JP3230479U

JP3230479U - 顔面保護具

Info

Publication number: JP3230479U
Application number: JP2020004891U
Authority: JP
Inventors: 正修佐山
Original assignee: COSMOTECH CO., LTD.
Current assignee: COSMOTECH CO., LTD.
Priority date: 2020-10-26
Filing date: 2020-10-26
Publication date: 2021-02-04
Anticipated expiration: 2030-10-26

Abstract

【課題】暑い場所でも清涼感のある顔面保護具を提供する。【解決手段】首掛け式送風機１のファン部７に保護板保持部３を設け、面ファスナーを介して透明で湾曲性のある保護板２を設け、保護板の下中央部に半円形状の開口部（空気吸込み口８）を設け、ファンの電源として充電池を設ける。【選択図】図１

Description

本考案は、充電池とファンを設けた送風機能付きの顔面保護具に関するものである。

従来、顔面を飛沫から保護する目的で顔面保護具が使用されて来た。

特開２００５−２８７５６１号公報

従来、顔面保護具は外部の空気と保護板で遮断されてしまうため、装着者の呼気により顔周辺には熱い空気と湿度が充満して不快になり、また保護板が白く曇り、前方の視認性が悪化していた。通常屋内で空調の整った場所であればあまり問題は無いが、屋外で使用する場合、温度が高い時期には保護板内部の温度、湿度が上がり問題となる。

本考案はこのような問題を解決するため、保護板下部に吸入口を設けることにより、保護板内の上昇気流による換気を促し、さらに首掛け式のファンを設け空気を保護具の内部へ送風する。また、ファンは充電池で動作する構成とする。

上述の様に、本考案の送風機能付き顔面保護具は、保護板下部に吸入口とファンを設ける事によって暑い時期でも装着者が不快にならず使用でき、しかもファンの電源に充電池を使用しており、繰り返し充電して使用出来る。

本考案の第一の実施形態の構成図である。本考案の第一の実施形態の電気接続ブロック図である。

首掛け式送風機のファン部に保護板保持部を設け、該保護板保持部に面ファスナーを介して透明な顔面保護板を設ける。また、ファンの電源として充電池を送風機内部に設け、外部のＵＳＢ充電器からＵＳＢケーブルを介して充電する事ができる構成とする。

この考案にかかる好適な第一の実施形態を図面に基づいて説明する。図１において、この考案にかかる顔面保護具の実施形態の構成図を示すと首掛け式送風機１、保護板２、保護板保持部３、面ファスナー４を有する。

装着者の首に掛けるため本体が湾曲した形で構成された首掛け式送風機１の両端に設けられたファン７の上側に前記保護板保持部３が設けられ、該保護板保持部３に前記面ファスナー４が設けられている。該保護板保持部３は左右の前記ファン７にそれぞれ設けられている。

一方、前記面ファスナー４の裏面には保護板２の左右が結合されている。つまり、該保護板２は該面ファスナー４を介して前記保護板保持部３に結合されている。該保護板２は透明で湾曲性のある材料で構成され、横方向に顔面に沿って湾曲して設けられている。また、該保護板２は装着者の額より上まで設けられ、下側は装着者の首の下部まで覆い前方からの飛沫が顔面にかかるのを防止する機能がある。更に該保護板２の下中央部は半円形状の開口部が設けられ、該保護板２内部へ空気を取り込み易くする効果がある。

前記首掛け式送風機１の前記ファン７は本体内側の空気吸込み口８から空気を吸い込み、該首掛け式送風機１内部を通って本体上部の空気吹出し口９から空気を吹出し、装着者の首を冷却する効果がある。

使用者が本実施例の保護具を装着する際には、前記面ファスナー４で前記保護板２を取り外した状態で前記首掛け式送風機１を首に掛けた後、該保護板２を前記面ファスナー４で前記保護板保持部３に結合する。

また、図２に本実施例の電気接続ブロック図を示す。前記首掛け式送風機１の本体にスイッチ（図示せず）、制御部６と充電池５が設けられ、該スイッチ（図示せず）は該制御部６に接続されファンの電源オンとオフを切り替える作用をする。前記ファン７は該制御部６を介して該充電池５が接続され回転する仕組みとなっている。また、該充電池５は該制御部６に設けられたＵＳＢコネクタ（図示せず）に、外部のＵＳＢ充電器からＵＳＢケーブルを接続して充電する事ができる構成となっている。

上述の通り、ファンで保護板開口部より取り込んだ外部の空気を保護板内部へ送風する事で、顔面保護具の内部温度、湿度の上昇を軽減する事が出来る顔面保護具を構成する事ができる。

なお、本考案は、前記実施形態に限定されるものではなく、本考案の目的を達成できる範囲における構成や形態をも含むものである。例えば、ファンの電源に充電池の他に乾電池を追加して設けスイッチで切り換える事も考えられる。

本考案は、顔面前方から飛散する飛沫の防止、および装着者の口から飛散する飛沫の防止に適している。

１首掛け式送風機
２保護板
３保護板保持部
４面ファスナー
５充電池
６制御部
７ファン
８空気吸込み口
９空気吹出し口

Claims

本体が首に掛けるため湾曲した形で構成され、該本体の両端に内側から空気を吸い込む方向にファンが設けられ、該ファンの上側に保護板保持部が設けられ、該保護板保持部には面ファスナーを介して透明な保護板がそれぞれ固定され、該保護板は装着者の額より上の位置まで顔面を覆い、該保護板の下側は装着者の首の下側まで覆い、該保護板の下側中央部に半円形の開口部が設けられ、該保護板は横方向に対して曲面状に設けられ、前記本体上部に空気吹出し口が設けられ、前記ファンのよって吸い込んだ空気が該空気吹き出し口から吹き出され、前記ファンの電源が充電池で構成され、該充電池が本体内部に設けられ、該充電池が本体外部のＵＳＢ充電器からＵＳＢケーブルを接続して充電する構成になっている送風機能付き顔面保護具。