JP3233454B2 - ビデオ信号の再生処理方法および装置 - Google Patents

ビデオ信号の再生処理方法および装置

Info

Publication number
JP3233454B2
JP3233454B2 JP17775792A JP17775792A JP3233454B2 JP 3233454 B2 JP3233454 B2 JP 3233454B2 JP 17775792 A JP17775792 A JP 17775792A JP 17775792 A JP17775792 A JP 17775792A JP 3233454 B2 JP3233454 B2 JP 3233454B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
video signal
image
signal
representing
reproduction
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP17775792A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH05347748A (ja
Inventor
正史 乾谷
和行 益金
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Photo Film Co Ltd filed Critical Fuji Photo Film Co Ltd
Priority to JP17775792A priority Critical patent/JP3233454B2/ja
Priority to US08/073,474 priority patent/US5473441A/en
Publication of JPH05347748A publication Critical patent/JPH05347748A/ja
Priority to US08/493,701 priority patent/US5668914A/en
Application granted granted Critical
Publication of JP3233454B2 publication Critical patent/JP3233454B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Television Signal Processing For Recording (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【技術分野】この発明は磁気テープなどの記録媒体に記
録されたビデオ信号を読取り再生する装置および方法に
関する。
【0002】
【背景技術】ムービィ・ビデオ・カメラによって撮影さ
れた被写体像を表わすビデオ信号はたとえば磁気テープ
に記録され,保存される。この磁気テープに記録されて
いるビデオ信号は再生装置によって読取られ再生処理さ
れることにより,再生装置に接続されたテレビジョン装
置に被写体像が映し出される。プリンタ装置を接続する
ことができる再生装置もあり,このような再生装置にプ
リンタ装置が接続されると再生装置からプリント画像用
の信号が出力され,プリンタ装置によって被写体像がプ
リントされて出力される。
【0003】低速シャッタ・スピードで被写体像が撮影
されているときには,動きのある被写体の場合,プリン
タ装置によってプリントされたものはぶれてしまってい
ることが多い。プリントしたときに被写体のぶれを防ぐ
ためにあらかじめ高速のシャッタ・スピードで被写体を
撮影して記録することも考えられる。この場合プリント
された被写体像はぶれの無い鮮明のものとなるが,被写
体像をムービィ画像としてテレビジョン装置に映し出し
た場合には被写体像が1駒1駒鮮明に記録されているの
で被写体の動きが不自然になってしまい非常に見づらい
ものとなる。
【0004】このように磁気テープに記録されている記
録信号から鮮明なプリント画像を得ることと,自然なム
ービィ再生画像を得ることは相反するものとなってい
る。
【0005】
【発明の開示】この発明は,記録媒体に記録されている
記録信号から鮮明なプリント画像を得ることができ,か
つ自然なムービィ再生画像を得ることもできるようにす
ることを目的とする。
【0006】この発明のビデオ信号の再生処理装置は,
高速シャッタ・スピードで撮影された被写体像を表わす
ムービィ・ビデオ信号が変調して記録されている記録媒
体からビデオ信号を読取る読取手段,上記読取手段によ
って読取られたビデオ信号に復調を含む再生処理を行な
うことにより第1のビデオ信号を得る再生処理手段,再
生された第1のビデオ信号によって表わされる被写体像
の輪郭をぼかすように第1のビデオ信号を処理するデュ
フューズ手段,上記デュフューズ手段によって得られた
被写体像の輪郭がぼかされた現画像のデュフューズ・ビ
デオ信号と上記現画像の1駒前のぼかされたデュフュー
ズ・ビデオ信号とに基づいて上記被写体像の動いている
部分についてぼかされた画像を表わす信号を抽出する抽
出手段,上記抽出手段によって抽出された上記被写体像
の動いている部分についてぼかされた画像を表わす信号
に基づいて補間画像を表わす信号を生成する補間画像生
成手段,および再生された現画像の第1のビデオ信号と
上記補間画像を表わす信号とを合成することにより第2
のビデオ信号を得る合成手段を備えていることを特徴と
する。
【0007】またこの発明は上記ビデオ信号の再生処理
方法も提供している。
【0008】高速シャッタ・スピードでの撮影とは通常
のビデオ撮影の撮影シャッタ・スピード(1/60秒)よ
りも高速のシャッタ・スピードのことをいう。またビデ
オ信号はビデオ・データを含む。
【0009】現画像よりも1駒前の画像は1フィールド
前の画像でもよいし,1フレーム前の画像でもよい。
【0010】この発明によると,高速シャッタ・スピー
ドで撮影された被写体像を表わすビデオ信号が記録媒体
に記録されている。ムービィ・ビデオ信号を出力して被
写体像のムービィ再生を行なうときには動きのある被写
体像の部分画像を表わす信号が抽出される。抽出された
