JP3231986U - 液体の噴射装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】液体の噴射装置であって、正面からの動作で実行することができて、容器に手を添える必要がなく、誰もが容易に操作することができる噴射装置を提供する。【解決手段】操作レバー11をその先端が噴射ノズル14と離れた方向に位置するように屈曲もしくは屈折させた形状とし、その先端を押圧操作部11bとしてあり、押圧操作部は液体の噴射ノズルの噴射口と対応させる。操作レバーは、既存の液体収納容器であるプラスチック製ボトルの上部開口に設けられたトリガーレバーに対し、プラスチックもしくは金属の可塑性材によって形成された中空の補助具と嵌装させるように構成されている。【選択図】図1

Description

本考案は液体の噴射装置、主として手先の甲や手指に対して消毒液剤を噴射するための液体の噴射装置に関する。
従来、消毒液剤の手や指への供給には、霧状として噴射するタイプと、ジェル状のものをポンプによって汲み上げるタイプのものがある。このうち、消毒液剤を噴射するタイプは、その操作部分が図3として示すような構成とされている。この図3にあって、1は消毒液剤の収納容器であるプラスチック製のボトルを示している。このボトル1の上部となる開口周囲にはスクリューキャップ2が着脱自在に螺着されている。
このスクリューキャップ2の下方には、ボトル1内の消毒液剤中に挿入されるパイプが取り付けられており、上方には汲み上げ機構及び噴射するための負圧を付与する機構を内蔵した操作部3が設けられているもので、この操作部3の前方には噴射ノズルを保護保持する噴射ノズル設置部4が装備されている。
また、前記した操作部3の前方の下方には、ボトル1内の消毒液剤を噴射ノズルから噴射させるためのトリガーレバー5が枢動可能に取り付けられている。このトリガーレバー5は指掛けが容易となるように湾曲した形成とされている。
しかしながら、上記した従来の液体(消毒液剤)の噴射装置はボトル1の少なくとも肩部分を握持してもしくは手を添えてトリガーレバー5を引く動作を必要としている。そのため、一旦消毒を行った手に再び菌やウイルスが付着してしまう虞があり、両手に対して、消毒液剤を噴射する場合には、ボトル1を各手に持ち変える必要性もある。
加えて、手の小さな子供には使いづらく、高齢者や身障者、力の弱い女性等にとっても使い勝手の悪いものとなっており、ボトル1内の消毒液剤の量も片手で握持しての操作が前提となっているため、重量に限界があり、スーパー、病院、その他遊園地等不特定多数の人が訪れる施設にあっては、消毒液剤の補給業務が大きな負担となってしまう。
出願人は、本願考案に関して、先行する技術文献を調査したが、格別に本願考案と関連し、技術的に類似していると思われる文献は発見できなかった。
従来の液体の噴射装置は、対象液体が収納されている容器を握持もしくは少なくともその容器の肩部分に手を添えてトリガーレバーを引く動作を必要とするもので、そのため、使用する人によって、操作上や液の補給等幾多の問題点が生じている。
上記問題点を解決するために、本考案に係る液体の噴射装置は、操作レバーをその先端が噴射ノズルと離れた方向に位置するように屈曲もしくは屈折させた形状とし、その先端を押圧操作部としてあり、押圧操作部は液体の噴射ノズルの噴射口と対応させてあることを特徴としている。
また、本考案に係る液体の噴射装置は、前記した操作レバーはプラスチック、金属等の可塑性材によって形成され、液体の噴射装置に取り付けられていることを特徴としている。
さらに、本考案に係る液体の噴射装置は、前記した操作レバーは既存のトリガーレバーに対し、プラスチック、金属等の可塑性材によって形成された中空の補助具と嵌装させることによって構成されていることを特徴としている。
そして、本考案に係る液体の噴射装置は、前記した押圧操作部は球状体もしくは楕球状体となっていることを特徴としている。
また、本考案に係る液体の噴射装置は、前記した屈曲もしくは屈折させた形状は、少なくともコーナーをアール状としてあることを特徴としている。
さらに、本考案に係る液体の噴射装置は、噴射される液体の収納容器は少なくとも操作レバーの動きを妨げない空域が形成された据え置き型としてあることを特徴としている。
そして、本考案に係る液体の噴射装置は、噴射される液体の収納容器は壁もしくは柱に対し、掛け吊り型としてあることを特徴とし、前記した液体の噴射ノズルの噴射口を上方に向けた状態で、液体の収納容器は横臥状態での据え置き型としてあることを特徴としている。
