JP3233006U - 放熱装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】屋外通信基地局の高出力チップなどの発熱機構を確実且つ安定的に放熱する放熱装置を提供する。【解決手段】放熱装置は、発熱機構1、熱伝導機構2と放熱機構3を備え、熱伝導機構2が熱伝導層2aと充填層2bを含み、発熱機構1が放熱機構3上に設けられ、熱伝導機構2が発熱機構1と放熱機構3の間に設けられ、熱伝導機構2がそれぞれ発熱機構1と放熱機構3と接触し、充填層2bが発熱機構1と接触しなく、充填層2bが熱伝導及び温度均一化層2aの熱を放熱機構3に伝達する。【選択図】図1

Description

本開示は放熱技術分野に関するがこれに限られない。
第2世代移動通信技術(2G:2−Generation wireless telephone technology)ネットワークから第4世代移動通信技術(4G:the 4th Generation mobile communication technology)ネットワークへの無線通信技術の発展、及び間もなく応用される第5世代移動通信技術(5G:5th−Generation)ネットワークに伴い、無線通信技術にはより速い伝送速度とより大きな出力電力が必要となる。しかしながら、より速い伝送速度とより大きな出力電力により、屋外通信基地局システムの熱消費量が大幅に増加し(例えば300W(ワット)から1500Wに増加し、単位体積あたりの熱消費量が20W/L(ワット/リットル)から30W/L〜40W/Lに増加し)、特に高出力チップの熱消費量が大幅に増加する。
屋外通信基地局の高出力チップなどの発熱機構を確実且つ安定的に放熱するために、関連技術では主にチップと放熱ハウジングの間に温度均一化及び放熱基板を設けることにより、チップの中央温度を温度均一化及び放熱基板に伝達し、さらに温度均一化及び放熱基板を介して熱を放熱ハウジングに伝達し、チップへの放熱の目的を達成する。
これに鑑み、本開示の第一の態様によって放熱装置が提供される。前記放熱装置は、発熱機構、熱伝導機構と放熱機構を備え、前記熱伝導機構が熱伝導層と充填層を含み、前記発熱機構は、前記放熱機構上に設けられ、前記熱伝導機構は、前記発熱機構と前記放熱機構の間に設けられ、且つ前記熱伝導機構はそれぞれ前記発熱機構と前記放熱機構と接触し、前記充填層は、前記発熱機構と接触していなく、前記充填層は、前記熱伝導層の熱を前記放熱機構に伝達する。
本開示の第二の態様によって放熱装置が提供される。前記放熱装置は、発熱機構、熱伝導機構、放熱機構と第一の熱伝達層を備え、前記熱伝導機構が熱伝導層と充填層を含み、前記発熱機構が前記放熱機構上に設けられ、前記熱伝導機構が前記発熱機構と前記放熱機構の間に設けられ、且つ前記熱伝導機構が前記放熱機構と接触し、前記第一の熱伝達層が前記熱伝導機構上に設けられ、前記発熱機構の熱を前記熱伝導機構に伝達し、且つ前記充填層が前記発熱機構と接触していない。
選択可能に、前記充填層は、前記熱伝導層と前記放熱機構の間及び/又は前記熱伝導層と前記第一の熱伝達層の間に設けられてもよい。
本開示の第三の態様によって放熱装置が提供される。前記放熱装置は、発熱機構、熱伝導機構、放熱機構、第二の熱伝達層とフローティング機構を備え、前記熱伝導機構が熱伝導層と充填層を含み、前記熱伝導機構が前記発熱機構と前記放熱機構の間に設けられ、前記第二の熱伝達層が前記発熱機構と前記熱伝導機構の前記熱伝導層の間に設けられ、前記発熱機構の熱を前記熱伝導層に伝達し、前記充填層が前記熱伝導層と前記放熱機構の間に設けられ、前記熱伝導層の熱を前記放熱機構に伝達し、前記フローティング機構は、前記熱伝導層と前記放熱機構を固定接続して前記熱伝導層と前記放熱機構の間の間隔を調整し、及び/又は前記フローティング機構は、前記発熱機構上に設けられた基板と前記熱伝導層を固定接続して前記発熱機構と前記熱伝導層の間の間隔を小さくする。
選択可能に、前記充填層と前記第二の熱伝達層の両方は熱伝導材料、特に熱伝導性シリカゲル、熱伝導性接着剤又は相界面材料などの弾性熱伝導材料である。
選択可能に、前記熱伝導層は、アルミニウム板、銅板、ベイパーチャンバー又はヒートパイプ埋め込みアルミニウム板などの温度均一化及び放熱基板である。前記熱伝導層は、熱伝導及び温度均一化作用を有している。
選択可能に、前記フローティング機構はスプリングネジである。
図面(それが必ずしも一定の縮尺で描かれているわけではなく)では、類似の符号は異なる図面で類似の部材を説明する場合がある。異なる文字サフィックスを有している類似の符号は類似の部材の異なる例を示す場合がある。図面は限定ではなく例として本明細書で論じられる各実施例をほぼ示している。
本開示の選択可能な実施形態による放熱装置の概略図である。 本開示の別の選択可能な実施形態による放熱装置の概略図である。 本開示の別の選択可能な実施形態による放熱装置の概略図である。 本開示の別の選択可能な実施形態による放熱装置の概略図である。 本開示の別の選択可能な実施形態による放熱装置の概略図である。 本開示の別の選択可能な実施形態による放熱装置の概略図である。 本開示の別の選択可能な実施形態による放熱装置の概略図である。 本開示の別の選択可能な実施形態による放熱装置の概略図である。 本開示の別の選択可能な実施形態による放熱装置の概略図である。 本開示の別の選択可能な実施形態による放熱装置の概略図である。 本開示の別の選択可能な実施形態による放熱装置の概略図である。
