JP3230935B2 - サイロシステム - Google Patents

サイロシステム

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JP3230935B2
JP3230935B2 JP24820594A JP24820594A JP3230935B2 JP 3230935 B2 JP3230935 B2 JP 3230935B2 JP 24820594 A JP24820594 A JP 24820594A JP 24820594 A JP24820594 A JP 24820594A JP 3230935 B2 JP3230935 B2 JP 3230935B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、穀物等を貯蔵しておく
ためのサイロシステムに関し、更に詳しくは、穀物等を
収容する容器の内部温度を長期保存に適する低温度に効
率よく維持できるようにしたサイロシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】食料の備蓄の問題は、最近の米不足の問
題から明らかなように、我々の社会生活において極めて
重要な問題となっている。この様な問題を解決するため
には、収穫した穀物等を鮮度を保ちながら安価に備蓄す
ることのできる備蓄技術が要求される。
【0003】これまで、収穫した穀物等を貯蔵しておく
システムとしてサイロや倉庫等があるが、いずれも、秋
の時期に収穫した穀物等を長くても半年程度の期間保存
しておくことを想定しており、夏場の暑い期間において
も保存できるようには構成されていなかった。夏場の暑
い期間においても穀物等を保存しようとすれば、冷凍設
備等を備える必要があり、設備費用やランニングコスト
が高くなるという課題があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ここにおいて、本発明
は、例えば、雪あるいは氷塊等の持つ冷熱エネルギーを
利用し、穀物等を収容した容器内の温度を低温度に維持
することのできる設備費用やランニングコストの安いサ
イロシステムを提供することを目的とする。なお、雪の
持つ冷熱エネルギーを利用して農作物等を備蓄するシス
テムとしては、例えば、特開昭62−252871号公
報、特開昭62−293072号公報、特開昭63−4
9038号公報、特開昭63−108179号公報等に
おいて多くの提案がなされている。
【0005】
【課題を解決するための手段】この様な目的を達成する
第1の本発明は、内部に被貯蔵物を収容する容器と、こ
の容器の外周を隙間を介して覆うカバーと、容器とカバ
ーとの隙間を複数部分に仕切る仕切り壁と、容器外側壁
とカバー内側壁と各仕切り壁とによって形成されるダク
トに雪あるいは氷塊の熱エネルギーを利用して得られた
冷却媒体を供給する冷却媒体供給手段とを備え、 仕切り
壁は、サイロの上下方向に配列するように設けられ、冷
却媒体をカバーの外周面温度分布に応じて上下方向に仕
切られたダクトを選択し供給することを特徴とするサイ
ロシステムである。また、第2の本発明は、 内部に被貯
蔵物を収容する容器と、 この容器の外周を隙間を介して
覆うカバーと、 容器とカバーとの隙間を複数部分に仕切
る仕切り壁と、 容器外側壁とカバー内側壁と各仕切り壁
とによって形成されるダクトに雪あるいは氷塊の熱エネ
ルギーを利用して得られた冷却媒体を供給する冷却媒体
供給手段とを備え、 容器内の温度を検出する温度センサ
を設け、この温度センサからの信号に基づいてダクトに
流す冷却媒体の流量を制御することを特徴とするサイロ
システムである。
【0006】
【作用】サイロは、容器とこれを覆うカバーとの二重構
造となる。容器とカバーとの間の隙間は、仕切り壁によ
り複数個に分割されておりダクトが形成され、このダク
トに雪あるいは氷塊の冷熱エネルギーから得られる冷却
媒体が供給される。
【0007】これにより、カバーから容器側に侵入する
熱の伝導を阻止すると共に、容器の周囲を冷し、容器に
収容されている穀物等を新鮮さを維持しながら低コスト
で保冷する。
【0008】
【実施例】以下図面を用いて本発明の一実施例を詳細に
説明する。図1は、本発明に係わるサイロシステムの構
成概念図、図2はサイロ部分の断面図、図3は平面図で
ある。これらの図において、1は内部に雪あるいは氷塊
を収容する部屋10が形成された雪氷庫で、一部が地上
に出ており、残りの一部が地下に設置されような形とな
っている。部屋10の大きさは、例えば、床面が20m
×20m、側壁の高さが20m程度となっており、雪氷
庫1の地上に出ている部分は盛土11が施され、盛土の
水平部分には必要に応じて公園等を作ることが可能とな
