JP3232820B2 - アウターリードボンディング方法 - Google Patents

アウターリードボンディング方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、デバイスのアウターリ
ードと基板の電極を観察し、アウターリードと電極を位
置合せしながら、デバイスを基板に移載し、アウターリ
ードと電極を圧着するデバイスのアウターリードボンデ
ィング方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年TAB(Tape Automat
ed Bonding)法によって製造されたデバイス
は、基板に搭載され電子回路を構成する部品として広く
用いられるようになってきている。TAB法は、ポリイ
ミドなどからなるフィルムキャリアの表面に導電材によ
りリードを形成し、リード上にウエハから切り出された
半導体チップをボンディングした後、リードのアウター
リードを打ち抜いてデバイスとする方法である。そし
て、このデバイスは、極細で非常に狭いピッチで多数列
設されたアウターリードを有している。
【0003】図5はこのデバイスのアウターリードと基
板の電極を観察し、位置合せをしてアウターリードを電
極に圧着する従来のアウターリードボンディング装置を
示す側面図である。図5中、1は電極2を有する基板、
3はアウターリード4を備えたデバイス、5はボンディ
ングヘッド、6はボンディングヘッド5の下部に下向き
に固定され、アウターリード4を電極2に押付けて圧着
する圧着ツール、7はボンディングヘッド5に装着され
たガイド8に摺動自在に係合し、ボンディングヘッド5
に対して昇降するノズルである。ノズル7はデバイス3
を吸着し、鎖線で示すようにデバイス3を基板1に搭載
するものである。また、Xは矢印N1,N2方向に出退
してアウターリード4及び電極2を観察し、アウターリ
ード4と電極2の位置ずれ量を検出するための観察部で
あり、このうち、9はカメラ、10は鏡筒、11はアウ
ターリード4及び電極2の2系統の光路を構成するため
のプリズムである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来のアウ
ターリードボンディング装置では、デバイス3のアウタ
ーリード4と電極2の位置を観察する際、図5に示して
いるように、観察部Xがアウターリード4と電極2の間
に出退するようになっていた。したがって、この観察時
において、電極2からアウターリード4までの距離をか
なり大きく設定する必要があり、必然的に観察が完了し
てからデバイス3のアウターリード4が電極2に接地す
るまでにおけるノズル7のストロークDが大きくなって
いた。
【0005】しかしながら、アウターリード4は、上述
したように極めて狭いピッチで多数列設されており、ア
ウターリード4と電極2とは、非常に高い精度での位置
合せが必要となるところ、上記大きなストロークD間に
おける機械的ガタなどにより、鎖線で示す搭載位置にお
いてアウターリード4が電極2から位置ずれを生ずるこ
とがあった。
【0006】そこで本発明は、デバイスの搭載精度を向
上できるアウターリードボンディング方法を提供するこ
とを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、デバイスを基
板に移載すべく、デバイスを吸着するノズルと、ノズル
を昇降させる昇降手段と、ノズルに吸着されたデバイス
のアウターリードを基板に形成された電極に圧着する圧
着ツールとを備えたボンディングヘッドと、ノズルに吸
着されたデバイスのアウターリードと基板の電極を観察
する観察部と、観察部に備えられたカメラに連結されて
光路を調整するための筒体と、この筒体を圧着ツールと
ノズルに吸着されたデバイスのアウターリードとの間に
出退させる移動手段とを備えたアウターリードボンディ
ング装置を用いるアウターリードボンディング方法であ
って、昇降手段を駆動してノズルを下降させることによ
り、ノズルの下端部に吸着されたデバイスのアウターリ
ードと圧着ツールの間にスペースを確保し、この確保さ
れたスペースに筒体を進入させてデバイスのアウターリ
ードと基板の電極を観察するようにした。
【0008】
【作用】上記構成により、昇降手段を駆動してノズルを
下降させることにより、ノズルの下端部に吸着されたデ
バイスのアウターリードと圧着ツールの間にスペースを
確保し、このスペースに観察部の筒体を進入させる。し
たがって、アウターリードを電極に近接あるいは接地さ
せた状態において、観察部はアウターリード及び電極を
観察する。その結果、観察部の観察後にノズルが下降す
るストロークを極めて小さくあるいは零にすることがで
き、観察後におけるアウターリードの位置ずれを抑制
し、デバイスの搭載精度を向上することができる。
【0009】
【実施例】次に図面を参照しながら、本発明の実施例を
説明する。なお従来技術に係る図5に示した構成要素と
同様な構成要素については、同一符号を付すことにより
説明を省略する。
【0010】図1は本発明の実施例のアウターリードボ
ンディング装置を示す側面図であり、12は機台、13
は機台12と一体的な天枠、14は基板1を保持するホ
ルダ、15はホルダ14をXモータ16によりX方向
(図1紙面直交方向)に移動させるXテーブル、17は
Yモータ18によりXテーブル15をY方向に移動させ
るYテーブルである。また19はデバイス3を収納する
トレイもしくはフィルムキャリアを打抜いてデバイス3
を製造する金型などのデバイス供給部、20はボンディ
ングヘッド5をZ方向に昇降させるZテーブル、21は
Zテーブル20をYモータ22によりY方向に移動させ
ると共に、天枠13に固定されるYテーブル、Aはノズ
ル7に吸着されたデバイス3のアウターリード4と基板
1の電極2を観察する観察部である。この観察部Aを圧
ツール6とノズル7に吸着されたデバイス3のアウタ
ーリード4との間に出退させる移動手段のうち、23は
観察部AをZ方向に昇降させるZテーブル、24はYモ