以下に本開示の実施例における図面を組み合わせ、本開示の実施例における技術的解決策を明確且つ完全に説明する。
当業者が本開示の技術的解決策を明確に理解できるように、本開示の技術的解決策を、図面及び具体的な実施例を組み合わせて詳細に説明する。前記具体的な実施例及び図面は、当業者が本開示の技術的解決策を容易に理解するためのものだけであり、本開示の技術的解決策に対する限定を構成しないことが理解されるべきであり、本開示の思想範囲内で、創造的に行われていない改善は、いずれも本開示の保護の範囲に含まれるべきである。
本明細書全体を通じて言及される「本開示の実施形態」又は「前記実施形態」は、実施形態に関連する特定の特徴、構造又は特性が本開示の少なくとも1つの実施形態に含まれることを意味することが理解されるべきである。したがって、本明細書全体の各箇所での「本開示の実施形態で」又は「前記実施形態で」は必ずしも同じ実施形態を指すわけではない。また、これらの特定の特徴、構造又は特性は任意の適切な方式で1つ又は複数の実施形態に組合わせられてもよい。
上述したように、屋外通信基地局の高出力チップなどの発熱機構を確実且つ安定的に放熱するために、関連技術では主にチップと放熱ハウジングの間に温度均一化及び放熱基板を設けることにより、チップの中央温度を温度均一化及び放熱基板に伝達し、さらに温度均一化及び放熱基板を介して熱を放熱ハウジングに伝達し、チップへの放熱の目的を達成する。しかしながら、チップと温度均一化及び放熱基板の両方に加工及び取り付け公差があり、温度均一化及び放熱基板とチップの間に隙間があるため、チップと温度均一化及び放熱基板の間に大きな熱抵抗が存在する。上記問題を解決するために、関連技術ではチップと温度均一化及び放熱基板の間に一層の界面材料が設けられ、これにより、熱抵抗を低減し、熱伝達を向上させる。しかし、界面材料の厚さが厚く且つ界面材料の熱伝導係数が小さいため、熱伝達効率が高くなく、チップの放熱効果が低い。
図1を参照すると、本開示の一つの選択可能な実施形態によって放熱装置が提供され、放熱装置は、発熱機構1、熱伝導機構2と放熱機構3を備え、熱伝導機構2が熱伝導層2aと充填層2bを含み、発熱機構1が放熱機構3上に設けられ、熱伝導機構2が発熱機構1と放熱機構3の間に設けられ、且つ熱伝導機構2がそれぞれ発熱機構1と放熱機構3と接触している。
本実施形態では、熱伝導機構2は良い熱伝導性能を有する材料で作られ、熱伝導機構2はそれぞれ発熱機構1と放熱機構3と接触し、発熱機構1で生成された熱が熱伝導機構2によって放熱機構3に迅速に伝達されるため、発熱機構1への放熱を実現する。発熱機構1は、屋外通信基地局のための高出力チップ、CPU、GPUなどの基板11に設けられた発熱チップであってもよく、発熱機構1も電池、モーターなどの熱を発生する構成要素、又は他の装置への放熱のための機構であってもよいことが理解されるべきである。
また、充填層2bは発熱機構1と接触していない。充填層2bは熱伝導2aの熱を放熱機構3に伝達する。
ここで熱伝導層2aは銅板、ベイパーチャンバー(VC:Vapor Chamber)、アルミニウム板、ヒートパイプ埋め込みアルミニウム板又はヒートパイプなどの熱伝導性能が良い熱伝導性材料で作られた熱伝導層2aであってもよい。充填層2bは熱伝導性パッドなどの弾性を有する熱伝導性材料である。他のいくつかの実施形態では、充填層2bは熱伝導性シリカゲル、熱伝導性接着剤などの不定形の熱伝導性材料であってもよい。
図1では放熱装置が1つの発熱機構を備えることが例として挙げられることは説明されるべきである。本実施形態では、放熱装置は複数の発熱機構を含む場合、本実施形態で提供される放熱装置も適用可能であることが解されるべきである。また、発熱機構1は放熱機構3上に設けられ、放熱機構上に直接又は間接的に設けられてもよい(図1で発熱機構1は放熱機構上に間接的に設けられている)。
放熱装置が複数の発熱機構を備える場合、加工中の複数の発熱機構間の加工公差により、発熱機構の厚さが異なるため、発熱機構と熱伝導機構の間に隙間があり、発熱機構で生成された熱の熱伝導機構への伝達の熱抵抗が大きくなる。本実施形態では、図1に示すように、熱伝導機構は熱伝導層と充填層を含むように設けられ、充填層は発熱機構と接触していなく、このように、発熱機構が放熱機構上に設けられた後、充填層が熱伝導層と放熱機構の間の隙間を埋めるため、充填層の弾性圧着作用により、熱伝導層は発熱機構に密に圧着されることができる。これにより、発熱機構と熱伝導機構の加工及び取り付け公差を補うことにより、熱伝達効率を向上させ、発熱機構への放熱効果を高めることができる。
熱伝導層が銅板、VCプレート、アルミ板又はヒートパイプなどの熱伝導性能に優れた熱伝導性材料で作られるため、熱伝導層の熱伝導係数が380W/mk(ワット/メートル*ケルビン)に達することができるため、熱伝導層は、発熱機構で生成された熱を放熱機構に迅速に伝達することができるため、発熱機構と放熱機構の間の熱抵抗を低減し、それによって発熱機構で生成された熱の放熱機構への伝達効率を向上させる。
