JP3230243U - 2軸搬送インクカップ - Google Patents

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桃子 杉浦
桃子 杉浦
石川 英樹
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Abstract

【課題】一つのインク保持カップで複数の印刷パターン形成部にインクを充填するインク保持カップの搬送装置を提供する。【解決手段】任意のパターンを形成する印刷パターン3a〜3eを彫りこんだ印刷版4上に底部が開口した構造のカップであって印刷版4と接するカップの底部の縁がスキージとして機能するインク保持カップ2をバネ等によって印刷版に押しつけ、密着させた状態でスカラーロボットや多軸ロボットなどのカップ搬送手段5によりXY方向に自在にカップを搬送させる事で1つのインク保持カップ2で複数の印刷パターン形成部にインクを供給する。【選択図】図2

Description

本発明は印刷版の凹部に充填したインクを弾性を有するパッドに転写し、その後被印刷物にパッドを押しつけ印刷を行うパッド印刷に関するものであり、より詳細には印刷パターンを形成する印刷版の凹部へのインクの充填方法に関するものである。
従来のパッド印刷機のインクの供給構造は書道で用いる硯の様な形状でため池部分にあるインクを印刷版の方へくみ出しその後スキージやドクターブレードと呼ばれる器具で印刷版の凹部以外にあるインクを掻き出すようになっている。
そのような構造のため、印刷パターンはため池部分から離れた位置に配する事が出来ない。また、インクの揮発による粘度変化などの問題も存在する。
上記の課題に対して特許文献2に開示された底のない筒状の容器の縁にスキージ等の代用となる掻き出し部位を備えたインクの保持カップが用いられ、カップと版を磁石やばねなどを用いて密着させた状態で印刷版の凹部の上をカップが移動することで凹部にインクを充填することが可能となった。
パッド印刷を用いて複数個所に印刷を施す場合、印刷パターンごとに印刷版とインクの保持カップ等のインクの供給機構が設けられ、被印刷物を移動させながら順番に印刷を施す方法が一般的に用いられる。このため、印刷パターンの数だけ装置が大型化し、印刷に係る時間も長くなる。
特開2012−135883 実開昭54−16505 特許4477074
本発明は上記の様に複数の印刷パターンを印刷する際に装置の大型化を防ぎ、且つ印刷にかかる時間を短縮する方法を提供する。
本発明はインク保持カップをスカラーロボットや多関節ロボット、単軸の搬送機を組み合わせた搬送ユニット等にインク保持カップを取付、印刷版上をX−Y方向に自在に摺動させることで一つのインク保持カップで複数箇所の印刷パターンに対してインクの供給が可能となる。
本発明によれば、一つのインク保持カップによって複数の印刷パターンを有する印刷版にインクを充填する事が可能なため、従来のように印刷パターン毎に印刷版とインクの供給ユニットを用意する必要がなくなり、印刷版、インク保持カップやそれに伴う駆動系の数が少なくなり、装置の小型化、低コスト化が期待できる。
インク保持カップの正面断面図である。 本考案の実施の形態に係るパッド印刷用装置の外観を示す斜視図である。
特許文献2にあるように、図1に示した印版4の版面上に乗せられるインク保持カップ2は下端部が開口した構造になっており、上部にカップ固定・駆動手段5、カップ2の下端部縁2aには余分なインクを掻き取る為のスキージを備えている。カップ2は周壁の下端縁2aのみで版面に接し、下端縁2aで版面を擦過しながらその版面上を移動する。また印刷時、カップ内部にはインクを必要量入れるが、その際インクが漏れないように、バネによって適当な力で版に押し付ける。またインク保持カップを印刷版に押しつける手段は磁力や圧縮空気などでも構わない。
図2に示すように、パッド印刷用装置1はインク保持カップ2、上面に文字、記号、模様等を表す凹状の複数の印刷パターン形成部3a〜e(数、形状は任意)を有し、適当な手段で版台上へ固定された版4を備えている。
印刷時、内部にインクの入った状態のインク保持カップ2は駆動手段5によって版4の上でX−Y方向に自在に平面移動し、複数のパターン形成部3a〜eの上を通過して、インクを版上に供給する。その際に、カップの下端部2aに付属したスキージが版の平面部にある余分なインクを掻き取って取り除く為、パターンが形成された凹部のみに必要量のインクを供給するようにできる。
本考案における前記インク保持カップの駆動方法として、例えば図2に記載の3a→3c→3e→3d→3bの順に複数のパターン形成部上を一筆書きで通過する、という動作を採用することができる。このような動作を採れば、複数の印刷パターンに対して一つのインク保持カップでインクを供給する事が可能となる。
また、前記インクカップの下端部に付属するスキージは金属または樹脂材により構成すると良い。これにより、押圧部への押圧操作に対して何ら支障なく余分なインクを掻き取ることができる。
インク保持カップに用いるスキージ部分の材質は使用するインクに応じて考える必要がある。具体的には水溶性のインクを使用するならば錆びる可能性のある鉄などは避ける必要がある。樹脂材の場合は耐溶剤性の高いテフロン等が望ましい。
図2においてインク保持カップ2の外形は円筒状であるが、これに限定されず、例えば角柱状でも良い。
図2では版にインクを供給するインク保持カップ2は1つだけだが、多色印刷の場合はそれぞれの色のインクを保持した複数のカップを使用しても良
本考案は、パッド印刷による印刷を行う産業で利用される。
1 パッド印刷用装置
2 インク保持カップ
2a インク保持カップ下端部
3a〜e (数、形状は任意) 複数の印刷パターン形成部
4 印刷版
5 カップ搬送手段

Claims (4)

  1. パッド印刷の、樹脂や金属製の平板に任意のパターンを形成する凹部を設けた版の上に、中の空洞部にインクを保持し、底部が開口した構造をしているカップをバネ等によって押し付け、密着させたまま通過させてカップの縁すなわち円形スキージで余分なインクを掻き取り、版の凹部にインクを供給する工程において、版の上を平面移動してパターン形成部にインクを供給する、インク保持カップの搬送装置及び搬送方法。
  2. 複数のパターン形成部を有した1枚の版を使用すること及び、ワークに複数同時印刷することを特徴とした、前記請求項1記載の搬送装置機能。
  3. カップがスカラーロボット、多軸ロボットなどによりXY方向に自在に移動し、1つのカップが複数の印刷パターン形成部にインクを供給することを特徴とした、前記請求項1記載のインク保持カップの搬送方法。
  4. 多色印刷の場合は複数カップを使用することを特徴とした、前記請求項1記載のインク保持カップの搬送方法。
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