信号から補間画像を表わす信号が生成され,現画像のビ
デオ信号と合成される。
【0011】被写体の動きの前後の画像の中間の画像が
補間されるので,テレビジョン装置などにおいてムービ
ィ・ビデオ信号を再生して被写体像を映し出したときに
滑らかに動く自然な映像が得られるようになる。また記
録媒体には高速シャッタ・スピードで撮影された被写体
像を表わすムービィ・ビデオ信号が記録されているの
で,プリント画像を得るときであっても鮮明な画像を得
ることができるようになる。
【0012】上記において,動いている部分画像を表わ
す信号の上記抽出処理と,上記補間画像信号の生成処理
と,上記合成処理とをビデオ信号の輝度信号成分につい
て行なってもよいし,輝度信号成分および色信号成分に
ついて行なってもよい。
【0013】さらに,上記第1のビデオ信号をプリント
画像出力,スローモーション出力,またはスチル画像出
力とし,上記第2のビデオ信号をムービィ画像出力とす
るように上記第1のビデオ信号と上記第2のビデオ信号
とを切換えて出力するとよい。
【0014】またこの発明のビデオ信号の再生処理装置
は,高速シャッタ・スピードで撮影された被写体像を表
わすムービィ・ビデオ信号が変調して記録されている記
録媒体からビデオ信号を読取る読取手段,上記読取手段
により読取られたビデオ信号に復調を含む再生処理を行
なうことにより第1のビデオ信号を得る再生処理手段,
再生された第1のビデオ信号によって表わされる現画像
のビデオ信号と上記現画像の1駒前の画像を表わすビデ
オ信号とから上記被写体像の動いている部分画像を表わ
す信号を抽出する抽出手段,上記被写体像の動いている
部分の画像を表わす信号と上記現画像のビデオ信号との
輝度差を検出する検出手段,および上記輝度差検出手段
によって検出された輝度差の小さい部分の被写体像を表
わす上記現画像のビデオ信号の高域周波数成分を除去す
るロウ・パス・フィルタ手段を備えていることを特徴と
する。
【0015】この発明においては上記ビデオ信号の再生
処理方法も提供している。
【0016】高速シャッタ・スピードで撮影された被写
体像を表わすビデオ信号が記録媒体に記録されている。
ムービィ再生が行われるときには被写体像の動いている
部分の画像を表わす信号が抽出され,抽出された信号と
現画像のビデオ信号との輝度差が検出される。輝度差の
小さい部分を表わす上記現画像のビデオ信号の高域周波
数成分が除去される。
【0017】被写体像のうち動きのある部分画像につい
ては高域周波数成分が除去されているので画像がぼける
こととなる。このためにムービィ再生をしたときに滑ら
かに動く自然な映像が得られるようになる。
【0018】記録媒体には高速シャッタ・スピードで撮
影された被写体像を表わすビデオ信号が記録されている
ので,プリント画像を得るときであっても鮮明な画像を
得ることができる。
【0019】この発明のビデオ信号再生装置は,高速シ
ャッタ・スピードで撮影された被写体像を表わすムービ
ィ・ビデオ信号が変調記録されている記録媒体からビデ
オ信号を読取る読取手段,上記読取手段によって読取ら
れたビデオ信号に復調を含む再生処理を行う再生手段,
再生ビデオ信号によって表わされる現画像に含まれる画
像要素の個々の動きベクトルを算出する動きベクトル算
出手段,および上記ベクトル算出手段によって算出され
た動きベクトルの方向と大きさに応じて重み付け信号が
変化させられるフィルタ・テーブルを用いて上記再生ビ
デオ信号にロウ・パス・フィルタをかけて出力するロウ
・パス・フィルタ手段を備えていることを特徴とする。
【0020】またこの発明は上記ビデオ・データの再生
処理方法も提供している。
【0021】この発明によると,記録媒体から読取られ
た再生ビデオ・データによって表わされる現画像中にお
ける個々の画像要素の動きベクトルが算出される。この
動きのベクトルの方向と大きさに応じて重み付けデータ
が変化されるフィルタ・テーブルを用いて,再生ビデオ
・データにロウ・パス・フィルタがかけられる。
【0022】現画像の動いている部分を表わす信号に対
しては,ロウ・パス・フィルタがかけられるので,現画
像における被写体の連続性が強調され滑らかな動きで自
然な再生ムービィ画像が得られる。
【0023】上記動きベクトルの再生処理,および上記
ロウ・パス・フィルタの処理は,再生輝度信号について
行なってもよいし,再生輝度信号および再生色信号につ
いて行なってもよい。
【0024】また上記動きベクトル算出手段は,上記現
画像を表わす再生ビデオ信号と上記現画像の1駒前の前
画像を表わす信号とから上記現画像における代表点動き
ベクトルを算出し,算出された上記代表点動きベクトル
から上記現画像における個々の画像要素の上記動きベク
トルを算出するようにしてもよい。
【0025】この発明は高速シャッタ・スピードで被写
体を撮影して被写体像を表わすムービィ・ビデオ信号を
得,上記ムービィ・ビデオ信号によって表わされる被写
体像の動きおよび動きの大きさを検出し,検出された被
写体像の動きおよび動きの大きさに応じて,被写体像の
連続性を表わす成分を上記ムービィ・ビデオ信号に付与
または被写体の連続性を強調するよう上記ムービィ・ビ
デオ信号に処理を加えるビデオ信号の処理方法も提供し
ている。
【0026】
【実施例の説明】図1はこの発明の実施例を示すもので
ムービィ/スチル・ビデオ・カメラの電気的構成を示す
ブロック図である。
【0027】被写体像は撮像レンズ10によってCCD
(Charge Coupled Device )11上に結像される。
【0028】ビデオ・カメラは,表示装置に映し出す被
写体像を表わすビデオ信号を磁気テープに記録するとき
に選択されるムービィ・モードと,プリンタ装置を用い
てプリントされる被写体像を表わすビデオ信号を磁気テ
ープに記録するときに選択されるプリント(スチル)モ
ードとが選択可能である。ムービィ・モードが選択され
たときにはシャッタ・スピードはたとえば1/60[s]
である。プリント・モードが選択されたときにはシャッ
タ・スピードは高速であり,たとえば1/120[s]に
設定されるが,このシャッタ・スピードは測光値に応じ
て適宜変えられる。
【0029】設定されたいずれかのモードを表わすシャ
