JP3232384B2 - 馬用飼料 - Google Patents
馬用飼料Info
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- horses
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- A23K—FODDER
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-
- A—HUMAN NECESSITIES
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- A23K20/10—Organic substances
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-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A23—FOODS OR FOODSTUFFS; TREATMENT THEREOF, NOT COVERED BY OTHER CLASSES
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- A23K50/20—Feeding-stuffs specially adapted for particular animals for horses
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P60/00—Technologies relating to agriculture, livestock or agroalimentary industries
- Y02P60/80—Food processing, e.g. use of renewable energies or variable speed drives in handling, conveying or stacking
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Landscapes
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- Fodder In General (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は魚類の精巣由来の核蛋白
を配合してなる馬の耐久性ならびに回復力増強用の馬用
飼料に関するものである。
を配合してなる馬の耐久性ならびに回復力増強用の馬用
飼料に関するものである。
【０００２】
【従来技術】従来より馬用飼料としては、粗飼料や濃厚
飼料や微量成分などの飼料材料を適宜配合した馬用配合
飼料を供与しているのが普通である。ここに、粗飼料と
は、アルファルファ、ヘイキューブ、オーチャードグラ
ス、イタリアンライグラスなどであり、濃厚飼料とは大
麦、えん麦、ふすま、米糠、とうもろこし、マイロ、魚
粉、脱脂粉乳などのことであり、微量成分とは、ビタミ
ン、ミネラル等のことをいう。馬の育成には、これらの
飼料材料のなかから適宜選択して配合した飼料が給与さ
れている。
飼料や微量成分などの飼料材料を適宜配合した馬用配合
飼料を供与しているのが普通である。ここに、粗飼料と
は、アルファルファ、ヘイキューブ、オーチャードグラ
ス、イタリアンライグラスなどであり、濃厚飼料とは大
麦、えん麦、ふすま、米糠、とうもろこし、マイロ、魚
粉、脱脂粉乳などのことであり、微量成分とは、ビタミ
ン、ミネラル等のことをいう。馬の育成には、これらの
飼料材料のなかから適宜選択して配合した飼料が給与さ
れている。
【０００３】現在、これら配合飼料で育成されている馬
の健康管理は、現在の競馬の隆盛に伴って、特に競走馬
において注目されている。即ち、競馬の世界では、毎日
の調教やレース出走による疲労、或は開催される馬場へ
の移送などによるストレスの蓄積が、競走馬の疾病や骨
折の原因となることが多い。
の健康管理は、現在の競馬の隆盛に伴って、特に競走馬
において注目されている。即ち、競馬の世界では、毎日
の調教やレース出走による疲労、或は開催される馬場へ
の移送などによるストレスの蓄積が、競走馬の疾病や骨
折の原因となることが多い。
【０００４】このような場合、人間であれば、アルコー
ル類によるストレスの発散や、カフェインを主成分とす
る疲労回復剤などが有効であるが、競争馬の場合には禁
止薬物の規定によりこれらの薬剤を投与することができ
ない。これを知らず、馬主が疲労回復剤を与えた結果、
出走停止になったこともある。
ル類によるストレスの発散や、カフェインを主成分とす
る疲労回復剤などが有効であるが、競争馬の場合には禁
