JP3232700U

JP3232700U - 平面昇降装置

Info

Publication number: JP3232700U
Application number: JP2021001471U
Authority: JP
Inventors: 沈▲エン▼
Original assignee: Shanghai Yingzhi Technology Co Ltd
Current assignee: Shanghai Yingzhi Technology Co Ltd
Priority date: 2020-05-14
Filing date: 2021-04-21
Publication date: 2021-07-01
Anticipated expiration: 2031-04-21
Also published as: CN212174338U; JP3231343U

Abstract

【課題】積載能力が増え、平面運動の安定性が高い平面昇降装置を提供する。【解決手段】縦方向に沿って移動可能に設置されている昇降プラットフォーム３と、自身の軸線をめぐって回転可能に設けられて且つ同一の水平面に位置している少なくとも４つの転向滑車１と、一端が前記昇降プラットフォームと接続されて、別の端が対応する前記転向滑車を経由して、且つ統一的にハブ２とコントローラ４を経由して接続されている少なくとも４つのフレキシブル接合具５とを含む。コントローラは回転する場合、フレキシブル接合具を伸び縮みするように動かすが、それによって昇降プラットフォームが安定的に平面昇降運動を行うように動かす。少なくとも４つのフレキシブル接合具を利用して、１つのコントロールポイントで同時に４つ以上のポイントを昇降するように制御することができて、昇降プラットフォームの運動の安定性を維持して、水平度を保証する。【選択図】図１

Description

本実用新案は昇降装置の技術分野に関わるものであるが、特に平面昇降装置に関わるものである。

植物の生長に空気、水、温度、光と養分などを必要とするが、水、二酸化炭素、栄養物質と環境要素のように、光の照射の品質と強度は植物の生長に影響を与える最も重要な要素の１つとなる。ここ数年、人造光源は植物の成長に助ける面において利用頻度がますます高くなっている。

人造光源で植物を照射する場合、植物成長ランプの植物に対する距離は非常に重要であるが、適当な距離は植物の成長を促進して、花期をコントロールするだけではなく、更に花期を延長して、植物の品質を高めることができる。異なる植物に対して、植物成長ランプの植物に対する最適な距離は異なる。同種類の植物に関して、植物の成長に従って、植物成長ランプの植物に対する最適な距離も異なる。当面の技術では、普通に昇降装置を利用して植物成長ランプの昇降を実現しているが、当面の昇降装置は負荷重量がわりに軽くて、平面の昇降をよくコントロールして当該平面の運動の安定性を維持することができない。

本実用新案の目的は、当面の昇降装置の負荷重量がわりに軽くて、平面の昇降をよくコントロールして当該平面の運動の安定性を維持することができないという技術問題を解決するように、平面昇降装置を提供することにある。

上記の技術問題を解決するために、本実用新案に採用される技術案は、
縦方向に沿って移動可能に設置されている昇降プラットフォームと、
自身の軸線をめぐって回転可能に設けられて且つ同一の水平面に位置している少なくとも４つの転向滑車と、
一端が前記昇降プラットフォームと接続されて、別の端が対応する前記転向滑車を経由して、且つ統一的にハブとコントローラを経由して接続されている少なくとも４つのフレキシブル接合具と
を含む平面昇降装置を提供する。

本実用新案のある実施例では、前記昇降プラットフォームが多数で、多数の前記昇降プラットフォームが並んで設けられて、且つそれぞれ前記フレキシブル接合具、前記転向滑車、前記ハブと前記コントローラを経由して接続されている。

本実用新案のある実施例では、前記昇降プラットフォームが多数で、多数の前記昇降プラットフォームが前記縦方向に沿って間隔を置いて平行に設けられており、隣り合っている２つの昇降プラットフォームが接合具で接続されている。

本実用新案のある実施例では、前記フレキシブル接合具がワイヤロープである。

本実用新案のある実施例では、前記ハブが少なくとも４つの前記フレキシブル接合具の別の端を１つに合成した後に前記コントローラと接続するのに用いられる。

本実用新案のある実施例では、前記昇降プラットフォームがアルミニウム型材で製造されるものである。

本実用新案のある実施例では、前記コントローラがハンドホイールや電機である。

本実用新案のある実施例では、前記転向滑車が長方形に設けられて、且つそれぞれ前記縦方向に垂直して設けられる第１回転軸線をめぐって回転可能に設けられる４つの第１転向滑車と、前記縦方向に平行して設けられる第２回転軸線をめぐって回転可能に設けられている１つの第２転向滑車を含んで、４つの前記フレキシブル接合具の一端がそれぞれ昇降プラットフォームの４つの角に接続しており、その中に２つの前記フレキシブル接合具の別の端が直接に前記ハブまで行って、ほかの２つの前記フレキシブル接合具の別の端が前記第２回転滑車を経由して前記ハブに行って、４つの前記フレキシブル接合具の別の端が前記ハブに１つに合成された後に前記コントローラと接続する。

