JP3231583B2 - マルチバス・ダイナミック・アービタ - Google Patents

マルチバス・ダイナミック・アービタ

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JP3231583B2
JP3231583B2 JP16864495A JP16864495A JP3231583B2 JP 3231583 B2 JP3231583 B2 JP 3231583B2 JP 16864495 A JP16864495 A JP 16864495A JP 16864495 A JP16864495 A JP 16864495A JP 3231583 B2 JP3231583 B2 JP 3231583B2
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    • G06F13/38Information transfer, e.g. on bus
    • G06F13/40Bus structure
    • G06F13/4004Coupling between buses
    • G06F13/4027Coupling between buses using bus bridges
    • G06F13/4031Coupling between buses using bus bridges with arbitration

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は一般にコンピュータ・シ
ステム・アーキテクチャに関し、特に、2つのバス間の
アービトレーションのためのマルチバス・ダイナミック
・アービタに関する。
【0002】
【従来の技術】パーソナル・コンピュータ・システムは
既知である。一般にパーソナル・コンピュータ・システ
ム、特にIBMパーソナル・コンピュータは、今日の近
代的社会の多くの分野においてコンピュータ能力を提供
するために、広範に使用されている。パーソナル・コン
ピュータは、通常、デスクトップ、据置型(floor stan
ding)、またはポータブル・マイクロコンピュータとし
て定義され、これらのコンポーネントには、単一の中央
処理ユニット(CPU)と全てのRAM及びBIOS
ROMを含む揮発性メモリ及び不揮発性メモリを有する
システム・ユニット、システム・モニタ、キーボード、
1つまたは複数のフレキシブル・ディスケット・ドライ
ブ、固定ディスク記憶ドライブ("ハード・ディスク"と
しても知られる)、いわゆる"マウス"・ポインティング
・デバイス、及び任意選択のプリンタが含まれる。これ
らのシステムの際立った特徴は、これらのコンポーネン
トを一緒に電気的に接続するマザーボードまたはシステ
ム・プレーナの使用である。これらのシステムは主に、
単一ユーザに独立の計算能力を提供するように設計さ
れ、個人または小事業主による購入を対象として、安価
に価格設定される。こうしたコンピュータ・システムの
例に、IBM社のPERSONAL COMPUTER AT(IBM PC/A
T)、PERSONAL SYSTEM/1(IBM PS/1)、及びPERSONAL S
YSTEM/2(IBM PS/2)がある。
【0003】パーソナル・コンピュータ・システムは、
通常、文書処理、スプレッドシートによるデータ処理、
データベースにおけるデータ収集及び関連付け、グラフ
ィックスの表示、及びシステム設計ソフトウェアを用い
た電気システムまたは機械システムの設計などの、様々
な活動を達成するソフトウェアを実行するために使用さ
れる。
【0004】こうしたコンピュータ・システムにおい
て、コンポーネントは電気信号を介して通信する。これ
らの電気信号は、通常、システム・コンポーネント間の
電気接続により伝達される。通常のタイプの電気接続に
は、プリント回路基板(PCB)上の金属トレース、多
層PCBの異なる層間のバイア、めっきスルー・ホー
ル、プラグ及びシステム・コンポーネントのピン間で接
続される個々のワイヤが含まれる。通常、電気信号のグ
ループ及び電気信号を伝達する電気接続のグループ
は、"バス"として参照される。従って、"バス"と称する
場合には、これは電気信号のグループ、若しくは電気信
号を伝達する電気接続のグループ、またはプロトコルを
形成する電気信号のグループと、電気信号を伝達する電
気接続のグループの両方を意味しうる。バスは"バス・
ライン"から成る。個々の"バス・ライン"を言及する場
合には、これはバスの1本の電気接続またはバスの1電
気信号を意味しうる。
【0005】通常のコンピュータ・システムは複数の異
なるバスを有し、こうしたバスには、ホスト・プロセッ
サ・バス、メモリ・バス及び1つまたは複数の周辺バス
が含まれる。ホスト・プロセッサ・バスは各プロセッサ
に固有であり、そのプロセッサのアーキテクチャにより
指定される。メモリ・バスは、通常、一般的で安価なメ
モリ・ユニットを使用するための複数のメモリ・バスの
1つに標準化される。例えば、多岐に渡って異なるアー
キテクチャを有する多くのシステムが、一般的なシング
ル・インライン・メモリ・モジュール(SIMM)を用
いて設計される。周辺バスはこれまでに多数の標準へと
発展してきた。既知の周辺バスの例として、ISA(In
dustry Standard Architecture)バス、"マイクロチャ
ネル"・アーキテクチャ(MCA)・バス、及びPCI
(Peripheral Component Interconnect)バスがある。
【0006】システム内のバスは、通常、様々なバスと
の間で資源を共用しなければならない。例えばホスト・
プロセッサ・バスと周辺バスの両者は、通常、メモリ・
バスへのアクセスを有さねばならない。同一のバスをア
クセスしようとするバス間の衝突を回避するために、同
一バスへのアクセスを要求する2つ以上のバスを調停す
るアービタ(arbiter)が設計される。
【0007】コンピュータ業界においては今日、例えば
PCIバスとISAバスを有するシステムなど、複数の
バスを有するシステムを設計する傾向にある。こうした
システムは複雑となる。なぜなら、アービタがメモリ・
バスへのアクセスを調停するときに、両方の周辺バスを
考慮しなければならないからである。
【0008】特に複雑なシステムは、PCIバスとMC
Aバスとを有するシステムである。PCIバスとMCA
バスは、バス・マスタがその特定のバスの制御を支配す
ることを許可する。従って、これらのバスの両者は、そ
れらのそれぞれのバスの制御を調停するアービタを有す
る。従って、PCIバスとMCAバスを有するシステム
は、4つのアービタ、すなわち1)メモリ・バス・アー
ビタ、2)PCIバス・アービタ、3)MCAバス・ア
ービタ、及び4)PCIバス・アービタとMCAバス・
アービタとの間を調停するマルチバス・アービタを有さ
ねばならない。従って、PCIバス・アービタとMCA
バス・アービタは、多くのバス・マスタの間で、任意の
時にメモリ・バスをアクセスしてよいバス・マスタを決
定するために、メモリ・バス・アービタとインタフェー
スされなければならない。
【0009】この特定の構成は一層複雑となる。なぜな
らPCIバスとMCAバスとは、異なる基準により、そ
れぞれのバス・マスタがそれぞれのバスの制御を提供さ
れるからである。MCAバス・マスタは、バス利用度を
最適化することが可能である限りバス上に留まるように
設計される。一方、PCIバスは、パケット・バスであ
るためPCIバス・マスタはバスを獲得し、短い高速転
送を実行後、バスを去るように設計される。
【0010】従来のマルチバス・アービタは、様々なバ
ス間でメモリ・バスを割当てるためにタイマを使用す
る。これは硬直的であり、様々な周辺バス間で、メモリ
・バス帯域幅の不公平な割当てを生じうる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】従って、様々なバス間
で動的且つ公平なメモリ・バス帯域幅の割当てを可能に
するマルチバス・アービタを提供することが望まれる。
【0012】特に、PCIバスとMCAバスとの間で動
的且つ公平なメモリ・バス帯域幅の割当てを可能にする
マルチバス・アービタを提供することが望まれる。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、第1及
び第2の周辺バス・アービタの間で、メモリ・バス・ア
ービタの制御を調停するマルチバス・アービタが提供さ
れる。マルチバス・アービタは、書込み可能割当てレジ
スタ、タイム・スロット・ポインタ、及びアービトレー
ション回路を含む。
【0014】書込み可能割当てレジスタはCPUと回路
接続され、CPUに応答して、マルチビット・タイム・
スロット割当て値を記憶する。それによりCPUは、バ
ス間でアクセスを割当てることが可能になる。タイム・
スロット・ポインタは、書込み可能割当てレジスタの各
ビットに対応して1ポジションを有し、少なくとも1ポ
ジションを選択するように構成され、更に両方の周辺バ
ス・アービタがメモリ・バスへのアクセスを要求するこ
とに少なくとも部分的に応答して、異なるポジションを
選択するように構成される。タイム・スロット割当てビ
ットは、2つの周辺バス間で、メモリ・バスへのアクセ
スを動的に分割するために使用される。
【0015】周辺バスの個々のアクセスは、優先順位に
より直接管理されるのではなく、特定の時刻におけるそ
の特定のバスの活動の相対優先順位により、割当て値が
決定される。従って、アクセス比率(各周辺バスによる
メモリ・バス・アクセス回数の比率)、すなわちアクセ
ス時間比率(各バスがメモリ・バスのアクセスに費やす
時間の比率)が、その特定の時刻におけるその特定のバ
スの活動の相対優先順位により決定される。割当て値が
割当てレジスタに書込まれると、競合の間にアクセスを
許可されるバスが、タイム・スロット・ポインタ及び各
タイム・スロットに関連付けられる割当て値により、従
属的(slavishly)に決定される。
【0016】例えば、割当てレジスタ及びタイム・スロ
ット・ポインタが各々8ビット長であり、1ポジション
当たり1ビットが対応し、論理1が第1の周辺バスに対
応し、論理0が第2の周辺バスに対応する場合、割当て
レジスタに111011102を書込むと、第2の周辺バスによ
る毎1アクセスごとに第1の周辺バスは3回のアクセス
を許容される。PCIバスとMCAバスとを有する1実
施例では、割当て値として111011102を用いると、PC
Iバス・マスタは75%のアクセスを許容され、MCA
バス・マスタは25%のアクセスを許容され、PCIバ
スが優先の3:1のアクセス比率となる。本質的には、
メモリ・バスの競合の間、PCIバスはMCAバスがメ
モリ・バスへのアクセスを許可される以前に、3回の連
続アクセスを許可される。
【0017】8ビットのタイム・スロット・ポインタ及
び割当てレジスタにより、アクセスの最低の割合は、割
当てレジスタに例えば100000002または011111112を書込
むことにより12.5%となる。CPUは様々なバス間
でアクセスを割当てる。アクセス制御の細分性は、割当
てレジスタ及びタイム・スロット・ポインタのビット数
を増すことにより増加されうる。16ビットの割当てレ
ジスタ及びタイム・スロット・ポインタは、6.25%
のアクセスの細分性を可能にする。更に割当てレジスタ
内の割当て値がCPUにより動的に変更され、システム
内の特定の状態に依存して、異なるアクセス比率を許容
することが好ましい。別の実施例では、割当て値がCP
Uにより変更され得ない固定値を取りうる。
【0018】マルチバス・アービタは、PCIバスとM
CAバスとの間でアクセスを調停するために特に有用で
ある。割当てレジスタ内の論理1が、PCIバス・マス
タがメモリ・バスをアクセスしうることを示し、論理0
がMCAバス・マスタがメモリ・バスをアクセスしうる
ことを示すと仮定し、更に平均でPCIバス・マスタが