止薬物の規定によりこれらの薬剤を投与することができ
ない。これを知らず、馬主が疲労回復剤を与えた結果、
出走停止になったこともある。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】このため、これらの薬
物に頼らず、馬の耐久性並びに回復力を向上させる方法
の開発が望まれている。本発明は前述の効果を有する馬
用飼料を開発すべく種々検討した結果、魚類の精巣由来
の核蛋白は、高栄養価があり体力回復効果があること、
これは天然物であり安全性が高い食物であることなどに
着目し、これを馬用飼料として馬に給与することを想起
した。
物に頼らず、馬の耐久性並びに回復力を向上させる方法
の開発が望まれている。本発明は前述の効果を有する馬
用飼料を開発すべく種々検討した結果、魚類の精巣由来
の核蛋白は、高栄養価があり体力回復効果があること、
これは天然物であり安全性が高い食物であることなどに
着目し、これを馬用飼料として馬に給与することを想起
した。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本発明は、前述の課題を
解決するための手段として、次のように馬用飼料を構成
した。
解決するための手段として、次のように馬用飼料を構成
した。
【０００７】特許を受けようとする第１発明は、魚類の
精巣由来の核蛋白、もしくは当該核蛋白を主成分とする
馬の耐久性ならびに回復力増強用の馬用飼料である。
精巣由来の核蛋白、もしくは当該核蛋白を主成分とする
馬の耐久性ならびに回復力増強用の馬用飼料である。
【０００８】当該第１発明に係る馬用飼料は、魚類の精
巣由来の核蛋白であれば全ての場合を含み核蛋白をその
まま、もしくは当該核蛋白を主成分とする粉末状、ペレ
ット状、練り物状など馬が食べられるような適宜の態様
に加工してなる馬の給餌飼料である。
巣由来の核蛋白であれば全ての場合を含み核蛋白をその
まま、もしくは当該核蛋白を主成分とする粉末状、ペレ
ット状、練り物状など馬が食べられるような適宜の態様
に加工してなる馬の給餌飼料である。
【０００９】 特許を受けようとする第２発明は、馬用
配合飼料中に１〜１０％の魚類の精巣由来の核蛋白を含
有するようにしたことを特徴とする馬の耐久性ならびに
回復力増強用の馬用飼料である。
配合飼料中に１〜１０％の魚類の精巣由来の核蛋白を含
有するようにしたことを特徴とする馬の耐久性ならびに
回復力増強用の馬用飼料である。
【００１０】 既存の馬用飼料に核蛋白を主成分として
含有しているもの、あるいは１〜１０％の魚類の精巣由
来の核蛋白を含有するものは、すべて含むものとする。
含有しているもの、あるいは１〜１０％の魚類の精巣由
来の核蛋白を含有するものは、すべて含むものとする。
【００１１】 特許を受けようとする第３発明は、粗飼
料や濃厚飼料や微量成分などの馬用飼料原料を適宜配合
してなる馬用飼料に、１〜１０％の魚類の精巣由来の核
蛋白を含有するようにしたことを特徴とする馬の耐久性
ならびに回復力増強用の馬用飼料である。
料や濃厚飼料や微量成分などの馬用飼料原料を適宜配合
してなる馬用飼料に、１〜１０％の魚類の精巣由来の核
蛋白を含有するようにしたことを特徴とする馬の耐久性
ならびに回復力増強用の馬用飼料である。
【００１２】 特許を受けようとする第４発明は、１〜
１０％の魚類の精巣由来の核蛋白に糟糖類を配合してな
る馬の耐久性ならびに回復力増強用の馬用飼料である。
１０％の魚類の精巣由来の核蛋白に糟糖類を配合してな
る馬の耐久性ならびに回復力増強用の馬用飼料である。
【００１３】つまり本発明で使用される核蛋白は、魚類
の精巣から外皮、血液、脂質、精子核以外の蛋白質等の
夾雑物を除いたもので、精子核と同じ意味で使用してい
る。従来、精巣から核蛋白を分離する方法は、精巣を磨
砕した後、遠心分離によって核蛋白を分離採取する方法
が一般的である。この遠心分離によって磨砕した精巣は
分離された状態になる。そこで、下層にある核蛋白から
なる固形分を得て、これを再び水洗いし、乾燥処理など
を行うのが常法である。本発明で使用される核蛋白を得
る方法は、これに限る必要がないこと勿論である。
の精巣から外皮、血液、脂質、精子核以外の蛋白質等の
夾雑物を除いたもので、精子核と同じ意味で使用してい
る。従来、精巣から核蛋白を分離する方法は、精巣を磨
砕した後、遠心分離によって核蛋白を分離採取する方法
が一般的である。この遠心分離によって磨砕した精巣は
分離された状態になる。そこで、下層にある核蛋白から
なる固形分を得て、これを再び水洗いし、乾燥処理など
を行うのが常法である。本発明で使用される核蛋白を得
る方法は、これに限る必要がないこと勿論である。
【００１４】本発明で使用される粗飼料には、アルファ
ルファ、ヘイキューブ、オーチャードグラス、イタリア
ンライグラスなどあるがこれに限定されるものではな