本実施形態では、図1を参照すると、放熱機構3の表面にはノッチが設けられてもよく、熱伝導機構2はノッチ内に設けられ、且つ充填層2bは弾性を有する熱伝導性材料であり、このように、熱伝導層2aと発熱機構1が一緒に圧着される場合、充填層2bは、常に熱伝導層2aに発熱機構1に向かう弾力を与えることができ、そのため、熱伝導層2aは、発熱機構1により強く圧着されることができる。また、熱伝導機構2がノッチ内に設けられることにより、熱伝導機構2の熱もノッチの側壁を介して放熱機構に伝達されることができ、それによって、発熱機構で生成された熱の放熱機構への伝達効率をさらに向上させる。当然、本実施形態では、放熱機構3の表面にはノッチが設けられなくてもよく、この時、熱伝導機構2は放熱機構3の表面に直接設けられ、充填層2bは同様に熱伝導層2aと発熱機構1をより密に圧着させるという役割を果たすことができる。
本開示の実施形態によって提供される放熱装置では、発熱機構を放熱する場合、熱伝導機構を発熱機構に直接接触させるが、熱伝導機構の充填層を発熱機構に接触させなく、このように、発熱機構で生成された熱が熱伝導層に直接伝達されるため、熱伝導層は発熱機構の中央の熱を放熱機構に迅速に伝達し、発熱機構で生成された熱に対する放熱効率を向上させ、発熱機構に対する放熱効果を高めることができる。
図1を参照すると、本実施形態では、放熱機構3は放熱ハウジング3aと複数の放熱歯3bを含んでもよい。ここで、複数の放熱歯3bが放熱ハウジング3a上に設けられ、放熱ハウジング3aに固定接続され、且つ複数の放熱歯3bが発熱機構1と熱伝導機構2から離れるように設けられる。
本実施形態では、複数の放熱歯と放熱ハウジングは同じ熱伝導性材料で作られてもよい。図1に示すように、複数の放熱歯と放熱ハウジングは互いに垂直に設けられ、このように、複数の放熱歯は放熱機構の放熱面積を増やし、放熱効果を高め、発熱機構への冷却及び放熱効果を強くすることができる。選択可能に、複数の放熱歯は放熱ハウジングと一体に形成されてもよい。
前記実施形態に基づき、本開示の1つの選択可能な実施形態では、図2を参照すると(図2では放熱装置が1つの発熱機構を備えることが例として挙げられる)、熱伝導層2aは、充填層2b上に設けられている。
図2に示すように、本実施形態では、熱伝導層2aは、発熱機構1と直接接触し、充填層2bは、熱伝導層2aと放熱機構3の間に設けられている。
本実施形態では、発熱機構を熱伝導層と直接接触させ、取り付け過程に、充填層の弾性フローティング作用により、熱伝導層は発熱機構に密に圧着される。また、熱伝導層が銅板、VCプレート、アルミ板又はヒートパイプなどの熱伝導性能に優れた熱伝導性材料で作られ、且つ熱伝導層の熱伝導係数が380W/mkに達することができるため、熱伝導層は、発熱機構で生成された熱を放熱機構に迅速に伝達することができ、これにより、発熱機構と放熱機構の間の熱抵抗を低減し、それによって発熱機構で生成された熱の放熱機構への伝達効率を向上させる。
また、図2に示すように、放熱装置はさらに基板11と少なくとも2つの固定接続部材14を備えてもよい。発熱機構1は基板11と熱伝導機構2の間に設けられている。当該少なくとも2つの固定接続部材14は、一端に基板11が接続され、他端に放熱機構3が接続されている。また、固定接続部材14は、ネジ又はボルトであってもよく、基板11上の穴を通して放熱機構3(例えば放熱ハウジング3a)上のねじ穴にねじ込まれてもよい。基板11は、プリント回路基板(PCB:Printed Circuit Board)であってもよく、PCB板は、電子部品の支持体と電子部品の電気的接続のためのキャリアである。
また、好ましくは、当該少なくとも2つの固定接続部材14は発熱機構1に向かう力を基板11に印加し、それによって発熱機構1と熱伝達機構2を基板11と放熱機構3の間に挟み込む。固定接続部材14がネジ(一般的なネジ又はスプリングネジであってもよい)である場合、ネジを下向きにねじ込むと、ネジのネジ頭(図で詳細に示されていない)により基板11に力を印加することができる。このように、さらに弾性を有する充填層2bを利用して発熱機構1、基板11、熱伝導層2aなどの加工公差と取り付け公差をなくし、熱伝導層と発熱層の間の隙間を小さくすることができ、これにより、熱伝導層と発熱層の間には熱伝導材料が使用されなくてもよく、又は厚さ0.1〜0.15mmなどの非常に薄い熱伝導材料が使用されてもよく、発熱機構で生成された熱の放熱機構への伝達効率が向上する。同じ基板11に対応する発熱機構1が2つ以上である場合、この効果は、特に顕著である。基板11と発熱機構1は互いに固定接続されてもよく、又は一体に形成されてもよいことが理解されるべきである。また、基板と固定接続部材は、本開示の各図面に示されているが、それらは必須のものではない。加えて又は代替として、以下に説明される第一の固定接続部材10、第二の固定接続部材13又は第二の弾性接続部材12などの他の方式により、公差をなくし、熱抵抗の低減の作用を達成することができる。
