JP3230667U - 自動給水ポンプ - Google Patents
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Abstract
【課題】 所定の水位に達したらポンプによる給水を自動的に停止させる自動給水ポンプを提供する。【解決手段】 モータを内蔵するポンプ本体6と、一対の電極端子12、13を備え、一対の電極端子12、13間が通電状態の場合にモータ17の作動させる制御装置10と、電気ケーブル18aを介して接続されて給水先に配設するためのフロートスイッチであって、所定の停止水位S以上の水位の時にオフとなって前記一対の電極端子12,13間を非通電状態とし、前記停止水位より低い水位の時にオンとなって前記一対の電極端子12,13間を通電状態とするフロートスイッチ18と、を備える。【選択図】 図1
Description
本考案は、ポンプを用いて貯水部に給水する際に、貯水部の水位を制御する自動給水ポンプに関する。
従来、水中ポンプには、フロートスイッチや電極式センサーといった水位センサーを備え、水位を制御できる自動ポンプが知られている(例えば特許文献1〜4)。
また、水位検出器を備えない通常の水中ポンプのコンセントを差し込むことで、通常の水中ポンプに自動ポンプの機能を持たせる水位制御用フロートスイッチ(非特許文献1等)も知られている。この水位制御用フロートスイッチは、図4に示すように、水中ポンプ1の電源プラグ2を水位制御用フロートスイッチ3のコンセント4に差込むことで、水位制御用フロートスイッチ3が起動水位Hと停止水位Lとの間に位置したときに水中ポンプ1が起動し、水位制御用フロートスイッチ3が停止水位Lに位置すると水中ポンプ1は停止する。これにより、水中ポンプ1の空回りが防止される。起動水位Hの調節は、図4に示す例ではフロートスイッチ3のケーブル5を固定する位置を調節することによりなされる。水位制御用フロートスイッチ3は、フロートスイッチの傾きによってオンオフするa接点(ノーマルオープン)のスイッチが内蔵されており、所定水位以下での水中ポンプの空回りを確実に防止するようになっている。錘Wは、フロートスイッチ3の傾きを制御するためにケーブル5に取り付けられている。
また、自動ポンプの一種として、電極式の水位センサーを備える残水残水処理ポンプも知られている(特許文献5)。この残水処理ポンプは、図5に示すように、モータやインペラ等を内蔵したポンプ本体6と、ポンプ本体6から延伸した吸込みホース7と、吸込みホース7の先端の吸込み口7aと、吸込み口7aの周辺に配置された一組の電極8、9と、一組の電極8、9間の通電(導通)を検知して、ポンプ本体6の稼働を制御する制御装置10とを備えている。一対の電極8,9は、延長ケーブル11を介して、制御装置10の電極端子12,13と接続されている。一対の電極8、9が水溜14等の水中に水没しているときに、ポンプ本体6内のモータが駆動し、吸込み口7aから吸い上げた水を別のタンク15等に吐出ホース16の吐出口16aから排水するようになっている。
株式会社桜川ポンプ製「自動水位制御用フロートスイッチLSシリーズ」、[online]、[令和2年10月9日検索]、インターネット<https://www.sakuragawa.co.jp/itemseries/detail.php?id=44>
しかしながら、上記従来の自動ポンプ又は水位制御用フロートスイッチは、いずれもある水位に達したら、電極式センサー又はフロートスイッチで検出して排水するものである。そのため、ある水位に達するまで給水を行い、ある水位に達したら自動的に給水を停止することはできない。
そこで、本考案は、所定の水位に達したらポンプによる給水を自動的に停止させる自動給水ポンプを提供することを主たる目的とする。
上記目的を達成するため、本考案に係る自動給水ポンプは、モータを内蔵するポンプ本体と、一対の電極端子を備え、前記一対の電極端子間が通電状態の場合に前記モータを作動させる制御装置と、電気ケーブルを介して接続されて給水先に配設するためのフロートスイッチであって、所定の停止水位以上の水位の時にオフとなって前記一対の電極端子間を非通電状態とし、前記停止水位より低い水位時にオンとなって前記一対の電極端子間を通電状態とするフロートスイッチと、を備えている。
前記ポンプ本体に吸込みホースが接続され、延長ケーブルを介して接続され、前記吸込みホースの吸込み口の周辺に配置された一対の電極を更に備え、前記フロートスイッチ及び前記一対の電極は、前記一対の電極が通電状態にあり且つ前記フロートスイッチが前記停止水位より低い水位の時に前記一対の電極端子間を通電状態とし、前記一対の電極が非通電状態にあるか或いは前記フロートスイッチが前記停止水位以上の水位の時に前記一対の電極端子間を非通電状態とするように構成されていることが好ましい。
