JP3228943U - 飲食用、応援用フェイスシールド形マスク - Google Patents
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Abstract
【課題】装着者の口から飛散される呼気を他人に正面から直接放射せず、また他人からの呼気を直接正面から受けず、更にマスク本体を上に動かすことで、マスクを着けたまま飲食、会話することを可能にするフェイスシールドに似たマスクを提供する。【解決手段】透明のポリプロビレン又は塩化ビニール製のシートを型紙に沿って切り抜き、マスク本体1及び額抑え2、マスク支え3を一体のものとして作成し、自分の口や相手の口から飛散される呼気が装着者のマスク本体に当たることで、これらをプロテクトし、またマスク本体を上に動かし、或いはそのままの状態で飲食物を口に運ぶことを可能にする。マスク本体の装着はマスク支え両端のL字形切込み4をかみ合わせ、耳から後頭部に掛けて行う。顔面前部が熱を持つことなく、廉価で持ち運びも簡易であり、飲食店が飲食用マスクとして、またプロスポーツチームが応援用マスクとして無償で顧客に提供するのに役立つ。【選択図】図5
Description
本考案は、自分の呼気が他人に対して正面から直接飛散することを防止し、また他人が飛散した呼気を直接正面から吸引することを防止するために、装着者の口鼻前に展開するマスク本体により、それぞれの呼気が直接通過することをプロテクトすると共に、口鼻前展開部の下部が開いていることから、マスク本体を上に動かし、又はそのままの状態で飲食が容易にでき、目の部分も空いていて、空気が上下に流れることにより、長時間の着用により顔面の空気が熱くなることもなく、居酒屋やレストラン等での飲食時での活用や夏のスポーツ観戦等における熱中症予防にも活用できるためのマスクに関するものである。
一般的に、飲食時における適切なコロナウイルス感染防止策として、飲食店では、▲1▼テーブルの上に、両側を遮るパーテーションを設置する、▲2▼客と客との間のスペースを確保する、▲3▼顧客の食事中の会話は出来るだけ控える。
また、観客を入れてのプロサッカーやプロ野球の試合観戦においては、▲1▼まず、入場者の絶対数を制限する。▲2▼観客と観客との間のディスタンスを出来るだけ確保する。▲3▼応援歌を歌うことや観戦中の飲食を制限する。
こうしたことが言われている状況の中、関連事業者の売り上げは低迷し、国民も楽しみを制限した生活を強いられている。
これを打破する一つの方策として考えられるのが、外食時に着用しながら開口部の下から飲食が可能で、スポーツ観戦における熱中症の対策としても、冷感マスクの様に高価でなく、開口部の上下から空気を直接吸入できる廉価なマスクが求められている。
その為にマスクを顔面に直接密着させずに、装着しながら飲食が可能なマスクとして多種類のフェイスシールドが考えられている、しかし、これらはいずれも使い捨てでなく高価であり、また、上部ないし下部が閉鎖されていることから短時間で顔面前部が熱くなり、飲食店やプロサッカー・プロ野球チームないしサポート企業が観客に対しノベルティとして提供するには相応しくない。
これまで、透明で前面が見え、かつ顔面の対抗物体に吐息が吹き付けられることを防ぐと共に、自然に近い呼吸と安価で作業が出来るマスクとして、特許文献1の特開2003‐008070が開示されているが、このマスクはマスク本体とその頭部支持具及び連結部とからなっていて、それぞれの材料費とそれらを接合する作業費とを考えると、ノベルティとして提供できるほどの安価では製作できず、また全体を折りたたんで簡易に包装することも出来ない。
また、観客を入れてのプロサッカーやプロ野球の試合観戦においては、▲1▼まず、入場者の絶対数を制限する。▲2▼観客と観客との間のディスタンスを出来るだけ確保する。▲3▼応援歌を歌うことや観戦中の飲食を制限する。
こうしたことが言われている状況の中、関連事業者の売り上げは低迷し、国民も楽しみを制限した生活を強いられている。
これを打破する一つの方策として考えられるのが、外食時に着用しながら開口部の下から飲食が可能で、スポーツ観戦における熱中症の対策としても、冷感マスクの様に高価でなく、開口部の上下から空気を直接吸入できる廉価なマスクが求められている。