図3に示すように、本開示の1つの選択可能な実施形態では、充填層2bは、熱伝導層2a上に設けられている。換言すれば、熱伝導層2aは、充填層2bと発熱機構1の間に設けられている。
図3に示すように、図3では充填層2bが熱伝導層2a上に設けられ、且つ2つの発熱機構が設けられていることが例として挙げられる。本実施形態による放熱装置はさらに熱伝導機構2上に設けられた第一の熱伝達層4を備え、第一の熱伝達層4は発熱機構1の熱を熱伝導機構2に伝達する。換言すれば、本実施形態では、熱伝導機構2は、発熱機構1と直接接触することなく、少なくとも第一の熱伝達層4を介して熱を伝達する。
図3に示すように、本実施形態では、第一の熱伝達層4は、発熱機構1と直接接触し、第一の熱伝達層4は銅板、VCプレート、アルミニウム板などの良い熱伝導性能を有する熱伝導性材料で作られてもよい。
本実施形態で第一の熱伝達層4の材料について熱伝導層2aと同じ材料を使用することができることが説明すべきである。当然、第一の熱伝達層4は熱伝導層2aと異なる材料で作られてもよく、第一の熱伝達層4は、良い熱伝導性能を有する材料を採用すればよく、本実施例で特に限定されない。
充填層2bは、熱伝導層2aと第一の熱伝達層4の間に設けられている。
当然、本実施形態では、充填層は、熱伝導層2aと放熱機構3の間に設けられてもよく、又は、充填層は、熱伝導層2aと第一の熱伝達層4との間に設けられてもよく、同時に(別の)充填層は熱伝導層2aと放熱機構3の間に設けられている。
本実施形態では、充填層が熱伝導層と放熱機構の間に設けられる場合、第一の熱伝達層は熱伝導層と直接接触し、且つ取り付けが完了された後、充填層の弾性作用で、第一の熱伝達層、熱伝導層は充填層により発熱機構に密に圧着され、第一の熱伝達層は発熱機構で生成された熱を熱伝導層に迅速に伝達し、これにより、熱伝導層と発熱機構の間の熱抵抗を低減し、熱伝達効率を向上させ、熱伝導層は、発熱機構で生成された熱を放熱機構に迅速に伝達し、発熱機構と放熱機構の間の熱抵抗を低減し、それによって発熱機構で生成された熱の放熱機構への伝達効率を向上させることができる。
前記実施形態に基づき、図4を参照すると(図4では放熱機構が2つの発熱機構を備えることが例として挙げられる)、本開示の1つの選択可能な実施形態では、第一の熱伝達層4に近い熱伝導層2aの表面には溝2cが設けられ、ここで、第一の熱伝達層4は溝2c内に設けられている。
図4に示すように、本実施形態では、溝2cは、発熱機構1に対向して設けられ、第一の熱伝達層4は、溝2c内に設けられ、充填層2bは、熱伝導層2aと放熱機構3の間に設けられている。当然、充填層は溝2c内に設けられ、第一の熱伝達層23と熱伝導層2aの間に設けられてもよい。
本実施形態では、第一の熱伝達層を溝内に設けることにより、振動等による第一の熱伝達層の緩みや脱落を効果的に避け、放熱の安定性を向上させる。
前記実施形態に基づき、図5を参照すると(図5では放熱機構が2つの発熱機構を備えることが例として挙げられる)、本開示の1つの選択可能な実施形態による放熱装置は、さらに少なくとも2つの制限柱5を備え、少なくとも2つの制限柱5は第一の熱伝達層4に近い熱伝導層2aの面に設けられ、第一の熱伝達層4は少なくとも2つの制限柱5の間に設けられる。
図5に示すように、本実施形態では、2つの制限柱5の対向している側の間の領域は、発熱機構1に対向して設けられ、第一の熱伝達層4は、2つの制限柱5の対向している側の間の領域内に設けられ、充填層2bは、熱伝導層2aと放熱機構3の間に設けられている。当然、充填層は2つの制限柱5の対向している側の間の領域内且つ第一の熱伝達層4と熱伝導層2aの間に設けられてもよい。図5では充填層2bが熱伝導層2aと放熱機構3の間に設けられていることが例として挙げられる。充填層2bは、第一の熱伝達層4と熱伝導層2aの間に設けられてもよいことが説明されるべきであり、この時、充填層2bは、2つの制限柱5の対向している側の間の領域内に設けられ、且つ、充填層2bは、熱伝導性パッドなどの一定の硬度及び弾性を有する熱伝導性材料であり、取り付けられた後、熱伝導性パッドの弾性により、第一の熱伝達層4は発熱機構1に密に圧着される。
本実施形態では、第一の熱伝達層を2つの制限柱5の対向している側の間の領域内に設けることにより、振動等による第一の熱伝達層の緩みや脱落を効果的に避け、放熱の安定性を向上させる。
前記実施形態に基づき、図6を参照すると(図6では放熱機構が2つの発熱機構を備えることが例として挙げられる)、本開示の1つの選択可能な実施形態による放熱装置は、さらに第二の熱伝達層6を備え、ここで、第二の熱伝達層6は、第一の熱伝達層4上に設けられ、第二の熱伝達層6は発熱機構1の熱を第一の熱伝達層4に伝達する。
本実施形態では、第2の熱伝達層6は、熱伝導性シリコーングリース、熱伝導性接着剤などの、良好な熱伝導性能及び流動性を有する柔らかい熱伝導材料であってもよい。他の実施形態では、第二の熱伝達層6は、弾性熱伝導性パッドなどの弾性を有する熱伝導材料であってもよい。
取り付けが完了された後、第二の熱伝達層6は、第一の熱伝達層4によって発熱機構1に密に圧着されている。
