JP3231546U - 警告機能付きメニュースタンド - Google Patents
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Abstract
【課題】飲食店等（特に飲酒を伴う店舗）において、ウィルスの感染防止の観点から大きな声での会話に対して警告を行う警告機能付きメニュースタンドを提供する。【解決手段】警告機能付きメニュースタンドはメッセージボード２と音量測定器６、照明器具７及びスピーカー５を有し、やや大きな声を感知するとメッセージボード２が光り注意を促す。さらに大きな音量を感知するとスピーカー５からブザー等の警告音を発生することにより、当事者が大きな声でしゃべっている事に気付き、静かに会食する習慣を定着させる事に役立つ。【選択図】図２
Description
本考案は、音声を感知し音量に応じて警告を発する警告機能付きメニュースタンドに関するものである。
従来より、室内全体の騒音を測定して警告を発したり記録する設備は存在するが、個々のテーブルや座席での騒音を測定し警告するような装置は存在しない。
飲食店等において、特に飲酒を伴う居酒屋・スナック・レストラン等では会食時についつい大きな声での会話になり易く、新型コロナウィルスなどの飛沫感染を防ぐためには、最も危険な状況と言われています。店側は注意する立場ではあるが、客離れを気にして余程の親しい客でなければ注意し難いし、また、近隣に同席する客もまたトラブルを恐れて注意しづらいなど、効果的な対策が無い状況である。
本考案は、前述のメニュースタンドの土台部分に音量センサーと警告用の照明器具及びブザー等を設け、大きな声を感知するとまず照明部分が発光し、メッセージカードを照射して注意喚起を行う。さらに大きな音量の声を感知するとブザー等が警告音を発して更に強い注意喚起を行う。
また、該装置には感知する音量の感度を調整するためのツマミと、警告するブザー等の音量を調節するためのツマミを有することで、店ごとの状況に合わせて設定ができる。
上述の様に、本考案の警告機能付きメニュースタンドはメニュースタンドのとしての機能は勿論有する上、大きな声での会話を抑制する効果が期待される。
本考案のメニュースタンドは大きく分けて、透明アクリル製のメニュースタンド本体部分と電気回路を組み込んだ土台部分とで構成される。該メニュースタンド部分には前面に紙製のメッセージカードを差し込む狭い隙間が有り、背面にはメニュー表を立てる為のやや広い隙間を有する。
土台部分の構造は極力平滑に製作し、アルコール等での除菌が容易にできるようにし、同様に前記の調節ツマミ類も土台の底面に配置する事とする。
土台部分の構造は極力平滑に製作し、アルコール等での除菌が容易にできるようにし、同様に前記の調節ツマミ類も土台の底面に配置する事とする。
以下、添付図面に従って一実施例を説明すると、メッセージカード１はお客に伝えたいメッセージを記入した用紙で、例えば「コロナウィルス対策として、小声での会話をお願いします。」などの表記が考えられる。該メッセージカードの内容は店舗の状況に応じて作成・差し替えが可能で、他国言語での応用もできる。該アクリル板２及び３の構造は一体成型とし、下部から発光するＬＥＤ光源の透過光で明るくなるよう、透明なものを使用する。土台部分４は安定の為に、やや重量のある硬質プラスチックで一体成型する。
また、本考案の警告機能付きメニュースタンドは、既存のメニュースタンドと交換するだけで設置が容易である為に採用したものであるが、本考案はこれに限定されるものではない。すなわち、店舗によってはメニュースタンドの設置が必要無い場合もあり、また、同様に飛沫感染のリスクが高いオフィスの休憩室や喫煙室などへの対応として、メニュー表を差し込む機能を省略し、メッセージカードだけを付属させた警告機能付きカードスタンドにしたり、警報機能だけに限定した装置など、設置場所に応じて適宜仕様を変更することが可能である。
現在猛威を振るっている新型コロナウィルス（ＣＯＶＩＴ−１９）対策としてだけでなく、今後発生する可能性のある他の感染症予防としても、十分効果が期待される。本考案により静かに会食するという新しいマナーが定着すれば、安心して飲食をする機会が増え、飲食業界のみならず、幅広い経済活動の継続の一助となると思われる。
１ メッセージカード
２ アクリル板前面部分
３ アクリル板背面部分
４ 土台部分
５ スピーカー
６ マイク
７ 照明器具（ＬＥＤ）
８ マイク感度調整ツマミ
９ スピーカー音量調節ツマミ
１０ 電池
２ アクリル板前面部分
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７ 照明器具（ＬＥＤ）
８ マイク感度調整ツマミ
９ スピーカー音量調節ツマミ
１０ 電池
Claims (1)
- メニュー表を差し込む溝構造を有する支持部と、該支持部を固定する土台部からなるメニュースタンドにおいて、該支持部がメッセージボードを差し込む追加の溝構造を有し、該土台部が音声を感知・測定する判定具を有し、検知した音量が設定した値を超した場合に、照明・ブザー音または音声メッセージの警告を発する警告具を有した構造であることを特徴とする警告機能付きメニュースタンド。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2020005695U JP3231546U (ja) | 2020-12-15 | 2020-12-15 | 警告機能付きメニュースタンド |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2020005695U JP3231546U (ja) | 2020-12-15 | 2020-12-15 | 警告機能付きメニュースタンド |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP3231546U true JP3231546U (ja) | 2021-04-08 |
Family
ID=75267768
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2020005695U Active JP3231546U (ja) | 2020-12-15 | 2020-12-15 | 警告機能付きメニュースタンド |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3231546U (ja) |
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2020
- 2020-12-15 JP JP2020005695U patent/JP3231546U/ja active Active
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Legal Events
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