本考案に係る液体の噴射装置は上記のように構成されている。そのため、従来はトリガーレバーを引く動作を必要としたものを、正面からの押す動作で実行することができるものとし、液体の収納容器を握持したり、トリガーレバーを引くため、その容器に手を添える必要がなくなり、誰もが容易に操作をすることができ、収納される液の量も十分に確保することができ、不特定多数の人々が訪れる施設にあっても負担なく実施することが可能なものとなっている。
本考案の第一実施例を示す図である。 本考案の第二実施例を示す図である。 従来例を示す図である。
図面として示し、実施例で説明したように構成したことで実現した。
次に、図1を参照して本考案の第一実施例を説明する。図中10は消毒液剤の収納容器を示している。この収納容器10は全体的に角柱状をしたボトルとなっており、前面に後述する操作レバー11の可動域を確保するため段12が形成されている。
前記した収納容器10の高位置パートの天面には、下方に消毒液剤を汲み上げるパイプを備えた操作部13が備えられている。この装着構造は従来のように突出させた開口に対し、スクリューキャップを螺着させる構造のものでも、天面に形成される開口に圧入固定させる形式等、必要に応じた構成を採用することができる。操作部13を取り外すことで露呈される開口から、消毒液剤の補給を適宜実行することができる。この実施例1にあって消毒液剤の容量は1500〜2000ccを想定した机上の据え置き型とされ、十分な量を確保するとともに、操作レバー11を操作した際の位置ずれも防止することを図っている。
操作部13は段12方向へ先端を望ませる形態となっており、この先端面には噴射ノズル14の噴射口が位置されている。また、この操作部13の下面に、前記操作レバー11の基端が取り付けられており、この操作レバー11の操作によって、操作部13内へ消毒液剤の汲み上げ及び負圧機構が作動し、一回の操作で、定められた一定量の消毒液剤が噴射ノズル14より噴射されるがこの噴射は噴霧状態となって、一定域に消毒液剤を拡散させて供出することができる。
前記した操作レバー11は途中に屈曲部もしくは屈折部11aが形成されており、その先端部分には球状体もしくは楕球状体とした押圧操作部11bが設けられている。前記屈曲部もしくは屈折部11aはその外面にはアールを付けた状態としておくことが、使用者が万が一、押圧操作部11bから指や掌を滑らせてしまった場合でもその衝撃を和らげ、不測の怪我をしてしまうことを未然に防止することができる。
また、操作レバー11の押圧操作部11bは前記した噴射ノズル14の噴射口と対応する位置に配されることが望ましく、少なくとも噴射ノズル14から噴霧される消毒液剤の拡散域内にあることが良い。こうすることで、その押圧操作部11bも消毒液剤を受ける指先や掌とともに消毒されることとなり、次に使用する人にとっても好ましいことになる。
さらに、かかる操作レバー11の構成は屈曲部もしくは屈折部11aを支点として、押圧操作部11bを力点とした梃子の構成となり、操作レバー11の操作部13への取付部分が作用点となり、小さな押圧力であっても十分に機構を動作させることが可能となり、非力な子供や高齢者、身障者にとっても操作が容易に実行することができることとなる。この操作レバー11の構成は本実施例に限定されるものではなく、好みや必要に応じてデザインを変更できることは勿論である。
また、図1として示す実施例は机上への据え置きタイプとしてあるが、これにこだわるものではなく、収納容器10の背面に掛け穴等を設けることで壁掛け、柱掛けとして使用することもできる。これによって、家庭内でのキッチンやトイレ、その近傍に設置することも有効となる。
さらに、この収納容器10を、噴射ノズル14を上向きとして横置きとすることもできる。この場合、収納容器10内には消毒液剤に代えて通常の水とすることもでき、こうすると、例えばスーパー等の袋詰め用カウンターに置くことで、鮮魚や食肉等、トレイに載せられラッピングされた商品を入れるため、ロールされた帯状袋体の開口を開くため、少量の水を指先に供出してやることができることとなる。この場合、操作レバー11を収納容器10に近接させ少しの動きでストップさせる等、可動域を小さくして噴射される水量の調整を行なうことも可能となる。
