JP3228304U - 飲食用、応援用口鼻前シールドマスク - Google Patents
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Abstract
【課題】装着者の口から飛散される呼気を他人に正面から直接放射せず、また他人からの呼気を直接正面から受けず、更にマスク本体を上に動かすことで、マスクを着けたまま飲食、会話することを可能にするマスクを提供する。【解決手段】マスク本体1と、頭の後ろから耳の上にかけるマスク支え2とで成り、マスク本体とマスク支えとは、透明のポリプロビレンないし塩化ビニール製の1枚の大きなハート又は楕円形シートとして、一体につながって切り抜かれ、口前展開部のマスク本体がV字ないしU字形に形成され、シートの上半分は、更に横に広いハート又は楕円形にくり抜かれて、細長いC字形をしたマスク支えとなり、マスク本体を一方の手に持ち、口鼻の前にあてがい、他方の手でマスク支えの中央部分を頭の後ろに引き、表側部分が後頭部の後ろに接するようにかけ、マスク支えの左右部分を、メガネのつるのように耳の上にかけて装着する。【選択図】図1
Description
本考案は、自分の呼気が他人に対して正面から直接飛散することを防止し、また他人が飛散した呼気を直接正面から吸引することを防止するために、装着者の口鼻前に展開するマスク本体により、それぞれの呼気が直接通過することをプロテクトすると共に、口鼻前展開部の上下が開いていることから、マスク本体を上に動かし、又はそのままの状態で、呼吸や飲食が容易にでき、長時間の着用で顔面の空気が熱くなることもなく、居酒屋やレストラン等での飲食や夏のスポーツ観戦等において熱中症予防にも活用できるためのマスクに関するものである。
一般的に、飲食時における適切なコロナウイルス感染防止策として、飲食店では、▲1▼テーブルの上に、両側を遮るパーテーションを設置する、▲2▼客と客との間のスペースを確保する、▲3▼顧客の食事中の会話は出来るだけ控える。
また、観客を入れてのプロサッカーやプロ野球の試合再開においては、▲1▼まず、入場者の絶対数を制限する。▲2▼観客と観客との間のディスタンスを出来るだけ確保する。▲3▼応援歌を歌うことや観戦中の飲食を制限する。
こうしたことが言われている状況の中、関連事業者の売り上げは低迷し、国民も楽しみを制限した生活を強いられている。
これを打破する一つの方策として考えられるのが、外食時に着用しながら開口部の下から飲食が可能で、スポーツ観戦における熱中症の対策としても、冷感マスクの様に高価でなく、開口部の上下から空気を直接吸入できるマスクが求められている。
その為にマスクを顔面に密着させずに、装着しながら飲食が可能なマスクとして多種類のフェイスシールドが考えられている、しかし、これらはいずれも使い捨てでなく高価であり、また、上部が閉鎖されていることから短時間で熱くなって、飲食店やプロサッカー・プロ野球チームが観客に対しノベルティとして提供するには相応しくない。
透明で前面が見え、かつ顔面の対抗物体に吐息が吹き付けられることを防ぐと共に、自然に近い呼吸と安価で作業が出来るマスクとして、特許文献1の特開2003‐008070が開示されているが、このマスクもマスク本体とその支持具及び連結部とからなっていて、それぞれの材料費とそれらを接合する作業費とを考えると、ノベルティとして提供できるほどの安価では製作できない。
また、観客を入れてのプロサッカーやプロ野球の試合再開においては、▲1▼まず、入場者の絶対数を制限する。▲2▼観客と観客との間のディスタンスを出来るだけ確保する。▲3▼応援歌を歌うことや観戦中の飲食を制限する。
こうしたことが言われている状況の中、関連事業者の売り上げは低迷し、国民も楽しみを制限した生活を強いられている。
