JP3230064U - 折り畳み式机 - Google Patents

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正雄 中根
正雄 中根
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Fpkナカタケ株式会社
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Abstract

【課題】折り畳み構成の簡易化を実現できるとともに軽量化による移動容易性を向上できる折り畳み式机を提供する。【解決手段】折り畳み式机1は、室内の壁面Wに斜めに立て掛けて使用される平行な2本の脚部材3A、3Bと、2本の脚部材間を連結する上部補強部材5及び下部補強部材7と、2本の脚部材間に上下方向に回動自在に連結された天板9と、天板の後端側の部位9bの上面に当接して天板を水平となる回動位置で止める支持部材11Aとを有する。壁面が通常必要となるもう一対の脚部材の機能を兼ねることにより、構成が簡易化されるとともに、天板は水平に安定支持される。【選択図】図1

Description

本考案は、不使用時にはコンパクトに折り畳むことができる折り畳み式机に関するものである。
この種の折り畳み式机は、例えば特許文献1に開示されているように、平行に延びる一対の脚部材を2組回動自在に連結し、これらの脚部材の上端部に天板を水平状態と起立状態とを任意にとることができるように連結した構成を有している。2組の脚部材を水平面で拡げることにより4点支持構成となり、使用時に水平となる天板を安定に支持することができる。
天板の下面両側にそれぞれ一対の脚部材を折り畳み自在に設け、4点支持する構成も知られている。
このような折り畳み式の机は、必要な場合に適宜の場所で椅子と組み合わせることによりデスクワークを行うための構成を容易に構築することができるとともに、不使用時にはコンパクトに折り畳んで適宜の場所に移動し、例えば壁に立て掛けて保管することができる。
上述のように、この種の折り畳み式机は、天板に対する脚部材の連結等における構成上の相違はあるものの、総じて4点支持構成により天板を安定に支持するという考え方に変わりはない。
特開2016−87077号公報
しかしながら、特許文献1等に記載の構成では折り畳み可能とするためには、脚部材同士間の回動自在な連結構成や脚部材とテーブル(天板)間の回動自在な連結構成が必要となる。このため、構成の複雑化を避けられないとともに、軽量化の観点からの移動容易性も必ずしも満足のいくものではなかった。
本考案は上記従来の問題点に着目して為されたものであり、折り畳み構成の簡易化を実現できるとともに軽量化による移動容易性を向上できる折り畳み式机の提供を、その目的とする。
本考案は、上記目的を達成するために、天板を水平に安定支持するための2組の脚部材のうちの一方の脚部材の機能を壁面の剛性で代替して構成の簡易化を図るという考えに立っている。
具体的には、請求項1の考案は、壁面に斜めに立て掛けて使用される平行な2本の脚部材と、前記2本の脚部材間を連結する補強部材と、前記2本の脚部材間に上下方向に回動自在に連結された天板と、前記天板を水平となる回動位置で支持する支持部材とを有していることを特徴とする折り畳み式机である。
請求項2の考案は、請求項1に記載した折り畳み式机において、前記支持部材が、前記2本の脚部材のそれぞれの内側面に設けられ前記天板の回動軸心よりも後端側に位置する部分の上面に当接する構成を有していることを特徴とする折り畳み式机である。
請求項3の考案は、請求項2に記載した折り畳み式机において、前記天板の折り畳み状態における側面と前記支持部材とが前記脚部材の幅内に収まる構成を有していることを特徴とする折り畳み式机である。
請求項4の考案は、請求項1から3のいずれかに記載した折り畳み式机において、前記天板を前記2本の脚部材の長手方向に沿った状態に保持する保持機構を有していることを特徴とする折り畳み式机である。
請求項5の考案は、請求項4に記載した折り畳み式机において、前記保持機構が、前記天板と前記脚部材のうちのいずれか一方に設けられた凸部材と、他方に設けられ前記凸部材が弾性変位により係合する凹部材とを有していることを特徴とする折り畳み式机である。
請求項6の考案は、請求項1から5のいずれかに記載した折り畳み式机において、前記2本の脚部材のそれぞれの下端が、前記壁面に立て掛けた状態で床面に平行となる設置面を有していることを特徴とする折り畳み式机である。
請求項7の考案は、請求項6に記載した折り畳み式机において、前記設置面に滑り止め部材が設けられていることを特徴とする折り畳み式机である。
本考案によれば、折り畳み構成の簡易化を実現できるとともに軽量化による移動容易性を向上できる。
本考案の一実施の形態に係る折り畳み式机の使用状態を示す斜視図である。 図1で示した折り畳み式机の要部分解斜視図である。 図1で示した折り畳み式机の折り畳んだ状態を示す図で、(a)は正面図、(b)は(a)のX2−X2線での断面図及び部分拡大図である。 図1で示した折り畳み式机の保持機構を示す折り畳み状態での要部拡大断面図である。 図1で示した折り畳み式机における天板と支持部材との関係を示す、図1のX1−X1線での断面図である。 図1で示した折り畳み式机と椅子によるデスクワーク構成を示す、図1のX1−X1線での概要断面図である。
以下、本考案の一実施の形態に係る折り畳み式机について図面を参照して説明する。
図1は、本実施の形態に係る木製の折り畳み式机1の使用状態を示しており、折り畳み式机1は室内の壁面Wに立て掛けて使用される。符号Fは床面を示している。
折り畳み式机1は、壁面Wに斜めに立て掛けて使用される平行な2本の脚部材3A、3Bと、これらの脚部材3A、3B間を連結する上部補強部材5及び下部補強部材7と、2本の脚部材3A、3B間に上下方向に回動自在に連結された机板としての天板9と、この天板9を水平となる回動位置で止めた状態に支持する支持部材11A、11B(図3(a)参照)等を有している。
図2に示すように、上部補強部材5の両端部には上下方向に間隔をおいて2つの円柱状の凸部(ダボ)5aが形成されており、脚部材3A、3Bの上端部の対応位置に形成された挿入孔(ダボ穴)3a(脚部材3B側は省略)に凸部5aを圧入することにより脚部材3A、3Bの上端部間が上部補強部材5で連結されている。
下部補強部材7も同様に、その両端部には上下方向に間隔をおいて2つの円柱状の凸部(ダボ)7aが形成されており、脚部材3A、3Bの上下方向における略中央部に形成された挿入孔(ダボ穴)3b(脚部材3B側は省略)に凸部7aを圧入することにより脚部材3A、3B間が下部補強部材7で連結されている。
上部補強部材5は、水平方向の中央部に下面側を湾曲状に面取りして形成した取っ手部5bを有している。