本実用新案の有益な効果は下記のとおりである。

当面の技術との区別として、本実用新案を利用すると、コントローラは回転する場合、フレキシブル接合具を伸び縮みするように動かすが、それによって昇降プラットフォームが安定的に平面昇降運動を行うように動かすのである。少なくとも４つのフレキシブル接合具を利用して、１つのコントロールポイントで同時に４つ以上のポイントを昇降するように制御することができて、昇降プラットフォームの運動の安定性を維持して、昇降プラットフォームの水平度を保証するのに有利で、積載品の転倒現象が出ない。そして、少なくとも４つのフレキシブル接合具は部品の強度を増えて、平面昇降装置の全体の積載能力を増えて、１００−２００ＫＧに達す更に重いものの昇降を行って、且つ必要な高さで安定的な滞在を維持しすることができて、利用範囲が更に広くなる。なた、コントローラにインピーダンスを持っており、昇降プラットフォームを昇降中にいつでも停止して、昇降プラットフォームの落下をせず、必要な高さで滞在することを保証することができる。

更に本実用新案の実施例や当面技術の技術方案を明確に説明するために、次には実施例や当面技術の説明で使われる添付図面を簡単に述べるが、下記に説明される添付図面が本実用新案の一部の実施例だけで、当分野の普通の技術者にとって、創造的な労働をせず、これらの添付図面によって更にその他の添付図面を受けることは明らかなことである。

図１は本実用新案の実施例に提供される平面昇降装置の構造説明図である。

本実用新案の上記の目的、特徴と美点を更に明らかでわかりやすくするために、次には添付図を結び付けて本実用新案の実施例を詳しく説明する。本実用新案を十分に理解するように、下記の説明にはとても多くの具体的な細い点を詳しく述べる。しかし本実用新案はここで述べる実施例と異なる方式で実施することができるが、本分野の技術者は本実用新案の内包に反しない上で類似の改善を行うことができるので、本実用新案は下記に開示する実施例に制限を受けないものである。

本実用新案の説明に、理解しなければならないのは、用語の「中心」、「縦方向」、「横方向」、「長さ」、「幅」、「厚さ」、「上」、「下」、「前」、「後」、「左」、「右」、「縦」、「水平」、「トップ」、「底」、「内」、「外」、「時計方向」、「反時計方向」、「軸方向」、「径方向」、「周方向」などの指示方位や位置の関係は添付図に示される方位や位置の関係に基づくものであるが、装置や部品に特定の方位を備えて特定の方位で構造と操作を行わなければならないことを指示したり暗示したりすることではなくて、本実用新案の説明や説明の簡略化に便宜を図るためだけのものなので、本実用新案に対する制限だと理解してはいけない。

また、用語の「第１」、「第２」は説明だけに用いられるが、重要性を指示したり暗示したりすることや指示した技術特徴の数量を暗示すると理解してはいけない。これによって、「第１」、「第２」に限定される特徴は少なくとも１つのこの特徴を含んでいることを明示したり暗示したりすることができる。本実用新型の説明には、別途に明確で具体的な限定がない限り、「多数」の意味は２つ、３つなど、少なくとも２つである。

本実用新案では、別途に明確な規定と限定がない限り、用語の「取付」、「連接」、「接続」、「固定」などの用語は広義的に理解するべきであるが、例えば、固定して接続することでもよいし、解体可能に接続することや一体になることでもよい。機械的な接続でもよいし、電気的な接続でもよい。直接に連接することでもよいし、中間の媒質を経由して間接的に連接することでもよいし、２つの素子の内部連通や２つの素子の相互作用関係でもよい。本分野の普通の技術者にとって、具体的な情況によって上記の用語の本実用新案における具体的な意味を理解することができる。

本実用新案では、別途に明確な規定と限定がない限り、第１特徴が第２特徴の「上」や「下」の場合、第１と第２特徴が直接に接触することでもよいし、第１と第２特徴が中間の媒質を経由して間接的に接触することでもよい。また、第１特徴が第２特徴の「上」、「上方」の場合、第１特徴が第２特徴の上方や斜め上方にあることでもよいし、第１特徴の水平の高さが第２特徴より高いことだけを表すことでもよい。第１特徴が第２特徴の「下」、「下方」の場合、第１特徴が第２特徴の下方や斜め下方にあることでもよいし、第１特徴の水平の高さが第２特徴より低いことだけを表すことでもよい。

