JP3231151U - 記憶媒体を収容するロック機能付き薄型ケース - Google Patents
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Abstract
【課題】従来の内ケースよりも薄く、ディスク状記憶媒体の盗難を抑制する機能を備え、両面にディスク状記憶媒体を収容可能なロック機能付き薄型ケースを提供する。【解決手段】ロック機能付きケースは、貸出しケースのロック機構は、4つの辺部から成る矩形のベース面2B、3Bと、4つの辺部にベース面から立設された4つの側壁2a〜2d、3a〜3dを夫々有し、ベース面は、重なり合わないロックプレート収容領域2LR、3LRと中央に受け台座を有する記憶媒体収容領域2DR、3DRとが隣接して構成される本体2及び蓋体3とが各1つの側壁に設けた連結部で開閉可能に連結され、連結部を軸にして蓋体を本体に閉じた閉状態で、夫々のロックプレート収容領域により形成されるロックプレート収容空間に、収容空間に通じる開口部からロックプレートをスライド嵌入することで蓋体が開かないように互いに噛み合ってロックする機構を備える。【選択図】図1
Description
本考案は、記憶媒体を収容するロック機能付き薄型ケースに関する。
図12はビデオ等のレンタルショップにおいて、陳列棚に陳列されるレンタル用ケース(イ)の形態を示している。レンタル用ケース(イ)は一回り大きな陳列用カバーケース(ロ)に収容されると共に、上部開口から上端部が突出した状態で入れられ、多数の陳列用カバーケース(ロ)、(ロ)・・・が陳列棚に整然と陳列される。以下、簡単のため、「レンタル用ケース」(イ)及び「陳列用カバーケース」(ロ)を、夫々、「内ケース」(イ)及び「外ケース」(ロ)とも呼ぶこともある。
レンタルショップに訪れる客は外ケース(ロ)に収容されている内ケース(イ)を抜き取って借りることが出来る。内ケース(イ)の内部にはCDやDVD等のディスク状記憶媒体(以下、単に「記憶媒体」ともいう。)が収容されているが、所定の手続を経ないでレンタルショップから持ち出すことが出来ないように、すなわち盗難を防止する為に、開かないようにロックされていると共に、タグシールが貼着されていて警報装置が作動する。
特許文献1に係る「盗難防止機能を備えたDVD 等の貸出しケース」は、レンタルショップの棚に陳列したDVD等が盗難に遭わないように盗難防止機能を備えた貸出しケースであって、顧客がカウンターに持ち運んだ貸出しケースのロックを素早く解錠出来ると共に、複数枚のケースを重ねて同時に解錠可能なDVD等の貸出しケースである。そこで、このケースは本体ケースと蓋から成り、ケースの側面開口からロック板をロック板嵌入空間にスライドして嵌入することで蓋が開かない構造とし、その為にロック板の両挟持片を蓋と本体ケースに形成したガイド溝に嵌め、又ロック板の側縁にはケースから突出するツメを設け、基部を中心として撓み変形する板バネには本体ケースの爪係止部に係止するロック爪を設けた構造としている。
このため、特許文献1に係る貸出しケース(内ケース(イ))は、挟持片が両面側へ張り出すのでロック板(ロックプレート)は厚くなり、この両挟持片が嵌る為のガイド溝を形成した貸出しケース(内ケース(イ))の厚さも厚くなる。そのため、外ケース(ロ)も必然的に幅厚となる。
従来、この外ケース(ロ)の厚さは15〜15.5mmであり、この厚さは、販売用に使用されている厚さ14〜15mmのDVDカバーケース(通称トールケース又はアマレーケース)の厚さを踏襲したものである。当初はDVDカバーケースの大きさが既成概念化していたため、外ケース(ロ)も販売用DVDカバーケースと同じ大きさ(厚さ)が採用されていた。すなわち、従来、ビデオレンタル店舗では、DVDケースの展示数も既製化された展示什器、誘導路確保(消防法等)のための展示方式も規定されており、外ケース(ロ)の厚さは上記のように15mm前後と、既成概念のみで構成されていた。そして、陳列数を増やすのであれば、店舗の大型化やレンタルDVD以外の物販品を減らさないと対応が不可能であった。
しかし、その後、ビデオレンタル店舗の普及にしたがいDVDメディアも多様化され、顧客要求も多い状況となり、(1)DVDディスクを収納する、(2)盗難防止機構を設ける、(3)内ケース(イ)を外ケース(ロ)に挿入する、(4)外ケース(ロ)の表面にタイトル紙表示を行う、(5)展示什器の棚板陳列奥行を超えないよう既存の外ケース(ロ)の横幅程度に抑える、(6)展示什器の耐荷重を超えない、などの基本仕様が打ち出された。そして、この基本仕様を守り最適化すれば、厚さ15mmに拘らなくとも新しい外ケース(ロ)及び内ケース(イ)が開発可能となった。
そこで、外ケース(ロ)の薄型化を試行錯誤した結果、外ケース(ロ)の厚さは最薄11mmになるが、その厚さが12mm未満ではタイトル紙が入らないうえ、入ったとしても厚みが薄いためタイトル紙の背表紙が見えにくい。これに加えて、11mm厚では展示什器の棚板に載せる展示数が多くなりすぎて展示什器の耐荷重を超えてしまう。
このため、外ケース(ロ)の厚さは、12mm厚とすることが可能だが、この場合、内ケース(イ)の厚さは8mm未満とすることが必要となる。外ケース(ロ)の肉厚を薄くすると内ケースの厚さにも余裕が出来るが、上記剛性低下の問題の他、コストや成形技術との兼合いもあり、困難である。
また、特許文献1に係る貸出しケースのように、従来の板バネを用いたロックプレートは厚さが9.5〜10mmあるため、厚さ8mm未満の内ケース(イ)には使用できず、ロックプレートの構成、構造の設計を変更する必要が生じた。
以上のような経緯により、陳列本数を多くするため、考案者はロック機能付き内ケースの薄型化に取り組み、厚さが5mm以下のロックプレートを備える厚さ8mm未満のロック機能付き内ケースを実現した。しかし、このような薄型化を図った結果、内ケース自体の剛性が低下し、内ケースに加力して生じる隙間から、内ケースに収容しているディスク状記憶媒体が盗まれる虞が生じた。
そこで、本考案は、従来の内ケースに比較してその厚さを薄くしつつも、剛性低下した内ケースをこじ開けてディスク状記憶媒体を盗難することを抑制する機能を備えたロック機能付き薄型ケースを提供すると共に、さらに両面にディスク状記憶媒体を収容可能なロック機能付き薄型ケースを提供する。
(1)ロック機能付き薄型ケースの基本構成
本考案に係る記憶媒体を収容するロック機能付き薄型ケースは、陳列用カバーケースに収容する記憶媒体収容可能なレンタル用ケースにおいて、