本実施形態では、第二の熱伝達層は、熱伝導材料であり、特に熱伝導性シリコーングリース、熱伝導性接着剤などの流動性を有する非常に柔らかい熱伝導材料である。第二の熱伝達層が第一の熱伝達層と発熱機構の間に設けられた後、第二の熱伝達層が発熱機構に密に圧着され、これにより、発熱機構と第一の熱伝達層の間の熱抵抗を低減し、それによって発熱機構で生成された熱の放熱機構への伝達効率を向上させる。
第二の熱伝達層6も熱伝導機構2上に直接設けられ且つ熱伝導機構と接触してもよいことが理解されるべきであり、即ち、第一の熱伝達層4は設けられなくてもよい。また、充填層2bは熱伝導性パッドなどの弾性を有する熱伝導材料である。この場合、充填層2bは、熱伝導層2aと放熱機構3の間に設けられている。換言すれば、熱伝導層2aは、それぞれ第二の熱伝達層6と充填層2bとしての熱伝導材料を介して発熱機構1及び放熱機構3と接触することができる。熱伝導層2aは、温度均一化作用を有するため、熱伝導及び温度均一化層又は温度均一化熱伝導層と呼ばれてもよい。
前記実施形態に基づき、図7を参照すると(図7では放熱機構が2つの発熱機構を備えることが例として挙げられる)、本開示の1つの選択可能な実施形態によって提供される放熱装置は、さらに接着層7を備え、接着層7が第一の熱伝達層4を発熱機構1に接着させ、且つ、接着層7が発熱機構1の熱を第一の熱伝達層4に伝達する。
本実施形態では、接着層7は熱伝導性接着剤であってもよい。熱伝導性接着剤は、一液型、熱伝導型、室温硬化型の有機シリコーン接着シール剤であってもい。熱伝導性接着剤は、良い耐冷熱交番性能、耐老化性能及び電気絶縁性能を有し、且つ良い耐湿性、耐衝撃性、耐コロナ性、耐漏電性、耐薬品性を有している。−60℃〜280℃で連続的に使用され且つ性能を維持することができ、且つほとんどの金属及び非金属材料との密着性に優れている。
図7に示すように、本実施形態では、第一の熱伝達層は、熱伝導性接着剤を介して発熱機構に接着され、これにより、振動等による第一の熱伝達層の脱落を避けるとともに、発熱機構と第一の熱伝達層の間の熱抵抗を低減し、発熱機構で生成された熱の放熱機構への伝達効率を向上させ、発熱機構への冷却及び放熱効果を高めることができる。
前記実施形態に基づき、図8を参照すると(図8では放熱機構が2つの発熱機構を備えることが例として挙げられる)、本開示の1つの選択可能な実施形態によって提供される放熱装置は、さらに熱伝達部材8を備え、熱伝達部材8の一端に第一の熱伝達層4が接続され、熱伝達部材8の他端に熱伝導機構2が接続されている。
本実施形態では、熱伝達部材8は、ヒートパイプを含み、図8に示すように、ヒートパイプが蒸発側8bと凝縮側8aを含み、ヒートパイプの蒸発側8bが第一の熱伝達層4に接続され、ヒートパイプの凝縮側8aが熱伝導層2aに接続されている。
本実施形態では、ヒートパイプは、パイプシェル、ウィック及びエンドキャップで構成される。パイプシェルの内部は1.3×10−1Pa〜10−4Paの負圧にしてから適切な量の作動液で満たし、作動液について実際のニーズに応じて熱相変化液を選択することができる。ウィックは多孔質毛細管材料で作られ、且つパイプシェルの内壁に密着し、作動液はウィックを満たしてから密閉する。ヒートパイプ内の作動液が熱を受けて蒸発される側は蒸発側であり、ヒートパイプ内の作動液が冷却されて凝縮される側は凝縮側である。ヒートパイプの蒸発側が熱を受けるとウィック内の液体は蒸発して気化し、蒸気はわずかな圧力差で凝縮側に流れ、熱を放出して液体に凝縮し、液体はウィックに沿って流れ、ウィックのサイホン力の作用に依存して蒸発側に戻る。このようにして循環し、熱はヒートパイプの蒸発側から凝縮側に伝達される。
本実施形態では、ヒートパイプの蒸発側が第一の熱伝達層に接続され、ヒートパイプの蒸発側と第一の熱伝達層は溶接、接着又は他の接続方式で接続されてもよく、ヒートパイプの凝縮側は熱伝達層に接続され、ヒートパイプの凝縮側と熱伝導層は溶接、接着又は他の接続方式で接続されてもよい。ヒートパイプの蒸発側からの熱は、ヒートパイプの凝縮側に速く伝達され、ヒートパイプの凝縮側を通って熱伝導層に伝達されることができ、これにより、第一の熱伝達層と熱伝導層の間の熱抵抗を低減し、発熱機構で生成される熱の放熱機構への伝達効率を向上させ、発熱機構への冷却効果と放熱効果を高める。
前記実施形態に基づき、図9を参照すると(図9では放熱機構が2つの発熱機構を備えることが例として挙げられる)、本開示の1つの選択可能な実施形態によって提供される放熱装置は、さらに少なくとも1つの第一の弾性接続部材を備える。図9では各発熱機構が2つの第一の弾性接続部材9に対応することが例として挙げられ、ここで、少なくとも1つの第一の弾性接続部材の一端に第一の熱伝達層4が接続され、少なくとも1つの第一の弾性接続部材の他端に熱伝導層2aが接続され、少なくとも1つの第一の弾性接続部材は、発熱機構1に近い方向に沿って第一の熱伝達層4に弾力を与える。
図9に示すように、第一の弾性接続部材9は、熱伝導層2aと第一の熱伝達層4の接触面に垂直に設けられ、取り付けが完了された後、第一の弾性接続部材9によって第一の熱伝達層4に提供される弾力は、発熱機構1の熱伝導層2aに近い面に垂直であり、且つ、第一の弾性接続部材9によって第一の熱伝達層4に与えられる弾力の方向は、発熱機構1に向かう。即ち、本実施形態では、第一の熱伝達層4と熱伝導層は、第一の弾性接続部材9の作用で、発熱機構1に密に圧着される。