ッタ・スピード設定信号は,同期信号発生回路21から出
力される同期信号にもとづいて駆動されるCCD駆動パ
ルス発生回路22に与えられる。シャッタ・スピード設定
信号に応じた駆動パルスがCCD駆動パルス発生回路22
からドライバ23に与えられ,このドライバ23によってC
CD11が駆動される。
【0030】CCD11からは被写体像を表わすRGB信
号が出力され前置増幅回路12によって増幅されて信号処
理回路13に与えられる。
【0031】信号処理回路13によってY/C(輝度デー
タ/色データ)分離処理,色差信号R−YおよびB−Y
生成処理などが行なわれ,信号処理回路13から輝度信号
Yと色差信号R−YおよびB−Yが出力される。輝度信
号Yは輝度信号処理回路14に,色差信号R−YおよびB
−Yは色信号処理回路15にそれぞれ与えられる。
【0032】輝度信号処理回路14によって輝度信号Yが
FM変調される。色信号処理回路15によって色差信号R
−YおよびB−Yが線順次化され色信号Cとされるとと
もにFM変調される。
【0033】FM変調された輝度信号(Y−FMとす
る)およびFM変調された色信号(C−FMとする)は
ヘッド増幅回路16を介して磁気ヘッド17に与えられるこ
とにより磁気テープに記録される。
【0034】図1に示すビデオ・カメラは磁気テープに
記録されたFM変調ビデオ信号を読取り,プリンタ装置
への信号出力および表示装置への信号出力を生成する再
生処理が可能である。
【0035】再生モードにおいては,磁気ヘッド17によ
って磁気テープからFM変調された輝度信号Y−FMと
FM変調された色信号C−FMとが読取られ,ヘッド増
幅回路16に与えられて増幅される。増幅された変調輝度
信号Y−FMは輝度信号処理回路14に与えられFM復調
され,増幅された変調色信号C−FMは色信号処理回路
15に与えられFM復調される。
【0036】FM復調された輝度信号Yおよび色信号C
は出力インターフェイス24,切換回路25および動き補正
回路30にそれぞれ与えられる。
【0037】動き補正回路30は高速シャッタ・スピード
のプリント・モードによって磁気テープに記録されたビ
デオ信号を再生して表示装置に与えるときに,再生像の
不自然さを解消する処理を行なう回路である。動き補正
回路30によって補正された輝度信号Yおよび色信号Cは
切換回路25に与えられる。
【0038】出力インターフェイス24からビデオ信号が
出力され,プリンタ装置に与えられる。ビデオ信号によ
って表わされる画像がプリンタ装置によってプリントさ
れる。
【0039】プリント・モードにおいてビデオ信号が磁
気テープに記録されたときには高速シャッタ・スピード
での記録となっているため,動きのある被写体像をプリ
ンタ装置を用いてプリントした場合であってもぶれのな
い鮮明な被写体像がプリント出力されるようになる。
【0040】切換回路25は動き補正回路30からの出力信
号,または動き補正回路30による補正がされていない輝
度信号処理回路14および色信号処理回路15の出力輝度信
号Yおよび出力色信号Cのいずれか一方を,切換制御信
号に応じて選択して出力する回路である。
【0041】プリント・モードにおいてビデオ信号が磁
気テープに記録された場合において,磁気テープから読
取られたビデオ信号によって表わされるムービィ画像が
表示装置に表示されるときには動き補正回路30によって
補正された信号がビデオ・カメラから出力されるように
切換回路25が制御される。切換回路25の出力信号は表示
装置に与えられ高速シャッタ・スピードで記録されたビ
デオ信号であっても自然な再生画像が得られることとな
る。
【0042】ムービィ・モードにおいてビデオ信号が磁
気テープに記録された映像信号が再生表示されるとき
は,輝度信号処理回路14および色信号処理回路15の出力
輝度信号Yおよび出力色信号Cがビデオ・カメラから出
力されるように切換回路25が制御される。切換回路25の
出力信号が表示装置に与えられ,ムービィ・モードのシ
ャッタ・スピードで記録されたビデオ信号によって表わ
されるムービィ再生画像またはスチル再生画像が得られ
るようになる。
【0043】動き補正回路30における動き補正処理は入
力する輝度信号のみにもとづいて行なってもよいし,輝
度信号および色信号にもとづいて行なってもよい。輝度
信号のみにもとづいて動き補正処理が行なわれたときに
は入力した色信号は回路30において処理されずにそのま
ま出力され切換回路25に与えられる。
【0044】図2は動き補正回路の電気的構成を示すブ
ロック図,図3(A) 〜(H) は動き補正が行なわれる画像
の様子を表わしている。図2に示す動き補正回路は輝度
信号に対して補正処理を行なう回路である。
【0045】輝度信号処理回路14から出力される輝度信
号Yはアナログ/ディジタル(A/D)変換回路31に与
えられディジタル輝度データに変換される。ディジタル
輝度データはデュフューズ回路32およびディレイ・ライ
ン42にそれぞれ与えられる。
【0046】デュフューズ(Diffuse )回路32は各画素
の輝度値をそのまわりの複数の画素の輝度値の平均値に
変換する回路である。このデュフューズ回路32によって
画像の被写体像の輪郭がぼかされる。デュフューズ回路
32はたとえばロウ・パス・フィルタによって達成でき
る。
【0047】デュフューズ回路32によって輪郭がぼかさ
れた被写体像を表わす輝度データはフレーム・メモリ33
および減算回路34に与えられる。フレーム・メモリ33に
入力した輝度データは1フィールド遅延されて減算回路
34に与えられる。
【0048】動き補正回路30に入力する画像のデータを
第nフィールドの画像のデータとすると(図3(B) ),
フレーム・メモリ33から出力される画像データは第(n
−1)フィールドの画像のデータとなる(図3(A) )。
減算回路34によって第nフィールドの画像を表わすデー
タから第(n−1)フィールドの画像を表わすデータが
減算され,動き補正回路30に入力する画像データが表わ
す画像の変化成分に関するデータが抽出される(図3
(C) )。
【0049】減算回路34の出力データはコンパレータ35
および36にそれぞれ与えられる。コンパレータ35は一定
