JP2022165878A - 手指装着型液体吐出器 - Google Patents

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Abstract

【課題】 菌やウイルスに対して増殖抑制や殺菌等の所定の効果を発揮する液体を、スプレー容器などに蓄えた上でバッグなどに入れて携行する必要がなく、消毒等の必要な場合には速やかにかかる液体を吐出できる手指装着型液体吐出器を提供する。【解決手段】 指のいずれかの部位で保持される保持部2に、菌やウイルスの増殖抑制や死滅を含む所定の効果のある液体を収容する液体収容部3を有し、かつ、その液体を吐出する吐出機構4を有している。従って、消毒が必要な場合には、吐出機構4から液体を吐出させればよい。【選択図】 図1

Description

本発明は、菌やウイルスに対して所定の効果を有する液体を吐出する手指装着型液体吐出器に関する。
近年、各種菌やウイルス、なかでも新型コロナウイルスの流行にともない、人が接触しようとする物を事前に消毒したり、自身の手指を消毒したりす機会が増加している。公共施設、デパート、スーパーなどでは、入口にアルコール除菌剤等が備えられることも多くなったが、常にそれらが備えられているとは限らない。このような場合に備え、また、外出時に必要な場合に即対応できるように、小型の除菌スプレーを携行する人も増加している。しかし、携行用の除菌スプレーは、バッグなどに収容しておくことが一般である。そのため、使用しようとする場合には、除菌スプレーをまずバッグから取り出すことが必要となって面倒である。
一方、特許文献1には、殺菌作用のあるヒノキ抽出組成物を手袋表面に塗布する技術が開示されている。ヒノキ抽出組成物は天然由来であり、安全で、感染症に対する抵抗性、殺菌効果、不活性効果の持続性、消臭効果を改善できる点を効果として挙げている。
実用新案登録第3147463号公報
しかし、手袋表面にヒノキ抽出物組成物を塗布等しただけでは、手袋表面で物を把持した際、例えば、外出時に電車、バス等に乗ってつり革につかまった際、それらの物に付着していた菌、ウイルスなどが手袋表面に付着する。手袋表面にヒノキ抽出組成物が塗布されているとしても、その殺菌効果等の持続性にも限度がある。よって、この手袋を装着しているとしても、ある程度の時間が経過したならば、ヒノキ抽出組成物を再度噴霧しなければならない。外出時にそれを達成しようとすれば、結局、ヒノキ抽出組成物を蓄えたスプレー容器などを常に携行しなければならない。
本発明は上記に鑑みなされたものであり、菌やウイルスに対して増殖抑制や殺菌等の所定の効果を発揮する液体を、スプレー容器などに蓄えた上でバッグなどに入れて携行する必要がなく、消毒等の必要な場合には速やかにかかる液体を吐出できる手指装着型液体吐出器を提供することを課題とする。
上記課題を解決するため、本発明の手指装着型液体吐出器は、
手指のいずれかの部位に装着可能な保持部と、
前記保持部に支持され、菌やウイルスに対して増殖抑制や死滅を含む所定の効果のある液体を収容する液体収容部と、
前記液体収容部に収容された前記液体を吐出する吐出機構と
を有することを特徴とする。
前記保持部が、いずれか少なくとも1本の指回りに装着可能な筒状に形成されていることが好ましい。
前記保持部が、手のひらの少なくとも一部を覆う大きさを有する手袋型とすることもできる。
前記液体収容部が、前記保持部の厚みの範囲内に形成されていることが好ましい。
また、前記液体収容部は前記吐出機構を備えてなり、前記保持部が、弾性を有する素材から形成され、装着される指との間に前記吐出機構付きの液体収容部が挟持される構成とすることも好ましい。
本発明によれば、手指のいずれかの部位に装着可能な保持部に、菌やウイルスの増殖抑制や死滅を含む所定の効果のある液体を収容する液体収容部が支持され、かつ、その液体を吐出する吐出機構を有している。従って、消毒が必要な場合には、吐出機構から液体を吐出させればよい。本発明の手指装着型液体吐出器は、保持部を介して手指で保持されるため、外出時において、例えば、電車やバスのつり革などにつかまる際、エレベータの階数ボタンを押す際などにおいて、該吐出機構から液体を吐出させることで速やかにそれらに接触する手指の所定の部位を消毒できる。また、保持部に設けられた液体収容部に液体が保持されているため、液体の入った容器を別途にバッグに収容しておく必要がなく、使用時においてはバッグからスプレー容器などを取り出す必要もなく、容易に使用できる。