図9に示すように、図9では充填層2bが第一の熱伝達層4と熱伝導層2aの間に設けられることが例として挙げられる。充填層2bは熱伝導層2aと放熱機構3の間に設けられてもよく、充填層2bは第一の熱伝達層4と熱伝導層2aの間に設けられながら熱伝導層2aと放熱機構3の間に設けられてもよいことが理解されるべきである。充填層2bは熱伝導性シリコーングリース、熱伝導性接着剤などの流動性を有する柔らかい熱伝導材料である。
本実施形態では、第一の弾性接続部材は、スプリングネジであってもよく、スプリングネジが2つの物体を接続した後、スプリングネジによって接続された2つの物体の間に、スプリングネジに接続された2つの物体に弾力を与えることができる。本実施形態では、第一の弾性接続部材9は発熱機構1に向かう弾力を第一の熱伝達層4に与える。
本実施形態では、図9に示すように、前記装置は、さらに熱伝導層2aを放熱機構3に固定するための少なくとも2つの第一の固定接続部材をさらに備える。
本実施形態では、第一の固定接続部材10は一般的なネジであってもよく、第一の固定接続部材10は、放熱機構3上に設けられたねじ穴を介して熱伝導層2aを放熱機構3に固定する。
本実施形態では、第一の熱伝達層と熱伝導層は第一の弾性接続部材によって接続され、取り付けが完了された後、第一の熱伝達層は、発熱機構に密に圧着され、このように、第一の弾性接続部材によって与えられる弾力により、第一の熱伝達層と発熱機構の間の隙間を小さくし、それによって発熱機構と第一の熱伝達層の間の熱抵抗を低減し、発熱機構で生成された熱の放熱機構への伝達効率を向上させ、発熱機構への冷却及び放熱効果を高める。
前記実施形態に基づき、図10を参照し、本開示の1つの選択可能な実施形態では、発熱機構1は基板11上に設けられ、放熱装置はさらに少なくとも2つの第二の弾性接続部材を備え、少なくとも2つの第二の弾性接続部材の一端に熱伝導層2aが接続され、少なくとも2つの第二の弾性接続部材の他端に基板11が接続され、少なくとも2つの第二の弾性接続部材は発熱機構1に近い方向に沿って熱伝導層2aに弾力を与える。充填層2bは熱伝導性シリコーングリース、熱伝導性接着剤などの流動性を有する柔らかい熱伝導材料である。
本実施形態では、第二の弾性接続部材12は、第一の弾性接続部材と同じスプリングネジ又は他の弾性接続部材であってもよい。
本実施形態では、図10に示すように、第二の弾性接続部材12は熱伝導層2aの両端に設けられ、且つ、第二の弾性部材12は熱伝導層2aの基板11に近い面に垂直に設けられ、第二の弾性接続部材12は、発熱機構1と熱伝導層2aの接触面に垂直な弾力を熱伝導層2aに与え、熱伝導層2aは、弾力によって発熱機構1に密に圧着される。
本実施形態では、基板11は、プリント回路基板(PCB:Printed Circuit Board)であってもよく、PCB板は、電子部品の支持体と電子部品の電気的接続のためのキャリアであり、いくつかの電子部品はPCB板に設けられ、且つPCB板上のプリント回路により相互の電気的接続が実現される。
図10に示すように、基板11は放熱機構3に固定接続され、且つ基板11には電子部品の一面が放熱機構3に対向して設けられている。即ち、図10に示すように、基板11上の電子部品は、基板11と放熱機構3の間に設けられている。
発熱機構1は基板11と放熱機構3の間に設けられ、基板11に接続される。ここで発熱機構1は基板11上に設けられた発熱チップであってもよく、発熱機構1は電子部品として他の電子部品と共に基板11に設けられ、且つ基板11のプリント回路を介して他の電子部品に電気的に接続されている。
本実施形態では、熱伝導層と基板は、スプリングネジを介して接続され、スプリングネジが熱伝導層と基板の間に弾力を与え、これにょり、熱伝導層は発熱機構に密に圧着され、発熱機構と熱伝導層の間の隙間と熱抵抗を低減し、発熱機構で生成された熱の放熱機構への伝達効率を向上させ、放熱機構への冷却及び放熱効果を高める。
前記実施形態に基づき、図11に示すように(図11で放熱機構が2つの発熱機構を備えることが例として挙げられる)、本開示の1つの選択可能な実施形態では、発熱機構1は、基板11上に設けられ、放熱装置はさらに熱伝導層2aと基板11を固定接続するための少なくとも2つの第二の固定接続部材を備える。
本実施形態では、第二の固定接続部材13は、第一の固定接続部材と同じ一般的なネジであってもよく、第二の固定接続部材13は、ねじ穴を介して熱伝導層2aを基板11に固定する。
第二の熱伝達層は、熱伝導性シリコーングリース、熱伝導性接着剤などの流動性を有する柔らかい熱伝導材料を含んでもよく、熱伝導材料の厚さが0.10mm〜0.15mmである。本実施形態における流動性を有する柔らかい熱伝導材料は、熱伝導性シリコーングリース、熱伝導性接着剤などであってもよく、当然、本実施形態における第二の熱伝達層は、充填層の材料と同じであってもよく、異なってもよく、良好な熱伝導性能を有し且つ一定の弾性を有する限り、本実施形態で具体的に限定されない。