ータ25によりZテーブル23をY方向に移動させるY
テーブル、26はXモータ16によりYテーブル24を
X方向に移動させると共に、天枠13に固定されるXテ
ーブルである。なお本実施例のアウターリードボンディ
ング装置は、Yモータ22及びZテーブル20及びノズ
ル7を駆動することにより、ボンディングヘッド5に昇
降自在かつXY方向移動不能に設けられたノズル7によ
り、デバイス供給部19からデバイス3をピックアップ
して、ホルダ14などに位置決めされた基板1へデバイ
ス3を移載すると共に、移載されたデバイス3のアウタ
ーリード4と電極2とを圧着ヘッド6により熱圧着して
接合するものである。
【0011】次に図2を参照しながら、ノズル7の昇降
手段などについて説明する。図2はボンディングヘッド
5の内部構造を示す側面図であり、28はボンディング
ヘッド5の上部にシャフト29によってその左端部が枢
支されるアーム、30はアーム28の右端部に回転自在
に軸支されるローラ、31はノズル7の上端部とローラ
30とを連結するジョイント部、32はアーム28の中
程に回転自在に軸支されるカムフォロワ、33はカムフ
ォロワ32に周接すると共に、ボンディングヘッド5に
固定されるモータ35の出力軸34に軸着される偏心カ
ム、36はアーム28を下方に付勢する引きばねであ
る。したがって、モータ35を駆動すると、偏心カム3
3を回転させることにより、アーム28を上方あるいは
下方へ揺動させることができ、その結果ノズル7をこれ
によりボンディングヘッド5及びボンディングヘッド5
と一体的な圧着ツール6に対して、Z方向に昇降させる
ことができる。もちろん、ノズル7はデバイス3を吸着
したり吸着を解除したりするための吸引手段Vに接続さ
れている。
【0012】さて図3は観察部Aによりアウターリード
4及び電極2を観察する状態を示す側面図である。観察
部Aのうち、37はZテーブル23により昇降する下向
きのカメラ、38はカメラ37に連結される筒体であ
り、筒体38中には光路を調整するためのミラー39,
40が設けられている。図2に示すように、アウターリ
ード4と電極2との位置合せのための観察を行うにあた
り、モータ35を駆動して下端部にデバイス3を吸着し
ノズル7を下降させることにより、デバイス3を基板
1に接近させるとともに、圧着ツール6とデバイス3
アウターリード4との間に筒体38が進入できるスペー
Sを確保する。また、Zテーブル20を駆動してボン
ディングヘッド5をできるだけ下降させ、アウターリー
ド4と電極2とが小距離dだけ離れているようにする。
そして、このようにアウターリード4と電極2とが近接
している状態で、スペースSに筒体38を進入させて
メラ37により画像を取込む。
【0013】図4はこの画像の例を示すものであり、視
野A1→視野A2→視野A3→視野A4のように、画像
認識を行う視野を移動しながら、電極2に対するデバイ
ス3の位置ずれ量を検出し、この位置ずれ量を打消すよ
うに水平面内において位置補正を行う。そして図3に示
す状態からノズル7を小距離dだけ下降してアウターリ
ード4を電極2上に着地させる。この際、ノズル7の昇
降ストロークは小距離dにすぎないので、ノズル7の昇
降手段の機械的ガタはデバイス3の搭載精度にほとんど
影響することはなく、高精度の搭載を行うことができ
る。そして、搭載が完了したならば、Zテーブル20を
駆動してボンディングヘッド5と一体的に圧着ツール6
を下降し、圧着ツール6によりアウターリード4と電極
2の熱圧着を行う。
【0014】なお図中、QFPタイプのデバイス3のみ
を図示したが、SOPタイプのデバイスであってもよ
い。
【0015】
【発明の効果】本発明によれば、デバイスのアウターリ
ードと基板の電極をカメラにより的確に観察できる。ま
観察後にノズルが下降するストロークを小さくして、
このストローク間におけるデバイスの位置ずれを抑制
し、搭載精度を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係るアウターリードボンディ
ング装置の側面図
【図2】本発明の実施例に係るボンディングヘッドの内
部構造を示す側面図
【図3】本発明の実施例に係るアウターリードボンディ
ング装置の側面図
【図4】本発明の実施例に係るカメラ画像の例示図
【図5】従来のアウターリードボンディング装置を示す
側面図
【符号の説明】
1 基板 2 電極 3 デバイス 4 アウターリード 6 圧着ツール 7 ノズル 23 Zテーブル 25 Yモータ 27 Xモータ A 観察部
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01L 21/60 H05K 13/04

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】デバイスを基板に移載すべく、デバイスを
    吸着するノズルと、前記ノズルを昇降させる昇降手段
    と、前記ノズルに吸着されたデバイスのアウターリード
    を基板に形成された電極に圧着する圧着ツールとを備え
    たボンディングヘッドと、前記ノズルに吸着されたデバ
    イスのアウターリードと基板の電極を観察する観察部
    と、前記観察部に備えられたカメラに連結されて光路を
    調整するための筒体と、この筒体を前記圧着ツールと前
    記ノズルに吸着されたデバイスのアウターリードとの間
    に出退させる移動手段とを備えたアウターリードボンデ
    ィング装置を用いるアウターリードボンディング方法で
    あって、前記昇降手段を駆動して前記ノズルを下降させ
    ることにより、前記ノズルの下端部に吸着されたデバイ
    スのアウターリードと前記圧着ツールの間にスペースを
    確保し、この確保されたスペースに前記筒体を進入させ
    てデバイスのアウターリードと基板の電極を観察するよ
    うにしたことを特徴とするアウターリードボンディング
    方法
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