前記一対の電極の一方と前記一対の電極端子の一方との間に前記フロートスイッチが直列接続されており、前記一対の電極の他方と前記一対の電極端子の他方とが接続されていることが好ましい。
本考案に係る自動給水ポンプによれば、所定の水位に達したらポンプによる給水を自動的に停止させることができる。
本考案に係る自動給水ポンプの実施形態について、以下に図1〜図2を参照して説明する。従来技術を含めて、全実施形態を通じ、同一又は類似の構成要素には同符号を付している。
先ず、本考案に斯かる自動給水ポンプの第1実施形態について、図1を参照して説明する。第1実施形態の自動給水ポンプ1Aは、図1に示すように、モータ17を内蔵するポンプ本体6と、一対の電極端子12、13を備え、一対の電極端子12、13間が通電状態の場合にモータ17を作動させる制御装置10と、一対の電極端子12、13に電気ケーブル18aを介して接続されたフロートスイッチ18と、を備えている。
ポンプ本体6は、吐出ホース16及び吸込みホース7が接続されている。吸込みホース7の吸込み口7aは、水溜14に水没させられている。吸込みホース7の吸込み口7aは、カップ状の吸込みヘッドを備えている。吐出ホース16の吐出口16aは、給水先であるタンク15の水面より高い位置に設置される。自動給水ポンプ1Aは、公知の自吸式の残水自動ポンプであり、モータ17が駆動することにより、ポンプ本体6内部のインペラ19が回転し、吸込みホース7から水を吸い込み、吐出ホース16から吐出する。電極12,13の防水施工容易性の観点からは、ポンプ本体6は、水中設置タイプよりも図示例の陸上設置タイプのものが好ましい。なお、自吸式ポンプとは、運転前にポンプにだけ呼び水をすれば、運転が始まるとポンプ自身の力で吸込管の空気を排出し、揚水出来るポンプのことであり、非自吸式のポンプとは、吸上仕様の場合、吸込配管の先にフート弁を付け、吸込配管とポンプに水を満水させ揚水するポンプのことである。
制御装置10は、公知の電極式センサー用の制御装置を用いることができる。一対の電極端子12、13に電気ケーブル18aを介して接続されるフロートスイッチ18は、b接点(ノーマルクローズ)のフロートスイッチを用いることができる。
図示例においては、フロートスイッチ18を吊り下げるケーブル5の取付位置等を調整して電気ケーブル18aに取り付けられた錘W及びフロートスイッチ18の高さ位置を調節することにより、フロートスイッチ18の検知水位を調節し、停止水位を変更することができる。
上記構成を有する自動給水ポンプ1Aの使用時、フロートスイッチ18は、給水先であるタンク15内に配設される。自動給水ポンプ1Aの電源を入れると、フロートスイッチ18は、水位が低い間は、内蔵スイッチがオン(ON)になっていて、それにより、一対の電極端子12、13間が導通しており、内蔵のモータ17が作動し、吐出ホース16からタンク15内に送水し続ける。タンク15内の水位が上昇し、フロートスイッチ18が浮上して、停止水位Sに達すると、内蔵のb接点スイッチがオフ(OFF)となり、一対の電極端子12、13間が非通電状態となって、制御装置10は、停止信号を受けることにより、内蔵のモータ17を停止し、タンク15への給水を停止する。即ち、フロートスイッチ18は、設定された所定の停止水位S以上の水位(停止水位S及びそれより高い水位)の時はオフとなっており、停止水位Sより低い水位の時にオンとなっている。
吐出ホース16の吐出口16aをタンク15の水面より高い位置に設置することにより、給水停止後におけるサイフォン現象による逆流が防止される。ポンプ本体6に逆止弁を内蔵することにより、吐出口16aがタンク15の水中に没しても逆流を阻止できるようにしてもよい。或いは、吐出口16aを水溜14の水面Wより高い位置に設置することにより、ポンプ停止後にもサイフォン現象によるオーバーフィードを防止することもできる。
次に、本考案に斯かる自動給水ポンプの第2実施形態について、図2及び図3を参照して説明する。第2実施形態の自動給水ポンプ1Aは、延長ケーブル11を介して接続された電極8、9が、吸込みホース7の吸込み口7aの周辺に配置されている。
図3を参照して、フロートスイッチ18が、電極8と電極端子12との間に直列接続されている。具体的には、フロートスイッチ18に内蔵されているb接点スイッチ18aが、電極8と電極端子12との間に直列接続されている。電極9は電極端子13に直接接続されている。
