軸体32の表面に、先端部と間隔をあけて設置された第一切削ユニット、および第一切削ユニットとネジ頭部間に位置する第二切削ユニットを設け、第一切削ユニットは、複数の案内凸部を有し、各案内凸部の両端の第一上先端点と第一下先端点は、その両側に位置するネジ山331と連接せず、第二切削ユニットは、複数の凸条を有し、各凸条の両端の第二上先端点と第二下先端点は、その両側に位置するネジ山と連接せず、第二切削ユニットと第一切削ユニットとは相互に間隔があき、案内凸部と凸条との間には隙間が開き、複数の隙間が連通して納置溝槽を形成する。【選択図】図5

Description

本考案は、固定具、特に、ネジに関する。
図1に示すとおり、公知のネジ1は、ネジ頭部11、ネジ頭部11から延びる軸体12、および軸体12の表面に螺旋状に設置され複数のネジ山131から構成されるネジ山段13を含む。
軸体12は、ネジ頭部11とは反対側に先端部121を有する。
ネジ1が物品2に螺設される時、先端部121はネジ頭部11が駆動されることで、物品2に対して螺挿作用を起こし、ネジ山段13を物品2の内部に螺挿して行くことで、ネジ1の螺設定位効果を達成する。
しかしながら、実際使用すると、公知のネジ1が物品2に螺挿していく過程において、先端部121と複数のネジ山131が物品2に対してドリルロックで固定するが、先端部121が錐体尖状の形態であることから考えて、螺設時、押圧する駆動力に拠って、強制的に先端部121が物品2内に押圧されて進んでいく。
このように物品2と先端部121が最初に接触する時、ドリル切削作用ではなく、押出し作用を受けて後に続く回転ロックで進む複数のネジ山131に対して強い抵抗力を生み、且つ螺設する時に発生する切屑もまた押し出された抵抗力の中でスムーズに排除できない。
すると、ネジ1のドリルロックのトルクが増すだけでなく、ネジ1の螺設過程において、物品2内にスムーズでスピーディに進入できなくなり、螺設作業に影響を与え、同時に物品2にネジ1が強制的に押圧されて進んだ時、物品2に亀裂が発生することもあるため、改善が必要である。
初期に発生する補助的ドリル切削作用を利用し、螺設時のドリル切削の抵抗とトルクを有効的に減らし、螺設スピードを高め、更に固定効果を大幅に高める固定具を提供することを本考案の目的とする。
本考案は、ネジ頭部、前記ネジ頭部から延びた軸体、および前記軸体の表面に螺旋状に設置された複数のネジ山で構成されるネジ山段を含み、任意の隣接する前記ネジ山の間にはネジ山ピッチを形成し、前記軸体は前記ネジ頭部と相反する側に先端部を有する固定具に関し、前記軸体の表面には、前記先端部と間隔をあけて設置された第一切削ユニット、および前記第一切削ユニットと前記ネジ頭部間に位置する第二切削ユニットを設け、前記第一切削ユニットは、互いに周方向に間隔をあけて前記軸体の表面に凸設された少なくとも二個の案内凸部を有し、前記各案内凸部には相互に反対側の先端に第一上先端点と第一下先端点を成形し、且つ前記第一上先端点と前記第一下先端点は、前記第一上先端点と前記第一下先端点の両側に位置する前記ネジ山と連接せず、前記第二切削ユニットは、互いに周方向に間隔をあけて前記軸体の表面に凸設された少なくとも二個の凸条を有し、前記各凸条は、相互に反対側の先端に第二上先端点と第二下先端点を成形し、且つ前記第二上先端点と前記第二下先端点は、前記第二上先端点と前記第二下先端点の両側に位置する前記ネジ山と連接せず、前記第二切削ユニットと前記第一切削ユニットとは相互に間隔があき、同時に前記複数の案内凸部と前記複数の凸条との間には隙間が開き、且つ前記複数の隙間が連通して納置溝槽を形成する。
前記複数の案内凸部は、前記軸体の中心線に対して傾斜していることがある。
前記複数の凸条は、前記軸体の中心線に対して傾斜していることがある。
好ましくは、前記第一切削ユニットの案内凸部と前記第二切削ユニットの凸条は互い違いに配列して設置されている。
好ましい実施例では、前記第一切削ユニットが前記ネジ山と交差する方向に延長設置されて、前記各案内凸部は前記ネジ山段の中の少なくとも一個のネジ山を跨ぎ、前記第二切削ユニットが前記ネジ山と交差する方向に延長設置されて、前記各凸条は前記ネジ山段の中の少なくとも一個のネジ山を跨いでいる。
本考案によれば、螺設初期、第一切削ユニットが先端部を補助するので、ドリルロックする物品に対してドリル切削位置を定位させやすく、初期のドリル切削作用が発生し、且つ複数の凸条がネジ山段と共に軸体を継続して物品に進入し、この結果、螺設速度を向上させ、ドリル切削トルクを下げ、且つドリル回転切削で発生した切屑は納置溝槽へクズが排出され、同時に納置溝槽は一部の切屑をその中に納置し、螺設定位後の固定具と物品間の締付け力が増し、スピーディな螺設効果を達成する。