これを打破する一つの方策として考えられるのが、外食時に着用しながら開口部の下から飲食が可能で、スポーツ観戦における熱中症の対策としても、冷感マスクの様に高価でなく、開口部の上下から空気を直接吸入できるマスクが求められている。
その為にマスクを顔面に密着させずに、装着しながら飲食が可能なマスクとして多種類のフェイスシールドが考えられている、しかし、これらはいずれも使い捨てでなく高価であり、また、上部が閉鎖されていることから短時間で熱くなって、飲食店やプロサッカー・プロ野球チームが観客に対しノベルティとして提供するには相応しくない。
透明で前面が見え、かつ顔面の対抗物体に吐息が吹き付けられることを防ぐと共に、自然に近い呼吸と安価で作業が出来るマスクとして、特許文献1の特開2003‐008070が開示されているが、このマスクもマスク本体とその支持具及び連結部とからなっていて、それぞれの材料費とそれらを接合する作業費とを考えると、ノベルティとして提供できるほどの安価では製作できない。
以上の様に、従来のフェイスシールドやその他の従来の技術では、出来るだけ呼気が外部に漏れることを防ぐために開口部を少なくし、それによって特定の人が継続して自分専用に使用することを目的としていることで、製造原価が高く、また長時間の使用で顔面の空気が熱くなり、飲食店が客へのサービスとして、また、プロサッカーチームやプロ野球チームが夏の応援用マスクとして、ノベルティとして提供するために安価に製作するには適していないという問題点があった。
本考案は、このような従来の技術が有する問題点に着目してなされたもので、軽量・透明・安価でかつ口鼻前展開部が上下とも解放されていて、長時間装着しても息苦しくなく、顔面の空気が熱を持つこともなく、簡便に装着出来、他人への呼気の直接の飛散を防止すると共に、他人が飛散した呼気を直接吸引することを防止し、かつマスク本体を上に動かすことで、又はそのままの状態で、マスク本体の下から飲食物を口に運ぶことが出来ることを目的としている。
かかる目的を達成するための本考案の要旨とするところは、次の各項の考案に存する。
[1] 他人への呼気の飛散を防止し、他人が飛散した呼気の吸引を防止するためのマスクであって、マスク本体(1)とマスク支え(2)とからなり、前記マスク本体(1)と前記マスク支え(2)とは、透明のポリプロビレンないし塩化ビニール製の1枚の大きなハート又は楕円形シートとして、一体につながって切り抜かれるだけで製作され、それらによって装着者の口鼻前展開部がV字ないしU字形に形成される強度を有し、通常のマスクのようにマスク本体(1)とマスク支え(2)とを別々の材料で作る必要がなく安価に製作でき、自己の呼気を他人に正面から直接放射し、また、他人が飛散した呼気を正面から直接受けることを防ぐマスク。
[1] 他人への呼気の飛散を防止し、他人が飛散した呼気の吸引を防止するためのマスクであって、マスク本体(1)とマスク支え(2)とからなり、前記マスク本体(1)と前記マスク支え(2)とは、透明のポリプロビレンないし塩化ビニール製の1枚の大きなハート又は楕円形シートとして、一体につながって切り抜かれるだけで製作され、それらによって装着者の口鼻前展開部がV字ないしU字形に形成される強度を有し、通常のマスクのようにマスク本体(1)とマスク支え(2)とを別々の材料で作る必要がなく安価に製作でき、自己の呼気を他人に正面から直接放射し、また、他人が飛散した呼気を正面から直接受けることを防ぐマスク。
[2] 前記大きなハート又は楕円形シートの上半分は、同時に横に広いハート又は楕円形にくり抜かれ、細長いC字形をした前記マスク支え(2)となり、前記大きなハート又は楕円形シートの下半分は、前記マスク支え(2)とつながった横に広いハート又は楕円形をした前記マスク本体(1)となり、装着者は前記マスク本体(1)を一方の手に持ち、装着者の口鼻の前にあてがい、他方の手で細長い前記マスク支え(2)の中央部分(2−1)を抑えて装着者の頭の後ろに引き、その外側部分が装着者の後頭部の後ろに接するようにそのまま下ろしてかけ、また、その細長い前記マスク支え(2)の左右部分(2−2)を、メガネのつる(temple)のように耳の上にかけることで装着出来、前記メガネ本体(1)と前記メガネ支え(2)とを接合する作業も不要で、安価に製作でき、簡単に装着出来ることを特徴とするマスク。