図1は、本発明の一の実施形態にかかる手指装着型液体吐出器を示す斜視図である。 図2は、上記手指装着型液体吐出器を指に装着した状態を示した斜視図である。 図3は、本発明の他の実施形態にかかる手指装着型液体吐出器を説明するための図である。 図4は、本発明のさらに他の実施形態にかかる手指装着型液体吐出器を説明するための図である。
以下、図面に示した実施形態に基づき、本発明をさらに詳細に説明する。図1は、本発明の一の実施形態に係る手指装着型液体吐出器1を示し、図2は、該手指装着型液体吐出器1を指に装着した状態を示した図である。これらの図に示したように、本実施形態の手指装着型液体吐出器1は、保持部2、液体収容部3、吐出機構4を有して構成される。
保持部2は、筒状に形成され、いずれかの指、例えば人差し指を挿入可能に形成されている。本実施形態では、1本の指のみに装着可能としているが、複数本の指が挿入される筒状部を有する形状であってもよい。
保持部2を形成する素材は限定されるものではないが、指等に簡易に装着でき、かつ、手で押さえていなくても指等から落脱しないようなある程度の弾性を有する素材から形成されることが好ましい。
保持部2は、内部に液体収容部3を有する。例えば、保持部2として、合成樹脂製で、内筒及び外筒を有すると共に、それらの間の上下端が閉塞されたものを用い、内筒及び外筒間を液体が充填される液体収容部3とすることができる。本実施形態では、保持部2の上面部21からやや離間した位置から下方の範囲を液体収容部3としている。上面部21から液体収容部3までの間には液体注入路22が形成されており、液体注入路22を開閉するための開閉蓋23が上面部21に設けられている。
ここで、液体は、菌やウイルスの増殖抑制や死滅を含む所定の効果のあるもの、例えば、静菌、除菌、滅菌、殺菌、増殖抑制、消毒等の効果のあるものであればアルコール等、その種類は限定されるものではない。この場合、液体収容部3を形成する保持部2として用いられる素材は、アルコール等の液体への耐性を備えた素材から形成される。
吐出機構4は、液体収容部3内に保持された液体を保持部2の外部に吐出できる機構であればよい。本実施形態では、液体ノズル41、ポンプ42、空気供給チューブ43及び液体供給チューブ44を有して構成される。空気供給チューブ43は、保持部2の長手方向に沿ってその内部に配設され、上端が、保持部2の上面部21に設けられる液体ノズル41に連結される。保持部2の下部から突出している下端にはポンプ42が設けられる。ポンプ部42は、例えば、球状や蛇腹状で、それを指等で押圧することによって空気を送るものである。ポンプ42としては、操作棒などを傾倒させると、空気を圧送するもの等、種々の構成とすることができる。また、手動のものに限らず、小型の電池、モーターを内蔵させ、電動で空気供給チューブ43に空気を送り込む構成とすることもできる。
本実施形態の手指装着型液体吐出器1によれば、保持部2を人差し指に装着する。そして、親指、中指あるいは手のひら等を使って、ポンプ42を押圧する。これにより、空気供給チューブ43を介して空気が液体ノズル41方向に圧送される。液体ノズル41には、端部が液体収容部3内に臨むように設けられた液体供給チューブ44が接続されている。そのため、空気供給チューブ43を介して空気が圧送されると、液体収容部3内の液体が液体チューブ44を介して液体ノズル41方向に吸引される。吸引された液体は圧送される空気によって液体ノズル41から外部に噴霧される。
従って、例えば、外出時に電車やバスのつり革につかまった場合、ポンプ部42を操作することで、液体ノズル41から液体を吐出させ、つり革等を消毒できる。
本実施形態では、増殖抑制作用や殺菌等、菌やウイルスに対して所定の効果を有する液体が、指に装着された保持部2及び液体収容部3に保持されている。従って、バッグ等から液体を収容したスプレー容器等を取り出す必要がなく、つり革につかまろうとする際、エレベータの階数ボタンを押す際、ドアノブや取っ手に触る際等、消毒の必要があると考えた段階で、即座に液体を吐出できる。