公知のネジの使用状態における側面図である。 本考案の第一実施形態を示す固定具の側面図である。 図2の要部拡大図である。 本考案の第二実施形態を示す固定具の側面図である。 図3の要部拡大図である。 本考案の第三実施形態を示す固定具の側面図である。 図4の要部拡大図である。 本考案の第四実施形態を示す固定具の側面図である。 図5の要部拡大図である。 本考案の第四実施形態を示す固定具の使用状態における側面図である。
以下、本考案の実施形態を図面を参照する等して説明する。なお、本考案は、以下の実施形態に限定されないことはいうまでもない。
[第一実施形態]
図2および図2Aは、本考案の第一実施形態を示す。
本実施形態において、固定具3は、ネジ頭部31、ネジ頭部31から延びる軸体32、および軸体32の表面に螺旋状に設置された複数のネジ山331から成るネジ山段33を含む。
任意の隣接するネジ山331の間はネジ山ピッチPを形成し、軸体32はネジ頭部31と相反する先端部321を有し、且つ軸体32は中心線αを有する。
軸体32の表面には、先端部321と間隔を開けて設置する第一切削ユニット34、および第一切削ユニット34とネジ頭部31間に位置する第二切削ユニット35を設ける。
第一切削ユニット34は、互いに周方向に間隔をあけて軸体32の表面に凸設する少なくとも二個の案内凸部341を有する。各案内凸部341は、ネジ山段33のネジ山331と交差する方向に延び、同時に、各案内凸部341の相互に反対の先端に第一上先端点341aと第一下先端点341bが成形され、且つ第一上、下先端点341a、341bは第一上、下先端点341a、341b両側のネジ山331と連接しない。
第二切削ユニット35は、互いに周方向に間隔をあけて軸体32の表面に凸設する少なくとも二個の凸条351を有する。各凸条351は、ネジ山段33のネジ山331と交差する方向に延び、同時に、各凸条351は相互方向に第二上先端点351aと第二下先端点351bが成形され、且つ第二上、下先端点351a、351bは第二上、下先端点351a、351bの両側に位置するネジ山331と連接しない。
このため、第二切削ユニット35と第一切削ユニット34とは相互に間隔があき、同時に複数の案内凸部341と複数の凸条351との間には、両側のネジ山331に連接しないことから複数の隙間cが形成され、且つ複数の隙間cは直線連通ではない。また、複数の隙間cが互いに連通して納置溝槽dが形成される。
本実施形態において、第一切削ユニット34の案内凸部341と第二切削ユニット35の凸条351は互い違いに配列して設置され、且つ第一切削ユニット34が複数のネジ山331の間に延長設置される時、各案内凸部341はネジ山段33のうち、少なくとも一個のネジ山331を跨いでいる。
また第二切削ユニット35が複数のネジ山331の間に延長設置される時、各凸条351はネジ山段33のうち、少なくとも一個のネジ山331を跨いでいる。
同時に、複数の案内凸部341と複数の凸条351は中心線αに対して平行に軸体32表面に成形される。
[第二実施形態]
図3及び図3Aは、本考案の第二実施形態を示す。
第二実施形態では、複数の案内凸部341は、中心線αに対して傾斜して軸体32の表面に成形され、複数の凸条351は中心線αに対して平行に軸体32上に設置される。
その他の構成は、第一実施形態と同様なので、共通する部分には共通する符号を付して、詳細な説明を省略する。
[第三実施形態]
図4及び図4Aは、本考案の第三実施形態を示す。なお、第一実施形態と同様の構造については詳細な説明を省略する。
第三実施形態では、複数の案内凸部341は、中心線αに対して平行に軸体32表面に成形され、複数の凸条351は中心線αに対して傾斜して軸体32表面に成形される。
[第四実施形態]
図5及び図5Aは、本考案の第四実施形態を示す。
第四実施形態では、複数の案内凸部341と複数の凸条351は、すべて同じく中心線αに対して傾斜して軸体32の表面に設置される。
その他の構成は、第一実施形態と変わるところはない。
以下、第四実施形態の固定具3を例にして、固定具3のねじ込み動作について説明する。
図6に示すとおり、使用時、先ず先端部321を物品4上に当接し、駆動工具(図未提示)によってネジ頭部31に対してねじり駆動力を与え、先端部321がねじり駆動力の動きによって物品4内に螺挿される。この時、複数の案内凸部341は先端部321を定位支点として作用し、先端部321の物品4に対して発生する回転切断動作を助ける。複数の案内凸部341の間隔があいていることにより、複数の案内凸部341が物品4に接触した時、即座にドリル切削作用が発生し、これらに拠って先端部321はほぼ抵抗力作用がない状態で、スムーズに物品4内に進入する。