い。また、濃厚飼料には、大麦、えん麦、ふすま、米
糠、とうもろこし、マイロ、魚粉、脱脂粉乳などあるが
これに限定されるものではない。微量成分とは、ビタミ
ン類、ミネラル類等である。馬用配合飼料は、これら飼
料材料を適宜選択して配合したものである。本発明は、
当該馬用配合飼料に、魚類由来の分離した核蛋白を配合
し含有するようにしたことを特徴とする馬の耐久性なら
びに回復力増強用の馬用飼料である。
ルファ、ヘイキューブ、オーチャードグラス、イタリア
ンライグラスなどあるがこれに限定されるものではな
い。また、濃厚飼料には、大麦、えん麦、ふすま、米
糠、とうもろこし、マイロ、魚粉、脱脂粉乳などあるが
これに限定されるものではない。微量成分とは、ビタミ
ン類、ミネラル類等である。馬用配合飼料は、これら飼
料材料を適宜選択して配合したものである。本発明は、
当該馬用配合飼料に、魚類由来の分離した核蛋白を配合
し含有するようにしたことを特徴とする馬の耐久性なら
びに回復力増強用の馬用飼料である。
【００１５】尚、当該核蛋白の配合割合は、多すぎる場
合には飼料の栄養バランスに問題が出る為、添加量は１
〜１０％（重量比）の範囲が望ましい。
合には飼料の栄養バランスに問題が出る為、添加量は１
〜１０％（重量比）の範囲が望ましい。
【００１６】核蛋白を飼料に配合する方法は、馬用飼料
の製造工程において、適当な工程で配合すればよく、こ
の場合前述の乾燥工程を経た粉末状あるいは顆粒状の核
蛋白を混合することもでき、また未乾燥のペースト状核
蛋白と他の原料を混合し、乾燥してもよい。
の製造工程において、適当な工程で配合すればよく、こ
の場合前述の乾燥工程を経た粉末状あるいは顆粒状の核
蛋白を混合することもでき、また未乾燥のペースト状核
蛋白と他の原料を混合し、乾燥してもよい。
【００１７】
【実施例】以下本発明を実施例に基づいて詳細に説明す
る。
る。
【００１８】＜実施例１＞先ず、本発明の核蛋白は、次
のようにして作製した。即ち、原料の冷凍サケの白子２
kgを解棟、洗浄した後、これを採肉機にかけ、外皮を取
り除くと共に磨砕し遠心分離してペースト状の核蛋白を
得た。この核蛋白に焙炒米糠及び水を加えて乾燥させた
ものを給与飼料とした。
のようにして作製した。即ち、原料の冷凍サケの白子２
kgを解棟、洗浄した後、これを採肉機にかけ、外皮を取
り除くと共に磨砕し遠心分離してペースト状の核蛋白を
得た。この核蛋白に焙炒米糠及び水を加えて乾燥させた
ものを給与飼料とした。
【００１９】＜実験１＞実施例１において作成した供試
飼料（核蛋白：焙炒米糠＝４：６）を毎日運動させてい
る乗馬用の馬３頭に次のように給与した。
飼料（核蛋白：焙炒米糠＝４：６）を毎日運動させてい
る乗馬用の馬３頭に次のように給与した。
【００２０】まず、ヘイキューブ、大麦、燕麦、ふすま
を１日あたり計７．０〜７．５ｋｇを朝、昼、夕の３回
に分け、２０日間給与した。なお、夜は干し草のみ与え
た。次いで、２１日目から８０日目までの６０日間、上
記飼料の内、ふすま３００ｇを供試飼料（核蛋白：焙炒
米糠＝４：６）に置き換え、朝、昼、夕の３回給与し
た。
を１日あたり計７．０〜７．５ｋｇを朝、昼、夕の３回
に分け、２０日間給与した。なお、夜は干し草のみ与え
た。次いで、２１日目から８０日目までの６０日間、上
記飼料の内、ふすま３００ｇを供試飼料（核蛋白：焙炒
米糠＝４：６）に置き換え、朝、昼、夕の３回給与し
た。
【００２１】供試飼料（核蛋白：焙炒米糠＝４：６）の
給与期間終了後、即ち８１日目より当該供試飼料の給与
を止め、供試飼料給与前の飼料に戻し、７．０〜７．５
ｋｇを、朝、昼、夕の３回、２０日間給与した。
給与期間終了後、即ち８１日目より当該供試飼料の給与
を止め、供試飼料給与前の飼料に戻し、７．０〜７．５
ｋｇを、朝、昼、夕の３回、２０日間給与した。
【００２２】供試飼料を給与期間中の馬体の様子を観察
したところ、３頭とも供試飼料の給与期間中は疲労の様
子は見られなかったのに対し、その前後では頻繁に疲労
の様子が見られた。また、そのうち一頭においては、給
与前後に見られた跛行が本発明飼料を給与期間中には、
ほとんど見られなかった。
したところ、３頭とも供試飼料の給与期間中は疲労の様
子は見られなかったのに対し、その前後では頻繁に疲労
の様子が見られた。また、そのうち一頭においては、給
与前後に見られた跛行が本発明飼料を給与期間中には、
ほとんど見られなかった。
【００２３】以上の結果から、本発明の馬用飼料が運動
後の疲労回復に有効な効果を示すことが確認された。
後の疲労回復に有効な効果を示すことが確認された。
【００２４】＜実験２＞乗馬用の馬３頭に、実施例１で
作製した供試飼料（核蛋白：焙炒米糠＝２６：７４）を
次のようにして給与した。
作製した供試飼料（核蛋白：焙炒米糠＝２６：７４）を