前記記憶媒体収容可能なレンタル用ケースは、4つの辺部から成る矩形のベース面と、該4つの辺部に該ベース面から立設された4つの側壁を夫々有し、該ベース面は、重なり合わないロックプレート収容領域LRとディスク状記憶媒体収容領域DR(以下、「記憶媒体収容領域DR」ともいう。)とが隣接して構成される本体及び蓋体が、相互に隣り合う側壁に設けた連結部で開閉可能に連結され、本体のディスク状記憶媒体収容領域DRには、その中央に受け台座が設けられており、連結部を軸にして蓋体を本体に閉じた状態(以下、「閉状態」ともいう。)で、夫々のロックプレート収容領域LRにより形成されるロックプレート収容空間LSに、該収容空間に通じる開口部からロックプレートをスライドして嵌入することで蓋体が開かないように互いに噛み合ってロックすることができ、前記閉状態において、厚さ12mm〜12.5mmの陳列用カバーケースに収容可能なように、側壁方向の厚さを5mm以上8mm未満とした、記憶媒体収容可能なロック機能付き薄型ケースであって、
本体と蓋体には夫々係合片を起立させると共に係合溝を形成し、蓋体を閉じることで本体から起立した係合片は蓋体の係合溝に係合することができ、蓋体から起立した係合片は本体の係合溝に係合することができるようにしたことを特徴とする。
本考案に係る記憶媒体を収容するロック機能付き薄型ケースは、陳列用カバーケースに収容する記憶媒体収容可能なレンタル用ケースにおいて、
前記記憶媒体収容可能なレンタル用ケースは、4つの辺部から成る矩形のベース面と、該4つの辺部に該ベース面から立設された4つの側壁を夫々有し、該ベース面は、重なり合わないロックプレート収容領域LRとディスク状記憶媒体収容領域DR(以下、「記憶媒体収容領域DR」ともいう。)とが隣接して構成される本体及び蓋体が、相互に隣り合う側壁に設けた連結部で開閉可能に連結され、本体のディスク状記憶媒体収容領域DRには、その中央に受け台座が設けられており、連結部を軸にして蓋体を本体に閉じた状態(以下、「閉状態」ともいう。)で、夫々のロックプレート収容領域LRにより形成されるロックプレート収容空間LSに、該収容空間に通じる開口部からロックプレートをスライドして嵌入することで蓋体が開かないように互いに噛み合ってロックすることができ、前記閉状態において、厚さ12mm〜12.5mmの陳列用カバーケースに収容可能なように、側壁方向の厚さを5mm以上8mm未満とした、記憶媒体収容可能なロック機能付き薄型ケースであって、
本体と蓋体には夫々係合片を起立させると共に係合溝を形成し、蓋体を閉じることで本体から起立した係合片は蓋体の係合溝に係合することができ、蓋体から起立した係合片は本体の係合溝に係合することができるようにしたことを特徴とする。
本考案に係る記憶媒体を収容するロック機能付き薄型ケースにおいて、前記ロックプレートは、基部プレートと、該基部プレートの端からこれと直角に伸長する挿入プレートとが略L字型を形成し、該挿入プレートの内部にロック機構を備えた、厚さ3mm〜5mmのロックプレートであり、本体のロックプレート収容領域LRは、前記連結部と対向する辺部側に設けられたガイド溝及びこれに隣接するコーナーを削切した切欠き部から成り、蓋体のロックプレート収容領域LRは、閉状態で夫々本体のガイド溝及び切欠き部に対向する位置に設けられたガイド蓋及び前記連結部と対向する辺部に隣接する辺部の側壁に前記開口部を有する基部プレート収容部から成り、該ガイド溝及び該ガイド蓋には、前記挿入プレートが貫通し得る中空嵌合部が、夫々1以上立設されており、閉状態で本体及び蓋体のロックプレート収容領域LRにより形成されるロックプレート収容空間LSに、該切欠き部に嵌合した該基部プレート収容部の開口部から、該ロックプレートの挿入プレートを該ガイド溝に沿ってスライドして挿入させ、該ロックプレートの基部プレートを該切欠き部に嵌合させたロック状態で、前記ガイド溝及び前記ガイド蓋にそれぞれ設けた中空嵌合部に前記挿入プレートが嵌合することで、蓋体が開かないように本体と噛み合ってロックすることが出来る。
本考案に係る記憶媒体を収容するロック機能付き薄型ケースにおいて、前記ガイド溝及び前記ガイド蓋には、夫々1以上の前記中空嵌合部と共に、閉状態で前記挿入プレートに係合する1又は複数の係合部が、連結部と対向する辺部から該連結部方向に突出されており、前記ロックプレートをロックプレート収容空間LSに挿入して、前記基部プレートを本体の前記切欠き部に嵌合させた前記ロック状態で、該係合部が該挿入プレートに係合することで、蓋体が開かないように本体と噛み合ってロックすることが出来る。
本考案に係る記憶媒体を収容するロック機能付き薄型ケースにおいて、前記ロックプレートは、前記基部プレートから、前記挿入プレートと平行に嵌合片を伸長させると共に、該基部プレートの該挿入プレート側の端部に、該挿入プレートと直角にストッパ片を突出させ、前記ガイド溝及び前記ガイド蓋に隣接して立設した中空嵌合片嵌合部に該嵌合片を嵌合させて、蓋体が開かないように本体と噛み合ってロックすることが出来る。
本考案に係る記憶媒体を収容するロック機能付き薄型ケースにおいて、蓋体のロックプレート収容領域LRは、前記連結部と対向する辺部側に設けられたガイド溝及びこれに通じるコーナーを削切した切欠き部から成り、本体のロックプレート収容領域LRは、閉状態で夫々本体のガイド溝及び切欠き部に対向する位置に設けられたガイド溝及びこれに隣接するコーナーを削切した切欠き部から成る。
(2)ディスク抜き出し防止機能
(2)ディスク抜き出し防止機能
本考案に係る記憶媒体を収容するロック機能付き薄型ケースは、本体及び蓋体には所定の間隔をおいた2か所に係合片と係合溝を対と成して設け、両係合片及び係合溝間の距離を収容されるディスク状記憶媒体の直径より小さくした。
本考案に係る記憶媒体を収容するロック機能付き薄型ケース1は、上記補助係合片を上記係合片より蓋体の連結部側及びロックプレート収容領域LR側に起立して設けてもよい。
(3)両ベース面収納ケース
(3)両ベース面収納ケース
本考案に係るロック機能付き薄型ケースは、ディスク状記憶媒体を収容する上述のロック機能付き薄型ケースにおいて、
本体のベース面中央部にはディスク状記憶媒体の中央部が載る載置面を有す受け台座を設け、同じく蓋体のベース面中央部には別のディスク状記憶媒体の中央部が載る載置面を有する受け台座を設けると共に、両受け台座の向きは互いに垂直方向を成し、該両受け台座の載置面中央には2本のスリット溝が所定の間隔をおいて形成され、両スリット溝にて挟まれて形成された両弾性アーム状台座先端には係合凸部を対にして突出させ、更に上記弾性アーム状台座とは独立して撓む係合ツメを係合凸部と対を成して設けたことを特徴とする(特許文献2参照)。