更にねじり駆動力が継続すると、複数の案内凸部341と互違いに配置した複数の凸条351の組合わせによって、複数のネジ山331の継続螺設作業を補助し、複数の案内凸部341がドリル切削して発生した切屑に対して適する押圧と切削を行う。そして、この切屑が複数のネジ山331箇所にまとわりつくのを防ぎ、複数のネジ山331の初期螺設で物品4内に螺挿されていく速度を有効に高め、同時に複数の隙間cと複数の納置溝槽dによってドリル切削時に発生する切屑が外向きにスムーズに排出されるだけでなく、更に一部の切屑がその中に納置される。これらに拠って、螺設定位後の固定具3と物品4間の締付け力が増す。
初期のドリル切削のスムーズさを有効に高め、ドリル切削時の抵抗力とトルクを減らすことに加えて、更に固定具3全体の螺設速度を大幅に向上させ、スピーディな螺設効果を有効に達成する。
以上をまとめると、本考案の固定具は、軸体の表面に互いに間隔を開けてネジ山段からそれぞれ延びたネジ山間の第一、第二切削ユニットを凸設し、第一切削ユニットの案内凸部の二個の先端点、第二切削ユニットの凸条の二個の先端点がどれもその両側のネジ山と相連接せずに隙間が開き、且つ複数の隙間は互いに連通して納置溝槽を形成する構造であり、螺設過程において、第一切削ユニットで先端点が物品に対して支点定位として補助し、初期のドリル切削作用を達成する。更に第二切削ユニットが複数のネジ山が途切れなく先端点へ続き、物品に対して継続的に回転切断するのを補助し、螺設過程で形成された切屑に対して適した押圧と切削を与える。これらに拠ってドリル切削時の抵抗力とトルクを減らし、スムーズな螺設を有効に高め、更に複数の隙間と複数の納置溝槽が切屑排除に用いられ、更に一部の切屑がその中に納置され、固定具と物品間の締付け力を高め、更にスピーディな螺設効果を達成する。
但し、以上は、本考案の良好な実施形態について説明したものに過ぎず、本考案の権利範囲を制限するものではなく、実用新案登録請求範囲の内容を逸脱しない変化や修飾を加えたものは、すべて本考案の権利範囲に属するものとする。
(公知技術)
1 ネジ
11 ネジ頭部
12 軸体
121 先端部
13 ネジ山段
131 ネジ山
2 物品
(本考案の実施形態)
3 固定具
31 ネジ頭部
32 軸体
321 先端部
33 ネジ山段
331 ネジ山
34 第一切削ユニット
341 案内凸部
341a 第一上先端点
341b 第一下先端点
35 第二切削ユニット
351 凸条
351a 第二上先端点
351b 第二下先端点
4 物品
c 隙間
d 納置溝槽
P ネジ山ピッチ
α 中心線

Claims (5)

  1. ネジ頭部、前記ネジ頭部から延びた軸体、および前記軸体の表面に螺旋状に設置された複数のネジ山で構成されるネジ山段を含み、
    任意の隣接する前記ネジ山の間にはネジ山ピッチを形成し、前記軸体は前記ネジ頭部と相反する側に先端部を有する固定具であって、
    前記軸体の表面には、前記先端部と間隔をあけて設置された第一切削ユニット、および前記第一切削ユニットと前記ネジ頭部間に位置する第二切削ユニットを設け、
    前記第一切削ユニットは、互いに周方向に間隔をあけて前記軸体の表面に凸設された少なくとも二個の案内凸部を有し、前記各案内凸部には相互に反対側の先端に第一上先端点と第一下先端点を成形し、且つ前記第一上先端点と前記第一下先端点は、前記第一上先端点と前記第一下先端点の両側に位置する前記ネジ山と連接せず、
    前記第二切削ユニットは、互いに周方向に間隔をあけて前記軸体の表面に凸設された少なくとも二個の凸条を有し、前記各凸条は、相互に反対側の先端に第二上先端点と第二下先端点を成形し、且つ前記第二上先端点と前記第二下先端点は、前記第二上先端点と前記第二下先端点の両側に位置する前記ネジ山と連接せず、
    前記第二切削ユニットと前記第一切削ユニットとは相互に間隔があき、同時に前記複数の案内凸部と前記複数の凸条との間には隙間が開き、且つ前記複数の隙間が連通して納置溝槽を形成することを特徴とする固定具。
  2. 前記複数の案内凸部は、前記軸体の中心線に対して傾斜していることを特徴とする請求項1記載の固定具。
  3. 前記複数の凸条は、前記軸体の中心線に対して傾斜していることを特徴とする請求項1または2に記載の固定具。
  4. 前記第一切削ユニットの案内凸部と前記第二切削ユニットの凸条は互い違いに配列して設置されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一つに記載の固定具。
  5. 前記第一切削ユニットが前記ネジ山と交差する方向に延長設置されて、前記各案内凸部は前記ネジ山段の中の少なくとも一個のネジ山を跨ぎ、前記第二切削ユニットが前記ネジ山と交差する方向に延長設置されて、前記各凸条は前記ネジ山段の中の少なくとも一個のネジ山を跨ぐことを特徴とする請求項1〜4のいずれか一つに記載の固定具。
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