メモリ・バスの制御を1.5μs、MCAバス・マスタ
が5μs保有すると仮定すると、各バスがバス上で費や
す実際の時間はほぼ等しくなる。すなわち、PCIバス
・マスタは平均で9μs(6×1.5μs)メモリ・バ
スの制御を許容され、MCAバス・マスタは10μs
(2×5μs)許容される。従って、この例では、アク
セス時間比率はほぼ1:1である。
【0019】重要な点は、割当て値がCPUにより動的
に変更され、それにより各周辺バスによるアクセス比率
を変更することである。このことはメモリ・バスへのア
クセスを、周辺バスの1つまたは複数のパラメータに依
存して、個別に適合化するために有用である。
【0020】従って本発明の利点は、様々なバス間で、
メモリ・バス帯域幅の動的且つ公平な割当てを可能にす
るマルチバス・アービタを提供することである。
【0021】本発明の別の利点は、PCIバスとMCA
バスとの間で、メモリ・バス帯域幅の動的且つ公平な割
当てを可能にするマルチバス・アービタを提供すること
である。
【0022】本発明のこれらの目的が、以降で述べる本
発明の詳細な説明から明らかとなろう。
【0023】
【実施例】図1を参照すると、本発明のマルチバス・ア
ービタを使用するコンピュータ・システムが示される。
コンピュータ・システム10は、ホスト・プロセッサ・
バス52を有するCPU50を含む。ホスト・プロセッ
サ・バス52は、当業者には既知のデータ・バス、アド
レス・バス及び制御バス(全て図示せず)を有する。C
PU50を具現化する多くの可能なプロセッサが使用さ
れうる。1つの好適なプロセッサに、インテル社とアド
バンスド・マイクロ・デバイス社とにより製造される既
知の80486DXがある。ホスト・バス52を介して
CPU50と接続されるものに、レベル2(L2)キャ
ッシュ・メモリ54及びメモリ制御装置56が存在す
る。L2キャッシュ54は、CPU50に専用の比較的
小容量のメモリ・バンクであり、当業者には既知であ
る。
【0024】メモリ制御装置56に関連して、メモリ・
バス58が存在する。システム・メモリ60は、メモリ
・バス58を介して、メモリ制御装置56と接続され
る。これについても当業者には既知である。システム・
メモリ60内で使用される好適なメモリには、一般的な
シングル・インライン・メモリ・モジュール(SIM
M)が含まれる。メモリ制御装置56はメモリ・アービ
タ62を有する。メモリ・アービタ62は、後述される
ように、CPU50と他の装置との間でのシステム・メ
モリ60の使用を調停する。メモリ・アービタは、当業
者には既知のように、メモリ・アクセス要求ラインREQ_
MEMORY、及びメモリ・アクセス許可ラインGRANT_MEMORY
を使用する単純なアービタである。
【0025】図1の実施例は2つの周辺バス、すなわち
PCIバス76とMCAバス82とを有する。しかしな
がら、本発明は2つ以上の異種のバス、或いは2つ以上
の別々のPCIバス若しくは2つ以上の別々のMCAバ
スなど、同一プロトコルを使用する2つ以上の別々のバ
スの他の組合わせについても、包含することが理解され
よう。
【0026】更に、本発明のマルチバス・ダイナミック
・アービタは、メモリ・バスへのアクセスを競合する1
つ以上の周辺バス以外のバスの他の組合わせも包含す
る。例えば3つの別々の周辺バス、例えば3つのPCI
バスを有するシステムでは、マルチバス・ダイナミック
・アービタは、ある周辺バスへのアクセスを他の2つの
周辺バスとの間で調停するために使用される。多くの組
合わせが可能であり、例えば同期バスと非同期バス間、
マスタ・バスとスレーブ・バス間、メモリ・バスと周辺
バス間、或いはホスト・バスと周辺バス間などが含まれ
る。
【0027】図1を再度参照すると、システム10は既
知のPCIバス制御装置70及びMCAバス制御装置7
2を有する。PCIバス制御装置70は、PCIバス・
アービタ74及びPCIバス76を関連して有する。P
CIアービタ74は当業者には既知のように、様々なP
CIバス・マスタ78a乃至78nの間で専用のREQ
ライン及びGNTラインを用いて、PCIバス76の制
御を調停する。CPU50、L2キャッシュ54、メモ
リ制御装置56、システム・メモリ60及びPCIバス
制御装置70を含む回路については、様々な刊行物で述
べられており、例えばIntel Corporation Literature
(P.O Box 7641、Mt.Prospect、Illinois 60056-764
1)発行の"82420 PCIset Universal Motherboard Desig
n Guide"がある。
【0028】MCAバス制御装置72は、MCAアービ
タ80及びMCAバス82を関連して有し、MCAバス
制御装置はPCIバス76とインタフェースする。MC
Aアービタは当業者には既知のように、ARB/-GNT、-Pre
empt、-Burst及び4ビット・アービトレーション・バス
を用いて、様々なMCAバス・マスタ84a乃至84n
の間で、MCAバス82の制御を調停する。MCAバス
は、例えばIBM発行のIBM Personal System/2 Hardwa
re Interface Technical Referenceに述べられている。
【0029】PCIバス・アービタ74とMCAバス・
アービタ80との間の調停は、本発明のマルチバス・ア
ービタ90が行う。PCIバス・アービタ74は、マル
チバス・アービタ90に2つの信号、すなわちPCI要
求(PCIreq)ライン92及びPCIアクセス完了(PCIa
cc-c)ライン94を提供するように設計されねばならな
い。PCI要求ラインは、PCIバス76がメモリ・バ
ス58を介して、メモリ60へのアクセスを要求するこ
とを示すために使用される。PCIアクセス完了ライン
94は、PCIバス76によるメモリ60の現アクセス
が完了したことを示すために使用される。PCIアービ
タ74は、マルチバス・アービタ90により生成される
PCI許可(PCIgnt)ライン96により、メモリ・バス
58の使用を許可される。同様にMCAバス・アービタ
80は、マルチバス・アービタ90に2つの信号、すな
わちMCA要求ライン(MCAreq)98及びMCAアクセ
ス完了(MCAacc-c)ライン100を提供するように設計
される。MCAアービタ80は、マルチバス・アービタ
90により生成されるMCA許可(MCAgnt)ライン10
2により、メモリ・バス58の使用を許可される。アク
セス完了(ACC-C)ラインは、いずれかの周辺バスがメ
モリ・バス58を介して、メモリ60へのアクセスを完
了したことを示すために使用され、PCIアクセス完了
信号とMCAアクセス完了信号とを論理和することによ
り生成される。両方のバスに対応する要求ライン及び許
可ラインは、各周辺バス・アービタに対応して存在する
か、当業者により所与の信号を用いて容易に生成されう
ることが理解されよう。
【0030】本実施例では、メモリ・アービタ62、P
CIバス・アービタ74、MCAバス・アービタ80及
びマルチバス・アービタ90は別々であり、従って分散
アービトレーション・システムを形成する。別の実施例
では、当業者には明らかなように、1つ以上のアービタ
62、74、80及び90が中央アービタに統合され、
より集中化されたアービトレーション・システムが形成
される。すなわち、1つ以上のアービタ62、74、8
0及び90が、単一のシステム・アービタに統合され、
ここで述べられる構造及び機能を保持する。
【0031】図2及び図3を参照すると、本発明のマル
チバス・アービタ90の内部コンポーネントを示すブロ
ック図が示される。マルチバス・アービタ90は割当て
レジスタ110、入力調整回路112、アービトレーシ
ョン・ストローブ状態マシン114、タイム・スロット
・ポインタ116、アービトレーション回路118、及
び出力調整回路120を含み、これら全ては図示のよう
に互いに接続される。
【0032】割当てレジスタ110は、CPU50のホ
スト・バス52及びアービトレーション回路118と回
路接続される。
【0033】入力調整回路112は、PCIアービタ7
4、MCAアービタ80、タイム・スロット・ポインタ
116及び状態マシン114に回路接続され、入力をタ
イム・スロット・ポインタ116及び状態マシン114
のために調整する。例えば、タイム・スロット・ポイン
タ116及び状態マシン114は、同期信号を期待す
る。更にアクセス完了(ACC-C)信号は、状態マシン1
14において適切に機能するために、1クロック・サイ
クル長であることが期待される。従って、入力調整回路
は非同期信号を同期化し、ACC-Cパルスが1サイクル長
となるように保証する。従って特定の入力調整回路11
2は、動的に調停される特定のバスに依存する。
【0034】後に詳細に述べられるように、特定の実施
例では、入力調整回路112は、1)PCIアービタ7
4から同期PCIreq(PCIバス・マスタ要求)信号92
を受諾して、同期REQ#1信号を生成し、2)MCAアー
ビタ80から非同期MCAreq(MCAバス・マスタ要求)
信号98を受諾して、同期REQ#2信号を生成し、3)同
期PCIacc-c(PCIバス・マスタ・アクセス完了)信号
及び非同期MCAacc-c(MCAバス・マスタ・アクセス完
了)信号の両方を、それぞれPCIアービタ74及びM
CAアービタ80から受諾し、単一のACC-C(アクセス
完了)信号を生成する。このACC-C信号は、クロックに
同期する1クロック・サイクル長の信号である。
【0035】状態マシン114は、入力調整回路112
からREQ#1、REQ#2及びACC-C信号を受諾し、ARB_STROBE
(アービトレーション・ストローブ)信号を生成する。
この信号はアービトレーション回路118により使用さ
れる。
【0036】タイム・スロット・ポインタ116は、ア
ービトレーション回路118及び入力調整回路112に
回路接続される。タイム・スロット・ポインタ116
は、入力調整回路112からREQ#1、REQ#2及びACC-C信
号を受諾し、nビット数をアービトレーション回路11
8に送信する。
【0037】アービトレーション回路118は、割当て
レジスタ110、状態マシン114、タイム・スロット
・ポインタ116、メモリ・アービタ62及び出力調整
回路120に回路接続される。アービトレーション回路
118は、割当てレジスタ110からnビット値を、ま
たタイム・スロット・ポインタ116から同様にnビッ
ト値を、状態マシン114からARB_STROBE信号を、メモ
リ・アービタ62からGRANT_MEMORY(メモリ・バス・ア
クセス許可)信号をそれぞれ入力として受諾し、REQ_ME
MORY(メモリ・バス・アクセス要求)信号をメモリ・ア
ービタ62に生成し、GRANT#1信号及びGRANT#2信号を出
力調整回路120に生成する。
【0038】出力調整回路120は、アービトレーショ
ン回路118、PCIアービタ74及びMCAアービタ
80に回路接続される。入力調整回路112の場合同
様、出力調整回路はマルチバス・アービタ90内部から
の同期信号を、アービタ90の外部の信号の条件に合致
するように調整する。特に出力調整回路120は、GRAN
T#1及びGRANT#2信号から、それぞれPCIgnt(PCIバス
にメモリ・バスの制御を許可する)信号及びMCAgnt(M
CAバスにメモリ・バスの制御を許可する)信号を生成
する。
【0039】図4乃至図6を参照すると、入力調整回路
112の1実施例の回路が示される。上述のように、必
要とされる特定の回路は、調停される2つのバスの性質
に完全に依存する。この特定の実施例では、2つのバス
はPCIバス76及びMCAバス82である。PCIreq信
号は既にシステム・クロックと同期しており、従って入
力調整は不要であり、PCIreq信号がそのままREQ#1信号
となる。REQ#1信号を生成するために、せいぜいPCIreq
信号の論理レベルを反転する必要が有りうるに過ぎな