本体のベース面中央部にはディスク状記憶媒体の中央部が載る載置面を有す受け台座を設け、同じく蓋体のベース面中央部には別のディスク状記憶媒体の中央部が載る載置面を有する受け台座を設けると共に、両受け台座の向きは互いに垂直方向を成し、該両受け台座の載置面中央には2本のスリット溝が所定の間隔をおいて形成され、両スリット溝にて挟まれて形成された両弾性アーム状台座先端には係合凸部を対にして突出させ、更に上記弾性アーム状台座とは独立して撓む係合ツメを係合凸部と対を成して設けたことを特徴とする(特許文献2参照)。
本考案に係る記憶媒体を収容するロック機能付き薄型ケースは、上記係合ツメの先端を係合凸部の上面より突出させ、蓋体対を閉じた場合に係合ツメ先端が対向側の係合凸部側面に係止するようにした。
本考案に係るロック機能付き薄型ケースは、挿入されるロックプレートが、DVDなどディスク状記憶媒体が収容される位置(記憶媒体収容領域DR)とは異なり、ディスク状記憶媒体と重なり合わない位置(ロックプレート収容領域LR)にロックプレートが挿入されることで、ケースは薄くなっている。すなわち、本考案に係るロック機能付き薄型ケースは、側壁方向の厚さ5mm以上8mm未満を実現したので、厚さ12mm〜12.5mmの陳列用カバーケースに収容可能となり、従来より20%増の陳列用カバーケースを陳列棚に収容することを可能とした。その反面、ケースが薄くなることで全体の剛性が不足して蓋体をこじ開けて収容されているディスク状記憶媒体が盗まれる虞が発生する。
しかし、本考案のロック機能付き薄型ケースは、本体と蓋体に係合片と係合溝が設けられ、蓋体を閉じることで係合片と係合溝は互いに係合し合う為に、蓋体をこじ開けて収容されているディスク状記憶媒体が盗まれることはない。すなわち、蓋体をこじ開けても係合片の間をディスク状記憶媒体が通過することは出来ない距離に設けられている。
この係合片と係合溝の係合が外れるほど蓋体をこじ開けた場合でも、本考案に係るロック機能付き薄型ケースは、各補助係合片を、蓋体が開閉する連結部側とロックプレート側に夫々形成するため、ディスク状記憶媒体の盗難を防止することができる。すなわち、連結部側とロックプレート側の補助係合片を、双方の補助係合片間の距離がディスク状記憶媒体の直径以下となるように形成すれば、連結部側の補助係合片の先端とロックプレート側の補助係合片の先端に隙間が出来るほど蓋体をこじ開けることは出来ず、蓋体を壊さない限りディスク状記憶媒体の盗難を防ぐことができる。
さらに、本考案に係るロック機能付き薄型ケースは、本体のベース面と蓋体のベース面に受け台座を設け、各々の受け台座にディスク状記憶媒体を取付けることもできる。そして受け台座は載置面からスリット溝を介して分離した弾性アーム状台座先端に係合凸部を形成すると共に当該弾性アーム状台座から分離した係合ツメを設け、この係合凸部及び係合ツメはディスク状記憶媒体の中央穴に嵌って安定して支持することが出来る。弾性アーム状台座は受け台座の載置面とはスリット溝を介して分離している為に、該弾性アーム状台座は自由に撓み変形することが出来る。
そこで、ディスクを取付ける場合、係合凸部が中央穴に当って押下げられるならば、アームは撓んで両係合凸部は収縮して中央穴に嵌まり、係合ツメは中央穴の内周縁に係止することが出来る。逆に、ディスク状記憶媒体を取外す際には、穴に嵌っている係合凸部を押圧することで、弾性アーム状台座は撓んで係合凸部及び係合ツメは収縮すると共に中央穴から離脱する。そして、本体に設けている受け台座と蓋体に設けている受け台座の向きは互いにクロスしている為に、蓋体を閉じるならば中央穴に嵌って内周縁に係止している係合ツメの先端は係合凸部の側面に係止して内側への撓みが阻止される。
このような構成の本考案に係るロック機能付き薄型ケースは、係合ツメ先端が対向側の係合凸部側面に係止するため、本体と蓋体とに共にディスク状記憶媒体を収容しても厚さが増すことはなく、厚さ3mm〜5mm以下のロックプレートを挿入して、側壁方向の厚さを5mm以上8mm未満とすることができる。
以下、図面を参照しながら本考案に係る記憶媒体を収容するロック機能付き薄型ケースの実施形態、実施例について説明する。なお、以下各図面を通して同一の構成要素には同一の符号を使用するものとする。
(1)ロック機能付き薄型ケースの基本構成
(1)ロック機能付き薄型ケースの基本構成
本考案に係る記憶媒体を収容するロック機能付き薄型ケース1は、図12に示す陳列用カバーケース(外ケース)(ロ)に収容する、記憶媒体収容可能なレンタル用ケース(内ケース)(ロ)である。
(1−1)記憶媒体収容領域DRとロックプレート収容領域LR
(1−1)記憶媒体収容領域DRとロックプレート収容領域LR
本考案の記憶媒体を収容するロック機能付き薄型ケース1は、図1に示すように、本体2、蓋体3が、各々4つの辺部(2a〜2d、3a〜3d)から成る矩形のベース面2B、3Bと、この4つの辺部にベース面2B、3Bから立設された4つの側壁2a〜2d、3a〜3dを夫々有している。そして、本体2及び蓋体3は、各1つの側壁2d、3dに設けた連結部1Rで開閉可能に連結されている。
また、本体2、蓋体3の各ベース面2B、3Bは、夫々重なり合わないロックプレート収容領域2LR、3LR(以下、総称して「ロックプレート収容領域LR」ともいう。)とディスク状記憶媒体収容領域2DR、3DR(以下、総称して「記憶媒体収容領域DR」ともいう。)とが隣接して構成されており、本体2のベース面2Bにおける記憶媒体収容領域DRの中央には、受け台座4が設けられている。
本考案のロック機能付き薄型ケース1は、連結部1Rを軸にして蓋体3を本体2に閉じた状態(以下、「閉状態」ともいう。)で、夫々のロックプレート収容領域LRにより形成されるロックプレート収容空間LSに、この収容空間LSに通じる開口部1Hからロックプレート7(図2参照)をスライドして嵌入することにより、蓋体3が開かないように互いに噛み合ってロックすることが出来る(図3参照)。
本考案に係るロック機能付き薄型ケース1は、図3のように、DVDなどディスク状記憶媒体が収容される記憶媒体収容領域DRとは重なり合わないロックプレート収容領域LRに、厚さ3mm〜5mm以下のロックプレート7を挿入するので、側壁方向の厚さを5mm以上8mm未満とすることができる。したがって、本考案のロック機能付き薄型ケース1は、厚さ12mm〜12.5mmの陳列用カバーケースに収容可能となり、より多くの陳列用カバーケースを陳列棚に収容することを可能とすることができる。その反面、ケースが薄くなることで全体の剛性が不足して蓋体3をこじ開けて収容されているディスク状記憶媒体が盗まれる虞が生じる。