天板9の水平姿勢における後端側の両端部には、回動軸としての軸ピン13の一端部が挿入される軸孔9aが形成されており、脚部材3A、3Bの対応する部位には軸ピン13の他端部が挿入される軸孔3c(脚部材3B側は省略)が形成されている。すなわち、天板9は後端側の両端部を軸ピン13で支持されることにより、2本の脚部材3A、3B間に上下方向に回動自在に連結されている。
天板9の前端側の両端部には、天板9を2本の脚部材3A、3Bの長手方向に沿った折り畳み状態(収納状態)に保持する保持機構14(図3(a)参照)の一方をなす凹部材15が設けられている。これに対応して、脚部材3A、3Bの対応する部位には、保持機構14の他方をなす凸部材17が設けられている。凹部材15と凸部材17の構成の詳細については後述する。
支持部材11Aは脚部材3Aの内側面に不図示のネジで固定されている。脚部材3Bにおける支持部材11Bも同様に固定されている。
図3(b)に示すように、天板9の折り畳み状態における側面と支持部材11Aとが脚部材3Aの幅D内に収まるように設けられている。脚部材3B側においても同様である。
このため、不使用時には脚部材3A、3Bの幅Dから他の部材がはみ出さないため、極めてコンパクトな折り畳み構成とすることができる。
また、図3(a)から明らかなように、折り畳み状態において、天板9の上端と上部補強部材5との間、天板9の下端と下部補強部材7との間にはほとんど隙間がないように構成されている。すなわち、下部補強部材7の位置を高くして椅子を用いた座位スペースを確保している。
図3(b)に示すように、脚部材3Aは上端に壁面Wに沿う傾斜面3dを有しているとともに、下端に床面Fに平行となる傾斜した設置面3eを有している。これにより安定した立て掛け状態を得ることができる。脚部材3Bにおいても同様の構成を有している。
傾斜面3dと設置面3eには、ゴム質系材料からなる半球状の滑り止め部材19が接着等の手段により設けられている。
図4に示すように、凸部材17は、筒状体17a内にバネ17bと球体17cとを収容し、鍔部17dで球体17cの略半部が突出した状態に封止してなる一体構成を有し、脚部材3A、3Bに埋設状態に圧入されている。
凹部材15は、天板9の側面に埋設されて球体17cの突出部が収容される半球状の凹部15aと、凹部15aに一体に設けられて天板9の側面に不図示のネジで固定される薄肉のフランジ15bとを有している。
図3に示す折り畳み状態では凸部材17の球体17cの突出部が凹部材15の凹部15aに係合し、折り畳み状態が保持される。折り畳み状態から天板9の上端部(水平状態の前端部)が前方へ押圧されると、バネ17bが圧縮されて球体17cが内方へ弾性変位し、凸部材17と凹部材15との係合が外れる。すなわち保持機構14による天板9の保持力が解除される。
保持機構14による天板9の保持力が解除されると、図5に示すように、回動位置が後端側にずれているため、天板9は自重で回動可能となる。実際には部材間の当接衝撃を緩和するために手を添えて回動される。
支持部材11Aは、その下端に脚部材3Aの設置面3eと同じ傾斜角度θの当接面11aを有している。脚部材3B側の支持部材11Bも同様の形状で、当接面11bを有している。
図6に示すように、支持部材11A、11Bの当接面11a、11b(図3(a)参照)が天板9の回動軸心(軸ピン13の中心)よりも後端側の部位9bの上面に当接することにより、天板9はそれ以上の回動を規制され、水平に支持される。
天板9が水平になった状態で天板9の後端と壁面Wとの間には隙間gができるようになっている。
このように、天板9の後端側の部位9bの上面を支持部材11A、11Bに当接させて水平に支持する構成とすることにより、例えば金属製のステーを引っ掛けて止めるなどの構成に比べて極めて簡単な構成とすることができるとともに、水平位置で止める操作も不要となる。
椅子21と組み合わせることにより、例えばノートパソコン23を用いてデスクワークを行うための構成を容易に構築することができる。
不使用時には天板9の前端部を掴んで上方に回動し、図3で示したように保持機構14で保持される状態に折り畳む。その後、折り畳み式机1を壁面Wに立て掛けたままとしてもよく、取っ手部5bを持って適宜の場所に折り畳み式机1を移動して保管することもできる。
天板9を折り畳むときに保持機構14による保持力を超えて回り過ぎることも想定されるが、本実施の形態では支持部材11A、11Bが脚部材3A、3Bの長手方向に沿って延びる形状を有しているので、支持部材11A、11Bが天板9の回り過ぎを規制する当て板としても機能する。
折り畳み式机1を立て掛ける壁面Wは特定の場所の壁面に限らず、室内の適宜の壁面を利用することができる。これにより、室内または屋外の壁面がある場所で任意にデスクワーク構成を構築することができる。
上記のように、本実施の形態に係る折り畳み式机1は、天板9を安定に支持するための2組の脚部材のうちの一方を壁面Wの剛性を利用して代替する構成としたので、実質的に1組(2本)の脚部材で支持する簡易な構成とすることができる。
これにより、脚部材3A、3B間の連結構成や脚部材3A、3Bと天板9間の連結構成が大幅に簡易化されるとともに、軽量化による移動容易性の向上を図ることができる。
天板9の材質としては、フラッシュボード、パーティクルボード、MDF(中密度繊維板)、合板、無垢板などを採用できる。
本実施の形態では椅子21を用いる座位姿勢での使用例について説明したが、立位姿勢での使用についても、脚部材3A、3Bの長さを大きくして天板9の位置を高くすることにより対応することができる。
近年、座位姿勢による長時間のデスクワークにより血流の滞りが生じ易いことが指摘され、立位姿勢でのデスクワークが推奨されているが、このような要望にも寸法の変更により容易に対応することができる。
天板9を上下2段に設けて、座位姿勢での構成と立位姿勢での構成とを任意に選択できるようにしてもよい。
以上、本考案の実施の形態について詳述してきたが、具体的構成は、この実施の形態に限られるものではなく、本考案の要旨を逸脱しない範囲における設計の変更などがあっても考案に含まれる。
例えば、支持部材11A、11Bは長くせずに当接面11a、11bを有する短片形状としてもよい。
保持機構14の構成も上記に限定されず、凹部に凸部がスナップフィットする簡易な構成でもよい。
2本の脚部材3A、3Bを連結する補強部材は必ずしも上部補強部材5と下部補強部材7とで構成する必要はなく、全体の枠強度が確保される場合にはいずれか一方のみでもよい。
また、上記の実施の形態では折り畳み式机1を木製としたが、材質はこれに限定されず、プラスチックや軽合金で形成してもよい。
1…折り畳み式机 3A、3B…脚部材 3e…設置面 5…上部補強部材
7…下部補強部材 9…天板 11A、11B…支持部材
14…保持機構 15…凹部材 17…凸部材 19…滑り止め部材
21…椅子 23…ノートパソコン
D…脚部材の幅 W…壁面

