JP3230454U - 加熱非燃焼カートリッジの代わりに用いる加熱非燃焼植物加熱棒 - Google Patents

Abstract

【課題】加熱非燃焼カートリッジの代わりに用いる加熱非燃焼植物加熱棒を提供する。【解決手段】加熱非燃焼植物加熱棒は、薄型パイプ１と、ＦＤＡレベルまたは食用レベルの特定形状シリカパイプ２と、２つのパイプ１、２を充填する紙パイプ３および紙パイプの外部に貼られる食用レベルのシール４と、を含む。薄型パイプ１内には密度が適当な植物スライスが充填されている。吸煙の快適性がよく、冷却の効果がよく、吸煙の安全性が高いという効果を獲得することができる。【選択図】図３

Description

本考案は、加熱非燃焼型植物加熱棒および紙製品の包装技術に属し、特に、加熱非燃焼型植物「お茶、ジンコウ（沈香）、ユリ（百合）、リリー（lily）、モクセイ（木犀）等」加熱棒（非燃焼器具を加熱することにより吸い込む）を製造する方法に関するものである。

加熱非燃焼植物加熱棒は電気加熱装置で植物材料を加熱することにより獲得する植物製品であり、それを加熱する最高の温度が３８０度を超えないので、植物の化学成分が熱分解（Pyrolysis）され、不充分な燃焼による反応物を減少させ、気体中の有害化学成分と生物的毒性を大幅に低減し、使用者と環境に与える影響を大幅に減少させることができる。加熱非燃焼装置で加熱非燃焼植物加熱棒を加熱することを制御することにより一回目の有害成分と二回目の有害成分を減少させることができる。菲莫国際（Philip Morris International）会社が出品した加熱不燃焼巻きたばこｉＱＯＳに用いられるキセルMarlboro HeatSticksにおいて、シガレットホルダーに圧縮ギャザーＰＬＡ薄膜冷却材料を用いることによりキセル内の気流の温度を下げる。イギリスとアメリカのｇｌｏ製品は円周方向に加熱する方法を採用し、超細いＫｅｎｔタバコに紙製中空シガレットホルダーを用いることによりタバコ気体の温度を下げる。韓国株式会社ＫＴ＆Ｇが出品するｌｉｌは中心針加熱方法を採用し、Ｆｉｉｔキセルに含まれる繊維織物によりキセル内の気流の温度を下げる。中国四川の中煙会社の「寛窄」は圧縮ギャザーアルミ箔複合紙を採用することにより温度を下げ、温度を下げる部位の長さは１８ｍｍである。中国湖北の中煙会社の「ＭＯＫ」キセルは長さが２０ｍｍである圧縮ギャザーＰＬＡを用いることにより温度を下げる。中国雲南の中煙会社の「ＭＣ」は長さが１０ｍｍである圧縮ギャザーＰＬＡを用いる。以上のとおり、従来の技術において加熱不燃焼巻きたばこの煙の温度を下げる方法として、キセルの冷却区域の接触面積と導熱係数を増加させるとともにＰＬＡ材料が加熱されるとき柔軟化されることにより熱を吸収し、物理的冷却効果を獲得することができるが、シガレットホルダーの温度が高すぎる問題を完全に解決することができない。シガレットホルダーの温度が高すぎることにより吸煙者の体験に影響を与え、かつ温度が高い煙は食道癌と呼吸系癌を誘発する重要な原因になるおそれがある。

前記問題を解決するため、本考案の目的は、冷却の効果がよく、吸煙の快適性がよく、安全性が高く、加熱非燃焼カートリッジの代わりに用いる加熱非燃焼植物加熱棒を提供することにある。

前記目的を実現するため、本考案の実施例において加熱非燃焼植物加熱棒を提供する。その加熱非燃焼植物加熱棒は、薄型（または粒子または粉末）パイプ、ＦＤＡレベルまたは食用レベルの特定形状シリカパイプ、前記２つのパイプを充填する紙パイプおよび紙パイプの外部に貼られる食用レベルのシールを含む。前記２つのパイプは緊密に連結され、薄型（または粒子または粉末）パイプ内には密度が適当な植物スライス（または粒子または粉末）が充填されている。

本考案の効果は、吸煙の快適性がよく、冷却の効果がよく、吸煙の安全性が高いということにあり、かつ製品の製造過程と製品の原料が中華人民共和国の煙草専売法中の所定の法律条項を違反することを防止することができる。薄型（または粒子または粉末）パイプ内の充填物が加熱されるとき、煙は吸力により特定形状シリカパイプの各部分を通過しながら衝突し、特定形状シリカパイプの吸熱と冷却により煙の温度が高すぎる問題を防止し、吸煙の快適性と安全性を確保することができる。本考案の構造は中華人民共和国の煙草専売法が定めた原料、補助原料等の煙草専売製品に係っておらず、製造過程は中華人民共和国の煙草専売法が定めたいずれかのタバコ製造専門装置に係っていないので、中華人民共和国の煙草専売法中の法律条項を違反することを防止することができる。

本考案の実施例の構成部分を示す分解構造図である。 本考案の実施例の組合せ状態を構造図である。 本考案の断面構造を示す図である。 本考案の構成部分１を示す断面図である。 本考案の構成部分２を示す断面図である。

以下、明細書と図面により本考案をより詳細に説明する。

図１〜図５に示すとおり、加熱非燃焼植物加熱棒は、薄型（または粒子または粉末）パイプ１、ＦＤＡレベルまたは食用レベルの特定形状シリカパイプ２、前記２つのパイプを充填する紙パイプ３および紙パイプの外部に貼られる食用レベルのシール４を含む。薄型（または粒子または粉末）パイプ１とＦＤＡレベルまたは食用レベルの特定形状シリカパイプ２は連通し、薄型（または粒子または粉末）パイプ１とＦＤＡレベルまたは食用レベルの特定形状シリカパイプ２は紙パイプ３内に取り付けられ、紙パイプ外部の食用レベルのシール４は紙パイプ３上に貼られる。当該加熱非燃焼植物加熱棒の前部の２つの部分は緊密に連結され、当該加熱非燃焼植物加熱棒の後部の２つの部分は緊密に接触している。また、特定形状シリカパイプ２の材料としてＦＤＡレベルまたは食用レベルのシリカが用いられる。

本考案を使用するとき、薄型（または粒子または粉末）パイプ１内の適当な密度を有している（所定の密度の）スライス（または粒子または粉末）は加熱され、吸力によりＦＤＡレベルまたは食用レベルの特定形状シリカパイプ２を通過する気体が衝突することにより気体の温度は大幅に下がり、かつ温度が大幅に下がった気体が口内に吸い込まれることができるので、安全性と快適性がよい吸煙体験を獲得することができる。

前記実施例は本考案の例示にしか過ぎないものである。本技術分野の技術者は、本考案の要旨を逸脱しない範囲において加熱非燃焼植物加熱棒の直径、長さ、加熱棒管体（薄型パイプ）１内の充填物および図１に示される紙パイプ外部の食用レベルのシール４の長さの比を変更させることができ、それらがあっても本考案に含まれることは勿論である。

Claims (5)

1. 加熱非燃焼カートリッジの代わりに用いる加熱非燃焼植物加熱棒であって、
   前記加熱非燃焼植物加熱棒は、
   薄型パイプと、
   特定形状シリカパイプと、
   前記２つのパイプを充填する紙パイプと、
   紙パイプの外部に貼られるシールと、
   を含むことを特徴とする加熱非燃焼植物加熱棒。
2. 当該加熱非燃焼植物加熱棒の前部の２つの部分は緊密に連結され、当該加熱非燃焼植物加熱棒の後部の２つの部分は緊密に接触する含むことを特徴とする請求項１に記載の加熱非燃焼植物加熱棒。
3. 前記薄型パイプ内には所定の密度の植物スライスが充填されることを特徴とする請求項１に記載の加熱非燃焼植物加熱棒。
4. 前記特定形状シリカパイプの材料として、ＦＤＡレベルまたは食用レベルのシリカを用いることを特徴とする請求項１に記載の加熱非燃焼植物加熱棒。
5. 前記シールは食用レベルのシールであることを特徴とする請求項１に記載の加熱非燃焼植物加熱棒。