(1−2)係合片と係合溝
(1−2)係合片と係合溝
そこで、本考案のロック機能付き薄型ケース1は、本体2と蓋体3には夫々係合片(208ta、208tb、309ta、309tb)を起立させると共に係合溝(209ma、209mb、308ma、308mb)を形成し、蓋体3を閉じることにより、本体2から起立した係合片(208ta、208tb)は蓋体3の係合溝(308ma、308mb)に係合することができ、蓋体3から起立した係合片(309ta、309tb)は本体2の係合溝(209ma、209mb)に係合することができるようにした。
このため、本考案のロック機能付き薄型ケース1は、蓋体3を閉じることで係合片(208ta、208tb、309ta、309tb)と係合溝(209ma、209mb、308ma、308mb)とは互いに係合し合う為に、蓋体3をこじ開けてディスク状記憶媒体が盗まれることを防止することができる。すなわち、係合片(208ta、208tb、309ta、309tb)は、蓋体3をこじ開けても、これらの係合片の間をディスク状記憶媒体が通過することは出来ない距離に設けられている。
(1−3)ロックプレートの嵌合
(1−3)ロックプレートの嵌合
次に、ロックプレート7は、図2のように、基部プレート71と、基部プレート71の端からこれと直角に伸長する挿入プレート73とが略L字型を形成し、挿入プレート73の内部にロック機構8を備えている。このロックプレート7を収容する本体2のロックプレート収容領域2LRは、図1のように、連結部1Rと対向する辺部(2a)側に設けられたガイド溝2G及びこれに隣接するコーナーを削切した切欠き部22からなる。一方、蓋体3のロックプレート収容領域3LRは、閉状態で夫々本体2のガイド溝2G及び切欠き部22に対向する位置に設けられたガイド蓋3G及び連結部1Rと対向する辺部3aに隣接する辺部の側壁3bに開口部1Hを有する基部プレート収容部32から成る。そして、このガイド溝2G及びガイド蓋3Gには、挿入プレート73が貫通し得る中空嵌合部205、305が、夫々1以上立設されている(図1において205a、205b、305a、305b)。
このような本考案のロック機能付き薄型ケース1は、上記閉状態で、図3のように、本体2及び蓋体3のロックプレート収容領域LRにより形成されるロックプレート収容空間LSに、切欠き部22に嵌合した基部プレート収容部32の開口部1Hから、ロックプレート7の挿入プレート73をガイド溝2Gに沿ってスライドさせて挿入することができる(図13参照)。そして、ロックプレート7の基部プレート71を切欠き部22に嵌合させたロック状態で、ガイド溝2G及びガイド蓋3Gにそれぞれ設けた中空嵌合部205、305に挿入プレート73が嵌合することで、蓋体3が開かないように本体2と噛み合ってロックすることができる(図3参照)。すなわち、本考案のロック機能付き薄型ケース1は、図1のように、ガイド溝2G及びガイド蓋3Gに、夫々1以上の中空嵌合部205、305が設けられているので、これらに挿入プレート73が嵌合されて、本体2と蓋体3とが、図3のようにロック状態にロックされる。
また、ガイド溝2G及びガイド蓋3Gには、閉状態で挿入プレート73に係合する1又は複数の係合部207、307が、連結部1Rと対向する辺部(2a)、(3a)から連結部1R方向に突出されてもよい(207a、207b、307a、307b;図1参照)。ロックプレート7をロックプレート収容空間LSに挿入して、基部プレート71を本体2の切欠き部22に嵌合させたロック状態で、係合部207、307が挿入プレート73に係合することで、蓋体3が開かないように本体2と噛み合ってロックすることができる。
また、ロックプレート7は、図2のように、基部プレート71から、挿入プレート73と平行に嵌合片74を伸長させると共に、基部プレート71の挿入プレート73側の端部に、挿入プレート73と直角にストッパ片72を突出させるのが好ましい。ガイド溝2G及びガイド蓋3Gに隣接して立設した中空嵌合片嵌合部206,306に嵌合片74を嵌合させて、蓋体3が開かないように本体2と噛み合ってロックすることができる。
なお、本考案のロック機能付き薄型ケース1の本体2および蓋体3において、ロックプレート収容領域LRの構成を入れ替えてもよい。すなわち、蓋体3のロックプレート収容領域LRは、連結部1Rと対向する辺部3a側に設けられたガイド溝及びこれに隣接するコーナーを削切した切欠き部から成り、本体2のロックプレート収容領域LRは、閉状態で夫々蓋体3のガイド溝及び切欠き部に対向する位置に設けられたガイド蓋及び連結部1Rと対向する辺部(2a)に隣接する辺部の側壁2bに開口部1Hを有する基部プレート収容部から成る構成としてもよい。
(1−4)ロック機構
(1−4)ロック機構
上述した本考案に係る厚さ5mm以上8mm未満のロック機能付き薄型ケース1の構成は、上記のようにロックプレート7の厚さが3mm以上5mm以下であることを前提としている。そこで、この(1−4)節では、本考案のロック機能付き薄型ケース1が採用するロックプレート7(図2参照)、及び、ロックプレート7を構成する挿入プレート73が内部に備えるロック機構8について説明する。なお、以下、本体2および蓋体3のロックプレート収容領域LRの構成は、図1の通り、本体2側がガイド溝2G及び切欠き部22からなり、蓋体3側がガイド蓋3G及び開口部1Hを有する基部プレート収容部32からなるものとする。
本考案のロック機能付き薄型ケース1において、本体2の連結部1Rと対向する辺部(2a)に設けられたガイド溝2Gは、図1のように、ベース面2Bから立設された側壁2aと、これと平行にベース面2Bから立設されて、複数の爪係止部201が側壁2a側に設けられたロック壁2Lとから構成されている。
また、ロックプレート7において、挿入プレート73は、図2のように、ロック面73Lとこれと対向する基底面73B及びこの両面を接続する側面73S(長手側面73Sl、短手側面73St)で囲まれる内部空間にロック機構8を備えている。ロック機能付き薄型ケース1をロック状態とするために、ロックプレート7を、本体2と蓋体3のロックプレート収容領域LRが閉状態で形成するロックプレート収容空間LSへ、開口部1Hから挿人する(図3参照)。すなわち、ロックプレート7を、開口部1Hから、挿入プレート73のロック面73Lをロック壁2Lに、基底面73Bを側壁2aに当接させながらガイド溝2Gにスライドさせて挿入する。
