JP3228897B2 - 中間尿採取器 - Google Patents

中間尿採取器

Info

Publication number
JP3228897B2
JP3228897B2 JP33704697A JP33704697A JP3228897B2 JP 3228897 B2 JP3228897 B2 JP 3228897B2 JP 33704697 A JP33704697 A JP 33704697A JP 33704697 A JP33704697 A JP 33704697A JP 3228897 B2 JP3228897 B2 JP 3228897B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
water
cup member
urine
shield
cover
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP33704697A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH10185913A (ja
Inventor
チャールズ・デイヴィッド・ケイウッド
Original Assignee
チャールズ・デイヴィッド・ケイウッド
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by チャールズ・デイヴィッド・ケイウッド filed Critical チャールズ・デイヴィッド・ケイウッド
Publication of JPH10185913A publication Critical patent/JPH10185913A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3228897B2 publication Critical patent/JP3228897B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B10/00Other methods or instruments for diagnosis, e.g. instruments for taking a cell sample, for biopsy, for vaccination diagnosis; Sex determination; Ovulation-period determination; Throat striking implements
    • A61B10/0045Devices for taking samples of body liquids
    • A61B10/007Devices for taking samples of body liquids for taking urine samples

Landscapes

  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Molecular Biology (AREA)
  • Surgery (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Biomedical Technology (AREA)
  • Heart & Thoracic Surgery (AREA)
  • Medical Informatics (AREA)
  • Hematology (AREA)
  • Pathology (AREA)
  • Animal Behavior & Ethology (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Investigating Or Analysing Biological Materials (AREA)
  • Sampling And Sample Adjustment (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は中間尿採取器に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の尿採取器は、一般的に単純なカッ
プに閉鎖可能な蓋を設けた形式である。一般的に、患者
がカップ内へ排尿し、蓋を閉じてから、それを看護婦に
返すが、看護婦は手袋を着けてカップを取り上げ、ラベ
ルを貼り、チャック付きのバッグに入れて検査室へ運搬
しなければならない。次に、サンプル容器は認定された
医療廃棄物処理業者を介して廃棄し、業者は厳しく高コ
ストの廃棄基準に従わなければならない。尿検体の不適
切な取り扱いによってエイズや肝炎等の病気が伝染する
可能性があるので、サンプル容器の取り扱いは全過程を
通じて注意深く行われなければならない。
【0003】従来のサンプルカップはまた、初期尿によ
ってサンプルが汚染されるという問題を伴っている。尿
検査には「中間尿」を採取することが重要であることは
公知である。中間尿を採取する特に好都合な装置が、本
発明者の米国特許第4,557,274号に開示されて
