JP3232232B2 - X線取り出し窓およびその製造方法ならびに前記x線取り出し窓を用いたx線露光装置 - Google Patents

X線取り出し窓およびその製造方法ならびに前記x線取り出し窓を用いたx線露光装置

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  • Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、SR−X線(シン
クロトロン放射光)等を露光光とするX線露光装置の露
光室に用いるX線取り出し窓およびその製造方法ならび
に前記X線取り出し窓を用いたX線露光装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】荷電粒子蓄積リング等から放出されるシ
ンクロトロン放射光、すなわちSR−X線等を露光光と
するX線露光装置は、大気によるX線の減衰を避けるた
めに光源から露光室に到るビームダクト内を高真空に保
ち、低真空あるいはヘリウム等の減圧雰囲気または大気
と同じ雰囲気の露光室と高真空のビームダクトの間には
両者の雰囲気を遮断するためのX線取り出し窓が設けら
れる。
【0003】X線取り出し窓は、X線の透過率の高い材
料、例えばベリリウム、窒化シリコン、炭化シリコン、
ダイヤモンド等で作られた薄膜であり、X線のエネルギ
ー損失を避けるためにX線の透過率が高いことと、ビー
ムダクトと露光室の圧力差に耐えるだけの機械的強度が
要求される。
【0004】そこで、X線の透過率を高くするためにX
線取り出し窓の膜厚を10ミクロン程度まで薄くする一
方で、これを円筒形状に曲げた状態で固定することで機
械的強度を高くする工夫がなされている(特公平5−7
0296号公報参照)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の技術によれば、前述のように、例えば、膜厚10ミク
ロン程度のベリリウム箔を円筒形状に曲げてX線露光装
置のX線取り出し窓に用いた場合には、ベリリウム箔を
製造する過程で避けることのできない厚さむらのため
に、X線露光装置に導入されたX線のX線強度分布が不
均一となり、著しい露光むらを発生するという未解決の
課題がある。
【0006】また、ベリリウム以外の材料、例えば、窒
化シリコン、炭化シリコン、ダイヤモンド等によってX
線取り出し窓を形成する場合は、これらの材料のX線透
過率がベリリウムに比べて低いために膜厚をさらに薄
く、例えば、10ミクロン以下にする必要があるが、膜
厚が10ミクロン以下になると機械的強度が著しく不足
してビームダクトと露光室の圧力差に耐えることができ
ない。加えて、窒化シリコン等は脆性材料であるから、
ベリリウム箔のように円筒形状に曲げて固定することは
不可能である。そこで、10ミクロン以上の膜厚のもの
を製作して厚みに削りだし加工を施すことで円筒形状の
窓に形成する方法も提案されているが、切削加工におい
て膜厚むらが発生するおそれがあるため好ましくない。
【0007】本発明は、上記従来の技術の有する未解決
の課題に鑑みてなされたものであり、膜厚むらが少なく
て極めて薄く、しかもダイヤモンド等の脆性材料を用い
た場合でも半円筒状等の湾曲状態で露光室に配設できる
X線取り出し窓およびその製造方法ならびに前記X線取
り出し窓を用いたX線露光装置を提供することを目的と
するものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明のX線取り出し窓は、凸面状または凹面状の
表面形状を有する所定の部分を除去することによって形
成された、X線の露光領域を越える大きさの開口部を備
えた支持体と、該支持体の前記所定の部分を除去する前
にその表面に成膜された薄膜を有することを特徴とす
る。
【0009】支持体の所定の部分の表面形状が半円筒状
または半球状であるとよい。
【0010】薄膜の材料が、ダイヤモンド、ダイヤモン
ドライクカーボン、炭化シリコンまたは窒化シリコンで
あるとよい。
【0011】本発明のX線取り出し窓の製造方法は、
面状または凹面状の表面形状を有する支持体の表面に薄
膜を成膜する工程と、薄膜を成膜された支持体の所定の
部分を除去して、X線の露光領域を越える大きさの開口
部を形成する工程を有することを特徴とする。
【0012】
【作用】半円筒状あるいは半球状等の凸面状または凹面
状の湾曲形状を有する支持体の表面にダイヤモンド等の