一方、図11(a)〜(c)に、従来の板バネ801をロック機構8に採用したロックプレート7を示す(特許文献1参照)。ロックプレート7は、図11(a)のように、挿入プレート73内部に片持ち梁式に弾性支持される板バネ801を備え、ロック壁2Lの複数の爪係止部201に係止可能なロック爪801Lを先端に有する。そのため、図3のように、閉状態の開口部1Hからロックプレート7を完全に挿人したロック状態で、板バネ801のロック爪801Lがロック面73Lから突出して、ベース面2Bに立設されたロック壁2Lの爪係止部201に係止されて、本考案のロック機能付き薄型ケース1をロックすることができる。
このような板バネ801を用いたロックプレート7の厚さは、従来7mmとしていたが、板バネ801の厚さを抑えることにより、ロックプレート7の厚さを5mm以下とすることは技術的には可能である。しかし、板バネ801の厚さを薄くすると、その磁力が不十分となり、図11(b)、(c)のようなマグネット100を用いてロック解除をしようとしても、図11(b)、(c)に示すようには十分にマグネット100の磁石101に引き付けられず、ロック解除の動作は安定しないことが判明した。
そこで、本考案のロック機能付き薄型ケース1は、ロックプレート7に以下のようなロック機構8を採用し、ロックプレート7の厚さを5mm以下とすることに成功した。すなわち、本考案のロック機能付き薄型ケース1が新たに採用するロック機構8は、図2のように、挿入プレート73内部に片持ち梁式に弾性支持される、1又は複数の金属製アーム80を備え、金属製アーム80はロック壁2Lの複数の爪係止部201に係止可能なロック爪80Lを有する。そのため、本考案に係るロック機能付き薄型ケース1は、ロック状態を示す図3のように、閉状態の開口部1Hからロックプレート7を完全に挿人したロック状態で、複数の金属製アーム80の夫々のロック爪80Lがロック面73Lから突出して、ベース面2Bに立設されたロック壁2Lの爪係止部201に夫々係止されて、本考案のロック機能付き薄型ケース1をロックすることができる。
そして、図9(b)、図10(b)のように側壁2a、3aに解除用マグネット100を当てて、解除用マグネット100が含む磁石101の磁気力を複数の金属製アーム80に作用させることで、複数の金属製アーム80の先端を弾性体83の弾性力に抗して磁石101(マグネット100)に引き寄せて、ロック壁2Lに設けた爪係止部201から夫々のロック爪80Lを解除することが可能である。
ここで、金属製アーム80は、その全体が磁化可能な磁性体金属により構成されており、金属製アーム80は、挿入プレート73内部の基底面73Bや側面73S(長手側面73Sl、短手側面73St)に固定されたバネなどの弾性体で片持ち梁式に弾性支持される。金属製アーム80は、図10(a)〜(c)のように、短手側面73Stに固定された弾性体83により弾性支持されてもよい。
なお、解除用マグネット100とは、本考案のロック機能付き薄型ケース1のロック機構8の製造者側が、ロック解除のため用意するマグネット100をいい、盗難用を含め一般のマグネット100と区別する際に特に「解除用マグネット」と記載することとする。解除用マグネットは、図9(b)、図10(b)のように、マグネット100の適切な位置に磁石101を埋め込んでいるため、ロックプレート7をロック解除によりロックプレート収容空間LSから抜き取ることができる。一方、盗難用マグネットは、例えば図9(c)、図10(c)のようにマグネット100全体が磁石101であるため、磁気レバー86の長腕86aが磁石101に引き付けられて短腕86bが金属製アーム80のロック解除を阻止するので、ロックプレート7をロックプレート収容空間LSから抜き取ることができない。
(2)ディスク抜き出し防止機能
(2)ディスク抜き出し防止機能
(係合片と係合溝)
上述したように、本考案に係るロック機能付き薄型ケース1は、図5、図1のように、本体2及び蓋体3には所定の間隔をおいた2か所に係合片と係合溝の対(208ta、308ma)と(208tb、308mb)、及び、(309ta、209ma)、(309tb、209mb)を設けるのが好適である。対になる係合片及び係合溝の2か所間の距離を、収容されるディスク状記憶媒体1000の直径より小さくすることにより、収容されたディスク状記憶媒体1000の抜出を防止することができる。
上述したように、本考案に係るロック機能付き薄型ケース1は、図5、図1のように、本体2及び蓋体3には所定の間隔をおいた2か所に係合片と係合溝の対(208ta、308ma)と(208tb、308mb)、及び、(309ta、209ma)、(309tb、209mb)を設けるのが好適である。対になる係合片及び係合溝の2か所間の距離を、収容されるディスク状記憶媒体1000の直径より小さくすることにより、収容されたディスク状記憶媒体1000の抜出を防止することができる。
すなわち、ロック機能付き薄型ケース1の閉状態では、本体2と蓋体3には夫々係合片(208ta、208tb)と(309ta、309tb)を起立させると共に係合溝(209ma、209mb)と(308ma、308mb)を形成し、蓋体3を閉じることで本体2から起立した係合片208(208ta、208tb)は蓋体3の係合溝308(308ma、308mb)に係合することができ、蓋体3から起立した係合片309(309ta、309tb)は本体2の係合溝(209ma、209mb)に係合することができる。
そして、本体2の係合片208ta、208tb間の距離と、蓋体3の係合片309ta、309tb間の距離とを、ディスク状記憶媒体1000の直径より小さくすることにより、ディスク状記憶媒体1000を、両係合片間を通過させて抜取ることは出来なくなる(図4参照)。しかし、本体2と蓋体3を大きくこじ開けることで、上記係合片208、309が係合溝308、209から完全に外れると共に、本体2側の係合片208先端と蓋体3側の係合片309先端との間をディスク状記憶媒体1000が通過する隙間が形成されれば、両係合片間距離(208ta、208tb間の距離、309ta、309tb間の距離)がディスク状記憶媒体1000の直径より小さくても抜取られる。
(補助係合片)
そのため、図1、図5のように、本体2と蓋体3に、補助係合片(204ta、204tb)と(304ta、304tb)を設けることも出来る。すなわち、本考案に係るロック機能付き薄型ケース1は、補助係合片(204ta、204tb)と(304ta、304tb)を上記係合片(208ta、208tb)と(309ta、309tb)より蓋体3の連結部1R側及びロックプレート収容領域LR側に起立して設けるのが好適である。