い。別の実施例において、PCIバス・クロックがCP
Uクロックと異なる場合には、REQ#1信号をCPUクロ
ックと同期するために、後述の図4で示される回路に類
似の回路が必要となる。
【0040】一方、MCAreq信号は非同期であり、同期RE
Q#2信号を生成するために、入力調整回路112により
調整されなければならない。この調整を達成する回路が
図4に示される。図中、2つのクロック式Dフリップ・
フロップ130が回路接続される。システムのパワーオ
ン時に、当業者には既知のように、システム・パワーオ
ン・リセット(POR)信号がアサートされると、両方
のDフリップ・フロップ130、132がリセットさ
れ、それぞれのQ出力が論理0にセットされる。非同期
MCAreq信号が論理0から論理1に遷移すると、1番目の
Dフリップ・フロップ130がセットされ、そのQ出力
がクロック信号(CLK)の次の立上りエッジに応答して
論理1となる。クロック信号(CLK)の次の立上りエッ
ジで、2番目のDフリップ・フロップ132が1番目の
Dフリップ・フロップ130によりセットされ、そのQ
出力がクロック信号に同期して、(僅かの遅延の後に)
論理1となる。2番目のDフリップ・フロップ132か
らのQ信号は、REQ#2信号となる。
【0041】2つのDフリップ・フロップ130、13
2は、MCAreq信号が論理1から論理0に遷移するまで、
セットされたままの状態を維持する。その後、クロック
信号の次の立上りエッジに応答して、1番目のDフリッ
プ・フロップ130が論理0にリセットされる。クロッ
ク信号の次の立上りエッジに応答して、2番目のDフリ
ップ・フロップ132が1番目のDフリップ・フロップ
130により、論理0にリセットされる。その結果、RE
Q#2信号がクロック信号に同期して、(僅かのゲート遅
延の後に)論理0となる。このようにして、非同期MCAr
eq信号が同期req#2信号として調整される。ここでREQ#2
信号は、MCAreq信号が論理1状態を維持する限り、論理
1状態を連続して維持する。
【0042】図5を参照すると、PCIacc-c信号を調整す
るために使用される回路が示される。PCIacc-c信号はク
ロック信号に同期しているが、その長さが1クロック・
サイクルよりも長い。図5の回路は、PCIacc-c信号を単
一クロック・サイクル長に短縮する。図示のように、D
フリップ・フロップ140及びR−Sラッチ142は、
2つの2入力ANDゲート144、146並びに2つの
インバータ148、150に回路接続される。システム
のパワーオン時にシステムPOR信号がアサートされる
と、Dフリップ・フロップ140及びR−Sラッチ14
2がリセットされ、それぞれのQ出力が論理0となる。
PCIacc-c信号が論理1になると、Dフリップ・フロップ
140がANDゲート144を介して、反転クロック信
号の次の立上りエッジ(クロック信号の次の立下りエッ
ジ)に応答してセットされ、そのQ出力がクロック信号
に同期して、(僅かの遅延の後に)論理1となる。Dフ
リップ・フロップ140からのQ信号は、PCI_ACC-C信
号となる。
【0043】クロック信号の立上り時に、R−Sラッチ
142が2番目のANDゲート146によりセットさ
れ、そのQ出力がクロック信号に同期して、(僅かの遅
延の後に)論理1となる。R−Sラッチ142からのQ
信号は、1番目のANDゲート144に帰還される。反
転クロック信号の次の立上りエッジ(クロック信号の次
の立下りエッジ)で、Dフリップ・フロップがリセット
され、そのQ出力及びPCI_ACC-C信号が論理0となる。P
CIacc-c信号が論理1から再度論理0に立ち下がると、
R−Sラッチ142がリセットされ、前述のサイクルが
再開される。
【0044】従って、様々な長さの同期PCIacc-c信号
が、1クロック・サイクル長の同期PCI_ACC-C信号に調
整される。当業者には明らかなように、状態マシン11
4は、様々な信号が1クロック・パルス長であることを
要求しないようにも設計されうる。しかしながら、こう
した方が状態マシン114の設計を容易且つ単純化する
ことができる。
【0045】図6を参照すると、様々な長さの非同期信
号を1クロック・サイクル長の同期信号に調整するため
に使用される回路が示される。特に図6の回路は、非同
期MCAacc-c信号を1クロック・サイクル長の同期MCA_AC
C-C信号に調整する。図示のように、Dフリップ・フロ
ップ160、162及びR−Sラッチ164が2つの2
入力ANDゲート170、172及び2つのインバータ
178、180に回路接続される。システムのパワーオ
ン時にシステムPOR信号がアサートされると、Dフリ
ップ・フロップ160、162及びR−Sラッチ164
がリセットされ、それぞれのQ出力が論理0となる。MC
Aacc-c信号が論理1となると、1番目のDフリップ・フ
ロップ160が、反転クロック信号の次の立上りエッジ
(クロック信号の次の立下りエッジ)に応答してセット
され、そのQ出力がクロック信号に同期して、(僅かの
遅延の後に)論理1となる。反転クロック信号の次の立
上りエッジ(クロック信号の次の立下りエッジ)で、2
番目のDフリップ・フロップ162がANDゲート17
0を介して、そのエッジに応答してセットされ、そのQ
出力がクロック信号に同期して、(僅かの遅延の後に)
論理1となる。2番目のDフリップ・フロップ162か
らのQ信号が、MCA_ACC-C信号となる。
【0046】その後、クロック信号が立ち上がると、R
−Sラッチ164が2番目のANDゲート172により
セットされ、そのQ出力がクロック信号に同期して、
(僅かの遅延の後に)論理1となる。R−Sラッチ16
4からのQ信号は、1番目のANDゲート170に帰還
される。反転クロック信号の次の立上りエッジ(クロッ
ク信号の次の立下りエッジ)で、2番目のDフリップ・
フロップ162がリセットされ、そのQ出力及びMCA_AC
C-C信号が論理0となる。MCAacc-c信号が論理1から論
理0に再度立ち下がると、R−Sラッチ164がリセッ
トされ、前述のサイクルが再開される。
【0047】従って、様々な長さの同期MCAacc-c信号
が、1クロック・サイクル長の同期MCA_ACC-C信号に調
整される。MCA_ACC-C信号及びPCI_ACC-C信号はORゲー
ト(図示せず)により論理和されてACC-C信号を形成
し、この信号はマルチバス・アービタ90内の他の様々
な回路により使用される。
【0048】図7を参照すると、ARB_STROBE信号の生成
を管理する状態マシン114が示される。この図では、
状態0 190、状態1 192及び状態2 194の
3状態が、REQ#1、REQ#2及びACC-C信号により制御され
る。状態マシンは状態0 190に初期化される。状態
1 192は、REQ#1またはREQ#2のいずれかがアサート
されると(論理1)、状態0 190または状態2 1
94から入力される。状態2 194は、ACC-C信号が
アサートされると(論理1)、状態1 192から入力
される。ARB_STROBE信号は、3つの状態のある状態から
他の2つの状態のいずれかに変化するとき、1クロック
・サイクルの間アサートされる(論理1)。当業者は、
図7に示される状態図、仕様及び例えばカルノー図など
の他の図を用いて、適切な回路を生成しうることであろ
う。
【0049】図8及び図9を参照すると、割当てレジス
タ110、状態マシン114、タイム・スロット・ポイ
ンタ116、及びアービトレーション回路118の回路
が示される。
【0050】CPU50は様々なバス間でアクセスを割
当てる。割当てレジスタ110は、CPU50により書
込まれるマルチポジション・タイム・スロット割当て値
を保持する。各ポジションは特定のタイム・スロットに
対応し、その特定のタイム・スロットに割当てられたバ
スの識別を提供する。好適には、各ポジションは1ビッ
ト長であり、従って、2つの周辺バスを識別することが
できる。例えば、割当てレジスタ110及びタイム・ス
ロット・ポインタ116が各々8ビット長であり、論理
1が第1の周辺バスに対応し、論理0が第2の周辺バス
に対応するものとすると、割当てレジスタへの11101110
2の書込みは、(2つのバス間でメモリ・バス58に対
する競合が存在するとき、)第2の周辺バスによる毎1
アクセスごとに、第1の周辺バスによる連続する3回の
アクセスを可能にする。
【0051】PCIバス76及びMCAバス82を使用
する実施例では、そのタイム・スロットに割当てられる
1がPCIバスに対応し、そのタイム・スロットに割当
てられる0がMCAバスに対応するものと仮定すると、
PCIバス・マスタは75%のアクセスを許可され、M
CAバス・マスタは25%のアクセスを許可される。
【0052】8ビットによりアクセスの最低の割合は、
割当てレジスタ110に例えば100000002または0111111
12を書込むことにより、12.5%となる。アクセス制
御の細分性は、割当てレジスタ110及びタイム・スロ
ット・ポインタ116のビット数を増すことにより増加
されうる。16ビットの割当てレジスタ110及びタイ
ム・スロット・ポインタ116は、6.25%のアクセ
スの細分性を可能にする。更に割当てレジスタ110内
の割当て値がCPU50により動的に変更され、システ
ム内の特定の状態に依存して、異なるアクセス比率を許
容する。
【0053】図8に示されるように、割当てレジスタ1
10はnビットの書込み可能レジスタ200であり、
(8ビット・レジスタが所望される場合には、)例えば
標準のTTL指定素子74273、またはプログラマブ
ル・ロジック・デバイス(PLD)、フィールド・プロ
グラマブル・ロジック・アレイ(FPLA)、特定アプ
リケーション向け集積回路(ASIC)などにおける等
価回路が使用されうる。実際に、図に示されるマルチバ
ス・アービタ90の回路は、適切なサイズのPLD、F
PLA、ASICなどに再生されうる。レジスタ200
のデータ・ライン202a乃至202nは、CPU50
のデータ・バス(図示せず)に接続され、書込みライン
204は、当業者には既知のようにデータがCPU50
から書込まれて、割当てレジスタ200にラッチされる
ように、CPU50の1つ以上のアドレス・ライン及び
制御ライン(図示せず)をデコードすることにより生成
される。パワーオン時、レジスタ200内のnビットは
論理0である。これらの値はCPU50が値を書込むと
変更される。
【0054】好適には、割当てレジスタ110は、CP
U50による書込みに応答して、割当て値を保持する。
別の実施例では、割当てレジスタは固定の所定割当て値
を保持する装置である。例えば、書込み可能レジスタ2
00が8個のプルアップ及びプルダウン抵抗により置換
され、所定の固定値、例えば111011102を生成する。こ
うした値はアクセス比率の動的制御を可能にしないが、
特定の状況においては有効である。
【0055】上述のように、タイム・スロット・ポイン
タ116は、入力調整回路112及びアービトレーショ
ン回路118と回路接続される。図8はタイム・スロッ
ト・ポインタ116の1実施例を示す。図示のように、
タイム・スロット・ポインタ116は、当業者には既知
のパワーオン・リセット(POR)信号及びシステム・
クロックにも回路接続される。
【0056】この特定の実施例では、タイム・スロット
・ポインタ116は図8に示されるように、1個のR−
Sフリップ・フロップ208、及びn個のDフリップ・
フロップ210a乃至210nを含み、これらはインバ
ータ212、3入力ANDゲート214、及び様々な2
入力ANDゲート及び2入力ORゲートに回路接続され
る。これらの素子は論理1を有する自己開始式リング・
カウンタを形成するように回路接続され、REQ#1、REQ#2
及びACC-C信号がアクティブ(論理1)であることに応
答して、フリップ・フロップを通じて論理1を受渡す。
当業者には明らかなように、ANDゲート及びORゲー
トの正確な数は、特定の値nに依存する。上述のよう
