JP3229611B2 - テレビジョン受像機の保護回路 - Google Patents

テレビジョン受像機の保護回路

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【発明の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本発明は、テレビジョン受像機の保護回路に関する。
(ロ)従来技術 テレビジョン受像機において、基準発振周波数f0から
分周して水平発振周波数fHを得るタイプのもので仮にそ
の基準周波数を作る発振子に第3図に示す如くN倍のス
プリアス成分がある時、テレビジョン受像機が動作開始
時、電圧の立ち上がりの歪みで基準発振周波数がN×f0
になり、その為水平発振周波数もN×fHに固定される場
合がごくまれにある。
この時、水平出力トランジスタは、ストレージロスや
スイッチングロスが異常に増えるため、そのまま放置
(通常、数分間)すれば必ず破損する また、水平発振周波数を基準発振から得るのではな
く、別個に発生させる場合でも、水平周波数の引き込み
範囲の広いテレビジョン受像機において、無信号時、水
平の同期分離入力にフライバックパルスがまわり込んで
入って来た場合、水平発振周波数が少しづつ高くなり、
水平出力トランジスタのストレージロスやスイッチング
ロスも同様に増えつづけ、熱破損に至る場合がある。
一方、アノード電圧は、第5図に示すように、陰極線
管(40)のアノード端子(41)に供給されており、アノ
ード端子(41)には、約25KV以上の高圧が加わる。その
ため、陰極線管(40)に塗布された導電性のカーボン
(42)との間で水滴や湿気を含んだ埃により高圧が放電
する場合がある。この放電によってテレビジョンキャビ
ネットが発火するといった恐れが出てくる。特に、アノ
ード端子(41)とカーボン(42)との間にほこりなどが
堆積している場合は、更に、発火し易くなる。
(ハ)発明が解決しようとする課題 本発明は、水平発振周波数が高い異常時に発生する水
平出力トランジスタの破壊を防止することを目的とす
る。
尚、これら異常時のフライバックトランスの3次巻線
からの出力波形を第4図に破線で示す。つまり、これら
異常時、高圧出力は低くなる。
更に、本発明は、アノード端子からの高圧の放電を検
出し、テレビジョンセットの保護をすることも目的とす
る。
(ニ)課題を解決するための手段 本発明は、基準発振周波数の発振信号を分周した水平
発振周波数信号に基づいて水平偏向走査駆動する出力を
供給する水平ドライブ回路(38)と、 マイクロコンピュータ用の電源電圧を常に出力する補
助電源回路(34)と、 フライバックトランス(FBT)の3次巻線(16)から
の信号を整流した出力信号から陰極線管の高圧の上昇を
検出するため出力信号レベルが所定レベルよりも高いこ
とを検出する第1検出手段(ZD1)と、 該第1検出手段(ZD1)の検出信号により、上記水平
ドライブ回路(38)の出力を停止させる出力停止回路
(22)と、 上記フライバックトランス(FBT)の3次巻線(16)
からの信号を整流した出力信号レベルが所定レベルより
も低いことを検出する第2検出手段(26)と、 該第2検出手段(26)からの検出信号により、主電源
回路(32)への商用電圧の供給を停止するべくスイッチ
手段(RL1)を開状態とするマイクロコンピュータ(2
8)とを、 備えるテレビジョン受像機の保護回路である。
(ホ)作用 陰極線管の高圧電圧が、低い時に、テレビジョン受像
機の主電源回路(32)をオフとして、水平出力トランジ
スタ(Tr1)の動作を停止せしめて、この水平出力ピボ
ット(Tr1)を保護する。そして、アノード端子(41)
からの放電を防止する。
(ヘ)実施例 第1図を参照しつつ、本発明の一実施例についを説明
する。
(Tr1)は水平出力トランジスタである。(DY)は水
平偏向ヨークである。(10)は水平偏向回路である。
(FBT)はフライバックトランスである。(12)は1次
巻線、(14)は2次巻線、(16)は3次巻線、(16)は
高圧整流回路である。
(20)は3次巻線(16)の出力を整流平滑する整流平
滑回路である。(22)はホールドダウン回路と呼ばれる
X線保護装置であり、特開昭59−5782(H04N3/18)にも
示されている如く、整流平滑回路(20)の出力により、
陰極線管(24)のアノード電圧(高圧電圧)を検出し
て、所定レベル以上になったときに、水平出力を停止せ
しめる働きをする。
つまり、陰極線管(24)の高圧電圧が高くなると整流