そのため、図1、図5のように、本体2と蓋体3に、補助係合片(204ta、204tb)と(304ta、304tb)を設けることも出来る。すなわち、本考案に係るロック機能付き薄型ケース1は、補助係合片(204ta、204tb)と(304ta、304tb)を上記係合片(208ta、208tb)と(309ta、309tb)より蓋体3の連結部1R側及びロックプレート収容領域LR側に起立して設けるのが好適である。
上記本体2と蓋体3に設けた係合片208(208ta、208tb)と(309ta、309tb)、及び、補助係合片(204ta、204tb)と(304ta、304tb)について、以下に詳細に説明する。
図4は本体2と蓋体3とをこじ開けた場合を示している。本考案のロック機能付き薄型ケース1は、こじ開けることでこのように大きく開口し、この開口から収容しているディスク状記憶媒体1000が抜取られる虞がある。しかし、本考案では本体2に係合片208ta、208tbが起立し、蓋体3にも係合片309ta、309tbが起立しており、これら係合片208taと係合片208tb間距離L、及び係合片309taと係合片309tb間距離Lは、ディスク状記憶媒体1000の直径Dより小さく成っている。従って、ディスク状記憶媒体1000は上記係合片の間を通過することが出来ない。
しかし、本体2と蓋体3 をさらに大きくこじ開ける場合には、本体2側の係合片208ta、208tbの先端と蓋体側の係合片309ta、309tbの先端との間にディスク状記憶媒体1000が通過する隙間が形成されれば、この隙間からディスク状記憶媒体1000は抜取られる。そこで、本考案のロック機能付き薄型ケース1は、本体2側に補助係合片204ta、204tbを起立し、蓋体3側には補助係合片304ta、304tbを起立している。そして、これら各補助係合片204ta、304taを蓋体3が開閉する連結部1R側に形成し、204tb、304tbをロックプレート7側に形成するため、補助係合片204ta、304taの先端と補助係合片204tb、304tbの先端に隙間が出来るほど蓋体3をこじ開けることは出来ない。
そして、本体2側の補助係合片204ta、204tb間距離M、並びに蓋体3側の補助係合片304ta、304tb間距離Mはディスク状記憶媒体1000の直径Dより小さく成っていることで、これら各補助係合片間をディスク状記憶媒体1000が通過することも出来ない(図5参照)。
(3)両ベース面収納ケース
(3)両ベース面収納ケース
本考案に係るロック機能付き薄型ケース1は、図7のように、本体2のベース面2Bと蓋体3のベース面3Bの双方のディスク状記憶媒体収容領域DRに、夫々ディスク状記憶媒体1000を収容する構成としてもよい。
このような本考案のロック機能付き薄型ケース1は、図7のように、本体2のベース面2B中央部にはディスク状記憶媒体1000の中央部が載る載置面44を有す受け台座4が設けられ、同じく蓋体3のベース面3B中央部には別のディスク状記憶媒体1000の中央部が載る載置面44を有する受け台座5が設けられる。そして、両受け台座4、5の向きは互いに垂直方向を成し(図8参照)、受け台座4、5の載置面44中央には2本のスリット溝46が所定の間隔をおいて形成され、両スリット溝46にて挟まれて両弾性アーム状台座45a、45bが形成される(図6参照)。
この両弾性アーム状台座45a、45bの先端には、係合凸部47a、47bが対を成して突出され、更に上記弾性アーム状台座45a、45bとは独立して撓む係合ツメ48a、48bが、係合凸部47a、47bと対を成して設けられる。
本考案に係るロック機能付き薄型ケース1は、図6(b)のように、上記係合ツメ48a、48bの先端を係合凸部47a、47bの上面より突出させ、蓋体3を閉じた場合に係合ツメ48a、48b先端が対向側の係合凸部47a、47b側面に係止するようにするのが望ましい。
このような構成の本考案に係るロック機能付き薄型ケース1は、係合ツメ48a、48b先端が対向側の係合凸部47a、47b側面に係止するため、本体2と蓋体3とにディスク状記憶媒体1000、1000を収容しても厚さが増すことはなく、厚さ3mm〜5mm以下のロックプレート7を挿入して、側壁方向の厚さを5mm以上8mm未満とすることができる。
本実施例2に係るロック機能付き薄型ケース1は、本体2のベース面2Bの中央部には受け台座4を設け、同じく蓋体3のベース面3Bにも受け台座5を設けている。本体2の受け台座4はベース面2Bとほぼ同一面に設けられ、蓋体3の受け台座5はベース面3Bから突出して設けている。そして受け台座4、5の形状は概略長円形を成しているが、その向きは互いに垂直方向を成している。
図6は本体ベース面2Bに設けている受け台座4の拡大図であるが、受け台座4の載置面44には弾性アーム状台座45a、45bが形成され、載置面44とはスリット溝46、46にて切り離されていて、弾性アーム状台座先端には概略半円柱の係合凸部47a、47bを突出している。そして、係合凸部47a、47bの間には収縮出来るように繋ぎ部49が介在しているが、組み合わされて高さの低い概略円柱状となり、この係合凸部47a、47bはディスク状記憶媒体の中央穴に嵌って係合する。ここで、係合凸部47a、47bを上方から押圧するならば、弾性アーム状台座45a、45bは撓むと共に、肉厚の薄い繋ぎ部49が湾曲変形して係合凸部47a、47bは収縮することが出来る。
弾性アーム状台座45a、45bは載置面44からスリット溝46、46によって切り離されているので、係合凸部47a、47bを押圧することで撓み変形することが出来る。載置面44は、弾性アーム状台座45a、45bが撓み変形出来るように、ベース面2B又は3Bから僅か上方に突出した位置に設けられている。そして、弾性アーム状台座45a、45bから細スリット溝を介して切り離された係合ツメ48a、48bが、係合凸部47a、47bの構成する概略円柱の端部に夫々設けられている。すなわち、概略半円柱の係合凸部47a、47bの夫々弾性アーム状台座45a、45b方向の一部が切欠かれた位置に、係合ツメ48a、48bが起立している。しかも、係合ツメ48a、48bの先端は係合凸部47a、47bより僅かに高く起立している。そこで、ディスク状記憶媒体1000は受け台座4の載置面44に載置されると共に、係合凸部47a、47b、及び係合ツメ48a、48bはディスク状記憶媒体1000の中央穴に嵌って係合し、その後さらに係合ツメ48a、48bは、このディスク状記憶媒体1000の中央穴の内周縁に係止する。