っている。なお、盛土は、部屋10内へ外部から熱が侵
入するのを防ぐのに役立っている。
【0009】雪氷庫1の部屋を構成する側壁12、屋根
部13および底面部は、例えばコンクリートにより構成
され、これらには保温性を高めるために、断熱材料を施
すことが望ましい。部屋10の側壁12の一部には、雪
あるいは氷塊を部屋10内に投入するための扉14が備
えられている。この扉14は、例えば冬季において開か
れ、ここからロータリーブロアー等を用いて部屋10内
に雪あるいは氷塊が投入され、その後に閉じられるよう
になっている。扉14を閉めると部屋全体は、ほぼ密閉
構造となる。
【0010】2は穀物等を貯蔵するサイロで、雪氷庫1
側とは、ダクト31,32により結ばれていて、雪氷庫
1から得られる冷えた空気の循環経路が形成されてい
る。ダクト31(およびまたはダクト32)の途中に
は、雪氷庫1から得られる冷えた空気をサイロ側に供給
するための送風機(ファン)等のような冷媒供給手段4
が設置してある。
【0011】サイロ2において、21は内部に穀物のよ
うな被貯蔵物を収容する容器で、例えば、米のような穀
物を500〜1000トン程度収容することができる大
きさとなっている。この容器21は、その上部には図示
していないが穀物等の投入口が設けられ、この投入口付
近まではカントリーエレベータ等により穀物等を運び上
げることができるようにしてある。容器21の下部はロ
ート状になっていて、その中心部に取り出し口が設けら
れている。この様な容器としては、熱伝導性が良好で耐
磨耗性のある鋼鉄性材料(例えば、厚さが4mm程度の
鉄板)が用いられ、従来より公知のサイロの建造技術を
そのまま利用して構成することができる。なお、容器2
1の外側表面は、その表面積を大きくする目的で、フィ
ン等を取り付けたり、あるいはハニカム構造を採るよう
にしてもよい。
【0012】25は容器21の外周を隙間を介して覆う
カバーで、断熱性のある材料で構成されるか、カバーの
内側壁にウレタン材料26等を施して断熱性を増すよう
にしてある。容器21の外面とカバーの内面(断熱材料
で構成される側壁面)との隙間は、例えば数cm〜数1
0cm程度となっていて、空気等の冷却媒体が流通可能
としてある。
【0013】27は容器21とカバー25との隙間を複
数部分に仕切る仕切り壁である。この仕切り壁27は、
熱絶縁性のある材料で構成されることが望ましいが、薄
い鉄板で構成してもよく、カバー25側の熱が容器側2
1にできるだけ伝わらないように構成される。各仕切り
壁27は、容器21の上下方向に伸びるように設けられ
ており、外周面を図3に示されるようにここでは8分割
している。なお、仕切り壁27は、容器21の上壁にも
伸びているものとする。これにより、容器21の外側壁
とカバー25の内側壁と各仕切り壁27とによって囲ま
れるダクトD1〜D8が形成される。これらの各ダクト
D1〜D8は、ダクト31,32に連絡され、雪氷庫1
側から供給される例えば冷えた空気がダクト内を流れ、
雪氷庫1側に戻るようになっている。
【0014】図4は、雪氷庫1とサイロ2側とを連絡す
るダクト31,32と、サイロ2に形成された各ダクト
D1〜D8との接続関係を示す構成概念図である。5は
内部にCPUを含むような制御装置、6はサイロ2の容
器21内部の温度を検出する温度計で、例えば測温抵抗
体を用いたもので、穀物等を投入時に容器の中央に配置
される。71〜7nはカバー25の外表面温度を検出す
る温度計で、カバー25の表面の各位置に分布するよう
に複数個が設置してある。
【0015】VBは容器21の外側壁に形成された各ダ
クトD1〜D8を選択してダクト31,32につなげる
ためのバルブ(開閉弁)である。制御装置5は、各温度
計6,71〜7nからの信号を入力し、カバー外表面の
温度分布状態に応じて、バルブの開閉を制御し、また、
容器内温度に応じて、雪氷庫1から供給する冷却媒体の
流量を制御するように構成してある。
【0016】このように構成したサイロシステムの動作
を以下に説明する。サイロ2の容器21内には、例えば
秋の収穫時期を過ぎた時点において、穀物等が投入され
る。容器21に投入された穀物の温度は、時間とともに
多少上昇するがサイロの外側温度が冬の到来と共に低下
するので、容器内部の温度もやがて低下し、冬季の間は
例えば、5°C以下の低温で貯蔵することができる。ま
た、各ダクトD1〜D8には、外気から取り込んだ冷え
た空気を流して容器21の内部を冷やすようにしてもよ
い。
【0017】冬季において、雪氷庫1の部屋内には、天
然から採取した雪あるいは氷塊等が投入され保存され
る。春の時期になると、サイロ2の外側の温度が上昇し
てくる。この時期となると制御装置5による、サイロ2