レベル以下の信号成分を,コンパレータ36は一定レベル
以上の信号成分をそれぞれ除去するものである。コンパ
レータ35によって図3(B) に示す第nフィールドの画像
における動きに関係する画像部分を表わすデータのみが
抽出される(図3(D) )。コンパレータ36によって図3
(A) に示す第(n−1)フィールドの画像における動き
に関係する画像部分の反転画像を表わすデータのみが抽
出される。この反転画像を表わすデータはインバータ38
に与えられ反転されて,第(n−1)フィールドの画像
における動き部分の画像を表わすデータが得られる(図
3(E) )。
【0050】コンパレータ35の出力はm×m画素の領域
の画像データが記憶可能なメモリ37に与えられ一旦記憶
される。メモリ37に記憶されたデータは相関器40に与え
られる。m×mの画素の領域とは後述する像Sp とTp
とを含む領域であればよく,これによりハードウェアの
制約が図られる。
【0051】インバータ38の出力データはディレイ・ラ
イン39に与えられ,所定の時間の間遅延される。ディレ
イ・ライン39の出力データが相関器40に与えられる。
【0052】相関器40は画像の相関を検出する回路であ
る。相関器40によって,メモリ37に記憶されているデー
タにより表わされるm×m画素の画像から,図3(E) に
示されている動きのある像Sp と最も相関のある像Tp
が検出される。相関器40によって像Sp と最も相関のあ
る像Tp が検出されると(図3(F) ),これらの像Sp
およびTp のデータは補間回路41に与えられる。
【0053】補間回路41は,ある特定の画像上における
像と像との間を補間する像を表わすデータを作成する回
路である。補間回路41によって,相関器40から入力する
データにもとづいて像Sp とTp との間を補間する像を
表わすデータが得られる(図3(G) )。補間回路41によ
って生成された補間画像データは合成回路43に与えられ
る。
【0054】合成回路43にはディレイ・ライン42から出
力される第nフィールドの画像データも与えられてい
る。相関処理,補間処理などによる遅延時間がディレイ
・ライン42によって相殺される。
【0055】合成回路43によって第nフィールドの画像
と補間により生成された画像とが合成され(図3(H)
),この合成画像データはディジタル/アナログ(D
/A)変換回路44によってアナログ輝度信号に変換され
て動き補正回路30の出力となる。
【0056】輝度信号についてのみ画像の補間処理が行
なわれたときには,合成処理された輝度信号と合成処理
されていない第nフィールドの色信号とが動き補正回路
30の出力信号となる。
【0057】図4は動き補正回路の他の電気的構成例を
示している。図5(A) 〜(E) は図4に示す回路において
動き補正が行なわれる様子を示している。
【0058】図4に示す動き補正回路は,輝度データか
ら画像の動きの部分のデータが抽出され,抽出された画
像の動きの部分のデータにもとづいて輝度データによっ
て表わされる画像および色データによって表わされる画
像における補間処理がそれぞれ行なわれる。
【0059】動き補正回路に入力する輝度信号YはA/
D変換回路61およびディレイ・ライン66にそれぞれ与え
られる。A/D変換回路61によってディジタル変換され
た輝度データYはフレーム・メモリ62に与えられ,1フ
ィールド遅延されて出力される(図5(A) )。フレーム
・メモリ62の出力データおよびA/D変換回路61の出力
データ(図5(B) )は動き検出回路70およびゲート回路
63にそれぞれ与えられる。
【0060】動き検出回路70は画像の動きのある領域を
検出する回路である。動き検出回路70によって図2に示
すコンパレータ35および36,メモリ37,インバータ38,
ディレイ・ライン39ならびに相関器40によって行なわれ
る処理にほぼ対応する処理が行なわれる(図5(C) )。
動き検出回路70によって検出された画像の動きのある領
域を表わすデータはゲート回路63に与えられ,フレーム
・メモリ62から出力される画像データのうち動きのある
部分の画像データがゲート回路63を通り補間回路64に与
えられる。
【0061】補間回路64によって,動きのある領域全体
にわたって動きのある部分を表わす画像データが占める
ように補間データ生成処理が行なわれ,この生成された
画像データはD/A変換回路65によりアナログ輝度信号
に変換される(図5(D) )。このアナログ輝度信号は合
成回路67に与えられる。
【0062】合成回路67にはディレイ・ライン66によっ
て所定時間遅延された輝度信号も入力しており,補間処
理された輝度信号と合成される(図5(E) )。
【0063】図4の動き補正回路では色信号によって表
わされる色画像に対しても動きのある画像の補間画像生
成処理が行なわれる。
【0064】色信号もA/D変換回路51およびディレイ
・ライン56にそれぞれ与えられる。A/D変換回路51に
よってディジタル変換された色データはフレーム・メモ
リ52に与えられて1フィールド遅延される。ゲート回路
53に1フィールド遅延された色データと遅延されていな
い色データとが与えられる。
【0065】ゲート回路53にも動き検出回路70から画像
の動きのある領域を表わす信号が与えられている。これ
により動きのある部分の色画像データがゲート回路53を
通り補間回路54に与えられる。
【0066】補間回路54によって補間データ生成処理が
行なわれD/A変換回路55によりアナログ色信号に変換
される。このアナログ色信号が合成回路57に与えられ,
ディレイ・ライン56から出力される色信号と合成されて
出力されるのは輝度信号におけるものと同様である。
【0067】このようにして輝度画像と色画像とに補間
処理が行なわれることにより,画像の動き補正処理が施
こされて出力される。
【0068】図6は動き補正回路30のさらに他の実施例
を示すもので,画像によって表わされる被写体の動きに
応じて画像をぼかすためのフィルタリング回路の電気的
構成を示すブロック図である。この回路においても輝度
信号について補正処理が施こされるが,色信号について
も補正処理してもよい。
【0069】輝度信号はA/D変換回路81に与えられ,