に、nの値は所望のアクセスの特定の細分性に依存す
る。図から明らかなように、別のステージの追加は1ス
テージ当たり、2個の2入力ANDゲート、1個の2入
力ORゲート及び1個のDフリップ・フロップの追加を
含む。
【0057】当業者には明らかなように、タイム・スロ
ット・ポインタ回路は、アクセス・サイクルの始め、ア
クセス・サイクルの終り(本発明の場合)、またはアク
セス・サイクルの間の様々な時点で、ポインタを増分す
るように変更しうる。タイム・スロット・ポインタ11
6を増分する厳密な条件は、第1及び第2の周辺バスの
特定の時点における競合である。従って、本発明では、
タイム・スロット・ポインタ値は、両方の周辺バスがメ
モリ・バスへのアクセスを要求することに少なくとも部
分的に応答して変化する。特定の実施例では、タイム・
スロット・ポインタを増分する以前に、他の条件が満た
されることを要求しうる。例えば図8の実施例では、タ
イム・スロット・ポインタは、両方の周辺バスがメモリ
・バスを要求しており、且つ一方の周辺バスがメモリ・
バスのアクセスを丁度終了し、且つクロック信号の立上
りエッジが発生するとき増分される。他の実施例では、
例えば競合時におけるクロック信号の立下りエッジまた
はサイクルの開始などの他の条件を使用する。重要な態
様は、タイム・スロット・ポインタ値が、両方の周辺バ
スがメモリ・バスへのアクセスを要求することに少なく
とも部分的に応答して、変化することである。
【0058】再度図8を参照して、パワーオン時、R−
Sフリップ・フロップ208及びn個のDフリップ・フ
ロップ210a乃至210nは、論理0にリセットされ
る。POR信号に応答して、1番目のDフリップ・フロ
ップ210aが論理1にセットされる。その後、タイム
・スロット・ポインタ116は、REQ#1、REQ#2及びACC-
C信号がアクティブ(論理1)であることに応答して、
クロックの立上りエッジの間に、論理1をフリップ・フ
ロップを通じて順次、受渡す。再度述べるが、重要な態
様は、タイム・スロット・ポインタ値が、両方の周辺バ
スがメモリ・バスへのアクセスを要求することに少なく
とも部分的に応答して、変化することである。この実施
例では、初期化の後、全ての時点において、単一の論理
1だけが必ず存在する。例えば8ビット・システムで
は、タイム・スロット・ポインタ116は100000002
ら開始し、REQ#1、REQ#2及びACC-C信号がアクティブ
(論理1)であることに応答して、順次、010000002、0
01000002、000100002、000010002、000001002、0000001
02、000000012、そして再度100000002へと変化する。別
の実施例では、値が次のように変化する。すなわち、00
0000012、000000102、000001002、000010002、00010000
2、001000002、010000002、100000002、そして再度0000
00012へと復帰する。特定の増分及び減分方向は重要で
はなく、重要な点は割当てレジスタ内の割当て値が、タ
イム・スロット・ポインタの関連ステージに対応するこ
とである。
【0059】この実施例では、アービトレーション回路
118は図8の回路220及び図9の回路を含む。回路
220はn個のANDゲート222a乃至222n及び
n入力ORゲート224を含み、n対1のセレクタとし
て構成される。BUS_SEL信号の値は、論理1を有するタ
イム・スロット・ポインタ116のビットに対応する、
割当てレジスタ110内の割当て値のビット値である。
例えば割当てレジスタが値111011102を記憶し、タイム
・スロット・ポインタが現在001000002の場合、BUS_SEL
信号は論理1となり、次の競合アクセス・サイクルの間
に、第1の周辺バスがアクセスを与えられることを示
す。PCIバス及びMCAバスを使用する実施例では、
PCIバスがアクセスを与えられる。
【0060】図9を参照すると、GRANT#1及びGRANT#2信
号を生成するために使用されるアービトレーション回路
118の1部が示される。この回路は2個のDフリップ
・フロップ230、232を有し、これらは図示のよう
に、6個の2入力ANDゲート234、235、23
6、237、238及び239と、2個の2入力ORゲ
ート240、242と、1個のインバータ244に回路
接続される。この回路は次のように機能する。両方のD
フリップ・フロップ230、232が論理0に初期化さ
れる。1)第1の周辺バス(PCIバス)だけがメモリ
・バス58へのアクセスを要求しているか(REQ#1信号
がアサートされ、REQ#2信号はアサートされない)、
2)第1の周辺バス(PCIバス)がメモリ・バス58
へのアクセスを要求し(REQ#1信号がアサートされ
る)、BUS_SEL信号が、第1の周辺バス(PCIバス)
がメモリ・バス58の制御を与えられるべきことを示す
と(すなわち論理1)、REQ#2がアサートされているか
否かに関わらず、ARB_STROBE信号の立上りエッジに応答
して、Dフリップ・フロップ230に論理1が記憶され
る。このラッチされた論理1が、メモリ・バス58がア
クセスされうることを示すGRANT_MEMORY信号(論理1)
に応答して、GRANT#1ラインをアサートする(論理1と
する)。
【0061】一方、1)第2の周辺バス(MCAバス)
だけがメモリ・バス58へのアクセスを要求しているか
(REQ#2信号がアサートされ、REQ#1信号はアサートされ
ない)、2)第2の周辺バス(MCAバス)がメモリ・
バス58へのアクセスを要求し(REQ#2信号がアサート
される)、BUS_SEL信号が、第2の周辺バス(MCAバ
ス)がメモリ・バス58の制御を与えられるべきことを
示すと(すなわち論理0)、REQ#1がアサートされてい
るか否かに関わらず、ARB_STROBE信号の立上りエッジに
応答してDフリップ・フロップ232に論理1が記憶さ
れる。このラッチされた論理1が、メモリ・バス58が
アクセスされうることを示すGRANT_MEMORY信号(論理
1)に応答して、GRANT#2ラインをアサートする(論理
1とする)。
【0062】GRANT#1及びGRANT#2信号がアービトレーシ
ョン回路118により生成されると、これらの信号は論
理1に連続的に保持され、その間、対応するバスがメモ
リ・バス58へのアクセスを有する。特定のバスでは、
この構成はバス・アービタとの互換性が無いことも有り
うる。その場合には、GRANT信号が調整される必要があ
ろう。例えばバスがシステム・クロックに非同期のパル
スまたは信号を必要とするかもしれない。この場合に
は、いずれかまたは両方のGRANT信号がバスのパラメー
タに合致するように、出力調整回路120が構成されよ
う。PCIバス及びMCAバスを使用する実施例では、
アービトレーション回路118により生成されるGRANT#
1及びGRANT#2信号が使用されうる。調整が不要な場合に
は、出力調整回路は単に、GRANT#1信号をPCIアービ
タ74のPCIgnt入力に渡し、GRANT#2信号をMCAアー
ビタ80のMCAgnt入力に渡す。
【0063】本発明のマルチバス・アービタ90を使用
することは、かなり直接的である。所望のアクセス比率
及び所望のアクセス時間比率に対応する割当て値が、C
PU50または任意の他の装置により、割当てレジスタ
110に書込まれる。その時点で、メモリ・バス58へ
のアクセスがメモリ制御装置56、メモリ・アービタ6
2及びマルチバス・アービタ90により制御される。
【0064】図10を参照すると、マルチバス・アービ
タ90の競合が存在しない場合の機能を示すタイミング
図が示される。(図全体において信号の幅は基準化され
ておらず、ARB_STROBE信号及びACC-C信号は、信号間の
因果関係を示すために、伸長されて示される。)図中、
ある時点において、1つのバスだけがメモリ・バス58
へのアクセスを要求する。従ってタイム・スロット・ポ
インタ116はシフトされない。
【0065】記号"α"で示される時間領域では、第1の
周辺バス(PCIバス)がメモリ・バス58へのアクセ
スを要求し、それを許可される。REQ#1信号がアクティ
ブであることに応答して、ARB_STROBE信号がパルスを発
生し、これがGRANT#1信号をアクティブにする。第1の
周辺バス(PCIバス)がメモリ・バス58のアクセス
を終了すると、ACC-C信号がパルスを発生し、これがARB
_STROBE信号にパルスを発生させ、それによりGRANT#1信
号が非アクティブとなる。
【0066】同様に、記号"β"で示される時間領域で
は、第2の周辺バス(MCAバス)がメモリ・バス58
へのアクセスを要求し、それを許可される。REQ#2信号
がアクティブであることに応答して、ARB_STROBE信号が
パルスを発生し、これがGRANT#2信号をアクティブにす
る。第2の周辺バス(MCAバス)がメモリ・バス58
のアクセスを終了すると、ACC-C信号がパルスを発生
し、これがARB_STROBE信号にパルスを発生させ、それに
よりGRANT#2信号が非アクティブとなる。
【0067】最後に図10の記号"γ"で示される時間領
域では、第1の周辺バス(PCIバス)が連続的にメモ
リ・バス58へのアクセスを要求し、要求通りにアクセ
スを許可される。REQ#1信号がアクティブであることに
応答して、ARB_STROBE信号がパルスを発生し、GRANT#1
信号をアクティブにする。第1の周辺バス(PCIバ
ス)がメモリ・バス58のアクセスを終了する度に、AC
C-C信号がパルスを発生し、これがARB_STROBE信号にパ
ルスを発生させる。しかしながら、上記α領域の場合と
は異なり、GRANT#1信号がARB_STROBE信号により連続的
に再生される。
【0068】図10のタイミング図の期間を通じて、タ
イム・スロット・ポインタはタイム・スロットnを指し
示し続ける。
【0069】図11及び図12を参照すると、メモリ・
バス58の競合を示すタイミング図が示される。(図1
0のタイミング図と同様、図11及び図12は時間的に
基準化されておらず、信号間の因果関係を示すために、
ARB_STROBE及びACC-C信号が伸長されて示される。)タ
イム・スロット・ポインタが、スロットn、n+1、n
+2などを指し示すように示される。この特定の例で
は、スロットn乃至n+6が、割当て値...110111
02....に対応する。すなわち、スロットnは割当て
値1に、スロットn+1は割当て値1に、スロットn+
2は割当て値0に、スロットn+3は割当て値1に、ス
ロットn+4は割当て値1に、スロットn+5は割当て
値1に、そしてスロットn+6は割当て値0に、それぞ
れ対応する。
【0070】図示のように、250で示される期間に、
PCIアービタ74がPCIreq信号によりメモリ・バス5
8を要求し、REQ#1信号が発生する。MCAバス・アー
ビタ80はメモリ・バス58へのアクセスを要求してい
ないので、PCIバス・アービタ74は図10の場合と
同様に、メモリ・バス58へのアクセスを許可される。
【0071】その直後、MCAアービタ80がMCAreq信
号によりメモリ・バス58へのアクセスを要求し、これ
が上述のように入力調整回路112により調整されて、
REQ#2信号が発生される。252で示される期間には、
メモリ・バス58に対する2つのバス・アービタ74、
80の間の競合が存在するので、タイム・スロット・ポ
インタ116は、PCIアービタ74がPCIacc-c信号を
アサートすることにより、メモリ・バス58のアクセス
の終了を伝えると増分される。ここでPCIacc-c信号は入
力調整回路112により調整され、ACC-C信号をアサー
トする。
【0072】2つのアービタ74、80の間で競合が存
在するので、スロットn+1及び関連割当て値が、メモ
リ・バス58をアクセスする周辺バス・アービタを決定
する。250で示される期間から明らかなように、スロ