すなわち、ディスク状記憶媒体1000は係合凸部47a、47b及び係合ツメ48a、48bが中央穴に嵌るように受け台座4に載せられるが、係合凸部47a、47b及び係合ツメ48a、48bがディスク状記憶媒体1000の中央穴内周面に当って押下げられ、その結果、弾性アーム状台座45a、45bは撓み変形する。そして、係合凸部47a、47b、及び係合ツメ48a、48bは収縮して中央穴に嵌ることが出来る。両係合凸部47a、47bの間には変形自在な繋ぎ部49が介在している為に、収縮して中央穴に嵌ることができ、係合ツメ48a、48bは中心側へ撓み変形する。
そして、中央穴に嵌った係合凸部47a、47bは、弾性アーム状台座45a、45bが元の位置に戻ることで一旦収縮した後に拡大して中央穴に嵌合する。そして、係合ツメ48a、48は中央穴の内周縁に係止する。このように、弾性アーム状台座45a、45bが撓み変形することで、ディスク状記憶媒体1000に無理をかけることなく、これを受け台座4に取付けることが出来る。
逆に、ディスク状記憶媒体1000を受け台座4から取外す場合、係合凸部47a、47bを上方から押圧する。押圧するならば、弾性アーム状台座45a、45bが撓み変形して係合凸部47a、47b、及び係合ツメ48a、48bは収縮し、中央穴から外れる。この場合、ディスク状記憶媒体1000は受け台座4の載置面44に載っていて、係合凸部47a、47bを押圧しても該ディスク状記憶媒体1000の中央部が無理に撓むことはない。
そして、一旦係合凸部47a、47b、及び係合ツメ48a、48bが収縮してディスク状記憶媒体1000の中央穴から外れるならば、再び中央穴に嵌ることはなく、ディスク状記憶媒体1000は簡単に取外される。一方、受け台座4に載って取付けられているディスク状記憶媒体1000を取外す場合、係合凸部47a、47bを押圧するのみならず、外周を摘んで引き上げることも出来る。すなわち、容易に撓むことが出来る係合ツメ48a、48bが中央穴の内周縁から外れることで、ディスク状記憶媒体1000を取外し可能となる。
図7は、本体2に受け台座4を、蓋体3に受け台座5を設けた場合を示している。本考案の収納ケース1は、本体2側と蓋体3側に夫々ディスク状記憶媒体1000、1000が取付けられる。取付け形態は受け台座4、5に設けている係合凸部47a、47b及び係合ツメ48a、48bが中央穴に嵌合する状態となる。
図8は蓋体3を閉じた場合の受け台座4、5の位置関係を示している。本体ベース面2Bに設けた受け台座4にはディスク状記憶媒体1000が取付けられ、蓋体のベース面3Bに設けた受け台座5には別のディスク状記憶媒体1000が取付けられる。両受け台座4、5は図8に示すように互いにクロスして対面し、受け台座4、5の係合凸部47a、47bに嵌ったディスク状記憶媒体1000、1000が外れないようになる。
すなわち、蓋体3が閉じると、本体2側の受け台座4に設けている係合凸部47a、47bは蓋体3側の受け台座5に設けている係合凸部47a、47bに大きな隙間を残すことなく対面し、図6 (a)、(b)に断面拡大図を示しているように、係合ツメ48a、48bの先端は対向する係合凸部47a、47bの側面に係止する。従って、該係合ツメ48a、48bは内側(中心側)へ撓むことが出来ず、ディスク状記憶媒体1000の中央穴から外れることはない。本体2側の係合ツメ48a、48bは蓋体3側の係合凸部47a、47bに係止し、蓋体3側の係合ツメ48a、48bは本体側の係合凸部47a、47bに係止することで、両方のディスク状記憶媒体1000、1000は係合凸部47a、47bから外れることはなく、安定して取付けられる。
そして、上記のように、本考案のロック機能付き薄型ケース1は、本体2と蓋体3の係合ツメ48a、48bが、対向する蓋体3と本体2の係合凸部47a、47bの側面に、夫々係止されるため、本体2と蓋体3とにディスク状記憶媒体1000、1000を収容しても厚さが増すことはない。
以上、本考案に係るロック機能付き薄型ケースについて説明したが、本考案は上記実施形態及び実施例に限定されるものではない。
その他、本考案は、その主旨を逸脱しない範囲で当業者の知識に基づき種々の改良、修正、変更を加えた態様で実施できるものである。
本考案に係る本考案に係るロック機能付き薄型ケースは、レンタルショップの棚に陳列されているDVD 、CD 、ゲームソフト等のディスク状記憶媒体を盗難から守ることが出来る、防犯性の向上した貸出し用の薄型ケースとして用いることができる。
1:ロック機能付き薄型ケース
LR:ロックプレート収容領域
DR:ディスク状記憶媒体収容領域
LS:ロックプレート収容空間
1R:連結部1R
1H:開口部
2:本体
2a、2b、2c、2d:側壁
(2a)、(2b)、(2c)、(2d):辺部
2B:(本体)ベース面
2G:ガイド溝
2L:ロック壁
22:切欠き部
201:爪係止部
204ta、204tb:補助係合片
205:中空嵌合部
206:中空嵌合片嵌合部
207a、207b:係合部
208ta、208tb:係合片
209ma、209mb:係合溝
22:切欠き部
3:蓋体
3a、3b、3c、3d:側壁(辺部)
(3a)、(3b)、(3c)、(3d):辺部
3B:(蓋体)ベース面
3G:ガイド蓋
304ta、304tb:補助係合片
305:中空嵌合部
306:中空嵌合片嵌合部
307a、307b:係合部
308ma、308mb:係合溝
309ta、309tb:係合片
32:基部プレート収容部
4:受け台座(本体)
44:載置面
45a、45b:弾性アーム状台座
46:スリット溝
47a、47b:係合凸部
48a、48b:係合ツメ
49:繋ぎ部
5:受け台座(蓋体)
7:ロックプレート
71:基部プレート
72:ストッパ片
73:挿入プレート
73L:ロック面
73B:基底面
73S:側面(長手側面73Sl、短手側面73St)
74:嵌合片
8:ロック機構
80:アーム
80L、801L:ロック爪
801:板ばね
83:弾性体
85:ロック解除阻止手段
86:磁気レバー
86a:長腕
86b:短腕
100:マグネット
101:磁石
1000:ディスク状記憶媒体(DVD、CDなど)
(イ):レンタル用ケース(内ケース)
(ロ):陳列用カバーケース(外ケース)
LR:ロックプレート収容領域
DR:ディスク状記憶媒体収容領域
LS:ロックプレート収容空間
1R:連結部1R
1H:開口部
2:本体
2a、2b、2c、2d:側壁
(2a)、(2b)、(2c)、(2d):辺部
2B:(本体)ベース面
2G:ガイド溝
2L:ロック壁
22:切欠き部
201:爪係止部
204ta、204tb:補助係合片
205:中空嵌合部
206:中空嵌合片嵌合部
207a、207b:係合部
208ta、208tb:係合片
209ma、209mb:係合溝
22:切欠き部
3:蓋体