平滑回路(20)の出力も高くなり、ツェナダイオード
(ZD1)がオンしてホールドダウン回路(22)が動作す
る。
(26)はこの整流回路(20)の出力が低レベルである
ことを検出する検出回路である。抵抗(R4)(R5)は整
流平滑回路(20)の出力が所定レベルより下がると、ツ
ェナダイオード(ZD2)がオフ、トランジスタ(Tr2)が
オフ、トランジスタ(Tr3)がオンとなり、端子(28b)
にローレベルの信号を印加する。尚、検出回路(26)
は、通常動作時には、ツェナダイオード(ZD2)がオン
となり、トランジスタ(Tr2)がオン、トランジスタ(T
r3)はカットオフとなり、端子(28b)はハイレベルの
ままである (28)はマイクロコンピュータ(マイコン)であり、
リモコン信号(図示せず)等からのオン/オフ信号によ
り、端子(28c)よりオン信号を出力して、トランジス
タ(Tr4)をオンとしてリレー(RL1)を閉じて、プラグ
(30)からの100V商用電圧を主電源回路(32)に供給す
る。主電源回路(32)は、リレー(RL1)のオンによ
り、水平偏向系等の主要な回路に電源電圧を出力する。
図中の電源(32a)(32b)は、の1部である。
(34)は常時電圧を出力する補助電源回路であり、リ
レー用の電源電圧を出力する。(36)は電圧安定化回路
であり、安定した5Vの電源電圧をマイコン(28)の電源
電圧供給端子(28a)に出力している。
尚、第1図において、(R1)〜(R10)は抵抗(C1)
〜(C2)はコンデンサ、(Tr1)〜(Tr4)はトランジス
タ、(D1)(D2)はダイオード、(T)はトランス、
(DS)は整流回路である。
上記動作を説明する。
補助電源回路(34)により、マイコン(28)の端子
(28a)(28b)は常に5V(ハイレベル)の電源電圧が印
加されている。
リモコンにより電源をオンとすると、マイコン(28)
は端子(28c)より信号を出して、リレー(RL1)をオン
として、主電源回路(32)に100Vの商用電圧を供給す
る。これによりテレビジョン受像機の各部に各種電源電
圧が供給されて、テレビジョン受像機がオンする。水平
偏向回路系(38)も動作し、水平出力トランジスタ(Tr
1)も動作する。そして、高圧整流回路(18)は、陰極
線管(24)に高圧電圧を供給する。
整流平滑回路(20)は、この高圧電圧と比例した信号
を出力する。この信号レベルが、高いときはツェナダイ
オード(ZD1)がオンして、ホールドダウン回路(22)
に信号が入力され水平偏向回路系は停止する。
また、水平偏向回路系の動作開始時に、従来例で示し
た如く、水平発振周波数が、高い周波数で誤って動作し
た場合は、以下の如く動作する。
つまり、この誤動作時の、整流平滑回路(20)の出力
値は低い。そして、この低い時に、トランジスタ(Tr
3)がオンするように、あらかじめ抵抗(R4)(R5)の
抵抗比とツェナーダイオード(ZD2)を決定しておく。
このため、誤動作時、ツェナダイオード(ZD2)は導通
せず、トランジスタ(Tr2)はオフ、トランジスタ(Tr
3)はオンする。このため、マイコン(28)の電圧異常
検出端子(28b)はローレベル(0V)となる。マイコン
はこれにより、端子(28c)からの出力を停止して、リ
レー(RL1)をオフとして、主電流回路(32)をオフと
して、テレビジョン受像機をオフとする。
尚、使用者が、この後、リモコン等により、テレビジ
ョン受像機をオンした時に、水平周波数が再び誤動作す
ると、またも、電源オフとなるが、このようなことの発
生頻度は極めて低く、通常、2度続けて誤動作すること
はない。
また、アノード端子から高圧が、放電している場合に
は、高圧電流が多く流れていくため、高圧が低下する。
従って、高圧の低下を見ることで、アノード端子から高
圧が放電していることをも検出できる。この時も、上述
した動作によって電源回路を停止して高圧の放電を防止
する。
また、第2図に本発明の他の実施例を示す。第2図に
於て、第1図と同一図番は、同一のものであるため、説
明は省略する。第2図で、異なった点は、マイコン(2
8)側へ供給する高圧検出出力を作成するために、別
途、整流回路(20′)を加えたことと、検出回路(2
6′)の構成を簡単化し、そして、高圧を検出する場所
を変えた点である。
まず、整流回路(20′)は、抵抗(R11)ダイオード
(D3)、コンデンサ(C2)から構成されている。そし
て、検出回路(26′)は抵抗(R12)(R13)(R14)と
ツェナダイオード(ZD3)とダイオード(D4)からなっ
ている。また、高圧を検出する点は、フライバックトラ