ットnに関連付けられる割当て値は論理1であるので、
GRANT#1信号が単に論理1を保持する以外は、図10に
関連して述べられたように、PCIバス・アービタ74
が再度、メモリ・バス58へのアクセスを許可される。
【0073】同様に252で示される期間では、競合が
存在し、PCIアービタがACC-C信号をアサートすると
き、タイム・スロット・ポインタはスロットn+2に増
分し、このスロットは割当て値0に関連付けられる。従
って、期間254で示されるように、メモリ・バス58
がMCAバスによりアクセスされる。
【0074】同様に256、258、260及び262
で示される期間では、競合が存在する。従って、図示の
ように、期間256、258、260及び262では、
メモリ・バス58はPCIバス、PCIバス、PCIバ
ス、そしてMCAバスにより順次アクセスされる。
【0075】図13を参照すると、図10乃至図12の
事象を示すタイミング図が、より基準化されて示され
る。264で示される期間は、周辺バスがメモリ・バス
58へのアクセスを競合する図11及び図12の事象を
示す。266で示される期間は、周辺バスが競合無し
に、メモリ・バス58をアクセスする図10の事象を示
す。
【0076】重要な点は、割当て値がCPU50により
動的に変更され、それにより各周辺バスによるアクセス
比率が動的に変化することである。このことは周辺バス
76、82の1つ以上のパラメータに依存して、メモリ
・バス58へのアクセスを個別に適合化するために有用
である。例えば現割当て値が110011002(アクセス比率
は1:1で、いずれのバスにも優先権は無く、アクセス
時間比率は1.5μs:5μsでMCAバスが優先)
で、PCIバス76上の装置78aが、メモリ・バス5
8にほぼ一定のアクセスを要求するクリティカルなタイ
ミングで実時間活動を開始すると、割当て値がそれに従
い変更されうる。割当て値を110011002から111111102
変更すると、この例ではアクセス比率が1:1から7:
1へと、PCIバスが優先となるように変化し、アクセ
ス時間比率は、10.5μS(7×1.5μS):5μ
sすなわち約2:1となり、PCIバスが優先となる。
【0077】上述の特定の実施例では、マルチバス・ア
ービタ90は、メモリ・バス58をアクセスする周辺バ
ス上の装置が、メモリ・バス58の使用を終了するのを
待機する。別の実施例では、アービタ90は、各装置が
メモリ・バス58をアクセスする時間長を制限するよう
に構成されうる。
【0078】まとめとして、本発明の構成に関して以下
の事項を開示する。
【0079】(1)複数のバス構成をサポートできるコ
ンピュータ・システムであって、 a)ホスト・プロセッサ・バスを有する中央処理ユニッ
ト(CPU)と、 b)前記CPUに回路接続され、複数の周辺バス上での
情報転送を制御する複数のバス制御装置と、 c)前記の各周辺バス間でのアクセスを調停するバス・
アービタと、 d)前記CPU及び前記バス・アービタに回路接続さ
れ、前記CPUに応答してタイム・スロット割当て値を
動的に記憶する、動的に可変なタイム・スロット割当て
レジスタであって、前記タイム・スロット割当て値が、
ある前記バス制御装置へのアクセス時間を、他の前記複
数のバス制御装置との間で動的に分割するために使用さ
れる、前記タイム・スロット割当てレジスタと、を含
む、コンピュータ・システム。 (2)前記バス・アービタが、前記の各周辺バス間でア
クセスを調停する集中化バス・アービタを含む、前記
(1)記載のコンピュータ・システム。 (3)前記バス・アービタが、各々が前記複数の周辺バ
スの少なくとも1つに関連付けられ、前記の各周辺バス
間のアクセスを調停する複数のバス・アービタを含む、
前記(1)記載のコンピュータ・システム。 (4)前記割当てレジスタの各ポジションに対応して少
なくとも1つのタイム・スロット・ポインタ・ポジショ
ンを有し、少なくとも1つの前記タイム・スロット・ポ
インタ・ポジションを選択するように構成されるタイム
・スロット・ポインタを含み、該タイム・スロット・ポ
インタが、別の前記周辺バスへのアクセスを要求する少
なくとも2つの前記周辺バス制御装置に少なくとも部分
的に応答して、異なる前記タイム・スロット・ポインタ
・ポジションを選択するように構成される、前記(1)
記載のコンピュータ・システム。 (5)前記CPUに回路接続されるメモリ回路を含み、
少なくとも1つの前記周辺バスがメモリ・バスである、
前記(1)記載のコンピュータ・システム。 (6)コンピュータ・システムであって、 a)ホスト・プロセッサ・バスを有する中央処理ユニッ
ト(CPU)と、 b)前記CPUに前記ホスト・プロセッサ・バスを介し
て回路接続され、メモリ・バス及びメモリ・バス・アー
ビタを関連して有するメモリ制御装置と、 c)前記メモリ制御装置に前記メモリ・バスを介して回
路接続されるメモリと、 d)前記CPU及び前記メモリ制御装置に回路接続され
る第1の周辺バス制御装置であって、第1の周辺バスと
第1の周辺バス・アービタとを関連して有し、前記メモ
リ制御装置の前記メモリ・バス・アービタを介して、前
記メモリへのアクセスを要求するように構成される、前
記第1の周辺バス制御装置と、 e)前記CPU及び前記メモリ制御装置に回路接続され
る第2の周辺バス制御装置であって、第2の周辺バスと
第2の周辺バス・アービタとを関連して有し、前記メモ
リ制御装置の前記メモリ・バス・アービタを介して、前
記メモリへのアクセスを要求するように構成される、前
記第2の周辺バス制御装置と、 f)前記CPU、前記第1及び第2の周辺バス・アービ
タ、及び前記メモリ・バス・アービタに回路接続される
マルチバス・アービタとを含み、前記マルチバス・アー
ビタは、 1)各ポジションが少なくとも1データ・ビットに関連
付けられる固定の所定マルチポジション・タイム・スロ
ット割当て値を記憶する割当てレジスタであって、前記
割当て値が、前記第1の周辺バスによる前記メモリ・バ
スへのアクセスと、前記第2の周辺バスによる前記メモ
リ・バスへのアクセスとの競合の間の、前記両アクセス
の比率を事前決定する、前記割当てレジスタと、 2)前記割当てレジスタの各ポジションに対応して少な
くとも1つのタイム・スロット・ポインタ・ポジション
を有し、少なくとも1つの前記タイム・スロット・ポイ
ンタ・ポジションを選択するように構成されるタイム・
スロット・ポインタであって、前記両方の周辺バス・ア
ービタが前記メモリ・バスへのアクセスを要求すること
に少なくとも部分的に応答して、異なる前記タイム・ス
ロット・ポインタ・ポジションを選択するように構成さ
れる、前記タイム・スロット・ポインタと、 3)前記メモリ・バス・アービタ、前記割当てレジスタ
及び前記タイム・スロット・ポインタに回路接続され、
i)前記メモリ・バスへのアクセスを許可する前記メモ
リ・バス・アービタと、ii)前記選択タイム・スロッ
ト・ポインタ・ポジションと、iii)前記選択タイム
・スロット・ポインタ・ポジションに関連付けられる前
記タイム・スロット割当て値の前記ポジションの値とに
応答して、前記メモリ・バスへのアクセス権を与えられ
る前記周辺バスを決定するように構成される、アービト
レーション回路と、を含むことを特徴とする、コンピュ
ータ・システム。 (7)前記タイム・スロット・ポインタ及び前記割当て
レジスタが8ビット長で、前記1ポジション当たり1ビ
ットを有する、前記(6)記載のコンピュータ・システ
ム。 (8)前記タイム・スロット・ポインタが、前記両方の
バス・アービタが前記メモリ・バスへのアクセスを要求
し、且つ一方の前記周辺バス・アービタが前記メモリ・
バスの現アクセスの完了を示すことに少なくとも部分的
に応答して、1つの論理1を前記リングを循環してパス
するように構成されるリング・カウンタを含む、前記
(6)記載のコンピュータ・システム。 (9)前記タイム・スロット・ポインタが、2n個のデ
コーダの1つに回路接続され、前記両方のバス・アービ
タが前記メモリ・バスへのアクセスを要求し、且つ一方
の前記周辺バス・アービタが前記メモリ・バスの現アク
セスの完了を示すことに少なくとも部分的に応答して、
カウントするように構成される、n段2進カウンタを含
む、前記(6)記載のコンピュータ・システム。 (10)コンピュータ・システムであって、 a)ホスト・プロセッサ・バスを有する中央処理ユニッ
ト(CPU)と、 b)前記CPUに前記ホスト・プロセッサ・バスを介し
て回路接続され、メモリ・バス及びメモリ・バス・アー
ビタを関連して有するメモリ制御装置と、 c)前記メモリ制御装置に前記メモリ・バスを介して回
路接続されるメモリと、 d)前記CPU及び前記メモリ制御装置に回路接続され
る第1の周辺バス制御装置であって、第1の周辺バスと
第1の周辺バス・アービタとを関連して有し、前記メモ
リ制御装置の前記メモリ・バス・アービタを介して、前
記メモリへのアクセスを要求するように構成される、前
記第1の周辺バス制御装置と、 e)前記CPU及び前記メモリ制御装置に回路接続され
る第2の周辺バス制御装置であって、第2の周辺バスと
第2の周辺バス・アービタとを関連して有し、前記メモ
リ制御装置の前記メモリ・バス・アービタを介して、前
記メモリへのアクセスを要求するように構成される、前
記第2の周辺バス制御装置と、 f)前記CPU、前記第1及び第2の周辺バス・アービ
タ及び前記メモリ・バス・アービタに回路接続されるマ
ルチバス・アービタとを含み、前記マルチバス・アービ
タは、 1)前記CPUに回路接続され、前記CPUによる書込
みに応答して、各ポジションが少なくとも1データ・ビ
ットに関連付けられるマルチポジション・タイム・スロ
ット割当て値を記憶する書込み可能割当てレジスタであ
って、前記割当て値が、前記第1の周辺バスによる前記
メモリ・バスへのアクセスと、前記第2の周辺バスによ
る前記メモリ・バスへのアクセスとの競合の間の、前記
両アクセスの比率を事前決定する、前記書込み可能割当
てレジスタと、 2)前記書込み可能割当てレジスタの各ポジションに対
応して少なくとも1つのタイム・スロット・ポインタ・
ポジションを有し、少なくとも1つの前記タイム・スロ
ット・ポインタ・ポジションを選択するように構成され
るタイム・スロット・ポインタであって、前記両方の周
辺バス・アービタが前記メモリ・バスへのアクセスを要
求することに少なくとも部分的に応答して、異なる前記
タイム・スロット・ポインタ・ポジションを選択するよ
うに構成される、前記タイム・スロット・ポインタと、 3)前記メモリ・バス・アービタ、前記書込み可能割当
てレジスタ、及び前記タイム・スロット・ポインタに回
路接続され、(i)前記メモリ・バスへのアクセスを許
可する前記メモリ・バス・アービタと、(ii)前記選
択タイム・スロット・ポインタ・ポジションと、(ii
i)前記選択タイム・スロット・ポインタ・ポジション
に関連付けられる前記タイム・スロット割当て値の前記
ポジションの値とに応答して、前記メモリ・バスへのア
クセス権を与えられる前記周辺バスを決定するように構
成される、アービトレーション回路と、を含むことを特
徴とする、コンピュータ・システム。 (11)前記タイム・スロット・ポインタ及び前記割当
てレジスタが8ビット長で、前記1ポジション当たり1
ビットを有する、前記(10)記載のコンピュータ・シ
ステム。 (12)前記タイム・スロット・ポインタが、前記両方
のバス・アービタが前記メモリ・バスへのアクセスを要
求し、且つ一方の前記周辺バス・アービタが前記メモリ
・バスの現アクセスの完了を示すことに少なくとも部分
的に応答して、1つの論理1を前記リングを循環してパ
スするように構成されるリング・カウンタを含む、前記
(10)記載のコンピュータ・システム。 (13)前記タイム・スロット・ポインタが、2n個の
デコーダの1つに回路接続され、前記両方のバス・アー
ビタが前記メモリ・バスへのアクセスを要求し、一方の
前記周辺バス・アービタが前記メモリ・バスの現アクセ
スの完了を示すことに少なくとも部分的に応答して、カ