次のようにして給与した。
【００２５】まず、ヘイキューブ、大麦、燕麦、ふすま
を，１日当たり計７．０〜７．５ｋｇを朝、昼、夕の３
回に分け、２０日間給与した。なお、夜は干し草のみ与
えた。
を，１日当たり計７．０〜７．５ｋｇを朝、昼、夕の３
回に分け、２０日間給与した。なお、夜は干し草のみ与
えた。
【００２６】次いで、２１日目から４０日目までの２０
日間、上記飼料の内、ふすま３００ｇを供試飼料（核蛋
白：焙炒米糠＝２６：７４）に置き換え、朝、昼、夕の
３回給与した。２０日間と４０日間のそれぞれについ
て、障害試合を実施し、その成績と全体的な疲労の様子
を見た（表１）。
日間、上記飼料の内、ふすま３００ｇを供試飼料（核蛋
白：焙炒米糠＝２６：７４）に置き換え、朝、昼、夕の
３回給与した。２０日間と４０日間のそれぞれについ
て、障害試合を実施し、その成績と全体的な疲労の様子
を見た（表１）。
【００２７】
【表１】 また、走行後の馬は、通常飼料給与中の場合にはほとん
ど限界に近い疲労を示したが、本発明品給与中の場合に
は２回完走でまだ余力を残していた。 この結果から、
本発明の馬用飼料が運動時の耐久性向上に有効な効果を
示すことが確認された。
ど限界に近い疲労を示したが、本発明品給与中の場合に
は２回完走でまだ余力を残していた。 この結果から、
本発明の馬用飼料が運動時の耐久性向上に有効な効果を
示すことが確認された。
【００２８】＜実施例２＞鮭精巣を魚体から取り出し、
チョッパーで細かくした後、裏漉し機にかけ、さらに圧
搾して脱水し核蛋白を得た。この核蛋白を乾燥し表２の
配合割合に従い馬用配合飼料を作成した。
チョッパーで細かくした後、裏漉し機にかけ、さらに圧
搾して脱水し核蛋白を得た。この核蛋白を乾燥し表２の
配合割合に従い馬用配合飼料を作成した。
【００２９】
【表２】 ＜実験＞この馬用配合飼料を乗馬用の馬３頭に、朝、
昼、夕の３回に分けて１日７．５ｋｇづつ給与し、毎日
走行運動を行なわせ、その疲労を見た。
昼、夕の３回に分けて１日７．５ｋｇづつ給与し、毎日
走行運動を行なわせ、その疲労を見た。
【００３０】給与方法は、最初の１週間は核蛋白を含有
しない対照飼料を給与した。次いで、疲労が十分回復し
た後に１週間、核蛋白を含有した本発明品である馬用配
合飼料を給与した。
しない対照飼料を給与した。次いで、疲労が十分回復し
た後に１週間、核蛋白を含有した本発明品である馬用配
合飼料を給与した。
【００３１】その結果、対照飼料を給与した最初の１週
間は、馬に疲労が蓄積し、完全に回復するまでには３日
の休養期間が必要であった。疲労のために鼻から出血す
る症状を起こす馬もあった。一方、核蛋白を含有した本
発明品である馬用配合飼料では疲労の蓄積は少なく、完
全に回復するまでには１日の休養で十分であった。ま
た、鼻血を出す馬もなかった。
間は、馬に疲労が蓄積し、完全に回復するまでには３日
の休養期間が必要であった。疲労のために鼻から出血す
る症状を起こす馬もあった。一方、核蛋白を含有した本
発明品である馬用配合飼料では疲労の蓄積は少なく、完
全に回復するまでには１日の休養で十分であった。ま
た、鼻血を出す馬もなかった。
【００３２】以上の結果から本発明にかかる馬用飼料
が、対照飼料と比べて、運動後の疲労回復に有効な効果
を示すことが確認された。
が、対照飼料と比べて、運動後の疲労回復に有効な効果
を示すことが確認された。
【００３３】 本発明の馬用飼料は、魚類の精巣由来の
核蛋白、もしくは当該核蛋白を主成分とする馬の耐久性
ならびに回復力増強用の馬用飼料、及び馬用配合飼料中
に１〜１０％の魚類の精巣由来の核蛋白を含有するよう
にしたことを特徴とする馬用配合飼料である。
核蛋白、もしくは当該核蛋白を主成分とする馬の耐久性
ならびに回復力増強用の馬用飼料、及び馬用配合飼料中
に１〜１０％の魚類の精巣由来の核蛋白を含有するよう
にしたことを特徴とする馬用配合飼料である。
【００３４】 または、粗飼料や濃厚飼料や微量成分な
どの馬用飼料原料を適宜配合してなる馬用飼料に、１〜
１０％の魚類の精巣由来の核蛋白を含有するようにした
ことを特徴とする馬の耐久性ならびに回復力増強用の馬
用飼料である。
どの馬用飼料原料を適宜配合してなる馬用飼料に、１〜
１０％の魚類の精巣由来の核蛋白を含有するようにした
ことを特徴とする馬の耐久性ならびに回復力増強用の馬
用飼料である。
【００３５】上記のような魚類の精巣由来の核蛋白の入
った馬用飼料を、馬に所定期間給与すると、その馬は、
耐久性並びに回復力を飛躍的に向上させ、馬の健康管理
にとってきわめて有効な効果を示すものである。
った馬用飼料を、馬に所定期間給与すると、その馬は、
耐久性並びに回復力を飛躍的に向上させ、馬の健康管理