ンス(FBT)の3次巻線(16)で、陰極線管(24)のヒ
ータ(39)に供給する電圧を出力する端子(16a)から
とっており、この端子(16a)から図示しないが、整流
した電圧がヒータ(39)に供給される。さらに、この端
子(16a)から出力される電圧は、第6図に示すような
正極性であり。高圧リークなどにより高圧が低下すると
(即ち異常時)、電圧レベルは低くなる。
次に、動作を説明する。高圧が低下すると、3次巻線
(16)に発生する電圧レベルが低くなり端子(16a)も
低くなる。そして、整流回路(20′)で整流平滑した電
圧も低くなり(通常は6Vぐらいであるが、この時はそれ
以下となる)、コンデンサ(C2)に充電されている電圧
が低くなり、検出回路(26′)のツェナダイオード(ZD
3)がオフし、これによりダイオード(D4)はオンす
る。このため、マイコン(28)の電圧異常検出端子(28
b)は、ローレベルとなる。マイコンはこれにより、端
子(28c)からの出力を停止して、リレー(RL1)をオフ
として、主電源回路(32)をオフとして、テレビジョン
受像機をオフとする。
また、第2図の実施例では、高圧の検出をヒータに供
給する電圧を利用しているので、第1図のようにマイコ
ンの異常検出端子へ供給する電圧レベルを変換する回路
が不要となり、回路構成が簡単になる。
(ト)発明の効果 簡単な回路構成で、水平出力トランジスタ(Tr1)を
保護できる。
また、異常時にリレー(RL1)をオフとしているの
で、ホールドダウン回路(22)の動作によるものと区別
が明確になり、テレビジョン受像機をを操作する人が再
度電源を入れ直すことで、水平発振周波数の異常な状態
からの立ち直りが簡単にでき、テレビジョン受像機の信
頼性は向上する。
さらに、本発明では、アノード電圧が放電してテレビ
ジョンセットに発火するといったことも防止できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す図である。第2図は本
発明の他の実施例を示す図である。第3図は、セラミッ
ク発振子の周波数対インピーダンス特性の一例、第4図
は、フライバックトランスの三次巻線の出力波形で破線
は水平周波数異常時、第5図はCRT後面図及び側面図。
第6図は第4図と同じくフライバックトランスの三次巻
線の出力波形で破線は高圧リーク時のものである。 (Tr1)……水平出力トランジスタ、(32)……主電源
回路、(34)……補助電源回路、(26)……検出回路
(検出手段)、(RL1)……リレー(リレー手段)、(2
8)……マイクロコンピュータ(マイコン)。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平1−260976(JP,A) 特開 平2−121570(JP,A) 特開 昭58−127471(JP,A) 特開 平2−13066(JP,A) 特開 昭56−27566(JP,A) 特開 昭64−58175(JP,A) 特公 昭60−34864(JP,B1) 特公 昭59−35541(JP,B1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 3/18

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】基準発振周波数の発振信号を分周した水平
    発振周波数信号に基づいて水平偏向走査駆動する出力を
    供給する水平ドライブ回路(38)と、 マイクロコンピュータ用の電源電圧を常に出力する補助
    電源回路(34)と、 フライバックトランス(FBT)の3次巻線(16)からの
    信号を整流した出力信号から陰極線管の高圧の上昇を検
    出するため出力信号レベルが所定レベルよりも高いこと
    を検出する第1検出手段(ZD1)と、 該第1検出手段(ZD1)の検出信号により、上記水平ド
    ライブ回路(38)の出力を停止させる出力停止回路(2
    2)と、 上記フライバックトランス(FBT)の3次巻線(16)か
    らの信号を整流した出力信号レベルが所定レベルよりも
    低いことを検出する第2検出手段(26)と、 該第2検出手段(26)からの検出信号により、主電源回
    路(32)への商用電圧の供給を停止するべくスイッチ手
    段(RL1)を開状態とするマイクロコンピュータ(28)
    とを、 備えるテレビジョン受像機の保護回路。
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