ウントするように構成される、n段2進カウンタを含
む、前記(10)記載のコンピュータ・システム。 (14)第1及び第2の周辺バスの間でのメモリへのア
クセスを調停する方法であって、 a)コンピュータ・システムを提供するステップであっ
て、前記コンピュータ・システムが、 i)ホスト・プロセッサ・バスを有する中央処理ユニッ
ト(CPU)と、 ii)前記CPUに前記ホスト・プロセッサ・バスを介
して回路接続され、メモリ・バス及びメモリ・バス・ア
ービタを関連して有するメモリ制御装置と、 iii)前記メモリ制御装置に前記メモリ・バスを介し
て回路接続されるメモリと、 iv)前記CPU及び前記メモリ制御装置に回路接続さ
れる第1の周辺バス制御装置であって、第1の周辺バス
と第1の周辺バス・アービタとを関連して有し、前記メ
モリ制御装置の前記メモリ・バス・アービタを介して、
前記メモリへのアクセスを要求するように構成される、
前記第1の周辺バス制御装置と、 v)前記CPU及び前記メモリ制御装置に回路接続され
る第2の周辺バス制御装置であって、第2の周辺バスと
第2の周辺バス・アービタとを関連して有し、前記メモ
リ制御装置の前記メモリ・バス・アービタを介して、前
記メモリへのアクセスを要求するように構成される、前
記第2の周辺バス制御装置と、 vi)前記CPU、前記第1及び第2の周辺バス・アー
ビタ及び前記メモリ・バス・アービタに回路接続される
マルチバス・アービタであって、 1)前記CPUに回路接続され、前記CPUによる書込
みに応答して、各ポジションが少なくとも1データ・ビ
ットに関連付けられるマルチポジション・タイム・スロ
ット割当て値を記憶する書込み可能割当てレジスタと、 2)前記書込み可能割当てレジスタの各ポジションに対
応して少なくとも1つのタイム・スロット・ポインタ・
ポジションを有するタイム・スロット・ポインタと、 3)前記メモリ・バス・アービタ、前記書込み可能割当
てレジスタ及び前記タイム・スロット・ポインタに回路
接続されるアービトレーション回路と、を含む前記マル
チバス・アービタと、を含む、前記コンピュータ・シス
テムの前記提供ステップと、 b)前記CPUにより前記書込み可能レジスタに、各ポ
ジションが前記第1または第2の周辺バスのいずれかに
対応するマルチポジション割当て値を書込むことによ
り、前記第1の周辺バスによる前記メモリ・バスへのア
クセスと、前記第2の周辺バスによる前記メモリ・バス
へのアクセスの競合の間の、前記両アクセスの比率を事
前決定する、前記書込みステップと、 c)特定の前記タイム・スロット・ポインタ・ポジショ
ンを選択するステップと、 d)前記第1及び第2の周辺バスが同時に前記メモリ・
バスへのアクセスを要求することに少なくとも部分的に
応答して、前記選択タイム・スロット・ポインタ・ポジ
ションを変更するステップと、 e)i)前記メモリ・バスへのアクセスを許可する前記
メモリ・バス・アービタと、ii)前記選択タイム・ス
ロット・ポインタ・ポジションと、iii)前記選択タ
イム・スロット・ポインタ・ポジションに関連付けられ
る前記タイム・スロット割当て値の前記ポジションの値
とに応答して、前記メモリ・バスへのアクセスを許可す
るステップと、を含む、方法。 (15)a)前記第1及び第2の周辺バスの少なくとも
1つのパラメータを決定するステップと、 b)前記第1及び第2の周辺バスの前記少なくとも1つ
の決定パラメータの値に依存して、前記割当てレジスタ
に記憶される前記割当て値を動的に変更することによ
り、前記第1の周辺バスによる前記メモリ・バスへのア
クセスと、前記第2の周辺バスによる前記メモリ・バス
へのアクセスの競合の間の、前記両アクセスの比率を変
更するステップと、を含む、前記(14)記載の方法。 (16)コンピュータ・システムであって、 a)ホスト・プロセッサ・バスを有する中央処理ユニッ
ト(CPU)と、 b)前記CPUに前記ホスト・プロセッサ・バスを介し
て回路接続され、メモリ・バス及びメモリ・バス・アー
ビタを関連して有するメモリ制御装置と、 c)前記メモリ制御装置に前記メモリ・バスを介して回
路接続されるメモリと、 d)前記CPU及び前記メモリ制御装置に回路接続され
る第1の周辺バス制御装置であって、第1の周辺バスと
第1の周辺バス・アービタとを関連して有し、前記メモ
リ制御装置の前記メモリ・バス・アービタを介して、前
記メモリへのアクセスを要求するように構成される、前
記第1の周辺バス制御装置と、 e)前記CPU及び前記メモリ制御装置に回路接続され
る第2の周辺バス制御装置であって、第2の周辺バスと
第2の周辺バス・アービタとを関連して有し、前記メモ
リ制御装置の前記メモリ・バス・アービタを介して、前
記メモリへのアクセスを要求するように構成される、前
記第2の周辺バス制御装置と、 f)前記CPU、前記第1及び第2の周辺バス・アービ
タ、及び前記メモリ・バス・アービタに回路接続される
マルチバス・アービタとを含み、前記マルチバス・アー
ビタは、 1)各ポジションが少なくとも1データ・ビットに関連
付けられる所定のマルチポジション・タイム・スロット
割当て値を記憶する割当てレジスタであって、前記割当
て値が、前記第1の周辺バスによる前記メモリ・バスへ
のアクセスと、前記第2の周辺バスによる前記メモリ・
バスへのアクセスとの競合の間の、前記両アクセスの比
率を事前決定する、前記割当てレジスタと、 2)前記割当てレジスタの各ポジションに対応して少な
くとも1つのタイム・スロット・ポインタ・ポジション
を有し、少なくとも1つの前記タイム・スロット・ポイ
ンタ・ポジションを選択するように構成されるタイム・
スロット・ポインタであって、前記両方の周辺バス・ア
ービタが前記メモリ・バスへのアクセスを要求すること
に少なくとも部分的に応答して、異なる前記タイム・ス
ロット・ポインタ・ポジションを選択するように構成さ
れる、前記タイム・スロット・ポインタと、 3)前記メモリ・バス・アービタ、前記割当てレジス
タ、及び前記タイム・スロット・ポインタに回路接続さ
れ、i)前記メモリ・バスへのアクセスを許可する前記
メモリ・バス・アービタと、ii)前記選択タイム・ス
ロット・ポインタ・ポジションと、iii)前記選択タ
イム・スロット・ポインタ・ポジションに関連付けられ
る前記タイム・スロット割当て値の前記ポジションの値
とに応答して、前記メモリ・バスへのアクセス権を与え
られる前記周辺バスを決定するように構成される、アー
ビトレーション回路と、を含むことを特徴とする、コン
ピュータ・システム。 (17)第1及び第2の周辺バスの間でのメモリへのア
クセスを調停する方法であって、 a)コンピュータ・システムを提供するステップであっ
て、前記コンピュータ・システムが、 i)ホスト・プロセッサ・バスを有する中央処理ユニッ
ト(CPU)と、 ii)前記CPUに前記ホスト・プロセッサ・バスを介
して回路接続され、メモリ・バス及びメモリ・バス・ア
ービタを関連して有するメモリ制御装置と、 iii)前記メモリ制御装置に前記メモリ・バスを介し
て回路接続されるメモリと、 iv)前記CPU及び前記メモリ制御装置に回路接続さ
れる第1の周辺バス制御装置であって、第1の周辺バス
と第1の周辺バス・アービタとを関連して有し、前記メ
モリ制御装置の前記メモリ・バス・アービタを介して、
前記メモリへのアクセスを要求するように構成される、
前記第1の周辺バス制御装置と、 v)前記CPU及び前記メモリ制御装置に回路接続され
る第2の周辺バス制御装置であって、第2の周辺バスと
第2の周辺バス・アービタとを関連して有し、前記メモ
リ制御装置の前記メモリ・バス・アービタを介して、前
記メモリへのアクセスを要求するように構成される、前
記第2の周辺バス制御装置と、 vi)前記CPU、前記第1及び第2の周辺バス・アー
ビタ及び前記メモリ・バス・アービタに回路接続される
マルチバス・アービタであって、 1)各ポジションが少なくとも1データ・ビットに関連
付けられるマルチポジション・タイム・スロット割当て
値を記憶する割当てレジスタと、 2)前記割当てレジスタの各ポジションに対応して少な
くとも1タイム・スロット・ポインタ・ポジションを有
するタイム・スロット・ポインタと、 3)前記メモリ・バス・アービタ、前記割当てレジスタ
及び前記タイム・スロット・ポインタに回路接続される
アービトレーション回路と、を含む前記マルチバス・ア
ービタと、を含む、前記コンピュータ・システムの前記
提供ステップと、 b)前記書込み可能レジスタに、各ポジションが前記第
1または第2の周辺バスのいずれかに対応する固定の所
定マルチポジション割当て値を記憶することにより、前
記第1の周辺バスによる前記メモリ・バスへのアクセス
と、前記第2の周辺バスによる前記メモリ・バスへのア
クセスの競合の間の、前記両アクセスの比率を事前決定
する、前記記憶ステップと、 c)特定の前記タイム・スロット・ポインタ・ポジショ
ンを選択するステップと、 d)前記第1及び第2の周辺バスが同時に前記メモリ・
バスへのアクセスを要求することに少なくとも部分的に
応答して、前記選択タイム・スロット・ポインタ・ポジ
ションを変更するステップと、 e)i)前記メモリ・バスへのアクセスを許可する前記
メモリ・バス・アービタと、ii)前記選択タイム・ス
ロット・ポインタ・ポジションと、iii)前記選択タ
イム・スロット・ポインタ・ポジションに関連付けられ
る前記タイム・スロット割当て値の前記ポジションの値
とに応答して、前記メモリ・バスへのアクセスを許可す
るステップと、を含む、方法。
【0080】
【発明の効果】以上、本発明は特定の実施例に関連して
詳細に述べられてきたが、本発明はこれらの実施例に限
られるものではなく、当業者には別の利点及び変更が容
易に考案されよう。例えば、各タイム・スロットに関連
付けられるバスの識別を十分に記憶するように、割当て
レジスタ110の1タイム・スロット・ポインタ・ポジ
ションにつき、十分なビット(例えば3ビット)を持た
せることにより、回路が3つ以上の異種の周辺バスを調
停するように変更されうる。別の例では、マルチバス・
アービタが同一タイプの2つのバス、例えば2つの別々
のPCIバスまたは2つの別々のMCAバスを調停する
ように構成されうる。更に別の例では、セットアップ時
間の違反に容易に遭遇する点で、しばしば信号が数クロ
ック・サイクル分遅延され、図示の回路がかなり保守的
となる。当業者においては、同一機能を達成するための
より魅力的な回路が見い出せよう。従って、本発明は特
定の詳細、上述された装置及び方法、並びに言及された
例に限るものではなく、本発明の精神及び範囲から逸脱
することなしに、新たな発展が考案されうるものであ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のマルチバス・アービタを用いるコンピ
ュータ・システムのシステム概要を示すブロック図であ
る。
【図2】本発明のマルチバス・アービタの特定の内部部
分を示すブロック図である。
【図3】本発明のマルチバス・アービタの特定の内部部
分を示すブロック図である。
【図4】PCIバス信号及びMCAバス信号を他の回路
に好適な信号に変換するための入力調整回路を示す図で
ある。
【図5】PCIバス信号及びMCAバス信号を他の回路
に好適な信号に変換するための入力調整回路を示す図で
ある。
【図6】PCIバス信号及びMCAバス信号を他の回路
に好適な信号に変換するための入力調整回路を示す図で
ある。
【図7】ARB_STROBE信号を生成するための状態遷移を示
す状態マシン図である。
【図8】本発明のマルチバス・アービタの実施例の回路
図である。
【図9】本発明のマルチバス・アービタの実施例の回路
図である。
【図10】図8及び図9で示される本発明のマルチ・バ
ス・アービタの実施例の様々な信号間のタイミング及び
因果関係を示すタイミング図である。
【図11】図8及び図9で示される本発明のマルチ・バ
ス・アービタの実施例の様々な信号間のタイミング及び
因果関係を示すタイミング図である。