Claims (7)

  1. 壁面に斜めに立て掛けて使用される平行な2本の脚部材と、前記2本の脚部材間を連結する補強部材と、前記2本の脚部材間に上下方向に回動自在に連結された天板と、前記天板を水平となる回動位置で支持する支持部材とを有していることを特徴とする折り畳み式机。
  2. 請求項1に記載した折り畳み式机において、
    前記支持部材が、前記2本の脚部材のそれぞれの内側面に設けられ前記天板の回動軸心よりも後端側に位置する部分の上面に当接する構成を有していることを特徴とする折り畳み式机。
  3. 請求項2に記載した折り畳み式机において、
    前記天板の折り畳み状態における側面と前記支持部材とが前記脚部材の幅内に収まる構成を有していることを特徴とする折り畳み式机。
  4. 請求項1から3のいずれかに記載した折り畳み式机において、
    前記天板を前記2本の脚部材の長手方向に沿った状態に保持する保持機構を有していることを特徴とする折り畳み式机。
  5. 請求項4に記載した折り畳み式机において、
    前記保持機構が、前記天板と前記脚部材のうちのいずれか一方に設けられた凸部材と、他方に設けられ前記凸部材が弾性変位により係合する凹部材とを有していることを特徴とする折り畳み式机。
  6. 請求項1から5のいずれかに記載した折り畳み式机において、
    前記2本の脚部材のそれぞれの下端が、前記壁面に立て掛けた状態で床面に平行となる設置面を有していることを特徴とする折り畳み式机。
  7. 請求項6に記載した折り畳み式机において、
    前記設置面に滑り止め部材が設けられていることを特徴とする折り畳み式机。
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