本開示の各実施形態では、充填層は熱伝導材料であり、その厚さが0.30mm〜1.00mmである。図1〜図8における充填層は、弾性熱伝導材料を含んでもよく、図9〜図11における充填層は流動性を有する柔らかい熱伝導性接着剤であってもよい。
熱伝導層は、温度均一化及び熱伝導基板を含んでもよく、又は温度均一化及び熱伝導基板であってもよく、温度均一化及び熱伝導基板の面積が発熱機構と熱伝導機構の接触面積よりも大きい。温度均一化及び熱伝導基板は、銅板、VCプレート、アルミニウム板又はヒートパイプなどの熱伝導性能に優れた熱伝導性材料で作られる。
上記の各実施形態における第一の弾性接続部材9と第二の弾性接続部材12及び図1〜図8における充填層2bなどは、クランプ力を印加して層間の間隔をフローティングして調整するフローティング機構の機能を持っている。特に、熱伝導材料を中間層として使用する場合、このようなフローティング機構により、熱伝導層2aと発熱機構1及び/又は熱伝導層2aと放熱層3の間の間隔を小さくし(即ち、熱伝導材料の厚さを圧縮する)、熱抵抗を低減することができる。熱伝導層2aは、熱伝導及び温度均一化作用を有するので、発熱機構からの熱を迅速に抽出し、熱伝導及び温度均一化を行った後に放熱機構に迅速かつ十分に伝達することができる。
上記は本開示の好ましい実施形態に過ぎず、本開示の保護範囲を限定するために使用されるものではない。
前記実施形態に基づき、図4を参照すると(図4では放熱装置が2つの発熱機構を備えることが例として挙げられる)、本開示の1つの選択可能な実施形態では、第一の熱伝達層4に近い熱伝導層2aの表面には溝2cが設けられ、ここで、第一の熱伝達層4は溝2c内に設けられている。
図4に示すように、本実施形態では、溝2cは、発熱機構1に対向して設けられ、第一の熱伝達層4は、溝2c内に設けられ、充填層2bは、熱伝導層2aと放熱機構3の間に設けられている。当然、充填層は溝2c内に設けられ、第一の熱伝達層と熱伝導層2aの間に設けられてもよい。
前記実施形態に基づき、図5を参照すると(図5では放熱装置が2つの発熱機構を備えることが例として挙げられる)、本開示の1つの選択可能な実施形態による放熱装置は、さらに少なくとも2つの制限柱5を備え、少なくとも2つの制限柱5は第一の熱伝達層4に近い熱伝導層2aの面に設けられ、第一の熱伝達層4は少なくとも2つの制限柱5の間に設けられる。
前記実施形態に基づき、図6を参照すると(図6では放熱装置が2つの発熱機構を備えることが例として挙げられる)、本開示の1つの選択可能な実施形態による放熱装置は、さらに第二の熱伝達層6を備え、ここで、第二の熱伝達層6は、第一の熱伝達層4上に設けられ、第二の熱伝達層6は発熱機構1の熱を第一の熱伝達層4に伝達する。
前記実施形態に基づき、図7を参照すると(図7では放熱装置が2つの発熱機構を備えることが例として挙げられる)、本開示の1つの選択可能な実施形態によって提供される放熱装置は、さらに接着層7を備え、接着層7が第一の熱伝達層4を発熱機構1に接着させ、且つ、接着層7が発熱機構1の熱を第一の熱伝達層4に伝達する。
前記実施形態に基づき、図8を参照すると(図8では放熱装置が2つの発熱機構を備えることが例として挙げられる)、本開示の1つの選択可能な実施形態によって提供される放熱装置は、さらに熱伝達部材8を備え、熱伝達部材8の一端に第一の熱伝達層4が接続され、熱伝達部材8の他端に熱伝導機構2が接続されている。
前記実施形態に基づき、図9を参照すると(図9では放熱装置が2つの発熱機構を備えることが例として挙げられる)、本開示の1つの選択可能な実施形態によって提供される放熱装置は、さらに少なくとも1つの第一の弾性接続部材を備える。図9では各発熱機構が2つの第一の弾性接続部材9に対応することが例として挙げられ、ここで、少なくとも1つの第一の弾性接続部材の一端に第一の熱伝達層4が接続され、少なくとも1つの第一の弾性接続部材の他端に熱伝導層2aが接続され、少なくとも1つの第一の弾性接続部材は、発熱機構1に近い方向に沿って第一の熱伝達層4に弾力を与える。
前記実施形態に基づき、図11に示すように(図11で放熱装置が2つの発熱機構を備えることが例として挙げられる)、本開示の1つの選択可能な実施形態では、発熱機構1は、基板11上に設けられ、放熱装置はさらに熱伝導層2aと基板11を固定接続するための少なくとも2つの第二の固定接続部材を備える。

Claims (20)

  1. 放熱装置であって、発熱機構、熱伝導機構と放熱機構を備え、前記熱伝導機構が熱伝導層と充填層を含み、
    前記発熱機構が前記放熱機構上に設けられ、
    前記熱伝導機構が前記発熱機構と前記放熱機構の間に設けられ、前記熱伝導機構がそれぞれ前記発熱機構と前記放熱機構と接触し、
    前記充填層が前記発熱機構と接触していなく、前記充填層が弾性を有し、弾性フローティング作用で熱伝導層が発熱機構に密に圧着され、
    前記充填層が前記熱伝導層の熱を前記放熱機構に伝達する、放熱装置。
  2. 前記熱伝導層は、前記充填層と前記発熱機構の間に設けられている、請求項1に記載の装置。
  3. 前記発熱機構は基板に設けられ、