【図12】図8及び図9で示される本発明のマルチ・バ
ス・アービタの実施例の様々な信号間のタイミング及び
因果関係を示すタイミング図である。
【図13】図8及び図9で示される本発明のマルチ・バ
ス・アービタの実施例の様々な信号間のタイミング及び
因果関係を示すタイミング図である。
【符号の説明】
10 コンピュータ・システム 50 中央処理ユニット(CPU) 52 ホスト・プロセッサ・バス 54 レベル2(L2)キャッシュ・メモリ 56 メモリ制御装置 58 メモリ・バス 60 システム・メモリ 62 メモリ・アービタ 70 PCIバス制御装置 72 MCAバス制御装置 74 PCIバス・アービタ 76 PCIバス 80 MCAバス・アービタ 82 MCAバス 90 マルチバス・アービタ 92 PCI要求(PCIreq)ライン 94 PCIアクセス完了ライン 96 PCI許可(PCIgnt)ライン 98 MCA要求ライン(MCAreq) 100 MCAアクセス完了(MCAacc_c) 102 MCA許可(MCAgnt)ライン 110 割当てレジスタ 112 入力調整回路 114 アービトレーション・ストローブ状態マシン 116 タイム・スロット・ポインタ 118 アービトレーション回路 120 出力調整回路 130 132、140、160、162、230、2
32 Dフリップ・フロップ 142、164 R−Sラッチ 144、146、170、172 2入力ANDゲート 148、150、178、180、212、224 イ
ンバータ 200 書込み可能レジスタ 204 書込みライン 208 R−Sフリップ・フロップ 214 3入力ANDゲート 224 ORゲート 240、242 2入力ORゲート
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭62−179042(JP,A) 特開 平4−32950(JP,A) 特開 平11−85681(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06F 13/362 G06F 13/36 G06F 13/16

Claims (17)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数のバス構成をサポートできるコンピュ
    ータ・システムであって、 a)ホスト・プロセッサ・バスを有する中央処理ユニッ
    ト(CPU)と、 b)前記CPUに回路接続され、複数の周辺バス上での
    情報転送を制御する複数のバス制御装置と、 c)前記の各周辺バス間でのアクセスを調停するバス・
    アービタと、 d)前記CPU及び前記バス・アービタに回路接続さ
    れ、前記CPUに応答してタイム・スロット割当て値を
    動的に記憶する、動的に可変なタイム・スロット割当て
    レジスタであって、前記タイム・スロット割当て値が、
    ある前記バス制御装置へのアクセス時間を、他の前記複
    数のバス制御装置との間で動的に分割するために使用さ
    れる、前記タイム・スロット割当てレジスタと、 を含む、コンピュータ・システム。
  2. 【請求項2】前記バス・アービタが、前記の各周辺バス
    間でアクセスを調停する集中化バス・アービタを含む、
    請求項1記載のコンピュータ・システム。
  3. 【請求項3】前記バス・アービタが、各々が前記複数の
    周辺バスの少なくとも1つに関連付けられ、前記の各周
    辺バス間のアクセスを調停する複数のバス・アービタを
    含む、請求項1記載のコンピュータ・システム。
  4. 【請求項4】前記割当てレジスタの各ポジションに対応
    して少なくとも1つのタイム・スロット・ポインタ・ポ
    ジションを有し、少なくとも1つの前記タイム・スロッ
    ト・ポインタ・ポジションを選択するように構成される
    タイム・スロット・ポインタを含み、該タイム・スロッ
    ト・ポインタが、別の前記周辺バスへのアクセスを要求
    する少なくとも2つの前記周辺バス制御装置に少なくと
    も部分的に応答して、異なる前記タイム・スロット・ポ
    インタ・ポジションを選択するように構成される、請求
    項1記載のコンピュータ・システム。
  5. 【請求項5】前記CPUに回路接続されるメモリ回路を
    含み、少なくとも1つの前記周辺バスがメモリ・バスで
    ある、請求項1記載のコンピュータ・システム。
  6. 【請求項6】コンピュータ・システムであって、 a)ホスト・プロセッサ・バスを有する中央処理ユニッ
    ト(CPU)と、 b)前記CPUに前記ホスト・プロセッサ・バスを介し
    て回路接続され、メモリ・バス及びメモリ・バス・アー
    ビタを関連して有するメモリ制御装置と、 c)前記メモリ制御装置に前記メモリ・バスを介して回
    路接続されるメモリと、 d)前記CPU及び前記メモリ制御装置に回路接続され
    る第1の周辺バス制御装置であって、第1の周辺バスと
    第1の周辺バス・アービタとを関連して有し、前記メモ
    リ制御装置の前記メモリ・バス・アービタを介して、前
    記メモリへのアクセスを要求するように構成される、前
    記第1の周辺バス制御装置と、 e)前記CPU及び前記メモリ制御装置に回路接続され
    る第2の周辺バス制御装置であって、第2の周辺バスと
    第2の周辺バス・アービタとを関連して有し、前記メモ
    リ制御装置の前記メモリ・バス・アービタを介して、前
    記メモリへのアクセスを要求するように構成される、前
    記第2の周辺バス制御装置と、 f)前記CPU、前記第1及び第2の周辺バス・アービ
    タ、及び前記メモリ・バス・アービタに回路接続される
    マルチバス・アービタとを含み、 前記マルチバス・アービタは、 1)各ポジションが少なくとも1データ・ビットに関連
    付けられる固定の所定マルチポジション・タイム・スロ
    ット割当て値を記憶する割当てレジスタであって、前記
    割当て値が、前記第1の周辺バスによる前記メモリ・バ
    スへのアクセスと、前記第2の周辺バスによる前記メモ
    リ・バスへのアクセスとの競合の間の、前記両アクセス
    の比率を事前決定する、前記割当てレジスタと、 2)前記割当てレジスタの各ポジションに対応して少な
    くとも1つのタイム・スロット・ポインタ・ポジション
    を有し、少なくとも1つの前記タイム・スロット・ポイ
    ンタ・ポジションを選択するように構成されるタイム・
    スロット・ポインタであって、前記両方の周辺バス・ア
    ービタが前記メモリ・バスへのアクセスを要求すること
    に少なくとも部分的に応答して、異なる前記タイム・ス
    ロット・ポインタ・ポジションを選択するように構成さ
    れる、前記タイム・スロット・ポインタと、 3)前記メモリ・バス・アービタ、前記割当てレジスタ
    及び前記タイム・スロット・ポインタに回路接続され、
    i)前記メモリ・バスへのアクセスを許可する前記メモ
    リ・バス・アービタと、ii)前記選択タイム・スロッ
    ト・ポインタ・ポジションと、iii)前記選択タイム
    ・スロット・ポインタ・ポジションに関連付けられる前
    記タイム・スロット割当て値の前記ポジションの値とに
    応答して、前記メモリ・バスへのアクセス権を与えられ
    る前記周辺バスを決定するように構成される、アービト
    レーション回路と、 を含むことを特徴とする、 コンピュータ・システム。
  7. 【請求項7】前記タイム・スロット・ポインタ及び前記
    割当てレジスタが8ビット長で、前記1ポジション当た
    り1ビットを有する、請求項6記載のコンピュータ・シ
    ステム。
  8. 【請求項8】前記タイム・スロット・ポインタが、前記
    両方のバス・アービタが前記メモリ・バスへのアクセス
    を要求し、且つ一方の前記周辺バス・アービタが前記メ
    モリ・バスの現アクセスの完了を示すことに少なくとも
    部分的に応答して、1つの論理1を前記リングを循環し
    てパスするように構成されるリング・カウンタを含む、
    請求項6記載のコンピュータ・システム。
  9. 【請求項9】前記タイム・スロット・ポインタが、2n
    個のデコーダの1つに回路接続され、前記両方のバス・
    アービタが前記メモリ・バスへのアクセスを要求し、且
    つ一方の前記周辺バス・アービタが前記メモリ・バスの
    現アクセスの完了を示すことに少なくとも部分的に応答
    して、カウントするように構成される、n段2進カウン
    タを含む、請求項6記載のコンピュータ・システム。
  10. 【請求項10】コンピュータ・システムであって、 a)ホスト・プロセッサ・バスを有する中央処理ユニッ
    ト(CPU)と、 b)前記CPUに前記ホスト・プロセッサ・バスを介し
    て回路接続され、メモリ・バス及びメモリ・バス・アー
    ビタを関連して有するメモリ制御装置と、 c)前記メモリ制御装置に前記メモリ・バスを介して回
    路接続されるメモリと、 d)前記CPU及び前記メモリ制御装置に回路接続され
    る第1の周辺バス制御装置であって、第1の周辺バスと
    第1の周辺バス・アービタとを関連して有し、前記メモ
    リ制御装置の前記メモリ・バス・アービタを介して、前
    記メモリへのアクセスを要求するように構成される、前
    記第1の周辺バス制御装置と、 e)前記CPU及び前記メモリ制御装置に回路接続され
    る第2の周辺バス制御装置であって、第2の周辺バスと
    第2の周辺バス・アービタとを関連して有し、前記メモ
    リ制御装置の前記メモリ・バス・アービタを介して、前
    記メモリへのアクセスを要求するように構成される、前
    記第2の周辺バス制御装置と、 f)前記CPU、前記第1及び第2の周辺バス・アービ
    タ及び前記メモリ・バス・アービタに回路接続されるマ
    ルチバス・アービタとを含み、 前記マルチバス・アービタは、 1)前記CPUに回路接続され、前記CPUによる書込
    みに応答して、各ポジションが少なくとも1データ・ビ
    ットに関連付けられるマルチポジション・タイム・スロ
    ット割当て値を記憶する書込み可能割当てレジスタであ
    って、前記割当て値が、前記第1の周辺バスによる前記
    メモリ・バスへのアクセスと、前記第2の周辺バスによ
    る前記メモリ・バスへのアクセスとの競合の間の、前記
    両アクセスの比率を事前決定する、前記書込み可能割当
    てレジスタと、 2)前記書込み可能割当てレジスタの各ポジションに対
    応して少なくとも1つのタイム・スロット・ポインタ・
    ポジションを有し、少なくとも1つの前記タイム・スロ
    ット・ポインタ・ポジションを選択するように構成され
    るタイム・スロット・ポインタであって、前記両方の周
    辺バス・アービタが前記メモリ・バスへのアクセスを要
    求することに少なくとも部分的に応答して、異なる前記
    タイム・スロット・ポインタ・ポジションを選択するよ
    うに構成される、前記タイム・スロット・ポインタと、 3)前記メモリ・バス・アービタ、前記書込み可能割当
    てレジスタ、及び前記タイム・スロット・ポインタに回
    路接続され、(i)前記メモリ・バスへのアクセスを許
    可する前記メモリ・バス・アービタと、(ii)前記選
    択タイム・スロット・ポインタ・ポジションと、(ii
    i)前記選択タイム・スロット・ポインタ・ポジション
    に関連付けられる前記タイム・スロット割当て値の前記
    ポジションの値とに応答して、前記メモリ・バスへのア
    クセス権を与えられる前記周辺バスを決定するように構