いる。簡単に説明すると、この装置は、患者が排尿する
管状本体を備えており、尿の最初及び最後の部分を避け
て中間尿サンプルを採取するカップ部材が管状本体の流
路内に配置されている。次に、サンプルをカップ部材か
ら従来の脱気採取管または従来のスポイトに簡単に移す
ことができる。この装置は中間尿サンプルの効果的な採
取方法を提供しているが、当該業界では依然として、尿
サンプル採取装置の取り扱い及び廃棄の複雑さ及びコス
トを改善する装置が必要とされている。
【0004】同時係属中の米国特許出願第08/39
9,071号は、使い捨てで、一般的な便器及び排水シ
ステムに廃棄しても下水管が詰まったり破損することが
ない、複雑でなく低コストの中間尿採取器を開示してい
る。すなわち、この採取器は、汚染された初期尿を自動
的に避けた後、無菌か、少なくとも汚染のない中間尿を
採取し、それを迅速に簡単に無菌採取管へ移す。採取器
は、主に水溶性材料で構成され、これが装置にその構造
的一体性を与えており、装置を便器に廃棄した時、それ
は容易に溶解または拡散するため、排水システムの下水
管に流しても、排水システムが詰まったり、破損するこ
とがない。不水溶性材料からなる保護層は、患者が装置
に排尿した時に尿に触れる装置の表面の大部分の内側を
覆っている。しかし、保護層は薄く比較的弱いため、採
取器の水溶性の主要構成部材が溶解すれば、それらは破
れるか、拡散する。そのような構造は設計が低コストで
あり、1回使用した後に水洗トイレに廃棄する使い捨て
品として製造、販売するのに適している。
【0005】簡単に説明すると、水に流すことができる
中間尿採取器は、流路を形成している漏斗形管状本体
と、流路内に配置されたカップ部材とを備えている。第
1作動状態でカップ部材の口を効果的に密封することに
よって、初期尿を偏向させると共に、第2作動状態でカ
ップ部材の口を開いて、カップ部材の口がその後の汚染
のない中間尿を受け取るように開くようにするカバー手
段が設けられている。管状本体及びカップ部材は、水溶
性材料からなる主層で構成され、これらが装置の構成部
材となっており、便器の水の中に廃棄された時、溶解ま
たは拡散する。不水溶性材料からなる薄く保護力がある
が比較的弱い層が、管状本体及びカップ部材の内側表面
の内側を覆って、患者が採取器内へ排尿する時に主層が
早期に溶解しないようにしている。装置を便器の水の中
に廃棄した時、管状本体及びカップ部材の主層が溶解ま
たは拡散するため、装置はその構造的一体性を失い、比
較的弱い保護膜が破れて拡散するため、採取器全体が容
易に水に流れることができる。管状本体及びカップ部材
の主層は、ポリビニル・アルコール等の比較的硬質の水
溶性ポリマーで構成することができる。 不水溶性材料
の保護層は、ワックス、ポリ塩化ビニリデン、または比
較的弱く、主層の溶解時に破れるか、拡散する他の薄い
不水溶性材料で構成することができる。
【0006】カップ部材の内側表面には、中間尿に触れ
る不水溶性材料の保護層が設けられている。しかし、カ
ップ部材の外側の水溶性表面は流路に露出させておかな
ければならない。もしカップ部材の内側及び外側の両表
面を不水溶性材料で保護してしまうと、便器の水の中に
廃棄しても、カップ部材が溶解または拡散しないであろ
う。従って、通路を通る尿はカップ部材の水溶性の外側
表面に触れるであろう。しかし、尿と主層との接触は不
規則に生じるだけであって、流体はカップ部材の構造的
一体性を弱めるほどの時間にわたって主層に直接的に接
しないと考えられる。例えば、患者は一般的に採取器内
へ約30ないし60秒間排尿するが、主層は一般的に少
なくとも2分間、好ましくは2ないし5分間直接的に絶
えず流体に触れて初めて完全に溶解または拡散する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記米国特許及び米国
特許出願の採取器は、汚染された初期尿を採取カップか
らそらせた後に中間尿を採取するのに一般的に効果的で
あるが、汚染のない中間尿を採取するこの方法は、排尿
の初期に尿が強力に直接当たるためにカップの口を覆っ
ている水溶性の膜またはカバーが裂けたり、破れる点で
不都合であることがわかっている。
【0008】
【課題を解決するための手段】従って、本発明の主な特
徴は、採取器内へ放尿される尿が直接的すなわち正面か
ら当たらないように偏向手段を漏斗形カバー内に取り付
けて設けることにある。1つの実施例では、偏向手段
は、ほぼ穿孔されておらず、ドーム形カバーの真上に中
心を合わせて配置されたディスク形シールドの形をして
いる。別の実施例は同様であるが、開口または穿孔がそ
れに貫設されている。いずれの場合の効果も、保護膜を
裂いたり破る恐れのある初期の尿が直接当たらないよう
に保護膜を覆うことである。偏向した尿は漏斗形本体の
内側表面に当たり、そのように偏向した後にカバー膜に
接して、溶解作用を開始することができる。膜が約2な
いし15秒間で溶解するか、部分的に溶解するまで、初
期流はカップからそれており、実質的に汚染のない中間
尿がカップに採取されて、穿孔可能なストッパを備えた