ディジタル輝度データに変換されてフィールド・メモリ
82,代表点動きベクトル演算回路83およびディレイ・ラ
イン85にそれぞれ与えられる。フィールド・メモリ82に
入力された輝度データは1フィールド遅延されて出力さ
れる。1フィールド遅延された画像データは代表点動き
ベクトル演算回路83に与えられる。ここで,A/D変換
回路81から出力されるデータによって表わされるフィー
ルド画像を第kフィールド画像,その1フィールド前の
画像を第k−1フィールド画像とする。
【0070】図7(A) 〜(C) は動きベクトルが算出され
る様子を模式的に表している。
【0071】代表点動きベクトル演算回路82は図7(A)
に示すように現フィールド(lフィールド)画面内に均
一に100 〜1000の代表点dを定め,lフィールドにお
けるそれぞれの代表点dとこの代表点dに対応する
k−1フィールドにおける点周辺(たとえば上下16画
素,左右32画素(図7(B) ))との相関演算行ない,l
フィールド内のそれぞれの代表点における動きベクトル
を算出する回路である。代表点動きベクトル演算回路72
によってkフィールドの画面すべてについて代表点の動
きベクトルが算出される。代表点動きベクトルの一例が
図7(C) に示されている。
【0072】代表点動きベクトル演算回路83によって算
出された代表点動きベクトルは動きベクトル補間演算回
路84に与えられる。
【0073】動きベクトル補間演算回路84によって,代
表点動きベクトルから1画面のすべての画素についての
動きベクトルが補間によって算出される。算出された動
きベクトルの値(大きさ,方向を含む)はLPF係数と
してロウ・パス・フィルタ(LPF)86に与えられる。
【0074】第kフィールドの画像データはディレイ・
ライン74によって,代表点動きベクトル演算処理83およ
び動きベクトル補間演算処理84による遅延時間と等しい
時間遅延される。第kフィールドの画像データはディレ
イ・ライン85によって上記所定時間の間遅延されたあと
にLPF86に与えられる。
【0075】LPF86によって,LPF86に与えられる
LPF係数に応じて,画像の動き方向に対応して第kフ
ィールドの画像データの高域周波数成分が除去され,か
つ画像の動きが激しいほど広い周波数範囲の高域周波数
成分が除去されるよう輝度データに画素ごと,または複
数の画素ごとにロウ・パス・フィルタがかけられる。
【0076】図6に示すフィルタリング手段により,画
像の動き方向および動きの激しさに応じたぼかしが行な
われる。したがってモニタ表示装置にムービィ画像が表
示されたときにはより滑らかな画像が現われる。
【0077】図6に示す回路では全画素について動きベ
クトル算出処理がなされ,かつロウ・パス・フィルタリ
ングの処理が行なわれているが,複数の画素領域を1ブ
ロックとして動きベクトル算出処理およびロウ・パス・
フィルタリング処理を施こすようにしてもよい。
【0078】図8は動き補正回路のさらに他の実施例を
示すもので,その電気的構成を示すブロック図である。
図8において図2に示すものと同一物には同一符号を付
して説明を省略する。図9(A) 〜(D) は図8に示す回路
において,動き補正が行われる様子を模式的に示してい
る。
【0079】動き補正回路に入力する輝度信号はA/D
変換回路31においてディジタル輝度データに変換され
る。ディジタル輝度データはフレーム・メモリ33,減算
回路34,輝度差判定回路91およびLPF92にそれぞれ与
えられる。
【0080】減算回路34によって第nフィールドの現画
像(図9(B) )を表わす輝度データから第(n−1)フ
ィールドの前画像(図9(A) )を表わす輝度データが減
算され,両画像のうち動きのある部分のみを表わす画像
(図9(C) )を表わす画像データが得られる。この部分
画像データは輝度差判定回路91に与えられる。
【0081】輝度差判定回路91は入力する2つの輝度デ
ータを比較して輝度差が小さい部分のデータを検出する
回路である。輝度差判定回路91によって検出された輝度
差が小さい部分のデータは制御データとしてLPF92に
与えられる。LPF92は輝度差判定回路91から出力され
る制御データに応じて,現画像(図9(B) )の輝度デー
タと動きのある部分の画像(図9(C) )の輝度データと
の間の輝度差が小さい領域の現画像輝度データの高域周
波数成分を除去する回路である。LPF92の出力から現
画像のうち動きのある部分がぼかされた画像(図9(D)
)を表わす。LPF92の出力データはD/A変換回路4
4に与えられてアナログ輝度信号に変換されて出力され
る。
【0082】動きのある部分の画像についてはLPF92
によって高域周波数成分が除去され,ぼかされているの
で滑らかなムービィ画像が得られることとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例を示すもので,ムービィ・ビ
デオ・カメラの電気的構成のブロック図である。
【図2】動き補正回路の電気的構成を示すブロック図で
ある。
【図3】(A) 〜(H) は動き補正が行なわれる様子を示す
模式図である。
【図4】動き補正回路の他の実施例を示すブロック図で
ある。
【図5】(A) 〜(E) は図4に示す回路において,動き補
正が行なわれる様子を示す模式図である。
【図6】フィルタリング回路の電気的構成を示してい
る。
【図7】(A) 〜(C) は代表点動きベクトルが算出される
様子を示している。
【図8】動き補正回路の他の実施例を示すブロック図で
ある。
【図9】(A) 〜(D) は図8に示す回路において動き補正
が行われる様子を示す模式図である。
【符号の説明】
17 磁気ヘッド 30 動き補正回路 33 フレーム・メモリ 34 減算回路 35,36 コンパレータ 38 メモリ 38 インバータ 40 相関器 41 補間回路 43 合成回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−235488(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 5/76 - 5/956 H04N 5/225 - 5/243 H04N 9/79 - 9/898

