JP3229055U - 構造の改良された自在継手 - Google Patents

Abstract

【課題】滑らかな平面であればどこでも取り付けて接続して使用できる斬新な構造で、平面状部材との接続により自在回転ができる自在継手を提供する。【解決手段】押釦３は吸盤１に固定され、押釦の吸盤からの遠位端の一側はＴ字形リベット８を介して回転可能なＵ字形金具２２に回動可能に接続される。回転可能なＵ字形金具のＵ字形開口部は押釦と反対の側に向けて設置され、回転可能なＵ字形金具の２つの側板には貫通している回転孔２２−１がいずれも開設され、回転孔内にはグラブねじ軸７が挿通される。Ｔ字形リベットはグラブねじ軸に垂直に設置され、吸盤には吸盤内の空気を吸引除去する吸引ポンプ２が取り付けられ、押釦は４つの皿ねじ４を介して吸盤に固定され、回転可能なＵ字形金具と押釦との間にプレーンベアリング５が設置される。Ｔ字形リベットはプレーンベアリングを挿通して吸盤に接続され、Ｔ字形リベットにはフラットパッド１２が挿設され、フラットパッドは押釦と吸盤との間に設置される。【選択図】図１

Description

本考案は自在継手、特に、構造の改良された自在継手に関する。

従来の同タイプの継手においては、接続や固定が不便である。例えば、平面状部材との取り付けや接続が不便である。

本考案が解決しようとする技術的課題は、従来の技術の不足に鑑みて、構造の改良された自在継手を提供する。

上記目的を実現するために、本考案は以下の解決手段を採用する。
押釦と回転可能なＵ字形金具を含む構造の改良された自在継手であって、前記押釦は吸盤に固定され、押釦の吸盤からの遠位端の一側はＴ字形リベットを介して回転可能なＵ字形金具に回動可能に接続され、回転可能なＵ字形金具のＵ字形開口部は押釦と反対の側に向けて設置され、回転可能なＵ字形金具の２つの側板には貫通している回転孔がいずれも開設され、回転孔内にはグラブねじ軸が挿通され、Ｔ字形リベットはグラブねじ軸に垂直に設置され、吸盤には吸盤内の空気を吸引除去する吸引ポンプが取り付けられ、
前記押釦は４つの皿ねじを介して吸盤に固定され、

前記回転可能なＵ字形金具と押釦との間にプレーンベアリングが設置され、Ｔ字形リベットはプレーンベアリングを挿通して吸盤に接続され、Ｔ字形リベットにはフラットパッドが挿設され、フラットパッドは押釦と吸盤との間に設置され、
前記グラブねじ軸は回転可能なＵ字形金具の２つの側板の回転孔を挿通して、締め用グラブねじにネジ接続され、
前記吸引ポンプは押釦と吸盤との間に挟持されて固定される。

本考案の有益な効果は、実用的で低コストであり、滑らかな平面であればどこでも取り付けて接続して使用できる斬新な構造を提供し、平面状部材との接続により自在回転ができることに最適することである。

本考案の分解構造を示す図である。

押釦３と回転可能なＵ字形金具２２とを含む構造の改良された自在継手であって、前記押釦３は吸盤１に固定され、押釦３の吸盤１からの遠位端の一側はＴ字形リベット８を介して回転可能なＵ字形金具２２に回動可能に接続され、回転可能なＵ字形金具２２のＵ字形開口部は押釦３と反対の側に向けて設置され、回転可能なＵ字形金具２２の２つの側板にはいずれも貫通している回転孔２２−１が開設され、回転孔２２−１内にはグラブねじ軸７が挿通され、Ｔ字形リベット８はグラブねじ軸７に垂直に設置され、吸盤１には吸盤１内の空気を吸引除去する吸引ポンプ２が取り付けられる。
前記押釦３は４つの皿ねじ４を介して吸盤１に固定される。

前記回転可能なＵ字形金具２２と押釦３との間にプレーンベアリング５が設置され、Ｔ字形リベット８はプレーンベアリング５を挿通して吸盤１に接続され、Ｔ字形リベット８にはフラットパッド１２が挿設され、フラットパッド１２は押釦３と吸盤１との間に設置される。
前記グラブねじ軸７は回転可能なＵ字形金具２２の２つの側板の回転孔２２−１を挿通して、締め用グラブねじ６にネジ接続される。
前記吸引ポンプ２は押釦３と吸盤１との間に挟持されて固定される。
図１に示すように、例えば、本考案の構造によれば、テンショナーを滑らかな壁に固定することができる。

吸盤１を滑らかな平面に押し付け、吸引ポンプ２を用いて吸盤１内の空気を吸引除去することで、吸盤１は滑らかな壁に吸着され、本考案による固定を実現する。

テンショナーのケーシングはグラブねじ軸７に回動可能に接続され、テンショナー自体はグラブねじ軸７に沿って回動可能であり、回転可能なＵ字形金具２２はＴ字形リベット８に沿って回動可能であり、Ｔ字形リベット８をグラブねじ軸７に垂直に設置することにより、自在回転を実現する。

本考案によれば、滑らかな平面にほかの部品を接続することもできる。例えば、フックを回動可能にグラブねじ軸７に接続すれば、本考案に基づいて自在フックとして使用することができる。

Claims (6)

1. 押釦（３）と回転可能なＵ字形金具（２２）を含み、
   前記押釦（３）は吸盤（１）に固定され、押釦（３）の吸盤（１）からの遠位端の一側はＴ字形リベット（８）を介して回転可能なＵ字形金具（２２）に回動可能に接続され、回転可能なＵ字形金具（２２）のＵ字形開口部は押釦（３）と反対の側に向けて設置され、回転可能なＵ字形金具（２２）の２つの側板には貫通している回転孔（２２−１）がいずれも開設され、回転孔（２２−１）内にはグラブねじ軸（７）が挿通され、Ｔ字形リベット（８）はグラブねじ軸（７）に垂直に設置され、吸盤（１）には吸盤（１）内の空気を吸引除去する吸引ポンプ（２）が取り付けられることを特徴とする自在継手。
2. 前記押釦（３）は４つの皿ねじ（４）を介して吸盤（１）に固定されることを特徴とする請求項１に記載の自在継手。
3. 前記回転可能なＵ字形金具（２２）と押釦（３）との間にプレーンベアリング（５）が設置され、Ｔ字形リベット（８）はプレーンベアリング（５）を挿通して吸盤（１）に接続され、Ｔ字形リベット（８）にはフラットパッド（１２）が挿設され、フラットパッド（１２）は押釦（３）と吸盤（１）との間に設置されることを特徴とする請求項１に記載の自在継手。
4. 前記回転可能なＵ字形金具（２２）と押釦（３）との間にプレーンベアリング（５）が設置され、Ｔ字形リベット（８）はプレーンベアリング（５）を挿通して吸盤（１）に接続され、Ｔ字形リベット（８）にはフラットパッド（１２）が挿設され、フラットパッド（１２）は押釦（３）と吸盤（１）との間に設置されることを特徴とする請求項２に記載の自在継手。
5. 前記グラブねじ軸（７）は回転可能なＵ字形金具（２２）の２つの側板の回転孔（２２−１）を挿通して、締め用グラブねじ（６）にネジ接続されることを特徴とする請求項３に記載の自在継手。
6. 前記吸引ポンプ（２）は押釦（３）と吸盤（１）との間に挟持されて固定されることを特徴とする請求項５に記載の自在継手。