その為にマスクを顔面に直接密着させずに、装着しながら飲食が可能なマスクとして多種類のフェイスシールドが考えられている、しかし、これらはいずれも使い捨てでなく高価であり、また、上部ないし下部が閉鎖されていることから短時間で顔面前部が熱くなり、飲食店やプロサッカー・プロ野球チームないしサポート企業が観客に対しノベルティとして提供するには相応しくない。
これまで、透明で前面が見え、かつ顔面の対抗物体に吐息が吹き付けられることを防ぐと共に、自然に近い呼吸と安価で作業が出来るマスクとして、特許文献1の特開2003‐008070が開示されているが、このマスクはマスク本体とその頭部支持具及び連結部とからなっていて、それぞれの材料費とそれらを接合する作業費とを考えると、ノベルティとして提供できるほどの安価では製作できず、また全体を折りたたんで簡易に包装することも出来ない。
以上の様に、従来のフェイスシールドやその他の従来の技術では、出来るだけ呼気が外部に漏れることを防ぐために開口部を少なくし、それによって特定の人が継続して自分専用に使用することを目的としていることで、製造原価が高く、また長時間の使用で顔面の空気が熱くなり、飲食店が客へのサービスとして、また、プロサッカーチームやプロ野球チームが夏の応援用マスクとして、ノベルティとして提供するために安価に製作するには適していないという問題点があった。
本考案は、こうした従来の技術が有する問題点に着目してなされたもので、軽量・透明・安価でかつ口鼻前展開部が上下とも解放されていて、長時間装着しても息苦しくなく、顔面の空気が熱を持つこともなく、簡便に装着出来、他人への呼気の直接の飛散を防止すると共に、他人が飛散した呼気を直接吸引することを防止し、かつマスク本体を上に動かすことで、又はそのままの状態で、マスク本体の下から飲食物を口に運ぶことが出来ることを目的としている。
かかる目的を達成するための本考案の要旨とするところは、次の各項の考案に存する。
[1] 他人への呼気の飛散を防止し、他人が飛散した呼気の吸引を防止するためのマスクであって、マスク本体(1)と額抑え(2)、およびマスク支え(3)とからなり、マスク本体(1)と額抑え(2)、およびマスク支え(3)とは、透明のポリプロビレンないし塩化ビニール製の1枚の大きな牛顔形シートとして、一体につながって切り抜かれるだけで製作され、それらによって装着者の口鼻前展開部がV字形に形成される強度を有し、通常のマスクのようにマスク本体(1)、額抑え(2)、マスク支え(3)を別々の材料で作る必要がなく安価に製作でき、自己の呼気を他人に正面から直接放射し、また、他人が飛散した呼気を正面から直接受けることを防ぐマスク。
[1] 他人への呼気の飛散を防止し、他人が飛散した呼気の吸引を防止するためのマスクであって、マスク本体(1)と額抑え(2)、およびマスク支え(3)とからなり、マスク本体(1)と額抑え(2)、およびマスク支え(3)とは、透明のポリプロビレンないし塩化ビニール製の1枚の大きな牛顔形シートとして、一体につながって切り抜かれるだけで製作され、それらによって装着者の口鼻前展開部がV字形に形成される強度を有し、通常のマスクのようにマスク本体(1)、額抑え(2)、マスク支え(3)を別々の材料で作る必要がなく安価に製作でき、自己の呼気を他人に正面から直接放射し、また、他人が飛散した呼気を正面から直接受けることを防ぐマスク。
[2] 前記大きな牛顔形シートの上部分で目に当たる箇所は、前が良く見えるように、かつここから空気が移動できるように、横に広いハート形にくり抜かれ、その上部は額抑え(2)となり、牛の角(つの)形の部分は、マスク支え(3)となり、大きな牛顔形シートの下半分は、マスク本体(1)となり、装着者はマスク支え(3)の両端にあるL字形切込み(4)を装着者の頭の大きさに合わせて、上下にかみ合わせた後、これを装着者の耳から頭の後ろにかけることで装着出来、製作時において、メガネ本体(1)、額抑え(2)、メガネ支え(3)を接合する作業も不要で、安価に製作出来、簡単に装着出来ると共に、左右部分を折りたたむだけで簡単に包装出来、片付け・持ち歩き・送付も容易であることを特徴とするマスク。