説明しなければならないのは、素子が別の素子に「固定される」または「設けられる」場合、それは直接に別の素子の上にあることでもよいし、その間に素子が存在することでもよい。ある素子が別の素子に「接続する」場合、それは直接に別の素子に接続していることでもよいし、その間に素子が存在することでもよい。本文に使われる用語の「垂直」、「水平」、「上」、「下」、「左」、「右」及び類似の説明は説明のためだけであるが、決して唯一の実施例だとは表さない。

図１は本実用新案の実施例で提供する平面昇降装置の構造説明図であるが、図１に示されるように、この平面昇降装置が少なくとも４つの転向滑車１、ハブ２、昇降プラットフォーム３、コントローラ４とフレキシブル接合具５を含むことができる。

そのうち、昇降プラットフォーム３が縦方向（図１に示される上下方向）に沿って移動可能に設けられている。昇降プラットフォーム３が平らな板でもよいし、長方形の枠組構造でもよい。昇降プラットフォーム３がその他の部品を取り付けたりその他の品物を積載したりするのに用いられるが、例えば、植物成長ランプを取り付けることができる。

少なくとも４つの転向滑車１が自身の軸線をめぐって回転可能に設けられており、且つ同一の水平面にある。説明しなければならないのは、少なくとも４つの転向滑車１が自身の軸線をめぐって１つの取付面（未図示）に回転可能に設けられているが、少なくとも４つの転向滑車１が同一の水平面にあるように、当該取付面は水平に設けられている。具体的に、当該取付面は取付枠組み（未図示）の下表面でもよい。

少なくとも４つのフレキシブル接合具５は、それぞれの一端が昇降プラットフォーム３に接続しており、別の端が対応する転向滑車１を経由して、且つ統一的にハブ２とコントローラ４を経由して接続している。

前記平面昇降装置は、コントローラ４が回転する場合、フレキシブル接合具５を伸び縮みするように動かすが、それによって昇降プラットフォーム３が安定的に平面昇降運動を行うように動かす。少なくとも４つのフレキシブル接合具５を利用して、１つのコントロールポイントで同時に４つ以上のポイントを昇降するように制御することができて、昇降プラットフォーム３の運動の安定性を維持して、昇降プラットフォーム３の水平度を保証するのに有利で、積載品の転倒現象が出ない。そして、少なくとも４つのフレキシブル接合具５は部品の強度を増えて、平面昇降装置の全体の積載能力を増えて、１００−２００ＫＧに達す更に重いものの昇降を行って、かつ必要な高さで安定的な滞在を維持しすることができて、利用範囲が更に広くなる。なた、コントローラ４にインピーダンスを持っており、昇降プラットフォーム３を昇降中にいつでも停止して、昇降プラットフォーム３の落下をせず、必要な高さで滞在することを保証することができる。

本実用新案のある実施例では、昇降プラットフォーム３が多数で、多数の昇降プラットフォーム３が並んで設けられて、且つそれぞれフレキシブル接合具５、転向滑車１、ハブ２とコントローラ４を経由して接続されている。このようにすると、１回限りで多数の昇降プラットフォーム３の昇降を実現して、作業の効率を高めることができる。

本実用新案のある実施例では、昇降プラットフォーム３が多数で、多数の昇降プラットフォーム３が縦方向に沿って間隔を置いて平行に設けられており、隣り合っている２つの昇降プラットフォーム３が接合具で接続されている。このようにすると、１回限りで多数の昇降プラットフォーム３の昇降を実現して、作業の効率を高めることができる。

本実用新案のある実施例では、フレキシブル接合具５がワイヤロープである。

本実用新案のある実施例では、昇降プラットフォーム３がアルミニウム型材などの重量のわりに軽い材質を採用して、安定で堅固な枠組みを形成して、枠組みに積載する品物を水平に維持することができる。

本実用新案のある実施例では、ハブ２が少なくとも４つのフレキシブル接合具５の別の端を１つに合成した後に前記コントローラ４と接続するのに用いられる。ハブ２は当面の技術を利用することができるので、ここでもう説明しない。

本実用新案のある実施例では、コントローラ４がハンドホイールでもよいし、電機でもよい。ハンドホイールを採用する場合、ハンドホイールは回転可能にハンドホイールサポートに設けられており、手動でハンドホイールを回してフレキシブル接合具５をハンドホイールに巻きつけて、昇降プラットフォーム３の上昇を実現する、あるいは、フレキシブル接合具５をハンドホイールから解放して、昇降プラットフォーム３が自身の重力によって下降することを実現する。電機を採用する場合、電機の駆動端に駆動輪を設けており、電機が電機サポートに設けられて、自動的に駆動輪の回転を制御してフレキシブル接合具５を駆動輪に巻きつけて、昇降プラットフォーム３の上昇を実現する、あるいは、フレキシブル接合具５を駆動輪から解放して、昇降プラットフォーム３が自身の重力によって下降することを実現する。