    成される、アービトレーション回路と、 を含むことを特徴とする、 コンピュータ・システム。
  11. 【請求項11】前記タイム・スロット・ポインタ及び前
    記割当てレジスタが8ビット長で、前記1ポジション当
    たり1ビットを有する、請求項10記載のコンピュータ
    ・システム。
  12. 【請求項12】前記タイム・スロット・ポインタが、前
    記両方のバス・アービタが前記メモリ・バスへのアクセ
    スを要求し、且つ一方の前記周辺バス・アービタが前記
    メモリ・バスの現アクセスの完了を示すことに少なくと
    も部分的に応答して、1つの論理1を前記リングを循環
    してパスするように構成されるリング・カウンタを含
    む、請求項10記載のコンピュータ・システム。
  13. 【請求項13】前記タイム・スロット・ポインタが、2
    n個のデコーダの1つに回路接続され、前記両方のバス
    ・アービタが前記メモリ・バスへのアクセスを要求し、
    一方の前記周辺バス・アービタが前記メモリ・バスの現
    アクセスの完了を示すことに少なくとも部分的に応答し
    て、カウントするように構成される、n段2進カウンタ
    を含む、請求項10記載のコンピュータ・システム。
  14. 【請求項14】第1及び第2の周辺バスの間でのメモリ
    へのアクセスを調停する方法であって、 a)コンピュータ・システムを提供するステップであっ
    て、前記コンピュータ・システムが、 i)ホスト・プロセッサ・バスを有する中央処理ユニッ
    ト(CPU)と、 ii)前記CPUに前記ホスト・プロセッサ・バスを介
    して回路接続され、メモリ・バス及びメモリ・バス・ア
    ービタを関連して有するメモリ制御装置と、 iii)前記メモリ制御装置に前記メモリ・バスを介し
    て回路接続されるメモリと、 iv)前記CPU及び前記メモリ制御装置に回路接続さ
    れる第1の周辺バス制御装置であって、第1の周辺バス
    と第1の周辺バス・アービタとを関連して有し、前記メ
    モリ制御装置の前記メモリ・バス・アービタを介して、
    前記メモリへのアクセスを要求するように構成される、
    前記第1の周辺バス制御装置と、 v)前記CPU及び前記メモリ制御装置に回路接続され
    る第2の周辺バス制御装置であって、第2の周辺バスと
    第2の周辺バス・アービタとを関連して有し、前記メモ
    リ制御装置の前記メモリ・バス・アービタを介して、前
    記メモリへのアクセスを要求するように構成される、前
    記第2の周辺バス制御装置と、 vi)前記CPU、前記第1及び第2の周辺バス・アー
    ビタ及び前記メモリ・バス・アービタに回路接続される
    マルチバス・アービタであって、 1)前記CPUに回路接続され、前記CPUによる書込
    みに応答して、各ポジションが少なくとも1データ・ビ
    ットに関連付けられるマルチポジション・タイム・スロ
    ット割当て値を記憶する書込み可能割当てレジスタと、 2)前記書込み可能割当てレジスタの各ポジションに対
    応して少なくとも1つのタイム・スロット・ポインタ・
    ポジションを有するタイム・スロット・ポインタと、 3)前記メモリ・バス・アービタ、前記書込み可能割当
    てレジスタ及び前記タイム・スロット・ポインタに回路
    接続されるアービトレーション回路と、 を含む前記マルチバス・アービタと、 を含む、前記コンピュータ・システムの前記提供ステッ
    プと、 b)前記CPUにより前記書込み可能レジスタに、各ポ
    ジションが前記第1または第2の周辺バスのいずれかに
    対応するマルチポジション割当て値を書込むことによ
    り、前記第1の周辺バスによる前記メモリ・バスへのア
    クセスと、前記第2の周辺バスによる前記メモリ・バス
    へのアクセスの競合の間の、前記両アクセスの比率を事
    前決定する、前記書込みステップと、 c)特定の前記タイム・スロット・ポインタ・ポジショ
    ンを選択するステップと、 d)前記第1及び第2の周辺バスが同時に前記メモリ・
    バスへのアクセスを要求することに少なくとも部分的に
    応答して、前記選択タイム・スロット・ポインタ・ポジ
    ションを変更するステップと、 e)i)前記メモリ・バスへのアクセスを許可する前記
    メモリ・バス・アービタと、ii)前記選択タイム・ス
    ロット・ポインタ・ポジションと、iii)前記選択タ
    イム・スロット・ポインタ・ポジションに関連付けられ
    る前記タイム・スロット割当て値の前記ポジションの値
    とに応答して、前記メモリ・バスへのアクセスを許可す
    るステップと、 を含む、方法。
  15. 【請求項15】a)前記第1及び第2の周辺バスの少な
    くとも1つのパラメータを決定するステップと、 b)前記第1及び第2の周辺バスの前記少なくとも1つ
    の決定パラメータの値に依存して、前記割当てレジスタ
    に記憶される前記割当て値を動的に変更することによ
    り、前記第1の周辺バスによる前記メモリ・バスへのア
    クセスと、前記第2の周辺バスによる前記メモリ・バス
    へのアクセスの競合の間の、前記両アクセスの比率を変
    更するステップと、 を含む、請求項14記載の方法。
  16. 【請求項16】コンピュータ・システムであって、 a)ホスト・プロセッサ・バスを有する中央処理ユニッ
    ト(CPU)と、 b)前記CPUに前記ホスト・プロセッサ・バスを介し
    て回路接続され、メモリ・バス及びメモリ・バス・アー
    ビタを関連して有するメモリ制御装置と、 c)前記メモリ制御装置に前記メモリ・バスを介して回
    路接続されるメモリと、 d)前記CPU及び前記メモリ制御装置に回路接続され
    る第1の周辺バス制御装置であって、第1の周辺バスと
    第1の周辺バス・アービタとを関連して有し、前記メモ
    リ制御装置の前記メモリ・バス・アービタを介して、前
    記メモリへのアクセスを要求するように構成される、前
    記第1の周辺バス制御装置と、 e)前記CPU及び前記メモリ制御装置に回路接続され
    る第2の周辺バス制御装置であって、第2の周辺バスと
    第2の周辺バス・アービタとを関連して有し、前記メモ
    リ制御装置の前記メモリ・バス・アービタを介して、前
    記メモリへのアクセスを要求するように構成される、前
    記第2の周辺バス制御装置と、 f)前記CPU、前記第1及び第2の周辺バス・アービ
    タ、及び前記メモリ・バス・アービタに回路接続される
    マルチバス・アービタとを含み、 前記マルチバス・アービタは、 1)各ポジションが少なくとも1データ・ビットに関連
    付けられる所定のマルチポジション・タイム・スロット
    割当て値を記憶する割当てレジスタであって、前記割当
    て値が、前記第1の周辺バスによる前記メモリ・バスへ
    のアクセスと、前記第2の周辺バスによる前記メモリ・
    バスへのアクセスとの競合の間の、前記両アクセスの比
    率を事前決定する、前記割当てレジスタと、 2)前記割当てレジスタの各ポジションに対応して少な
    くとも1つのタイム・スロット・ポインタ・ポジション
    を有し、少なくとも1つの前記タイム・スロット・ポイ
    ンタ・ポジションを選択するように構成されるタイム・
    スロット・ポインタであって、前記両方の周辺バス・ア
    ービタが前記メモリ・バスへのアクセスを要求すること
    に少なくとも部分的に応答して、異なる前記タイム・ス
    ロット・ポインタ・ポジションを選択するように構成さ
    れる、前記タイム・スロット・ポインタと、 3)前記メモリ・バス・アービタ、前記割当てレジス
    タ、及び前記タイム・スロット・ポインタに回路接続さ
    れ、i)前記メモリ・バスへのアクセスを許可する前記
    メモリ・バス・アービタと、ii)前記選択タイム・ス
    ロット・ポインタ・ポジションと、iii)前記選択タ
    イム・スロット・ポインタ・ポジションに関連付けられ
    る前記タイム・スロット割当て値の前記ポジションの値
    とに応答して、前記メモリ・バスへのアクセス権を与え
    られる前記周辺バスを決定するように構成される、アー
    ビトレーション回路と、 を含むことを特徴とする、 コンピュータ・システム。
  17. 【請求項17】第1及び第2の周辺バスの間でのメモリ
    へのアクセスを調停する方法であって、 a)コンピュータ・システムを提供するステップであっ
    て、前記コンピュータ・システムが、 i)ホスト・プロセッサ・バスを有する中央処理ユニッ
    ト(CPU)と、 ii)前記CPUに前記ホスト・プロセッサ・バスを介
    して回路接続され、メモリ・バス及びメモリ・バス・ア
    ービタを関連して有するメモリ制御装置と、 iii)前記メモリ制御装置に前記メモリ・バスを介し
    て回路接続されるメモリと、 iv)前記CPU及び前記メモリ制御装置に回路接続さ
    れる第1の周辺バス制御装置であって、第1の周辺バス
    と第1の周辺バス・アービタとを関連して有し、前記メ
    モリ制御装置の前記メモリ・バス・アービタを介して、
    前記メモリへのアクセスを要求するように構成される、
    前記第1の周辺バス制御装置と、 v)前記CPU及び前記メモリ制御装置に回路接続され
    る第2の周辺バス制御装置であって、第2の周辺バスと
    第2の周辺バス・アービタとを関連して有し、前記メモ
    リ制御装置の前記メモリ・バス・アービタを介して、前
    記メモリへのアクセスを要求するように構成される、前
    記第2の周辺バス制御装置と、 vi)前記CPU、前記第1及び第2の周辺バス・アー
    ビタ及び前記メモリ・バス・アービタに回路接続される
    マルチバス・アービタであって、 1)各ポジションが少なくとも1データ・ビットに関連
    付けられるマルチポジション・タイム・スロット割当て
    値を記憶する割当てレジスタと、 2)前記割当てレジスタの各ポジションに対応して少な
    くとも1タイム・スロット・ポインタ・ポジションを有
    するタイム・スロット・ポインタと、 3)前記メモリ・バス・アービタ、前記割当てレジスタ
    及び前記タイム・スロット・ポインタに回路接続される
    アービトレーション回路と、 を含む前記マルチバス・アービタと、 を含む、前記コンピュータ・システムの前記提供ステッ
    プと、 b)前記書込み可能レジスタに、各ポジションが前記第
    1または第2の周辺バスのいずれかに対応する固定の所
    定マルチポジション割当て値を記憶することにより、前
    記第1の周辺バスによる前記メモリ・バスへのアクセス
    と、前記第2の周辺バスによる前記メモリ・バスへのア
    クセスの競合の間の、前記両アクセスの比率を事前決定
    する、前記記憶ステップと、 c)特定の前記タイム・スロット・ポインタ・ポジショ
    ンを選択するステップと、 d)前記第1及び第2の周辺バスが同時に前記メモリ・
    バスへのアクセスを要求することに少なくとも部分的に
    応答して、前記選択タイム・スロット・ポインタ・ポジ
    ションを変更するステップと、 e)i)前記メモリ・バスへのアクセスを許可する前記
    メモリ・バス・アービタと、ii)前記選択タイム・ス
    ロット・ポインタ・ポジションと、iii)前記選択タ
    イム・スロット・ポインタ・ポジションに関連付けられ
    る前記タイム・スロット割当て値の前記ポジションの値
    とに応答して、前記メモリ・バスへのアクセスを許可す
    るステップと、 を含む、方法。
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