Claims (19)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 高速シャッタ・スピードで撮影された被
    写体像を表わすムービィ・ビデオ信号が変調して記録さ
    れている記録媒体からビデオ信号を読取り, 読取られたビデオ信号に復調を含む再生処理を行なうこ
    とにより第1のビデオ信号を得, 再生された第1のビデオ信号によって表わされる被写体
    像の輪郭をぼかすように第1のビデオ信号をデュフュー
    ズ処理し, 被写体像の輪郭がぼかされた現画像のデュフューズ・ビ
    デオ信号と上記現画像の1駒前のぼかされたデュフュー
    ズ・ビデオ信号とに基づいて上記被写体像の動いている
    部分についてぼかされた画像を表わす信号を抽出し, 抽出した上記被写体像の動いている部分についてぼかさ
    れた画像を表わす信号に基づいて補間画像を表わす信号
    を生成し, 再生された現画像の第1のビデオ信号と上記補間画像を
    表わす信号とを合成することにより第2のビデオ信号を
    得る, ビデオ信号の再生処理方法。
  2. 【請求項2】 動いている部分画像を表わす信号の上記
    抽出処理と,上記補間画像信号の生成処理と,上記合成
    処理とを,ビデオ信号の輝度信号成分について行なう,
    請求項1に記載のビデオ信号の再生処理方法。
  3. 【請求項3】 動いている部分画像を表わす信号の上記
    抽出処理と,上記補間画像信号の生成処理と,上記合成
    処理とを,ビデオ信号の輝度信号成分および色信号成分
    のそれぞれについて行なう,請求項1に記載のビデオ信
    号の再生処理方法。
  4. 【請求項4】 上記第1のビデオ信号をプリント画像出
    力,スローモーション出力,またはスチル画像出力と
    し,上記第2のビデオ信号をムービィ画像出力とするよ
    うに上記第1のビデオ信号と上記第2のビデオ信号とを
    切換えて出力する,請求項1に記載のビデオ信号の再生
    処理方法。
  5. 【請求項5】 高速シャッタ・スピードで撮影された被
    写体像を表わすムービィ・ビデオ信号が変調して記録さ
    れている記録媒体からビデオ信号を読取り, 読取られたビデオ信号に復調を含む再生処理を行なうこ
    とによりビデオ信号を得, 再生されたビデオ信号によって表わされる現画像のビデ
    オ信号と上記現画像の1駒前の画像を表わすビデオ信号
    とから上記被写体像の動いている部分の画像を表わす信
    号を抽出し, 上記被写体像の動いている部分の画像を表わす信号と上
    記現画像のビデオ信号との輝度差を検出し, 検出された輝度差の小さい部分の被写体像を表わす上記
    現画像のビデオ信号の高域周波数成分を除去する, ビデオ信号の再生処理方法。
  6. 【請求項6】 高速シャッタ・スピードで撮影された被
    写体像を表わすムービィ・ビデオ信号が変調記録されて
    いる記録媒体からビデオ信号を読取り, 読取られたビデオ信号に復調を含む再生処理を行い, 再生ビデオ信号によって表わされる現画像に含まれる画
    像要素の個々の動きベクトルを算出し, 算出された動きベクトルの方向と大きさに応じて重み付
    け信号が変化させられるフィルタ・テーブルを用いて上
    記再生ビデオ信号にロウ・パス・フィルタをかけて出力
    する, ビデオ信号の再生処理方法。
  7. 【請求項7】 上記動きベクトルの算出処理,および上
    記ロウ・パス・フィルタリングの処理を,再生輝度信号
    について行なうものである請求項6に記載のビデオ信号
    の再生処理方法。
  8. 【請求項8】 上記動きベクトルの算出処理,および上
    記ロウ・パス・フィルタリングの処理を,再生輝度信号
    および再生色信号について行なうものである請求項6に
    記載のビデオ信号の再生処理方法。
  9. 【請求項9】 上記現画像を表わす再生ビデオ信号と上
    記現画像の1駒前の前画像を表わすビデオ信号とから上
    記現画像における代表点動きベクトルを算出し, 算出された上記代表点動きベクトルから上記現画像に含
    まれる画像要素の上記動きベクトルを算出する, 請求項6,7または8に記載のビデオ信号の再生処理方
    法。
  10. 【請求項10】 高速シャッタ・スピードで被写体を撮
    影して被写体像を表わすムービィ・ビデオ信号を得, 上記ムービィ・ビデオ信号によって表わされる被写体像
    の動きおよび動きの大きさを検出し, 検出された被写体像の動きおよび動きの大きさに応じ
    て,被写体像の連続性を表わす成分を上記ムービィ・ビ
    デオ信号に付与または被写体の連続性を強調するよう上
    記ムービィ・ビデオ信号に処理を加える, ビデオ信号の処理方法。
  11. 【請求項11】 高速シャッタ・スピードで撮影された
    被写体像を表わすムービィ・ビデオ信号が変調して記録
    されている記録媒体からビデオ信号を読取る読取手段, 上記読取手段によって読取られたビデオ信号に復調を含
    む再生処理を行なうことにより第1のビデオ信号を得る
    再生処理手段, 再生された第1のビデオ信号によって表わされる被写体
    像の輪郭をぼかすように第1のビデオ信号を処理するデ
    ュフューズ手段, 上記デュフューズ手段によって得られた被写体像の輪郭
    がぼかされた現画像のデュフューズ・ビデオ信号と上記
    現画像の1駒前のぼかされたデュフューズ・ビデオ信号
