JP3230412U - フットカバー - Google Patents
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Abstract
【課題】着用時に歩行していても足の甲側から脱げにくく、足の甲側の広い範囲でかぶれることを抑制することができるフットカバーを提供する。【解決手段】フットカバーは、使用者の足部のうち足裏、爪先、両側方及び踵を覆設する本体部1と、本体部の上部に足部を出し入れする開口部2と、開口部の縁に沿って本体部の内側に配設された伸縮性を有する帯状の緊締部3と、緊締部の一部であって足部の親指及び小指の中足頭骨の上方のみに位置するように設けられたゴム弾性を有する滑り止め部4を備える。【選択図】図1
Description
本考案は、使用者が着用すると靴の内側に隠れて外部からは視認できなくなるようになるフットカバーに関するものである。
従来、いわゆる靴下とは異なり、着用時にパンプスやハイヒールなどの主として女性が履く靴の内側に隠れて外部からは視認できなくなるようになり、見栄えがシンプルですっきりとするフットカバーが種々知られている。
例えば、特許文献1には、ベースとなる生地と、足を出し入れする開口部の縁に設けられた帯状の伸縮部などを備えたフットカバーが開示されている。
また、特許文献2には、足底、爪先側、側辺、踵を覆う伸縮性生地と、足を出し入れする出し入れ口の内周に亘って設けられた樹脂製の滑り止め縁部材を備えたフットカバーが開示されている。
しかしながら、特許文献1に記載のフットカバーにおいて、足裏の爪先側及び踵部にシリコーンゲルからなる滑り止め部が設けられているが、着用時に歩行していると足の甲側から脱げていくおそれがあるという課題があった。
また、特許文献2に記載のフットカバーにおいて、足の出し入れ口の内周全体に亘って樹脂製の滑り止め縁部材が設けられているため、特許文献1に記載のフットカバーに比べると足の甲側から脱げにくいが、足の甲側の皮膚が足裏などと比べて薄くおそれが広い範囲でかぶれるおそれがあるという課題があった。
本考案は上記課題に鑑みてなされたものであり、着用時に歩行していても足の甲側から脱げにくく、足の甲側の広い範囲でかぶれることを抑制することができるフットカバーを提供することを目的とする。
〔1〕すなわち、本考案は、使用者の足部(F)のうち足裏、爪先、両側方及び踵を覆設する本体部(1)と、前記本体部(1)の上部に前記足部Fを出し入れする開口部(2)と、前記開口部(2)の縁に沿って前記本体部(1)の内側に配設された伸縮性を有する帯状の緊締部(3)と、前記緊締部(3)の一部であって前記足部(F)の親指及び小指の中足頭骨(F1、F2)の上方のみに位置するように設けられたゴム弾性を有する滑り止め部(4)を備えることを特徴とするフットカバーである。
〔2〕そして、前記滑り止め部(4)がシリコーンゴムからなることを特徴とする前記〔1〕に記載のフットカバーである。
〔3〕そして、前記滑り止め部(4)が多角形状又は閉曲線状並びにそれらを組み合わせたシートであることを特徴とする前記〔1〕又は前記〔2〕に記載のフットカバーである。
本考案の靴下によれば、着用時に歩行していても足の甲側から脱げにくく、足の甲側の広い範囲でかぶれることを抑制することができる。
以下、本考案のフットカバーに係る実施形態について図面に基づいて詳しく説明する。明細書中における上下方向、左右方向、前後方向は、それぞれ図1の紙面の手前及び奥の方向、上下方向、左右方向に対応している。また、以下に説明する実施形態は、本考案を実施するのに好ましい具体例であるから、技術的に種々の限定がなされているが、本考案は、以下の説明において特に考案を限定する旨が明記されていない限り、この実施形態に限定されるものではない。
図1から図4を参照して、本考案のフットカバーに係る実施形態について説明する。図1は、フットカバーを上方から見た状態の正面図である。図2は、フットカバーを使用者の当接する内側面が外になるように裏返しにして上方から見た状態の正面図である。図3は、図1におけるA−A線断面図である。図4は、使用者が着用したことを仮想した斜視図である。本考案のフットカバーは、使用者の足部の一部を覆設する本体部1と、本体部1に設けられた開口部2、開口部2の縁に設けられた緊締部3、緊締部3の一部に設けられた滑り止め部5などから構成されている。
本体部1は、使用者の足部Fのうち足裏、爪先、両側方及び踵を覆設する部材である。本体部1は、全体として袋状であり、伸縮性、通気性を有しているナイロンなどの合成繊維からなる生地から形成されている。本体部1は、一枚の生地から形成されていてもよいし、足部Fの足裏、内足、外足、踵のそれぞれに対応する複数の生地を縫合などの手段により固着して一体化させて形成されていてもよい。本体部1が、使用者の足部Fのうち、甲側における指の付け根近傍から足首側までは覆設しない構造を有しているので、パンプスやハイヒールなど足部の甲側が露出するような靴を履いたときでも、それらの靴の内側に隠れてしまうので、足部Fを保護、保温などしながらシンプルですっきりとした足元を見せることができる。
開口部2は、本体部1の上部に設けられ、足部Fを出し入れする部分である。開口部2は、図1に示すように、上方から見たときに本体部1の外周よりも一回り小さい略長円形に形成されている。
緊締部3は、開口部2の縁に沿って本体部1の内側に配設され、伸縮性を有する帯状の部材である。緊締部3は、幅7〜15mmの帯状であり、接着剤などの固着手段により開口部2の縁に沿って本体部1の内側に固着されている。緊締部3は、足部Fの動きに追従可能な伸縮性を有しているが、本体部1よりも伸縮性が低くなっている。このため、緊締部3により、着用したときに本体部1より伸び縮みしにくく、適度に足部Fを締め付けてフットカバーが脱げにくいようにしている。なお、緊締部3は、本実施形態において、使
用者の足部Fの踵側を除いた、本体部1の内側に沿って配設されているが、他の実施形態において、当該踵側を含め本体部1の内側全域に沿って配設されていてもよい。
用者の足部Fの踵側を除いた、本体部1の内側に沿って配設されているが、他の実施形態において、当該踵側を含め本体部1の内側全域に沿って配設されていてもよい。
緊締部3は、本体部1と同様に、ナイロンなどの合成繊維から形成されていることが好ましい。本体部1が黒色であれば緊締部3も黒色とするように、緊締部3の色を本体部1と同系色となるようにして緊締部3が目立たないようにすることが好ましい。
滑り止め部4は、緊締部3の一部であって、図4に示すように足部Fの親指の中足頭骨F1及び小指の中足頭骨F2の上方のみに位置するように設けられたゴム弾性を有する部材である。滑り止め部4が使用者の足部Fの甲側と密着することで、使用者が歩行してもフットカバーが爪先側から脱げにくくなるとともに、足部Fの親指の中足頭骨F1及び小指の中足頭骨F2の上方の足部Fの甲の表面にのみにしか密着せず、万が一皮膚のかぶれなどの炎症が生じたとしても局所的に留めることができる。
滑り止め部4は、イソプレンゴム、ブタジエンゴム、シリコーンゴムなどのゴムからなることが好ましく、シリコーンゴムからなることがさらに好ましい。滑り止め部4としてシリコーンゴムを用いると、使用者の足部Fの甲側と密着しているときにかぶれなどの炎症を大きく低減することができる。
また、滑り止め部4は多角形状又は閉曲線状並びにそれらを組み合わせたシートであることが好ましい。このような形状のシートであると、使用者の足部Fの甲側と接触する面積が広くなり密着しやすく、滑り止めの効果が高くなる。滑り止め部4は、本実施形態において、各図に示すように、長方形のシートであるが、他の実施形態において、三角形、正方形、六角形などの多角形状や、円、楕円、長円などの閉曲線状、さらにはそれらの形状を組み合わせたシートとすることができる。
踵側滑り止め部5は、本体部1の使用者側の踵側に位置するように設けられたゴム弾性を有する部材である。滑り止め部4と同様に、踵側滑り止め部5が使用者の足部Fの踵側と密着することで、使用者が歩行してもフットカバーが踵側から脱げにくくなる。滑り止め部4と同様に、踵側滑り止め部5は、イソプレンゴム、ブタジエンゴム、シリコーンゴムなどのゴムからなることが好ましく、シリコーンゴムからなることがさらに好ましい。踵側滑り止め部5としてシリコーンゴムを用いると、使用者の足部Fの踵側と密着しているときにかぶれなどの炎症を大きく低減することができる。
また、踵側滑り止め部5は、滑り止め部4のように、多角形状又は閉曲線状並びにそれらを組み合わせたシートだけでなく、線状さらにはそれらの形状を組み合わせたシートとすることができる。
このようなフットカバーにより、使用者が着用時に歩行していても足の踵側からだけでなく、足の甲側からも脱げにくく、万が一皮膚のかぶれなどの炎症が生じたとしても局所的に留めることができ、足の甲側の広い範囲でかぶれることを抑制することができる。
1・・・本体部
2・・・開口部
3・・・緊締部
4・・・滑り止め部
5・・・踵側滑り止め部
F・・・足部
F1・・・親指の中足頭骨
F2・・・小指の中足頭骨
2・・・開口部
3・・・緊締部
4・・・滑り止め部
5・・・踵側滑り止め部
F・・・足部
F1・・・親指の中足頭骨
F2・・・小指の中足頭骨
Claims (3)
- 使用者の足部のうち足裏、爪先、両側方及び踵を覆設する本体部(1)と、
前記本体部(1)の上部に足部を出し入れする開口部(2)と、
前記開口部(2)の縁に沿って前記本体部(1)の内側に配設された伸縮性を有する帯状の緊締部(3)と、
前記緊締部(3)の一部であって前記足部(F)の親指及び小指の中足頭骨(F1、F2)の上方のみに位置するように設けられたゴム弾性を有する滑り止め部(4)を備えることを特徴とするフットカバー。 - 前記滑り止め部(4)がシリコーンゴムからなることを特徴とする請求項1に記載のフットカバー。
- 前記滑り止め部(4)が多角形状又は閉曲線状並びにそれらを組み合わせたシートであることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のフットカバー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2020004872U JP3230412U (ja) | 2020-11-12 | 2020-11-12 | フットカバー |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2020004872U JP3230412U (ja) | 2020-11-12 | 2020-11-12 | フットカバー |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3230412U true JP3230412U (ja) | 2021-01-28 |
Family
ID=74200399
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2020004872U Active JP3230412U (ja) | 2020-11-12 | 2020-11-12 | フットカバー |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3230412U (ja) |
-
2020
- 2020-11-12 JP JP2020004872U patent/JP3230412U/ja active Active
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