薄膜を成膜し、支持体の所定の部分をバックエッチング
によって除去することで支持体のみに開口部を形成す
る。該開口部に残された薄膜は、除去する前の支持体の
所定の部分に沿った湾曲形状を有するため、同じ厚さで
平板状の薄膜に比べて機械的強度が高く、減圧雰囲気の
露光室と高真空のビームダクト等の間の圧力差に充分耐
えることができる。
【0013】ダイヤモンド等の脆性材料であっても、湾
曲形状の支持体に蒸着等の成膜法によって極めて薄く成
膜できる。また、膜厚の制御も簡単で膜厚むらの少ない
薄膜を得ることができる。
【0014】すなわち、X線透過率が高く、機械的強度
が充分で、しかも膜厚むらのないすぐれたX線取り出し
窓を簡単な工程で安価に製造できる。
【0015】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図面に基づ
いて説明する。
【0016】図1は第1実施例によるX線取り出し窓と
これを用いたX線露光装置の一部分を示す模式部分断面
図であって、露光室1はX線取り出し窓10を介してビ
ームダクト2に開口する。後述するように荷電粒子蓄積
リング等の光源3(図6参照)から発生されたSR−X
線等のX線はビームダクト2を通ってX線取り出し窓1
0から露光室1へ導入される。
【0017】X線取り出し窓10は、半円筒状に湾曲し
たダイヤモンドの薄膜11と、これを支持する支持体1
2を有し、支持体12は、図2に示すように、竹を割っ
たような半円筒殻状のシリコンブロックに開口部12a
を形成したものである。X線取り出し窓10は接着剤1
3によってフランジ部材14に固着され、該フランジ部
材14を介して露光室1の開口1aおよびビームダクト
2の開口端2aに固定される。
【0018】なお、フランジ部材14は、X線取り出し
窓10と接触する支持部14aがX線取り出し窓10に
沿って円筒曲面状に加工されており、前記支持部14a
と残りの部分の間も角のないように滑かに加工されてい
る。また、X線取り出し窓10は、その凸面側が低圧側
すなわちビームダクト2側になるように配設される。
【0019】本実施例において必要とされるX線の露光
領域は40mm×40mmであるため、X線取り出し窓
10の開口寸法はこれを越える大きさが必要であり、丸
形の窓であれば直径60mm程度である。そこで、直径
80mm長さ80mm厚さ5mm程度の半円筒殻状のシ
リコンブロックを製作し、その表面に厚さ5ミクロンの
ダイヤモンドの薄膜11を成膜し、シリコンブロックの
中央部分を薄膜11の反対側からエッチングによって除
去するいわゆるバックエッチングを行なうことで開口部
12aを有する支持体12を形成する。
【0020】半円筒殻状のシリコンブロックの替わりに
断面が半月状のシリコンブロックを用いてもよい。ただ
し、半円筒殻状の方がバックエッチングしやすいという
利点はある。また、半月状のシリコンロックの場合は、
バックエッチングの領域をあらかじめ掘り込んでおくと
よい。
【0021】次に、図3に基づいてX線取り出し窓10
の製造方法の具体例を説明する。
【0022】図3の(a)に示すようにシリコン材を加
工して前記寸法の半円筒殻状のシリコンブロックB1
製作し、その表面を表面荒さが0.1ミクロン以下にな
るよう研磨する。なお、シリコンブロックB1 の替わり
に、表面研磨が可能で、ダイヤモンド膜が成膜でき、し
かもダイヤモンド膜を所望の領域だけ残すように除去す
るバックエッチングができる材料であれば、シリコンに
限らずいかなる材料のブロックでもよい。
【0023】次に、このように表面加工されたシリコン
ブロックB1 の外側の円筒面に、図3の(b)に示すよ
うに、CVD法によってダイヤモンドの薄膜11を成膜
する。ダイヤモンドの薄膜11の膜厚は前述のように5
ミクロンである。
【0024】図3の(c)に示すようにシリコンブロッ
クB1 の成膜面の反対側にレジストR1 を塗布してバッ
クエッチングの領域を設定し、バックエッチングを行な
って開口部12aを形成し、図3の(d)に示すように
レジストR1 を除去して支持体12を得た。
【0025】本実施例においては、ダイヤモンドの薄膜
11を成膜するときの基体が半円筒殻状のシリコンブロ
ックB1 であるための、ダイヤモンドの薄膜11の成膜
時にシリコンブロックB1 を回転させることにより、成
膜中のダイヤモンド膜の厚みを任意にコントロールでき
るという利点もある。従来例のように平面基板に成膜す
る場合には膜厚分布を任意にコントロールすることは難