脱気採取管へ移すことができ、この採取管は、吸い込み
通路手段と連通した中空スパイクに隣接した支持手段に
よって摺動可能に支持される。患者が排尿し終わった
後、採取器を屈曲しない支持表面上に載置して、脱気管
を軸方向に押し付けて、ストッパを穿孔して、中間尿の
少なくとも一部分を無菌管内へ流入させる。
【0009】採取器が水に流せるタイプで、便器に廃棄
した時にそれの水で溶解する構造であっても、水に流せ
ない構造で、水に触れても溶解または分解しない材料で
形成されているタイプでも、尿偏向シールドの作用によ
って、カップの口を覆っている脆い膜が保護される。採
取器が水に流せる構造である場合、採取管の支持手段を
すべて水溶性材料で構成して、便器の水の中へ廃棄した
時に溶解または拡散させることができる。同様に、吸い
出し通路手段も、カップ部材と支持手段の間を連通させ
ている内部通路の内側を覆う不水溶性材料の薄い保護層
を除いて、主に水溶性材料で構成することができる。中
空スパイクは、硬質プラスチックまたは金属等の不水溶
性材料で構成することができる。しかし、スパイクの長
さは約0.5ないし1.5インチ、好ましくは1インチ
であって比較的短い構造であるため、一般的な水洗トイ
レに流しても、下水管を詰まらせることがないであろ
う。看護婦が尿サンプルを採取器から採取管で抜き取っ
た後、採取器は便器の水の中へ廃棄される。十分な時間
が経過して、管状本体及びカップ部材の主層が支持手段
及び吸い出し通路手段と共に溶解して拡散した後、トイ
レの水を流せば、採取器が永久的に廃棄される。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明の他の特徴、目的及び利点
は、図面およびそこに示される具体例から明らかになる
であろう。
【0011】図面の図1ないし図5を参照するに、水に
流すことができる中間尿採取器10は、上部入口12、
下部出口13及びその間の流路14を有する管状本体1
1を備えている。この本体は漏斗形であり、本体の下部
分11aはほぼ円筒形であり、上部分11bは円すい台
形である。下部分11aには外向きに突出した複数の脚
部材15が設けられて、採取器を天板または他の支持表
面上に直立配置できるようになっている。水に流すこと
はできないが、中間尿採取器の特に好都合な構造が、本
発明者の米国特許第4,557,274号に開示されて
おり、その開示内容は参考として本説明に含まれる。
【0012】管状本体11は、内側及び外側表面16及
び17を備えており、内側表面16が流路14を形成し
ている。管状本体は、便器の水の中に廃棄した時に溶解
または拡散する水溶性ポリマー材からなる外側主層18
と、本体の内側表面16の内側を覆って、通路を流れる
尿が本体の水溶性主層と接触しないようにする不水溶性
材料からなる薄い内側保護層19とで構成されている。
外側層18が管状本体の構造部材を形成しており、剛直
または半剛直物にすることができる水溶性ポリマーから
形成することができる。
【0013】1つの特に好適な水溶性材料は、ポリビニ
ル・アルコールであり、これはペレット状で市販されて
おり、低温で射出成形して管状本体を形成することがで
きる。しかし、ポリエチレン・オキシドまたはカルボキ
シメチル・セルロース等の他の水溶性ポリマー材も使用
可能であることは理解されるであろう。いずれにして
も、 水溶性材料は、約2分間流体に直接に触れて初め
て大部分が溶解または拡散するものであることが好まし
い。好ましくは、水溶性材料は、便器の水の中へ廃棄さ
れた後、約2ないし5分間で溶解または拡散するように
構成される。しかし、溶解するために必要な時間が約1
0分までの水溶性材料も、患者が尿サンプルを採取する
一般的な状況ではその程度の時間、採取器が便器内に残
っていても通常は不都合ではないので、適当である。
【0014】管状本体の主層とは異なって、内側保護層
19は比較的薄くて弱く、主に保護被膜として作用し
て、管状本体の通路を流れる流体が主層に直接触れない
ようにする。内側保護層は、管状本体の主層が溶解また
は拡散した時に構造一体性を維持できるほどの強度を備
えておらず、主層が溶解すれば容易に壊れて拡散するで
あろう。保護層は、ポリ塩化ビニルまたはポリ塩化ビニ
リデン等の不水溶性ポリマー材か、当該分野では公知の
他の適当な不水溶性材料で形成することができる。1つ
の特に適当な不水溶性材料は、スプレーで容易に塗布で
きるワックスであり、スプレーによって薄いワックス層
が管状本体の内側表面を被覆する。
【0015】本体11の流路14内にカップ部材20が
配置されている。カップ部材は、流路に露出した外側表
面と、上向きの口22の下方に内部室21を形成する内
側表面20bとを備えている。カップ部材は、好ましく
は本体の下部分11aの上部内に取り付けられ、支柱2
3の形状のブリッジ手段がカップ部材を流路内に支持し
ている。カップ部材は本体より相当に小さく、特にその
外径が本体11の内径よりも小さい。従って、漏斗形本
体の入口に入った流体は、通路14を下ってカップ部材
20を通り過ぎて、出口13から排出される。
