JP2019163556A - 手術用マスクの吸気構造 - Google Patents

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土居 正雄
Masao Doi
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Abstract

【課題】吸気の作動音が気にならずにマスク内の空気を換気することができる手術用マスクの吸気構造を提供する。【解決手段】マスク1の下に吸気カップ3が装着され、マスク1内の熱気や湿気は吸気チューブ6により強制的にマスク1外へ排出される。そのためマスク1をしてもドクターDが不快に感じることはない。排気ポンプ8はドクターDの頭から離れた腰部に装着されているため、排気ポンプ8の作動音が気にならない。【選択図】図1

Description

本発明は手術用マスクの吸気構造に関する。
手術を行うドクターの口と鼻は手術用のマスクにより覆われる。手術用のマスクは単体でドクターの顔面に装着されるものもあれば、着衣と一体になっているものもある。マスクにはストラップが設けられ、そのストラップをドクターの頭部の後側に回して縛ることによりマスクはドクターの顔面に装着される。手術中はドクターがこのマスクを外すことはなく、ずっと装着したままの状態である。
ドクターの口と鼻はずっとマスクにより覆われるため、マスクの内部にはドクターの呼吸による熱気と湿気が充満し、ドクターが不快感を感じる場合がある。またドクターがメガネを掛けている場合は、そのメガネが湿気により曇ったりすることがあった。そのため、マスクを立体的なフィルタ成形品で形成し、それに小型の吸気ファンを取付けて、マスク内の空気を強制的に換気するものが提案されている(例えば、特許文献1参照)
特表2003−500178号公報
しかしながら、このような関連技術にあっては、マスクに吸気ファンを設けていたため、吸気ファンの作動音がドクターの顔の近くですることとなり、ドクターはその作動音がとても気になっていた。
本発明は、このような関連技術に着目してなされたものであり、吸気の作動音が気にならずにマスク内の空気を換気することができる手術用マスクの吸気構造を提供することを目的としている。
本発明の第1の技術的側面によれば、左右に設けられた耳掛け紐をドクターの耳に掛けた状態で手術用マスクと顔面との間に装着され、装着された状態で顔面との間に内部空間を形成するカップ形状で、吸気チューブの一端が接続されると共に少なくとも一部に通気部が形成された吸気カップと、ドクターの頭部から離れた体の一部に装着され、吸気チューブの他端が接続される携帯型の排気ポンプと、から構成されることを特徴とする。
本発明の第2の技術的側面によれば、吸気カップが樹脂成形品で、通気部が開口であることを特徴とする。
本発明の第3の技術的側面によれば、排気ポンプがドクターの腰部に装着されることを特徴とする。
本発明の第1の技術的側面によれば、マスクの下に吸気カップが装着され、その吸気カップに吸気チューブが設けられているため、マスク内の熱気や湿気は吸気チューブにより強制的にマスク外へ排出される。従ってドクターが不快に感じることはなく、ドクターがメガネを掛けている場合も、そのメガネが湿気により曇ることもない。排出された熱気と湿気の代わりに新鮮な空気がマスク内に取り入れられるため、ドクターの呼吸も楽になる。吸気チューブの他端が接続される排気ポンプはドクターの頭から離れた体の一部に装着されているため、排気ポンプの作動音が気にならない。
本発明の第2の技術的側面によれば、吸気カップが樹脂成形品で、通気部が開口であるため、大量生産しやすい。
本発明の第3の技術的側面によれば、排気ポンプの装着場所がドクターの腰部のため、ベルト等を利用して装着しやすい。
マスクの下に吸気カップを装着したドクターを示す斜視図。 吸気カップを示す斜視図。 吸気カップを示す断面図。
図1〜図3は本発明の好適な実施形態を示す図である。
手術用のマスク1には左右にストラップ2が2本ずつ設けられており、そのストラップ2をドクターDの頭部の後部に回して縛ることにより、マスク1は口と鼻を覆った状態で顔面に装着される。このマスク1はドクターDの着衣と一体になったタイプもあるが、この実施形態では単体で顔面を覆うタイプである。
マスク1とドクターDの顔面との間には吸気カップ3が予め装着されている。吸気カップ3はドクターDの口と鼻を覆うサイズのカップ形状で、顔面との間に内部空間Sが形成される。鼻と口が内部空間S内に位置するため、吸気カップ3が口や鼻と密着せず、ドクターDは呼吸や会話を容易に行うことができる。この吸気カップ3は大量生産可能な樹脂成形品で、前面には通気部として格子状に区切られた開口4が形成されている。通気部が単なる開口4のため製造が簡単で大量生産しやすくコスト的に有利である。
吸気カップ3の左右には耳掛け紐5が取付けられている。この耳掛け紐5を耳11に掛けることにより、吸気カップ3は顔面に装着される。
吸気カップ3の左側面には柔軟性を有する吸気チューブ6の一端が接続される。吸気カップ3には内部空間Sと連通した筒部7が突設され、そこに吸気チューブ6の一端を差し込んで容易に接続することができる。
吸気チューブ6の他端はドクターDの腰部に専用ベルトで装着された携帯型の排気ポンプ8に接続されている。排気ポンプ8は排気口9を有し、吸気チューブ6を介して吸引した空気をここから排出することができる。吸気チューブ6が柔軟性を有するため、ドクターDの頭部の自由な動きを邪魔しない。また排気ポンプ8は電源を内蔵しており、ドクターDの自由な移動を邪魔しない。
ドクターDが手術を行う際は排気ポンプ8のスイッチを入れて、吸気カップ3内の空気をドクターDの呼気と一緒に吸気チューブ6を介して吸引し、排気ポンプ8の排気口9から腰部付近へ排出する。
吸気カップ3の内部空間Sを吸引すると、新鮮な空気がマスク1と開口4を通過して内部空間Sに取り入れられ、内部空間S内の熱気や湿気は取り入れられた空気と一緒に排出される。そのためドクターDは呼吸が楽になり、不快感を感じることはない。また吸気カップ3内の湿気がマスク1と顔面との隙間から上方へもれ出すこともなく、ドクターDがメガネ10を掛けている場合も、そのメガネ10が湿気により曇ることはない。
吸気カップ3内の空気を吸引している排気ポンプ8はドクターDの耳11から離れた腰部に装着されているため、排気ポンプ8の作動音が気にならない。
尚、以上の説明では、吸気カップ3を樹脂成形品で形成する例を示したが、全体的に通気性を有する立体形状のフィルタ成形品であっても良い。そうすると全体が通気部となり、あえて通気部を形成する必要がなくなる。
また排気ポンプ8をドクターDの腰部に装着する例を示したが、排気ポンプ8は専用肩掛けベルトを用いてドクターDの背中に装着しても良い。
1 マスク
3 吸気カップ
4 開口(通気部)
5 耳掛け紐
6 吸気チューブ
8 排気ポンプ
D ドクター
S 内部空間

Claims (3)

  1. 左右に設けられた耳掛け紐をドクターの耳に掛けた状態で手術用マスクと顔面との間に装着され、装着された状態で顔面との間に内部空間を形成するカップ形状で、吸気チューブの一端が接続されると共に少なくとも一部に通気部が形成された吸気カップと、
    ドクターの頭部から離れた体の一部に装着され、吸気チューブの他端が接続される携帯型の排気ポンプと、
    を具備することを特徴とする手術用マスクの吸気構造。
  2. 吸気カップが樹脂成形品で、通気部が開口であることを特徴とする請求項1記載の手術用マスクの吸気構造。
  3. 排気ポンプがドクターの腰部に装着されることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の手術用マスクの吸気構造。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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