しかった。このようにX線取り出し窓の膜厚分布を任意
にコントロールできると、SR−X線のスペクトル分布
や強度分布に対応した膜厚変化を付けることが可能とな
り、露光領域内におけるX線強度の均一性を向上させる
効果も期待できる。
【0026】本実施例ではシリコンブロックの円筒面の
凸面側にダイヤモンド膜を成膜した例を示したが、図4
の(a)に示すようなシリコンブロックB2 の円筒面の
凹面側にダイヤモンドの薄膜21を成膜し、外側からバ
ックエッチングをして開口部22aを成形する方法もあ
る。
【0027】さらに、シートビーム状のSR−X線用の
X線取り出し窓であれば、図4の(b)に示すように円
筒形の開口部32aが好適である。この場合は断面が半
月状のシリコンブロックB3 の円筒面に上記と同様の薄
膜31を成膜する例を示したが、前述と同様に半円筒殻
状のシリコンブロックを用いることもできる。
【0028】なお、薄膜の材料はダイヤモンドに限ら
ず、ダイヤモンドライクカーボン、窒化シリコン、炭化
シリコン等であってもよい。
【0029】図5は第2実施例によるX線取り出し窓4
0のみを示すもので、これは、前述のシリコンブロック
1 〜B3 の替わりに、直径80mmの半球状のシリコ
ンブロックを用いたものである。この半球状のシリコン
ブロックを、第1実施例と同様にバックエッチングする
ことで開口部42aを有する支持体42を形成する。な
お、バックエッチングしやすいように、予め内側をくり
貫いて球殻状に加工したシリコンブロックでもよい。
【0030】半球状のシリコンブロックの球面を、表面
荒さが0.1ミクロン以下になるように研磨する。研磨
面が球面である場合はより表面荒さを小さく押さえるこ
とができ、これによってより膜厚むらの少ない膜を成膜
することができる。
【0031】このように準備されたシリコンブロックの
球面側にCVD法によってダイヤモンドの薄膜41を成
膜する。この場合の膜厚は4ミクロンである。続いてシ
リコンブロックをバックエッチングして、直径80mm
の球殻状の薄膜41で覆われた直径60mmの丸窓状の
開口部42aを形成した。
【0032】球面に丸形の窓という構成であるため、ダ
イヤモンドの薄膜41と支持体42の境界上においてダ
イヤモンド膜にかかる引っ張り応力が均一となり4ミク
ロンの膜でも充分圧力差に耐えられる。
【0033】また、本実施例では半球形状のシリコンブ
ロックをもとに作製した例を示しているが、球形状の一
部をなすシリコンブロックであってもよい。
【0034】図6はX線露光装置の全体を示す図であ
る。光源3からビームダクト2(図1参照)内に放出さ
れたシートビーム形状のシンクロトロン放射光であるX
線を、凸面ミラー4によって放射光軌道面に対して垂直
な方向に拡大する。凸面ミラー4で反射拡大したX線
は、X線取り出し窓10または40と同様のX線取り出
し窓5を経て露光室1へ導入され、シャッター6によっ
て露光領域内での露光量が均一となるように調整され
る。シャッター6を経たX線はマスク7に導かれる。基
板であるウエハ8は垂直に保持されており、マスク7に
形成されている露光パターンを、ステップ&リピート方
式等によってウエハ8上に露光転写する。
【0035】次に上述したX線露光装置を利用した半導
体デバイスの製造方法の実施例を説明する。図7は半導
体デバイス(ICやLSI等の半導体チップ、液晶パネ
ル、CCD、薄膜磁気ヘッド、マイクロマシン等)の製
造のフローを示す。ステップS11(回路設計)では半
導体デバイスの回路設計を行なう。ステップS12(マ
スク製作)では設計した回路パターンを形成したマスク
を製作する。一方、ステップS13(ウエハ製造)では
シリコン等の材料を用いて基板であるウエハを製造す
る。ステップS14(ウエハプロセス)は前工程と呼ば
れ、上記用意したマスクとウエハを用いて、リソグラフ
ィ技術によってウエハ上に実際の回路を形成する。次の
ステップS15(組立)は後工程と呼ばれ、ステップS
14によって作製されたウエハを用いて半導体チップ化
する工程であり、アッセンブリ工程(ダイシング、ボン
ディング)、パッケージング工程(チップ封入)等の工
程を含む。ステップS16(検査)ではステップS15
で作製された半導体デバイスの動作確認テスト、耐久性
テスト等の検査を行なう。こうした工程を経て半導体デ
バイスが完成し、これが出荷(ステップS17)され
る。
【0036】図8は上記ウエハプロセスの詳細なフロー
を示す。ステップS21(酸化)ではウエハの表面を酸