本実用新案のある実施例では、転向滑車１が４つの第１転向滑車１１と１つの第２転向滑車１２を含む。４つの第１転向滑車１１は長方形に設けられて、且つそれぞれ第１回転軸線をめぐって回転可能に設けられており、第１回転軸線は縦方向に垂直して設けられて、図１の紙面に垂直する方向に沿って設けられる。第２回転滑車１２は第２回転軸線をめぐって回転可能に設けられており、第２回転軸線は縦方向に平行して設けられる。４つのフレキシブル接合具５の一端がそれぞれ昇降プラットフォーム３の４つの角に接続しており、そのうち、２つのフレキシブル接合具５の別の端が直接にハブ２に行って、ほかの２つのフレキシブル接合具５の別の端が第２転向滑車１２を経由してハブ２に行って、４つのフレキシブル接合具５の別の端がハブ２に１つに合成された後にとコントローラ４と接続する。このようにすると、フレキシブル接合具５の運動が更に順調になって、平面昇降装置の全体の昇降運動が更に順調になって、止める現象が出ない。

上記の実施例の各技術特徴は任意に組合せを行うことができるが、説明に便宜を図るように、上記実施例の各技術特徴の全ての可能な組合せを説明しない。しかし、これらの技術特徴の組合せに対立が出ないのでさえあれば、本明細書に記載される範囲だと認めるべきである。

上記の実施例は本実用新案のいくつかの実施例だけを表して、その説明がわりに具体的で詳しいが、それによって本実用新案の範囲に対する制限だと理解してはいけない。本分野の普通の技術者にとって、本実用新案の構想を逸脱しない前提で、更に若干の変形と改善を行うことができるが、これらの変形と改善が本実用新案の請求の範囲にあることは言うまでもない。そのため、本実用新案の請求範囲は権利項に準じる。

Claims

縦方向に沿って移動可能に設置されている昇降プラットフォームと、自身の軸線をめぐって回転可能に設けられて且つ同一の水平面に位置している少なくとも４つの転向滑車と、一端が前記昇降プラットフォームと接続されて、別の端が対応する前記転向滑車を経由して、且つ統一的にハブとコントローラを経由して接続されている少なくとも４つのフレキシブル接合具と、を含んでいることを特徴とする平面昇降装置。
前記昇降プラットフォームが多数並んで設けられ、多数の前記昇降プラットフォームは、それぞれ前記フレキシブル接合具、前記転向滑車、前記ハブと前記コントローラを経由して接続されていることを特徴とする請求項１に記載の平面昇降装置。
前記昇降プラットフォームが多数設けられ、多数の前記昇降プラットフォームは、前記縦方向に沿って間隔を置いて平行に設けられており、隣り合っている２つの前記昇降プラットフォームは、接合具で互いに接続されていることを特徴とする請求項１に記載の平面昇降装置。
前記フレキシブル接合具がワイヤロープであることを特徴とする請求項１に記載の平面昇降装置。
前記ハブが、少なくとも４つの前記フレキシブル接合具の別の端を１つに合成し、かつ、前記コントローラと接続されていることを特徴とする請求項１に記載の平面昇降装置。
前記昇降プラットフォームが、アルミニウム型材であることを特徴とする請求項１に記載の平面昇降装置。
前記コントローラが、ハンドホイールまたは電機であることを特徴とする請求項１に記載の平面昇降装置。
４つの前記転向滑車は、長方形に設けられて且つそれぞれ前記縦方向に垂直して設けられる第１回転軸線をめぐって回転可能に設けられる４つの第１転向滑車と、前記縦方向に平行して設けられる第２回転軸線をめぐって回転可能に設けられている１つの第２転向滑車と、を含み、４つの前記フレキシブル接合具の一端がそれぞれ昇降プラットフォームの４つの角に接続しており、４つの前記フレキシブル接合具のうち、２つの前記フレキシブル接合具の別の端が直接に前記ハブに接続され、４つの前記フレキシブル接合具のうち、他の２つの前記フレキシブル接合具の別の端が前記第２回転滑車を経由して前記ハブに接続され、４つの前記フレキシブル接合具の別の端が前記ハブに１つに接続され、かつ、前記コントローラと接続されていることを特徴とする請求項１に述べられた平面昇降装置。