    とに基づいて上記被写体像の動いている部分についてぼ
    かされた画像を表わす信号を抽出する抽出手段, 上記抽出手段によって抽出された上記被写体像の動いて
    いる部分についてぼかされた画像を表わす信号に基づい
    て補間画像を表わす信号を生成する補間画像生成手段,
    および再生された現画像の第1のビデオ信号と上記補間
    画像を表わす信号とを合成することにより第2のビデオ
    信号を得る合成手段, を備えたビデオ信号の再生処理装置。
  12. 【請求項12】 動いている部分画像を表わす信号の上
    記抽出処理と,上記補間画像信号の生成処理と,上記合
    成処理とを,ビデオ信号の輝度信号成分について行な
    う,請求項11に記載のビデオ信号の再生処理装置。
  13. 【請求項13】 動いている部分画像を表わす信号の上
    記抽出処理と,上記補間画像信号の生成処理と,上記合
    成処理とを,ビデオ信号の輝度信号成分および色信号成
    分のそれぞれについて行なう,請求項11に記載のビデ
    オ信号の再生処理装置。
  14. 【請求項14】 上記第1のビデオ信号をプリント画像
    出力,スローモーション出力,またはスチル画像出力と
    し,上記第2のビデオ信号をムービィ画像出力とするよ
    うに上記第1のビデオ信号と上記第2のビデオ信号とを
    切換えて出力する切換手段をさらに備えた,請求項11
    に記載のビデオ信号の再生処理装置。
  15. 【請求項15】 高速シャッタ・スピードで撮影された
    被写体像を表わすムービィ・ビデオ信号が変調して記録
    されている記録媒体からビデオ信号を読取る読取手段, 上記読取手段により読取られたビデオ信号に復調を含む
    再生処理を行なうことにより第1のビデオ信号を得る再
    生処理手段, 再生された第1のビデオ信号によって表わされる現画像
    のビデオ信号と上記現画像の1駒前の画像を表わすビデ
    オ信号とから上記被写体像の動いている部分画像を表わ
    す信号を抽出する抽出手段, 上記被写体像の動いている部分の画像を表わす信号と上
    記現画像のビデオ信号との輝度差を検出する検出手段,
    および上記輝度差検出手段によって検出された輝度差の
    小さい部分の被写体像を表わす上記現画像のビデオ信号
    の高域周波数成分を除去するロウ・パス・フィルタ手
    段, を備えたビデオ信号の再生処理装置。
  16. 【請求項16】 高速シャッタ・スピードで撮影された
    被写体像を表わすムービィ・ビデオ信号が変調記録され
    ている記録媒体からビデオ信号を読取る読取手段, 上記読取手段によって読取られたビデオ信号に復調を含
    む再生処理を行う再生手段, 再生ビデオ信号によって表わされる現画像に含まれる画
    像要素の個々の動きベクトルを算出する動きベクトル算
    出手段,および上記ベクトル算出手段によって算出され
    た動きベクトルの方向と大きさに応じて重み付け信号が
    変化させられるフィルタ・テーブルを用いて上記再生ビ
    デオ信号にロウ・パス・フィルタをかけて出力するロウ
    ・パス・フィルタ手段, を備えたビデオ信号の再生処理装置。
  17. 【請求項17】 上記動きベクトルの算出処理,および
    上記ロウ・パス・フィルタリングの処理を,再生輝度信
    号について行なうものである請求項16に記載のビデオ
    信号の再生処理装置。
  18. 【請求項18】 上記動きベクトルの算出処理,および
    上記ロウ・パス・フィルタリングの処理を,再生輝度信
    号および再生色信号について行なうものである請求項1
    6に記載のビデオ信号の再生処理装置。
  19. 【請求項19】 上記動きベクトル手段が, 上記現画像を表わす再生ビデオ信号と上記現画像の1駒
    前の前画像を表わすビデオ信号とから上記現画像におけ
    る代表点動きベクトルを算出し,算出された上記代表点
    動きベクトルから上記現画像に含まれる画像要素の上記
    動きベクトルを算出するものである, 請求項16,17または18に記載のビデオ信号の再生
    処理装置。
JP17775792A 1992-06-12 1992-06-12 ビデオ信号の再生処理方法および装置 Expired - Fee Related JP3233454B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17775792A JP3233454B2 (ja) 1992-06-12 1992-06-12 ビデオ信号の再生処理方法および装置
US08/073,474 US5473441A (en) 1992-06-12 1993-06-09 Video signal reproduction processing method and apparatus for reproduction of a recorded video signal as either a sharp still image or a clear moving image
US08/493,701 US5668914A (en) 1992-06-12 1995-06-22 Video signal reproduction processing method and apparatus for reproduction of a recorded video signal as either a sharp still image or a clear moving image