【0016】カップ部材20は、便器の水の中に廃棄さ
れた時に溶解または拡散する水溶性材料からなる主層2
4で構成されており、カップ部材のこの主層は管状本体
の主層と同じか、同様な構造にすることができる。カッ
プ部材はさらに、カップ部材の内側表面20bの内側を
覆って、室21内に集められた尿がカップ部材の主層2
4と接触しないようにする不水溶性材料からなる薄い保
護力があるが比較的弱い層25を備えている。保護層2
5は、管状本体の内側表面の内側を覆っている保護層と
同じか、同様な構造にすることができる。
【0017】カップ部材20を流路内に支持する支柱2
3は、主に水溶性材料で構成されているが、入口12に
面する側には不水溶性材料からなる薄い層23aが設け
られており、支柱の水溶性主構成部材の反対側で通路を
流れていく。支柱の水溶性部材の少なくとも一部分を通
路に露出させたままにして、採取器を便器の水の中へ廃
棄した時、水が支柱の主構成部材に接触して溶解させ始
めることができることは理解されるであろう。
【0018】カップ部材20の外側表面20aは水溶性
の主層24で形成され、これは通路を流れる流体に露出
していることにも注意されたい。そうでなく、カップ部
材の外側及び内側表面が不水溶性材料で被覆されている
とすると、カップ部材は完全に隔離されて、便器の水の
中で溶解または拡散しないであろう。カップ部材の水溶
性外側表面は流路に露出しているが、通路を通る流体が
カップ部材を大きく分解または溶解させることはないと
思われる。それは、通路を流れる流体はカップ部材の外
側表面に変則的に接するだけであり、そのような接触は
患者が採取器内へ排尿する限定時間内だけで、それは一
般的に30ないし60秒であるからである。反対に、カ
ップ部材の主層は、管状本体の主層と同様に、少なくと
も約2分間流体に直接触れて初めて大部分が溶解または
拡散する水溶性材料で構成することが好ましい。採取器
を便器の水内へ廃棄した時、便器内の水が採取器を取り
囲み、管状本体の露出主層18及びカップ部材の露出主
層20aを溶解させ始め、約2ないし10分、好ましく
な2ないし5、6分以内にコレクタの主層が構造的一体
性を失うのが好ましい。次に、比較的弱い保護層が破れ
るか、分解するため、採取器全体が容易に普通の水洗ト
イレに流れることができ、排水システムの下水管が詰ま
ったり、他の故障を生じさせることがない。
【0019】カバー手段26がカップ部材20の口22
の上方に延在している。図1ないし図5に示されている
構造では、カバー全体またはほんとんど全体が、水様流
体(尿)に直接触れた時に急速に分解することができ
る、汚染しない水溶性材料で形成されている。カバー
は、ほぼドーム形に図示されており、本体の流路に流れ
込む流体をそらせて、最初は流体がカップ部材20に流
入できないようにする凸状曲面または傾斜上表面を備え
ている。カバーをドーム形状に維持するため、カップ部
材20にアーチ形支持支柱27からなる枠構造を設ける
ことができる。支柱は主に汚染しない水溶性ポリマー材
で形成されており、これは管状本体及びカップ部材の主
層と同じか、同様にすることができる。しかし、カバー
自体と同様に、支柱は採取されたサンプルに影響を与え
ない、汚染しない水溶性ポリマー材で形成されている。
【0020】カバーをカップ部材の口の上方に取り付け
る取り付け手段が設けられている。取り付け手段をカバ
ーに設けられた円周方向ビード部分28にして、図3に
最もわかりやすく示されているようにして、弾性カラー
29をカバーのビード28とカップ部材の口の周囲の環
状フランジまたはリム30との間にはめ付けることによ
って、カバーをカップ部材上の所定位置に固定できるよ
うにしてもよい。カラー29は主に水溶性材料から構成
することが好ましく、これは管状本体及びカップ部材の
主層と同じか、同様にすることができる。しかし、カラ
ー29は、管状本体の入口12に面する最上表面に不水
溶性材料からなる薄い保護層29aを備えて、患者が装
置内へ排尿する時にカラー29の主水溶性部材が早期に
溶解しないようにしている。
【0021】次に、カバー手段がカップ部材の口を密封
して、初期尿をそらせる第1作動状態と、それがカップ
部材の口を露出させて、次の中間尿サンプルを採取でき
るようにする第2作動状態との間でのカバー手段の作動
を説明する。前述したように、カバー26は実質的に水
溶性ポリマー材で形成された薄膜からなり、そのような
材料は、それに接触してそれを溶解させる流体を汚染さ
せてはならない。ここでは「汚染しない」という表現
は、流体サンプル内に溶解した時に、そのサンプルに後
で実施するテストの結果に重大な影響を与えることがな
い材料を表すために使用されている。そのような目的に
特に効果的な材料は、米国コネチカット州、ロックビル
のポリマー・ファームズ社(Polymer Firms, Inc.)が型
番PVOH17−35−1で販売している種類のポリビ
ニル・アルコールフィルムであることがわかっている
が、他の水溶性の汚染しないポリマー材料、例えばメチ
ルセルロース及びそれの誘導体を使用することもでき
る。