本考案に係るマスクによれば、装着したときマスク本体が顔面から離間した状態になり、かつ口鼻前展開部は上下とも空いているので、口や鼻が開放的になり、長時間装着しても息苦しくなく、会話もしやすく、またマスク本体を上に動かし或いはそのままの状態で、飲食物をマスク本体の下から口に運ぶことが出来るので、外食時に飲食、会話する場合やスポーツ観戦で声を出して応援する場合に装着者の呼気が他人に正面から直接飛散することや他人より飛散された呼気を直接正面から吸引するのを効果的に防止することが出来る。
マスク本体と額抑え、マスク支えとは、1枚のシートを大きな牛顔形に切り抜いた一体となって作成されていて、装着時においては、マスク本体の上下は解放され、またマスク本体は容易に上下に動かせるものとなっている。よって食事する場合においては、マスク本体を上に動かし又はそのままの状態で容易に飲食物を口に運ぶことが可能で、また会話時においてはマスク本体を元の位置に戻すことにより、自分の呼気が他人に直接飛散することや他人の呼気を直接受けることを気にすることなく会話が楽しめる。
以下、添付図面に従って一実施例を説明する。マスク支え(3)の左右両端に切り込まれているL字形切込み(4)の溝を装着者の頭の大きさに合わせて、上下から噛合わせ、これを耳の上から後頭部に掛けて装着することで、マスク本体(1)の上下は解放され、またマスク本体(1)を容易に上下に動かせるものとなっている。よって食事する場合においては、マスク本体(1)を上に動かし又はそのままの状態で飲食物を口に運ぶことが可能である。頭の大きさ(LL、L、M、S)に合わせてマスク支え(3)両端のL字形切込み(4)を4か所作ることにより、マスク支えの長さを調節することが出来、同じマスクで殆どの人の着用が可能である。
1 マスク本体
2 額抑え
3 マスク支え
4 L字形切込み
2 額抑え
3 マスク支え
4 L字形切込み
Claims (1)
- 他人への呼気の飛散を防止し、併せて他人が飛散した呼気の吸引を防止することが出来ると共に、
かつ口鼻前展開部のマスク本体を上に動かすことで、或いは前記マスク本体をそのままの状態にして、食べ物や飲み物を前記マスク本体の下から口に運ぶことが出来る食事用・応援用に活用できるマスクであって、
口鼻前展開部の前記マスク本体と、
この前記マスク本体とつながり、これを顔に装着するために、額の部分を抑える額抑え、および左右の耳の上から頭の後ろにかけて、頭の後ろでとめるマスク支えとで成り、
前記マスク本体と前記額抑えおよび前記マスク支えとは、透明のポリプロビレンないし塩化ビニール製の1枚の大きな牛顔形シートとして、一体につながって切り抜かれ、
それらによって装着者の口前展開部がV字形に形成される強度を有し、
前記大きな牛顔形シートの上部分の目に当たる部分は横に細長いハート形にくり抜かれ、その上部が前記額抑え、下部が前記マスク本体となり、左右に突き出た角(つの)の形をした部分は前記マスク支えとなって、
前記マスク支えの左右両端に刻まれているL字形の数か所の切込みをそれぞれ装着者の頭の大きさに合わせて、頭の後ろで上下にかませることにより装着出来、
前記マスク本体の目空き部分及び前記マスク本体の下の方から空気が移動することにより、猛暑における熱中症の予防となり、
かつ原材料費が安く、企業のノベルティとして活用できることを特徴としたフェイスシールドに似たマスク。
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JP2020003453U JP3228943U (ja) | 2020-07-22 | 2020-07-22 | 飲食用、応援用フェイスシールド形マスク |
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2020
- 2020-07-22 JP JP2020003453U patent/JP3228943U/ja not_active Expired - Fee Related
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