また、特許文献1の手袋の表面にヒノキ抽出組成物を塗布等したものの場合、除菌等の作用を有する液体が常に外気に触れ、除菌効果等の持続時間もそれほど期待できない。しかしながら、本実施形態では、液体は、吐出時以外は、液体収容部3内に収容されている。従って、必要な量を必要なタイミングで吐出することができ、液体の無駄も抑制できる。
なお、上記実施形態の手指装着型液体吐出器1は、指に装着して使用するものを示したが、これに限定されるものではなく、例えば図3に示したような保持部12を手袋型とした手指装着型液体吐出器10とすることもできる。この手袋型にすることにより、保持部12内に形成される液体収容部(図示せず)の範囲を手のひらや甲の一部の範囲までとすることができ、液体の収容量を増加させることができる。吐出機構14の構成は上記と同様であり、例えば、図3に示したように人差し指部分に、液体ノズル14a及びポンプ14bを設けた構成とすることができる。なお、ここでいう手袋型とは、指を被覆する部分は必須ではなく、手のひらの少なくとも一部を覆うことのできる筒状のものも含まれる。
図4は、他の実施形態の手趣旨装着型液体吐出器100を示す。この実施形態では、細い筒状の液体収容部130を有し、この筒状の液体収容部130に吐出機構140が連結されている。吐出機構140は、液体収容部130の上部開口に装着される噴霧部141と、この噴霧部141に連結されたチューブ143とを有しており、該チューブ143が液体収容部130内に収容された殺菌剤等の液体に接するように設けられている。なお、噴霧部141は、押圧することにより、チューブ143から液体を吸い上げて該液体を噴霧できる構造となっている。また、液体収容部130及び吐出機構140を合わせた長さは、大凡、指の付け根付近から第1関節付近までの長さ以下とすることが好ましい。
保持部120は、ゴムや弾性糸を編み込んだ布等の弾性を有する素材から筒状に形成されて指に装着される。具体的には、指回りに装着される筒状部121と指先に引っかける引っかけ部122を有している。そして、この保持部120の筒状部121と指との間に上記の液体収容部130を指の腹側において挟持するように配置する。液体収容部130の底部を指の付け根付近に合わせると、第1関節より上の指の先端付近を曲げることで吐出機構140の噴霧部141を押圧できる。これにより、液体収容部130内の液体が噴霧される。
本実施形態によれば、保持部120と、吐出機構140を備えた液体収容部130とが別部材から構成されているため、吐出機構140を備えた液体収容部130の取り外しが容易であり、必要なときのみ保持部120と指の間に配置して携行することができる。また、保持部120から分離できるため、液体の補充や液体収容部130自体の交換も容易である。
1,10,100 手指装着型液体吐出器
2,12,120 保持部
3,130 液体収容部
4,14,140 吐出機構
41,14a,141 液体ノズル
42,14b ポンプ部
43 空気供給チューブ
44 液体供給チューブ
143 チューブ

Claims (5)

  1. 手指のいずれかの部位に装着可能な保持部と、
    前記保持部に支持され、菌やウイルスに対して増殖抑制や死滅を含む所定の効果のある液体を収容する液体収容部と、
    前記液体収容部に収容された前記液体を吐出する吐出機構と
    を有することを特徴とする手指装着型液体吐出器。
  2. 前記保持部が、いずれか少なくとも1本の指回りに装着可能な筒状に形成されている請求項1記載の手指装着型液体吐出器。
  3. 前記保持部が、手のひらの少なくとも一部を覆う大きさを有する手袋型である請求項1記載の手指装着型液体吐出器。
  4. 前記液体収容部が、前記保持部の厚みの範囲内に形成されている請求項1~3のいずれか1に記載の手指装着型液体吐出器。
  5. 前記液体収容部は前記吐出機構を備えてなり、前記保持部が、弾性を有する素材から形成され、装着される指との間に前記吐出機構付きの液体収容部が挟持される請求項1又は2記載の手指装着型液体吐出器。
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