3a、3b、3c、3d:側壁(辺部)
(3a)、(3b)、(3c)、(3d):辺部
3B:(蓋体)ベース面
3G:ガイド蓋
304ta、304tb:補助係合片
305:中空嵌合部
306:中空嵌合片嵌合部
307a、307b:係合部
308ma、308mb:係合溝
309ta、309tb:係合片
32:基部プレート収容部
4:受け台座(本体)
44:載置面
45a、45b:弾性アーム状台座
46:スリット溝
47a、47b:係合凸部
48a、48b:係合ツメ
49:繋ぎ部
5:受け台座(蓋体)
7:ロックプレート
71:基部プレート
72:ストッパ片
73:挿入プレート
73L:ロック面
73B:基底面
73S:側面(長手側面73Sl、短手側面73St)
74:嵌合片
8:ロック機構
80:アーム
80L、801L:ロック爪
801:板ばね
83:弾性体
85:ロック解除阻止手段
86:磁気レバー
86a:長腕
86b:短腕
100:マグネット
101:磁石
1000:ディスク状記憶媒体(DVD、CDなど)
(イ):レンタル用ケース(内ケース)
(ロ):陳列用カバーケース(外ケース)
Claims (8)
- 陳列用カバーケースに収容する記憶媒体収容可能なレンタル用ケースにおいて、
前記記憶媒体収容可能なレンタル用ケースは、
4つの辺部から成る矩形のベース面と、該4つの辺部に該ベース面から立設された4つの側壁を夫々有し、
該ベース面は、重なり合わないロックプレート収容領域LRとディスク状記憶媒体収容領域DR(以下、「記憶媒体収容領域DR」ともいう。)とが隣接して構成される本体及び蓋体が、相互に隣り合う側壁に設けた連結部で開閉可能に連結され、
本体のディスク状記憶媒体収容領域DRには、その中央に受け台座が設けられており、
前記連結部を軸にして蓋体を本体に閉じた状態(以下、「閉状態」ともいう。)で、夫々のロックプレート収容領域LRにより形成されるロックプレート収容空間LSに、このロックプレート収容空間LSに通じる開口部からロックプレートをスライドして嵌入することで蓋体が開かないように互いに噛み合ってロックすることができ、
前記閉状態において、厚さ12mm〜12.5mmの陳列用カバーケースに収容可能なように、側壁方向の厚さを5mm以上8mm未満とした、記憶媒体収容可能なロック機能付き薄型ケースであって、
本体と蓋体には夫々係合片を起立させると共に係合溝を形成し、蓋体を閉じることで本体から起立した係合片は蓋体の係合溝に係合することができ、蓋体から起立した係合片は本体の係合溝に係合することができるようにしたことを特徴とする、記憶媒体を収容するロック機能付き薄型ケース。 - 前記ロックプレートは、基部プレートと、該基部プレートの端からこれと直角に伸長する挿入プレートとが略L字型を形成し、該挿入プレートの内部にロック機構を備えた、厚さ3mm〜5mmのロックプレートであり、
本体のロックプレート収容領域LRは、前記連結部と対向する辺部側に設けられたガイド溝及びこれに隣接するコーナーを削切した切欠き部から成り、
蓋体のロックプレート収容領域LRは、閉状態で夫々本体のガイド溝及び切欠き部に対向する位置に設けられたガイド蓋及び前記連結部と対向する辺部に隣接する辺部の側壁に前記開口部を有する基部プレート収容部から成り、
該ガイド溝及び該ガイド蓋には、前記挿入プレートが貫通し得る中空嵌合部が、夫々1以上立設されており、
閉状態で本体及び蓋体のロックプレート収容領域LRにより形成されるロックプレート収容空間LSに、該切欠き部に嵌合した該基部プレート収容部の開口部から、該ロックプレートの挿入プレートを該ガイド溝に沿ってスライドして挿入させ、該ロックプレートの基部プレートを該切欠き部に嵌合させたロック状態で、前記ガイド溝及び前記ガイド蓋にそれぞれ設けた中空嵌合部に前記挿入プレートが嵌合することで、蓋体が開かないように本体と噛み合ってロックすることが出来る、請求項1に記載のロック機能付き薄型ケース。 - 前記ガイド溝及び前記ガイド蓋には、夫々1以上の前記中空嵌合部と共に、閉状態で前記挿入プレートに係合する1又は複数の係合部が、連結部と対向する辺部から該連結部方向に突出されており、
前記ロックプレートをロックプレート収容空間LSに挿入して、前記基部プレートを本体の前記切欠き部に嵌合させた前記ロック状態で、該係合部が該挿入プレートに係合することで、蓋体が開かないように本体と噛み合ってロックすることが出来る、請求項2に記載のロック機能付き薄型ケース。 - 前記ロックプレートは、
前記基部プレートから、前記挿入プレートと平行に嵌合片を伸長させると共に、
該基部プレートの該挿入プレート側の端部に、該挿入プレートと直角にストッパ片を突出させ、
前記ガイド溝及び前記ガイド蓋に隣接して立設した中空嵌合片嵌合部に該嵌合片を嵌合させて、蓋体が開かないように本体と噛み合ってロックすることが出来る、請求項2に記載のロック機能付き薄型ケース。 - 本体及び蓋体には所定の間隔をおいた2か所に係合片と係合溝を対と成して設け、両係合片及び係合溝間の距離を収容されるディスク状記憶媒体の直径より小さくした、請求項1に記載のロック機能付き薄型ケース。
- 1又は複数の補助係合片を、夫々上記係合片より蓋体の連結部側及びロックプレート収容領域LR側に起立して設けた、請求項1に記載のロック機能付き薄型ケース。
- ディスク状記憶媒体を収容する請求項1乃至5に記載のロック機能付き薄型ケースにおいて、
本体のベース面中央部にはディスク状記憶媒体の中央部が載る載置面を有す受け台座を設け、
同じく蓋体のベース面中央部には別のディスク状記憶媒体の中央部が載る載置面を有する受け台座を設けると共に、
両受け台座の向きは互いに垂直方向を成し、
該両受け台座の載置面中央には2本のスリット溝が所定の間隔をおいて形成され、両スリット溝にて挟まれて形成された両弾性アーム状台座先端には係合凸部を対にして突出させ、更に上記弾性アーム状台座とは独立して撓む係合ツメを係合凸部と対を成して設けたことを特徴とするロック機能付き薄型ケース。 - 上記係合ツメの先端を係合凸部の上面より突出させ、蓋体を閉じた場合に係合ツメ先端が対向側の係合凸部側面に係止するようにした、請求項7に記載のロック機能付き薄型ケース。
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JP2020005682U JP3231151U (ja) | 2020-12-30 | 2020-12-30 | 記憶媒体を収容するロック機能付き薄型ケース |
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