【0022】フィルムまたは膜の厚さは、使用する材料
によって変えることができるが、いずれにしても膜の組
成及び厚さは、カバーに尿が直接当たる時に、カバーの
分解が約2ないし15秒以内に開始されるように定めら
れる必要がある。好ましくは、そのような分解は、約3
ないし8秒以内に開始されるようにする。その結果、患
者が無菌の管状採取器内へ排尿した時、尿の最初の汚染
部分(女性の場合は陰唇で、男性の場合は包皮及び末端
尿道によって汚染される)がカバーで偏向してカップ部
材20を迂回する。そのような偏向迂回流が図3に矢印
31で示されている。2ないし3秒後、膜カバー26は
分解し始めて、中間尿がカップ部材に流入することがで
きる(図4)。カップ部材が比較的汚染されていない中
間尿で満杯になると、再びカップ部材を完全に迂回す
る。放尿が終了した時、中間尿がカップ部材に採取され
ており、尿の最初と最後の部分は漏斗形本体を通過して
便器に流れ込む。
【0023】サンプルをカップ部材から抜き出して無菌
採取管へ移す手段が設けられている。すなわち、管状本
体11の一部として支持手段32が設けられており、支
持手段とカップ部材との間を連通させる内部通路34が
吸い出し通路手段33に設けられている。支持手段及び
吸い出し通路手段のほとんど全体または実質的に全体
が、便器の水の中に廃棄した時に溶解または拡散する水
溶性材料で形成されている。好ましくは、支持手段及び
吸い出し通路手段は、管状本体及びカップ部材の主層と
同じ材料で形成される。前述したように、ポリビニル・
アルコール等のペレット状の水溶性ポリマーを低温で射
出成形することによって一体装置を形成してもよい。そ
の結果、採取器の本質的部分がすべて、便器の水の中で
溶解または拡散する水溶性材料で形成されて、装置の残
りの部分は、採取器の主要部材の溶解時に構造的一体性
を維持できるほどの強度を備えていない不水溶性材料か
らなる薄く保護力があるが、比較的弱い層で形成されて
いる。
【0024】集められた流体で吸い出し通路手段の溶解
が早期に開始されないように、内部通路34は不水溶性
材料からなる薄い保護層34aを備えている。管状スパ
イク35が本体下側部分11aの壁から上方外向きに突
出しており、その内孔が吸い出し通路手段33の延長部
分を構成している。図3及び図5に最もわかりやすく示
されているように、スパイクは従来型の脱気採取管38
のストッパ37から下方へわずかに離れた位置に尖った
上端部36を備えている。スパイクは硬質プラスチック
または金属で形成することができ、一般的に不水溶性材
料で構成されている。好ましくは、スパイクの長さは約
0.5ないし1.5インチ、好ましくは1インチである
ため、管状スパイクは一般的な水洗トイレに装置と共に
流しても下水管を詰まらせることはない。
【0025】採取管は、血液サンプル採取用の両端針用
として一般的に使用される形式のもので、例えば米国ニ
ュージャージー州、ルサーフォードのベクトン、ディッ
キンソン&カンパニ(Becton, Dickinson & Company)が
「バクテナ(Vacutainer)」の名前で販売している採取管
とすることができる。採取管38は、本体11の横に並
んで延出した支持手段32内にはめ合い式であるが摺動
可能に支持されている。通常は、管38が図3に示され
ているようにスパイク35の先端36の上方に支持され
ている。中間尿がカップ20内に採取された後、採取管
38を軸方向下方へ図5に矢印39で示されている方向
に押し付けて、スパイク35の先端36でストッパ37
の膜を穿孔する。管38は脱気状態で供給されているの
で、膜の穿孔によって液体がカップ部材20から採取管
38に流れ込む(図5)。ストッパ37は自動閉鎖形で
あり、これは当該分野では公知である。このため、採取
管を採取器10から取り外すと、ストッパ37が自動的
に閉じて、採取サンプルが汚染されない。
【0026】このように、装置は比較的汚染されていな
い中間尿を自動的に抜き出し、尿の最初及び最後の部分
は装置を通過してトイレに流すことができる。放尿の
後、採取器10を安定した支持表面上に載置するだけで
よく、患者、看護婦または他の人が脱気採取管38を軸
方向下方へ押し付けて、採取サンプルをカップ部材から
管へ移す。その後、装置を便器の水に廃棄すると、管状
本体及びカップ部材の主層は、支持手段及び吸い出し通
路手段と共に、溶解または拡散して、保護内側層が十分
に分解するため、採取器全体が、管状スパイクを含め
て、排水処理システムの下水管に安全に流すことができ
る。
【0027】カップ部材の外側表面20aは水溶性の主
層で形成されているが、流路14を流れる流体に露出さ
せておくと説明した。通路を流れる流体は限定時間だけ
不規則に外側表面に接触するだけであると考えられる
が、用例によっては外側表面を少なくとも初期の放尿か
ら保護する手段を設けることが望ましい。従って、通路
を通る尿をカップ部材の露出外側表面からそらせる尿偏
向手段をカップ部材の口の周囲に設けてもよい。
【0028】図1ないし図5に示されている構造では、
尿偏向手段が、カップ部材20から外向きにカップ部材