への冷却媒体(例えば冷えた空気)の供給制御が起動さ
れる。
【0018】図5は、制御装置が行う動作の一例を示す
フローチャートである。制御装置5は、容器21内の温
度を温度計6からの信号により監視している(ステップ
1)。そして、容器内温度が設定温度範囲内か判断する
(ステップ2)。ここで、例えば容器21内に貯蔵する
穀物が籾であれば、新鮮さを失わない貯蔵温度は5°C
以下であり、設定温度としては、例えば、5°C〜4°
Cが設定される。
【0019】ステップ2において、設定温度範囲内であ
ると判断されると、雪氷庫1から供給する冷えた空気の
供給流量を現状を維持するように制御を継続する(ステ
ップ3)。また、ステップ2において、設定温度範囲外
であると判断されると、冷えた空気の供給流量を現状よ
り増加または減少(あるいは停止)させるように制御す
る(ステップ4)。即ち、容器内温度が設定温度より上
昇している場合は、冷えた空気の供給量を増加させ、容
器内温度が下がるようにする。また、容器内温度が設定
温度より下がっている場合は、冷えた空気の供給量を減
少させるか、あるいは供給を停止させる制御をする。
【0020】ステップ3において、容器内温度が設定温
度範囲にあって、供給する冷えた空気の供給流量を現状
を維持するように制御している状態の下で、制御装置5
は、引続き、カバー25の表面温度の分布を各温度計7
1〜7nからの信号に基づいて判断する(ステップ5,
6)。カバー25の表面温度は、夜間の太陽が出ていな
いときは、低く保たれ全体的にその温度分布も均一とな
っているが、太陽が出てくると、太陽の熱を直接受ける
側の表面の温度が他の面に比べて著しく上昇してくる。
【0021】カバー表面の温度が上昇すると、その熱は
やがてカバー25と容器21と仕切り壁27とによって
形成されているダクト側にも侵入し、容器21内の温度
上昇をもたらす。各温度計71〜7nは、カバー25の
各面の温度を検出しており、制御装置5はこれらの各温
度信号から、カバー表面温度や、どの面が一番温度が上
昇しているか、どの面が温度が他の面より低いかなどの
温度分布を判断することができる。
【0022】つづいて、制御装置5は、カバー表面の温
度および温度分布に応じて、容器21の外側壁に沿って
形成されているダクトD1〜D8のいずれかを選択し、
選択したダクトに対応して設けられているバルブを開
け、そこに冷えた空気を他のダクトに比べて多く流すよ
うに制御する(ステップ7)。即ち、例えば、午前中で
あれば、東側に面しているカバー表面の温度が上昇して
くるので、この場合は東側に面しているカバーの裏側に
形成されているダクトD3を含む例えば両側のダクトD
4,D5を選択し、これらの各ダクトD3〜D5に対し
て、ダクト31を介して供給される冷えた空気を流すこ
ととなる。
【0023】また、日中となると南側に面しているカバ
ー表面の温度が最も高く、また、北側の面も含めて全体
的にカバー表面温度が上昇してくる。従って、この場
合、各ダクトD1〜D8を選択し、例えば、南側に面し
ているカバーの裏側に形成されているダクトD1やD
2,D8,D7に対しては、連続して冷えた空気を流
し、ダクトD3,D4,D5,D6に対しては、一定時
間間隔で冷えた空気を流すような供給制御をする。
【0024】太陽が出ていない夜間等になると、カバー
表面の温度は自然の風等により冷却され全体的に低くな
る。従って、この場合は、各ダクトD1〜D8を選択
し、各ダクトに対して、例えば、順番に一定の時間間隔
で冷えた空気を供給するような制御をする。ダクトD1
〜D8内を冷えた空気が流れると、カバー25から容器
21内に外部からの熱が侵入するのを抑制するだけでな
く、冷えた空気により容器21が包まれて容器全体を冷
やすように機能するので、容器21内の温度を例えば夏
の時期においても、低い温度に維持することができる。
【0025】なお、ダクトD1〜D8の選択は、選択さ
れた複数のダクトが供給ダクト31,32に対して、並
列に接続されるような関係としてもよいし、選択したダ
クト同士が直列に接続されるような関係としてもよい。
各ダクトD1〜D8に対応して設けた各バルブVBの開
閉の組み合わせにより、いずれの接続関係をも自由に選
択することができる。選択した2以上のダクトを直列に
接続するような場合、一方のダクトは、下方から上方に
向かって冷えた空気が流れ、他方のダクトは上方から下
方に向かって冷えた空気が流れるような経路を形成する
ことになる。
【0026】ここで、ダクトD1〜D8に流される冷え
た空気は、雪氷庫1に冬季において取り込んだ天然の雪
あるいは氷塊の持つ冷熱エネルギーから得るもので、冷
えた空気を供給するためのランニングコストが極めて安
いという大きな特長がある。また、本発明に係わるサイ