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17775792A JP3233454B2 (ja) 1992-06-12 1992-06-12 ビデオ信号の再生処理方法および装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH05347748A JPH05347748A (ja) 1993-12-27
JP3233454B2 true JP3233454B2 (ja) 2001-11-26

Family

ID=16036599

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP17775792A Expired - Fee Related JP3233454B2 (ja) 1992-06-12 1992-06-12 ビデオ信号の再生処理方法および装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3233454B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPWO2007063819A1 (ja) * 2005-11-29 2009-05-07 パイオニア株式会社 記録装置、再生装置、記録方法、記録プログラムおよびコンピュータに読み取り可能な記録媒体

Also Published As

Publication number Publication date
JPH05347748A (ja) 1993-12-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5668914A (en) Video signal reproduction processing method and apparatus for reproduction of a recorded video signal as either a sharp still image or a clear moving image
JP2938123B2 (ja) 多機能デジタルカメラ
KR920010512B1 (ko) 촬상장치
JPH06303562A (ja) 撮像記録装置
JP2921973B2 (ja) 特定物体の画像抽出方法及び画像抽出装置
JP3233454B2 (ja) ビデオ信号の再生処理方法および装置
US5430499A (en) Apparatus for correcting vertical aperture of an image
JPH11155108A (ja) 映像信号処理装置と処理方法、それを用いたビデオカメラ
JP2832775B2 (ja) ビデオ信号の再生処理方法および装置
JP3158735B2 (ja) 画像信号記録装置
JPH01251980A (ja) ディジタル映像信号処理回路
JP2004354913A (ja) 画像表示装置及び画像表示方法
JP3509114B2 (ja) パノラマ画像作成方法及び装置
JP3336085B2 (ja) 撮像記録再生装置
JPH11155098A (ja) 信号処理装置および方法
JP4099551B2 (ja) 映像信号処理装置及び映像信号処理方法
JP3064961B2 (ja) 電子スチルカメラ
JP3433653B2 (ja) 電子スチルカメラ
JP3198983B2 (ja) 電子スチルカメラ
JPH06189176A (ja) 手ぶれ補正システムおよび方式
JP3463526B2 (ja) 電子スチルカメラ
JP2715464B2 (ja) 撮像装置
JP2698404B2 (ja) 輝度信号処理装置
JPH08163433A (ja) パノラマ静止画像作成装置
JP3763555B2 (ja) 電子スチルカメラ

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313115

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20070921

Year of fee payment: 6

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20070921

Year of fee payment: 6

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080921

Year of fee payment: 7

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees