JP3230128U - 飛沫飛散防止具 - Google Patents

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【課題】施設設置型飛沫飛散防止装置を使用することができない状況においても、人の呼吸器から発せられる飛沫の飛散を防止することのできる飛沫飛散防止具を提供する。【解決手段】飛沫飛散防止具1は、パネル2により構成されている。パネル2は、飛沫の通過を阻止するよう構成された可畳性のシート部21と、シート部21の外縁部の全周にわたり設けられた弾性を有する環状の枠部22と、を備えている。パネル2は、使用時において、枠部22の弾性復元力によってシート部21に付与された張力により拡開状態が維持されるとともに、収納時において、枠部22の弾性復元力に抗して折り畳むことで携行可能となるよう構成されている。シート部21の材質は、ポリ塩化ビニルシート、ポリエチレンシート等の透明な合成樹脂シートである。【選択図】 図1

Description

この考案は飛沫飛散防止具に関し、とくに、人の呼吸器から発せられる飛沫の飛散を防止する技術に関する。
隣席同士を仕切る間仕切りボード(特許文献1)が提案されている。この間仕切りボードは、テーブル板上に置かれ、テーブル板の長手方向に直交する方向に延びた状態で起立するボード本体と、ボード本体を起立した状態に保持するボード保持具とを備えている(特許文献1の[0007]ならびに図1および図2参照)。
この間仕切りボードを飲食店の長尺テーブル等の横長のテーブル板上に置くだけで、隣り合って椅子に座った顧客等の視線や声を遮ることができるとともに、顧客等のくしゃみや咳による飛沫の隣席への飛散を防止できるとされる(特許文献1の[0018]参照)。
一方、対面者からの飛沫感染を防止するための装置(特許文献2、特許文献3)も提案されている。
特許文献2に係る飛沫感染防止シールドは、全体を板状のシートに拡げることが可能であり、シートの材質は透光性のプラスチックであり、シートは、当該シートを折り曲げる箇所を示す線状の屈曲ガイドを備え、折り曲げられて使用者と対面者との間に設置された状態において、使用者と対面者とを互いに遮る略長方形の形状の前面と、使用者から見て前記前面の左辺に連続的に接続されている略長方形の形状の左側面と、使用者から見て前面の右辺に連続的に接続されている略長方形の形状の右側面とをさらに備え、屈曲ガイドを、左辺及び右辺に備えるよう構成されている(特許文献2の[0009]ならびに図1参照)。
この飛沫感染防止シールドは、輸送時には平坦でかさばらずに効率よく輸送できる上に、飛沫感染防止シールド全体がつながっているために支持パーツを紛失するおそれもない。また、収納する際にも、平坦な形状として収納スペースを節約することが可能となる。しかも、透光性のプラスチック材料であるため、頑丈であることに加えて、使用時に使用者が対面者を明瞭に認識可能である。また、シートに付着した飛沫をアルコール消毒した際にもシートを劣化させずに継続して使用することが可能となるとされる(特許文献2の[0019]および[0020]参照)。
特許文献3に係る飛沫感染防止用フィルム装置は、透明フィルムと吊り下げ用ワイヤとから構成され、透明フィルムの上部には複数の吊り下げ用ワイヤ係合孔を設け、上端部にフックをする吊り下げ用ワイヤにより、天井または梁に設けたフック支承部から透明フィルム装置を吊り下げるよう構成されている(特許文献3の[請求項1]ならびに図1参照)。
透明フィルムをワイヤで天吊りすることにより高さ調整および取り付け場所を自在に設定できる。天吊り式なので卓上面、カウンター上のスペースを塞ぐことなく活用でき、フィルム装置により構成されるので、不使用時には巻き上げでおくこともでき、邪魔にならず、保管時もスペースを取らないとされる(特許文献3の[0013])。
このように、間仕切りボード(特許文献1)を用いることで、隣席への飛沫の飛散を防止することができ、飛沫感染防止シールド(特許文献2)や飛沫感染防止用フィルム装置(特許文献3)を用いることで、対面者からの飛沫感染を防止することができる。
したがって、飲食店、病院、スーパーマーケット等の施設において、これら従来の装置を準備して設置することで、咳、くしゃみ、発声等による飛沫の飛散を防止することが可能となる。
しかしながら、実際には、これら従来の装置(以下、「施設設置型飛沫飛散防止装置」という。)の設置されていない施設を利用せざるを得ない状況や、屋外、移動途中のように、そもそも、施設設置型飛沫飛散防止装置を使用することが想定されていない状況など、施設設置型飛沫飛散防止装置を使用することができない状況が、少なからず生ずるという問題がある。
実用新案登録第3227286号公報 実用新案登録第3227293号公報 実用新案登録第3227065号公報
この考案は、このような従来の問題を解決し、施設設置型飛沫飛散防止装置を使用することができない状況においても、人の呼吸器から発せられる飛沫の飛散を防止することのできる飛沫飛散防止具を提供することを目的とする。
この考案による飛沫飛散防止具は、人の呼吸器から発せられる飛沫の飛散を防止する飛沫飛散防止具であって、飛沫の通過を阻止するよう構成された可畳性のシート部と、シート部の外縁部に設けられた弾性を有する環状の枠部と、を備えたパネル、を備え、パネルは、使用時において、枠部の弾性復元力によってシート部に付与された張力により拡開状態が維持されるとともに、収納時において、枠部の弾性復元力に抗して折り畳むことで携行可能となるよう構成されたこと、を特徴とする。
本考案の特徴は、上記のように広く示すことができるが、その構成や内容は、目的および特徴とともに、図面を考慮に入れた上で、以下の開示によりさらに明らかになるであろう。
本願の第1考案による飛沫飛散防止具は、人の呼吸器から発せられる飛沫の飛散を防止する飛沫飛散防止具であって、飛沫の通過を阻止するよう構成された可畳性のシート部と、シート部の外縁部に設けられた弾性を有する環状の枠部と、を備えたパネル、を備え、パネルは、使用時において、枠部の弾性復元力によってシート部に付与された張力により拡開状態が維持されるとともに、収納時において、枠部の弾性復元力に抗して折り畳むことで携行可能となるよう構成されたこと、を特徴とする。
したがって、パネルを折り畳んだ状態で、たとえば収納袋等に収納すれば、容易に携行することができる。そして、施設設置型飛沫飛散防止装置の設置されていない施設を利用せざるを得ない状況や、屋外、移動途中といった状況下であっても、必要に応じて、収納袋等からパネルを取り出せば、枠部の弾性復元力によってパネルが拡開状態となり、速やかに、飛沫飛散防止具が使用可能となる。
すなわち、施設設置型飛沫飛散防止装置を使用することができない状況においても、人の呼吸器から発せられる飛沫の飛散を防止することのできる飛沫飛散防止具を実現することができる。
本願の第2考案による飛沫飛散防止具は、本願の第1考案による飛沫飛散防止具において、シート部は、不織布を用いて直径5マイクロメートルの飛沫およびこれを超える直径の飛沫の通過を阻止するよう構成されたこと、を特徴とする。
したがって、たとえば、咳、くしゃみ、発声等による水分を含む飛沫の飛散を有効に防止することが可能となる。このため、たとえば、パネルを口元近くで使用すると、マスクの代用となる。
本願の第3考案による飛沫飛散防止具は、本願の第1ないし第2のいずれかの考案による飛沫飛散防止具において、シート部は、透光性を有すること、を特徴とする。
したがって、シート部を、透明や半透明の素材で構成することで、たとえば、人と人の間にパネルを配置する場合、相互に相手の存在を確認することが容易となる。このため、相手に閉塞感や不安感を与えることを防止することができる。
本願の第4考案による飛沫飛散防止具は、本願の第1考案による飛沫飛散防止具において、シート部は、透明な合成樹脂シートにより構成されたこと、を特徴とする。
したがって、透明なシートを用いることで、たとえば対面する相手から、パネル越しに、こちらの顔や口元等が明瞭に視認できるため、相互間の意思の疎通が容易となる。さらに、合成樹脂シートを用いることで、微細な飛沫の飛散をも防ぐことが可能となる。
本願の第5考案による飛沫飛散防止具は、本願の第1ないし第4のいずれかの考案による飛沫飛散防止具において、パネルは、拡開状態において略円板状または略楕円板状になるよう構成されたこと、を特徴とする。
したがって、たとえば、人の前方にパネルを配置する場合、口や鼻から略円錐形状または略楕円錐形状に拡散する飛沫の飛散を効率よく防止することが可能となる。
本願の第6考案による飛沫飛散防止具は、本願の第1ないし第4のいずれかの考案による飛沫飛散防止具において、パネルは、拡開状態において略矩形板状になるよう構成されたこと、を特徴とする。
したがって、たとえば、複数の人が共用するテーブル上にパネルを載置する場合、テーブルの表面とパネルとの隙間面積を小さく抑えることで、隣席あるいは対面する人との間での飛沫の飛散を、より少なくすることができる。
本願の第7考案による飛沫飛散防止具は、本願の第1ないし第6のいずれかの考案による飛沫飛散防止具において、枠部は、弾性を有する環状の線材と、線材を外套する可畳性の線材収容部材と、を備え、シート部の外縁部は、線材を内包する線材収容部材に結合されたこと、を特徴とする。
したがって、シート部と直接的に結合することが困難な線材であっても、線材収容部材を介して、シート部と結合することが容易となる。このため、シート部の素材や寸法、重量等に応じて、最適な弾性復元力等を有する線材(たとえば鋼製の線材)を選択することが可能となる。
本願の第8考案による飛沫飛散防止具は、本願の第1ないし第7のいずれかの考案による飛沫飛散防止具において、飛沫飛散防止具は、拡開状態のパネルをテーブル等の載置台に略正立状態で載置するよう構成された載置用スタンドであって、パネルに固定的に、または、着脱自在に結合されて、パネルを支持するパネル支持部と、パネル支持部に固定的に、または、回動調節可能に結合され、載置台の載置面に当接するベース部と、を備えた載置用スタンド、を備えたこと、を特徴とする。
したがって、たとえば、人と人の間にパネルを配置する場合、載置用スタンドを用いることで、人がパネルを保持しておく必要はない。このため、長時間にわたり飛沫の飛散を防止することが容易となる。
また、パネル支持部を、パネルに対して着脱自在に結合するよう構成した場合は、載置用スタンドを用いずにパネルを使用することも可能となるため、使用環境に応じた飛沫飛散防止具の選択が可能となる。
さらに、ベース部を、パネル支持部に対して回動調節可能に結合するよう構成した場合は、パネル支持部に支持されたパネルに対するベース部の回動位置が調節できる。このため、たとえば、載置台の載置面が傾いているような場合であっても、容易にパネルの略正立状態を維持することが可能となる。
また、ベース部を、パネル支持部に対して回動調節可能に結合するよう構成することで、載置用スタンドを含む飛沫飛散防止具の収納時のサイズを、使用時に比しコンパクトにすることが可能となることから、飛沫飛散防止具の携行が容易となる。
本願の第9考案による飛沫飛散防止具は、本願の第1ないし第8のいずれかの考案による飛沫飛散防止具において、飛沫飛散防止具は、拡開状態のパネルを把持するための把持用ハンドルであって、パネルに固定的に、または、着脱自在に結合されて、パネルを支持するパネル支持部と、パネル支持部に固定的に、または、回動調節可能に結合され、人に把持される把持体と、を備えた把持用ハンドル、を備えたこと、を特徴とする。
したがって、パネルを手で持って使用する場合、把持用ハンドルを用いることで、楽な姿勢でパネルを保持することが可能となる。
また、パネル支持部を、パネルに対して着脱自在に結合するよう構成した場合は、把持用ハンドルを用いずにパネルを使用することも可能となるため、使用環境に応じた飛沫飛散防止具の選択が可能となる。
さらに、把持体を、パネル支持部に対して回動調節可能に結合するよう構成した場合は、パネル支持部に支持されたパネルに対する把持体の回動位置が調節できる。このため、たとえば、左右いずれの手で把持するか、相手が上下いずれの方向にいるか等に拘らず、楽な姿勢で、パネルを最も効果的な位置に保持することが可能となる。
また、把持体を、パネル支持部に対して回動調節可能に結合するよう構成することで、把持用ハンドルを含む飛沫飛散防止具の収納時のサイズを、使用時に比しコンパクトにすることが可能となることから、飛沫飛散防止具の携行が容易となる。
図1は、この考案の一実施形態による飛沫飛散防止具1を構成するパネル2を示す斜視図である。 図2は、パネル2の平面図である。 図3は、図2のIII-III断面における部分拡大端面図である。 図4は、パネル2の収納時(折り畳み状態)の一例を示す斜視図である。 図5A、図5B、図5Cおよび図5Dは、拡開状態のパネル2を折り畳む動作の一例を説明するための図面である。 図6は、この考案の他の実施形態による飛沫飛散防止具101を構成するパネル102を示す平面図である。 図7は、この考案のさらに他の実施形態による飛沫飛散防止具201を構成するパネル202を示す平面図である。 図8は、この考案のさらに他の実施形態による飛沫飛散防止具301を示す斜視図である。 図9は、この考案のさらに他の実施形態による飛沫飛散防止具401を示す斜視図である。 図10は、この考案のさらに他の実施形態による飛沫飛散防止具501を示す斜視図である。 図11は、この考案のさらに他の実施形態による飛沫飛散防止具601を示す斜視図である。
図1は、この考案の一実施形態による飛沫飛散防止具1を構成するパネル2を示す斜視図である。図2は、パネル2の平面図である。
飛沫飛散防止具1は、人の呼吸器から発せられる飛沫の飛散を防止するためのものであって、この例ではパネル2により構成されている。図1に示すように、パネル2は、飛沫の通過を阻止するよう構成された可畳性のシート部21と、シート部21の外縁部の全周にわたり設けられた弾性を有する環状の枠部22と、を備えている。
パネル2は、使用時において、枠部22の弾性復元力によってシート部21に付与された張力により拡開状態が維持されるとともに、収納時において、枠部22の弾性復元力に抗して折り畳むことで携行可能となるよう構成されている。
シート部21の材質は、飛沫の飛散を防止することが可能なものであれば、とくに限定されるものではないが、この例では、透明な合成樹脂シートを用いている。合成樹脂シートとして、ポリ塩化ビニルシート、ポリエチレンシート等が例示できる。
透明には、有色透明も含まれるが、対面相手との意思疎通の観点からすれば、あまり濃い色は、好ましくない。この例では、シート部21として、無色透明の合成樹脂シートを用いている。
シート部21の表面や裏面に、図形や文字が描かれていてもよいが、やはり、対面相手との意思疎通の観点からすれば、少なくとも対面相手の口元等が判別できる程度のものであることが好ましい。
シート部21の一部のみが透明な合成樹脂シートにより構成され、その余の部分が他の材質のもので構成されていても問題はないが、対面相手との意思疎通が図れることが好ましい。
また、シート部21として、透光性を有するシートを用いることができる。透光性を有するとは、シート部21を介して、相手の存在が、視覚上明確にまたは不明確ながら確認できる、ことを意味する。したがって、透光性を有するシートには、上記透明な合成樹脂シートのほか、半透明な合成樹脂シート、織物や不織布等を用いた透明または半透明のシートも含まれる。
さらに、シート部21として、直径5マイクロメートルの飛沫およびこれを超える直径の飛沫の通過を阻止するよう構成されたシートを用いることもできる。このようなシートを用いることで、透光性の有無にかかわらず、水分を含む飛沫の飛散を有効に防止することができるので、感染症予防の観点から好都合である。
シート部21の厚さは、折り畳んで収納することができるのであれば、とくに限定されるものではないが、たとえば、0.03ミリメートルないし0.5ミリメートル程度の厚さのものを用いることができる。シート部21を構成するシートの枚数は、とくに限定されるものではなく、1枚であってもよいし、2枚以上であってもよい。
図2に示すように、パネル2は、平面視において略楕円形の輪郭を持つ略楕円板状に構成されている。
パネル2の平面視における楕円率c(=b/a)は、とくに限定されるものではないが、口や鼻から拡散する飛沫の飛散軌跡を考慮すれば、0.5<c<1程度が好ましい。係る観点からすれば、より好ましくは、0.75<c<1程度である。
パネル2は、拡開状態において、枠部22の弾性復元力によって、ある程度の反り(たとえば鞍状の反り)が生じることがあり、必ずしも数学的な平板状を維持するわけではないが、飛沫の飛散防止という観点からすれば、平面視において略楕円形の輪郭を備えていれば十分である。
パネル2の平面視における大きさは、とくに限定されるものではないが、たとえば、口や鼻から拡散する飛沫の飛散防止の観点からすれば、口元で使用する場合を考慮してマスクの寸法程度以上であることが好ましく、さらに折り畳んで携行することを考慮すれば、次のようになる。
すなわち、パネル2の平面視における大きさを、パネル2を構成する楕円と面積の等しい円(等価円)の直径dで表した場合、当該等価円の直径dは10cm<d<100cm程度が好ましい。係る観点からすれば、より好ましくは12cm<d<75cm程度、さらに好ましくは15cm<d<60cm程度である。
なお、手持ちで使用することを重視すれば、パネル2の等価円の直径dは、10cm<d<60cm程度が好ましい。係る観点からすれば、より好ましくは12cm<d<50cm程度、さらに好ましくは15cm<d<40cm程度である。
一方、テーブルなどに載置して使用することを重視すれば、パネル2の等価円の直径dは、20cm<d<100cm程度が好ましい。係る観点からすれば、より好ましくは25cm<d<75cm程度、さらに好ましくは30cm<d<60cm程度である。
図3は、図2のIII-III断面における部分拡大端面図である。図3に示すように、枠部22は、弾性を有する環状の線材24と、線材24を外套する可畳性の線材収容部材23と、を備え、シート部21の外縁部21aは、線材24を内包する線材収容部材23に結合されている。
すなわち、シート部21の外縁部21aを両面から挟み込むように、線材24を内包する線材収容部材23が配置され、線材収容部材23の端部23aにおいて、線材収容部材23とシート部21の外縁部21aとが、例えば縫製等の手段を用いて結合されている。
線材24の材質は、とくに限定されるものではない。線材24として、エンジニアリングプラスチックに代表される合成樹脂を用いることもできるが、金属材料、たとえば鋼を用いることができる。鋼は、強靭で、かつ、単位体積当たりの曲げ弾性エネルギーも大きいことから、パネル2のコンパクト化を図ることができる。この例では、線材24として矩形断面の鋼線を用いている。
線材収容部材23の材質は、とくに限定されるものではないが、たとえば天然繊維や化学繊維を使用した織物を用いることができる。変形の繰り返しに強いからである。この例では、ポリエステル繊維を用いた織物を用いている。
なお、この実施形態においては、シート部21と線材24とを別に形成し、線材収容部材23を介してこれらを結合するよう構成したが、この考案はこれに限定されるものではない。たとえば、線材収容部材23を用いることなく、シート部21と線材24とを直接結合するよう構成することもできる。この場合、シート部21と線材24とを、接着剤を用いて結合したり、熱溶着により結合したり、インサート成形等の一体成型により結合したりすることもできる。このような場合、線材24が枠部22を構成することになる。
図4は、パネル2の収納時(折り畳み状態)の一例を示す斜視図である。パネル2を、枠部22の弾性復元力に抗して折り畳むことで、使用時(拡開状態)に比しコンパクトとなるため、携行が容易となる。
図5Aないし図5Dは、拡開状態のパネル2を折り畳む動作の一例を説明するための図面である。図5Aに示す拡開状態のパネル2の枠部22を持って、パネル2を図5B、図5Cの順で変形させ、最後に図5Dに示す折り畳み状態とする。この例では、パネル2が略3重に折り畳まれた状態となっている。したがって、折り畳み状態におけるパネル2の平面視投影面積は、拡開状態におけるそれの略1/9となる。
上述の実施形態においては、拡開状態において略楕円板状となるパネル2について説明したが、拡開状態におけるパネルの形状は、これに限定されるものではない。
図6は、この考案の他の実施形態による飛沫飛散防止具101を構成するパネル102を示す平面図である。
図6に示すように、パネル102は、拡開状態において略円板状になるよう構成されている。パネル102は、シート部121と、枠部122とを備えている。
パネル102は、拡開状態において略円板状となる点で、拡開状態において略楕円板状となるパネル2と異なるものの、その余の構成は、パネル2のそれと同様である。パネル102におけるシート部121、枠部122は、それぞれ、パネル2におけるシート部21、枠部22に対応する。
また、パネル2における上述の種々のバリエーションは、その性質上パネル102に適用できないものを除き、パネル102にも適用される。
図7は、この考案のさらに他の実施形態による飛沫飛散防止具201を構成するパネル202を示す平面図である。
図7に示すように、パネル202は、拡開状態において略矩形板状になるよう構成されている。この例では、パネル202は、平面視において、対向する略平行な一対の略直線状の長辺202a、対向する略平行な一対の略直線状の短辺202b、および、これら各辺の間に設けられた4つの角部202cに囲まれた略長方形状となっている。もちろん、拡開状態におけるパネル202の形状は略長方形状に限定されるものではなく、略正方形状であってもよい。パネル202は、シート部221と、枠部222とを備えている。
パネル202は、拡開状態において略矩形板状となる点で、拡開状態において略楕円板状となるパネル2と異なるものの、その余の構成は、パネル2のそれと同様である。パネル202におけるシート部221、枠部222は、それぞれ、パネル2におけるシート部21、枠部22に対応する。
また、パネル2における上述の種々のバリエーションは、その性質上パネル202に適用できないものを除き、パネル202にも適用される。
上述の各実施形態においては、飛沫飛散防止具がパネルのみを構成要素とする場合について説明したが、この考案による飛沫飛散防止具は、これに限定されるものではない。
図8は、この考案のさらに他の実施形態による飛沫飛散防止具301を示す斜視図である。
図8に示すように、飛沫飛散防止具301は、拡開状態のパネル2をテーブル等の載置台(図示せず)に略正立状態で載置するよう構成された載置用スタンド3を備えている。載置用スタンド3は、パネル2を支持するパネル支持部32と、載置台の載置面に当接するベース部31と、係止部33とを備えている。
この実施形態においては、パネル支持部32は、パネル2に着脱自在に結合されており、ベース部31は、パネル支持部32に回動調節可能に結合されている。
係止部33は、ベース部31に対して、パネル支持部32を所定の回動位置に係止するために用いられる。係止部33は、また、パネル支持部32を、パネル2を装着した状態に維持するために用いられる。
パネル支持部32の構成は、とくに限定されるものではないが、この例では、たとえば金属線材により構成された略「コ」の字型の一対のパネル支持片32a、32bにより、パネル2の一部を表裏から挟んで固定するよう構成されている。
ベース部31の構成は、とくに限定されるものではないが、この例では、たとえば略「コ」の字型に形成された金属線材により構成されている。
図示しないが、パネル支持片32a、32bの両端部、および、ベース部31の両端部は、いずれも略円弧状に形成され、各端部の略円弧状部分の中心を結ぶ軸線(以下、説明の便宜上「回動軸線」ということがある。)が、図中X方向の略直線となるよう、パネル支持片32a、32bおよびベース部31が配置されている。X方向は、パネル2のシート部21のなす略平面と略平行である。
係止部33の構成は、とくに限定されるものではないが、この例では、係止部33は、ボルト33aおよびナット33bを備えている。この例においては、載置用スタンド3は、図中X1側(一方側)に配置されたX1側の係止部33、および、X2側(他方側)に配置されたX2側の係止部33よりなる、一対の係止部33を備えている。
X1側の係止部33のボルト33a(X2方向端に頭部を有する)が、回動軸線に沿うように配置され、パネル支持片32a、32bのX1側の端部、および、ベース部31のX1側の端部の略円弧状部分を貫通するよう挿入されている。当該ボルト33aのX1方向の端部近傍に螺合されたナット33bの締め付け・緩和により、パネル支持片32a、32bのX1側の端部、および、ベース部31のX1側の端部が、相互に、固定・回動自在となるよう構成されている。
パネル支持片32a、32bのX2側の端部、および、ベース部31のX2側の端部、ならびに、X2側の係止部33も、X1側のそれらと同様の構成である。
拡開状態のパネル2を載置台に略正立状態で載置するには、つぎのようにすればよい。すなわち、載置台の載置面に載置用スタンド3のベース部31を載置し、パネル支持片32a、32bの間に、拡開状態のパネル2の一部を挟み込み、パネル2が載置台に略正立状態となるよう、ベース部31に対するパネル支持片32a、32bの回動位置を調節したうえで、一対のナット33bを締め込む。
これにより、パネル2が、パネル支持部32に固定されるとともに、パネル支持部32が、ベース部31に固定される。すなわち、パネル2は、載置用スタンド3を介して、略正立状態で載置台に載置される。
ベース部31に対するパネル支持部32の回動位置は図中R1方向(すなわち回動軸線回り)に調整可能となっている。したがって、収納時において、載置用スタンド3からパネル2を外し、ベース部31とパネル支持部32とが略重なるよう調整すれば、載置用スタンド3の収納時におけるコンパクト化を図ることができ、携行が容易となる。
なお、この例では、ベース部31とパネル支持部32とが、回動調節可能に結合されている場合について説明したが、ベース部31とパネル支持部32とが、回動不能に、すなわち、固定的に結合されていてもよい。
また、この例では、載置用スタンド3がパネル2を保持する場合を例に説明したが、載置用スタンド3に保持されるパネルは、これに限定されるものではない。載置用スタンド3に保持されるパネルとして、パネル2のほか、パネル102、パネル202が例示される。
また、この実施形態においては、パネル支持部32が、パネル2に着脱自在に結合されている場合を例に説明したが、この考案は、これに限定されるものではない。
図9は、この考案のさらに他の実施形態による飛沫飛散防止具401を示す斜視図である。
図9に示すように、飛沫飛散防止具401は、載置用スタンド403を備えている。載置用スタンド403は、パネル2を支持するパネル支持部432と、載置台の載置面に当接するベース部431と、係止部433とを備えている。
この実施形態においては、パネル支持部432は、パネル2に固定的に結合されており、ベース部431は、パネル支持部432に回動調節可能に結合されている。
パネル支持部432の構成は、とくに限定されるものではないが、この例では、たとえば略「コ」の字型に形成された金属線材により構成されたパネル支持片432aと、パネル支持片432aとパネル2とを結合するパネル結合部材432bとを備えている。
パネル2の枠部22上の所定距離隔てた2ヶ所において、枠部22とパネル支持片432aとが、パネル結合部材432bにより、固定的に結合されている。
係止部433は、ベース部431に対して、パネル支持部432を所定の回動位置に係止するために用いられる。
図示しないが、パネル支持片432aの両端部、および、ベース部431の両端部は、いずれも略円弧状に形成され、各端部の略円弧状部分の中心を結ぶ軸線(回動軸線)が、図中X方向の略直線となるよう、パネル支持片432aおよびベース部431が配置されている。
ベース部431および係止部433の構成は、それぞれ、図8におけるベース部31および係止部33のそれと略同一である。
すなわち、載置用スタンド403は、図8における載置用スタンド3のパネル支持部32を、図9に示すパネル支持部432に置き換えたものとして把握することができる。
つまり、載置用スタンド403は、パネル支持部432がパネル2に固定的に結合されている点で、パネル支持部32がパネル2に着脱自在に結合されている載置用スタンド3と異なるものの、その余の構成は、載置用スタンド3のそれと同様である。
また、載置用スタンド3または飛沫飛散防止具301における動作や種々のバリエーションは、その性質上、載置用スタンド403または飛沫飛散防止具401に適用できないものを除き、載置用スタンド403または飛沫飛散防止具401にも適用される。
なお、図8に示す載置用スタンド3におけるバリエーションとして、ベース部31とパネル支持部32とが、固定的に結合される場合を例示したが、図9に示す載置用スタンド403においても同様である。この場合、係止部433は用いず、ベース部431とパネル支持片432aとを、たとえば一本の金属線材を用いて、一体的に形成するよう構成することもできる。
この実施形態においては、載置用スタンドを備えた飛沫飛散防止具について説明したが、この考案は、これに限定されるものではない。
図10は、この考案のさらに他の実施形態による飛沫飛散防止具501を示す斜視図である。
図10に示すように、飛沫飛散防止具501は、拡開状態のパネル2を把持するための把持用ハンドル4を備えている。把持用ハンドル4は、パネル2を支持するパネル支持部42と、人に把持される把持体41cを備えた把持部41と、係止部43とを備えている。
この実施形態においては、パネル支持部42は、パネル2に着脱自在に結合されており、把持体41cは、パネル支持部42に回動調節可能に結合されている。
係止部43は、把持体41cを備えた把持部41に対して、パネル支持部42を所定の回動位置に係止するために用いられる。係止部43は、また、パネル支持部42を、パネル2を装着した状態に維持するために用いられる。
把持部41の構成は、とくに限定されるものではないが、この例では、たとえば金属線材により構成された略「コ」の字型の把持体支持片41a、上記把持体41c、および、把持体支持片41aと把持体41cとを回動調節可能に結合する継ぎ手41bを備えている。
把持体支持片41aの長手方向の略中央において、継ぎ手41bを介して、把持体支持片41aと、把持体41cの上端とが結合されている。
把持体41cの構成は、とくに限定されるものではないが、この例では、棒状(たとえば、略円柱状)に形成されている。
継ぎ手41bの構成はとくに限定されるものではないが、この例では、所定の摺動抵抗が付与された自在接手(ユニバーサルジョイント)により構成されている。したがって、把持体41cは、継ぎ手41bおよび把持体支持片41aを介して、パネル支持部42に支持されたパネル2に対して、所望の回動位置を維持することができる。
図示しないが、把持体支持片41aの両端部、ならびに、パネル支持部42を構成するパネル支持片42a、42bの両端部は、いずれも略円弧状に形成され、各端部の略円弧状部分の中心を結ぶ軸線(回動軸線)が、図中X方向の略直線となるよう、把持体支持片41a、ならびに、パネル支持片42aおよびパネル支持片42bが配置されている。
拡開状態のパネル2を手で持って使用するには、たとえば、つぎのようにすればよい。すなわち、パネル支持片42aおよびパネル支持片42bにより、拡開状態のパネル2の一部を挟み込むとともに、把持体41cの長手方向の中心線が、パネル2のシート部21と略平行で、かつ、枠部22の法線と略一致するよう、パネル支持部42に対する把持部41の回動位置を調節し、一対のナット43bを締め込む。
これにより、パネル2がパネル支持部42に固定されるとともに、パネル支持部42が把持部41に固定される。
つぎに、継ぎ手41bの機能を用いれば、把持体41cに対するパネル2の回動位置を、前後(図中R2方向)、左右(図中R3方向)いずれの方向にも回動させることができ、かつ、所望の回動位置で維持(固定)することができる。
パネル支持部42および係止部43の構成は、それぞれ、図8におけるパネル支持部32および係止部33のそれと略同一である。
すなわち、把持用ハンドル4は、図8における載置用スタンド3のベース部31を、図10に示す把持部41に置き換えたものとして把握することができる。
つまり、把持用ハンドル4は、把持部41がパネル支持部42に結合されている点で、ベース部31がパネル支持部32に結合されている載置用スタンド3と異なるものの、その余の構成は、載置用スタンド3のそれと同様である。
また、載置用スタンド3または飛沫飛散防止具301における動作や種々のバリエーションは、その性質上、把持用ハンドル4または飛沫飛散防止具501に適用できないものを除き、把持用ハンドル4または飛沫飛散防止具501にも適用される。
なお、この例では、把持体支持片41aと把持体41cとを回動調節可能に結合する継ぎ手41bを用いたが、継ぎ手41bを用いずに、把持体支持片41aと把持体41cとを固定的に結合するよう構成することもできる。
また、この例においては、把持体41cは、継ぎ手41b、把持体支持片41aおよび係止部43を介して、間接的に、パネル支持部42に結合するよう構成しているが、もちろん、把持体41cを、直接、パネル支持部42に結合するよう構成することもできる。
また、この実施形態においては、パネル支持部42が、パネル2に着脱自在に結合されている場合を例に説明したが、この考案は、これに限定されるものではない。
図11は、この考案のさらに他の実施形態による飛沫飛散防止具601を示す斜視図である。
図11に示すように、飛沫飛散防止具601は、把持用ハンドル604を備えている。把持用ハンドル604は、パネル2を支持するパネル支持部632と、把持体支持片641a、継ぎ手641bおよび把持体641cを備えた把持部641と、係止部643とを備えている。
この実施形態においては、パネル支持部632は、パネル2に固定的に結合されており、把持用ハンドル604は、パネル支持部632に回動調節可能に結合されている。
パネル支持部632の構成は、とくに限定されるものではないが、この例では、たとえば略「コ」の字型に形成された金属線材により構成されたパネル支持片632aと、パネル支持片632aとパネル2とを結合するパネル結合部材632bとを備えている。
パネル支持部632の構成は、図9におけるパネル支持部432のそれと略同一である。また、把持部641および係止部643の構成は、それぞれ、図10における把持部41および係止部43のそれと略同一である。
すなわち、把持用ハンドル604は、図10における把持用ハンドル4のパネル支持部42を、図9における載置用スタンド403のパネル支持部432に置き換えたものとして把握することができる。
つまり、把持用ハンドル604は、パネル支持部632がパネル2に固定的に結合されている点で、パネル支持部42がパネル2に着脱自在に結合されている把持用ハンドル4と異なるものの、その余の構成は、把持用ハンドル4のそれと同様である。
また、把持用ハンドル4または飛沫飛散防止具501における動作や種々のバリエーションは、その性質上、把持用ハンドル604または飛沫飛散防止具601に適用できないものを除き、把持用ハンドル604または飛沫飛散防止具601にも適用される。
なお、図9に示す載置用スタンド403におけるバリエーションと同様に、図11に示す把持用ハンドル604においても、把持部641とパネル支持部632とを、固定的に結合するよう構成することができる。この場合、係止部643は用いず、把持部641を構成する把持体支持片641aとパネル支持片632aとを、たとえば一本の金属線材を用いて、一体的に形成するよう構成することもできる。
さらに、把持体支持片641aは用いず、把持体641cとパネル支持部632とを、直接、または、継ぎ手641bを介して、結合するよう構成することもできる。
上記においては、本考案を好ましい実施形態として説明したが、各用語は、限定のために用いたのではなく、説明のために用いたものであって、本考案の範囲および精神を逸脱することなく、添付のクレームの範囲において、変更することができるものである。また、上記においては、本考案のいくつかの典型的な実施形態についてのみ詳細に記述したが、当業者であれば、本考案の新規な教示および利点を逸脱することなしに上記典型的な実施形態において多くの変更が可能であることを、容易に認識するであろう。したがって、そのような変更はすべて、本考案の範囲に含まれるものである。
1:飛沫飛散防止具
2:パネル
21:シート部
22:枠部

Claims (9)

  1. 人の呼吸器から発せられる飛沫の飛散を防止する飛沫飛散防止具であって、
    前記飛沫の通過を阻止するよう構成された可畳性のシート部と、
    前記シート部の外縁部に設けられた弾性を有する環状の枠部と、
    を備えたパネル、を備え、
    前記パネルは、使用時において、前記枠部の弾性復元力によって前記シート部に付与された張力により拡開状態が維持されるとともに、収納時において、前記枠部の弾性復元力に抗して折り畳むことで携行可能となるよう構成されたこと、
    を特徴とする飛沫飛散防止具。
  2. 請求項1の飛沫飛散防止具において、
    前記シート部は、不織布を用いて直径5マイクロメートルの飛沫およびこれを超える直径の飛沫の通過を阻止するよう構成されたこと、
    を特徴とする飛沫飛散防止具。
  3. 請求項1ないし2のいずれかの飛沫飛散防止具において、
    前記シート部は、透光性を有すること、
    を特徴とする飛沫飛散防止具。
  4. 請求項1の飛沫飛散防止具において、
    前記シート部は、透明な合成樹脂シートにより構成されたこと、
    を特徴とする飛沫飛散防止具。
  5. 請求項1ないし4のいずれかの飛沫飛散防止具において、
    前記パネルは、拡開状態において略円板状または略楕円板状になるよう構成されたこと、
    を特徴とする飛沫飛散防止具。
  6. 請求項1ないし4のいずれかの飛沫飛散防止具において、
    前記パネルは、拡開状態において略矩形板状になるよう構成されたこと、
    を特徴とする飛沫飛散防止具。
  7. 請求項1ないし6のいずれかの飛沫飛散防止具において、
    前記枠部は、
    弾性を有する環状の線材と、
    前記線材を外套する可畳性の線材収容部材と、
    を備え、
    前記シート部の外縁部は、前記線材を内包する前記線材収容部材に結合されたこと、
    を特徴とする飛沫飛散防止具。
  8. 請求項1ないし7のいずれかの飛沫飛散防止具において、
    前記飛沫飛散防止具は、
    拡開状態の前記パネルをテーブル等の載置台に略正立状態で載置するよう構成された載置用スタンドであって、
    前記パネルに固定的に、または、着脱自在に結合されて、前記パネルを支持するパネル支持部と、
    前記パネル支持部に固定的に、または、回動調節可能に結合され、前記載置台の載置面に当接するベース部と、
    を備えた載置用スタンド、
    を備えたこと、
    を特徴とする飛沫飛散防止具。
  9. 請求項1ないし8のいずれかの飛沫飛散防止具において、
    前記飛沫飛散防止具は、
    拡開状態の前記パネルを把持するための把持用ハンドルであって、
    前記パネルに固定的に、または、着脱自在に結合されて、前記パネルを支持するパネル支持部と、
    前記パネル支持部に固定的に、または、回動調節可能に結合され、人に把持される把持体と、
    を備えた把持用ハンドル、
    を備えたこと、
    を特徴とする飛沫飛散防止具。
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