本考案に係るマスクによれば、装着したときマスク本体が顔面から離間した状態になり、かつ口鼻前展開部は上下とも空いているので、口や鼻が開放的になり、長時間装着しても息苦しくなく、会話もしやすく、またマスク本体を上に動かし或いはそのままの状態で、飲食物をマスク本体の下から口に運ぶことが出来るので、外食時において飲食、会話する場合やスポーツ観戦で声を出して応援する場合に装着者の呼気が他人に正面から直接飛散することや他人より飛散された呼気を直接正面から吸引するのを効果的に防止することが出来る。
マスク本体とマスク支えとは、1枚のシートを大きなハート又は楕円形に切り抜いた一体となって作成されていて、装着時においては、マスク本体の上下は解放され、またマスク本体は容易に上下に動かせるものとなっている。よって食事する場合においては、マスク本体を上に動かし又はそのままの状態で容易に飲食物を口に運ぶことが可能で、また会話時においてはマスク本体を元の位置に戻すことにより、自分の呼気が他人に直接飛散することや他人の呼気を直接受けることを気にすることなく会話が楽しめる。
以下、添付図面に従って一実施例を説明する。マスク本体(1)下側を一方の手で持ち、マスク本体(1)を装着者の口鼻の前にあてがい、他方の手で、細長いマスク支え(2)中央部(2−1)を指で抑え真っすぐ後ろに引き、これを頭の上からそのまま後ろに下ろしてマスク支え(2)中央部(2−1)外側が装着者の後頭部に接するように掛け、マスク支え(2)左右部分(2−2)をメガネのつる(temple)の様に耳に掛けて装着することで、マスク本体(1)の上下は解放され、またマスク本体(1)を容易に上下に動かせるものとなっている。よって食事する場合においては、マスク本体(1)を上に動かし又はそのままの状態で飲食物を口に運ぶことが可能である。顔や頭の大きさに合わせてLMSの3種類のマスクを作成することで殆どの人の着用が可能である。
1 マスク本体
2 マスクの支え
2−1 マスク支え中央部
2−2 マスク支え左右部分
2 マスクの支え
2−1 マスク支え中央部
2−2 マスク支え左右部分
Claims (1)
- 他人への呼気の飛散を防止し、併せて他人が飛散した呼気の吸引を防止することが出来ると共に、
かつ口鼻前展開部のマスク本体を上に動かすことで、或いは前記マスク本体をそのままの状態にして、食べ物や飲み物を前記マスク本体の下から口に運ぶことが出来るマスクであって、
口鼻前展開部の前記マスク本体と、
この前記マスク本体とつながり、これを顔に装着するために、頭の後ろから耳の上にかけるマスク支えとで成り、
前記マスク本体と前記マスク支えとは、透明のポリプロビレンないし塩化ビニール製の1枚の大きなハート又は楕円形シートとして、一体につながって切り抜かれ、
それらによって装着者の口前展開部がV字ないしU字形に形成される強度を有し、
前記大きなハート又は楕円形シートの上半分は、更に横に広いハート又は楕円形にくり抜かれて、細長いC字形をした前記マスク支えとなり、
前記大きなハート又は楕円形シートの下半分は、前記マスク支えとつながり、横に広いハート又は楕円形をした前記マスク本体となり、
前記マスク本体を一方の手に持ち、装着者の口鼻の前にあてがい、他方の手で細長い前記マスク支えの中央部分を装着者の頭の後ろに引き、その表側部分が装着者の後頭部の後ろに接するようにかけ、
細長い前記マスク支えの左右部分を、メガネのつる(temple)のように耳の上にかけることで装着出来ることを特徴とするマスク。
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