にとってきわめて有効な効果を示すものである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平４−349855（ＪＰ，Ａ) (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) A23K 1/00 - 1/20 ＪＩＣＳＴファイル（ＪＯＩＳ)
Claims (4)
- 【請求項１】 魚類の精巣由来の核蛋白、もしくは当該
核蛋白を主成分とする馬の耐久性ならびに回復力増強用
の馬用飼料。 - 【請求項２】 馬用配合飼料中に１〜１０％の魚類の精
巣由来の核蛋白を含有するようにしたことを特徴とする
馬の耐久性ならびに回復力増強用の馬用飼料。 - 【請求項３】 粗飼料や濃厚飼料や微量成分などの馬用
飼料原料を適宜配合してなる馬用飼料に、１〜１０％の
魚類の精巣由来の核蛋白を含有するようにしたことを特
徴とする馬の耐久性ならびに回復力増強用の馬用飼料。 - 【請求項４】 １〜１０％の魚類の精巣由来の核蛋白に
糟糖類を配合してなる馬の耐久性ならびに回復力増強用
の馬用飼料。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP01478094A JP3232384B2 (ja) | 1994-01-13 | 1994-01-13 | 馬用飼料 |
| PCT/JP1995/000014 WO1995019111A1 (fr) | 1994-01-13 | 1995-01-10 | Aliment pour chevaux |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP01478094A JP3232384B2 (ja) | 1994-01-13 | 1994-01-13 | 馬用飼料 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07203864A JPH07203864A (ja) | 1995-08-08 |
| JP3232384B2 true JP3232384B2 (ja) | 2001-11-26 |
Family
ID=11870573
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP01478094A Expired - Fee Related JP3232384B2 (ja) | 1994-01-13 | 1994-01-13 | 馬用飼料 |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3232384B2 (ja) |
| WO (1) | WO1995019111A1 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4702678B2 (ja) * | 2004-06-07 | 2011-06-15 | 環境創研株式会社 | 競走馬用飼料添加材 |
Family Cites Families (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS565055A (en) * | 1979-06-26 | 1981-01-20 | Hidekazu Hatakeyama | Fodder additive |
| JPS63192720A (ja) * | 1987-02-05 | 1988-08-10 | Riken Vitamin Co Ltd | 抗菌製剤 |
| JPH07106122B2 (ja) * | 1988-12-23 | 1995-11-15 | 日本水産株式会社 | タイ類仔魚用餌料 |
| JPH07106123B2 (ja) * | 1988-12-23 | 1995-11-15 | 日本水産株式会社 | ブリ幼魚用餌料 |
| JP2826007B2 (ja) * | 1991-12-11 | 1998-11-18 | 東洋製薬 株式会社 | 競走馬用走行能力改善飲飼料又は飲飼料用添加剤 |
-
1994
- 1994-01-13 JP JP01478094A patent/JP3232384B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
1995
- 1995-01-10 WO PCT/JP1995/000014 patent/WO1995019111A1/ja active Application Filing
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH07203864A (ja) | 1995-08-08 |
| WO1995019111A1 (fr) | 1995-07-20 |
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