の外側表面20aよりも突出したカラー29になってお
り、図4に矢印40で最もわかりやすく示されているよ
うに、通路を通過した流体はこのカラーに当たって、カ
ップ部材の外表面から離れるように外向きに進む。カラ
ー29の最上部を形成している傾斜表面29bが、カッ
プ部材から離れる方向の傾斜平面に沿って延出して、通
路を流れる流体をカップ部材の露出外側表面から離れる
ように外向きに進ませる。
【0029】図6及び図7の実施例は、図1ないし図5
の実施例と同じであるが、排尿過程の最初で強力な初期
尿がまともに当たった場合に生じる可能性がある裂けか
らカバーまたは膜26を保護するため、偏向手段50が
漏斗形本体11の流路14内に設けられている。偏向手
段は、カバー26の真上、特にドーム形カバーの中央上
部分26aの上方に配置されたほぼ水平のディスク形シ
ールド51を備えている。シールドの直径をカバーの直
径よりも小さくして、カバーの中央上部分に尿が正面か
ら当たるのを防止するが、尿の周辺部分がさほど直接的
ではなく、すなわち斜め横から当たって、水溶性カバー
の溶解過程が開始されるようにすることが好ましいと考
えられる。また、シールドがカバーの直径よりも相当に
小さい場合、シールドによって偏向した尿は、図6及び
図7の矢印で示されているように、シールドの真下では
ない位置のカバー部分に触れるであろう。
【0030】シールド51は、取り付けリングまたはカ
ラー29’に連結された一体形支持アーム52によって
カバーの上方に支持されている。カラー29’は、図1
ないし図5のカラー29と同様であって、カバー26を
所定位置に保持する機能を備えており、また下方外向き
に傾斜した外側表面29b’のため、尿をカップ部材2
0の外側表面から離れるように偏向させる手段にもなっ
ている。
【0031】図6及び図7の実施例では、ディスク形シ
ールド51が穿孔されておらず、凸状の上表面を備えて
いる。凸形が望ましいと考えられるが、上表面は平板状
でも、他の形状にすることもできる。シールドは、初期
尿の力を散逸させてカバー26の裂けや破れを防止でき
るのであれば、穿孔することもできる。このため、図8
の実施例では、構造は図6及び図7と同じであるが、シ
ールド51’に多数の小孔53が形成されて、液体がデ
ィスクを通過してそれの真下のカバーに接触できるが、
同時に、強力な流体の衝突によるカバーの裂けを防止で
きるようになっている。
【0032】図6ないし図8に示されている実施例のい
ずれにおいても、採取器の構成部材は、図1ないし図5
の構造に関連して説明したように水に流すことができる
ものとして示されている。このため、本体11は水溶性
ポリマー材料からなる外側主層18と、不水溶性材料か
らなる薄い内側の保護層19とを備えている。偏向手段
50も同じである。ディスク51、アーム52及びカラ
ー29’はすべて、前述したように主に水溶性ポリマー
で形成されているが、上表面に保護力がある不水溶性ポ
リマー材料からなる層51a、52a及び29a’がそ
れぞれ設けられている。しかし、偏向手段50の有効作
動は採取器が水に流せるか、否かによって決まるのでは
ないため、必要ならばそのような構成部材をすべて(も
ちろんドーム形カバーを除く)不水溶性材料で形成する
こともできる。
【0033】説明のため、以上に本発明の実施例を相当
に詳細に開示しているが、発明の精神及び範囲から逸脱
しない限り、これらの詳細の多くを変更できることは、
当業者には容易に理解できるであろう。
【図面の簡単な説明】
【図1】水に流すことができる中間尿採取器の斜視図で
ある。
【図2】カップ手段の一部及びカバー手段の一つの実施
例を示す分解破断斜視図である。
【図3】装置の水溶性の層及び不水溶性の層の構造を示
すと共に、サンプル採取手順の開始時の装置の作動を説
明する破断縦断面図である。
【図4】図3と同様な断面図で、カバー部材が分解し始
めて、中間尿がカップ部材に流入し始めたところを示す
断面図である。
【図5】図3及び図4と同様な断面図で、中間尿をカッ
プ部材から脱気採取管へ移す段階を示す断面図である。
【図6】本発明を実施した、保護偏向シールドを備えた
中間尿採取器の破断斜視図である。
【図7】偏向シールドを備えた図6のカップ部材の破断
縦断面図である。
【図8】開口または穿孔を貫設した変形シールドの拡大
縦断面図である。
【符号の説明】
10 中間尿採取器 11 漏斗形本体 12 上部入口 13 下部出口 20 カップ部材 22 上向きの口 26 カバー 50 偏向手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (73)特許権者 594187219 11527 NORTH LOU AL C OURT, HOUSTON, TEX AS 77024, U.S.A. (56)参考文献 特開 昭61−48340(JP,A) 米国特許4557274(US,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01N 33/493 G01N 33/48 G01N 33/50

Claims (11)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上部入口、下部出口及びその間の流路を
    有する下向き傾斜壁を含む漏斗形本体と、上向きの口を
    備えて前記通路内で前記入口の下方に取り付けられたカ
    ップ部材とを備えており、このカップ部材は前記通路よ
    り相当に小さいため、尿が前記通路を通って前記カップ
    部材を通過して流れ落ちることができるようになってお
    り、さらに、尿に触れた時に2ないし15秒以内に分解
    することができる汚染しない水溶性ポリマー材料で形成
    されて前記カップ部材の上方に延在したほぼドーム形の
    カバーと、前記本体内で前記カバーの上方に取り付けら
    れて、前記カバーの少なくとも上部分を前記漏斗形本体
    の入口へ放尿された尿が直接当たらないように保護する
    偏向手段とを備えていることを特徴とする中間尿採取
    器。
  2. 【請求項2】 前記偏向手段は、一般的に水平なディス
    ク形シールドであることを特徴とする請求項1記載の採
    取器。
  3. 【請求項3】 前記シールドの直径は、前記ドーム形カ
    バーの直径より小さいことを特徴とする請求項2記載の
    採取器。
  4. 【請求項4】 前記シールドは一般的に穿孔されていな
    いことを特徴とする請求項2記載の採取器。
  5. 【請求項5】 前記シールドに開口が貫設されているこ
    とを特徴とする請求項2記載の採取器。
  6. 【請求項6】 前記シールドには、前記カップ部材に連
    結する取り付け手段が設けられていることを特徴とする
    請求項2記載の採取器。
  7. 【請求項7】 前記取り付け手段は、上端部が前記シー
    ルドに結合され、下端部が取り付けカラーに連結された
    支持アームを備えていることを特徴とする請求項6記載
    の採取器。
  8. 【請求項8】 前記取り付けカラーは前記カップ部材の
    周囲に延在していることを特徴とする請求項7記載の採
    取器。
  9. 【請求項9】 前記取り付けカラーは、前記カップ部材
    から離れるように尿を偏向させる下方外向き傾斜上表面
    を備えていることを特徴とする請求項8記載の採取器。
  10. 【請求項10】 前記漏斗形本体は、内側及び外側表面
    を備えて、便器の水の中に廃棄された時に溶解または拡
    散する水溶性材料からなる主層と、前記内側表面の内側
    を覆って、前記通路を流れる尿が前記主層と接触しない
    ようにする不水溶性材料からなる薄い保護力があるが比
    較的弱い層とで構成されており、前記カップ部材の外側
    表面は前記流路に露出し、内側表面は上向きの口の下方
    に内部室を形成しており、前記カップ部材は、その外側
    表面を形成して、便器の水の中に廃棄された時に溶解ま
    たは拡散する水溶性材料からなる主層と、前記室の前記
    内側表面の内側を覆っている不水溶性材料からなる薄く
    保護力があるが比較的弱い層とで構成されていることを
    特徴とする請求項1記載の採取器。
  11. 【請求項11】 前記偏向手段は、前記カップ部材の周
    囲に延在したカラーに下端部が連結された支持アームに
    よって支持されたほぼディスク形のシールドを備えてお
    り、前記シールド、アーム及びカラーは主に水溶性材料
    で形成されているが、上側及び外側に面する表面部分は
    不水溶性材料の薄い層で被覆されていることを特徴とす
    る請求項10記載の採取器。
JP33704697A 1996-12-13 1997-12-08 中間尿採取器 Expired - Fee Related JP3228897B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US08/766754 1996-12-13
US08/766,754 US5766136A (en) 1995-03-08 1996-12-13 Midstream urine collector with deflection shield

