JP3230418U - 板材連結具 - Google Patents

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冠佑 李
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Abstract

【課題】板材の厚さに対して厚さが異なる他の板材であっても容易に連結可能とし、汎用性を大幅に向上させた板材連結具を提供する。【解決手段】板材連結具は、移動部材20及び移動部材21がそれぞれ連結具本体11に接近したとき、移動部材20の斜面と連結具本体21の当接面とで上側板1を挟み込むとともに、移動部材21の斜面と連結具本体11の当接面とで下側板2を挟み込み、さらに移動部材20の斜面と移動部材21の斜面とで棚板3を挟み込み、上側板1、下側板2、及び棚板3を連結するように構成した。【選択図】図6

Description

本考案は、複数の板材を挟み込んで板材同士を連結する板材連結具に関する。
従来、板材を連結する板材連結具には、例えば特許文献1に記載された技術がある。この技術は、ブロック状や球状等の所望の形状に形成された透明の樹脂部材からなる連結具本体に、板材を支持する溝を複数交差する方向に設け、これらの溝に板材の端部を嵌め込んで板材同士を連結している。
特開2007−2960号公報
ところで、上記特許文献1に記載された技術は、板材の端部を嵌め込み、板材を支持する上記溝の幅があらかじめ設定された幅に形成されているため、上記溝の幅以外の板厚に端部が形成された板材の場合には、嵌め込むことができないか、あるいは嵌め込むことができたとしても固定することができないこととなる。その結果、上記特許文献1に記載された技術は、連結する板材の端部の板厚が規定されることから、極めて汎用性が低いという問題がある。
本考案は、上記事情を考慮してなされたものであり、第1〜第3の板材の厚さに対して厚さが異なる他の第1〜第3の板材であっても容易に連結可能とし、汎用性を大幅に向上させた板材連結具を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、請求項1に記載の考案は、第1の板材と第2の板材が同一の方向に配置され、これら第1の板材と前記第2の板材に対して垂直方向に配置された第3の板材を互いに連結する板材連結具であって、前記第1の板材と当接する第1の当接面と、前記第2の板材と当接する第2の当接面とを有する連結具本体と、前記連結具本体の第1の当接面と対向するように配置された第1の押圧面と、前記第3の板材と対向可能に配置された第2の押圧面とを有する第1の移動部材と、前記連結具本体の第2の当接面と対向するように配置された第3の押圧面と、前記第3の板材と対向可能に配置された第4の押圧面とを有する第2の移動部材と、前記連結具本体に前記第1の移動部材及び前記第2の移動部材を連結し、操作部材を操作することによって、前記第1の移動部材及び前記第2の移動部材を前記連結具本体に接近する方向に移動させるとともに、前記第1の移動部材と前記第2の移動部材が互いに接近する方向に移動させる連結機構と、を備え、前記第1の移動部材及び前記第2の移動部材がそれぞれ前記連結具本体に接近したとき、前記第1の移動部材の前記第1の押圧面と前記連結具本体の前記第1の当接面とで前記第1の板材を挟み込むとともに、前記第2の移動部材の前記第3の押圧面と前記連結具本体の前記第2の当接面とで前記第2の板材を挟み込み、さらに前記第1の移動部材の前記第2の押圧面と前記第2の移動部材の前記第4の押圧面とで前記第3の板材を挟み込み、前記第1の板材、前記第2の板材、及び前記第3の板材を連結するように構成したことを特徴とする。
また、請求項2に記載の考案は、請求項1に記載の構成に加え、前記連結機構は、前記操作部材が前記連結具本体に配設されたねじからなり、前記ねじが螺合し該ねじを回転させることによって移動する移動体と、前記移動体の一方の連結部に回動可能に連結された第1の回動連結部と、前記第1の移動部材に回動可能に連結された第1の移動連結部とを有する第1の回動部材と、前記移動体の他方の連結部に回動可能に連結された第2の回動連結部と、前記第2の移動部材に回動可能に連結された第2の移動連結部とを有する第2の回動部材と、を備え、前記ねじを回転させることによって、前記移動体を移動させ、前記第1の回動部材及び前記第2の回動部材を介して前記第1の移動部材及び前記第2の移動部材を前記連結具本体に接近する方向に移動させるとともに、前記第1の移動部材と前記第2の移動部材が互いに接近する方向に移動させるように構成されていることを特徴とする。
また、請求項3に記載の考案は、請求項1又は2に記載の構成に加え、前記連結具本体の前記第1の当接面及び前記第2の当接面と、前記第1の移動部材の前記第1の押圧面及び前記第2の押圧面と、前記第2の移動部材の前記第3の押圧面及び前記第4の押圧面には、それぞれ前記第1の板材、前記第2の板材、又は前記第3の板材を係止する係止突起が複数形成されていることを特徴とする。
請求項1に記載の考案によれば、第1の移動部材及び第2の移動部材がそれぞれ連結具本体に接近したとき、第1の移動部材の第1の押圧面と連結具本体の第1の当接面とで第1の板材を挟み込むとともに、第2の移動部材の第3の押圧面と連結具本体の第2の当接面とで第2の板材を挟み込み、さらに第1の移動部材の第2の押圧面と第2の移動部材の第4の押圧面とで第3の板材を挟み込み、第1の板材、第2の板材、及び第3の板材を連結するように構成したので、第1〜第3の板材の厚さに対して厚さが異なる他の第1〜第3の板材であっても容易に連結可能とし、汎用性を大幅に向上させることができる。
また、請求項2に記載の考案によれば、請求項1に記載の考案の効果に加え、連結機構は、ねじを回転させることによって、移動体を移動させ、第1の回動部材及び第2の回動部材を介して第1の移動部材及び第2の移動部材を連結具本体に接近する方向に移動させるとともに、第1の移動部材と第2の移動部材が互いに接近する方向に移動させるように構成されていることにより、連結機構の構造を簡素化することができ、第1の移動部材及び第2の移動部材を確実に移動させることが可能となる。
また、請求項3に記載の考案によれば、請求項1又は2に記載の考案の効果に加え、連結具本体の第1の当接面及び第2の当接面と、第1の移動部材の第1の押圧面及び第2の押圧面と、第2の移動部材の第3の押圧面及び第4の押圧面には、それぞれ第1の板材、第2の板材、又は第3の板材を係止する係止突起が複数形成されているので、第1の板材、第2の板材、及び第3の板材を確実に係止することができる。
本考案の一実施の形態に係る板材連結具を適用した収納棚を示す分解斜視図である。 図1の板材連結具を示す斜視図である。 図2の板材連結具を示す分解斜視図である。 図3の各部材を示す平面図である。 図3の各部材を示す側面図である。 本実施の形態に係る板材連結具で板材を連結する前の状態を示す斜視図である。 本実施の形態に係る板材連結具で板材を連結した後の状態を示す斜視図である。
以下、本考案の一実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本考案の一実施の形態に係る板材連結具を適用した収納棚を示す分解斜視図である。図2は、図1の板材連結具を示す斜視図である。図3は、図2の板材連結具を示す分解斜視図である。図4は、図3の各部材を示す平面図である。図5は、図3の各部材を示す側面図である。
図1に示すように、本実施の形態に係る板材連結具10は、第1の板材としての上側板1と、第2の板材としての下側板2とが上下方向において同一の直線上に配置され、これら上側板1と下側板2に対して第3の板材としての棚板3が水平方向となるように互いに連結する。すなわち、棚板3は、上側板1と下側板2に対して90度の角度、つまり垂直方向となるように配置される。板材連結具10は、上側板1の下端部1aと、下側板2の上端部2aと、棚板3の端部3aとを互いに連結する。
板材連結具10は、図2に示すように、連結具本体11と、第1の移動部材としての移動部材20と、第2の移動部材としての移動部材21と、連結機構30とを備える。連結具本体11と、移動部材20及び移動部材21は、それぞれ合成樹脂によって一体に成形されている。これら移動部材20及び移動部材21は、互いに同一形状であって、同一構造に形成されている。
連結機構30は、図3に示すように操作部材としてのねじ31と、このねじ31が螺合する六角ナット32と、この六角ナット32が圧入して固定される移動体33と、第1の回動部材としての回動部材40と、第2の回動部材としての回動部材41と、を有する。これら回動部材40及び回動部材41は、互いに同一形状であって、同一構造に形成されている。
連結機構30は、連結具本体11に移動部材20及び移動部材21をそれぞれ連結し、ねじ31を回動操作することによって、移動部材20及び移動部材21を連結具本体11に接近する方向に移動させるとともに、移動部材20と移動部材21が互いに接近する方向に移動させる。
次に、上記各部材の形状及び構造を図3に基づいて説明する。
図3に示すように、連結具本体11は、平面視略T字状に形成され、その中央両側面にそれぞれガイド壁12,12が互いに対向して垂直方向に延びるように形成されている。これらのガイド壁12,12には、それぞれ長手方向に沿ってガイド孔としての長孔12a,12aが互いに対向するように形成されている。これらのガイド壁12,12の間には、ねじ31のねじ軸よりも大径で、そのねじ頭よりも小径のねじ挿通孔13が形成されている。このようにねじ挿通孔13を形成することで、このねじ挿通孔13にねじ31のねじ軸が挿通可能であって、ねじ挿通孔13の開口端にねじ頭が係止される。
連結具本体11は、内面側であってガイド壁12の両側に、それぞれ上側板1の下端部1aと当接する当接面(第1の当接面)14と、下側板2の上端部2aと当接する当接面(第2の当接面)15とを有している。これらの当接面14,15は、外面から同じ厚さに形成されることで、それぞれガイド壁12及びねじ挿通孔13を介して同一平面に形成されている。当接面14,15には、それぞれ上側板1及び下側板2に当接したときに上側板1及び下側板2を係止するための係止突起14a,15aが全面に亘って複数形成されている。
移動部材20及び移動部材21は、それぞれ平面視台形状に形成されている。移動部材20は、その前面及び背面にそれぞれ円形に形成された連結孔22a及び22bが互いに対向するように設けられている。移動部材21も同様に、その前面及び背面にそれぞれ円形に形成された連結孔23a及び23bが互いに対向するように設けられている。
移動部材20は、その両側にそれぞれ45度の角度の斜面が形成され、一方の斜面24は、連結具本体10の第1の当接面14と対向するように配置される第1の押圧面となり、他方の斜面25は、棚板3と対向可能に配置される第2の押圧面となる。
同様に、移動部材21は、その両側にそれぞれ45度の角度の斜面が形成され、一方の斜面26は、連結具本体10の第2の当接面15と対向するように配置される第3の押圧面となり、他方の斜面27は、棚板3と対向可能に配置される第4の押圧面となる。
したがって、斜面24と斜面25とのなす角度、斜面26と斜面27とのなす角度は、それぞれ90度、つまり直角になる。
また、斜面24,25,26,27は、連結具本体11の当接面14,15と同様に、それぞれ上側板1、下側板2又は棚板3に当接したときに上側板1、下側板2又は棚板3を係止するための係止突起24a,25a,26a,27aがそれぞれ全面に亘って複数形成されている。
移動体33は、その長手方向中間に角形のブロック状に形成された移動ブロック34が設けられ、この移動ブロック34に六角孔34aが形成されている。したがって、上記のようにねじ31は、六角ナット32と螺合可能であり、この六角ナット32が移動体33の六角孔34aに圧入して固定される。移動体33は、移動ブロック34の両側にそれぞれ連結部としての連結ピン35a,35bが一体に設けられている。
回動部材40及び回動部材41は、それぞれ側面視L字状に形成され、回動部材本体40a,41aを有している。回動部材本体40aには、移動体33の一方の連結ピン35aが嵌まり込んで回動可能に連結されるピン孔42aが形成された第1の回動連結部としての連結片42が設けられている。回動部材本体40aの両端部には、移動部材20の連結孔22a,22bにそれぞれ回動可能に連結された第1の移動連結部としての移動連結ピン44,44が設けられている。
同様に、回動部材本体40bには、移動体33の他方の連結ピン35bが嵌まり込んで回動可能に連結されるピン孔43aが形成された第2の回動連結部としての連結片43が設けられている。回動部材本体40bの両端部には、移動部材21の連結孔23a,23bにそれぞれ回動可能に連結された第2の移動連結部としての移動連結ピン45,45が設けられている。
次に、上記各部材の組付け順序の一例を説明する。なお、以下に説明する各部材の組付け順序は、あくまでも一例であって、他の順序に従って組み付けるようにしてもよい。
まず、六角ナット32を移動体33の六角孔34aに圧入して固定する。そして、六角ナット32が固定された移動体33は、移動ブロック34の両側に設けられた連結ピン35a,35bをそれぞれ回動部材40及び回動部材41における連結片42,43のピン孔42a,43aに嵌め込むことで、移動体33に回動部材40及び回動部材41を回動可能に連結する。
次いで、移動体33に回動部材40及び回動部材41を回動可能に連結した状態で、移動体33の移動ブロック34を連結具本体11に対向して形成されたガイド壁12,12間に嵌め込むと同時に、移動体33の連結ピン35a,35bをそれぞれガイド壁12,12の長孔12a,12aに挿着する。ここで、移動体33及び連結具本体11は、移動体33をガイド壁12,12間に嵌め込んだとき、移動体33に固定された六角ナット32のねじ孔と連結具本体11のねじ挿通孔13とが連通状態となるような位置関係に構成されている。
さらに、回動部材40及び回動部材41の移動連結ピン45,45をそれぞれ移動部材20の連結孔22a,22bと、移動部材21の連結孔23a,23bに回動可能に連結する。
そして、連結具本体11の外側からねじ31を、ねじ挿通孔13を通して六角ナット32に螺合させる。このような順序を経て連結具本体11に移動部材20及び移動部材21がそれぞれ接近する方向に移動可能に連結される。
次に、板材連結具10の取扱い方法について説明する。
図6は、本実施の形態に係る板材連結具で板材を連結する前の状態を示す斜視図である。図7は、本実施の形態に係る板材連結具で板材を連結した後の状態を示す斜視図である。
図6に示すように、上側板1の下端部1aを連結具本体11の当接面14と移動部材20の斜面24との間に配置する。同様に下側板2の上端部2aを連結具本体11の当接面15と移動部材21の斜面26との間に配置する。さらに、棚板3の端部3aを移動部材20の斜面25と移動部材21の斜面27との間に配置する。
そして、ねじ31を締付方向に回転させ、六角ナット32を介して移動体33を連結具本体11に接近する方向に移動させることにより、回動部材40及び回動部材41を介して移動部材20及び移動部材21を連結具本体11に接近する方向に移動させるとともに、移動部材20と移動部材21が互いに接近する方向に移動させる。
すると、図7に示すように、連結具本体11に移動部材20及び移動部材21がそれぞれ接近し、移動部材20の斜面24と連結具本体11の当接面14とで上側板1の下端部1aを挟み込むとともに、移動部材21の斜面26と連結具本体11の当接面15とで下側板2の上端部2aを挟み込み、さらに移動部材20の斜面25と移動部材21の斜面26とで棚板3の端部3aを挟み込み、上側板1、下側板2、及び棚板3を連結する。これにより、上側板1と下側板2が同一の方向に配置され、これら上側板1と下側板2に対して棚板3が垂直方向に配置される。
ここで、連結具本体11の当接面14,15に係止突起14a,15aが全面に亘って複数形成されるとともに、移動部材20及び移動部材21の斜面24,25,26,27に係止突起24a,25a,26a,27aがそれぞれ全面に亘って複数形成されているので、上側板1、下側板2又は棚板3に当接したときに上側板1、下側板2又は棚板3を確実に係止することができる。
このように本実施の形態によれば、移動部材20及び移動部材21がそれぞれ連結具本体11に接近したとき、移動部材20の斜面24と連結具本体11の当接面14とで上側板1を挟み込むとともに、移動部材21の斜面26と連結具本体11の当接面15とで下側板2を挟み込み、さらに移動部材20の斜面25と移動部材21の斜面27とで棚板3を挟み込み、上側板1、下側板2、及び棚板3を連結するように構成したので、上側板1、下側板2、及び棚板3の厚さに対して厚さが異なる他の上側板、下側板、及び棚板であっても容易に連結可能とし、汎用性を大幅に向上させることができる。
すなわち、本実施の形態の板材連結具10では、移動部材20及び移動部材21の連結具本体11に対する移動範囲内であって、移動部材20と移動部材21とが接近する移動範囲内の厚さの板材であれば、厚さが異なる他の上側板、下側板、及び棚板であっても容易に連結することが可能となる。
したがって、本実施の形態の板材連結具10によれば、縦横の寸法が自由な棚を作成可能であることは勿論のこと、板材の厚さの異なる棚も作成することが可能となる。
また、本実施の形態によれば、連結機構30は、ねじ31を回転させることによって、移動体33を移動させ、回動部材40及び回動部材41を介して移動部材20及び移動部材21を連結具本体11に接近する方向に移動させるとともに、移動部材20と移動部材21が互いに接近する方向に移動させるように構成されていることにより、連結機構30の構造を簡素化することができ、移動部材20及び移動部材21を確実に移動させることが可能となる。
さらに、本実施の形態によれば、連結具本体11の当接面14.15と、移動部材20の斜面24,25と、移動部材21の斜面26,27には、それぞれ上側板1、下側板2又は棚板3を係止する係止突起14a,15a,24a,25a,26a,27aがそれぞれ複数形成されているので、上側板1、下側板2及び棚板3を確実に係止することができる。
なお、以上説明した本実施の形態は、本考案の理解を容易にするために記載されたものであって、本考案を限定するために記載されたものではない。
例えば、上記実施の形態では、操作部材としてねじ31を用いた例について説明したが、操作することによって移動部材20及び移動部材21を連結具本体11に接近する方向に移動させるとともに、移動部材20と移動部材21が互いに接近する方向に移動させるように操作可能な部材であれば、ねじ以外のものでもよい。
また、上記実施の形態では、収納棚に適用され、かつ上側板1と下側板2とが上下方向において同一の直線上に配置され、これら上側板1と下側板2に対して棚板3が水平方向となるように互いに連結する板材連結具10について説明したが、本考案は、これに限定することなく、第1の板材と第2の板材とが同一の直線上に配置され、これら第1の板材と第2の板材に対して第3の板材が垂直方向に配置されるものであれば、収納棚以外のものでも適用可能である。
1 上側板(第1の板材)
1a 下端部
2 下側板(第2の板材)
2a 上端部
3 棚板(第3の板材)
3a 端部
10 板材連結具
11 連結具本体
12 ガイド壁
12a 長孔(ガイド孔)
13 ねじ挿通孔
14 当接面(第1の当接面)
14a 係止突起
15 当接面(第2の当接面)
15a 係止突起
20 移動部材(第1の移動部材)
21 移動部材(第2の移動部材)
22a,22b 連結孔
23a,23b 連結孔
24 斜面(第1の押圧面)
24a 係止突起
25 斜面(第2の押圧面)
25a 係止突起
26 斜面(第3の押圧面)
26a 係止突起
27 斜面(第4の押圧面)
27a 係止突起
30 連結機構
31 ねじ(操作部材)
32 六角ナット
33 移動体
34 移動ブロック
34a 六角孔
35a,35b 連結ピン(連結部)
40 回動部材(第1の回動部材)
40a 回動部材本体
41 回動部材(第2の回動部材)
41a 回動部材本体
42 連結片
42a ピン孔
43 連結片
43a ピン孔
44 移動連結ピン(第1の移動連結部)
45 移動連結ピン(第2の移動連結部)

Claims (3)

  1. 第1の板材と第2の板材が同一の方向に配置され、これら第1の板材と前記第2の板材に対して垂直方向に配置された第3の板材を互いに連結する板材連結具であって、
    前記第1の板材と当接する第1の当接面と、前記第2の板材と当接する第2の当接面とを有する連結具本体と、
    前記連結具本体の第1の当接面と対向するように配置された第1の押圧面と、前記第3の板材と対向可能に配置された第2の押圧面とを有する第1の移動部材と、
    前記連結具本体の第2の当接面と対向するように配置された第3の押圧面と、前記第3の板材と対向可能に配置された第4の押圧面とを有する第2の移動部材と、
    前記連結具本体に前記第1の移動部材及び前記第2の移動部材を連結し、操作部材を操作することによって、前記第1の移動部材及び前記第2の移動部材を前記連結具本体に接近する方向に移動させるとともに、前記第1の移動部材と前記第2の移動部材が互いに接近する方向に移動させる連結機構と、を備え、
    前記第1の移動部材及び前記第2の移動部材がそれぞれ前記連結具本体に接近したとき、前記第1の移動部材の前記第1の押圧面と前記連結具本体の前記第1の当接面とで前記第1の板材を挟み込むとともに、前記第2の移動部材の前記第3の押圧面と前記連結具本体の前記第2の当接面とで前記第2の板材を挟み込み、さらに前記第1の移動部材の前記第2の押圧面と前記第2の移動部材の前記第4の押圧面とで前記第3の板材を挟み込み、前記第1の板材、前記第2の板材、及び前記第3の板材を連結するように構成したことを特徴とする板材連結具。
  2. 前記連結機構は、前記操作部材が前記連結具本体に配設されたねじからなり、
    前記ねじが螺合し該ねじを回転させることによって移動する移動体と、
    前記移動体の一方の連結部に回動可能に連結された第1の回動連結部と、前記第1の移動部材に回動可能に連結された第1の移動連結部とを有する第1の回動部材と、
    前記移動体の他方の連結部に回動可能に連結された第2の回動連結部と、前記第2の移動部材に回動可能に連結された第2の移動連結部とを有する第2の回動部材と、を備え、
    前記ねじを回転させることによって、前記移動体を移動させ、前記第1の回動部材及び前記第2の回動部材を介して前記第1の移動部材及び前記第2の移動部材を前記連結具本体に接近する方向に移動させるとともに、前記第1の移動部材と前記第2の移動部材が互いに接近する方向に移動させるように構成されていることを特徴とする請求項1に記載の板材連結具。
  3. 前記連結具本体の前記第1の当接面及び前記第2の当接面と、前記第1の移動部材の前記第1の押圧面及び前記第2の押圧面と、前記第2の移動部材の前記第3の押圧面及び前記第4の押圧面には、それぞれ前記第1の板材、前記第2の板材、又は前記第3の板材を係止する係止突起が複数形成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の板材連結具。
JP2020004881U 2020-11-12 2020-11-12 板材連結具 Expired - Fee Related JP3230418U (ja)

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