次いで、図2を参照して本願考案の第二の実施例を説明する。図2として示す15は既存のトリガーレバー5に嵌装されることで使用される補助カバーである。この補助カバー15はプラスチックや金属等の可塑性材によって成形されている中空状のものとなっており、その一端に形成されている開口部16を既存のトリガーレバー5の先端に合せ嵌め付けるものとなっている。
この補助カバー15の他端には第一実施例で示したものと同様の押圧操作部17が球状、楕球状として設けられている。この第二の実施例として、内部構造は細かく図示しないが、必要に応じてトリガーレバー5を捕捉して固定し易いような突条、溝やローレット等を設け、その突条、溝にトリガーレバー5の側縁を嵌め付けると、その嵌め付状態を強固なものとでき、簡単な衝撃で外れてしまうことを防止できる。
この第二の実施例として示す補助カバー15はバナナ形状あるいは角笛形状としているが、特にこの形状にこだわるものではなく目的を達成することができれば種々の形状とすることができ、その外観的装飾も自在に施すことができるものとなっている。この補助カバー15を既存のトリガーレバー5に装着することで、そのトリガーレバー5を引き操作から押す操作に変換させることができる。
また、既存のボトル1をセット収納するために図1で示した収納容器10の如きケーシングボックスを作成してそのケーシングボックスに補助カバー15を装着したボトル1をセットしておくと、第一の実施例と同様な使用態様を実施することができる。
本実施例に係る液体の噴射装置は上記のように構成されている。本実施例では手指等の消毒液剤を中心として説明しているが、対象となる液体はこれに限定されるものではなく、香水をはじめとする各種化粧品、水石鹸、フレーバー等にも応用実施することができる。
10 収納容器
11 操作レバー
11a 屈曲部もしくは屈折部
11b、17 押圧操作部
12 段
13 操作部
14 噴射ノズル
15 補助カバー
16 開口部
上記問題点を解決するために、本考案に係る液体の噴射装置は、操作レバーをその先端が噴射ノズルと離れた方向に位置するように屈曲もしくは屈折させた形状とし、その先端を押圧操作部としてあり、押圧操作部は液体の噴射ノズルの噴射口と対応させ、少なくとも噴射ノズルから噴射される液体の拡散域内に位置させてあることを特徴としている。
また、本発明に係る液体の噴射装置は、前記した操作レバーはプラスチックもしくは金属の可塑性材によって形成され、液体の噴射装置に取り付けられていることを特徴としている。
さらに、本発明に係る液体の噴射装置は、前記した操作レバーは既存の液体収納容器であるプラスチック製ボトルの上部開口に設けられたトリガーレバーに対し、プラスチックもしくは金属の可塑性材によって形成された中空の補助具と嵌装させることによって構成されていることを特徴としている。

Claims (8)

  1. 操作レバーをその先端が噴射ノズルと離れた方向に位置するように屈曲もしくは屈折させた形状とし、その先端を押圧操作部としてあり、押圧操作部は液体の噴射ノズルの噴射口と対応させてあることを特徴とする液体の噴射装置。
  2. 前記した操作レバーはプラスチック、金属等の可塑性材によって形成され、液体の噴射装置に取り付けられていることを特徴とする請求項1に記載の液体の噴射装置。
  3. 前記した操作レバーは既存のトリガーレバーに対し、プラスチック、金属等の可塑性材によって形成された中空の補助具と嵌装させることによって構成されていることを特徴とする請求項1に記載の液体の噴射装置。
  4. 前記した押圧操作部は球状体もしくは楕球状体となっていることを特徴とする請求項1から3のうち1項に記載の液体の噴射装置。
  5. 前記した屈曲もしくは屈折させた形状は、少なくともコーナーをアール状としてあることを特徴とする請求項1から4のうち1項に記載の液体の噴射装置。
  6. 噴射される液体の収納容器は少なくとも操作レバーの動きを妨げない空域が形成された据え置き型としてあることを特徴とする請求項1に記載の液体の噴射装置。
  7. 噴射される液体の収納容器は壁もしくは柱に対し、掛け吊り型としてあることを特徴とする請求項1に記載の液体の噴射装置。
  8. 前記した液体の噴射ノズルの噴射口を上方に向けた状態で、液体の収納容器は横臥状態での据え置き型としてあることを特徴とする請求項1に記載の液体の噴射装置。
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