第2実施形態の自動給水ポンプ1Bによれば、以下の作動をする。一対の電極8、9の両方が水没していて且つ所定の停止水位Sより低い水位の場合には、電極8、9間は通電状態にあり、フロートスイッチ18は沈下していて内蔵のb接点スイッチ18aもオン状態(ON状態)にあるため、電極端子12、13間が通電状態となり、制御装置10がモータ17を作動させ、水溜14内の水を吸い込んで、吐出ホース16からタンク15に給水する。
一方、水溜14内の水位が下がって電極8、9の少なくとも一方が水面上に位置するか、或いは、タンク15内の水位が上昇して所定の停止水位Sに達すると、電極8、9間が絶縁状態となるか、フロートスイッチ18の内蔵b接点スイッチ18aがオフ(OFF)となり、電極端子12、13間が非通電状態となって、制御装置10はモータ17を停止させることにより、低水位によるモータ17の空回り運転を防止するとともに、タンク15を所定の停止水位Sで給水停止する。
本考案に斯かる自動給水ポンプは、上記実施形態に限定解釈されず、本考案の趣旨を逸脱しない範囲において変更が可能である。
1A、1B 自動給水ポンプ
5 ケーブル
6 ポンプ本体
7 吸込みホース
8,9 電極
10 制御装置
11 延長ケーブル
12,13 電極端子
16 吐出ホース
17 モータ
18 フロートスイッチ
18a 電気ケーブル
5 ケーブル
6 ポンプ本体
7 吸込みホース
8,9 電極
10 制御装置
11 延長ケーブル
12,13 電極端子
16 吐出ホース
17 モータ
18 フロートスイッチ
18a 電気ケーブル
Claims (3)
- モータを内蔵するポンプ本体と、
一対の電極端子を備え、前記一対の電極端子間が通電状態の場合に前記モータを作動させる制御装置と、
電気ケーブルを介して接続されて給水先に配設するためのフロートスイッチであって、所定の停止水位以上の水位の時にオフとなって前記一対の電極端子間を非通電状態とし、前記停止水位より低い水位の時にオンとなって前記一対の電極端子間を通電状態とする前記フロートスイッチと、
を備えることを特徴とする自動給水ポンプ。 - 前記ポンプ本体に吸込みホースが接続され、
延長ケーブルを介して接続され、前記吸込みホースの吸込み口の周辺に配置された一対の電極を更に備え、
前記フロートスイッチ及び前記一対の電極は、前記一対の電極が通電状態にあり且つ前記フロートスイッチが前記停止水位より低い水位の時に前記一対の電極端子間を通電状態とし、前記一対の電極が非通電状態にあるか或いは前記フロートスイッチが前記停止水位以上の水位の時に前記一対の電極端子間を非通電状態とするように構成されていることを特徴とする請求項1に記載の自動給水ポンプ。 - 前記一対の電極の一方と前記一対の電極端子の一方との間に前記フロートスイッチが直列接続されており、前記一対の電極の他方と前記一対の電極端子の他方とが接続されていることを特徴とする請求項2に記載の自動給水ポンプ。
Priority Applications (1)
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JP2020005268U JP3230667U (ja) | 2020-12-04 | 2020-12-04 | 自動給水ポンプ |
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JP2020005268U JP3230667U (ja) | 2020-12-04 | 2020-12-04 | 自動給水ポンプ |
Publications (1)
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Family
ID=74529537
Family Applications (1)
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JP2020005268U Active JP3230667U (ja) | 2020-12-04 | 2020-12-04 | 自動給水ポンプ |
Country Status (1)
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JP (1) | JP3230667U (ja) |
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2020
- 2020-12-04 JP JP2020005268U patent/JP3230667U/ja active Active
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