    前記装置はさらに少なくとも2つの第二の弾性接続部材を備え、
    前記少なくとも2つの第二の弾性接続部材の一端に前記熱伝導層が接続され、前記少なくとも2つの第二の弾性接続部材の他端に前記基板が接続され、
    前記少なくとも2つの第二の弾性接続部材が前記発熱機構に近い方向に沿って前記熱伝導層に弾力を与える、請求項1又は2に記載の装置。
  4. 前記装置は、少なくとも2つの第一の固定接続部材をさらに備え、前記少なくとも2つの第一の固定接続部材が前記熱伝導層を前記放熱機構に固定する、請求項1又は2に記載の装置。
  5. 前記発熱機構は基板に設けられ、
    前記装置はさらに少なくとも2つの第二の固定接続部材を備え、
    前記少なくとも2つの第二の固定接続部材が前記熱伝導層と前記基板を固定接続する、請求項1又は2に記載の装置。
  6. 放熱装置であって、発熱機構、熱伝導機構、放熱機構と第一の熱伝達層を備え、前記熱伝導機構が熱伝導層と充填層を含み、
    前記発熱機構が前記放熱機構上に設けられ、
    前記熱伝導機構が前記発熱機構と前記放熱機構の間に設けられ、前記熱伝導機構が前記放熱機構と接触し、
    前記第一の熱伝達層が前記熱伝導機構上に設けられ、前記発熱機構の熱を前記熱伝導機構に伝達し、
    前記充填層が前記発熱機構と接触していない、放熱装置。
  7. 前記熱伝導層の前記第一の熱伝達層に近い面には溝が設けられ、
    前記第一の熱伝達層は前記溝内に設けられている、請求項6に記載の装置。
  8. 前記装置はさらに少なくとも2つの制限柱を備え、
    前記少なくとも2つの制限柱が前記熱伝導層の前記第一の熱伝達層に近い面に設けられ、
    前記第一の熱伝達層は前記少なくとも2つの制限柱の間に設けられている、請求項6に記載の装置。
  9. 前記装置はさらに第二の熱伝達層を備え、
    前記第二の熱伝達層は前記第一の熱伝達層上に設けられ、前記第二の熱伝達層は前記発熱機構の熱を前記第一の熱伝達層に伝達する、請求項6に記載の装置。
  10. 前記装置はさらに前記第一の熱伝達層と前記充填層の間に設けられた熱伝達部材を備え、
    前記熱伝達部材はヒートパイプを含み、
    前記ヒートパイプの蒸発側が前記第一の熱伝達層に接続され、
    前記ヒートパイプの凝縮側が前記熱伝導層に接続されている、請求項6〜9のいずれか一項に記載の装置。
  11. 前記装置はさらに少なくとも1つの第一の弾性接続部材を備え、
    前記少なくとも1つの第一の弾性接続部材の一端に前記第一の熱伝達層が接続され、前記少なくとも1つの第一の弾性接続部材の他端に前記熱伝導層が接続され、
    前記少なくとも1つの第一の弾性接続部材が前記発熱機構に近い方向に沿って前記第一の熱伝達層に弾力を与える、請求項6〜10のいずれか一項に記載の装置。
  12. 前記充填層は、前記熱伝導層と前記放熱機構の間及び/又は前記熱伝導層と前記第一の熱伝達層の間に設けられている、請求項6〜11のいずれか一項に記載の装置。
  13. 前記発熱機構は基板上に設けられ、
    前記装置はさらに少なくとも2つの第二の弾性接続部材を備え、
    前記少なくとも2つの第二の弾性接続部材の一端に前記熱伝導層が接続され、前記少なくとも2つの第二の弾性接続部材の他端に前記基板が接続され、
    前記少なくとも2つの第二の弾性接続部材が前記発熱機構に近い方向に沿って前記熱伝導層に弾力を与える、請求項6〜11のいずれか一項に記載の装置。
  14. 前記装置は、少なくとも2つの第一の固定接続部材をさらに備え、前記少なくとも2つの第一の固定接続部材が前記熱伝導層を前記放熱機構に固定する、請求項6〜11のいずれか一項に記載の装置。
  15. 前記発熱機構は基板上に設けられ、
    前記装置はさらに少なくとも2つの第二の固定接続部材を備え、
    前記少なくとも2つの第二の固定接続部材が前記熱伝導層と前記基板を固定接続する、請求項6〜11のいずれか一項に記載の装置。
  16. 前記充填層と前記第二の熱伝達層は熱伝導材料である、請求項9に記載の装置。
  17. 放熱装置であって、発熱機構、熱伝導機構、放熱機構とフローティング機構を備え、前記熱伝導機構が熱伝導層と充填層を含み、
    前記熱伝導機構が前記発熱機構と前記放熱機構の間に設けられ、
    前記充填層は前記熱伝導層と前記放熱機構の間に設けられ、前記熱伝導層の熱を前記放熱機構に伝達し、
    前記フローティング機構は前記熱伝導層と前記放熱機構を固定接続し、又は前記発熱機構上に設けられた基板と前記熱伝導層を固定接続することにより、前記発熱機構と前記熱伝導層の間の間隔を小さくする、放熱装置。
  18. 前記充填層は熱伝導材料である、請求項17に記載の放熱装置。
  19. 前記熱伝導層は、アルミニウム板、銅板、ベイパーチャンバー又はヒートパイプ埋め込みアルミニウム板などの温度均一化基板である、請求項17又は18に記載の放熱装置。
  20. 前記フローティング機構はスプリングネジである、請求項17〜18のいずれか一項に記載の放熱装置。
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