化させる。ステップS22(CVD)ではウエハ表面に
絶縁膜を形成する。ステップS23(電極形成)ではウ
エハ上に電極を蒸着によって形成する。ステップS24
(イオン打込み)ではウエハにイオンを打ち込む。ステ
ップS25(レジスト処理)ではウエハに感光剤を塗布
する。ステップS26(露光)では上記説明した露光装
置によってマスクの回路パターンをウエハに焼付露光す
る。ステップS27(現像)では露光したウエハを現像
する。ステップS28(エッチング)では現像したレジ
スト像以外の部分を削り取る。ステップS29(レジス
ト剥離)ではエッチングが済んで不要となったレジスト
を取り除く。これらのステップを繰り返し行なうことに
よってウエハ上に多重に回路パターンが形成される。本
実施例の製造方法を用いれば、従来は製造が難しかった
高集積度の半導体デバイスを製造することができる。
【0037】
【発明の効果】本発明は上述のとおり構成されているの
で、次に記載するような効果を奏する。
【0038】膜厚むらが少なくて極めて薄く、しかも露
光室とビームダクト等の圧力差に耐えるのに充分な機械
的強度を有する安価なX線取り出し窓を実現できる。
【0039】このようなX線取り出し窓を用いること
で、X線露光装置の性能の向上と低価格化に大きく貢献
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例によるX線露光装置の主要部を示す
模式部分断面図である。
【図2】図1の装置のX線取り出し窓のみを示すもの
で、(a)はその斜視図、(b)は立面図、(c)は
(b)のA−A線に沿ってとった断面図である。
【図3】図1のX線取り出し窓を製造する工程を説明す
る図である。
【図4】第1実施例の2つの変形例を示す図である。
【図5】第2実施例によるX線取り出し窓のみを示す斜
視図である。
【図6】X線露光装置全体を説明する図である。
【図7】半導体デバイスの製造工程を示すフローチャー
トである。
【図8】ウエハプロセスを示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 露光室 2 ビームダクト 5,10,40 X線取り出し窓 11,21,31,41 薄膜 12,42 支持体 12a,22a,32a,42a 開口部 13 接着剤
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G21K 5/00

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 凸面状または凹面状の表面形状を有する
    所定の部分を除去することによって形成された、X線の
    露光領域を越える大きさの開口部を備えた支持体と、該
    支持体の前記所定の部分を除去する前にその表面に成膜
    された薄膜を有するX線取り出し窓。
  2. 【請求項2】 支持体の所定の部分の表面形状が半円筒
    状または半球状であることを特徴とする請求項1記載の
    X線取り出し窓。
  3. 【請求項3】 薄膜の材料が、ダイヤモンド、ダイヤモ
    ンドライクカーボン、炭化シリコンまたは窒化シリコン
    であることを特徴とする請求項1または2記載のX線取
    り出し窓。
  4. 【請求項4】 凸面状または凹面状の表面形状を有する
    支持体の表面に薄膜を成膜する工程と、薄膜を成膜され
    た支持体の所定の部分を除去して、X線の露光領域を越
    える大きさの開口部を形成する工程を有するX線取り出
    し窓の製造方法。
  5. 【請求項5】 支持体の表面形状が半円筒状または半球
    状であることを特徴とする請求項4記載のX線取り出し
    窓の製造方法。
  6. 【請求項6】 薄膜の材料が、ダイヤモンド、ダイヤモ
    ンドライクカーボン、炭化シリコンまたは窒化シリコン
    であることを特徴とする請求項4または5記載のX線取
    り出し窓の製造方法。
  7. 【請求項7】 薄膜を成膜された支持体の所定の部分を
    バックエッチングによって除去することを特徴とする請
    求項4ないし6いずれか1項記載のX線取り出し窓の製
    造方法。
  8. 【請求項8】 請求項1ないしいずれか1項記載のX
    線取り出し窓を経てX線を露光室に導入する露光手段を
    有するX線露光装置。
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