ロシステムは、容器とこれを覆うカバーとの二重構造で
あり、しかも、カバーと容器との間に形成されるダクト
に冷えた空気(冷却媒体)を流す構成としたもので、容
器内温度を効率よく低い温度に維持することができる。
【0027】なお、上記の実施例においては、雪氷庫1
に収容する雪あるいは氷塊は、外部から運び込むことを
想定したが、厳冬期において、部屋10の屋根を開放す
る等して外部から寒冷気を取り込み、噴射ノズルから例
えば氷点降下剤を含ませた高圧水溶液を噴射し、寒冷気
により氷結させて雪あるいは氷の塊を蓄積形成させるよ
うにしてもよい。この場合、雪あるいは氷塊を外部から
運び込む手間を省くことができる。
【0028】また、雪氷庫側からサイロ側に冷えた空気
を直接供給する例を説明したが、ダクト31あるいは3
2の途中に除湿器等を設置して冷えた空気に混入する水
分等を確実に除去するようにしてもよい。また、雪氷庫
側からサイロ側に供給する冷却媒体としては冷えた空気
の外に、雪氷庫1で得られる冷えた水(雪あるいは氷塊
の融解水)をサイロ側に供給するようにしてもよい。
【0029】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明に係
わるサイロシステムは、サイロの構造を二重構造とする
と共に、冬季の時期において採取した天然の雪あるいは
氷塊の持つ冷熱エネルギーを利用する冷却媒体を、容器
外側壁とカバーとの間に設けられるダクトに供給するも
ので、冷却媒体をサイロ側に供給するためのランニング
コストが極めて安く、また、容器内温度を効率よく低い
温度に維持することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わるサイロシステムの構成概念図で
ある。
【図2】本発明に係わるサイロシステムのサイロ部分の
断面図である。
【図3】本発明に係わるサイロシステムのサイロ部分の
平面図である。
【図4】雪氷庫1とサイロ2側とを連絡するダクト3
1,32と、サイロ2に形成された各ダクトD1〜D8
との接続関係を示す構成概念図である。
【図5】制御装置が行う動作の一例を示すフローチャー
トである。
【符号の説明】
1 雪氷庫 10 部屋 11 盛土 12 側壁 13 屋根部 14 扉 2 サイロ 21 容器 25 カバー 26 断熱材 27 仕切り壁 31,32 ダクト 4 冷却媒体供給手段 5 制御装置 6,71〜7n 温度計 D1〜D8 ダクト VB バルブ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 宮崎 馨一 東京都武蔵野市中町2丁目9番32号 横 河電機株式会社内 (72)発明者 前田 利夫 東京都武蔵野市中町2丁目9番32号 横 河電機株式会社内 審査官 坂田 誠 (56)参考文献 特開 平4−278022(JP,A) 特開 昭62−293072(JP,A) 実開 昭55−88646(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A01F 25/14 A01F 25/00

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】内部に被貯蔵物を収容する容器と、 この容器の外周を隙間を介して覆うカバーと、 容器とカバーとの隙間を複数部分に仕切る仕切り壁と、 容器外側壁とカバー内側壁と各仕切り壁とによって形成
    されるダクトに雪あるいは氷塊の熱エネルギーを利用し
    て得られた冷却媒体を供給する冷却媒体供給手段とを備
    え、 仕切り壁は、サイロの上下方向に配列するように設けら
    れ、冷却媒体をカバーの外周面温度分布に応じて上下方
    向に仕切られたダクトを選択し供給することを特徴とす
    サイロシステム。
  2. 【請求項2】容器内の温度を検出する温度センサを設
    け、この温度センサからの信号に基づいてダクトに流す
    冷却媒体の流量を制御することを特徴とする請求項1の
    サイロシステム。
  3. 【請求項3】内部に被貯蔵物を収容する容器と、 この容器の外周を隙間を介して覆うカバーと、 容器とカバーとの隙間を複数部分に仕切る仕切り壁と、 容器外側壁とカバー内側壁と各仕切り壁とによって形成
    されるダクトに雪あるいは氷塊の熱エネルギーを利用し
    て得られた冷却媒体を供給する冷却媒体供給手段とを備
    え、 容器内の温度を検出する温度センサを設け、この温度セ
    ンサからの信号に基づいてダクトに流す冷却媒体の流量
    を制御することを特徴とするサイロシステム。
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