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH10185913A JPH10185913A (ja) 1998-07-14
JP3228897B2 true JP3228897B2 (ja) 2001-11-12

Family

ID=25077431

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP33704697A Expired - Fee Related JP3228897B2 (ja) 1996-12-13 1997-12-08 中間尿採取器

Country Status (5)

Country Link
US (1) US5766136A (ja)
JP (1) JP3228897B2 (ja)
CA (1) CA2219441A1 (ja)
DE (1) DE19751689A1 (ja)
GB (1) GB2320196B (ja)

Families Citing this family (20)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB2370554B (en) * 1999-11-17 2002-11-20 Reckitt Benckiser Rigid water-soluble containers
DE10000811A1 (de) * 2000-01-12 2001-07-19 Walter Holzer Flüssigkeitsbehälter
US6866640B2 (en) * 2001-03-30 2005-03-15 Becton, Dickinson And Company Adaptor for use with point-of-care testing cartridge
US20030060787A1 (en) * 2001-09-24 2003-03-27 Phan Cu Ngoc Kidney stone collection device and method
MY142781A (en) * 2003-06-28 2010-12-31 Peter A K Yong Dual-chamber liquid receiving and containing device
CN100464691C (zh) * 2003-06-28 2009-03-04 彼得·A·K·勇 双腔室液体接收和容纳装置
US7195602B2 (en) * 2003-06-28 2007-03-27 Yong Peter A K Dual-chamber liquid receiving and containing device
US20110094319A1 (en) * 2005-07-28 2011-04-28 Infinite Medical Technology Corp. Needle-free, safety biological sample collection system
US8491855B2 (en) * 2005-07-28 2013-07-23 Peter A. K. Yong Safety, biodegradable biological sample collection system
US8043230B2 (en) * 2007-01-20 2011-10-25 Glynis Deadwyler Urine specimen collection device
US7833169B2 (en) * 2007-01-29 2010-11-16 Hollister Incorporated Device and method for the collection of a urine sample
US7743778B1 (en) 2009-04-24 2010-06-29 Christine Ann Byrne, legal representative Cane with integral urination aid
JP5601051B2 (ja) * 2009-07-03 2014-10-08 Toto株式会社 尿採取装置
WO2013131109A1 (en) * 2012-02-28 2013-09-06 Akhil Rajendra Desai Female urination receiver
GB201303799D0 (en) * 2013-03-04 2013-04-17 Forte Medical Ltd Urine collection device
US9775550B2 (en) 2014-05-14 2017-10-03 Miichael Schaffer Cord blood collection vessel and method of using same
USD908870S1 (en) * 2017-05-18 2021-01-26 GoCity, Inc. Absorbent shield for penis leakage
CN107928711B (zh) * 2017-12-18 2023-07-14 山东省千佛山医院 一种泌尿科用尿液取样装置
CN109692020B (zh) * 2018-12-28 2021-07-23 青岛大学附属医院 一种急诊内科尿检设备
US11950769B2 (en) 2020-01-31 2024-04-09 Arizona Board Of Regents On Behalf Of Arizona State University Urine collection, storage, and testing assembly

Family Cites Families (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3886112A (en) * 1973-12-17 1975-05-27 Polymer Films Inc Polyvinyl alcohol based composition and articles made therefrom
US3934578A (en) * 1974-05-28 1976-01-27 Propper Manufacturing Co., Inc. Direct illumination otoscope
US4136798A (en) * 1976-08-16 1979-01-30 Oberstein N Flushable bedpan bag
US4372311A (en) * 1980-09-12 1983-02-08 Union Carbide Corporation Disposable articles coated with degradable water insoluble polymers
US4557274A (en) * 1982-06-07 1985-12-10 Cawood Charles David Midstream urine collector
US5178469A (en) * 1991-11-01 1993-01-12 Woods End Research Laboratory, Inc. Biodegradable container for liquid-containing solid materials
US5205473A (en) * 1992-03-19 1993-04-27 Design By Us Company Recyclable corrugated beverage container and holder
US5318549A (en) * 1992-06-22 1994-06-07 Yang Chung Rong Disposable urine bag

Also Published As

Publication number Publication date
DE19751689A1 (de) 1998-06-18
US5766136A (en) 1998-06-16
GB9722908D0 (en) 1998-01-07
CA2219441A1 (en) 1998-06-13
GB2320196B (en) 2000-08-23
GB2320196A (en) 1998-06-17
JPH10185913A (ja) 1998-07-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3228897B2 (ja) 中間尿採取器
US4557274A (en) Midstream urine collector
US4494581A (en) Isolation of forestream and midstream portions of collected urine samples
KR100473123B1 (ko) 여과 및 추출 장치와 이를 사용하는 방법
US5865819A (en) Two-pouch ostomy appliance with separate inner and outer adhesive flanges
US4772279A (en) wc-Disposable bags
US6358232B1 (en) Method and apparatus for removing and disposing of body fluids
CA2001195C (en) Disposable probe cover assembly for medical thermometer
US5391351A (en) Body waste fluids solidification system
AU2005200233A1 (en) Pouch for medical use
EP0138832A1 (en) Sterile urine specimen collection
GB2162312A (en) Midstream urine collector
JP4650102B2 (ja) 検体採取液容器
JP4568275B2 (ja) 二重チャンバー式の液体受け取り収容装置
JP3285994B2 (ja) 流体の無菌状態を検査するための装置
JPH10328221A (ja) 外科医用バッグ
US6652496B2 (en) Ostomy bags
JP2005511117A (ja) 排液バッグ
CA2170936C (en) Flushable midstream urine collector
CA1232810A (en) Midstream urine collector
US20040098800A1 (en) Flushable toddler toilet chair liner
EP1129680A1 (en) Ostomy bags
JP3493213B2 (ja) 人工肛門用具のポーチ
JPS6148340A (ja) 排尿中流部の尿収集装置
CN210185617U (zh) 粪便收集装置

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees